JP4421135B2 - デッピング用金粉 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は金色塗料に被塗装物を浸漬し金色装飾品を得るデッピング法に於いて、被塗装物への金粉固着性が良く、しかも優れた金色光沢を発揮するデッピング用金粉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クリスマスなどには、松ぼっくり、ツル加工品、葉などに金色塗装した美しい装飾品が飾られる。これら金色装飾品は金粉を混合した金色塗料に被塗装物を浸漬し、その後取り出して乾燥するデッピング法で製造されている。
松ぼっくりやツル加工品などのように表面が凸凹した塗装物は、吹き付け塗装や刷毛塗りでは作業性が悪く、均一に奥まで塗る事が難しく、多くはデッピング法で製造される。デッピング法では被塗装物を浸漬中は通常液を撹拌しないので金粉が容器の底に沈降しやすい。細かい粒径の金粉を使用すれば沈降の問題はなくなるが、光沢が悪くなる。
【0003】
また、金色塗料中から塗装物を取り出すときに、金粉が被塗装品の表面に残らず、金粉だけが流れ落ちる現象が生じる。その結果、金粉が付着していない箇所があり、下地が見えたり、色ムラとなり、美しい金色装飾品とならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者等は、キラキラした金色光沢が得られ、塗料中での沈降速度が遅く、被塗装物に均一に金粉が固着するデッピング法に最適な金粉を研究した結果、完成したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち本発明は、平均粒径が40〜60μmの片状黄銅粉であって、BET法比表面積値が7000cm2/g以上、見掛密度が0.5〜0.7g/cm3であることを特徴とするデッピング用金粉である。
【0006】
片状黄銅粉とは機械粉砕法で製造した、金属粉顔料であり、脂肪酸で被覆されている片状銅亜鉛合金粉で、金粉あるいはブロンズパウダーと呼ばれている。金粉の平均粒径を40〜60μmと限定したのは、これより細かいと塗装品の表面が凸凹しているため優れた光沢が得られない。また平均粒径が60μmより大きいと、濡れ性が悪く、均一な金色塗膜が得られない。金粉の平均粒径とは、レーザ回折法測定装置による平均粒径測定値である。
【0007】
金粉のBET法比表面積値は7000cm2/g以上であることが必要である。それ未満であると沈降が早く、下地を隠蔽できず、美しい金色装飾品が得られない。BET法比表面積値は金粉の粒度を細かく、例えば30μm以下にすると7000cm2/g以上の比表面積値の塗料用金粉は有るが、この粒径では光沢が悪い。平均粒径が40〜60μmであって、BET法比表面積値が7000 cm2/g以上であることが必要である。BET法比表面積値とは不活性気体を吸着させるBET法比表面積測定装置による測定値である。
【0008】
金粉の見掛密度は0.5〜0.7g/cm3であることが重要である。見掛密度が0.5g/cm3未満の、嵩高い金粉だと塗料の流動性が非常に悪くなり、被塗装物表面に均一に塗れない。見掛密度が0.7g/cm3より大きい、嵩の低い金粉だと被塗装物を塗料から取り出す時に金粉だけが被塗装物の塗膜面から流れ落ち金粉が固着しない。従来の金粉は吹き付け塗装や刷毛塗りが多いため、均一に塗装するため平均粒径は35μm以下であって、塗料の流動性を悪くしないために見掛密度は1.1〜1.5g/cm3であった。
【0009】
しかし本発明者等の研究によると、デッピング法には従来のような金粉は良くなく、本発明の粉末特性の金粉が最適である。本発明の金粉を得る方法は黄銅粉を鋼球と共にアジテータミル、ボールミルなどに入れ、少量の油脂を添加し、片状形状に展延加工すればよい。すでに金粉は大量に生産されており、現有製造設備で製造方法だけを本発明の粉末特性に合わせればデッピング用に金粉を製造する事ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の金粉がデッピング用として優れた性能を示す理由として
▲1▼平均粒径が通常の塗料や塗装用金粉より大きく、しかも比表面積も大きい。すなわち粒子の厚さが従来粉より薄い金粉となっている。厚さが薄く粒径が大きい薄片は塗料中での沈降が遅く、また沈降しても再分散性に優れ、表面が凸凹であってもキラキラした光沢が得られる。
【0011】
▲2▼見掛密度値が小さく、非常に嵩高い金粉である。嵩高い薄片を混入した塗料の塗膜流動性は悪くなる。
すなわち被塗装物を浸漬して引き上げた時の塗膜流動性が悪い事は、金粉が塗膜から流れて落下しなくなる。我々の研究では平均粒径が40μmと同じでも、見掛密度が1.2g/cm3の金粉使用の塗料粘度は100rpmで25mPa・sだが、見掛密度0.6g/cm3のデッピング用金粉使用の塗料粘度は75mPa・sと粘度が3倍になる。それにより、金粉が固着し難い松ぼっくりなどの植物油脂層に対しても、均一に固着するのであろう。
【0012】
【実施例】
本発明の構成を詳しく説明すれば次の通りである。尚、これにより発明の製造方法ならびに用途が限定されるものではない。
【0013】
(実施例1)
Cu90%、Zn10%からなる黄銅を溶融噴霧し、平均粒径20μmの粒状金属粉を得た。次いで、この金属粉を1/4インチスチールボールを粉砕媒体とする媒体撹拌ミルで片状に粉砕加工した。粉砕条件は粉砕媒体のスチールボール1000kg、金属粉100kg、粉砕助剤のステアリン酸を時間当たり50g添加し、回転数50rpmで粉砕機中の金属粉量を一定に保ちながら空気中で粉砕した。粗粉と微粉はサイクロンで分級し時間当たり25kgの片状黄銅粉が得られた。このようにして得た片状黄銅粉に対して0.2%のステアリン酸を添加し、ブラシ型研磨機て艶付け処理した。200μmの篩で異物を除き得られた粉末の特性を調べた結果、平均粒径40μm、BET法比表面積値7000cm2/g、見掛密度0.7g/cm3のデッピング用金粉が製造できた。このようにして製造したデッピング用金粉25重量部をアクリル系塗料75重量部に混入しミキサーで撹拌し、金色塗料を作製した。作製した金色塗料に松ぼっくりを浸漬し、網で取り出しそのまま自然乾燥した。その結果、キラキラした光沢の良い、均一な金色装飾品が製造できた。金粉の沈降も遅く、作業中に液の撹拌は必要なかった。
【0014】
(実施例2)
Cu90%、Zn10%からなる黄銅を溶融噴霧し、平均粒径20μmの粒状金属粉を得た。次いで、この金属粉を1/2インチスチールボールを粉砕媒体とする媒体撹拌ミルで片状に粉砕加工した。粉砕条件は粉砕媒体のスチールボール1000kg、金属粉100kg、粉砕助剤のステアリン酸を時間当たり100g添加し、回転数100rpmで粉砕機中の金属粉量を一定に保ちながら空気中で粉砕した。粗粉と微粉はサイクロンで分級し時間当たり100kgの片状黄銅粉が得られた。このようにして得た片状粉を出発原料にして、媒体撹拌ミルを用い、1/8インチスチールボール1000kg、片状粉100kg、粉砕助剤のステアリン酸を時間当たり50g添加し、回転数70rpmで粉砕機中の金属粉量を一定に保ちながら空気中で再度粉砕した。粗粉と微粉はサイクロンで分級し時間当たり100kgの片状黄銅粉が得られた。このようにして得た片状黄銅粉に対して0.2%のステアリン酸を添加し、ブラシ型研磨機て艶付け処理した。200μmの篩で異物を除き得られた粉末の特性を調べた結果、平均粒径60μm、BET法比表面積値10000cm2/g、見掛密度0.5g/cm3のデッピング用金粉が製造できた。このようにして製造したデッピング用金粉25重量部をアクリル系塗料75重量部に混入しミキサーで撹拌し、金色塗料を作製した。作製した金色塗料に松ぼっくりを浸漬し、網で取り出しそのまま自然乾燥した。その結果、キラキラした光沢の良い、均一な金色装飾品が製造できた。金粉の沈降も遅く、作業中に液の撹拌は必要なかった。
【0015】
(実施例3)
Cu75%、Zn25%からなる黄銅を溶融噴霧し、平均粒径20μmの粒状金属粉を得た。次いで、この金属粉を1/2インチスチールボールを粉砕媒体とする媒体撹拌ミルで片状に粉砕加工した。粉砕条件は粉砕媒体のスチールボール1000kg、金属粉100kg、粉砕助剤のステアリン酸を時間当たり150g添加し、回転数100rpmで粉砕機中の金属粉量を一定に保ちながら空気中で粉砕した。粗粉と微粉はサイクロンで分級し時間当たり100kgの片状黄銅粉が得られた。このようにして得た片状粉を出発原料にして、媒体撹拌ミルを用い、1/8インチスチールボール1000kg、片状粉100kg、粉砕助剤のステアリン酸を時間当たり75g添加し、回転数70rpmで粉砕機中の金属粉量を一定に保ちながら空気中で再度粉砕した。粗粉と微粉はサイクロンで分級し時間当たり100kgの片状黄銅粉が得られた。このようにして得た片状黄銅粉に対して0.25%のステアリン酸を添加し、ブラシ型研磨機て艶付け処理した。200μmの篩で異物を除き得られた粉末の特性を調べた結果、平均粒径48μm、BET法比表面積値9800cm2/g、見掛密度0.6g/cm3のデッピング用金粉が製造できた。このようにして製造したデッピング用金粉25重量部をアクリル系塗料75重量部に混入しミキサーで撹拌し、金色塗料を作製した。作製した金色塗料に松ぼっくりを浸漬し、網で取り出しそのまま自然乾燥した。その結果、キラキラした光沢の良い、均一な金色装飾品が製造できた。金粉の沈降も遅く、作業中に液の撹拌は必要なかった。
【0016】
(実施例4)
Cu75%、Zn25%からなる黄銅を溶融噴霧し、平均粒径20μmの粒状金属粉を得た。次いで、この金属粉を1/2インチスチールボールを粉砕媒体とする媒体撹拌ミルで片状に粉砕加工した。粉砕条件は粉砕媒体のスチールボール1000kg、金属粉100kg、粉砕助剤のステアリン酸を時間当たり150g添加し、回転数100rpmで粉砕機中の金属粉量を一定に保ちながら空気中で粉砕した。粗粉と微粉はサイクロンで分級し時間当たり100kgの片状黄銅粉が得られた。このようにして得た片状粉を出発原料にして、ボールミルを用い、1/8インチスチールボール1000kg、片状粉100kg、粉砕助剤のステアリン酸を150g添加し、回転数20rpmで20時間粉砕した。このようにして得た片状黄銅粉に対して0.25%のステアリン酸を添加し、ブラシ型研磨機て艶付け処理した。200μmの篩で異物を除き得られた粉末の特性を調べた結果、平均粒径51μm、BET法比表面積値11000cm2/g、見掛密度0.6g/cm3のデッピング用金粉が製造できた。このようにして製造したデッピング用金粉25重量部をアクリル系塗料75重量部に混入しミキサーで撹拌し、金色塗料を作製した。作製した金色塗料に松ぼっくりを浸漬し、網で取り出しそのまま自然乾燥した。その結果、キラキラした光沢の良い、均一な金色装飾品が製造できた。金粉の沈降も遅く、作業中に液の撹拌は必要なかった。
【0017】
【比較例】
(比較例1)
市販されている、平均粒径40μm、BET法比表面積値5500cm2/g、見掛密度1.3g/cm3の塗料用金粉を使用し、実施例1と同じ方法で金粉25重量部をアクリル系塗料75重量部に混入しミキサーで撹拌し、金色塗料を作製した。作製した金色塗料に松ぼっくりを浸漬し、網で取り出しそのまま自然乾燥した。その結果、多くの金粉が塗膜乾燥までに流れ落ち、均一な金色装飾品が製造できなかった。金粉の沈降も早く、作業中に何回も液の撹拌が必要であった。
【0018】
【発明の効果】
クリスマスの装飾品として金色塗装した装飾品が家庭の窓やツリーを飾ることが多くなってきた。しかし従来の金粉は植物などの加工品へのデッピング用途に開発されたものでないため、金粉が塗料中に沈降したり、被塗装物に上手く金粉が固着しないなどの問題が有り、また光沢も悪いものであった。しかし本発明のデッピング用金粉を使用すればキラキラした光沢が得られ、沈降も遅くデッピング作業中に撹拌する必要がなく、被塗装物表面に金粉が均一に固着でき、美しい金色装飾品が容易に製造できるようになった。
Claims (1)
- 平均粒径が40〜60μmの片状黄銅粉であって、BET法比表面積値が7000cm2/g以上、見掛密度が0.5〜0.7g/cm3であることを特徴とするデッピング用金粉。
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