JP4419859B2 - プリント基板とケースの組付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、プリント基板とプリント基板を収納するケースの組付構造に関する。
一般に、プリント基板が組み込まれる機器は、その構成上、塵、屑等の異物の侵入を嫌う。異物は、プリント基板の組み付け環境によるものと製品から発生するものがあり、製品から発生するものの多くがプリント基板の基材屑である。
通常、プリント基板の基材はガラス繊維やコンポジット材であるため、プレス加工時の切断面は基材屑が発生しやすい。このため、プリント基板をケース等に組み付ける際、プリント基板のプレス加工した端面とケース壁が擦れると容易に基材屑が発生する。また、プリント基板がケースに組み付けられた後も、ケースの内壁とプリント基板の端面もしくはエッジ部が接触している場合、温度変化による収縮膨張、取り付け歪みおよび振動等で擦れることで基材屑が発生しやすくなっている。
特に、操作部や表示部を有する製品は、可動部、接点部および表示部に基材屑等の異物が侵入すると不具合に繋がる可能性が高いため、防塵用のパッキンを表示部に追加することで基材屑の侵入を防ぐ手法や、ケースとの組み付け前後に除電エアブローをかけて基材屑を除く手法を用いている。
また、プリント基板の端面の全てを基材屑の発生しにくいNC加工する方法も提案されている。NC加工では、プリント基板の端面をドリルで削り取るようにして加工するため、基材屑が発生し難くなる。
しかしながら、防塵用のパッキンを追加する手法では、別部材が必要であるため構成が複雑になるという問題が生じる。除電エアブローをかけて基材屑を除く手法では、除電エアブローのための装置が必要となり、工程が煩雑になるという問題が生じる。
また、NC加工はプレス加工と比較してコストがかかるため、プリント基板の周囲全てにNC加工する方法では、高コストになるという問題が生じる。
本発明は、上記点に鑑み、安価かつ簡易な構成で基材屑発生を防止できるようにするプリント基板とケースの組付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、プリント基板(6)を、プリント基板(6)を収納するケース(4)に組み付ける組付構造であって、プリント基板(6)の周囲の一部には、NC制御装置を備えた加工機により切断加工されたNC加工面(63)が形成されており、プリント基板(6)をケース(4)に組み付ける際に、ケース(4)におけるプリント基板(6)のNC加工面(63)に対向する部位には、NC加工面(63)側に突出するリブ(42)が設けられており、プリント基板(6)のNC加工面(63)は、ケース(4)側に突出して形成されていることを特徴としている。
これにより、プリント基板(6)をケース(4)に収納する際にケース(4)とプリント基板(6)が接触するような場合、NC加工面(63)とリブ(42)とが接触するようになっている。このため、作業者がプリント基板(6)をケース(4)内部に組み込む際にケース(4)と接触させたり、組付け後、温度による収縮膨張や振動等でケース(4)とプリント基板(6)が接触したしても、NC加工面(63)のみがケース(4)と接触するため、基材屑の発生を防止することが可能となる。
また、プリント基板(6)のNC加工面(63)、ケース(4)側に突出して形成することにより、ケース(4)にリブ(42)を設けた場合と同様に、作業者がプリント基板(6)をケース(4)内部に組み込む際にケース(4)と接触させたり、組付け後、温度による収縮膨張や振動等でケース(4)とプリント基板(6)が接触したしても、NC加工面(63)のみがケース(4)と接触するため、基材屑の発生を防止することが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第2実施形態が特許請求の範囲に記載した発明の実施形態であり、第1実施形態は本発明の前提となる形態であり、他の実施形態は参考例として示す実施形態である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図7に基づいて説明する。本第1実施形態のプリント基板とケースの組付構造は、車載用エアコンのコントロールパネルのプリント基板とケースを組み付ける際に用いられる。
図1は本第1実施形態に係るコントロールパネルの分解斜視図で、図2は本第1実施形態に係るコントロールパネルの断面図である。図1および図2に示すように、本第1実施形態のコントロールパネルは、外枠1、意匠部2、ボタン3、ケース4、液晶素子5、プリント基板6、外側ケース7を備えている。
本第1実施形態のコントロールパネルの組付けについて説明する。なお、プリント基板6とケース4の組付けについては、後で詳細に説明する。
まず、意匠部2およびボタン3をケース4に組み付ける。そして、そのケース4内に液晶素子5を実装したプリント基板6を収納する。その後、外側ケース7を取り付け、ネジ8でネジ止めをしてプリント基板6をケース4内に固定する。最後に、外枠1を取り付ける。
次に、本第1実施形態のプリント基板6とケース4の組付けについて詳細に説明する。図3は、本第1実施形態に係る分割前のプリント基板6を示す平面図である。
図3に示すように、本第1実施形態では、1枚の母材60から2枚のプリント基板6を製造するようになっている。この母材60における2つのプリント基板6の端面にあたる部位のうち数カ所(例えば6カ所)を除いてプレス加工を施した後、電子部品9を所定の位置に載置して半田付けを行う。そして、プリント基板6をケース4に固定するネジ止めを行うためのネジ8が挿入されるネジ穴61を設ける。その後、NC制御された加工機(以下、NC加工機という)でプリント基板6の端面にあたる部位のうちプレス加工されていない箇所を切断して、2枚のプリント基板6に分割する。
図4は、本第1実施形態のプリント基板6を示す平面図である。図4に示すように、プリント基板6の端面の大半はプレス加工されたプレス加工面62になっており、残りの端面はNC加工機によって切断されたNC加工面63になっている。本第1実施形態では、NC加工面63は6ヶ所に設けられており、対称位置に配置されている。また、プレス加工面62の切断面は荒く、基材屑が出やすくなっているのに対し、NC加工面63の切断面は滑らかで、基材屑が出にくくなっている。
図5は本第1実施形態に係るケース4に収納されたプリント基板6を示す平面図で、図6は図5のA−A断面図である。図5および図6は、ケース4内部にプリント基板6が収納された状態を示している。
図5および図6に示すように、ケース4内部にプリント基板6が収納される。ケース4は、開口部を有する箱体で、樹脂または金属から構成されている。
ケース4には、プリント基板6を設置するための設置部41がケース4の内壁から突出して設けられている。設置部41は、プリント基板6をケース4内部に収納した際に、プリント基板6の電子部品9が搭載されていない面と接触する接触面410を有している。
プリント基板6は、ケース4の開口部からケース4内部に収納されて、設置部41上に設置される。その後、外側ケース7をプリント基板6の電子部品9が搭載されている面側に組み付けて、ネジ止めされるようになっている。
図7は、図5中のB部拡大図ある。図7に示すように、プリント基板6をケース4に組み付ける際にケース4におけるプリント基板6のNC加工面63に対向する部位に、リブ42がNC加工面63側に突出するように設けられている。これにより、プリント基板6をケース4内部に収納する際にケース4の内壁とプリント基板6を接触させたとしても、プレス加工面62では接触せず、NC加工面63のみで接触するようになっている。
以上説明したように、ケース4におけるプリント基板6のNC加工面63に対向する部位にリブ42を設けることで、作業者がプリント基板6をケース4内部に組み込む際にケース4と接触させたり、組付け後、温度による収縮膨張や振動等でケース4とプリント基板6が接触したとしても、基材屑の出やすいプレス加工面62とケース4が擦れることがないため、基材屑の発生を防止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図8および図9に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図8は本第2実施形態に係るケース4に収納されたプリント基板6を示す平面図で、図9は図8中のC部拡大図である。図8および図9に示すように、本第2実施形態では、プリント基板6のNC加工面63がケース4側に突出するように形成され、プリント基板6はNC加工面63のみでケース4の内壁と接触するようになっている。このような構成をとることにより、作業者がプリント基板6をケース4内部に組み込む際にケース4と接触させたり、組付け後、温度による収縮膨張や振動等でケース4とプリント基板6が接触したとしても、基材屑の出やすいプレス加工面62と擦れることがないため、基材屑の発生を防止することができる。なお、本第2実施形態と上記第1実施形態を組み合わせてもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図10および図11に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図10は図5のA−A断面図で、図11は図10中のD部拡大図である。図10および図11に示すように、本第3実施形態では、設置部41の接触面410におけるプリント基板6の側面の角部64に対応する部位には、凹部43が形成され、角部64がケース4の接触面410に直接接触しないようになっている。このような構成をとることにより、温度による収縮膨張や振動等でケース4とプリント基板6が接触したとしても、基材屑の出やすい角部64がケース4と擦れることがないため、基材屑の発生を防止することができる。なお、本第3実施形態と上記各実施形態を組み合わせてもよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図12および図13に基づいて説明する。上記第3実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図12は図5のA−A断面図で、図13は図12中のE部拡大図である。図12および図13に示すように、本第4実施形態では、プリント基板6の角部64は面取されている。このような構成をとることにより、温度による収縮膨張や振動等でケース4とプリント基板6が接触したとしても、基材屑の出やすい角部64が面取されておりケース4と擦れることがないため、基材屑の発生を防止することができる。なお、本第4実施形態と上記各実施形態を組み合わせてもよい。
第1実施形態に係るコントロールパネルの分解斜視図である。 本第1実施形態に係るコントロールパネルの断面図である。 第1実施形態に係る分割前のプリント基板6を示す平面図である。 第1実施形態のプリント基板6を示す平面図である。 第1実施形態に係るケース4に収納されたプリント基板6を示す平面図である。 第1実施形態に係る図5のA−A断面図である。 図5中のB部拡大図である。 第2実施形態に係るケース4に収納されたプリント基板6を示す平面図である。 図8中のC部拡大図である。 第3実施形態に係る図5のA−A断面図である。 図10中のD部拡大図である。 第4実施形態に係る図5のA−A断面図である。 図12中のE部拡大図である。
符号の説明
4…ケース、41…設置部、42…リブ、43…凹部、6…プリント基板、62…プレス加工面、63…NC加工面、64…角部。

Claims (1)

  1. プリント基板(6)を、前記プリント基板(6)を収納するケース(4)に組み付ける組付構造であって、
    前記プリント基板(6)の周囲の一部には、NC制御装置を備えた加工機により切断加工されたNC加工面(63)が形成されており、
    前記プリント基板(6)を前記ケース(4)に組み付ける際に、前記ケース(4)における前記プリント基板(6)の前記NC加工面(63)に対向する部位には、前記NC加工面(63)側に突出するリブ(42)が設けられており、
    前記プリント基板(6)の前記NC加工面(63)は、前記ケース(4)側に突出して形成されていることを特徴とするプリント基板とケースの組付構造。
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