JP4419823B2 - 定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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本発明は電子写真方式により画像を形成する画像形成装置に関し、特に、画像形成装置の定着装置における加熱手段と加圧手段の圧着と圧着解除を行う機構に関する。
画像形成装置の定着装置には、加熱ローラと加圧ローラとがあり、作動状態では、両ローラがバネで付勢されて圧着している。この圧着しているローラ間にトナー像を担持した転写紙を通過させると、加熱ローラの熱でトナーが溶融して転写紙にトナー像が定着される。画像形成装置が休止状態のときや、ジャム処理のときは、加熱ローラ又は加圧ローラをバネに抗して移動して圧着を解除する。
このような圧着と圧着解除機構には、バネ等の付勢手段と駆動手段としてカム部材が用いられ、圧着と圧着解除とが前記カム部材の回転により繰り返される。
従来の圧着と圧着解除としては特許文献1(特開平9−212030号)における従来技術として示すものが知られていた。これは、一端を回動自在に軸支した加圧板と、この加圧板の中間にバネを介して設けられた加圧ローラと、加圧板の先端に設けられた加圧バネと、この加圧バネの近傍に設けられ、加圧板を昇降するためのレバーとを有する。
通常の作動状態では、レバーが加圧板から離れた状態になって加圧バネにより加圧ローラが加熱ローラに圧着して回転する。ジャム処理の場合は、レバーが加圧バネの付勢力に抗して加圧板を持ち上げて、加圧ローラを加熱ローラから離反させ、紙詰まりを取り除くことができる。
しかしながら、この構成では、ジャム処理後にレバーを戻し忘れてしまうことがあるという問題があった。
そこで、前記の特許文献1では、加圧板の回動軸上に欠歯ギヤを設け、加圧ローラには駆動用のギヤを設け、これらを中間ギヤで接続し、中間ギヤには一方向クラッチを設けた構成を開示している。加圧板が加圧ローラの加圧力を無くす方向に回転したとき欠歯ギヤも一緒に回転するが、この回転は、中間ギヤにある一方向クラッチによって加圧ローラには伝達しない。一方、加圧ローラが作動方向に回転すると、この回転は中間ギヤを介して欠歯ギヤに伝達され、加圧板は加圧ローラを加熱ローラに圧着する位置に自動的に復帰する。加圧板が加圧ローラに圧着した位置に達すると、欠歯ギヤと中間ギヤとの噛み合いが外れ、それ以後は加圧ローラが回転を続けても欠歯ギヤには回転は伝達されない。
ジャム処理の場合、加圧板の先端を加圧バネの付勢力に抗して持ち上げる方向に回転し、加圧ローラを加熱ローラから離反させる。このとき欠歯ギヤも回転するがその回転は、一方向クラッチの作用によって加圧ローラには伝達されない。ジャム処理が完了し、加圧ローラが回転したらこの回転が中間ギヤを介して欠歯ギヤに伝達され、欠歯ギヤと一体になった加圧板は加圧ローラが加熱ローラに圧着する方向に回動する。加圧板が所定の加圧位置に戻ると、欠歯ギヤと中間ギヤとの噛み合わせが外れ、加圧ローラは通常の回転を継続することができる。
前記の機構において、通常は、加圧板の回動をカムで行い、カムをモータで駆動する構成が採用されている。
しかし、これらの機構では、加圧ローラを加熱ローラから離反させるために加圧板を回転させる場合、加圧板は加圧バネの圧着力以上の力で離反させなければならない。したがって、加圧板を解除方向に回転する回転トルクは大きくなり、カムを回転するモータは大きく、高価なものになるという問題があった。
これに対し、図4に示す定着装置の圧着と圧着解除機構がある。同図(a)は作動状態、(b)は非作動状態を示す図である。ともに定着装置24の片側について示したもので、同じ構成が加熱ローラ241の両端部に設けられている。
加熱手段としての加熱ローラ241は、内部に2本のハロゲンランプからなる熱源242を有する。加熱ローラ241の下部には、加圧手段としての加圧ローラ243が設けられている。この加圧ローラ243は、第1のアーム244の凹部244aに両端の軸受部243aが支持され、第1のアーム244が回動軸244bを中心に回動することで、加熱ローラ241に接離可能となっている。第1のアーム244の中間部には、第2のアーム246の一端が軸支されている。そして、第1のアーム244の先端と第2のアーム246の先端との間には、付勢手段としての加圧バネ245が嵌装されている。第2のアーム246の先端は、カム247に当接しており、カム247が回転することで回動軸246aを中心に回動する。
第2のアーム246がカム247により押動されて反時計方向に回転すると、付勢手段としての加圧バネ245が図の上方に移動し、これに伴って第1のアーム244も反時計方向に回転し、まず、加圧ローラ243が加熱ローラ241に接触する。加圧ローラ243と加熱ローラ241との表面には硬度の低い弾性層があるので、カム247が回転を続けて第2のアーム246をさらに押動すると、加圧ローラ243と加熱ローラ241のニップ部が加圧バネ245の圧縮力によって変形しながら圧着する。両ローラのニップ部は面接触となる。
図4(a)に示すように、カム247の先端(最大半径位置)が第2のアーム246に当接しているときが加圧バネ245に加わる圧縮力が最大になる位置で、第2のアーム246が加圧バネ245を押圧し、加圧ローラ243が加熱ローラ241に所定の圧力で圧着した状態となる。トナー画像を担持した未定着の用紙は、図の右から左の方向に進み、加熱ローラ241と加圧ローラ243のニップ部を通過し、トナー画像が溶融して定着される。
加熱ローラ241と加圧ローラ243とのニップ部でジャムが発生すると、カム247を図示しないモータで反時計方向に回転し、図4(a)から(b)の状態にする。これによって、加圧バネ245は伸びてさらに第1のアーム244の先端を仮装線244’の位置から実線の位置に下げ、加圧ローラ243は加熱ローラ241から離反する。この状態でジャムを処理する。
ジャム処理などの場合、加熱ローラと加圧ローラとを、図4(b)の状態にして離間させる。
このような圧着と圧着解除機構の場合、カム247に加わる力は、加圧バネ245が加圧ローラ243を加熱ローラ241に圧着させる力が最大となり、圧着解除のときは、それ以下の力でよくなる。そのため、カム247に加わるトルクは、特許文献1に記載のものよりも小さくすることができる。
ところで、加熱ローラ241や加圧ローラ243は表面に弾性層を設けるようになっており、その厚さも厚くなり、硬度も低くなる傾向にある。そして、図4の場合、第1のアーム244の先端は、図4(b)の仮想線244’の位置から実線の位置まで距離dだけ移動する必要がある。さらに、加圧バネ245は、解除時には、(a)に示す加圧時の長さL1と、(b)に示す解除持の長さL0との差だけ伸びることになる。したがって、カム247は、d+(L0−L1)だけ第2のアーム246を回動させなければならない。加熱ローラ241や加圧ローラ243の表面の弾性層が薄い場合は、dの値はほぼ無視できる程度の大きさで、カム247の押動量は(L0−L1)が確保できればよく、それほど大きくならない。
しかし、加熱ローラ241や加圧ローラ243の表面の弾性層が厚く、かつ硬度が低くなると、圧着時には大きく凹み、距離dが大きくなる。距離dが増大すれば、カム247の最大半径βも大きくなり、カム247を回転するトルクが大きくなるという問題が生じてきた。
特開平9−212030号 第3図、第8図
本発明は、前記の問題を解決することを目的としたもので、加熱ローラや加圧ローラの弾性層が厚く、かつ、硬度が低くなっても、カムを回転するトルクを増大させずに圧着と圧着解除が可能な機構を持った定着装置及び、そのような定着装置を備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
前記の目的を達成するために本願の請求項1にかかる定着装置は、加熱手段と、該加熱手段に接離する加圧手段と、一端を回動自在に固定され、中間に前記加熱手段又は加圧手段を移動可能に保持する第1のアームと、一端を回動自在に固定された第2のアームと、前記第1のアームに一端を係止し、前記第2のアームと前記第1のアームとの間に嵌装した付勢手段と、前記第1のアームと第2のアームの双方を択一的に押動するカムとを有し、該カムが回転して前記第2のアームを押動することで前記付勢手段を介して前記加圧手段と加熱手段とを圧着し、該カムが回転して前記第1のアームを押動することで、前記加圧手段と加熱手段とを離反させることを特徴としている。
本願の請求項2にかかる定着装置は、前記第2のアームは、前記第1のアームの中間位置に回動自在に設けたものであることを特徴としている。
本願の請求項3にかかる定着装置は、前記カムが、同軸上に2つ設けられ、一方が前記第1のアームを押動し、他方が前記第2のアームを押動することを特徴としている。
本願の請求項4にかかる定着装置は、前記第1のアームが突起を有し、該突起を前記カムが押動することを特徴としている。
本願の請求項5にかかる定着装置は、前記第1のアーム又は突起のいずれかと、前記第2のアームのカムと接触する部位に転がり軸受を設けたことを特徴としている。
本願の請求項6にかかる画像形成装置は、前記のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴としている。
前記手段によれば、以下のような作用が得られる。
加熱ローラと加圧ローラとは、いずれか一方が第1のアームに保持されて相手側に向かって進退可能な構成となっている。第1のアームにはバネなどの付勢手段が設けられ、この付勢手段をカムが回転して圧縮することで加熱ローラと加圧ローラとは圧着する。加熱ローラと加圧ローラとの間で紙詰まり(ジャム)が発生したときは、カムを回転する。カムは、付勢手段に加える力を減少させ、引き続き第1のアームを押動し、第1のアームに保持されている加熱ローラ又は加圧ローラを相手側のローラから離反させる。加熱ローラや加圧ローラに硬度の低い弾性層が厚く設けられていても、カムは第1のアームを直接押動して加熱ローラと加圧ローラとを離反させるので、カムの押動量を小さくすることができる。カムの押動量を小さくできるので、カムの最大半径を小さくして回転に要するトルクを小さくすることができる。
本発明によれば、加熱ローラと加圧ローラとを離反させるとき、カムが回転して加圧バネの押圧力を低減させるとともに、カムが直接第1のアームを回転させて加熱ローラと加圧ローラを離反させるので、カムの押動量を小さくし、カムを回転するトルクを低下することができるという優れた効果を奏し得る。
第1のアームに第2のアームを設け、第2のアームと前記第1のアームとの間に前記付勢手段を嵌装することによって、付勢手段を安定して保持することができ、操作の確実性を向上することができる。
カムを同軸上に2つ設け、一方のカムが前記第1のアームを押動し、他方が前記第2のアームを押動する構成とすれば、第1のアームの押動量と第2のアームの押動量とを別々のものとして設定することができる。
第1のアームと、前記第2のアームのカムと接触する部位に転がり軸受を設けた構成とすることで、カムとその接触部位の摩耗を減少させることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の研磨装置を備えたカラー画像形成装置の構成を示す図である。図1に示すように、カラー画像形成装置はタンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、原稿自動搬送手段30、画像読取装置60、画像書込装置3Y,3M,3C,3K、感光体1Y,1M,1C,1K、帯電装置2Y,2M,2C,2K、現像装置4Y,4M,4C,4K、定着装置24、中間転写ベルトからなる像担持体6、給紙カセット20a,20b,20c、搬送系22等を有する。
5Y,5M,5C,5Kは、現像装置4Y,4M,4C,4Kにそれぞれ新規トナーを補給するトナー補給手段である。
原稿自動搬送手段30は両面又は片面の原稿dを自動搬送する手段である。画像読取装置60は、走査光学系により画像情報が読み取られる装置で、原稿載置台上から給送される多数枚の原稿dの内容を、3枚の可動ミラー60cで反射し、結像レンズ60bにより、CCDからなる撮像素子60a上に結像して読み取る。
イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、像担持体としての感光体1Yの周囲に配置された帯電装置2Y、画像書込装置3Y、現像装置4Y及びクリーニング装置8Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、像担持体としての感光体1M、帯電装置2M、画像書込装置3M、現像装置4M及びクリーニング装置8Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、像担持体としての感光体1C、帯電装置2C、画像書込装置3C、現像装置4C及びクリーニング装置8Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部10Kは、像担持体としての感光体1K、帯電装置2K、画像書込装置3K、現像装置4K及びクリーニング装置8Kを有する。帯電装置2Yと画像書込装置3Y、帯電装置2Mと画像書込装置3M、帯電装置2Cと画像書込装置3C及び帯電装置2Kと画像書込装置3Kとは、潜像形成手段を構成する。
中間転写ベルトである像担持体6は、無端状のベルトであり、複数のローラにより張架され、回動可能に支持されている。この像担持体6には、クリーニング装置9が設けられている。クリーニング装置9は、クリーニングローラとクリーニングブレードとを備えている。
撮像素子60a上に結像した画像情報の信号は、図示しない画像処理部に送られる。画像処理部は、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像書込装置3Y,3M,3C,3Kに各色ごとの信号を送る。
画像書込装置3Y,3M,3C,3Kでは、レーザ光源としての半導体レーザを用い、半導体レーザが出射した光ビームはポリゴンミラーなどの光学要素により走査光ビームに形成されて被走査体としての感光体1Y,1M,1C,1Kに入射し、各色の静電潜像を形成する。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kより形成された各色の画像は、回動する像担持体6上に1次転写装置としての転写装置7Y,7M,7C,7Kにより逐次転写されて(1次転写)、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセット20a,20b,20c内に収容された記録紙Pは、給紙手段21a,21b,21cにより給紙され、搬送系22を経て、レジストローラ23でタイミングを合わせて2次転写装置としての転写装置7aに搬送され、記録紙P上にカラー画像が転写される(2次転写)。カラー画像が転写された記録紙Pは、定着装置24により定着処理され、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。
図2は、本発明の定着装置24の要部構成を示す図で、(a)は作動状態、(b)は非作動状態を示す図である。大部分は図4で説明したのと同じなので、相違する部分を中心に説明する。
本発明の実施例では、カム248の最大半径αを小さくし、第1のアーム244に突起249を形成したことに特徴がある。カム248は、図示しないモータにより正逆双方向に回転され、ポジションセンサにより回転位置を検知できるようになっている。
カム248が回転すると第2のアーム246の先端を図の上方に押し上げ、カム248の頂点(最大半径位置)が第2のアーム246の先端に当接したとき、加熱手段としての加熱ローラ241に加圧手段としての加圧ローラ243を押圧し、付勢手段としての加圧バネ245を圧縮して所定の加圧力を加えるようになっている。
画像形成装置が長時間停止している状態で、加圧ローラ243と加熱ローラ241とが圧着した状態を保っていると、変形がローラに残る可能性がある。そこで、ジャム処理の場合や、画像形成装置の停止時間が所定時間以上経過した場合にはカム248が反時計方向に回転する。カム248の頂点は、第2のアーム246の先端部246bから離れ、加圧バネ245は徐々に伸びる。カム248が、突起249の先端部249aに接触すると、それ以後のカム248の回転によって突起249は押動され、第1のアーム244は時計方向に回動する。カム248の頂点が突起249の先端部249aに達すると、第1のアーム244の回転角は最大となり、加圧ローラ243は加熱ローラ241から離れる。加圧ローラ243が加熱ローラ241から離れたら、ジャム処理を行うことになる。又はこの状態を保持することで、ローラの変形を防止する。
本発明によれば、カム248は、直接第1のアーム244を回動して加圧ローラ243を加熱ローラ241から離反させるので、カム248は第1のアーム244の先端を距離dだけ移動できればよい。したがって、カム248は、図4の従来例に示すカム247に比べて押動量を小さくすることができ、カムの最大半径をβからαへと小さくすることができる。
図3は、従来例のカム247と本発明のカム248の回転角とトルクの関係を示す線図である。従来のカム247は点線で示し、本発明のカム248は実線で示している。図3に示すように加圧ローラ243が加熱ローラ241に圧着するときが最大のトルクとなるが、従来のカム247は、最大半径βが大きいので、最大トルクも大きくなっている。これに対し、本発明のカム248では、最大半径αが小さいので、最大トルクを小さくすることができる。
なお、圧着解除時におけるトルクは、本発明のカム(実線)の方が従来のカム(点線)より大きくなる。これは、図2と図4を比較すれば明らかであるが、圧着解除時には、加圧バネ245は図4では自由長になるのに対し、図2の本発明では自由長にはならないからである。
本発明では、第2のアーム246の先端246bと突起249の先端249aとにボールベアリングなどの転がり軸受を取り付けている。このような構成にすることで、カム248との接触を転がり接触とすることができ、摩擦による摩耗を低減することができる。
本発明の実施例では、加熱手段として加熱ローラを、また加圧手段として加圧ローラをそれぞれ例示したが、ローラに限定されず、エンドレスベルト形式のものにも同様に適用可能である。
また、第1のアーム244に突起249を取り付けているが、第1のアーム244の形状を変えることによって、突起249を不要にする構成も可能である。
また、1つのカム248で第2のアーム246と突起249の双方を押動しているが、カム248の軸248a上に2つのカムを設け、一方のカムは第2のアーム246を押動し、他方のカムが第1のアーム244又は突起249を押動するようにしてもしてもよい。カムを2つにすることで、第1のアーム244又は突起249と第2のアーム246の押動量(αの値)を独立して設定することができるようになる。
前記の実施例では、加熱ローラ241を固定し、加圧ローラ243を接離させるようにしたが、加圧ローラ243を固定して加熱ローラ241を接離させる構成にすることもできる。
さらに、弾性手段としての加圧バネ245を第1のアーム244の先端に固定するで、第2のアーム246を省略することも可能である。ただし、第2のアーム246を設けることで、加圧バネ245の保持を確実なものとでき、動作を安定したものにすることが可能となる。
本発明の研磨装置を備えたカラー画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の定着装置の要部構成を示す図で、(a)は作動状態、(b)は非作動状態を示す図である。 従来例のカムと本発明のカムの回転角とトルクの関係を示す線図である。 従来の定着装置の圧着と圧着解除機構を示す図で、(a)は作動状態、(b)は非作動状態を示す図である。
符号の説明
24 定着装置
241 加熱手段(加熱ローラ)
243 加圧手段(加圧ローラ)
244 第1のアーム
245 付勢手段(加圧バネ)
246 第2のアーム
248 カム
249 突起

Claims (6)

  1. 加熱手段と、
    該加熱手段に接離する加圧手段と、
    一端を回動自在に固定され、中間に前記加熱手段又は加圧手段を移動可能に保持する第1のアームと、
    一端を回動自在に固定された第2のアームと、
    前記第1のアームに一端を係止し、前記第2のアームと前記第1のアームとの間に嵌装した付勢手段と、
    前記第1のアームと第2のアームの双方を択一的に押動するカムとを有し、
    該カムが回転して前記第2のアームを押動することで前記付勢手段を介して前記加圧手段と加熱手段とを圧着し、該カムが回転して前記第1のアームを押動することで、前記加圧手段と加熱手段とを離反させることを特徴とする定着装置。
  2. 前記第2のアームは、前記第1のアームの中間位置に回動自在に設けたものであることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記カムが、同軸上に2つ設けられ、一方が前記第1のアームを押動し、他方が前記第2のアームを押動することを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記第1のアームが突起を有し、該突起を前記カムが押動することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 前記第1のアーム又は突起のいずれかと、前記第2のアームのカムと接触する部位に転がり軸受を設けたことを特徴とする請求項から4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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