JP4419752B2 - データ記憶装置 - Google Patents

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本発明は、データ記憶装置に関する。
従来、データの書き込み中に電源が遮断された場合にも、記憶すべきデータを有効に保持しえる半導体記憶装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に開示されている半導体記憶装置では、記憶すべきデータが、バックアップデータ及びそのミラーデータの組であり、この1組のバックアップデータ及びそのミラーデータを、不揮発性メモリであるEEPROMの少なくとも2つの記憶領域に順次書き込む。
例えば、1組のバックアップデータ及びそのミラーデータは、EEPROMにおいて30番地毎に3箇所に記憶される。一例として、バックアップデータは、0番地、30番地、60番地に、ミラーデータは1番地、31番地、61番地に記憶される。
そして、EEPROMへのデータ書き込み処理は、それら6個のアドレスに対して、それぞれ個別に書き込み命令がなされることによって実行される。このため、上述した1組のバックアップデータ及びミラーデータの書き込み処理中に、EEPROMへの電源の供給が遮断されても、その遮断時に書き込まれていたアドレスのデータのみが無効となり、他のアドレスには、更新後のデータもしくは更新前のデータが保持される。
特開平9−293028号公報
しかしながら、従来装置では、書き込み処理中の電源の遮断にかかわらず、記憶すべきデータを保持するため、バックアップデータを少なくとも2箇所、好ましくは3箇所の番地に記憶する。さらに、このバックアップデータの信頼性を確保するために、バックアップデータのミラーデータも、同数記憶する。
このため、1つのバックアップデータを記憶するために多数の記憶領域が必要となる。従って、記憶すべきデータ数が増えれば、不揮発性メモリにおいて必要な記憶容量も膨大なものとなってしまう。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、不揮発性メモリへの書き込み中に電源の遮断が生じた場合であっても、記憶データの信頼性を確保しながら、必要な記憶領域を削減することが可能なデータ記憶装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のデータ記憶装置は、
記憶内容を電気的に書き換え可能な不揮発性メモリと、
所定の記憶データを、不揮発性メモリに書き込むデータ書き込み手段とを備えて、
電源がオフされたときにも、記憶データを保持可能に構成されたデータ記憶装置であって、
データ書き込み手段は、所定の数値範囲において、所定の条件を満たすごとに所定の規則に従って変化する記憶データを生成する記憶データ生成手段を有し、記憶データを不揮発性メモリに書き込むものであり、
不揮発性メモリは、少なくとも3つの記憶データを記憶する領域を有し、さらに、
不揮発性メモリに記憶された少なくとも3つの記憶データを読み出して、その中の記憶データを相互比較して、記憶データが所定の規則に従って変化しているか否かを判定する判定手段を備え、
判定手段によって、記憶データが所定の規則に従って変化していると判定された場合に、記憶データにおける最新記憶データを特定することを特徴とする。
上述したように、請求項1に記載のデータ記憶装置では、記憶データが正しく書き込まれているか否かを判別するために、所定の条件を満たすごとに記憶データが所定の規則で変化することを利用する。つまり、不揮発性メモリに記憶されている記憶データを相互比較した結果、所定の規則に従って変化していると判定された場合、その記憶データは、不揮発性メモリに正しく書き込まれたと考えられる。このような理由から、所定の条件を満たすごとに記憶データが所定の規則で変化することを利用して、記憶データが正しく書き込まれたか否かを判別できるのである。従って、不揮発性メモリへの書き込み中に電源の遮断が生じた場合であっても、記憶データの信頼性を確保することができる。
そして、所定の条件を満たすごとに記憶データが所定の規則で変化することを利用することにより、従来のように、1つの記憶データを記憶するために、不揮発性メモリにおいて複数箇所へ書き込みを行なう必要がなくなる。この結果、従来に比較して、保存すべきデータを記憶するための記憶領域を削減することが可能になる。
請求項2に記載したように、車両に搭載された車載機器を備え、記憶データは、記憶データ生成手段によって、車載機器の稼働時間が所定時間経過するごとに所定の規則に従って変化するように生成された稼働時間データであることが好ましい。車載機器の稼働時間データを記憶することにより、その車載機器の構成部品の耐用期間を正確に判断できるためである。そして、通常、車両に搭載された車載機器は、イグニッションスイッチがオフされたときに電源の供給が停止される。車両の運転者によっていつイグニッションスイッチがオフされるかは予測できないので、車載機器の稼働時間データを記憶するために、上述した構成を採用することが好ましい。
請求項3に記載したように、データ書き込み手段は、不揮発性メモリが最新の少なくとも3つの記憶データを記憶できるように、最も古い1つの記憶データを記憶している領域に、最新の1つの記憶データを上書き書き込みすることが好ましい。このように、最も古い1つの記憶データに対して最新の1つの記憶データを上書きすることにより、必要な記憶領域のサイズを小さく保ちながら、常に、最新の少なくとも3つの記憶データを記憶することができる。
請求項4に記載したように、不揮発性メモリは、データ書き込み手段によって最初の1つの記憶データが書き込まれる前に、記憶データを記憶する全ての領域に、数値範囲における初期値が書き込まれていることが好ましい。これにより、少なくとも3つの記憶データが不揮発性メモリに書き込まれる以前においても、判定手段は、この初期値を記憶データとして読み出し、記憶データが所定の規則に従って変化しているか否かを判定することができる。
請求項5に記載したように、判定手段は、3つの記憶データの中から、2つの記憶データを順次選んで比較することにより、計3回の記憶データの相互比較を行なうものであり、この計3回の相互比較において、記憶データが所定の規則に従って変化しているとの判定が2回なされたとき、3つの記憶データの書き込みが正常であるとみなし、3つの記憶データの中から、最新記憶データを特定することが好ましい。
3つの記憶データがすべて正しく書き込まれている場合、3つの記憶データの中から2つの記憶データを順次選んで計3回の記憶データの相互比較を行なうと、最新の記憶データと前回の記憶データ、及び前回の記憶データと前々回の記憶データとの比較においては、所定の規則に従う変化を示すことになる。それに対して、最新の記憶データと前々回の記憶データとの比較においては、所定の規則とは異なる変化を示す。このように、計3回の記憶データの相互比較において、記憶データが所定の規則に従って変化しているとの判定が2回なされた場合には、3つの記憶データのすべてが正しく書き込まれているとみなすことができる。
請求項6に記載したように、計3回の相互比較において、記憶データが所定の規則に従って変化しているとの判定が1回なされたとき、1つの記憶データの書き込みが異常であるが、2つの記憶データの書き込みが正常であるとみなし、2つの記憶データの中から、最新記憶データを特定することが好ましい。
3つの記憶データの内、1つの記憶データの書き込みが異常であると、その1つの記憶データは他の2つの記憶データとそれぞれ比較されるので、所定の規則とは異なる変化をしているとの判定が2回なされることになる。換言すれば、3つの記憶データの内、1つの記憶データの書き込みが異常であると、所定の規則に従って変化しているとの判定は1回のみしかなされない。
ただし、この場合、3つの記憶データのうち2つの記憶データは正常に書き込まれていると考えられるので、その2つの記憶データにおける最新記憶データを特定することが可能である。この場合、実際には最新の記憶データではない可能性もあるが、少なくとも前回の記憶データが最新の記憶データとされる。
このように、少なくとも3つの記憶データを用いることにより、1つの記憶データに異常が生じても、最新の記憶データもしくはそれに近似した記憶データを保持することが可能になる。
請求項7に記載したように、計3回の相互比較において、記憶データが所定の規則に従って変化していないとの判定が3回なされたとき、3つの記憶データの書き込みが異常であるとみなし、記憶データを記憶する全ての領域に、数値範囲における初期値が上書き書き込みされることが好ましい。
計3回の相互比較において、記憶データが所定の規則に従って変化していないとの判定が3回なされるのは、少なくとも2つの記憶データに異常が生じている状況である。この場合、いずれの記憶データが正常であるか特定できないので、3つの記憶データの書き込みが異常であったとみなす。そして、記憶されている記憶データから最新の記憶データを特定することができないので、記憶データを記憶する全ての領域に、数値範囲における初期値を上書き書き込みすることにより、異常な書き込みがされた記憶データをクリアする。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、データ記憶装置が車両用制御装置としてのオートエアコン制御装置100に適用された例を説明する。オートエアコン制御装置100は、乗員が車室内の温度を希望の温度に設定すると、空調システムの吹き出し温度、風量、風の吹き出しパターンなどを自動調節することにより車室外の温度や日射の強さによる影響を自動補正し、車室内温度を常に一定に保つようにコントロールするシステムである。図1は、本実施形態によるオートエアコン制御装置100の概略構成を示すブロック図である。以下、本実施形態によるオートエアコン制御装置100について詳細に説明する。
図1に示すように、オートエアコン制御装置100のエアコンECU40には、スイッチ入力回路10、センサ入力回路20、及びパネル表示回路30が接続されている。さらに、モータ駆動回路50、リレー駆動回路60、及び風量調整用パワートランジスタ駆動回路70が接続されている。
スイッチ入力回路10は、オートエアコンの操作パネル(図示せず)の操作に対応するスイッチ信号をエアコンECU40に入力する回路である。例えば、操作パネルには、温度設定スイッチの他、コンプレッサをオン/オフするエアコンスイッチ、風量調節スイッチ、吹き出し口切換スイッチ、外気導入、内気循環の切換スイッチ等が設けられている。これらのスイッチのいずれかが操作されると、その操作に対応するスイッチ信号がエアコンECU40に入力される。
センサ入力回路20は、A/D変換回路等からなり、車室内外の温度を検出する内外気温センサの検出値、日射量を検出する日射センサの検出値等をデジタル信号に変化して、エアコンECU40に入力する。
パネル表示回路30は、エアコンECU40から入力された表示信号に基づく表示内容を、操作パネルの表示装置(図示せず)に表示する回路である。例えば、エアコンECU40は、乗員によって設定された温度や、外気温センサによって検出された外気温度、さらには、風量、風の吹き出しパターンなどを、操作パネルの表示装置に表示させる。
次に、オートエアコン制御装置100のエアコンECU40の構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態によるエアコンECU40の構成を示すブロック図である。同図に示すようにエアコンECU40は、定電圧回路43、CPU44、EEPROM45、及びシリアル通信線46によって構成され、キースイッチ42を介して、車両に搭載されたバッテリ41から電力を供給されることによって動作する。
キースイッチ42は、バッテリ41の電力をオートエアコン制御装置100に供給し又は遮断するために設けられている。キースイッチ42をオンすることにより、オートエアコン制御装置100はバッテリ41からの電力の供給を受けて、動作をすることができる。なお、キースイッチ41としては、エンジン始動に伴って自動的にオンにされるものや、直接ユーザーが操作することによるスイッチ等がある。
定電圧回路43は、キースイッチ42を介して、バッテリ41から12Vの直流電圧を受けて5Vの定電圧を発生する。
CPU44は、所定のプログラムに従って、各種の演算処理を実行して、後述するモータ駆動回路50、リレー駆動回路60、及び風量調整用パワートランジスタ駆動回路70を制御するための制御信号を算出する。具体的には、CPU44は、オートエアコンの操作パネルからのスイッチ信号、各所に設置されたセンサからのセンサ信号に基づいて、各駆動回路50,60,70に対する制御信号を算出する。
EEPROM45は、記憶内容を電気的に書き換え可能な不揮発性メモリの1種である。このEEPROM45には、オートエアコンの稼働時間が3分経過するごとに、所定の規則に従って変化する稼働時間データが少なくとも3つ記憶される。このEEPROM45は、CPU44がシリアル通信線46を介して接続されており、CPU44によってデータの書き込み及び読出しがなされる。
オートエアコンの寿命は、オートエアコンの稼働時間に基づいて決まっており、オートエアコンが寿命であるか否かを判定するために、稼働時間データが必要である。このため、CPU44は稼働時間データをEEPROM45に記憶させることにより、稼働時間データのバックアップを行なう。
モータ駆動回路50は、オートエアコンにおいて使用される各サーボモータに関して、モータ正転/逆転の切替え、目標位置での停止、モータロック時の過電流保護(モータ印加電圧の遮断)を行なう回路である。具体的には、モータ駆動回路50は、エアコンECU40からの制御信号に基づいて、吹き出し温度を調節するエアミックス開度調節用サーボモータ、吹出し口切替え用サーボモータ、及び吸込み口切替え用サーボモータを制御する。
リレー駆動回路60は、エアコンECU40からの制御信号に基づいて、コンプレッサとエンジンとの連結/遮断を切り換える電磁クラッチへの通電を制御するものである。具体的には、エアコンスイッチがオンされたとき、エアコンECU40からコンプレッサとエンジンとを連結するための制御信号が出力され、これを受けてリレー駆動回路は、電磁クラッチの通電回路におけるリレースイッチをオンする。これにより、電磁クラッチが作動して、コンプレッサはエンジンの回転によって駆動される状態となる。
なお、本実施形態では、エアコンECU40が、このリレー駆動回路60が電磁クラッチの通電回路におけるリレースイッチをオンしている時間をカウントすることによって、実際の負荷の稼働時間を取得する。
風量調整用パワートランジスタ駆動回路70は、エアコンECU40からデジタル信号で出力された風量信号をアナログ信号に変換して、送風機の速度調節用パワートランジスタを制御する回路である。これにより、吹き出し口から車室内に送出される風量が制御される。
次に、本実施形態におけるEEPROM45への稼働時間データの書き込みに関して説明する。なお、車載機器(オートエアコン)の耐用年数に応じて、稼働時間データが上限値を超えないように、十分に大きなデータサイズを準備しておくことが好ましい。
本実施形態では、EEPROM45の記憶領域に書き込まれた1つの稼働時間データが異常であった場合であっても、EEPROM45による稼働時間データのバックアップ機能が維持されるように、最新の1つの稼働時間データの他に、少なくとも2つの前回及び前々回の稼働時間データを記憶させる。すなわち、EEPROM45では、少なくとも最新及び過去の3つの稼働時間データを記憶するための領域が確保されている。
CPU44は、オートエアコンの稼働時間が3分経過するごとに、所定の規則で変化する稼働時間データを生成し、この稼働時間データをEEPROM45に書き込む。この際、CPU44は、EEPROM45に既に書き込まれている稼働時間データを読み出して、この稼働時間データに基づいて、所定の規則に従って変化する、次に書き込むべき稼働時間データを生成する。さらに、読み出した稼働時間データから、最も古い稼働時間データを特定し、それに上書きするように、最新の1つの稼働時間データとを書き込む。これにより、EEPROM45は、必要な記憶領域のサイズを小さく保ちながら、常に、最新のものから順に古くなる少なくとも3つの稼働時間データを記憶することができる。
ここで、稼働時間データを利用した、稼働時間データの正常/異常の判別原理について説明する。上述したように、稼動時間データとして、3分ごとに所定の規則で変化する稼働時間データが生成され、当該稼働時間データがEEPROM45に記憶される。一方、EEPROM45には、最新のものから順に古くなる少なくとも3つの稼働時間データが記憶されている。このEEPROM45に記憶されている少なくとも3つの稼働時間データを読み出して相互比較した結果、所定の規則に従って変化していると判定された場合、それらの稼働時間データは、EEPROM45に正しく書き込まれたと考えられる。
また、本実施形態では、EEPROM45は、CPU44によって最初の1つの稼働時間データが書き込まれる前に、稼働時間データを記憶する全ての記憶領域に、稼働時間データの数値範囲「00〜」における初期値「00」が書き込まれている。これにより、少なくとも3つの稼働時間データがEEPROM45に書き込まれる以前においても、CPU44は、この初期値「00」を稼働時間データとして読み出し、稼働時間データが所定の規則に従って変化しているか否かを判定することができる。
次に、本実施形態における、稼働時間データに関する所定の規則について具体的に説明する。本実施形態における所定の規則は、オートエアコンの稼働時間が3分経過するごとに、更新前の最新稼働時間データに「01」を加算するというものである。具体的には、オートエアコンの稼動時間が3分経過した場合、初期値「00」に「01」を加算することによって、更新された数値データは「01」になる。さらに、オートエアコンの稼動時間が3分経過した場合、更新前の最新稼働時間データ「01」に「01」を加算することによって、更新された稼働時間データは「02」になる。
次に、稼働時間データの、EEPROM45への書き込みの一例を、図3を用いて具体的に説明する。図3は、EEPROM45のアドレスマップを示す図である。
図3の例に示すように、1つの稼働時間データを記憶する記憶領域が3つずつ割り当てられている。例えば、0番地、10番地、20番地の3つの記憶領域が割り当てられている。なお、これら3つの記憶領域において、最新の1つの稼働時間データを書き込む順番は予め定められている。例えば、オートエアコンの稼働時間が3分経過するごとに、0番地、10番地、20番地、0番地の順に、最新の1つの稼働時間データが書き込まれる。図3の例では、0番地には、稼働時間データ「01」書き込まれており、この1つ稼働時間データは前々回の稼働時間データである。また、10番地には、稼働時間データ「02」が書き込まれており、この1つの稼働時間データは前回の稼働時間データである。さらに、20番地には、稼働時間データ「03」が書き込まれており、この1つの稼働時間データは最新の稼働時間データである。さらに、オートエアコンの稼働時間が3分経過した場合、CPU44は、記憶されている稼働時間データにおける最新の稼働時間データ「03」に基づいて、所定の規則(前回の稼働時間データに「01」を加算する)に従って変化する、次に書き込むべき稼働時間データ「04」を生成する。CPU44は、この最新の1つの稼働時間データ「04」を、書き込み順に従って、0番地の記憶領域に上書き書き込みする。
次に、本実施形態における、稼働時間データを用いたデータ整合性チェック処理について、図4及び図5のフローチャートと図6の説明図とを用いて詳細に説明する。なお、図4は、データ整合性チェック処理の前半部分を示すフローチャートであり、図5は、データ整合性チェック処理の後半部分を示すフローチャートである。また、図6は、稼働時間データの相互関係を説明するための説明図である。
図6に示す例では、書き込み順を示す矢印「イ」、「ロ」、「ハ」の順に従って、CPU44は、「稼働時間データT1」、「稼働時間データT2」、「稼働時間データT3」を、オートエアコンの稼働時間が3分経過するごとにEEPROM45に書き込んでいる。なお、本実施形態では、図6に示すように、3つの稼働時間データがEEPROM45に記憶されている場合の例を用いて説明する。
まず、図4のステップS10では、CPU44は、記憶されているデータの読み出しを行なう。具体的には、例えば、図6に示すように、「稼働時間データT1」、「稼働時間データT2」、及び「稼働時間データT3」がEEPROM45に書き込まれており、CPU44は、この3つの稼働時間データの読み出しを行なう。
ステップS20では、書き込み順「イ」に従って、稼働時間データT2が所定の規則に従って、稼働時間データT1から変化しているか否かを判定する。所定の規則に従って変化していると判定された場合、ステップS30に進む。ステップS30では、書き込み順「ロ」に従って、稼働時間データT3が所定の規則に従って、稼働時間データT2から変化しているか否かを判定する。所定の規則に従って変化していると判定された場合、ステップS40に進む。
ステップS40では、稼働時間データT1と稼働時間データT2との比較、及び稼働時間データT2と稼働時間データT3との比較において、それぞれ所定の規則に従って変化しているとの判定がなされたので、CPU44は、3つの稼働時間データT1〜T3のすべてが正常に書き込まれているとみなす。
ここで、3つの稼働時間データの中から2つの稼働時間データを順次選んで稼働時間データの相互比較を行なうと、計3回の比較が行なわれ得る。そして、3つの稼働時間データがすべて正しく書き込まれている場合、最新の稼働時間データと前回の稼働時間データ、及び前回の稼働時間データと前々回の稼働時間データとの比較においては、所定の規則に従う変化を示すことになる。このように、計3回の稼働時間データの相互比較において、稼動時間データが所定の規則に従って変化しているとの判定が2回なされた場合には、3つの稼働時間データのすべてが正しく書き込まれているとみなすことができるのである。
例えば、上述のケースは、図7に示すように、書き込み順「イ」、「ロ」に従って、稼働時間データが「01(T1)」から「02(T2)」、さらに「03(T3)」へと変化している場合が該当する。この場合、3つの稼働時間データは所定の規則に従って変化しているので、その3つの稼働時間データの中から最新の稼働時間データを特定することができる。具体的には、稼働時間データT1と稼働時間データT2との比較、及び稼働時間データT2と稼働時間データT3との比較において、それぞれ所定の規則に従って変化しているとの判定がなされたので、この場合、図7に示すように、稼働時間データ「03(T3)」が、最新稼働時間データとして特定される。
一方、ステップS30において、稼働時間データは所定の規則に従って変化していないと判定された場合、ステップS50に進む。ステップS50では、書き込み順「ハ」に従って、稼働時間データT1が所定の規則に従って、稼働時間データT3から変化しているか否かを判定する。所定の規則に従って変化していると判定された場合、ステップS60に進む。
ステップS60においても、稼働時間データが所定の規則に従って変化しているとの判定が2回なされたので、3つの稼働時間データT1〜T3はすべて正常に書き込まれているとみなされる。
ただし、稼働時間データT1と稼働時間データT2との比較、及び稼働時間データT3と稼働時間データT1との比較において、それぞれ所定の規則に従って変化しているとの判定がなされたので、この場合、図8に示すように、稼働時間データ「05(T2)」を最新稼働時間データとして特定する。
ステップS50において、稼働時間データT3とT1とは所定の規則に従って変化していないと判定された場合、ステップS70に進む。ステップS70では、3回の稼働時間データの比較において、所定の規則に従って変化しているとの判定が1回のみなされたので、1つの稼働時間データの書き込みが異常であるが、2つの稼働時間データの書き込みは正常であるとみなす。
3つの稼働時間データの内、1つの稼働時間データの書き込みが異常であると、その1つの稼働時間データは他の2つの稼働時間データとそれぞれ比較されるので、3回の稼働時間データの相互比較において、所定の規則とは異なる変化をしているとの判定が2回なされることになる。換言すれば、3つの稼働時間データの内、1つの稼働時間データの書き込みが異常であると、所定の規則に従って変化しているとの判定は1回のみしかなされない。
ただし、この場合、3つの稼働時間データのうち2つの稼働時間データは正常に書き込まれていると考えられるので、その2つの稼働時間データにおける最新稼働時間データを特定することができる。例えば、図9に示すように、書き込み順「イ」における稼働時間データT1とT2との比較においてのみ、所定の規則に従って変化しているとの判定が行なわれた場合、稼働時間データT1とT2とは正常に書き込まれており、かつ稼働時間データT2の方がより新しいと判断できる。このためステップS70では、稼働時間データT2を最新稼働時間データとして特定する。
このように、少なくとも3つの稼働時間データを用いることにより、1つの稼働時間データに異常が生じても、記憶された稼働時間データの中から最新の稼働時間データを選別することが可能になる。なお、この場合、選別される稼働時間データは、異常が生じた稼働時間データに応じて、実際の最新の稼働時間データ、もしくは、その最新の1つ前の稼働時間データとなる。
一方、ステップS20において、稼働時間データT1とT2とが所定の規則に従って変化していないと判定された場合、ステップS80に進む。ステップS80では、書き込み順「ロ」に従って、稼働時間データT2と、稼働時間データT3とを比較する。このとき、所定の規則に従って変化していると判定された場合、ステップS90に進む。ステップS90では、書き込み順「ハ」に従って、稼働時間データT3と稼働時間データT1とを比較する。この判定においても、所定の規則に従って変化していると判定された場合、ステップS100に進む。
ステップS100では、3つの稼働時間データT1〜T3の書き込みが正常であると認識し、最新稼働時間データを「T1」と特定する。
すなわち、上述の場合、例えば、図10に示すように、書き込み順「ロ」、「ハ」に従って、稼働時間データが「08(T2)」、「09(T3)」、「10(T1)」と、所定の規則に従って変化しているので、最新の稼働時間データは、稼働時間データ「10(T1)」と特定できるのである。
ステップS90における、稼働時間データT3とT1との比較において、所定の規則に従って変化していないと判定された場合には、ステップS110に進む。この場合、例えば、図11に示すように、書き込み順「ロ」に従って、稼働時間データ「08(T2)」と稼働時間データ「09(T3)」のみが所定の規則に従って変化している状況である。このため、ステップS110では、稼働時間データ「09(T3)」を最新稼働時間データとみなす。
また、ステップS80における、稼働時間データT2とT3との比較において、所定の規則に従って変化していないと判定された場合には、ステップS120に進む。ステップS120では、稼働時間データT3とT1とが比較される。この判定処理において、稼働時間データT3とT1とが所定の規則に従って変化していると判定された場合、ステップS130に進む。
この場合、例えば、図12に示すように、書き込み順「ハ」に従って、稼働時間データ「09(T3)」と稼働時間データ「10(T1)」のみが所定の規則に従って変化している状況である。このため、ステップS130では、稼働時間データ「10(T1)」を最新稼働時間データとみなす。
ステップS120における、稼働時間データT3とT1との比較において、所定の規則に従って変化していないと判定された場合には、ステップS140に進む。この場合、例えば、図13に示すように、計3回の稼働時間データの相互比較において、1回も所定の規則に従って変化しているとの判定がなされない状況である。
このように、計3回の相互比較において、稼動時間データが所定の規則に従って変化しているとの判定が1回もなされないのは、少なくとも2つの稼働時間データに異常が生じている状況である。この場合、いずれの稼働時間データが正常であるか特定できないので、3つの稼働時間データの書き込みが異常であったとみなす。このため、ステップS140では、CPU44が稼働時間データを記憶する全ての領域に、数値範囲における初期値を上書き書き込みすることにより、異常な書き込みがされた記憶データがクリアされる。
以上、説明したように本実施形態によれば、オートエアコンの稼働時間が3分経過するごとに、所定の規則に従って変化した稼働時間データをEEPROM45の1つの記憶領域に書き込む。EEPROM45には、最新から順に古くなる少なくとも3つの稼働時間データを保持しておく。これにより、稼働時間データの信頼性を確保しながら、必要な記憶容量を削減することができる。
上述した稼働時間データは、例えば、車両の整備士が、車両の定期点検時等にオートエアコン制御装置100のEEPROM45から稼働時間データを抽出する。そして、この抽出された稼働時間データに基づいて車両に搭載されたオートエアコンが寿命であるか否かを判定するために、稼働時間データが利用される。
なお、本発明は、上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態においては、所定の規則として、稼働時間データが1づつ増加する例について説明したが、その数字の変化幅は1以外であっても良いし、稼働時間データが増加ではなく減少するものであっても良い。
本実施形態によるオートエアコン制御装置100の概略構成を示すブロック図である。 本実施形態によるエアコンECU40の構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるEEPROM45のアドレスマップを説明するための説明図である。 本実施形態における、データ整合性チェック処理の前半部分を示すフローチャートである。 本実施形態における、データ整合性チェック処理の後半部分を示すフローチャートである。 本実施形態における、稼働時間データの相互関係を説明するための説明図である。 本実施形態における、稼働時間データの相互関係を第1の具体例を用いて説明する説明図である。 本実施形態における、稼働時間データの相互関係を第2の具体例を用いて説明する説明図である。 本実施形態における、稼働時間データの相互関係を第3の具体例を用いて説明する説明図である。 本実施形態における、稼働時間データの相互関係を第4の具体例を用いて説明する説明図である。 本実施形態における、稼働時間データの相互関係を第5の具体例を用いて説明する説明図である。 本実施形態における、稼働時間データの相互関係を第6の具体例を用いて説明する説明図である。 本実施形態における、稼働時間データの相互関係を第7の具体例を用いて説明する説明図である。
符号の説明
10…スイッチ入力回路
20…センサ入力回路
30…パネル表示回路
40…エアコンECU
41…バッテリ
42…キースイッチ
43…定電圧回路
44…CPU
45…EEPROM
46…シリアル通信線
50…モータ駆動回路
60…リレー駆動回路
70…風量調整用パワートランジスタ駆動回路

Claims (7)

  1. 記憶内容を電気的に書き換え可能な不揮発性メモリと、
    所定の記憶データを、前記不揮発性メモリに書き込むデータ書き込み手段とを備えて、
    電源がオフされたときにも、前記記憶データを保持可能に構成されたデータ記憶装置であって、
    前記データ書き込み手段は、所定の数値範囲において、所定の条件を満たすごとに所定の規則に従って変化する記憶データを生成する記憶データ生成手段を有し、当該記憶データを前記不揮発性メモリに書き込むものであり、
    前記不揮発性メモリは、少なくとも3つの記憶データを記憶する領域を有し、さらに、
    前記不揮発性メモリに記憶された少なくとも3つの記憶データを読み出して、その中の記憶データを相互比較して、当該記憶データが前記所定の規則に従って変化しているか否かを判定する判定手段を備え、
    前記判定手段によって、前記記憶データが所定の規則に従って変化していると判定された場合に、前記記憶データにおける最新記憶データを特定することを特徴とするデータ記憶装置。
  2. 車両に搭載された車載機器を備え、
    前記記憶データは、前記記憶データ生成手段によって、前記車載機器の稼働時間が所定時間経過するごとに所定の規則に従って変化するように生成された稼働時間データであることを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶装置。
  3. 前記データ書き込み手段は、前記不揮発性メモリが最新の少なくとも3つの記憶データを記憶できるように、最も古い1つの記憶データを記憶している領域に、最新の1つの記憶データを上書き書き込みすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ記憶装置。
  4. 前記不揮発性メモリは、前記データ書き込み手段によって最初の1つの記憶データが書き込まれる前に、前記記憶データを記憶する全ての領域に、前記数値範囲における初期値が書き込まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のデータ記憶装置。
  5. 前記判定手段は、3つの記憶データの中から、2つの記憶データを順次選んで比較することにより、計3回の記憶データの相互比較を行なうものであり、
    この計3回の相互比較において、記憶データが所定の規則に従って変化しているとの判定が2回なされたとき、前記3つの記憶データの書き込みが正常であるとみなし、当該3つの記憶データの中から、最新記憶データを特定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のデータ記憶装置。
  6. 計3回の相互比較において、記憶データが所定の規則に従って変化しているとの判定が1回なされたとき、1つの記憶データの書き込みが異常であるが、2つの記憶データの書き込みが正常であるとみなし、当該2つの記憶データの中から、最新記憶データを特定することを特徴とする請求項5に記載のデータ記憶装置。
  7. 計3回の相互比較において、記憶データが所定の規則に従って変化していないとの判定が3回なされたとき、前記3つの記憶データの書き込みが異常であるとみなし、当該記憶データを記憶する全ての領域に、前記数値範囲における初期値が上書き書き込みされることを特徴とする請求項5に記載のデータ記憶装置。
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