JP4419504B2 - 画像補正装置及び画像補正方法 - Google Patents
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Description
象を走査して画像信号を出力するラインセンサを用いて検査を行う装置に関し、組立て精
度による画像の位置誤差、搬送手段の往復動作による画像貼り合わせ位置誤差、ラインセ
ンサの走査幅誤差等の測定及び補正を行う技術に関するものである。
図23において、検査対象を走査するラインセンサ1と、ラインセンサ1を検査対象上、Y軸方向に搬送する手段であるモータ5とボールネジ6、搬送テーブル8を案内するガイドレール7a、7bとを備えている。ラインセンサ1の走査幅は、図23に示すように検査対象よりも大きな測定領域で撮像するため、画像の補正が単純で容易に行えることができた。しかしながら、検査対象が測定範囲よりも大きくなる場合、換言するとラインセンサ1の走査幅が検査対象幅よりも小さくなると、組立て精度による画像位置誤差のみならず、搬送手段の往復動作による画像貼り合わせ位置誤差、ラインセンサの走査幅誤差等の各種誤差が測定画像に大きな影響をおよぼすことになる。
正データを求め、その後検査対象物を撮像し、補正データに基づいて補正することが開示
されている。
と、ラインセンサからの画像信号の表示手段の所定の複数位置に対応する補正値を記憶し
て、画像データの座標値を補正する画像入力装置が記載されている。
測定精度に大きな影響を与える要因ではなかった。しかしながら、装置の高速化、装置の
小型化による測定範囲の狭領域化により、検査対象が走査幅より大きくなることがあり、
画像貼り合わせ部分の誤差量の影響が検査画像に大きな歪を発生させ、測定精度を大きく
劣化させる。また、組立て精度のみならず、画像補正装置の使用による各種部材等の経年
変化の影響も検査精度に影響を与える為、各種誤差量の補正が必要である。
の往復動作による画像貼り合わせ位置誤差、ラインセンサの走査幅誤差等の測定、及び補
正を高精度に行うことができる検査対象を撮影して得られる画像補正装置及び画像補正法
を提供することを目的とする。
前記ラインセンサの前記S軸方向の操作幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られた画像データより前記S軸とX軸の平行度のずれを検出することを特徴としたものである。
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られるY軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出し、当該誤差量に応じて前記Y軸方向搬送手段の搬送量を補正することを特徴としたものである。
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られるY軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出し、当該誤差量に応じて前記メモリへのY軸方向の画像格納位置を補正することを特徴としたものである。
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られる前記ラインセンサの走査幅のX軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出し、当該誤差量に応じて前記X軸方向搬送手段の搬送量を補正することを特徴としたものである。
と、前記ラインセンサのライン方向の走査方向をS軸方向とし、前記ラインセンサを前記S軸方向に平行に搬送させるX軸駆動手段と前記X軸方向と直角方向であるY軸方向に検査対象を載置したテーブルを移動させるY軸テーブル駆動手段と、前記ラインセンサにより検査対象を撮像した画像データを記録し合成するメモリとを有し、
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られる前記ラインセンサの走査幅のX軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出し、当該誤差量に応じて前記メモリへのX軸方向の画像格納位置を補正することを特徴としたものである。
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られるY軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出するとともに、前記ラインセンサの走査幅のX軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出し、それぞれのY軸方向とX軸方向の検出された誤差量に応じて前記X軸方向とY軸方向搬送手段の搬送量を補正することを特徴としたものである。
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られるY軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出するとともに、前記ラインセンサの走査幅のX軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出し、それぞれのY軸方向とX軸方向の検出された誤差量に応じて前記メモリへの前記X軸方向とY軸方向の画像格納位置を補正することを特徴としたものである。
り検査対象を撮像した画像データを記録し合成するメモリとを有し、
前記ラインセンサの所定の走査幅で、検査対象を走査し、1ラインの走査が終了するとY軸テーブル移動手段にて前記ラインセンサが所定の分解能に相当する距離だけY軸方向に移動して次の1ラインの走査を行い、この動作をY軸方向に所定の距離に相当するライン数だけ繰り返して得られる短冊状画像データを前記メモリ上にて合成して得られる検査画像データより前記X軸駆動手段とY軸テーブル駆動手段の直交度の取り付けずれを検出することを特徴としたものである。
像の位置誤差、搬送手段の往復動作による画像貼り合わせ位置誤差、ラインセンサの走査
幅誤差等が発生した場合でも、それらの誤差などを合成される画像検査データを用いて検
出し、補正することができ高精度な組立て調整が可能となる。
び画像補正方法を使用して、検査画像に生じる各種誤差などの測定及びそれらの補正方法
などについて図面を用いて詳細に説明する。
センサ部の概略を示すための図である。図1、2において、本発明の画像処理装置の全体
の動作を説明する。
まず、ラインセンサ1とY軸テーブル8を検査開始位置への移動について説明する。
(1)CPU100からスキャン開始の指令信号1)が駆動系制御部101に送られる。
(2)CPU100からの信号が駆動系制御部101に入ると、検査開始位置への駆動信
号2)が、X軸補正部102とY軸補正部103を介してX軸駆動部104、及び検査対象
が載置される搬送テーブル8を搬送するY軸テーブル駆動部105に送られる。
(3)次に、X軸駆動部104、及びY軸テーブル駆動部105から出力される駆動信号
3)に応じて、X軸駆動手段、Y軸搬送手段を介して、ラインセンサ1及びY軸テーブル8
を所定の検査開始位置に移動させる。X搬送手段は、ラインセンサ1を検査対象9上をX
軸方向に搬送するモータ2とボールネジ3、ラインセンサ1を案内するガイドレール4a、4bからなり、Y軸搬送手段は、モータ5とボールネジ6、搬送テーブル7a、7bとからなる。
(4)ラインセンサ1が検査開始位置に移動後、CPU100からのラインセンサ1のス
キャン開始の指令信号4)がセンサI/Fボード106に送られる。
(5)CPU100からの信号がセンサI/Fボード106に入るとラインセンサ1に対
して、スキャン開始信号5)が送られ、検査対象9のスキャンを開始する。
このラインセンサ1は、図2に示すように、光源30、ポリゴンミラー31、走査レン
ズ32からなる走査光学系と集光レンズ33、位置検出素子34とからなる受光光学系に
て構成される。スキャン(走査)動作は、図2において、光源(レーザ)30からの光線
をポリゴンミラー31により偏向し、走査レンズ32を介して検査対象9の測定対象面に
走査光を照射する。測定対象からの反射光を集光レンズ33を介して、位置検出素子34
に集光して検査対象9の画像信号を得る。
ラインセンサ1の走査幅30mmの中を1500ポイント、即ち、20μmの分解能で
検査画像を取得する。もちろん、分解能は1500ポイント数を変化させることにより、
所望の解像度が得られる。そして、1ライン30mmの走査が終了すると、分解能20μ
m分だけY軸ステージ移動手段に駆動信号が送られ、Y軸方向の移動が行われたのち、次
の1ラインの走査が行われる。これを繰り返し30mm幅の走査を行い、30mm幅の短
冊状画像を撮影する。
(6)短冊画像の撮影が終了すると、走査終了信号6)がラインセンサ1からセンサI/F
ボード106に送られる。
(7)センサI/Fボード106にラインセンサ1からの走査終了信号が入ると、CPU
100へ走査終了信号が送られ、駆動系制御部101へX軸駆動信号が送られ、X軸補正
部102を介してX軸駆動部104へ信号が送られる。
(8)X軸駆動部104にX軸駆動信号が入ると、X軸駆動手段に駆動信号8)が送られ、
ラインセンサ1がX軸方向に30mm移動する。ラインセンサ1がX軸方向に30mm移
動後、(4)からの一連の動作が繰返し行われる。このようにして検査対象の全面の30mm幅の短冊状の画像信号が得られる。
(9)ラインセンサ1で取り込まれたデータ9)は、センサI/Fボード106に送られる。
(10)入力されたデータ9)は、センサI/Fボード106からの画像データ10)として画像メモリ107上に蓄えられる。
(11)画像メモリ107上に蓄えられたデータは、補正部108へ画像データ11)を出力し、補正部108を介して補正した画像データを検査画像上で結合する。
このとき、画像メモリ107上に蓄えられている画像データの方向性などを考慮し、画
像データを結合し、合成画像(検査画像)を検査メモリ109において形成する。この合
成された検査画像を用いてCPU100にて誤差量を算出し、算出された誤差量を補正値
として補正部108に記憶する。そして、短冊状画像のX軸方向、Y軸方向の貼り合わせ
位置誤差量を補正部108により補正値として読み出し、この補正値を用いて、検査メモ
リ109上の格納アドレスを補正して記憶する。もちろん画像メモリ107、補正部10
8、検査メモリ109を一体化した構成をとることも可能である。
(12)検査メモリ109で形成した検査画像データ12)をCPU100に送り、検査を行う。
検査対象のスキャン動作と画像メモリ107上への撮影画像の保存は連動して行われてい
る。
ーザ)30からの光線をポリゴンミラー31により偏向し、走査レンズ32を介して測定
対象面に走査光を照射する。そして、測定対象9からの反射光を集光レンズ33を介して、位置検出素子34に集光する。測定対象9が、高低差があるような場合、本発明のラインセンサの構成においては、測定対象の高さが異なると位置検出素子34に入る光線の位置が違ってくるため、高さ検出をも行うことができる。
いて、例を挙げて、図面を参照しながら説明する。
理解を容易にするため図3で、検査対象9がアルファベットの「A」で、大きさが180mm×200mmの場合を説明する。即ち、具体的には、X軸、Y軸の分解能は20μm、X軸検査対象領域を180mm、Y軸検査対象領域を200mmとし、検査開始位置は図面の左上部とする。CPU100からのスキャン(走査)開始の指令信号により、検査開始位置への移動が終了すると、走査幅30mm(分解能20μmで1500ドット)で検査対象9上をスキャンしながら、Y軸方向へ200mm(分解能20μmで10,000ライン)搬送を行い短冊状画像「1」を撮影する。200mmの搬送による短冊状画像「1」の撮影が終了すると、ラインセンサ1をX軸方向へ30mm搬送し、走査幅30mmで検査対象9をスキャンしながら、短冊状画像「1」の撮影時と逆方向へ移動しながら、短冊状画像「2」を撮影する。この動作を繰り返し行い、短冊状画像「6」までを撮影し画像メモリ107上に保存する。画像メモリ107には、短冊状画像「1」から「6」の画像は、図3のように直列状に保存される。即ち、30mm幅の1枚の短冊状画像データのX軸のアドレス値は、0〜1500、Y軸のアドレス値は、0〜10,000で、6枚を直列状に保存するので、Y軸のアドレス値は、60,000となる。そして、画像メモリ107上に保存された短冊状画像は、検査メモリ109にて図4のように、X軸のアドレス値が0〜9,000、Y軸のアドレス値が0〜10,000として合成される。
上X軸方向は1500ドット、Y軸方向は10、000ライン分の短冊状画像が6枚分格
納される。画像メモリ107上に格納された画像データは、検査メモリ109上で合成さ
れ検査画像を作成するが、単純に貼り合わせを行うと以下のような問題を発生する。
めに、隣り合う短冊状画像の貼り合わせ位置誤差を、検査メモリ109の検査画像よりC
PU100で算出する。この算出された値を補正量として、駆動系制御部101とX軸駆
動部104及びY軸駆動部103の間に配置した補正部102、103に記憶し、この補
正値を用いて、駆動系制御部からの駆動信号を補正し、X軸駆動部104及びY軸テーブ
ル駆動部105に送ってラインセンサ1の移動量(X軸方向移動量)及びY軸テーブル移
動量を補正する。
合成される検査画像は、上向きに補正されて合成されるため、角度αだけ上へ傾く合成さ
れた検査画像が得られることになる。
また、図10のXYパターンの検査対象を撮影し、図12の検査画像を合成して、X軸、Y軸の直行度とX軸とS軸との平行度の両方の測定を行い、同時に処理することによって、迅速な補正を行うことができる。
方向の搬送手段であるモータ5への指令信号を、貼りあわせ位置誤差量19の分だけ調整
し、Y軸方向の搬送位置誤差を補正し、高精度の検査を実現するものである。
法の他に、貼り合わせ位置誤差量19を検査画像から算出し、短冊状画像データのメモリ
へのY軸方向格納位置を貼り合わせ位置誤差量19に応じて補正することで、Y軸方向の
搬送位置誤差を補正し、高精度の検査を実現するものである。そして、画像補正装置の組
立て調整時のみならず、定期的に校正することで、高精度の検査を保証することができる
ものである。また、検査対象として、検査対象のパターンを画像補正装置自体に持たせる
ことでも実現可能である。更に組立て調整時のみならず、所定の時間毎に校正を行うこと
で、高精度な画像補正装置と画像補正方法を提供できる。
また、X軸、Y軸の搬送誤差を測定し、搬送手段を調整して補正する機械的な方法の他に、短冊状画像データのメモリへのX軸方向格納位置、Y軸方向格納位置を補正することで、X軸、Y軸方向の搬送位置誤差を補正し、高精度の検査を実現するものである。そして、画像補正装置の組立て調整時のみならず、定期的に校正することで、高精度の検査を保証することができるものである。また、検査対象として、検査対象のパターンを画像補正装置自体に持たせることでも実現可能である。更に、組立て調整時のみならず、定期的に所定の時間毎に校正を行うことで、高精度な画像補正装置と画像補正方法を提供できる。
画像貼り合わせ位置誤差、ラインセンサの走査幅誤差等が発生した場合でも、搬送手段へ
の機械的な補正や、メモリへの格納位置を補正する電気的な補正を利用することで高精度
な組立て調整が実現でき、外観基板検査等の調整に有用である。
2、5 モータ
3、6 ボールネジ
4a、4b、7a、7b ガイドレール
8 搬送レール
9 検査対象
10 格子状の検査パターン
11 X軸方向パターン
12 Y軸方向パターン
13 短冊状画像
14 走査線
18 Y軸方向に所定間隔で配置した検査パターン
19 Y軸方向貼り合わせ位置ズレ
20 X軸方向に所定間隔で配置した検査パターン
100 CPU
101 駆動系制御部
102 X軸補正部
103 Y軸補正部
104 X軸駆動部
105 Y軸テーブル駆動部
106 センサI/Fボード
107 画像メモリ
108 補正部
109 検査メモリ
Claims (20)
- 検査対象を撮影して画像信号を出力するラインセンサと、前記ラインセンサのライン方向の走査方向をS軸方向とし、前記ラインセンサを前記S軸方向に平行に搬送させるX軸駆動手段と前記X軸方向と直角方向であるY軸方向に検査対象を載置したテーブルを移動させるY軸テーブル駆動手段と、前記ラインセンサにより検査対象を撮像した画像データを記録し合成するメモリとを有し、
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られた画像データより前記X軸駆動手段とY軸駆動手段の直交度のずれを検出することを特徴とする画像補正装置。 - 前記短冊状画像データは、前記ラインセンサの所定の走査幅で、検査対象を走査し、1ラインの走査が終了するとY軸テーブル移動手段にて前記ラインセンサを所定の分解能に相当する距離だけY軸方向に移動して、次の1ラインの走査を行い、この動作をY軸方向に所定の距離に相当するライン数だけ繰り返して得られることを特徴とする請求項1に記載の画像補正装置。
- 前記直交度のずれを検出するための検査対象は、直交する格子状パターンであることを特徴とする請求項2に記載の画像補正装置。
- 前記検査対象である直交する格子状パターンを内蔵することを特徴とする請求項3に記載の画像補正装置。
- 前記短冊状画像データの短冊状ごとの検査画像中に得られる格子状のX方向パターンのY座標値の代表値を求め、それらの代表値の(X、Y)座標値より得られる1次関数の傾きを算出することによりX軸方向のずれを検出することを特徴とする請求項3に記載の画像補正装置。
- 前記短冊状画像データの短冊状ごとの検査画像中に得られる格子状のY方向パターンのY軸方向に所定の距離に相当する所定のライン数毎にX座標値の代表値を求め、それらの代表値の(X、Y)座標値より得られる1次関数の傾きを算出することによりY軸方向の
ずれを検出することを特徴とする請求項3に記載の画像補正装置。 - 検査対象を撮影して画像信号を出力するラインセンサと、前記ラインセンサのライン方向の走査方向をS軸方向とし、前記ラインセンサを前記S軸方向に平行に搬送させるX軸駆動手段と前記X軸方向と直角方向であるY軸方向に検査対象を載置したテーブルを移動させるY軸テーブル駆動手段と、前記ラインセンサにより検査対象を撮像した画像データを記録し合成するメモリとを有し、
前記ラインセンサの前記S軸方向の操作幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られた画像データより前記S軸とX軸の平行度のずれを検出することを特徴とする画像補正装置。 - 前記S軸とX軸の平行度のずれを検出するための検査対象は、直交する格子状パターンであることを特徴とする請求項7に記載の画像補正装置。
- 前記短冊状画像データの短冊状毎の検査画像中に得られる格子状のX方向パターンのY軸座標値を複数の位置で抽出し、当該抽出された位置での(X、Y)座標値より得られる1次関数の傾きを算出することによりS軸方向とX軸方向の平行度のずれを検出することを特徴とする請求項8に記載の画像補正装置。
- 前記短冊状画像データ毎に得られた傾きの平均値よりS軸方向とX軸方向の平行度のずれを検出することを特徴とする請求項9に記載の画像補正装置。
- 検査対象を撮影して画像信号を出力するラインセンサと、前記ラインセンサのライン方向の走査方向をS軸方向とし、前記ラインセンサを前記S軸方向に平行に搬送させるX軸駆動手段と前記X軸方向と直角方向であるY軸方向に検査対象を載置したテーブルを移動させるY軸テーブル駆動手段と、前記ラインセンサにより検査対象を撮像した画像データを記録し合成するメモリとを有し、
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られるY軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出し、当該誤差量に応じて前記Y軸方向搬送手段の搬送量を補正することを特徴とする画像補正装置。 - 検査対象を撮影して画像信号を出力するラインセンサと、前記ラインセンサのライン方向の走査方向をS軸方向とし、前記ラインセンサを前記S軸方向に平行に搬送させるX軸駆動手段と前記X軸方向と直角方向であるY軸方向に検査対象を載置したテーブルを移動させるY軸テーブル駆動手段と、前記ラインセンサにより検査対象を撮像した画像データを記録し合成するメモリとを有し、
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られるY軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出し、当該誤差量に応じて前記メモリへのY軸方向の画像格納位置を補正することを特徴とする画像補正装置。 - 前記検査対象は、Y軸方向に所定の間隔のパターンを有することを特徴とする請求項11或いは請求項12に記載の画像補正装置。
- 検査対象を撮影して画像信号を出力するラインセンサと、前記ラインセンサのライン方向の走査方向をS軸方向とし、前記ラインセンサを前記S軸方向に平行に搬送させるX軸駆動手段と前記X軸方向と直角方向であるY軸方向に検査対象を載置したテーブルを移動させるY軸テーブル駆動手段と、前記ラインセンサにより検査対象を撮像した画像データを記録し合成するメモリとを有し、
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られる前記ラインセンサの走査幅のX軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出し、当該誤差量に応じて前記X軸方向搬送手段の搬送量を補正することを特徴とする画像補正装置。 - 検査対象を撮影して画像信号を出力するラインセンサと、前記ラインセンサのライン方向の走査方向をS軸方向とし、前記ラインセンサを前記S軸方向に平行に搬送させるX軸駆動手段と前記X軸方向と直角方向であるY軸方向に検査対象を載置したテーブルを移動させるY軸テーブル駆動手段と、前記ラインセンサにより検査対象を撮像した画像データを記録し合成するメモリとを有し、
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られる前記ラインセンサの走査幅のX軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出し、当該誤差量に応じて前記メモリへのX軸方向の画像格納位置を補正することを特徴とする画像補正装置。 - 前記検査対象は、X軸方向に所定の間隔のパターンを有することを特徴とする請求項14或いは請求項15に記載の画像補正装置。
- 検査対象を撮影して画像信号を出力するラインセンサと、前記ラインセンサのライン方向の走査方向をS軸方向とし、前記ラインセンサを前記S軸方向に平行に搬送させるX軸駆動手段と前記X軸方向と直角方向であるY軸方向に検査対象を載置したテーブルを移動させるY軸テーブル駆動手段と、前記ラインセンサにより検査対象を撮像した画像データを記録し合成するメモリとを有し、
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られるY軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出するとともに、前記ラインセンサの走査幅のX軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出し、それぞれのY軸方向とX軸方向の検出された誤差量に応じて前記X軸方向とY軸方向搬送手段の搬送量を補正することを特徴とする画像補正装置。 - 検査対象を撮影して画像信号を出力するラインセンサと、前記ラインセンサのライン方向の走査方向をS軸方向とし、前記ラインセンサを前記S軸方向に平行に搬送させるX軸駆動手段と前記X軸方向と直角方向であるY軸方向に検査対象を載置したテーブルを移動させるY軸テーブル駆動手段と、前記ラインセンサにより検査対象を撮像した画像データを記録し合成するメモリとを有し、
前記ラインセンサの前記S軸方向の走査幅より大きい検査対象を撮像して得られる短冊状の画像データを前記メモリ上にて合成して得られるY軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出するとともに、前記ラインセンサの走査幅のX軸方向の画像貼り合わせ位置の誤差量を検出し、それぞれのY軸方向とX軸方向の検出された誤差量に応じて前記メモリへの前記X軸方向とY軸方向の画像格納位置を補正することを特徴とする画像補正装置。 - 前記検査対象は、Y軸方向に所定の間隔のパターンと、X軸方向に所定の間隔のパターンを有することを特徴とする請求項17或いは請求項18に記載の画像補正装置。
- 検査対象を撮影して画像信号を出力するラインセンサと、前記ラインセンサのライン方向の走査方向をS軸方向とし、前記ラインセンサを前記S軸方向に平行に搬送させるX軸駆動手段と前記X軸方向と直角方向であるY軸方向に検査対象を載置したテーブルを移動させるY軸テーブル駆動手段と、前記ラインセンサにより検査対象を撮像した画像データを記録し合成するメモリとを有し、
前記ラインセンサの所定の走査幅で、検査対象を走査し、1ラインの走査が終了するとY軸テーブル移動手段にて前記ラインセンサが所定の分解能に相当する距離だけY軸方向
に移動して次の1ラインの走査を行い、この動作をY軸方向に所定の距離に相当するライン数だけ繰り返して得られる短冊状画像データを前記メモリ上にて合成して得られる検査画像データより前記X軸駆動手段とY軸テーブル駆動手段の直交度の取り付けずれを検出することを特徴とする画像補正方法。
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