JP4418290B2 - シーソスイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操作レバーを傾倒させることにより、一対のスイッチをスイッチング操作するシーソスイッチ装置に関する。
シーソスイッチ装置は、操作レバーを傾倒させることにより、一対のスイッチをスイッチング操作するものである。そのシーソスイッチ装置は、操作レバーと、スイッチと、操作レバーに加わる押圧力をスイッチに伝達する機能を有する押し棒(以下「プッシュロッド」という。)とから構成されている(特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に開示されたようなシーソスイッチ装置は、操作レバーを操作した際に、その操作レバーとプッシュロッドが衝突するため、衝突音が発生して商品性が害される。また、その衝突は、操作レバーやプッシュロッドの摩耗や破損の原因になることも知られている。
そこで、一対のプッシュロッドに、プッシュロッドを操作レバー側に付勢させるばねをそれぞれ設けて、プッシュロッドが操作レバーに常時当接することで、衝突音を低減させたシーソスイッチ装置が開発されている。また、操作レバーとプッシュロッドが衝突する面に、別途に、衝撃吸収部材を設けたシーソスイッチ装置も開発されている。
実開平6−17068号公報(段落0013、図1)
しかし、上記の手段では、プッシュロッドごとにばねや衝撃吸収部材を配設するために、部品点数や組立工数が多くなり、製造コストが高くなるという問題がある。さらに、シーソスイッチ装置の内部に複数のばねや衝撃吸収部材を配設する場合には、シーソスイッチ装置の小型化が図れないという問題もある。
そこで、本発明では、簡単な構造で衝突音を低減させたシーソスイッチ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明では、シーソスイッチ装置が、スイッチハウジングと、このスイッチハウジングに揺動可能に軸支された操作レバーと、この操作レバーの両側部に対応してスイッチハウジングに配設された一対のスイッチと、この各スイッチと前記操作レバーの両側部との間に介設され、前記スイッチハウジングに昇降可能に支持された一対のプッシュロッドと、このプッシュロッドを常時操作レバー側に付勢するように配設された、両端部が前記プッシュロッドに係止され、その中間部の少なくとも一部が前記スイッチハウジングに係止された板状または棒状のばね部材とを備え、前記一対のプッシュロッドと前記ばね部材とは、一体に成形されたものである。
請求項1に係る発明によれば、簡単な構造で衝突音を低減できる。簡単な構造のため、部品点数や組立工数が削減でき、製造コストを安くできる。さらに、シーソスイッチ装置の内部のばねを少なくできるため、シーソスイッチ装置の小型化も可能になる。
また、請求項に係る発明によれば、プッシュロッドとばねとが一体に成形されるため、組立工数をさらに削減でき、製造コストをさらに安くできる。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係るシーソスイッチ装置の断面斜視図であり、(a)は同シーソスイッチ装置の分解状態の断面斜視図、(b)は同シーソスイッチ装置の組立状態の断面斜視図である。図2は、実施形態に係るシーソスイッチ装置の動作説明図であり、(a)は操作レバーの中立状態、(b)は操作レバーを矢印A方向に傾倒した状態、(c)は操作レバーを矢印A方向に傾倒した状態から中立状態に戻る過程の状態を示す。
図1の(a)に示すように、シーソスイッチ装置1は、スイッチハウジング2と、操作レバー4と、一対のスイッチ5a,5bと、一対のプッシュロッド6a,6bと、ばね部材7とから構成されている。
前記スイッチハウジング2は、操作レバー4と、一対のスイッチ5a,5bと、一対のプッシュロッド6a,6bと、ばね部材7とを収容している。前記スイッチハウジング2の上面部は、操作レバー4を収容するために開口しており、その開口した両側面には、操作レバー4を軸支するための支軸孔2c,2cを穿設している。前記スイッチハウジング2の開口部の底部は、一対のスイッチ5a,5bを収容するスイッチ収容部2d,2dを区切る仕切り板2aで構成されている。前記仕切り板2aの両側部には、一対のプッシュロッド6a,6bが挿通される貫通孔2b,2bが形成されている。この貫通孔2b,2bは、プッシュロッド6a,6bを昇降可能に支持している。
前記操作レバー4は、長方形の板状のものであって、長辺の両側面中央に突出した支軸3を有している。操作レバー4は、スイッチハウジング2の上面の開口部に、支軸3を前記支軸孔2c,2cに挿入することで、支軸3を中心に揺動可能に軸支されている。操作レバー4は、その両側部の上面が操作面4A,4Bとなっており、その各操作面4A,4Bの下部には、それぞれプッシュロッド6a,6bを押圧する押圧突起4a,4bが形成されている。
前記一対のスイッチ5a,5bは、オン・オフスイッチ機能を有するタクトスイッチであり、前記押圧突起4a,4bに対応して、前記スイッチハウジング2のスイッチ収容部2d,2dに設置されている。各スイッチ5a,5bは、その押圧面5cが押圧されると、図示しないスイッチ内部の固定接点と可動接点が閉路されてオン状態になる。また、前記スイッチ5a,5bの押圧面5cは、常時上方に戻るように構成され、その押圧面5cに加わる押圧力がなくなると、前記固定接点と可動接点が開路されてオフ状態になる。
前記一対のプッシュロッド6a,6bは、その両端が前記操作レバー4の押圧突起4a,4bと前記スイッチ5a,5bに当接する状態で、前記スイッチハウジング2の仕切り板2aに形成された貫通孔2b,2bに、昇降可能に支持されている。前記プッシュロッド6a,6bは、操作レバー4の操作面4A,4Bに加わる押圧力を、前記スイッチ5a,5bに伝達する機能を有する。前記プッシュロッド6a,6bは、円柱形の部材であり、衝突音を低減させるために、例えばアセタール樹脂で成形されている。
前記ばね部材7は、前記一対のプッシュロッド6a,6bを常時操作レバー4側に付勢するように配設された板状のばねであり、図1および図2に示すように、前記一対のプッシュロッド6a,6bと一体に成形されている。このばね部材7は、前記プッシュロッド6a,6bの頭部から延設され、その両端部7a,7aの内側にある2つの支点7b,7bで、前記スイッチハウジング2の仕切り板2aの上面に係止されている。
以上のように構成されたシーソスイッチ装置1において、操作レバー4は、一対のプッシュロッド6a,6bを常時操作レバー4側に付勢するばね部材7の弾発力を受け、図2の(a)に示す中立状態に保たれる。この場合、両スイッチ5a,5bはオフ状態である。
図2の(a)に示す操作レバー4の中立状態から、操作レバー4の操作面4Aを押すと、操作レバー4は矢印A方向に傾倒する。これにより生じた押圧力は、操作レバー4の押圧突起4aからプッシュロッド6aに伝達される。そして、図2の(b)に示すように、プッシュロッド6aがスイッチ5aを押圧して、スイッチ5aがオン状態になる。
図2の(b)に示すスイッチ5aがオン状態において、操作レバー4の操作面4Aを押すのを止めると、操作レバー4は、プッシュロッド6aを介したスイッチ5aの反発力を受けて、図2の(a)に示す中立状態に戻る。
このとき、図2の(c)に示すように、前記ばね部材7がプッシュロッド6bを操作レバー4側に付勢しているため、プッシュロッド6bは操作レバー4の押圧突起4bに当接したまま一体的に動き、衝突音は発生しない。
次に、ばね部材7の変形例について説明する。図3は、ばね部材をプッシュロッドに係止する場合の実施形態の斜視図であり、(a)はばね部材をプッシュロッドの頭部に形成した凹部に挿入してプッシュロッドに係止する実施形態の斜視図、(b)はばね部材の両端部に形成したリング部でプッシュロッドに係止する実施形態の斜視図である。
図3の(a)に示すように、ばね部材7を前記一対のプッシュロッド6a,6bと一体に成形せずに、別体に成形することもできる。この場合、各プッシュロッド6a,6bの頭部に凹部6cを形成して、ばね部材7の両端部7a,7aをその凹部6c,6cに掛止させるとよい。また、図3の(b)に示すように、ばね部材7の両端部にリング部7c,7cを形成し、それぞれのリング部7c,7cに各プッシュロッド6a,6bを挿入してもよい。なお、係る場合には、ばね部材7のリング部7c,7cは、プッシュロッド6a,6bの頭部にある鍔部6dで係止される。さらに、これら以外にも、溶着などでプッシュロッド6a,6bとばね部材7を、あとから一体にしてもよい。
図4は、ばね部材をスイッチハウジングに係止する他の実施形態の断面図であり、(a)はばね部材の中間部の1点で係止する実施形態の断面図、(b)はばね部材の中間部で広く線状態で係止する実施形態の断面図である。
図1および図2に示す形態では、ばね部材7がその両端部7a、7aの内側にある2つの支点7b,7bで、スイッチハウジング2の仕切り板2aの上面に係止されている。ばね部材7の係止の形態は、前記形態以外にも、図4の(a)に示すように、スイッチハウジング2の仕切り板2aの上面に、ばね部材7の1つの支点7bで係止させることもできる。また、図4の(b)に示すように、ばね部材7の1または2つの支点ではなく、ばね部材7の両支点7b,7b間で線状態に広く係止させることもできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。例えば、本実施形態では、ばね部材7を板状としたが、ばね部材は板状に限られるものではなく、棒状など弾性機能を有するものを適用することができる。また、ばね部材7の素材は、アセタール樹脂に限定されるものではなく、金属または非金属のものでもかまわない。ばね部材7が係止される場所も、スイッチハウジング2の仕切り板2aの上面に限定されるものではなく、スイッチハウジング2に形成された突起など、ばね部材7が各プッシュロッド6a,6bを常時操作レバー4側に付勢するように係止できればよい。スイッチ5a,5bは、タクトスイッチに限定されるものではなく、ラバー接点などオン・オフスイッチ機能を有するものを適用することができる。さらに、プッシュロッド6a,6bについても円柱形の部材としたが、円柱形に限られるものではなく、角柱形など力を伝達する機能を有するものであれば特に限定されない。
(a)は実施形態に係るシーソスイッチ装置の分解状態の断面斜視図であり、(b)は実施形態に係るシーソスイッチ装置の組立状態の断面斜視図である。 (a)は、実施形態に係るシーソスイッチ装置の動作説明図のうち、操作レバーの中立状態図であり、(b)は、実施形態に係るシーソスイッチ装置の動作説明図のうち、操作レバーを矢印A方向に傾倒した状態図であり、(c)は、実施形態に係るシーソスイッチ装置の動作説明図のうち、操作レバーを矢印A方向に傾倒した状態から中立状態に戻る過程の状態図である。 (a)はばね部材をプッシュロッドの頭部に形成した凹部に挿入してプッシュロッドに係止する実施形態の斜視図であり、(b)はばね部材の両端部に形成したリング部でプッシュロッドに係止する実施形態の斜視図である。 (a)はばね部材の中間部の1点でスイッチハウジングに係止する実施形態の断面図であり、(b)はばね部材の中間部で広く線状態でスイッチハウジングに係止する実施形態の断面図である。
符号の説明
1 シーソスイッチ装置
2 スイッチハウジング
3 支軸
4 操作レバー
5a,5b スイッチ
6a,6b プッシュロッド
7 ばね部材
7a 端部
7b 支点

Claims (1)

  1. スイッチハウジングと、
    前記スイッチハウジングに揺動可能に軸支された操作レバーと、
    前記操作レバーの両側部に対応してスイッチハウジングに配設された一対のスイッチと、
    前記各スイッチと前記操作レバーの両側部との間に介設され、前記スイッチハウジングに昇降可能に支持された一対のプッシュロッドと、
    前記プッシュロッドを常時操作レバー側に付勢するように配設された、両端部が前記プッシュロッドに係止され、その中間部の少なくとも一部が前記スイッチハウジングに係止された板状または棒状のばね部材とを備え
    前記一対のプッシュロッドと前記ばね部材とは、一体に成形されたことを特徴とするシーソスイッチ装置。
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