JP4417797B2 - 電源切断管理方法及び電源切断管理システム - Google Patents

電源切断管理方法及び電源切断管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP4417797B2
JP4417797B2 JP2004201999A JP2004201999A JP4417797B2 JP 4417797 B2 JP4417797 B2 JP 4417797B2 JP 2004201999 A JP2004201999 A JP 2004201999A JP 2004201999 A JP2004201999 A JP 2004201999A JP 4417797 B2 JP4417797 B2 JP 4417797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal device
terminal
management
data storage
electrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004201999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006024016A (ja
Inventor
博志 片野
紀行 百目鬼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004201999A priority Critical patent/JP4417797B2/ja
Publication of JP2006024016A publication Critical patent/JP2006024016A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4417797B2 publication Critical patent/JP4417797B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、プリンタ装置や複写機などの電気機器の主電源を効率よく切断するための電源切断管理方法及び電源切断管理システムに関するものである。
企業のオフィスにおいては、プリンタ装置や複写機など様々な共用オフィス機器が利用されている。通常、個人で使用しているパーソナルコンピュータについては、1日の業務が終了して退社する時に、この利用者が電源を切断して退社している。これに対して、共用しているプリンタ装置や複写機などのオフィス機器の主電源は、このオフィスの最終退出者が、主電源が切断されているかどうかを確認して退社するのが一般的である。また、電気機器の制御方法として、利便性を向上しながら、電力の無駄な消費を抑えることができる電気機器の制御装置、およびそれを用いた電気機器システムに関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の電気機器システムでは、制御装置と、この制御装置によって監視される監視対象機器と、制御装置によって停止制御が行われる制御対象機器とを備える。そして、制御装置が、監視対象機器を監視し、監視結果に応じて制御対象機器であるプリンタ装置や複写機の停止制御を行う。これにより、利用者が制御対象機器の停止を行う必要がなくなり、利便性が向上し、制御対象機器の電源の切り忘れを防止することができるので、無駄な電力の消費が防止される。
特開2001−333460号公報(図7、図9)
しかし、特許文献1記載の電気機器システムを用いる場合、各電気機器の制御するためのサーバコンピュータを設ける必要がある。すなわち、監視対象機器と制御対象機器とを監視する制御装置を導入する必要があることからコストの増大を招く。また、監視対象機器と制御対象機器の間で信号のやり取りを行うので、プログラムの作成やメンテナンスの複雑さが増大する。従って、より低コストで、更にメンテナンスも簡単に行うことが望まれている。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、特別な監視装置を設置することなく、電気機器装置自身が、端末装置の稼動状況を取得して判断することにより効率的に主電源を切断することができる電源切断管理方法及び電源切断管理システムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介して接続されている端末装置と、前記端末装置を特定する端末装置識別子と、端末装置が管理端末またはクライアント端末のいずれかであるかを識別する管理フラグと、メッセージ待機時間とを記憶した電気機器装置データ記憶手段と、前記端末装置からジョブを受けて蓄積し、実行する電気機器装置とを備えたシステムを用いて、前記電気機器装置の主電源の管理を行うための電源切断管理方法であって、前記端末装置が、起動された場合には、この端末を特定する端末装置識別子と管理フラグとを含む端末装置設定情報を前記電気機器装置に送信し、前記電気機器装置が、前記端末装置から前記端末装置設定情報を受信した場合には、この端末装置設定情報に含まれる端末装置識別子と管理フラグとを前記電気機器装置データ記憶手段に記憶する端末装置稼動状況取得段階を実行し、前記端末装置が、終了処理を行なった場合、端末装置識別子を含む端末装置終了情報を前記電気機器装置に送信し、前記電気機器装置が、前記端末装置から端末装置終了情報を受信した場合、この端末装置が管理端末か否かを判断し、前記端末装置終了情報を送信した端末装置が管理端末でない場合には、前記電気機器装置データ記憶手段から、この端末装置の端末装置識別子を削除し、前記端末装置終了情報を送信した端末装置が管理端末の場合には、前記電気機器装置データ記憶手段から、この管理端末の端末装置識別子を削除し、前記電気機器装置データ記憶手段に記録されている他の端末装置識別子があるか否かを判断し、他の端末装置識別子がある場合には、この端末装置識別子の端末装置に対して終了確認メッセージを送信し、終了確認メッセージを受信した端末装置からの回答が終了許可通知であった場合、もしくはメッセージ待機時間が経過した場合には、前記電気機器装置自身が主電源の切断を行うと判断し、前記端末装置終了情報を受信した場合、前記電気機器装置データ記憶手段に記憶されている他の端末装置識別子がない場合には、前記電気機器装置自身が主電源の切断を行うと判断する電源切断可否判断段階と、前記主電源の切断を行うと判断した場合、前記電気機器装置自身に蓄積された未完了ジョブを実行し、このジョブ完了を待ってから前記主電源の切断を行う電源切断段階とを実行することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の電源切断管理方法において、前記端末装置は、再送信時間が記録されている端末装置データ記憶部を備えており、前記端末装置データ記憶部に前記再送信時間が記録されている場合には、前記端末装置は、前記端末装置設定情報をこの再送信時間の時間間隔で送信し、前記端末装置稼動状況取得段階は、前記端末装置において再送信設定が行われた再送信時間の時間間隔で、前記稼動状況を取得することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、ネットワークを介して接続されている端末装置と、前記端末装置を特定する端末装置識別子と、端末装置が管理端末またはクライアント端末のいずれかであるかを識別する管理フラグと、メッセージ待機時間とを記憶した電気機器装置データ記憶手段と、前記端末装置からジョブを受けて蓄積し、実行する電気機器装置とを備え、前記電気機器装置の主電源の管理を行うための電源切断管理システムであって、前記端末装置が、起動された場合には、この端末を特定する端末装置識別子と管理フラグとを含む端末装置設定情報を前記電気機器装置に送信する手段と、終了処理を行なった場合、端末装置識別子を含む端末装置終了情報を前記電気機器装置に送信する手段とを備え、前記電気機器装置が、前記端末装置から前記端末装置設定情報を受信した場合には、この端末装置設定情報に含まれる端末装置識別子と管理フラグとを前記電気機器装置データ記憶手段に記憶する端末装置稼動状況取得手段と、前記端末装置から端末装置終了情報を受信した場合、この端末装置が管理端末か否かを判断し、前記端末装置終了情報を送信した端末装置が管理端末でない場合には、前記電気機器装置データ記憶手段から、この端末装置の端末装置識別子を削除し、前記端末装置終了情報を送信した端末装置が管理端末の場合には、前記電気機器装置データ記憶手段から、この管理端末の端末装置識別子を削除し、前記電気機器装置データ記憶手段に記録されている他の端末装置識別子があるか否かを判断し、他の端末装置識別子がある場合には、この端末装置識別子の端末装置に対して終了確認メッセージを送信し、終了確認メッセージを受信した端末装置からの回答が終了許可通知であった場合、もしくはメッセージ待機時間が経過した場合には、前記電気機器装置自
身が主電源の切断を行うと判断し、前記端末装置終了情報を受信した場合、前記電気機器装置データ記憶手段に記憶されている他の端末装置識別子がない場合には、前記電気機器装置自身が主電源の切断を行うと判断する電源切断可否判断手段と、前記主電源の切断を行うと判断した場合、前記電気機器装置自身に蓄積された未完了ジョブを実行し、このジョブ完了を待ってから前記主電源の切断を行う電源切断手段とを備えたことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の電源切断管理システムにおいて、前記端末装置は、再送信時間が記録されている端末装置データ記憶部を備えており、前記端末装置データ記憶部に前記再送信時間が記録されている場合には、前記端末装置は、前記端末装置設定情報をこの再送信時間の時間間隔で送信する手段を更に備え、前記端末装置稼動状況取得手段は、前記端末装置において再送信設定が行われた再送信時間の時間間隔で、前記稼動状況を取得することを要旨とする。
(作用)
本発明によれば、電気機器装置は、ネットワークを介して端末装置からその端末装置を特定するユニークな情報とともに利用開始状況もしくは利用終了状況に関する稼動状況を受信して記憶する。電気機器装置は、その利用開始状況もしくは利用終了状況の稼動状況を元に主電源を切断しても良いかどうかの判断を行い、判断の結果、主電源を切断しても
良いとなった場合に主電源を切断する。このため、特別な監視装置を設置する必要がなく、また、監視装置を含んだプログラム作成の必要もなく、メンテナンスも簡単に行うことができるので、効率良く電気機器装置の電源を管理することができる。
本発明によれば、端末装置稼動状況取得手段は、端末装置から利用開始状況に関する情報及び利用終了状況に関する情報を取得する。このため、電気機器装置自身が、どの端末装置が利用開始していて、どの端末装置が利用終了したのかを把握することができる。よって利用者の利便性を向上させることができる。
本発明によれば、端末装置稼動状況取得手段は、端末装置が再送信設定を行うに設定した場合に、再送信の時間間隔で稼動状況を受信する。このため、電気機器装置自身に障害が発生して、電源を再投入した時に、何等かの障害があってプリンタ装置データ記憶部から稼動状況が消えてしまった場合でも、端末装置から稼動状況を受信しつづけることで電気機器装置を使用している利用者がいた場合でも、主電源を切断するようなことがなくなる。よって利用者の手間を減らすことができる。
本発明によれば、電源切断可否判断手段は、管理端末である端末装置から利用終了状況の情報を受信した場合に、電気機器装置を利用している他の端末装置に終了確認メッセージを送信する。このため、電気機器装置を利用している利用者がいた場合に、終了確認メッセージを送信して、確認することにより強制的に主電源を切断するようなことがなくなるので、利用者の利便性を向上させることができる。
本発明によれば、電源切断可否判断手段は、管理端末である端末装置から利用終了状況の情報を受信した場合に、電気機器装置を利用している他の端末装置に終了確認メッセージを送信する。この時に、利用者がメッセージに対して回答してくれる場合は良いが、離席や退社してしまった場合には、回答することができない。この場合に、回答を待っていると主電源を切断することができない状態になる場合がある。そこで、電気機器装置が、終了確認メッセージを送信してから、管理端末によって設定されたメッセージ待機時間を超えて回答がなかった場合には、終了に同意したと判断して、電気機器装置の主電源を切断する。従って、利用者の端末装置の電源の切り忘れによる電気機器装置の主電源の切り
忘れを防止することができる。
本発明によれば、特別な監視装置を設置することなく、プリンタ装置等の共用されている電気機器装置の電源を装置自身が効率的に切断することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図12に従って説明する。本実施形態では、各端末装置からの稼動状況をプリンタ装置が取得して、プリンタ装置自身がその稼動状況に応じて電源の切断を行う電源切断管理方法及び電源切断管理システムとして説明する。
本実施形態では、図1に示すように、電源切断管理システムとして端末装置10とプリンタ装置20とを用いる。そして、端末装置10とプリンタ装置20とは、ネットワークNを介して接続されている。そして、プリンタ装置20は、各端末装置10からの印刷ジョブの依頼に基づいて印刷処理を実行する。端末装置10には、後述するように各端末装置を特定するためのユニークな情報(ここでは、IPアドレス)が割り振られる。
端末装置10には、役割の違いによって管理端末とクライアント端末とがある。管理端末は、各クライアント端末を統括する端末であり、他のクライアント端末装置がプリンタ装置20を使用している状態でも、プリンタ装置20の電源の切断要求を行うことができる端末装置10である。クライアント端末は、利用者が通常使用する一般的な端末装置である。なお、このクライアント端末は、他の端末装置10が稼動中には、プリンタ装置20の電源の切断要求を行うことができない。後述するように、各端末装置10は、制御部11と端末装置データ記憶部12を備えている。
制御部11は、端末装置10の利用者が入力した初期設定情報を端末装置データ記憶部12に記録する。また、制御部11は、端末装置10からの端末装置設定情報を送信するためにネットワークNを介してプリンタ装置20との間でのデータ送受信や各種情報の管理を実行するためのデータ管理処理等を行う。このため、制御部11は、図示しないCPU、図示しないRAMやROM等を有する。
端末装置データ記憶部12は、図3に示すように、端末装置10がプリンタ装置20を利用する時に用いる端末装置設定情報を記憶するための端末装置データ120が記録されている。この端末装置データ120は、本実施形態では、端末装置毎に記録される。この端末装置データ120には、プリンタ装置識別子、端末装置識別子、再送信設定フラグ、再送信時間設定、管理フラグ、メッセージ待機時間設定に関するデータが含まれる。
プリンタ装置識別子データ領域には、ネットワークN上に存在し、この端末装置10が印刷時に利用するプリンタ装置20を特定する識別子に関するデータが記録される。ここでは、プリンタ装置20のIP(Internet Protocol )アドレスの情報が記録される。
端末装置識別子データ領域には、この端末装置10を特定する識別子に関するデータが記録される。具体的には、端末装置10を立ち上げた時に、DHCP(Dynamic Host Con
figuration Protocol )サーバより割り振られるユニークな情報であるIPアドレスの情報が記録される。
再送信設定フラグ領域には、端末装置10が特定したプリンタ装置20に対して、所定の一定の時間間隔でプリンタ装置20に端末装置設定情報を送信するかどうかを判断するためのデータが記録される。具体的には、端末装置設定情報の再送信を行う場合には「1」、行わない場合には「0」が記録される。
再送信時間設定データ領域には、再送信を行う時間間隔に関するデータが記録される。この再送信時間設定は、上述した再送信設定フラグが「1」に設定されている場合に有効になる。具体的には、「30」とした場合には、端末装置10の制御部11は、30分間隔でプリンタ装置20に対して端末装置設定情報を送信する。
管理フラグデータ領域には、端末装置10の種別(管理端末又は一般のクライアント端末)を特定するデータが記録される。具体的には、管理端末の場合には「1」、一般のクライアント端末の場合には「0」が記録される。管理端末に設定された端末装置10の電源を切断した場合には、プリンタ装置20の電源を切断する終了確認メッセージを、プリンタ装置20を使用している全端末装置に対して送信する。
メッセージ待機時間設定データ領域には、プリンタ装置の終了確認メッセージに対する端末装置10からの回答待ち時間に関するデータが記録される。具体的には、管理端末である端末装置10を終了した時に、プリンタ装置20より電源を切断する終了確認メッセージを送信する。その場合に、プリンタ装置20からの終了確認メッセージに対して端末装置10が回答できない場合の最大待ち時間に関するデータが記録される。この設定は、管理端末に指定された端末装置10の設定のみが有効になる。すなわち、管理端末だけが、このメッセージ待機時間を決定することができる。
プリンタ装置20は、端末装置10からの端末装置設定情報を受信して、どの端末装置10によって利用されるのかをプリンタ装置データ記憶部22に記憶する。このため、プリンタ装置20は、プリンタ制御部21とプリンタ装置データ記憶部22を備えている。
このプリンタ制御部21は、端末装置10からの端末装置設定情報を受信するために、ネットワークNを介して、端末装置10との間でのデータ送受信や各種情報の管理を実行するためのデータ管理処理等を行う。このプリンタ制御部21は、図示しないCPU、図示しないRAMやROM等を有し、後述する処理(端末装置稼動状況取得段階、電源切断可否判断段階、電源切断段階等)を行う。そのための電源切断管理プログラムを実行することにより、プリンタ制御部21は、端末装置稼動状況取得手段40、電源切断可否判断手段41、電源切断手段42として機能する。
図2に示すように、プリンタ制御部21が、プリンタ装置20の電源を切断するまでの手段を説明した機能ブロック図である。端末装置稼動状況取得手段40は、端末装置10の利用開始状況と利用終了状況を取得する手段である。利用開始状況としては、端末装置10毎に設定された端末装置設定情報の中の端末装置識別子、管理フラグ、メッセージ待機時間と開始を意味する状態フラグ「0」を、プリンタ装置20が受信して、端末装置10の稼動状態を取得する。利用終了状況としては、端末装置10毎に設定された端末装置設定情報の中の端末装置識別子、管理フラグと終了を意味する状態フラグ「1」を、プリンタ装置20が受信して、端末装置10の終了状態を取得する。電源切断可否判断手段41は、端末装置稼動状況取得手段40において、端末装置10の終了状況を取得した時、管理端末の場合には、プリンタ装置20は、全稼動中の端末装置10に対して終了のメッセージを送信して、その回答の内容によって、プリンタ装置20の電源を切断しても良い
かどうかを判断する。クライアント端末の場合には、自分がそのプリンタ装置20を使用している最後の端末装置10であった場合に、プリンタ装置20の電源を切断しても良いと判断する。電源切断手段42は、電源切断可否判断手段41に基づいて、プリンタ装置20の電源を切断する。
さらに、プリンタ装置20は、プリンタ装置データ記憶手段としてのプリンタ装置データ記憶部22を備えている。プリンタ装置データ記憶部22には、図4に示すように、プリンタ装置20を利用している端末装置10に関するプリンタ装置データ220が記録されている。このプリンタ装置データ220は、本実施形態では、端末装置10の電源が投入された場合、もしくは、端末装置10の再送信設定フラグが再送信するになっている場合に受信した端末装置設定情報に基づいてデータ登録もしくは更新される。端末装置10の電源が切断された場合には、データ削除される。このプリンタ装置データ220には、端末装置識別子、状態フラグ、管理フラグ、メッセージ待機時間設定に関するデータが含まれる。
端末装置識別子データ領域には、ネットワークN上に存在する端末装置10を特定する識別子に関するデータが記録される。具体的には、端末装置10が電源を投入後に取得したIPアドレスに関するデータが記憶される。
状態フラグ領域には、特定した端末装置10の状態に関するデータが記録される。具体的には、端末装置10の電源が投入された場合には「0」、電源が切断された場合には「1」が記録される。
管理フラグデータ領域には、この端末装置10の種別(管理端末又は一般のクライアント端末)を特定するためのデータが記録される。このデータ領域は、端末装置10で初期設定された情報を受信して登録する。
メッセージ待機時間設定データ領域には、管理端末に設定された端末装置10を終了した時に、プリンタ装置20より電源を切断する終了確認メッセージを送信したが、各端末装置からの回答が返信されてこなかった場合の最大待ち時間に関するデータが記録される。このデータ領域は、端末装置10で初期設定された情報を受信して登録する。
上記のように構成されたシステムにおいて、端末装置10での初期設定、プリンタ装置20における各端末装置10の端末装置設定情報からの稼動状況の把握、プリンタ装置20の電源を切断しても良いかどうかの判断の処理手順について以下に説明する。ここでは、端末装置10に対する初期設定処理、端末装置10の起動時の処理及び端末装置10の終了時の処理に分けて順番に説明する。
(端末装置10の初期設定処理)
端末装置10の初期設定処理の手順を、図5を用いて説明する。
まず、端末装置10の利用者は、初期設定プログラムを起動する。この場合、端末装置10の制御部11は、ディスプレイに図10に示す端末装置初期設定画面500を表示する。そして、この端末装置初期設定画面500を用いて入力された、使用するプリンタ装置20の固定IPアドレスの設定を行う(ステップS1−1)。使用するプリンタ装置20の固定IPアドレスは、1台に限られずに複数登録を行うことができる。この場合には、各プリンタ装置20のIPアドレスを入力する。
次に、端末装置10の制御部11は、端末装置初期設定画面500を用いて入力された再送信設定フラグの設定を行う(ステップS1−2)。本実施形態では、初期設定値として再送信設定が「行う」になっている。この場合には、端末装置データ120の再送信設
定フラグデータ領域には、再送信設定フラグとして「1」が記録されている。再送信設定を行うと、管理フラグとメッセージ待機時間とDHCPサーバより割り振られたIPアドレスをプリンタ装置20に端末装置10が終了するまで送信しつづけることになる。通常はこの設定のまま用いる。但し、再送信設定をしたくない場合には、再送信設定を「行わない」に設定する。この場合には、端末装置データ120の再送信設定フラグデータ領域には、再送信設定フラグとして「0」が記録されている。
次に、端末装置10の制御部11は、端末装置初期設定画面500を用いて入力された端末装置10の種別の設定を行う(ステップS1−3)。ここでは、端末装置10を管理端末として使用するか、一般のクライアント端末として使用するかどうかの設定が行われる。具体的には、管理端末として設定を行う場合には、管理フラグを「する」にチェックを行い、行わない場合には、「しない」にチェックを行う。この場合、端末装置データ120の管理フラグデータ領域には、管理端末の場合には「1」、一般のクライアント端末の場合には「0」が記録される。管理端末に設定した場合には、管理端末の端末装置10の電源を切った場合に、プリンタ装置20の電源を切断する終了確認メッセージを、プリンタ装置20を使用している全端末装置に対して送信する。
次に、端末装置10を管理端末として設定しなかった場合(ステップS1−4でNOの場合)には、端末装置10の利用者は、再度、再送信設定フラグの状態を確認する(ステップS1−5)。そして、再送信をする設定になっている場合で、再送信を行わないに変更する場合(ステップS1−5でNOの場合)には、再送信設定を「行わない」に変更する(ステップS1−6)。
次に、端末装置10を管理端末として設定した場合(ステップS1−4でYESの場合)には、端末装置10の制御部11は、利用者に対してメッセージ待機時間の設定を促す(ステップS1−7)。
次に、端末装置10のメッセージ待機時間が設定された場合、もしくは、再送信設定フラグの確認が行われ、再送信設定フラグを「1(する)」のままにした場合(ステップS1−5でYESの場合)には、端末装置10の制御部11は、利用者に対して再送信時間の設定入力を促す(ステップS1−8)。
次に、端末装置10の制御部11は、入力・設定された内容の登録及び変更を行う(ステップS1−9)。この場合、利用者が端末装置初期設定画面500の登録・変更ボタンを押下した場合、端末装置10の制御部11は、端末装置データ記憶部12の端末装置データ120への記録処理を行う。また、入力した内容を破棄したい場合には、キャンセルボタンを押下する。以上により初期設定を終了する。この初期設定は、この設定が変更されるまで保持される。
(端末装置10の起動時の処理)
次に、端末装置10の起動時の処理に関する手順を、図6を用いて説明する。ここでは、端末装置10の利用者は、まず、端末装置10の電源を投入して起動する(ステップS2−1)。この場合、端末装置10の制御部11は、端末装置データ記憶部12の端末装置データ120の呼び出しを行なう。
次に、端末装置10の制御部11は、別に設けられたDHCPサーバからIPアドレスを取得する(ステップS2−2)。そして、制御部11は、取得したIPアドレスを、端末装置データ120の端末装置識別子データエリアに記憶する。
次に、端末装置10の制御部11は、端末装置設定情報の送信を行う(ステップS2−
3)。具体的には、端末装置データ記憶部12に記録された端末装置データ120に含まれる端末装置識別子、端末装置開始を意味する状態フラグ「0」、管理フラグ、メッセージ待機時間の各情報をプリンタ装置20に送信する。
この後、利用者は端末装置10を利用して通常業務を行う。この場合、端末装置10は利用者の通常業務に応じた通常処理を実行する(ステップS2−4)。
そして、端末装置10は、初期設定処理で登録された再送信設定フラグを確認する。再送信設定が「1(する)」になっている場合(ステップS2−5でYESの場合)には、初期設定処理で設定され、端末装置データ記憶部12に記録された再送信時間を確認して、設定された再送信時間の間隔で端末装置10の端末装置設定情報をプリンタ装置20に送信する(ステップS2−6)。端末装置設定情報の送信処理は、利用者によって端末装置10が終了されるまで、この再送信時間設定の時間間隔で続けられる。また、端末装置10は、初期設定処理で登録された再送信設定フラグを確認した時に「0(しない)」になっている場合(ステップS2−5でNOの場合)には、端末装置設定情報を送信せずに通常処理を行う。
次に、プリンタ装置20側の処理について説明する。
プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、端末装置10から端末装置設定情報を受信して記憶する(ステップS2−7)。ここで受信した端末装置設定情報は、一旦、受信データ記憶部(図示せず)に仮記憶される。
次に、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、受信した端末装置設定情報の端末装置識別子を用いて、プリンタ装置データ記憶部22に同じ端末装置識別子を含むプリンタ装置データ220があるかどうかのチェックを行う(ステップS2−8)。
ここで、プリンタ装置データ記憶部22に未登録だった場合には(ステップS2−9でYESの場合)、プリンタ制御部21は、受信した端末装置設定情報をプリンタ装置データ記憶部22に登録する(ステップS2−10)。その後、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、通常の待機モードになる(ステップS2−12)。
また、プリンタ装置データ記憶部22に登録されていた場合(ステップS2−9でNOの場合)には、プリンタ制御部21は、受信した端末装置設定情報を受信データ記憶部から削除する(ステップS2−11)。その後、プリンタ装置20は、通常の待機モードになる(ステップS2−12)。以上により、端末起動時の処理を終了する。
(端末装置10の終了時の処理)
次に、端末装置10の終了時の処理に関する手順を図7、図8及び図9を用いて説明する。利用者が端末装置10の終了を指示した場合、端末装置10の制御部11は終了処理を行う(ステップS3−1)。この場合、例えば、端末装置10上で起動されている各種アプリケーションプログラムの終了処理を行う。
次に、端末装置10の制御部11は、プリンタ装置20に対して、端末装置終了情報を送信する(ステップS3−2)。具体的には、端末装置データ120に登録された端末装置識別子、管理フラグと端末装置終了を意味する状態フラグ「1」の各情報を含む端末装置終了情報を送信する。
そして、端末装置10は電源をOFFにする(ステップS3−3)。
次に、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、端末装置10から端末装置終了情報を受信する(ステップS3−4)。具体的には、端末装置10から送信された端末装置識別子、管理フラグと端末装置終了を意味する状態フラグ「1」の各情報を受信する。
次に、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、端末装置終了情報を送信した端末装置10が管理端末かどうかを判断する(ステップS3−5)。終了処理を行った端末装置10が管理端末であった場合(ステップS3−5でYESの場合)には、まず、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、受信した端末装置終了情報の端末装置識別子に基づいて、プリンタ装置データ記憶部22から、該当する端末装置10に関するプリンタ装置データ220を探して削除する(ステップS3−6)。
次に、プリンタ装置20は、プリンタ装置データ記憶部22に他の端末装置に関するプリンタ装置データ220があるかどうかのチェックを行う(ステップS3−7)。他の端末装置に関するデータがあった場合(ステップS3−8でYESの場合)には、プリンタ装置20は、終了確認メッセージを、プリンタ装置データ記憶部22のプリンタ装置データ220に登録されている稼動中の端末装置10に送信する(ステップS3−9)。この終了確認メッセージには、プリンタ装置20の電源の切断可否を確認するためのメッセージを含む。
プリンタ装置20を使用している稼動中の端末装置10は、プリンタ装置20からの終了確認メッセージを受信する(ステップS3−10)。この場合、端末装置10のディスプレイには、図11に示す終了メッセージ画面510が表示される。
この終了確認メッセージに対して、回答を送信する(ステップS3−11)。利用者は、終了メッセージ画面510の「はい」又は「いいえ」の選択ボタンを利用する。例えば、プリンタ装置20を使用する予定がない場合には、「はい」を選択する。この場合、端末装置10の制御部11は終了許容通知を送信する。一方、まだ、プリンタ装置20を使用する予定がある場合には、「いいえ」を選択する。この場合、端末装置10の制御部11は終了拒否通知を送信する。
なお、席を離れていた場合や既に帰宅している場合などには、端末装置10の利用者は、端末装置10を通じての回答の送信を行うことができない。この場合には、プリンタ装置20のプリンタ制御部21が、所定時間内に回答を受信しない場合に終了処理を実行する。具体的には、プリンタ装置データ記憶部22に記録されたプリンタ装置データ220のメッセージ待機時間設定の最大待つことができる時間を超えた場合には、端末装置10の制御部11は終了許容通知を送信したと同様に処理を行う。
プリンタ装置20は、端末装置10からの回答を受信する(ステップS3−12)。
稼動中の全端末装置からの回答が、終了許容通知であった場合、もしくは、回答を受信していないが、メッセージ待機時間を経過してしまった場合(ステップS3−13でYESの場合)には、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、稼動中の端末装置10に対して、プリンタ装置20の終了メッセージを送信する(ステップS3−14)。
この終了メッセージを受信した端末装置10は、ディスプレイに図12に示すプリンタ終了メッセージ520を表示する(ステップS3−15)。
次に、図8に示すように、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、印刷ジョブがあるかどうかを判断する(ステップS3−20)。印刷ジョブがあった場合(ステップS3−20でYESの場合)には、プリンタ装置20は印刷処理を行う(ステップS3−21)。次に、印刷処理の完了後、又は印刷ジョブが無い場合(ステップS3−20でNOの場合)には、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、プリンタ装置データ記憶部22に登録されている端末装置10に関するプリンタ装置データ220を、すべて削除する(ステップS3−22)。そして、プリンタ装置20の主電源の切断を行う(ステップS3−23)。
また、プリンタ装置データ220に他の端末装置10に関するデータがなかった場合(ステップS3−8でNOの場合)には、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、印刷ジョブがあるかどうかを判断する(ステップS3−16)。印刷ジョブがあった場合には(ステップS3−16でYESの場合)、プリンタ装置20は印刷処理を行う(ステップS3−17)。
次に、プリンタ装置20は印刷処理を行った後、又は印刷ジョブが無かった場合(ステップS3−16でNOの場合)には、プリンタ装置20の主電源の切断を行う(ステップS3−18)。
また、終了処理を行った端末装置10が管理端末でなかった場合(ステップS3−5でNOの場合)には、図9に示すように、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、プリンタ装置データ記憶部22を読み込んで、受信した端末装置終了情報に基づいて、同じ端末装置識別子のデータがあった場合には削除処理を行う(ステップS3−24)。
次に、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、プリンタ装置データ記憶部22に、他の端末装置10のデータがあるかどうかをチェックする(ステップS3−25)。
他の端末装置10のデータがあった場合(ステップS3−26でYESの場合)には、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、通常の待機モードにする(ステップS3−27)。一方、他の端末装置10のデータが無かった場合には(ステップS3−26でNOの場合)、プリンタ装置20は印刷ジョブのチェックを行う。印刷ジョブがあった場合(ステップS3−28でYESの場合)には、プリンタ装置20は印刷処理を実行する(ステップS3−29)。印刷処理が終わった場合、又は印刷ジョブが無かった場合には(ステップS3−28でNOの場合)、プリンタ装置20は主電源の切断を行う(ステップS3−30)。以上により、端末装置10の終了時の処理を終了する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、プリンタ装置20は、端末装置10から端末装置設定情報を受信することによって、どの端末装置10から利用されているのかを把握することができる。また、端末装置設定情報を元に終了情報を受信して、プリンタ装置20の電源を切断してよいかを判断することができるので電源の切り忘れを防止することができる。
・ 上記実施形態では、ネットワーク上に特別な端末監視機器を設置しなくても、プリンタ装置は、端末装置に端末装置識別子というユニークな情報でその稼動状況を取得して電源の管理を行うことができるので低コストで管理しやすい電源の管理を行うことができる。
・ 上記実施形態では、再送信設定フラグ領域には、端末装置10が特定したプリンタ装置20に対して、所定の一定の時間間隔でプリンタ装置20に端末装置設定情報を送信するかどうかを判断するためのデータが記録される。そして、再送信時間設定データ領域に記録された時間間隔で、端末装置設定情報の再送信を行う。プリンタ装置20が用紙詰まりを起こした場合などのエラー発生時に、再立上げを行った場合に、端末装置10から受信した端末装置設定情報が消えてしまう可能性がある。これにより、再送信設定を行い、一定の時間間隔で端末装置設定情報を送信することにより、プリンタ装置20は端末装置10の稼動状況を把握することができる。従って、端末装置10がプリンタ装置20を使用しているにもかかわらず、電源を切断されることがなくなる。
・ 上記実施形態では、管理端末の端末装置10の電源を切った場合に、プリンタ装置20の電源を切断する終了確認メッセージを、プリンタ装置20を使用している全端末装
置に対して送信する。このため、クライアント端末装置がプリンタ装置20を使用中であった場合には、強制的に終了されることはなくなる。
・ 上記実施形態では、プリンタ装置20は、プリンタ装置データ記憶部22を備えている。プリンタ装置データ記憶部22には、プリンタ装置データ220が記録されている。このプリンタ装置データ220は、メッセージ待機時間設定に関するデータが含まれる。そして、プリンタ制御部21が、所定時間内に終了確認メッセージに対する回答を受信しない場合に終了処理を実行する。具体的には、プリンタ装置データ記憶部22に記録されたプリンタ装置データ220のメッセージ待機時間設定の最大待つことができる時間を超えた場合には、端末装置10の制御部11は終了許容通知を送信したと同様に処理を行う。席を離れていた場合や既に帰宅している場合などには、端末装置10の利用者は、端末装置10を通じての回答の送信を行うことができない。この場合にも、的確にプリンタ装置20は終了処理を行うことができる。
・ 上記実施形態では、ステップS3−16、20、28において、プリンタ装置20のプリンタ制御部21は、印刷ジョブがあるかどうかを判断する。そして、印刷ジョブがあった場合(YESの場合)には、プリンタ装置20は印刷処理を行う。次に、印刷処理の完了後に、プリンタ装置20の電源の切断を行う。このため電源の切断を行う前に印刷ジョブを確実に完了させることができる。
なお、上記実施形態は、以下の様態に変更してもよい。
○ 上記実施形態では、端末装置10に接続できるプリンタ装置20に関しての実施例を挙げたが、端末装置10に接続できる機器であって、データを記憶できる機能があればプリンタ装置20でなくてもよい。例えば、テレビ装置やビデオデッキ装置、ファクシミリ端末であってもよい。更には、スキャナー端末、複合機などMFP(Multi Function Printer)、MO(Magneto-Optical )ディスク装置やCD(Compact Disc)再生装置及びCD書込装置やDVD(Digital Versatile Disc)再生装置及びDVDレコーダなどに適用してもよい。
また、プリンタ制御部21に、端末装置稼動状況取得手段40、電源切断可否判断手段41、電源切断手段42として機能させたが、プリンタ装置20とは別に電源切断管理装置を設けてもよい。この場合、電源切断管理装置が、電気機器装置(プリンタ装置20)自身に蓄積された未完了ジョブを実行させるための指示を行ない、このジョブ完了を待ってから、プリンタ装置20の主電源の切断を行う処理を実行する。
○ 上記実施形態では、端末装置10を特定するためにDHCPサーバより取得したIPアドレスを使用したが、これに限らずに、端末装置を特定できるユニークな情報であれば他の情報でも良い。例えば、ネットワークカードに割り振られているMAC(Media Access Control address)アドレスなどを用いてもよい。
○ 上記実施形態では、管理端末がプリンタ装置20を終了させようとした時に、プリンタ装置20から終了メッセージを送信して、端末装置10からの回答を受信して終了しても大丈夫かどうかを判断する。回答が来なかった場合に、管理端末が初期設定で登録したメッセージ待機時間を経過した場合に終了しても良いと判断した。このメッセージ待機時間を管理端末が初期設定で登録するのではなくて、プリンタ装置自身に設定できるようにしてもよい。
○ 上記実施形態では、管理端末1台、クライアント端末2台、プリンタ装置2台がネットワークに接続されている状態の説明を行ったが、これに限られるものではない。
○ 上記実施形態では、端末装置10のIPアドレスをDHCPサーバより取得したが
、これを固定のIPアドレスとしてもよい。
本発明の一実施形態のシステム概略図 端末装置データ記憶部に記憶されたデータの説明図 プリンタ装置データ記憶部に記憶されたデータの説明図 本発明の一実施形態の処理手順の説明図 本発明の一実施形態の処理手順の説明図 本発明の一実施形態の処理手順の説明図 本発明の一実施形態の処理手順の説明図 本発明の一実施形態の処理手順の説明図 本発明の一実施形態の処理手順の説明図 本発明の一実施形態の処理手順の説明図 本発明の一実施形態の処理手順におけるメッセージ 本発明の一実施形態の処理手順におけるメッセージ
符号の説明
N…ネットワーク、10…端末装置、20…電気機器装置としてのプリンタ装置、40…端末装置稼動状況取得手段、41…電源切断可否判断手段、42…電源切断手段。

Claims (4)

  1. ネットワークを介して接続されている端末装置と、
    前記端末装置を特定する端末装置識別子と、端末装置が管理端末またはクライアント端末のいずれかであるかを識別する管理フラグと、メッセージ待機時間とを記憶した電気機器装置データ記憶手段と、前記端末装置からジョブを受けて蓄積し、実行する電気機器装置とを備えたシステムを用いて、前記電気機器装置の主電源の管理を行うための電源切断管理方法であって、
    前記端末装置が、起動された場合には、この端末を特定する端末装置識別子と管理フラグとを含む端末装置設定情報を前記電気機器装置に送信し、
    前記電気機器装置が、前記端末装置から前記端末装置設定情報を受信した場合には、この端末装置設定情報に含まれる端末装置識別子と管理フラグとを前記電気機器装置データ記憶手段に記憶する端末装置稼動状況取得段階を実行し、
    前記端末装置が、終了処理を行った場合、端末装置識別子を含む端末装置終了情報を前記電気機器装置に送信し、
    前記電気機器装置が、
    前記端末装置から端末装置終了情報を受信した場合、この端末装置が管理端末か否かを判断し、
    前記端末装置終了情報を送信した端末装置が管理端末でない場合には、前記電気機器装置データ記憶手段から、この端末装置の端末装置識別子を削除し、
    前記端末装置終了情報を送信した端末装置が管理端末の場合には、前記電気機器装置データ記憶手段から、この管理端末の端末装置識別子を削除し、前記電気機器装置データ記憶手段に記録されている他の端末装置識別子があるか否かを判断し、
    他の端末装置識別子がある場合には、この端末装置識別子の端末装置に対して終了確認メッセージを送信し、
    終了確認メッセージを受信した端末装置からの回答が終了許可通知であった場合、もしくはメッセージ待機時間が経過した場合には、前記電気機器装置自身が主電源の切断を行うと判断し、
    前記端末装置終了情報を受信した場合、前記電気機器装置データ記憶手段に記憶されて
    いる他の端末装置識別子がない場合には、前記電気機器装置自身が主電源の切断を行うと判断する電源切断可否判断段階と、
    前記主電源の切断を行うと判断した場合、前記電気機器装置自身に蓄積された未完了ジョブを実行し、このジョブ完了を待ってから前記主電源の切断を行う電源切断段階とを実行することを特徴とする電源切断管理方法。
  2. 前記端末装置は、再送信時間が記録されている端末装置データ記憶部を備えており、
    前記端末装置データ記憶部に前記再送信時間が記録されている場合には、前記端末装置は、前記端末装置設定情報をこの再送信時間の時間間隔で送信し、
    前記端末装置稼動状況取得段階は、前記端末装置において再送信設定が行われた再送信時間の時間間隔で、前記稼動状況を取得することを特徴とする請求項1に記載の電源切断管理方法。
  3. ネットワークを介して接続されている端末装置と、
    前記端末装置を特定する端末装置識別子と、端末装置が管理端末またはクライアント端末のいずれかであるかを識別する管理フラグと、メッセージ待機時間とを記憶した電気機器装置データ記憶手段と、前記端末装置からジョブを受けて蓄積し、実行する電気機器装置とを備え、前記電気機器装置の主電源の管理を行うための電源切断管理システムであって、
    前記端末装置が、
    起動された場合には、この端末を特定する端末装置識別子と管理フラグとを含む端末装置設定情報を前記電気機器装置に送信する手段と、
    終了処理を行なった場合、端末装置識別子を含む端末装置終了情報を前記電気機器装置に送信する手段とを備え、
    前記電気機器装置が、
    前記端末装置から前記端末装置設定情報を受信した場合には、この端末装置設定情報に含まれる端末装置識別子と管理フラグとを前記電気機器装置データ記憶手段に記憶する端末装置稼動状況取得手段と、
    前記端末装置から端末装置終了情報を受信した場合、この端末装置が管理端末か否かを判断し、
    前記端末装置終了情報を送信した端末装置が管理端末でない場合には、前記電気機器装置データ記憶手段から、この端末装置の端末装置識別子を削除し、
    前記端末装置終了情報を送信した端末装置が管理端末の場合には、前記電気機器装置データ記憶手段から、この管理端末の端末装置識別子を削除し、前記電気機器装置データ記憶手段に記録されている他の端末装置識別子があるか否かを判断し、
    他の端末装置識別子がある場合には、この端末装置識別子の端末装置に対して終了確認メッセージを送信し、
    終了確認メッセージを受信した端末装置からの回答が終了許可通知であった場合、もしくはメッセージ待機時間が経過した場合には、前記電気機器装置自身が主電源の切断を行うと判断し、
    前記端末装置終了情報を受信した場合、前記電気機器装置データ記憶手段に記憶されている他の端末装置識別子がない場合には、前記電気機器装置自身が主電源の切断を行うと判断する電源切断可否判断手段と、
    前記主電源の切断を行うと判断した場合、前記電気機器装置自身に蓄積された未完了ジョブを実行し、このジョブ完了を待ってから前記主電源の切断を行う電源切断手段とを備えたことを特徴とする電源切断管理システム。
  4. 前記端末装置は、再送信時間が記録されている端末装置データ記憶部を備えており、
    前記端末装置データ記憶部に前記再送信時間が記録されている場合には、前記端末装置は、前記端末装置設定情報をこの再送信時間の時間間隔で送信する手段を更に備え、
    前記端末装置稼動状況取得手段は、前記端末装置において再送信設定が行われた再送信時間の時間間隔で、前記稼動状況を取得することを特徴とする請求項3に記載の電源切断管理システム
JP2004201999A 2004-07-08 2004-07-08 電源切断管理方法及び電源切断管理システム Expired - Fee Related JP4417797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004201999A JP4417797B2 (ja) 2004-07-08 2004-07-08 電源切断管理方法及び電源切断管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004201999A JP4417797B2 (ja) 2004-07-08 2004-07-08 電源切断管理方法及び電源切断管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006024016A JP2006024016A (ja) 2006-01-26
JP4417797B2 true JP4417797B2 (ja) 2010-02-17

Family

ID=35797241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004201999A Expired - Fee Related JP4417797B2 (ja) 2004-07-08 2004-07-08 電源切断管理方法及び電源切断管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4417797B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5027767B2 (ja) * 2008-09-08 2012-09-19 シャープ株式会社 印刷システムおよび印刷装置
JP5310260B2 (ja) * 2009-05-26 2013-10-09 ブラザー工業株式会社 プログラム、及び、ネットワークシステム
JP5187288B2 (ja) * 2009-07-22 2013-04-24 カシオ電子工業株式会社 印刷装置
JP2012006306A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、プログラム
JP5822749B2 (ja) 2012-02-06 2015-11-24 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP6501441B2 (ja) * 2012-05-15 2019-04-17 キヤノン株式会社 データ通信装置、データ通信装置の制御方法、プログラム
JP2018061284A (ja) * 2017-12-04 2018-04-12 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006024016A (ja) 2006-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7730191B2 (en) Information processing apparatus requesting registration with peripheral, and peripheral determining whether to accept registration request of information processing apparatus
JP4266957B2 (ja) 集中監視システム及びその制御方法、並びに、ホスト装置及びその制御方法
US8699067B2 (en) Pull printing system, method and computer-readable storage medium for processing print jobs after pull printing server failure
US20130088741A1 (en) Communication system, relay apparatus and communication apparatus
JP2009239973A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP5810761B2 (ja) 処理制御サーバーおよび処理制御方法
JP4124238B2 (ja) 画像処理装置、機能提示方法、およびコンピュータプログラム
US10326892B2 (en) Remote support system and recording medium
US20050270586A1 (en) Data processing apparatus, image processing apparatus, information notifying method therefor, and program for implementing the method
KR20130006356A (ko) 화상 형성 장치, 네트워크 시스템, 화상 형성 장치의 제어 방법, 네트워크 시스템의 제어 방법, 컴퓨터 판독가능한 저장 매체
US20100088408A1 (en) Status reporting apparatus, image processing system, and storage medium storing control program
JP4417797B2 (ja) 電源切断管理方法及び電源切断管理システム
CN104519225A (zh) 图像处理系统
JP2009037611A (ja) 起動制御を行うためのプログラム
JP4747581B2 (ja) ネットワークに接続されたデバイスの監視制御
US20180173470A1 (en) Print relay server, method for giving print command, and non-transitory recording medium storing computer readable program
JP2010170232A (ja) 画像形成システム、サーバ装置および画像形成装置
JP2011136484A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム
US20170371607A1 (en) Image processing system, image forming apparatus, method for sharing data, and non-transitory recording medium for storing computer readable program
WO2006051724A1 (ja) 通信端末装置、通信システム、プログラムおよび記録媒体
JP5550750B2 (ja) 画像形成システムおよびサーバ装置
JP5550749B2 (ja) 画像形成システムおよびサーバ装置
JP5449587B2 (ja) 画像形成システム、サーバ装置および画像形成装置
JP2007158850A (ja) 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理方法
JP4378338B2 (ja) 情報処理装置、デバイス設定方法、記憶媒体、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131204

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees