JP4417301B2 - 運転支援装置 - Google Patents

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Description

この発明は、プラントの運転や衛星の遠隔操作を支援する運転支援装置に関し、特に操作手順を表示する技術に関する。
従来のプラントの運転支援装置では、操作手順は、一連の個別操作と条件分岐により表現されている。このような運転支援装置では、操作手順の実行時に、既に実行された操作手順の部分は、その履歴情報を用いて、所定のステップ数だけ表示され、一方、未実行の操作手順の部分については、プラントの状態と操作の予測に基づいて分岐先が選ばれ、この選ばれた分岐先から所定のステップ数だけ表示される。さらに、現時点から近傍の操作手順の部分については、対応するマニュアルが検索され、この検索により得られた操作手順の部分が表示される。
関連する技術として、特許文献1は、運転マニュアルの開始から最終目標までの全体の流れと、流れ上における、現在点の位置と、現在点の詳細な運転ガイドとを同時に表示することができる運転支援システムを開示している。この運転支援システムは、出発点から現在時点までは階層的に構成した運転マニュアルの重要度が高く、かつ同一重要度では現在時点に近いほうから選択し、一方、現在時点および予め定めた範囲内のステップでは、詳細な運転ガイドを表示し、それから先、到達点までは、代表的なパラメータのみで判断することにより、プラントの状況を判断し、予め定めた優先度で表示事項を表示する。なお、実際の運転とプラントの状況とを優先度計算部で運転マニュアルのステップ差に変換して、優先度を表すこともできる。
特開平8−179820号公報
しかしながら、上述した従来の運転支援装置は、手順実行の経路については、分岐部における判定条件にしたがって唯一の経路を選択し、その経路について、表示可能な手順を示すのみである。このため、選択されなかった分岐先の部分について、どのような手順が存在するかは、分岐先の予測を修正して表示するため、同一表示において複数の経路を表示することができず、また、複雑な操作手順の全体を文書等の形式にて印刷する場合、操作手順を分割して表示する必要があるが、全体を適切に分割して表示することができず、操作性に劣るという問題がある。
この発明は、上述した問題点を解消するためになされたものであり、適切な操作手順を表示できる操作性に優れた運転支援装置を提供することを目的とする。
この発明に係る運転支援装置は、操作手順において個々の操作の遷移を示す遷移部に、個別操作部または分岐部から他の個別操作部または分岐部に進む比率を表す遷移比率を導入し、その遷移比率を操作手順の各個別操作部および分岐部の間の距離の計算に用い、遷移比率と距離とを表示範囲の決定に利用するように構成されている。すなわち、この発明に係る運転支援装置は、個別の操作に対応する個別操作部と、条件に従って手順の流れを分岐させる分岐部と、個別操作部または分岐部から他の個別操作部または分岐部への遷移を示し、該遷移の比率を表す遷移比率が付された遷移部とによって記述された操作手順を格納した記録装置と、前記記録装置から読み出した操作手順の中の特定の個別操作部を起点とし、該起点からの距離を、個別操作部の表示に必要な領域の大きさ、個別操作部間の遷移部の表示に必要な長さおよび分岐部から分岐先への遷移部の表示に必要な長さに分岐先の表示に必要な領域の大きさを加えた結果に遷移比率の逆数を乗じた長さを合計することによって算出し、該算出した起点からの距離に基づき操作手順の表示範囲を決定する表示範囲判定部と、表示範囲判定部によって決定された表示範囲を表示する表示部とを備えている。
この発明に係る運転支援装置によれば、個別の操作に対応する個別操作部と、条件に従って手順の流れを分岐させる分岐部と、個別操作部または分岐部から他の個別操作部または分岐部へ遷移する比率を表す遷移比率が付された遷移部とによって記述された操作手順を記憶しておき、この記憶された操作手順に含まれる遷移部に付された遷移比率に応じて表示範囲を決定し、この決定された表示範囲を表示するように構成したので、例えば通常の操作への遷移比率を高く、例外操作への遷移比率を低くしておくことにより、通常の操作の操作手順が表示される頻度が高くなる。その結果、複雑で大規模な操作手順であっても、適切な操作手順を表示させることができ、操作性に優れた運転支援装置を提供できる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。この運転支援装置は、記録装置1、入力装置2、表示範囲判定部3、表示レイアウト生成部4および出力装置5から構成されている。この発明の表示部は、表示レイアウト生成部4および出力装置5から構成されている。
記録装置1は、表示対象である操作手順を格納する。この記録装置1に格納されている操作手順は、表示範囲判定部3に送られる。入力装置2は、表示のための選択条件を入力する。この入力装置2から入力された選択条件は、表示範囲判定部3に送られる。表示範囲判定部3は、記録装置1から送られてくる操作手順を、入力装置2から送られてくる選択条件に従って選択し、操作手順の表示範囲を決定する。この表示範囲判定部3において決定された操作手順の表示範囲は、表示レイアウト生成部4に送られる。
表示レイアウト生成部4は、表示範囲判定部3から送られてきた操作手順の表示範囲に従って操作手順を構成する要素をレイアウトし、このレイアウトにより得られた表示画面データを生成する。この表示レイアウト生成部4で生成された表示画面データは、出力装置5に送られる。出力装置5は、表示レイアウト生成部4から送られてくる表示画面データに従って操作手順を表示する。
この実施の形態1に係る運転支援装置が宇宙機の追跡管制装置に適用される場合は、例えば、記録装置1はディスク装置や計算機の主記憶から構成され、表示範囲判定部3および表示レイアウト生成部4は計算機の演算処理実行部から構成され、入力装置2はキーボードやデータ収集装置から構成され、出力装置はCRTディスプレイ装置やプリンタ装置から構成される。
図2は、この発明の実施の形態1に係る運転支援装置において表示対象とされる操作手順をフローチャート形式で表したものである。
この操作手順の実行は、開始10から始まり、操作A11、操作B12と進み、分岐13において操作C14または操作D16〜操作F18に進み、終了15で終了する。分岐13から操作C14に進む遷移部(遷移を表示する部分)には遷移比率として0.8が付与され、操作D16に進む遷移部には遷移比率として0.2が付与されている。遷移比率は、各操作から遷移する各方向に対して定義され、その合計は1となるものとする。例えば、分岐13に関しては、遷移比率は0.8と0.2との和で1となる。また、操作B12に関しては、遷移する方向は1つのみであるため、遷移比率は1となる。なお、操作A11〜操作F18は個別操作と呼ばれ、この発明の個別操作部に対応する。また、分岐13は、この発明の分岐部に対応する。
図3は、図2にフローチャート形式で表した操作手順を、グラフ構造を用いて表現した図である。図2に示す個別操作および分岐はノードによって表現され、遷移部はノード間の遷移としてアークによって表現されている。表示領域の大きさは、ノードの大きさで表現されている。また、個別操作間の遷移部および個別操作と分岐との間の遷移部の表示には1の大きさ(表示長:1で表している)が必要であるものとする。
図4は、操作B112を起点として、各個別操作までの距離を計算した例を示す図である。この例では、各個別操作に関して、操作C114には表示領域として2の大きさが必要であり、それ以外の個別操作は1の大きさが必要である。また、各遷移部の表示領域の大きさは全て1としている。ここで、操作B112から分岐113までの距離は2である。これは、遷移部の表示領域の大きさ1と分岐113の表示領域の大きさ1を加算したものである。分岐113から操作C114までの距離は、遷移比率が0.8であるため、遷移部の表示領域の大きさ1と操作C114の表示領域の大きさ2との和である3に、遷移比率の逆数1.25を乗じて得られる3.75である。このため、操作B112から操作C114までの距離は、2と3.75との和である5.75となる。
同様の方法で計算すると、操作B112から操作D116までの距離は、12となる。操作B112から終了115までの距離は、操作C114を経由する距離8.25と、操作D116〜操作F118を経由する距離42の小さい方、すなわち距離8.25となる。操作B112から操作A111までの距離は、実行順序を逆方向に遡るため、距離に重み付けがなされている。図4では、実行順序を順方向に辿る場合に、重み付けのために、距離に1.5の重み係数が乗じられる。そのため、操作B112から分岐113までの距離が2であるのに対し、操作B112から操作A111までの距離は、その1.5倍、すなわち3となっている。
図5は、遷移比率によって表示範囲を選択した例を示す。この例では、遷移比率0.5未満の経路の要素については非表示としている。従って、操作D116、操作E117および操作F118が非表示とされる。図6は、距離によって表示範囲を選択した例を示す。この例では、距離15以上の経路については非表示としている。従って、操作E117および操作F118が非表示とされる。
図7は、図5に示した遷移比率によって選択された表示範囲の操作手順を、表示レイアウト生成部4を介して、出力装置5にフローチャート形式で表示した例を示す。この例においては、操作D16、操作E17および操作F18が非表示となっている。図8は、遷移比率によって操作手順を分割し、分割された操作手順の各部分をフローチャート形式で表示した例を示す。
次に、上述したように構成される、この発明の実施の形態1に係る運転支援装置における距離計算の処理手順を、図9、図10および図11に示すフローチャートを参照しながら説明する。この距離計算では、入力された起点となる個別操作からの距離が求められる。なお、以下に説明する例では、グラフ構造のノードに関して、起点から広さ優先でノードを巡回し、起点からの最短距離を印付けていく処理として実現されている。
図9は、距離計算のメイン処理を示すフローチャートである。距離計算が開始されると、まず、表示対象である、フローチャート形式で記述された操作手順が読み込まれ、グラフ構造に変換される(ステップST1)。すなわち、表示範囲判定部3は、記録装置1から、図2に示すような表示対象である、フローチャート形式で記述された操作手順を読み込み、図3に示すようなグラフ構造に変換する。
次いで、グラフ構造の全てのノードの距離属性が未定義と印付けされる(ステップST2)。次いで、距離計算の起点となる個別操作に対応する起点のノードNXが入力される(ステップST3)。すなわち、入力装置2から入力された個別操作が、起点のノードNXとして表示範囲判定部3に送られる。次いで、起点となる個別操作に対応するノードNXの距離属性が0に初期化され、そのノードNXがノード集合NSに格納される(ステップST4)。
次いで、距離の計算(順方向)の処理が実行される(ステップST5)。このステップST5では、個別操作間の距離計算において、フローチャート形式で記述された操作手順を辿る順序が操作の実行順序と同じである場合の距離が計算される。このステップST5で実行される処理の詳細は後述する。
次いで、ノード集合NSにノードNXが格納される(ステップST6)。次いで、距離の計算(逆方向)の処理が実行される(ステップST7)。このステップST7では、個別操作間の距離計算において、フローチャート形式で記述された操作手順を辿る順序が操作の実行順序と逆である場合の距離が計算される。このステップST7で実行される処理の詳細は後述する。以上の処理により、距離計算の処理は終了する。
次に、上記ステップST5で実行される距離の計算(順方向)の処理の詳細を、図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。
距離の計算(順方向)の処理が開始されると、まず、ノード集合NSが空であるかどうかが調べられる(ステップST501)。このステップST501において、ノード集合NSが空であることが判断されると距離の計算(順方向)の処理は終了する。一方、ノード集合NSが空でないことが判断されると、シーケンスはステップST502に進む。図9に示すメイン処理において、ノード集合NSには、起点となる個別操作に対応するノードNXが1つ格納されている。従って、メイン処理から呼び出された直後のステップST501ではノード集合NSは空でないと判断され、シーケンスはステップST502に進む。
ステップST502では、ノード集合NSの先頭要素がノードNとされるとともに、この先頭要素はノード集合NSから取り除かれる。次いで、ノードNに繋がる枝のうち、その枝による遷移が、操作手順の実行順序と同じであるものが取り出されて枝集合ASに挿入される(ステップST503)。次いで、枝集合ASが空であるかどうかが調べられる(ステップST504)。このステップST504において、枝集合ASが空であることが判断されると、シーケンスはステップST501に戻り、ノード集合NSから、次のノードが取得され(ステップST502)、これに繋がる枝のうち、遷移の向きが合致するもののみが枝集合ASに挿入される(ステップST503)。以下、ステップST501〜ST504の処理が繰り返される。
上記ステップST501〜ST504の処理の繰り返しにおいて、ステップST504において、枝集合ASが空でないことが判断されると、シーケンスはステップST505に進む。そして、ステップST505〜ステップST511において、枝集合ASに格納される各枝の先のノードに対する距離が求められる。
すなわち、まず、枝集合ASの先頭要素が枝Aとされるとともに、この先頭要素が枝集合ASから取り除かれる(ステップST505)。次いで、枝Aに繋がるノードのうち、ノードNでない方がノードNXとされる(ステップST506)。次いで、ノードNに繋がるノードNXの起点からの距離(NX.距離)として、ノードNの起点からの距離(N.距離)に、枝Aの表示サイズ属性(A.表示サイズ)とノードNXの表示サイズ属性(NX.表示サイズ)との和を加算、枝Aに対する遷移比率で割ったものが加算されて距離Dとされる(ステップST507)。
次いで、ノードNXの距離属性が未定義である(未だ設定されていない)かどうかが調べられる(ステップST508)。ここで、未定義であることが判断されると、シーケンスはステップST510に進む。一方、未定義でないことが判断されると、次いで、距離DがノードNXの距離属性より小さいかどうかが調べられる(ステップST509)。ここで小さくないことが判断されると、シーケンスはステップST504に戻る。一方、小さいことが判断されると、距離DがノードNXの起点からの距離として設定される(ステップST510)。そして、ノードNXが処理候補を格納するノード集合NSに追加される(ステップST511)。その後、シーケンスはステップST504に戻り、ノードNに隣接する次のノードについて処理が続行される。このステップST504において、枝集合ASが空、つまりノードNに隣接する次のノードがないことが判断されると、シーケンスはステップST501に戻り、ノード集合NSの先頭の要素をノードNとして、上述した処理手順が繰り返される。
次に、上述した距離の計算(順方向)の処理によって算出される起点からの距離の具体例を、図2に示すフローチャート形式で記述された操作手順の場合を例にとり、数値を挙げて説明する。最初、ノード集合NSには、ステップST4において、操作B112が挿入され、ノード集合NSは{操作B112}となる。次に、ステップST502において、ノード変数Nに操作B112が設定され、ステップST503において、枝集合ASに枝120が挿入され、ステップST506において、ノードNXに分岐113が設定される。そして分岐113の距離として、「0+(1+1)/1=2」が求められる。二巡目において、ノードNに分岐113が設定される。分岐113に繋がる順方向の枝は枝121と枝122である。枝121についてステップST506〜ST510で処理され、この結果、操作C114までの距離は、ステップST507において、「2+(1+2)/0.8=5.75」となる。同様に、操作D116については、「2+(1+1)/0.2=12」となる。
次に、上記ステップST7で実行される距離の計算(逆方向)の処理の詳細を、図11に示すフローチャートを参照しながら説明する。この図11に示すフローチャートは、図10に示したフローチャートのステップST503およびST507が、ステップST603およびST607にそれぞれ置き換えられて構成されている。以下では、図10に示すフローチャートと同一の処理を実行するステップには、図10と同一の符号を付して説明を省略する。
ステップST603では、ノードNに繋がる枝のうち、その枝による遷移が、操作手順の実行順序と逆のものが取り出されて枝集合ASに挿入される。また、ステップST607では、ノードNに繋がるノードNXの起点からの距離(NX.距離)として、ノードNの起点からの距離(N.距離)に、枝Aの表示サイズ属性(A.表示サイズ)とノードNXの表示サイズ属性(NX.表示サイズ)との和に枝Aに対する重み係数Wを掛けたものが加算されて距離Dとされる。
次に、上述した距離の計算(逆方向)の処理によって算出される起点からの距離の具体例を、図2に示すフローチャート形式で記述された操作手順の場合を例にとり、数値を挙げて説明する。最初、ノード集合NSには、ステップST4において、操作B112が挿入され、ノード集合NSは{操作B112}となる。次に、ステップST502において、ノード変数Nに操作B112が設定され、ステップST503において、枝集合ASに枝130が挿入され、ステップST506において、ノードNXに操作A111が設定される。そして操作A111の距離として、「0+(1+1)/1=2」が求められる。二巡目において、ノードNに操作A111が設定される。枝121についてステップST506〜510で処理され、この結果、操作A111までの距離は、ステップST507において、「0+(1+1)*1.5=3」となる。同様にして、開始110までの距離は、「3+(1+1)*1.5=6」となる。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る運転支援装置によれば、分岐処理を含む複雑で大規模な操作手順を、通常実行される経路や、あまり実行されない部分を省略して部分的に表示する際、あるいは、分割して表示する際に、表示領域の選択が必要となるが、操作手順の処理が分岐する部分に、その分岐先に対して処理が進む可能性を表す遷移比率が数値として比較可能な形式で設定されているので、表示領域の選択を算術演算により行うことができ、処理が容易となる。
また、表示範囲判定部3は、記録装置1から読み出した操作手順に含まれる遷移部に設定された遷移比率に応じて分岐先の表示または非表示を決定し、この決定に従って表示範囲を決定するように構成したので、遷移比率を比較するだけで、実行される可能性が低い部分を省略して表示することができる。
また、表示範囲判定部3は、記録装置1から読み出した操作手順に含まれる遷移部に設定された遷移比率が低い方の分岐先を含む操作手順を分割し、分割した操作手順および分割された操作手順を個別に表示するための表示範囲を決定するように構成したので、操作手順のうち、例外処理の部分を省略した主たる手順を抽出することができる。これにより、複雑な操作手順のうちの主たる操作手順と例外的な操作手順とを別々に表示することができる。
また、表示範囲判定部3は、各個別操作部に対して任意の個別操作部からの距離を求める際に、遷移比率の逆数を乗ずるように構成したので、実行される可能性が高い(遷移比率が大きい)経路上の個別操作部と、実行される可能性が低い(遷移比率が小さい)経路上の個別操作部を比較した場合、実行される可能性が高い個別操作部の方が、距離が小さくなる。従って、操作手順の表示において、距離の近い個別操作部の集合が表示対象とされるので、実行される可能性の高い一連の個別操作を表示することができる。
また、実行中の操作手順を表示する際に、現在実行中の個別操作部を起点として入力装置2から指示することにより、近々に実行される可能性の高い操作手順の部位を選択的に表示することができる。
また、距離が近い、すなわち実行される可能性が高いものを固まりとして、操作手順を分割していくことにより、操作手順のうち、例外処理の部分を省略した、主たる手順を抽出することができる。これにより、複雑な操作手順のうちの主たる操作手順と例外的な操作手順とを別々に表示することができる。
操作手順の表示において、現在実行中の個別操作部を起点として、ある距離以下の個別操作部を表示する場合、既実行の操作手順の部分については、未実行の操作手順の部分に比較して距離が大となるように構成したので、表示において、実行済みの操作手順の部分に対する表示が抑制され、未実行の操作手順の部分について、より多くの情報を提示することができる。
この発明の実施の形態1に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る運転支援装置において表示対象とされる操作手順をフローチャート形式で表した図である。 図2にフローチャート形式で表した操作手順を、グラフ構造を用いて表現した図である。 図3に示すグラフ構造において、各ノードまでの距離を計算した例を示す図である。 図4に示すグラフ構造において、遷移比率によって表示範囲を選択した例を示す図である。 図4に示すグラフ構造において、距離によって表示範囲を選択した例を示す図である。 図5に示した遷移比率によって選択された表示範囲をフローチャート形式で表示した例を示す図である。 図5に示した遷移比率によって操作手順を分割し、分割された各領域の操作手順をフローチャート形式で表示した例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る運転支援装置において実行される距離計算のメイン処理を示すフローチャートである。 図9に示す「距離の計算(順方向)」処理の詳細を示すフローチャートである。 図9に示す「距離の計算(逆方向)」処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1 記録装置、2 入力装置、3 表示範囲判定部、4 表示レイアウト生成部、5 出力装置、11,12,14,16〜18 操作A〜操作F、13 分岐、15 終了、20 開始。

Claims (4)

  1. 個別の操作に対応する個別操作部と、条件に従って手順の流れを分岐させる分岐部と、個別操作部または分岐部から他の個別操作部または分岐部への遷移を示し、該遷移の比率を表す遷移比率が付された遷移部とによって記述された操作手順を格納した記録装置と、
    前記記録装置から読み出した操作手順の中の特定の個別操作部を起点とし、該起点からの距離を、個別操作部の表示に必要な領域の大きさ、個別操作部間の遷移部の表示に必要な長さおよび分岐部から分岐先への遷移部の表示に必要な長さに分岐先の表示に必要な領域の大きさを加えた結果に遷移比率の逆数を乗じた長さを合計することによって算出し、該算出した起点からの距離に基づき操作手順の表示範囲を決定する表示範囲判定部と、
    前記表示範囲判定部によって決定された表示範囲を表示する表示部とを備えた運転支援装置。
  2. 操作手順の中の特定の個別操作部を指定する入力装置を備え、
    表示範囲判定部は、前記入力装置から指定された個別操作部を起点とし、該起点からの各個別操作部までの距離を算出し、該算出した距離に基づき操作手順の表示範囲を決定することを特徴とする請求項1記載の運転支援装置。
  3. 表示範囲判定部は、算出された起点からの距離が所定値より大きい個別操作部を含む操作手順の部分を分割し、該分割により残った操作手順の部分および分割された操作手順の部分を個別に表示するための表示範囲を決定することを特徴とする請求項1記載の運転支援装置。
  4. 表示範囲判定部は、起点から既実行の操作手順の部分まで距離を求める際は、未実行の操作手順の部分まで距離を求める場合に比較して大きい距離になるように、算出した起点からの距離に重み係数を乗じることを特徴とする請求項1記載の運転支援装置。
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