JP4416401B2 - ツール内の個別の処理ステーションを一致させるための終点システムの使用 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の分野】
この発明は、一般的に半導体処理に関し、より特定的には、半導体基板上に形成される処理層の研磨に関する。
【0002】
【背景技術】
WO−A−00/60657号は、半導体装置の製作における終点検出のための方法および機器を開示している。処理チャンバには、放射線源および放射線検出器を備える終点検出システムが設けられる。放射線源は、半導体基板上の層の厚みにおいて予め定められたパス長で実質的に吸収される波長を有する放射線を放射する。放射線検出器は、反射された放射線トレースを検出する。終点検出は、この反射された放射線トレースのコンピュータ分析によって行なわれる。
半導体装置の製造は一般的に、さまざまな処理層の形成、これらの層の一部の選択的除去またはパターニング、および半導体基板の表面上へのさらなる処理層の堆積を伴う。基板および堆積された層を集合的に「ウェハ」と呼ぶ。このプロセスは、半導体装置が完全に構成されるまで続く。処理層は、たとえば、絶縁層、ゲート酸化物層、導電層、および金属またはガラスの層、などを含み得る。ウェハ製造プロセスのある種のステップにおいては、処理層の最上部表面が、後続の層の堆積のためにほぼ平面状、すなわち平坦であることが一般的に望ましい。ほぼ平坦な最上部表面をウェハ上に製造するために用いられる作業を「平坦化」と呼ぶ。
【0003】
平坦化作業の1つは「化学機械研磨」または「CMP」として知られる。CMP作業においては、堆積された材料を研磨して、その後の処理工程のためにウェハを平坦化する。製造プロセスにおける特定の工程に依存して、絶縁層および導電層のどちらを研磨してもよい。たとえば、ウェハ上に予め堆積された金属の層をCMPツールで研磨して、金属層の一部を除去し、金属線およびプラグなどの導電性の配線を形成してもよい。CMPツールは、化学的に活性のスラリーおよび研磨パッドによって生じる研磨作用を用いて金属処理層を除去する。典型的な目標は、絶縁層の上層まで下方へと金属処理層を除去することであるが、これはその限りではない。
【0004】
余分な導電性材料が除去され埋込まれた配線が残る点を、CMP作業の「終点」と呼ぶ。CMPツールは、光学的反射、熱検出および/または摩擦による技術を用いて終点を検出する。CMP作業の結果、検出可能な傷や表面上に存在する余分な材料がほとんどないまたは全くない平面的表面ができるべきである。実際には、堆積され平坦化された処理層を含むウェハは終点を超えて研磨され(すなわち「過剰研磨される」)、すべての余分な導電性材料が確実に除去される。過度の過剰研磨は、ウェハ表面に傷を付ける可能性を増大させ、必要とされ得る以上に多くの消費可能なスラリーおよびパッドを用いてしまい、CMP機器の製造率を低下させる。研磨時間終点のための時間幅は小さいものであり、たとえば秒のオーダである。また、材料の厚さのばらつきにより、終点が変わる可能性がある。したがって、高精度のその場での終点検出が非常に望ましい。
【0005】
また、CMPツールは典型的には、いくつか、しばしば5枚ものウェハを同時に研磨する。製造プロセスにおけるばらつきおよび公差はウェハのばらつきをもたらす。しばしば、1枚以上のウェハが終点まで研磨されるが、他のものはされない。しかしながら、従来のCMPツールは、同じ時間の長さの間にすべてのウェハを研磨しなければならない。光学的反射、熱検出、および摩擦によるデータが、ウェハの1枚以上が終点にあることを示し得るとしても、このことが当てはまる。したがって、CMPツールが作業を停止させるとき、ウェハは過度の過剰研磨から研磨不足までのさまざまな段階にある。特定のCMPツールがそのステーションの1つにおいて研磨不足を行ない続けたり、または過度に過剰研磨を行なうならば、これを手動で調節することができる。より特定的には、CMPツールを処理フローから取出し、検査し、手動で調節し、処理フローに導入し直すことができる。
【0006】
この特定の問題はCMPツールに限るものでない。多くの種類の処理ツールは、異なった速度で同一の作業を行なう複数のワークステーションを含む。これらのタイプのツールの中には、たとえば、マルチチャンバエッチャがある。エッチングは、ウェハ上の層の一部を選択的に除去するために用いられる非常によく知られた作業である。エッチャは典型的にはいくつかのエッチングチャンバを含む。マルチステーションのCMPツールでのように、エッチャの作業のためにウェハ間のばらつきが生じることがある。エッチングレートにおけるこれらのばらつきが、さらなるばらつきを製造プロセスにもたらし、それにより歩留まりが低減する。
【0007】
この発明は、上述の課題のいくらかまたはすべてを解決または少なくとも低減する半導体処理方法および装置に向けられる。
【0008】
【発明の開示】
半導体製造プロセスにおいてウェハを処理するための技術を含む発明が開示される。ある局面では、方法は、まず、マルチステーションの処理ツールから処理進度データの組を収集するステップを含み、この組は、処理ツールにおける少なくとも2つのステーションからの処理進度データを含む。次に、収集された処理進度データはコントローラに送られ、コントローラは処理進度データを自律的に比較して、処理パラメータを調節するかどうかを判断する。次に、この方法は、少なくとも1つのステーションの処理パラメータを調節して、その少なくとも1つのステーションの処理終点を一致させる。他の局面では、この発明は、この方法を行なうための命令が符号化されたプログラム記憶媒体と、この方法を行なうようにプログラムされた計算装置とを含む。
【0009】
この発明は、添付の図面と関連付けて以下の説明を参照することにより理解され得り、図中同様の参照番号は同様の要素を特定する。
【0010】
この発明はさまざまな変形および代替の形を認めるが、その具体的な実施例が図面に例として示されここに詳細に記載される。しかしながら、具体的な実施例のここでの記載はこの発明を開示される特定の形に限定するものでなく、反対に、前掲の特許請求の範囲に規定されるこの発明の精神および範囲内にあるすべての変形、等価および代替を含むことを意図することが理解される。
【0011】
【発明を実施するための態様】
この発明の例示的実施例を以下に記載する。わかりやすくするために、実際の実現化例のすべての特徴がこの明細書に記載されるわけではない。そのような実際の実施例の展開において、実現化例によって異なるシステム関連上の制約およびビジネス関連上の制約との適合など、開発者の具体的な目標を達成するために多くの実現化に固有の決定を行なわなければならないことが理解される。しかしながら、そのような開発努力は、複雑で時間がかかるとしても、この開示の利益を有する当業者にとっては通常の業務であろうことが理解される。
【0012】
図1は、この発明に従って動作する装置100の概念を表わす。装置100は、マルチステーションの処理ツール105を含む。この特定の実施例では、処理ツールはCMPツールである。この特定の実施例におけるCMPツール105は、5つのキャリア110を採用するが、わかりやすくするためにそのうち2つのみが図示され、各キャリア110は研磨テーブル120上で1枚のウェハ115を研磨することができる。各キャリア110は別個の処理ステーションである。したがって、CMPツール105は、マルチステーション処理ツールの特定の実施例の1つに過ぎず、5つの処理ステーションを有する。なお、代替の実施例は代替のタイプの処理ツールを採用してもよい。使用され得る例示の代替の処理ツールは、これに限られるものでないが、マルチチャンバエッチャを含む。マルチチャンバエッチャにおいては、各チャンバが処理ステーションであると考えられる。
【0013】
図1に戻り、キャリア110および研磨テーブル120の各々は、矢印125によって示されるように反時計回りに回転する。キャリア110の各々はキャリアモータ(図示せず)により駆動され、テーブルモータ(図示せず)が研磨テーブル120を駆動する。研磨パッド積層体130は、この特定の実施例では、Rodel IC1000/Subaデュアルパッド積層体であり、これは当業界に公知の態様で研磨テーブル120に固定される。したがって、研磨テーブル120が回転すると、研磨パッド積層体130も回転する。
【0014】
この開示の利益を有する当業者によって理解されるように、CMPツール105は、処理をモニタする種々の処理センサも含む。処理ツールはしばしば、作業のさまざまなパラメータを検出するために用いられる種々のセンサを装備している。処理ツールは通常、購入時にはそのような処理センサを装備していない。代わりに、処理ツールおよびセンサは通常別々に購入され、処理ツールに処理センサを組込む。したがって、センサは通常「アッドオン」センサと呼ばれる。この特定の実施例では、処理センサは、CMP作業を監視するための熱カメラおよび光学的センサ(図示せず)を含み得る。例示の実施例では、各キャリア110は、それぞれのキャリア110によってかけられる下方力Fを感知する処理センサ135を含む。各センサ135は、それぞれのかけられた下方力Fの大きさを表わす信号を生成する。生成された信号の各々がリード140を介して伝送される。
【0015】
なお、いずれの特定の実施例によって採用される処理センサのタイプも、ある程度は、処理のタイプに依存する。たとえば、下方力は、マルチチャンバエッチャにおいてはエッチング処理に関連する特徴でない。所与の処理タイプの中でも、いくらかの変動がある。たとえば、下方力センサ、熱カメラ、および光学的センサが具体的に述べられた。しかし、CMPツールはまた、典型的には、テーブルモータ電流、キャリアモータ電流などの他の動作特徴も感知する。したがって、所与の実施例が採用する処理センサのタイプは、実現化例に固有のものとなる。
【0016】
装置100は、バスシステム150によりCMPツール105と信号を交換するプログラム可能計算装置145も含む。プログラム可能計算装置145は、タスクに好適ないかなるコンピュータであってもよく、これに限られるものでないが、パーソナルコンピュータ(デスクトップまたはラップトップ)、ワークステーション、ネットワークサーバ、またはメインフレームコンピュータを含み得る。計算装置145は、ウインドウズ(R)、MS−DOS、OS/2、UNIX(R)またはMac OSなどの任意の好適なオペレーティングシステムの下で動作し得る。バスシステム150は、任意の好適なまたは便宜なバスまたはネットワークプロトコルに従って動作し得る。例示のネットワークプロトコルは、イーサネット(R)、RAMBUS(R)、ファイヤワイヤ、トークンリング、およびストレートバスプロトコルを含む。いくつかの実施例は、1つ以上のシリアルインターフェイス、たとえばRS232、SECS、GEMを採用してもよい。
【0017】
この開示の利益を有する当業者により理解されるように、適切なタイプのコンピュータ、バスシステム、および処理ツールは、特定の実現化例、ならびにコストおよび利用可能性などの付随的な設計上の制約に依存する。この実施例のある特定の変形例では、計算装置145は、ウインドウズ(R)および/またはウインドウズ(R)NTオペレーティングシステム上で動作するIBM互換性のあるデスクトップのパーソナルコンピュータであり、CMPツール105はスピードファム社(Speedfam Corporation)により製造され、バスシステム150はイーサネット(R)ネットワークである。なお、CMPツールは当業界に公知のいずれのCMPツールであってもよい。イーサネット(R)ネットワークの設計、インストールおよび動作は当業界には周知である。データ収集処理ユニット155が、イーサネット(R)プロトコルに従って、処理センサ135により出力されるデータ信号を収集し計算装置145に伝送する。データ収集処理ユニット155は、CMPツール105に埋込まれてもよく、またはCMPツール105にこの目的のために組込まれる「アッドオン」ユニットであってもよい。この実施例に採用される特定のCMPツール105は、ネットワークポートを装備しており、これを介して計算装置145はバスシステム150によりユニット155とインターフェイスする。これらを選択した結果、ハードウェアおよびソフトウェアの両方でこの発明を実現する装置100が得られる。しかしながら、当業者には理解されるように、他の実施例はハードウェアまたはソフトウェアのみを採用してもよい。
【0018】
CMPツール105は、前述のデータ収集処理ユニット155も含む。データ収集処理ユニット155は、下方力の大きさを表わす信号を含むデータ信号をリード140を介して受信する。他の実現化例では、信号は、キャリアモータ電流および/またはテーブルモータ電流などの他の処理パラメータを表わしてもよい。処理パラメータが終点作業を規定するのに使用される限り、処理パラメータを厳密に特定することは、この発明の実施にとっては重要ではない。たとえば、この開示の利益を有する当業者によって理解されるように、エッチング処理は、処理パラメータの全く異なる組を使用する。データ収集処理ユニット155は、この特定の実施例では同時にかつ並列に、それぞれのリード140によりデータ信号の各々を受信する。次に、ユニット155はバスシステム150によりデータ信号を計算装置145に伝送する。この特定の実施例では、これらのデータ信号は伝送時にフィルタリングされない。しかしながら、代替の実施例は、これらの信号を、収集後計算装置145に伝送する前にフィルタリングしてもよい。
【0019】
計算装置145は、計算装置145のハードディスク(図示せず)上に命令が符号化されているアプリケーションソフトウェアパッケージを実行するようにプログラムされる。より特定的には、計算装置145は、以下にさらに論じる図4の方法400を実現するようにプログラムされる。この文脈において前に適用されていないが、この方法を行なうように構成され得る市販の既製のソフトウェアパッケージが利用可能である。そのようなパッケージの1つにはナショナルインストルメント社(National Instruments Corporation)から入手可能なソフトウェアアプリケーションであるラブビュー(LabVIEW)TM(バージョン5.0)がある。ナショナルインストルメント社は、テキサス州78759−3504、オースティン、モパックエクスプレスウェイ5700N(5700N Mopac Expressway, Austin, TX 78759-3504)にあり、連絡先電話番号が(512)794−0100である。
【0020】
図2Aおよび図2Bは、この発明の例示的実施例に従うウェハ115の平坦化を示す。図2Aは、半導体装置の製造中のウェハ115の一部を断面で示す。ウェハ115は、まず基板211の上に絶縁材料の層210を堆積し、絶縁層を部分的にエッチ除去して層212に開口部212を作ることにより製作される。次に、導電性材料の第1の層214および導電性材料の第2の層215を順次ウェハ115の上に堆積して層210および基板211を覆う。第1の層214および第2の層215は金属である。典型的には、第2の層215は、ある特定の目的のために望ましい特性を有するが、基板211に好適に接着しない。しかしながら、第1の層214は、第2の層215および基板211の両方に接着し、第2の層215をウェハ115に全体として接着するための好適な機構を与える。このために、第1の層214はしばしば「糊層」または「接着層」と呼ばれる。第1の層214はしばしば「バリアメタル」とも呼ばれる。導電性材料からなる第1および第2の層214、215を次に、化学機械研磨(「CMP」)作業において「平坦化」し、図2Bに示すように、絶縁層210の開口部212に配線216を作る。
【0021】
図3A〜図3Bは、この発明の例示の実施例に従ってCMP作業が行なわれ得るCMP機器200の一部を概念的に示す。第1および第2の層214、215を堆積した後、ウェハ115をひっくり返してキャリア110上に搭載する。キャリア110はウェハ115を「下方力」Fで下向きに押す。キャリア110がウェハ115を回転パッド積層体130に押圧すると、キャリア110およびウェハ115は、研磨テーブル120上の回転パッド積層体130上で回転される。パッド積層体130は典型的には、ポロメリックパッド130b上に硬質ポリウレタンパッド130aを含む。ポロメリックパッド130bはより軟質のフェルトタイプのパッドであり、硬質ポリウレタンパッド130aはスラリー310とともに用いるより硬質のパッドである。ある特定の実施例では、回転パッド積層体130は、ローデル社(Rodel, Inc)から商業的に入手可能なRodel IC1000/Suba IVパッド積層体である。ローデル社の連絡先は、DE19713、ニューアーク、ベルビューロード451(451 Bellevue Road, Newark, DE 19713)である。Rodel IC1000/Suba IVパッド積層体は、商標Rodel Suba IVの下で販売されるポロメリックパッドと商標Rodel IC1000 Padの下で販売される硬質ポリウレタンパッドを含む。なお、Suba IVはポロメリックであるものと考えられ得るが、研磨中にウェハ115には接触しない、というのもIC1000がSuba IVパッドを完全に覆っているからである。しかしながら、当業界に公知のいかなるパッド積層体が用いられてもよい。
【0022】
スラリー310は、研磨作業中に回転ウェハ115と回転パッド積層体130との間に導入される。スラリー310は、最上部処理層を溶解する化学物質および層の一部を物理的に除去する研摩材料を含む。スラリー310の組成は、いくぶん、第1および第2の層214、215が構成される材料に依存する。ある特定の実施例では、ウェハ115は、タングステン/窒化チタニウム/チタニウム積層体であり、スラリー310は、カボット社(Cabot Corp.)のマイクロエレクトロニクス材料部から商業的に入手可能なSemi−Sperse W−2585スラリーである。カボット社の連絡先は、イリノイ州60504、オーロラ、コモンズドライブ500(500 Commons Drive, Aurora, IL 60504)である。この特定のスラリーは、シリカ研摩剤および過酸化物酸化剤を採用する。しかしながら、他のウェハ組成は代替のスラリーを採用してもよい。
【0023】
キャリア110、ウェハ115およびパッド積層体130を回転させ、第1および第2の層214、215を研摩し、図2Bに示す配線216を製造する。ウェハ115およびパッド積層体130は、実現される特定の処理に望ましいどちらかで、同じ方向または反対方向に回転され得る。図3Aおよび図3Bの例では、ウェハ115およびパッド積層体130は、矢印315により示す同じ方向に回転される。キャリア110は、矢印320によって示すように、研摩テーブル120上のパッド積層体130にわたって振動してもよい。さまざまな部分が回転されるのに伴い、第2の層215は磨耗する。第1の層214は典型的には第2の層215に対して薄く、かなり速く磨耗する。したがって、第2の層215がなくなってすぐに研摩作業の終点に達する。これはわずか数秒であり得る。このために、第1の層214は、終点を達成するのが速すぎてこれが検出されなくなることを防ぐために、およそ50Å〜100Å以上であるべきである。
【0024】
このように、作業の実行は、これに限られるものでないが以下を含む種々の処理パラメータによって制御される:
・研摩テーブル120の回転速度を決定するテーブルモータ電流;
・キャリアの回転速度を決定するキャリアモータ電流;および
・キャリア110がかける下方力。
【0025】
これらの処理パラメータは「レシピ」によって設定され、従来のシステムでは、各処理ステーションには同じレシピが与えられる。しかしながら、この発明は、各処理ステーションごとの個別化されたレシピの自律的調節を可能にする。「自律的」とはこの文脈では、人の介在がないことを意味する。
【0026】
上述のとおり、装置100は、プログラムされた計算装置145を含む。キャリア110、回転パッド積層体130、および研摩テーブル120はすべて、CMPツール105の一部を構成し、その動作はプログラムされた計算装置145により制御される。例示されるプログラムされた計算装置145はスタンドアロンのワークステーションであるが、この発明はプログラムされた計算装置145の性質によって制限されない。たとえば、代替の実施例では、プログラムされた計算装置145は、CMPツール105に埋込まれたプロセッサであってもよい。好適なプロセッサは、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、またはマイクロコントローラを含み得る。プログラムされた計算装置は、たとえば、デスクトップのパーソナルコンピュータであってもよい。したがって、プログラムされた計算装置145は、特定の実現化例に依存して広く異なり得る。
【0027】
プログラムされた計算装置145は、この発明のある特定の実施例に従ってCMPツール105を用いて図4の方法400を実現する。プログラムは、何らかのタイプのコンピュータ読出可能なプログラム記憶媒体上に記憶される。プログラム記憶媒体は、光学ディスク325のように光学的であってもよく、フロッピー(R)ディスク330のように磁気的なものであってもよい。しかしながら、この発明はプログラム記憶媒体の特定の性質により制限されるものでなく、代替の実施例は代替の実現化例を採用し得る。たとえば、プログラムは、磁気テープまたはパーソナルコンピュータのハードドライブ上に記憶されてもよい。さらに他の変形例が代替の実施例においては見出され得る。
【0028】
したがって、この詳細な説明のいくつかの部分は、ソフトウェアで実現される技術、アルゴリズムおよび/またはコンピュータメモリ内のデータビットに対する演算の記号的表現で表わされる。これらの表現は、当業者がその作業の内容を別の当業者に最も効果的に伝えるために使用される手段である。そのようなソフトウェアで実現される技術またはアルゴリズムは、ここでは、かつ一般的に、所望の結果をもたらす実行矛盾のないステップシーケンスになるように構想される。これらのステップは、物理量の物理的操作を必要とするものである。通常、必ずではないが、これらの量は、記憶、転送、組合せ、比較および他の態様の操作が可能な電気的、磁気的または光学的信号の形を取る。時々、主に一般的な用法として、これらの信号を、データ、ビット、値、要素、記号、符号、用語、数と呼ぶことが都合がよいことがわかっている。
【0029】
しかしながら、これらおよび同様の用語のすべてが適切な物理量と関連付けられるべきである。これらの用語は、これらの量に適用される都合のよい標識に過ぎない。具体的に他の態様で述べられるのでなければ、また議論から明らかでなければ、「処理」または「計算」または「算出」または「判断」または「表示」などの用語は、コンピュータメモリ内の物理量として表わされるデータを操作して、コンピュータのメモリまたは他のそのような情報記憶装置、伝送装置または表示装置内の物理量として同様に表わされる他のデータに変形するコンピュータシステムまたは同様の計算装置の動作および処理のことをいう。
【0030】
したがって、図4の方法400はこの発明の局面の1つに過ぎない。この発明はまた、方法400を行なうようにプログラムされた計算装置145、プログラムが符号化されるディスク325、330などのプログラム記憶媒体、または処理ツール105全体を含む。これらの局面のさらに他の変形および置換は、以下にクレームされるこの発明の範囲および精神に含まれる。
【0031】
図4に戻り、方法400は、半導体製造プロセスにおいてウェハを処理するための方法である。この方法は、「自律的に」、すなわち直接の人の介在なしに行なわれる。方法400は、ボックス410に述べられるように、マルチステーション処理ツールから、たとえばCMPツール105から1組の処理進度データを収集することで始まる。この組は、処理ツールにおける各ステーション、たとえばCMPツール105の各キャリア110からの処理進度データを含む。処理進度(レート)データは、実現化例に固有のものであり得るが、典型的には操作の開始から終点までの経過時間である。「終点」を構成するものは処理によって異なる。終点は通常、多数の基準に基づいて予め定められており、これらの基準が所与のしきい値を超えると、処理が完了したことを示す。さまざまなタイプの作業の文脈における終点の定義は当業界には周知である。
【0032】
方法400は、ボックス420に述べるように、少なくとも1つのステーション、たとえばキャリア110の少なくとも1つの処理パラメータ、たとえば下方力を調節し、その少なくとも1つのステーションの処理終点を一致させることにより続行する。この文脈において、処理終点を「一致させる」とは、ステーションが他のステーションと同時に終点に達することを意味する。理想的には、すべてのステーションが同時に終点に達する、すなわちすべてのステーションが一致することであろう。しかしながら、これはこの発明の実施に必須のものでない。いくつかの実現化例は、ステーションのサブセットを一致させることによりのみ実質的な性能の向上を達成し得る。なお、「一致」という用語は、さまざまなステーションが、ある極端な程度の精度で全く同時に終点に達することを必ずしも示唆するわけでない。その代わりに、「一致する」とは、製造プロセスに固有の公差により許されるほぼ同じ時間を示唆する。
【0033】
ある特定の実施例では、処理進度データは第1の操業時に収集されるが、処理パラメータの調節は第2の操業時に実現される。したがって、この特定の実施例は、この発明を用いて「操業ごとの」ベースで作業を制御する。しかしながら、この発明はこれに限られるものでなく、調節は同じ操業時に「リアルタイムで」行なわれてもよい。さらに、この特定の操業ごとの制御技術は、プロセスから生じるウェハ間のばらつきを低減する。
【0034】
この発明をさらに理解するために、以上に開示された実施例のさらに特定の実現化例を図5に示す。図5は、高度プロセス制御(Advanced Process Control)(「APC」)システム500の簡素化されたブロック図である。APCシステム500は、操業ごとの制御および欠陥検出/分類を可能にする交換可能な標準化されたソフトウェアコンポーネントからなる分散ソフトウェアシステムを含む。ソフトウェアコンポーネントは、Semiconductor Equipment and Materials International(「SEMI」)Computer Integrated Manufacturing(「CIM」)フレームワークに準拠するシステム技術およびAPCフレームワークに基づいて、アーキテクチャ的標準を実現する。CIM(SEMI E81−0699−CIMフレームワークドメインアーキテクチャの暫定的仕様)およびAPC(SEMI E93−0999−CIMフレームワークAPCコンポーネントの暫定的仕様)仕様は、SEMIから公的に入手可能である。この特定のアーキテクチャは、オブジェクト指向のプログラミングを利用するソフトウェアに重く依拠しており、分散オブジェクトシステムのためのObject Management Group(「OMG」)Common Object Request Broker Architecture(「CORBA」)およびCORBAサービスの仕様を採用する。OMG CORBAアーキテクチャの情報および仕様もまた、容易に公的に入手可能である。ここに記載するAPCシステム500の機能を行なうように適合することのできる例示のソフトウェアシステムは、KLAテンコール社(KLA Tencor, Inc.)により提供されるカタリストシステム(Catalyst system)である。
【0035】
ソフトウェアコンポーネントは、CORBAインターフェイス定義言語(「IDL」)を用いて互いと交信し、それらの対話をサポートするための共通の組のサービスに依拠する。分散オブジェクトサービスの標準セットはOMGによって定義される。これらのサービスの中には以下のものがある:
・CORBA−すべての直接的なコンポーネント同士の対話のために用いられる標準ベースの通信プロトコルである。標準インターフェイスは、オブジェクト指向の遠隔呼出通信モデルに従って定義され得る。これらのインターフェイスおよびすべてのAPC通信は、IDLを用いて定義される。コンポーネントは、互いのインターフェイスに動作を呼出すことにより交信を行なう。データは、動作パラメータおよび戻り値としてコンポーネント間を送られる。
【0036】
・OMGイベントサービス−コンポーネント間の非同期通信をサポートする。APCオブジェクトの多くは、それらが状態を変えるとイベントを放出する。これらのイベントは、関心のあるイベントサブスクライバにより受信される。APCシステム内でのイベントの使用の例は、これに限られるものではないが、通信コンポーネントの状態(エラー状態を含む)、欠陥検出および分類ソフトウェアにより検出される欠陥警告の通知、およびマシンのステータスおよび収集データの報告を含む。
【0037】
・OMGトレーディングサービス−あるコンポーネントが対話すべき別のコンポーネントを見つけることを可能にする。コンポーネントがインストールされると、そのサービス(サービス提供)の記述がトレーディングサービスにエクスポートされる。別のコンポーネントが後に、ある基準に見合うサービスプロバイダのリストを要求することができる。トレーディングサービスは、要求されたサービスを提供することのできる他のコンポーネントのリストを供給する。コンポーネント起動時にこの能力を用いて、あるコンポーネントが対話しなければならない他のコンポーネント見つけることができる。これはまた、計画実行コンポーネントが能力プロバイダを見つける必要がある計画起動時に用いられ、計画に特定される必要な能力を提供する。
【0038】
これらのサービスは当業界では周知である。OMGのCORBA/IIOP仕様書およびCORBAサービス仕様書は当業者の間で広く分布されており、より細かい詳細を提供する。
【0039】
図5に戻り、APCシステム500は、半導体製造環境を制御するよう適合される。ソフトウェアコンポーネントはCORBA IDLを用いて互いと交信する。協働するソフトウェアコンポーネントは、処理制御計画/戦略を管理し、処理機器、計測ツール、およびアッドオンセンサからデータを収集し、この情報を用いてさまざまな処理制御アプリケーション/アルゴリズムを呼出し、適宜、プロセスモデルを更新し、ツール操作レシピパラメータを修正/ダウンロードする。例示される特定の実施例では、APCシステム500は工場規模のソフトウェアシステムであるが、これはこの発明の実施に必須ではない。この発明が教示する戦略は、いかなる規模でいかなるコンピュータシステムにも実質的に適用可能である。
【0040】
例示の実現化例では、APCシステム500は、APCホストコンピュータ505と、データベースサーバ510と、処理ツール520と、1つ以上のワークステーション530とを含む。処理ツール520には、処理ツール520の動作をモニタする処理センサまたは「アッドオンセンサ」525が組込まれている。APCシステム500のコンポーネントはバス535により相互接続されている。バス535は実際には、多数の層を含み得り多数のプロトコルを用い得る。APCシステム500の動作全体は、APCホストコンピュータ505上にあるAPCシステムマネージャ540により指示される。APCシステムマネージャ540は以下を提供する。
【0041】
・APCフレームワークのために開発されたすべてのサーバのための管理、構成、イベントおよび状態のサービスと、
・APCシステム500内のコンポーネントの定義、グルーピング、インストールおよび管理と、
・診断および監視のために動作および追跡情報を捕捉するための集中サービスと、
・設定値、システム環境設定を含むコンポーネントの構成情報の集中レポジトリと、
・従属オブジェクトおよびイベントチャネルのリスト。
【0042】
しかしながら、代替の実施例では、これらの機能は、たとえばベースマネージャ、システムマネージャ、ロガー、およびレジストリなどの1つ以上のソフトウェアコンポーネントに分割されてもよい。
【0043】
APCシステム500は、処理モジュールとして機能するソフトウェアコンポーネントのネットワークを含む。これらのソフトウェアコンポーネントはしばしば「統合コンポーネント」と呼ばれる。この特定の実施例における統合コンポーネントは、これに限られるものでないが、APCシステムマネージャ540と、計画実行マネージャ545と、ツール520、525と関連付けられる機器インターフェイス550、555と、処理ツール520と関連付けられるセンサインターフェイス560と、アプリケーションインターフェイス565と、マシンインターフェイス570a、570bと、オペレータインターフェイス580と、データハンドラ585とを含む。統合コンポーネントは、既存の工場システムへのインターフェイスとなり、APCプランを実行するための能力を提供する。「APCプラン」とは、以下に詳細に論じるように、何らかの特定のタスクを行なうために呼出されるアプリケーションプログラムである。統合コンポーネントは、APCシステム500内のさまざまな処理資源によってホストされ得るものと示される。これらの特定のホストの場所は、例示の目的で提供される。処理資源は相互接続され、さまざまなソフトウェアコンポーネントは、システムの複雑さに依存して、さまざまなコンピュータ間で分散されても集中化されてもよい。
【0044】
この特定の実施例における統合コンポーネントの各々はソフトウェアで実現される。これらは、当業界では公知のオブジェクト指向のプログラミング技術を用いてC++でプログラムされる。なお、しかしながら、代替の実施例は、オブジェクト指向ではなくC++以外のプログラミング言語である技術を採用してもよい。APCシステム500の利点の1つは、ソフトウェアコンポーネントの可搬性を提供するそのモジュール構造である。
【0045】
計画実行マネージャ545は、APCシステム500の動作を「振付ける」責任を主に担うコンポーネントである。計画実行マネージャ545は、APCプランを解釈し、メインスクリプトおよびサブスクリプトを実行し、イベントが指示するようにイベントスクリプトを呼出す。種々の計画、スクリプトおよびサブスクリプトがさまざまな実現化例で用いられてもよい。特定の数および機能のさまざまな計画、スクリプトおよびサブスクリプトは実現化例に固有のものである。たとえば、この実施例は、これに限られるものではないが以下の計画を含む。
【0046】
・データ収集計画−どのようなデータが特定の処理機器から収集されるべきか、およびそのデータがどのように報告されるべきかの要件を定義するセンサおよびマシンインターフェイスにより用いられるデータ構造と、
・持続期間計画−たとえばデータ収集開始、データ収集停止などの、センサを動作させるトリガ条件およびトリガ遅延を定義する計画と、
・報告計画−収集されたデータをどのように扱い、データの利用可能性についての信号をいつ与えるべきかを定義する計画と、
・サンプリング計画−データが外部センサにより収集されるべき周波数を定義する計画と、
・制御計画−APC動作を行なうようにともに用いられるように設計される制御スクリプトの集合と、
・制御スクリプト−特定の定義された状況下でAPCシステムが実行すべき作用/動作のシーケンス。
【0047】
計画実行マネージャ545は、ツール520などの所与の処理ツールのためのすべての統合コンポーネント間でユーザ定義の処理制御計画の実行を調整する。指示されると、計画実行マネージャ545は、計画およびそれに関連するスクリプトを検索する。これは、サブスクリプトを予め処理してメインスクリプトおよびイベントスクリプトへの経路を与える。これはまた、計画に特定される、計画を実行するのに必要な能力のリストを獲得し、必要とされる能力を提供する適切な統合コンポーネントに接続する。
【0048】
次に、計画実行マネージャ545は、計画エグゼキュータ590に計画を実行する責任を委託する。例示の実施例では、計画エグゼキュータ590は、計画実行マネージャ545により作成され、計画を順次実行し、計画の完了または計画の実行中のエラーを計画実行マネージャ545に報告する。したがって、計画実行マネージャ545が実行されたすべての計画の管理全体の責任を負う一方で、各計画エグゼキュータ590は、1つのみの計画を実行する責任を負う。計画エグゼキュータ590は、計画実行マネージャ545により作成され、計画の寿命の間存在し、計画が完了または打ち切られたことを報告した後、計画実行マネージャ545により破壊される。各計画エグゼキュータ590は、メインスクリプトおよび0またはそれ以上のイベントスクリプトを実行する。計画実行マネージャ545は、多数の計画エグゼキュータにより同時に多数の計画を起動することができる。
【0049】
マシンインターフェイス570は、APCフレーム間のギャップ、たとえばAPCシステムマネージャ540と機器インターフェイス550との間の橋渡しをする。マシンインターフェイス570は、処理ツール520をAPCフレームワークとインターフェイスし、マシンセットアップ、起動、監視およびデータ収集をサポートする。この特定の実施例では、マシンインターフェイス570は主に、機器インターフェイス550の特定の通信とAPCフレームワークのCORBA通信との変換を行なう。より特定的には、マシンインターフェイス570は、機器インターフェイス550からコマンド、ステータスイベントおよび収集データを受信し、必要に応じて他のAPCコンポーネントおよびイベントチャネルに転送する。他のAPCコンポーネントからの応答は、マシンインターフェイス570により受信され機器インターフェイス550に経路付けられる。マシンインターフェイス570も、必要に応じてメッセージおよびデータを再フォーマットし再構築する。マシンインターフェイス570は、APCシステムマネージャ540内の起動/シャットダウン手続をサポートする。これらはまた、APCデータコレクタともなり、機器インターフェイス550により収集されたデータをバッファに入れ、適切なデータ収集イベントを放出する。
【0050】
センサインターフェイス560は、アッドオンセンサ525により生成されたデータを収集する。センサインターフェイス560は、ラブビュー(LabVIEW)(R)または他のセンサ、バスベースのデータ収集ソフトウェアなどの外部センサと交信するためにAPCフレームワークのための適切なインターフェイス環境を与える。アプリケーションインターフェイス565は、ラブビュー、マスマティカ(Mathematica)、モデルウェア(Modelware)、マットラブ(MatLab)、シムカ4000(Simca4000)、およびエクセル(Excel)などの制御プラグインアプリケーションを実行するための適切なインターフェイス環境を与える。処理センサ525はアッドオンセンサであるが、代替の実施例におけるセンサには、相手先商標製品製造業者(「OEM」)により処理ツール520が供給されてもよい。センサインターフェイス560は、センサ525により生成されたデータを収集する。アプリケーションインターフェイス565は、計画エグゼキュータ590からデータを取り、そのデータに対して計算または分析を行なう。そして、この結果は計画エグゼキュータ590に返される。マシンインターフェイス570およびセンサインターフェイス560は、使用されるべきデータを収集するための機能の共通の組を用いる。機器インターフェイス550は、センサにより収集されたそれぞれのデータを処理ツール520に集め、集めされたデータをマシンインターフェイス570に伝送する。
【0051】
オペレータインターフェイス580は、ウェハ製造技術者とAPCシステム500との通信をグラフィカルユーザインターフェイス(「GUI」)(図示せず)を介して容易にする。GUIはウインドウズ(R)またはUNIX(R)ベースのオペレーティングシステムであってもよい。しかしながら、これはこの発明の実施に必須のものではない。したがって、いくつかの代替の実施例は、GUIを採用しなくてもよく、オペレーティングシステムに基づいたディスクオペレーティングシステム(「DOS」)を介して通信してもよい。オペレータインターフェイス580は、ダイアログボックスを表示して、情報を提供し、ガイダンスを要求し、さらなるデータを収集する。CORBAインターフェイスを介して、オペレータインターフェイス580により、技術者は任意の数のディスプレイ群に対して同時に種々のポップアップダイアログを表示することができる。オペレータインターフェイス580はまた、ポップアップが現われ得る一群のディスプレイを維持する。オペレータインターフェイス580はまた、告知動作、すなわちメッセージおよび「OK」ボタンとともに簡単なポップアップを表示する一方向のメッセージを与えてもよい。
【0052】
データハンドラ585は、他のAPCシステム500のコンポーネントにより生成されるデータを受信し、そのデータをデータベースサーバ510上のデータ記憶装置595(たとえばリレーショナルデータベース)に記憶する。データハンドラ585は、標準の構造化問合せ言語(「SQL」)コマンドを受信するよう適合されてもよく、または代替的に、データハンドラ585は、異なった種類のアクセスプロトコルを変換してSQLコマンドまたは何らかの他のプロトコルコマンドを生成してもよい。データ記憶機能を集中することにより、さまざまなコンポーネントの可搬性がます。
【0053】
例示される特定の実施例において、処理ツール520は図1におけるツール105などのCMPツールである。処理センサ525は、処理ツール520の5つのキャリアアーム(図示せず)の各々によりかけられる下方力を測定する。やはり、代替の実施例が代替のタイプの処理ツールおよび/またはセンサを採用してもよい。たとえば、代替の実施例では、処理ツール520はマルチチャンバエッチャであってもよく、処理センサ525はチャンバ内の温度または圧力を感知してもよい。
【0054】
動作は、APCシステムマネージャ540が必須の計画を計画実行マネージャに委託すると開始する。この特定の実施例で委託される計画は、持続期間計画、報告計画、サンプリング計画および制御計画を含む。次に、計画実行マネージャ545は各計画ごとに計画エグゼキュータ590を生成する。すると、計画エグゼキュータはそのそれぞれのメインスクリプトおよび副スクリプトを実行開始する。
【0055】
CMP作業は、ウェハの「操業」の開始時に、制御計画および関連したスクリプトに従って始まる。処理センサ525は、持続期間計画およびサンプリング計画に従ってデータを収集開始する。処理センサ525は、報告計画に従うデータをセンサインターフェイス560を介してデータハンドラ585に転送する。次に、データハンドラは、報告計画に従って、報告されたデータをデータサーバ510を介してデータ構造595に記憶する。これは、さまざまな計画によって定義される操業の終了まで続き、終了すると計画エグゼキュータ590は破壊される。
【0056】
操業が終わった後、APCシステムマネージャ540は、APCホストコンピュータ505上にあるソフトウェアアプリケーション575を呼出す。ソフトウェアアプリケーション575は、データ記憶装置595内のデータを分析して、各処理ステーションにおける作業が同時に終点に達したか、すなわち一致したかどうかを確かめる。そうでなければ、ソフトウェアアプリケーション575はなぜ一致しなかったかを確かめるためにデータを分析する。たとえば、CMP作業において、下方力が不十分なために、あるキャリアがウェハを一貫して研摩し足りなかったかもしれない。明らかに、この発明のこの局面は、処理ツール520が行なう動作に依存して実現化例に固有なものである。
【0057】
ソフトウェアアプリケーションが分析を終えると、結果はAPCシステムマネージャ540に戻される。これらの結果は、さまざまなステーション上で処理終点を「一致させる」レシピへの変更を含む。この技術の結果の1つとしては、各処理ステーションごとにレシピが個別化、または誂えられることである。次の操業のための制御計画が発行されるとき、これらの変更はウェハの次の操業時に組込まれる。新しい制御計画が発行され、各処理ステーションごとに誂えられたレシピを実現する。
【0058】
以上に開示した特定の実施例は例示に過ぎず、この発明は、ここでの教示の利益を有する当業者には明らかな、異なるが等価の態様で変形され実施され得る。さらに、以下のクレームに記載される以外の限定が、ここに示される構造または設計の詳細になされることを意図しない。したがって、以上に開示した特定の実施例は変更または変形され得り、そのような変形のすべてがクレームされたこの発明の範囲内にあるものと見なされることは明らかである。したがって、ここで求められる保護は以下のクレームに述べられるとおりである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従って動作するマルチステーション処理ツールのある特定の実施例の概念図である。
【図2A】 CMP作業中のウェハの平坦化の図である。
【図2B】 CMP作業中のウェハの平坦化の図である。
【図3A】 この発明のある特定の実施例に従うCMP作業中の動作を示す、CMPツールの上面図である。
【図3B】 この発明のある特定の実施例に従うCMP作業中の動作を示す、図3Aの線3B−3Bに沿ったCMPツールの図である。
【図4】 この発明に従って実施される方法の図である。
【図5】 この発明に従って実現される処理フローのある特定の実施例の図である。

Claims (16)

  1. 半導体製造プロセスにおいてウェハを処理するための方法であって、
    処理進度データの組を、マルチステーション処理ツールにおける少なくとも2つのステーションから収集するステップを含み、各ステーションは処理パラメータおよび処理終点を有しており、
    収集されたデータをコントローラに送るステップと、
    共通の処理について、各ステーションの処理進度データを自律的に比較するステップと、
    比較結果に依存して、前記共通の処理について少なくとも1つのステーションの少なくとも1つの処理パラメータを調節して少なくとも1つのステーションのそれぞれの処理終点を少なくとも別のステーションの処理終点と一致させるステップとを含む、方法。
  2. マルチステーション処理ツールから処理進度データの組を収集するステップは、化学機械研磨ツールおよびマルチチャンバエッチャからなるグループから選択される処理ツールから処理進度データの組を収集するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 処理進度データの組を収集するステップは、処理終点までの経過時間に関するデータを収集するステップを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 処理進度データの組を収集するステップは、
    予め規定された時間期間の間プロセス中に生成されたデータをサンプリングするステップと、
    サンプリングされたデータを記憶するステップと、
    記憶されたデータを、予め規定された時間期間の終わりにコントローラに報告するステップとを含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 処理進度データの組を収集するステップは、第1の操業時に処理進度データの組を収集するステップを含み、
    少なくとも1つの処理パラメータを調節するステップは、第2の操業時に少なくとも1つのパラメータを調節するステップを含む、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 命令が符号化されたプログラム記憶媒体であって、前記命令は、計算装置により実行されると、請求項1から5のいずれかに記載の方法を行なう、プログラム記憶媒体。
  7. 請求項1から5のいずれかに記載の方法を行なうようにプログラムされた、計算装置。
  8. 半導体製造プロセスはAPC(Advanced Process Control)システムの部分において行なわれる、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  9. 処理進度データの組を収集するステップは、次の操業のためのデータ収集計画、持続期間計画、報告計画、およびサンプリング計画のうちの少なくとも1つを発行するステップを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つの処理パラメータを調節するステップは、各ステーションごとに固有の処理パラメータを調節するステップを含む、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  11. 半導体製造プロセスにおいてウェハを処理するための装置であって、
    処理進度データの組を、マルチステーション処理ツールにおける少なくとも2つのステーションから収集する収集手段を備え、各ステーションは処理パラメータおよび処理終点を有しており、
    共通の処理について、各ステーションの処理進度データを自律的に比較する比較手段と、
    比較結果に依存して、前記共通の処理について少なくとも1つのステーションの少なくとも1つの処理パラメータを調節して少なくとも1つのステーションのそれぞれの処理終点を少なくとも別のステーションの処理終点と一致させる調節手段とを備える、装置。
  12. 前記収集手段は、化学機械研磨ツールおよびマルチチャンバエッチャからなるグループから選択される処理ツールから処理進度データの組を収集する、請求項11に記載の装置。
  13. 前記収集手段は、処理終点までの経過時間に関するデータを収集する、請求項11または12に記載の装置。
  14. 前記収集手段は、
    予め規定された時間期間の間プロセス中に生成されたデータをサンプリングする手段と、
    サンプリングされたデータを記憶する手段と、
    記憶されたデータを、予め規定された時間期間の終わりに出力する手段とを含む、請求項11から13のいずれかに記載の装置。
  15. 前記収集手段は、第1の操業時に処理進度データの組を収集し、
    前記調節手段は、第2の操業時に少なくとも1つのパラメータを調節する、請求項11から14のいずれかに記載の装置。
  16. 前記調節手段は、各ステーションごとに固有の処理パラメータを調節する、請求項11から15のいずれかに記載の装置。
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