JP4415940B2 - バインダー - Google Patents

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Description

本発明は、書類などのファイル対象物を積層した状態でファイル対象物の一端部分を固定解除可能に押圧する為のためのバインダー(ファイルともいう)に関するものである。
バインダーには、書類などのファイル対象物の一端部分に複数の穴を形成し、それらの穴を利用してファルする形式のバインダーと、ファイル対象物に穴をあけることなくファイルできる形式のバインダーとがある。本発明は後者のバインダーに関するものである。
この種の従来のバインダーとして、表紙、ベース板、押え板、ベース板に押え板を連結する平行リンク機構、レバー部材、平行リンク機構とレバー部材とに連結されたねじりバネなどからなるバインダーが広く実用に供されている。しかし、このバインダーでは、約2.5〜3cm程度の厚さのファイル対象物をファイルできるが、それ以上厚い書類をファイルする構造のものは実用化されていない。平行リンク機構、レバー部材、ねじりバネなどを大型化すれば、厚いファイル対象物をファイル可能になるけれども、製作費用が高価になり、薄いファイル対象物をファイルするのに適さないものになる。
一方、本願の発明者は、日本の特開2001−260582号公報に示すような、薄いファイル対象物も厚いファイル対象物もファイル可能なファイル用押圧具を提案した。このファイル用押圧具は、表紙、ベース板、押圧板、ベース板と押圧板を連結する1対の台形脚状のリンク、これらリンクの下端部を水平方向へ移動自在に案内する案内機構であってベース板に設けられた案内機構、それらリンクの下端部が相接近方向へ移動しないようにロック可能で且つ相離隔方向へ移動するのを許容するロック機構などを有する。ファイル対象物をセットし、押圧板を下方へ手動で押圧して移動させると、1対のリンクの下端部が相離隔方向へ移動していき、相接近方向へ移動できないので、押圧状態を維持することができる。
特開2001−260582号公報
このファイル用押圧具は、押圧板の下面に固着したゴム板の圧縮変形によって弾性力を発生させる構造であるため、弾性力を可変できる幅が小さく、ゴム板が劣化しやすく、押圧状態が緩みやすい。また、部品数が多く、ベース板や案内機構が長く大型化し、製作費が高価になるなどの問題がある。しかも、最初薄いファイル対象物をファイルした場合はファイル対象物が脱落しやすく、厚いファイル対象物をファイルした場合は、1対のリンクが鉛直姿勢に近い姿勢になるため強力な押圧状態にすることが難しい。
本発明の目的は、薄いファイル対象物も厚いファイル対象物も、穴をあけることなくファイル可能で且つ部品数が少なく安価に製作可能なバインダーを提供すること、弾性板の弾性力でファイル対象物を強力に押圧可能なバインダーを提供すること、ファイル対象物を押圧する押圧力を自由に調節可能なバインダーを提供すること、簡単な操作でファイル対象物を押圧可能なバインダーを提供すること、ファイル対象物が薄いときは全体を薄くすることができ、ファイル対象物が厚くなるのに応じて全体を厚くすることのできるバインダーを提供すること、などである。
請求項1のバインダーは、書類などのファイル対象物を積層した状態でファイル対象物の一端部分を押圧解除可能に押圧する為のバインダーにおいて、ベース板と、前記ベース板の少なくとも一部に上方から対向するように配設され且つファイル対象物を押圧する弾性力を発生可能な弾性板と、前記ベース板に下端部が連結されてベース板から立ち上がる鉛直姿勢の案内部材であって、ベース板の異なる複数位置に連結された複数のロッド部材からなる案内部材を有し、弾性板を上下方向へ平行移動自在に案内する案内機構と、前記弾性板を弾性変形させてファイル対象物を押圧した状態で、弾性板が上方へ移動しないように前記案内機構と協働して弾性板をロックするロック機構とを備えたことを特徴とするものである。
このバインダーによって書類などのファイル対象物をファイルする際には、ファイル対象物をセットしてから、ロック機構のロックを解除した状態で、案内機構の案内作用を介して弾性板を下降させてファイル対象物を押圧し、弾性板を弾性変形状態にする。その状態でロック機構を作動させると、弾性板がファイル対象物を押圧した位置を保持し、弾性板の弾性力でファイル対象物を押圧した状態を保持することができる。ファイル対象物を取り出す際には、ロック機構を解除し、弾性板を上方移動させて弾性板の弾性変形を解除することで、ファイル対象物を取り出すことができる。尚、ロック機構のロックを解除しない状態で、弾性板を下降させてファイル対象物を押圧するように構成することも可能である。
このバインダーにおいては、薄いファイル対象物も厚いファイル対象物も、ファイル対象物に穴をあけることなくファイルすることができる。弾性板を弾性変形させてファイル対象物を押圧する弾性力を発生させる構成であるため、ファイル対象物の厚さや重量や滑り易さに応じて、弾性板の弾性変形量を自由に調節し、ファイルするのに必要な大きさの弾性力を確実に発生させることができる。
案内機構とロック機構も簡単な構成で実現できるから、バインダーの全体の構造が簡単になり、部品数も少なく、安価に製作することができる
請求項2のバインダーは、請求項1の発明において、前記ロッド部材は金属材料で構成されたことを特徴とするものである
請求項3のバインダーは、請求項1の発明において、前記ロッド部材は、高さを変えることができるように構成されたことを特徴とするものである
請求項4のバインダーは、請求項3の発明において、前記各ロッド部材は、前記ベース板に連結解除可能に連結される連結部を有し、各ロッド部材は長さの異なる複数のロッド部材のうちからファイル対象物の厚さに応じて選択された長さを有するロッド部材がベース板に連結されることを特徴とするものである
請求項5のバインダーは、請求項3の発明において、前記各ロッド部材は連結解除可能に連結した複数の分割ロッドからなることを特徴とするものである
請求項6のバインダーは、請求項1の発明において、前記弾性板は、前記ベース板と平行な平行板部と、この平行板部から下方へ傾斜状に延びる1又は複数の傾斜板部とを有することを特徴とするものである
請求項7のバインダーは、請求項6の発明において、前記弾性板は主として弾性変形させられた傾斜板部の弾性力でもってファイル対象物を押圧するように構成されたことを特徴とするものである
請求項8のバインダーは、請求項3の発明において、前記弾性板は、板バネで構成されたことを特徴とするものである
請求項9のバインダーは、請求項8の発明において、前記案内機構は、前記複数のロッド部材と、複数のロッド部材が弾性板を貫通する位置において弾性板から上方又は下方へそれぞれ延びる複数の筒部であって、ロッド部材に摺動可能に外嵌されてロッド部材に沿って平行移動可能な複数の筒部とを備えたことを特徴とするものである
請求項10のバインダーは、請求項8の発明において、前記筒部は、前記弾性板に固着された筒部材で構成されたことを特徴とするものである
請求項11のバインダーは、請求項8の発明において、前記筒部は、前記弾性板から上方へ延びるように設けられたことを特徴とするものである
請求項12のバインダーは、請求項3の発明において、前記ロック機構は、各ロッド部材のほぼ全長にわたってロッド部材の表層部に上下方向に小間隔おきに形成された複数の係合歯と、前記各ロッド部材に対応するように弾性板の上面近傍に設けられたロック部材であってロック爪を有すると共にそのロック爪が前記係合歯に係合する位置と係合しない非係合位置とに位置切換え可能なロック部材とを備えたことを特徴とするものである
請求項13のバインダーは、請求項12の発明において、前記ロッド部材の表層部に複数の係合歯が2列に形成され、前記ロック部材は2列の係合歯に係合可能な1対のロック爪を有することを特徴とするものである
請求項14のバインダーは、請求項13の発明において、前記筒部のうちの弾性板の近傍部位には、1対のロック爪を導入するスリットが形成されたことを特徴とするものである
請求項15のバインダーは、請求項14の発明において、前記各ロック部材の一端部に1対のロック爪が形成される共に各ロック部材の他端部が弾性板に水平方向へ回動可能に連結されたことを特徴とするものである
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。図1に示すように、このバインダー1(別名、ファイルともいう)は、A4版サイズ又はそれ以下のサイズの書類などのファイル対象物P(書類、本、カタログ、パンフレット、図面など)を積層した状態でファイル対象物Pの一端部分を固定解除可能に押圧する為のものである。ファイル対象物Pを着脱する使用状態において、このバインダー1は、カバー2と、ベース板3と、ベース板3の少なくとも一部に上方から対向するように配設され且つファイル対象物Pを押圧する弾性力を発生可能な弾性板4と、ベース板3に下端部が連結されてベース板3から鉛直に立ち上がる鉛直姿勢の案内部材20を有し且つ弾性板4を上下方向へ平行移動自在に案内する案内機構5と、弾性板4を弾性変形させてファイル対象物Pを押圧した状態で、弾性板が上方へ移動しないように案内機構5と協働して弾性板をロックするロック機構6とを備えている。
図1,図2に示すように、カバー2は、例えば厚さ約1〜1.5mm程度の厚紙又は合成樹脂シート材で構成されている。カバー2は、カバー本体2Aと、表カバー2Bと、カバー本体2Aに表カバー2Bを連結する3つの組ネジ2aを有する。カバー本体2Aは、裏カバー10と背中カバー11と連結カバー部12を一体形成したものであり、連結カバー部12には、3本の折れ部13a,13b,13cと、各列3個の穴のある3列の穴14a,14b,14cが形成されている。表カバー2Bの左端部にも、前記の各列の3個の穴に対応する3個の穴15が形成されている。例えば約2.5cm以下の厚さのファイル対象物Pをファイルする場合は、1番目の列の3個の穴14aに表カバー2Bの3個の穴15を合致させ、3個の組ネジ2a(図11参照)により連結カバー部12と表カバー2Bを連結する。約5cm以下の厚さのファイル対象物Pをファイルする場合は、折れ部13bの位置で折り曲げ、2番目の列の3個の穴14bに表カバー2Bの3個の穴15を合致させ、3個の組ネジ2aにより連結する。約7.5cm以下の厚さのファイル対象物Pをファイルする場合は、折れ部13cを折り曲げ、3番目の列の3個の穴14cに表カバー2Bの3個の穴15を合致させ、3個の組ネジ2aにより連結する。
図1,図4に示すように、ベース板3はメッキ鋼板やステンレス鋼板からなり、前後方向の長さが例えば10〜12cm、左右方向の幅が例えば3〜4cmの矩形板であり、複数のリベット16(図1参照)により裏カバー10の左端部分の前後方向の中央部分に固定されている。
図1,図5,図12〜図15に示すように、弾性板4は、例えば厚さ0.4〜0.5mmの鋼製の板バネで構成され、前後方向の長さが例えば10〜12cm、左右方向の最大幅が例えば4〜6cmである。弾性板4は、ベース板3と平行な平行板部17と、この平行板部17から下方へ且つ右方へ傾斜状に延びる2つの傾斜板部18と、平行板部17と傾斜板部18の境界の折曲部19を有し、各傾斜板部18の右端部には下方へ凸に湾曲させた湾曲部18aが形成されている。各傾斜板部18の前後方向の幅は例えば約4〜6cmであり、平行板部17から湾曲部18aの下面までの高さ寸法は例えば約1.0〜1.5cmである。弾性板4は主として傾斜板部17を弾性的に撓み変形(曲げ変形)させた弾性力でもってファイル対象物Pを押圧する。但し、折曲部19の弾性的撓み変形による弾性力も発生する。
図1,図8〜図10,図12〜図15に示すように、案内機構5は、案内部材20としての2本の鉛直姿勢のロッド部材21であって前後方向に所定間隔空けて配置された2本のロッド部材21と、2本のロッド部材21が弾性板4を貫通する位置において弾性板4から上方へそれぞれ延びる2つの筒部23であってロッド部材21に実質的な遊び隙間なしに摺動可能に外嵌されてロッド部材21に沿って平行移動可能で且つロッド部材21に対して相対的に傾かない2つの筒部23とを備えている。
ロッド部材21は金属製(例えば鋼又はステンレス製)のパイプ材(例えば、外径7mm、内径5mm)で構成される。但し、ロッド部材21は中実の丸棒材で構成してもよい。各ロッド部材21は、例えば3cm、5.5cm、8.0cmの3段階に高さを変えることができる。
各ロッド部材21は、ベース板3に連結解除可能に連結される連結部24を有し、各ロッド部材21として適用可能な長さの異なる3つのロッド部材21a,21b,21cが設けられ、ファイル対象物Pの厚さに応じて選択された長さを有する何れか1本のロッド部材21a,21b,21cがベース板3に連結される。つまり、使用可能な2組の6本のロッド部材21a,21b,21cが設けられており、何れかの同じ長さの2本のロッド部材21がベース板3に連結して使用される。ベース板3に連結していない残りの4本のロッド部材21は、合成樹脂製の袋に収容して背中カバー11の内面のポケット(図示略)などに格納される。
前記連結部24はロッド部材21の下端部に形成されたビス穴からなり、2本のロッド部材21をベース板3に連結する位置において、ベース板3には連結部24のビス穴の外径と同径のビス貫通穴25が形成され、裏カバー10にはそのビス貫通穴25と同心の円形穴であって連結用ビス26の頭部とほぼ同径の円形穴が形成されている。ロッド部材21は、連結用ビス26によりベース板3に固定解除可能に固定される。但し、ロッド部材21をベース板3に固定した状態においても、ロッド部材21を連結用ビス26と共に摩擦抵抗に抗して約90度回すことができる。筒部23は、弾性板4の平行板部17の穴に下方から貫通させた鋼やステンレス製の筒部材22(例えば長さ約5〜10mm)で構成され、筒部材22は平行板部17の下面に金属接着用の強力な接着剤(又は、溶接やビス)により固着されたフランジ22aと、このフランジ22aから一体的に鉛直に立ち上がる筒部23を有する。前記フランジ22aは正方形状であるが円形でもよい。但し、もし可能ならば筒部23は弾性板4の平行板部17と一体的形成してもよい。
図1,図5〜図10,図12〜図15に示すように、前記ロック機構6は、各ロッド部材21の全長にわたってロッド部材21の表層部に上下方向に小間隔(例えば1mm)おきに形成された複数の係合歯30と、各ロッド部材21に対応するように弾性板4の上面近傍に設けられたロック部材31であってロック爪32を有すると共にそのロック爪32が係合歯30に係合する位置と係合しない非係合位置とに位置切換え可能なロック部材31とを備えている。
前記ロッド部材21の表層部のうちの前側部と後側部に複数の係合歯30が2列に形成され、各ロック部材31は2列の係合歯30に係合可能な1対のロック爪32を有する。各ロック部材31はロック爪32の強度を確保するために、例えば板バネの材料で構成されている。各ロック部材31の一端部に形成した切欠き部33の両側に1対のロック爪32が形成され、各ロック部材31の他端部が弾性板4に水平方向へ回動可能にリベット34で連結されている。各ロック部材31には鉛直に立ち上げられた操作部35であって指で操作する為の操作部35が一体形成されている。
前記筒部23のうちの弾性板4の上面近傍部位には、1対のロック爪32を導入する1対のスリット36が形成されている。ロッド部材21をベース板3に連結した状態において、指でロッド部材21を掴み、ロッド部材21を連結用ビス26と共にその軸心回りに回すことにより、2列の係合歯30を前側と後側に正しく向けることができる。
このバインダー1の作用について説明する。
図1は、ファイル対象物Pをセットし、弾性板4を未だ弾性変形させてない状態を示す。ファイル対象物Pをセットするとき、ファイル対象物Pの前端をカバー2の前端にほぼ一致させ、バインダー1を立向き姿勢にした保管状態においてファイル対象物Pの下面が本棚の棚板などの支持面で支持されるようにセットすることが望ましい。これは、バインダー1を立向き姿勢にした保管状態においてカバー2に作用する荷重を軽減する為である。そのため、カバー2の前後方向長さを例えばA4版サイズやレターサイズの長さとほぼ同じ長さに設定してもよい。
バインダー1に最初にファイル対象物Pをセットする場合には、2つのロック部材31を非係合位置に切換えると、弾性板4が上下に移動可能になるので、ファイル対象物Pをセットすることができる。ファイル対象物Pを追加的にセットする為に、バインダー1でファイル対象物Pを押圧した状態から押圧を解除する場合は、必要に応じて右手で弾性板4の平行板部17を下方に押圧しながら、左手で2つのロック部材31を非係合位置に切換えると、弾性板4の平行板部17が上方へ移動し、弾性板4の弾性変形が解消するので、弾性板4が上下に移動可能になるので、ファイル対象物Pを追加的にセットしファイルすることができる。ファイル対象物Pをセット後に押圧状態にする場合には、2つのロック部材31を非係合位置に切換えたまま、右手で弾性板4の平行板部17を下方へ押し、傾斜板部18の先端の湾曲部18aをファイル対象物Pに接触させる。更に、右手で弾性板4の平行板部17の前部と後部を下方へ強く押圧し、ファイル対象物Pの厚さに応じて弾性板4を適度に弾性変形させ、湾曲部18aでファイル対象物Pを押圧した状態にしてから、左手で2つのロック部材31を係合位置に切換える。このとき、弾性板4の平行板部17は案内機構5の案内作用で水平姿勢(ロッド部材21と直交する姿勢)を維持するため、弾性板4の折曲部19と、傾斜板部18が弾性的に撓み変形する。2つのロック部材31を係合位置に切換えた状態では、弾性板4の平行板部17が係合歯30に係合したロック爪32により上方移動しないようにロックされるため、弾性板4の弾性変形状態が維持され、ファイル対象物Pの押圧状態が維持される。弾性板4が弾性変形するとき、湾曲部18aが僅かに右方へ移動するが、湾曲状になっているためファイル対象物Pに対して滑り易く、ファイル対象物Pを損傷することはない。
最初、ファイル対象物Pの厚さが小さい状態では、長さ3cmのロッド部材21aが使用されるが、ファイル対象物Pの厚さが増加し、ロッド部材21aの高さが不足するようになった場合には、長さ3cmのロッド部材21aに代えて長さ5.5cmのロッド部材21bをベース板3に連結する共に、表カバー2Bの連結位置を変え、背中カバー11の幅を拡大する。その後再びロッド部材21bの高さが不足するようになった場合には、長さ5.5cmのロッド部材21bに代えて長さ8cmのロッド部材21cをベース板3に連結すると共に、表カバー2Bの連結位置を変え、背中カバー11の幅を拡大する。
このバインダー1は、次のような効果を奏する。
板バネからなる弾性板4の弾性的撓み変形(曲げ変形)により発生する弾性力でファイル対象物Pを押圧するため、簡単な構造の板バネからなる弾性板4によりファイル対象物Pをファイルするのに必要な押圧力を発生できる。
バインダー1をカバー2、ベース板3、6本のロッド部材21、1つの弾性板4、2つの筒部材22、2つのロック部材31など少数の簡単な構造の部品で構成でき、簡単な構造の案内機構5とロック機構6を採用しているので、バインダー1の全体の構造が簡単になり、部品数も少なく、安価に製作することができる。弾性板4を手で押して弾性板4を弾性変形させる構造になっているため、ファイル対象物の厚さや重量やファイル対象物Pの滑り易さなどに応じて、弾性板4の弾性変形量を調節して、必要な大きさの押圧力を発生させることができる。そのため、ファイル対象物Pの厚さが大きい場合には、弾性板4の弾性変形量を大きくして強い押圧力(例えば、6〜10kgf)を発生させることができ、ファイル対象物Pが厚くない場合には、弾性板4の弾性変形量を小さくして小さな押圧力(例えば、2〜6kgf)を発生させることができる。
ファイル対象物Pの厚さが小さい場合には、高さの小さなロッド部材21を使用でき、ファイル対象物Pの厚さの増大に応じて、ロッド部材21を高さの大きいものに交換でき、ロッド部材21の高さに応じてカバー2の背中カバー11の幅を変えることができるため、バインダー1の取り扱いに便利であり、使い易いバインダー1となる。
次に、前記実施形態のバインダーを部分的に変更する例について説明する。
1)必要に応じて、湾曲部18aの下面に低摩擦合成樹脂膜を接着しておいてもよい。或いは、湾曲部18aの下面に合成樹脂やゴム製の少し弾力性のあるクッション板を固着しておいてもよい。或いは、湾曲部18aの下面に低摩擦合成樹脂製又は金属製の薄いシート材を左右方向に相対移動可能に配置して傾斜板部18に取り付けておき、ファイル対象物とシート材との間に滑りを発生させるように構成してもよい。或いは、ファイル対象物Pの上面に低摩擦の独立の薄板状の硬質のシートを配置するようにしてもよい。
2)ファイル対象物Pを押圧する際に、弾性板4の傾斜板部18を1つずつ手で押圧する場合には、平行板部17が前後方向に傾斜するため、何れかのロッド部材21に無理な曲げモーメントが作用する虞れがある。
そこで、図16に示すように、弾性板4の平行板部17Aを分断した構造にし、その平行板部17Aの端部同士を長穴17aを介して前後方向へスライド可能にリベット17bにより結合する。或いは、分断した平行板部17Aの端部同士をゴム板や、強力な弾力性のある織布などで連結する。
3)図17に示すように、弾性板4の2つの傾斜板部18の代わりに1つの連続的な一体的な傾斜板部18Aに構成する。そして、必要に応じて3本又は4本のロッド部材21を設けてもよい。
4)弾性板4の平行板部17の上面に2つの筒部23を一体的に形成した金属板(軟鋼やステンレス製)を重ね、その金属板を平行板部17に接着剤、溶接、リベット、ビスの何れかにより固着する。或いは、図18に示すように、前記筒部材22の代わりに、筒部材を、筒部23を形成する筒体22Aとナット46とで構成する。筒体22Aは弾性板4の平行板部17の穴を貫通して下面側へ延びる筒状の脚部47を有し、この脚部47にナット46が外嵌螺合されて平行板部17に固定されている。
5)ロック部材31のロック爪32を上方へのみ弾性変形し易い構造にすれば、ファイル対象物Pを押圧する際に、ロック部材31を係合位置に保持したまま、弾性板4を下方へ押し、ファイル対象物Pを押圧することができる。
6)図19に示すように、2つの弾性板4Aを独立に設ける。この場合、弾性板4Aの回り止めのために、ロッド部材は断面が長円形のパイプ材や中実棒材で構成し、筒部23Aは断面形状が長円形に構成する。ロッド部材の両側面の平らな面に複数の係合歯を形成すれば、係合歯を大型化することができる。ファイル対象物を押圧する際に、一度に1つの弾性板4Aを押して弾性変形させればよいので、女性や子供など手の力が弱いユーザーでも使い易くなる。
7)図20に示すように、前記ロッド部材21の各々を、連結解除可能に連結される複数の分割ロッド21Aで構成する。この分割ロッド21Aの長さは約1.5〜2cmであり、両側の表層部に複数の係合歯30が2列に形成され、分割ロッド21Aの下端部に連結用ビス26又は下側に隣接する分割ロッド21Aのネジ部41が螺合されるビス穴40が形成されている。分割ロッド21Aの上端部に、上側に隣接する相手側の分割ロッド21Aのビス穴40に螺合されるネジ部41が形成されている。
或いは、図21に示すような分割ロッド21Bをロッド部材21に適用してもよい。この分割ロッド21Bは、2列の係合歯30と、嵌合穴42と、この嵌合穴42に嵌合させて連結解除可能に連結可能な嵌合軸部43とを有する。嵌合軸部43の先端部には2つの凸部44が形成されている。嵌合穴42には2つの凸部44を導入可能な2つの縦溝と、2つの縦溝の奥端から周方向へ例えば右回りに約90度分延びる2つの円弧溝が形成されている。この分割ロッド21Bも順次連結して上方へ延ばしていくことが可能である。尚、ベース板3に連結される最も下段の分割ロッド21Bの下部には前記連結用ビス26が螺合されるビス穴が形成されている。
上記の分割ロッド21A,21Bは一例を示すものに過ぎず、螺合方式や上下嵌合形式ではなく、水平方向の側方から嵌合させる形式の分割ロッドや、水平本方向から嵌合後に回動させる形式の分割ロッドも採用可能である。或いは、テレスコピックに上下方向に伸縮可能なロッド部材を採用することも可能である。
8)筒部23は弾性板4の平行板部17から下方へ延びる構造でもよい。但し、この場合、ファイル対象物が薄い場合に、筒部23がベース板に衝突しやすくなるので、筒部23の高さを極力小さく設定し、弾性板4の弾性変形許容幅を極力大きくする設定することが望ましい。
9)表カバー2Bを連結カバー11に連結する構造として、組ネジ2a以外に種々の連結手段を採用可能である。組ネジ2aの代わりに、短いビスとナット、ファスナー又はクリップを採用してもよい。或いは、連結カバー11の3列の穴の位置の各々に、鋼製のテープ又はバンドを貼り付け、表カバー2Bの1列の穴の位置の内面側に永久磁石バンドを貼り付け、磁力により表カバー2Bを連結するように構成してもよい。
10)2本のロッド部材21の間の間隔を、2穴用の穿孔具で穿孔する2つの穴の間の間隔(例えば、8cm)と等しい間隔に設定すると共に、ロッド部材21の直径を上記の2つの穴に貫通可能な大きさ(例えば、5.8mm)に設定する。その場合、必要に応じて、一部のファイル対象物には2穴用の穿孔具で2つの穴を形成し、それら2つの穴に2本のロッド部材21を通してファイルするようにしてもよい。
11)厚いファイル対象物Pを長期にわたって強力に押圧固定しておくと、弾性板4がへたりが生じて弾性力が低下する可能性がある。弾性板4の弾性力が低下した場合に、弾性板4の少なくとも傾斜板部18に例えば厚さ0.1mmの薄い板バネを接着することにより、弾性板の剛性(断面2次モーメント)を高め、弾性力を強化することも可能である。或いは、弾性板を2枚の固着してない弾性板で構成してもよい。或いは、弾性板を高強度の合成樹脂繊維やカーボンナノチューブなどを組み込んだFRP材料で構成してもよい。
12)本発明のバインダー1は、カバー2を省略した形態のものでもファイル対象物Pをファイルするバインダー1として使用可能である。
13)前記各組のロッド部材21として高さの異なる2本のロッド部材、又は4本以上のロッド部材を設けてもよい。
14)前記実施形態に記載した種々のサイズや板厚や押圧力などの数値は、一例を示すものに過ぎず、これらの数値に限定されるものではない。
15)図示してないが、ロッド部材21の右側の側面の表面部に複数の係合歯30を形成し、筒部23の上端近傍部の右側部に係合歯30に係合してロック可能で且つ上方へのみ弾性変形可能で係合歯30に常時係合するロック爪を筒部23にほぼ固定的に設ける。ファイル対象物Pを押圧する際には、ロック爪の上方への弾性変形を介して弾性板4と筒部23の下降を許容し、ファイル対象物Pを押圧した状態においてロック爪を係合歯30に自動的に係合させてロックするように構成し、ロック解除する際には、ロッド部材21をその軸心回りに約90度回動させて、係合歯30をロック爪から外してロック解除するように構成してもよい。
ここで、本発明は前記実施形態に記載したものに限定されるものではなく、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記のバインダーの構造を部分的に変更して実施可能であり、本発明はそのようなバインダーも包含するものである。
本発明の実施形態に係るバインダーの全体斜視図である。 カバー本体の斜視図である。 表カバーの平面図である。 ベース板の平面図である。 弾性板とロック部材の平面図である。 弾性板の一部と筒部とロック部材(係合位置)の平面図である。 弾性板の一部とロック部材(非係合位置)の平面図である。 図5のVIII−VIII線断面図である。 図8からロック部材を除いた状態の要部断面図である。 図5のX−X線断面図である。 図1のXI−XI線断面図である。 図1の矢印XIIから視たバインダーの要部右側面図である。 図1の矢印XIIIから視たバインダーの要部正面図である。 2番目に長いロッド部材を連結した状態における図13相当図である。 最も長いロッド部材を連結した状態における図13相当図である。 変更例の弾性板の平面図である。 別の変更例の弾性板の平面図である。 変更形態の筒部材の断面図である。 別の変更例の弾性板の平面図である。 ロッド部材としての分割ロッドの斜視図である。 ロッド部材としての別の分割ロッドの斜視図である。

Claims (15)

  1. 書類などのファイル対象物を積層した状態でファイル対象物の一端部分を押圧解除可能に押圧する為のバインダーにおいて、
    ベース板と、
    前記ベース板の少なくとも一部に上方から対向するように配設され且つファイル対象物を押圧する弾性力を発生可能な弾性板と、
    前記ベース板に下端部が連結されてベース板から立ち上がる鉛直姿勢の案内部材であって、ベース板の異なる複数位置に連結された複数のロッド部材からなる案内部材を有し、弾性板を上下方向へ平行移動自在に案内する案内機構と、
    前記弾性板を弾性変形させてファイル対象物を押圧した状態で、弾性板が上方へ移動しないように前記案内機構と協働して弾性板をロックするロック機構とを備えたことを特徴とするバインダー。
  2. 前記ロッド部材は金属材料で構成されたことを特徴とする請求項1に記載のバインダー。
  3. 前記ロッド部材は、高さを変えることができるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のバインダー。
  4. 前記各ロッド部材は、前記ベース板に連結解除可能に連結される連結部を有し、各ロッド部材は長さの異なる複数のロッド部材のうちからファイル対象物の厚さに応じて選択された長さを有するロッド部材がベース板に連結されることを特徴とする請求項3に記載のバインダー。
  5. 前記各ロッド部材は、連結解除可能に連結した複数の分割ロッドからなることを特徴とする請求項3に記載のバインダー。
  6. 前記弾性板は、前記ベース板と平行な平行板部と、この平行板部から下方へ傾斜状に延びる1又は複数の傾斜板部とを有することを特徴とする請求項1に記載のバインダー。
  7. 前記弾性板は主として弾性変形させられた傾斜板部の弾性力でもってファイル対象物を押圧するように構成されたことを特徴とする請求項6に記載のバインダー。
  8. 前記弾性板は、板バネで構成されたことを特徴とする請求項3に記載のバインダー。
  9. 前記案内機構は、前記複数のロッド部材と、複数のロッド部材が弾性板を貫通する位置において弾性板から上方又は下方へそれぞれ延びる複数の筒部であって、ロッド部材に摺動可能に外嵌されてロッド部材に沿って平行移動可能な複数の筒部とを備えたことを特徴とする請求項8に記載のバインダー。
  10. 前記筒部は、前記弾性板に固着された筒部材で構成されたことを特徴とする請求項8に記載のバインダー。
  11. 前記筒部は、前記弾性板から上方へ延びるように設けられたことを特徴とする請求項8に記載のバインダー。
  12. 前記ロック機構は、各ロッド部材のほぼ全長にわたってロッド部材の表層部に上下方向に小間隔おきに形成された複数の係合歯と、前記各ロッド部材に対応するように弾性板の上面近傍に設けられたロック部材であってロック爪を有すると共にそのロック爪が前記係合歯に係合する位置と係合しない非係合位置とに位置切換え可能なロック部材とを備えたことを特徴とする請求項3に記載のバインダー。
  13. 前記ロッド部材の表層部に複数の係合歯が2列に形成され、前記ロック部材は2列の係合歯に係合可能な1対のロック爪を有することを特徴とする請求項12に記載のバインダー。
  14. 前記筒部のうちの弾性板の近傍部位には、1対のロック爪を導入するスリットが形成されたこと特徴とする請求項13に記載のバインダー。
  15. 前記各ロック部材の一端部に1対のロック爪が形成される共に各ロック部材の他端部が弾性板に水平方向へ回動可能に連結されたことを特徴とする請求項14に記載のバインダー。
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