JPH0423671Y2 - - Google Patents

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JPH0423671Y2
JPH0423671Y2 JP1986016164U JP1616486U JPH0423671Y2 JP H0423671 Y2 JPH0423671 Y2 JP H0423671Y2 JP 1986016164 U JP1986016164 U JP 1986016164U JP 1616486 U JP1616486 U JP 1616486U JP H0423671 Y2 JPH0423671 Y2 JP H0423671Y2
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JP
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binding rod
binding
rod
bound
tubular
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JP1986016164U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は表裏一連に構成された裏表紙の一部
を二重に折返し形成せる折曲部付近に可撓性とじ
杆を有するフアイルのとじ杆を以て紙葉を相互に
綴止するようになした被綴込体から適宜位置の紙
葉抜挿操作を簡便化するよう改良を加えたもので
ある。
(従来の技術とその問題点) 従来、ボード紙フアイルの表裏両表紙と背表紙
とを一連に形成して表裏紙の一部を二重に折返し
形成せる折曲部付近に2本の可撓性とじ杆を取り
付けこのとじ杆に紙葉を綴り込むと共にその上面
から2片の摺動押え片を装着した押え金具にとじ
杆を折曲押止めした構成フアイルはその使用簡易
と安価さにより広用されている。しかしながら此
の種公知フアイルは綴じ込紙葉中よりコピー等で
所望頁を抜き出し又は加入するに際しては綴じ込
まれている大半の紙葉類をその都度取出さなけれ
ばならず、再度その綴込みには綴込み紙葉の不揃
い、挿入孔のズレなどできわめて面倒かつ手数を
要する通弊があつた。この問題解決にはパイプ方
式フアイルとして第5図に示すような一般的構造
のバインダが知られている。この種のバインダは
後述するように綴込機能は優れているもののフア
イル形状がチヤンネル形(逆U字状)の金属製綴
金具の組立構成で分厚なものとなり綴具装置の複
雑機構によりコスト高や簡便な日常の使用性に欠
ける欠点があつた。すなわち第5図示において表
裏表紙12,13の背表紙内側14に基盤20を
介し固定の受板19に対向する他則に可動押板1
8を設けてこれにパイプ材からなる書類の刺通管
17が立設されておりこの刺通管17に書類のと
じ孔を通すと共にこの刺通管17の中空部に別な
櫛板15に固着の突出棒16を冠挿した後、上記
可動押板18と対向して設けられた上記受板19
に可動押板18を起伏自在として矢符方向に回動
し押当て(ロツク)綴じ込まれるものである。そ
れ故、綴じ込み書類を取り出すときには上記可動
押板18のロツクを解除して可動押板を起立させ
綴じ込み書類を上記書類刺通管に移してから紙葉
を所望の適宜位置に綴込み或は抜取りを実施しう
るよう構成されている。しかしながらバインダ自
体が背表紙部内側に固着する綴金具を装着する基
盤20に受板19、可動押板18からなる構成に
より全体としてバインダ金具部は外見してU字状
の広幅となり、加えて閲覧に当り綴込紙葉量が多
いと所要の頁が開きにくくなるだけでなく、何よ
りフアイルの全厚さが分厚なものとなり、簡易フ
アイルとして日常の取扱いに不便であり、又保管
場所を食うなどの厄介な問題点があつた。
(考案の目的) この考案は以上のような不便さを取除くために
改善したものであつてフアイルに綴止めされた紙
葉等の所望箇所を抜き出し又は追加するのに極短
時間で操作し易いパイプ方式フアイル機能を兼ね
る構成簡易な新規紙葉綴具のとじ杆を提供するも
のである。
(問題点を解決するための手段) この考案の要旨とするところは、表裏両表紙を
一連に形成してその背表紙相当部分の内側の一部
に対向して取付けられた2片の可撓性とじ杆に紙
葉を綴込むと共に綴込み上面部に摺動自在な2個
の押え片を有する押え板をこの押え板に設けた挿
通孔から両可撓性とじ杆を挿入して上記可撓性と
じ杆を上記押え板上面に折曲係止しうる公知の綴
り込みフアイルにおいて、上記可撓性とじ杆の下
方部分を断面矩形状の基部とじ杆としてフアイル
裏表紙の片側に取付けると共にこの基部とじ杆に
連接して上方部を比較的短寸の中空管からなる管
状とじ杆を接続して一体的に連成するようにし、
そしてこの管状とじ杆に対応した間隔で別体のサ
ポート用具10の台座10aに棒針10bを突設
し同棒針を上記管状とじ杆7bに挿脱自在に嵌挿
するようにして同サポート用具10を被綴込体の
抜挿時に管状とじ杆7bに挿着して棒針側に綴込
み紙葉を移送させるように成したことを特徴とす
るものである。
(作用) この考案は前記したフアイルの裏表紙の内面の
一部に挿脱自在に取付けられた2片のとじ杆にお
いてこのとじ杆の紙葉綴込みする下方のとじ杆部
分は夫々断面矩形状の可撓性基部とじ杆として形
成されているのでこの基部とじ杆により紙葉の綴
込みに際しては紙葉類を押える摺動押片上面に折
曲自在として押止めを容易ならしめると共にこの
基部とじ杆の先端部には断面中空状の管状とじ杆
が一体的に連成されただけの簡単な構成により綴
込みされた紙葉類を必要に応じフアイルより適宜
箇所の頁を抜き出す場合、上記両可撓性とじ杆の
上方部管状とじ杆の先端に、その管状とじ杆の間
隔に合致するように作られた別なサポート用棒針
を挿脱自在に刺し込むと共にこの棒針に基部とじ
杆に綴じ込まれている所要の抜き出し紙葉類を棒
針ごと両可撓性とじ杆より抜き出しの状態で棒針
より抜き出し紙葉を除去した後、残余の紙葉を上
記と同様の逆動作により元の綴込み状態に戻すこ
とができ、或は逆に所望個所に紙葉を追加するな
どの可逆機能を果たすことができる。
そして、紙葉類の抜き出し(又は刺し入れ)場
所が数箇所に亘る場合でも両可撓性とじ杆から棒
針に紙葉が移送された後、棒針をとじ杆から切離
して棒針に紙葉が挿入されたまま紙葉類を繰るな
どの操作も可能であるから紙葉の抜挿操作が手軽
に行なえるのでフアイル綴込み作業を円滑かつ手
際よくなし得られ面倒な手数が回避できる特色を
有するものである。
(実施例) この考案の実施例を以下図面について説明す
る。
第1図において7aは断面矩形状の可撓性基部
とじ杆で表表紙1に連なる背表紙8を介して裏表
紙2の片側の折込袖部3に抜挿自在に取付けられ
ている。7bは上記基部とじ杆7aの先端部に接
続された比較的短小の中空部10を有する管状と
じ杆でとじ杆は全体として下方部の基部とじ杆
7aと上方部の管状とじ杆7bによつて構成され
ている。1は表表紙、2は裏表紙、8a,8bは
表表紙1に形成の折線で背表紙8に連成されてい
る。仮想線で示す11は綴込み紙葉類を示す。又
同図上方位置の4は公知の紙葉綴り押え板を示し
たものでその上面に長さ方向に沿つて摺動自在の
2個の押え片5,5と上記とじ杆の挿入孔6,
6が設けられたものである。第2図1,2は第1
図とじ杆の要部を示す拡大縦断面図で9は基部
とじ杆7aと管状とじ杆7bの接続部でこの接続
部は両とじ杆の融解接合又は嵌合など適当な手段
で強固に一体的に固着されている。従つて管状と
じ杆7bは接続部9で管が封塞され中空部の底部
を形成している。なお中空部10の長さは特に規
定されないが後述するように管状とじ杆7bの中
心孔に挿入して紙葉の移し替え用のサポート用具
に備える案内棒を挿入する同案内棒の長さとの相
互関係でとじ杆に綴込まれる紙葉厚さより適宜
長大で比較的短寸なものとして形成されておけば
よい。
しかして上記管状とじ杆7bは合成樹脂の如く
柔軟な材料例えばビニル、ポリエチレン等で基部
とじ杆7aと一体的に型造されていることが望ま
しい。
なお管状とじ杆7bの先端は適当に斜切されて
おれば紙葉挿通に好都合である。
次に上記とじ杆により紙葉11を綴じ込みす
るには第1図示において公知のフアイル綴込機構
と同様の操作で行われる。すなわち紙葉類11を
とじ杆に綴込むと共にその上面に押え板4を挿
通してとじ杆の基部とじ杆7aを上記押え板に
折曲して摺動自在の押え片5,5により押止して
押板上に係止される。
第2図2のイ,ロ図は夫々第2図1の−断
面イ図、−断面ロ図を示す。
第3図1は前述のフアイルのとじ杆に綴じ込
みされた紙葉類11からサポート用具を用いて所
望個所の抜き出し頁11aを抽出する説明概要斜
視図である。すなわち同図において11aは所望
の抜き出し該当の紙葉類でこの紙葉を抜き出すに
はとじ杆の管状とじ杆7bの端縁から中心孔に
沿い例えば第3図2に示すような別体のサポート
用具10の台座10aにとじ杆のピツチに対応
して突設の棒針10bを上記とじ杆の中空部と
じ杆7bに抜挿自在に挿入して上記抜き出し紙葉
面11aを境目として綴込み紙葉類を棒針10b
ともどもとじ杆の管状とじ杆7bから矢符方向
に持ち上げて引き出せば取り外す紙葉11bは棒
針10bを案内棒として棒針10b側に移し替え
られ、この状態において被綴込紙葉の中身の所望
頁を抜き出しできると共に逆に抜き出し紙葉を再
び収納する折りには前記と略同様な反対操作によ
つて元に戻すことができる。従つて綴込み紙葉中
への追加紙葉も同様に操作しうる。
第4図1,2は第3図1に示したとじ杆側に
とじ込みされた紙葉11を棒針10b側に移し替
える場合の操作状態の要部拡大説明図であつて同
図1は抜き出し紙葉11a(太線部)を境に紙葉
を棒針側に移行途中の状態を示し同図2は取り出
し紙葉11bがとじ杆側から棒針側に移行する
と共に棒針10bをとじ杆の管状とじ杆7bか
ら離脱状態を示すものである。なお、本考案の組
合せ構成における上記棒針10bは別体のサポー
ト用具10に具設されており、同棒針10bの長
さは綴じ込み紙葉の高さ程度以上に形成され、型
造により容易に作りうることが出来る。
(効果) この考案によるフアイルのとじ杆は、プラスチ
ツクで基部とじ杆と中空部とじ杆が一体的に可撓
性とじ杆として連成して構成されているので、上
述の説明から明らかなように、紙葉をとじ杆に綴
り込んでいる押え板を外すと同時に直ちにサポー
ト用棒針を中空部とじ杆に刺し込んで被綴紙葉を
棒針に移し替えて紙葉中より中身の取り出し又は
差し入れが容易かつ極めて速かに能率的になしう
る利点がある。
又、本願は従来バインダーや公知の紙挟みにお
けるように部品数の多い綴じ金具を用いた複雑構
造のものに比しフアイル自体崇ばらない構成簡単
なとじ杆であり、製作容易で低廉にできるので実
用性を一層高めるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の実施例を示す
ものであつて第1図はその一部切欠き斜視図、第
2図1はその要部の一部切欠き拡大縦断面図、第
2図2のイ,ロ、図は第2図1の−線(イ
図)、−線(ロ図)の各断面図、第3図1は
その使用状態を示す省略斜視図、第3図2はサポ
ート用具、第4図1,2は第3図1,2の要部拡
大の概要説明図、第5図は従来実施例を示す一部
省略斜視図である。 1……表表紙、2……裏表紙、……とじ杆、
7a……基部とじ杆、7b……管状とじ杆、9…
…接続部、10……サポート用具、10a……台
座、10b……棒針、11……紙葉類、11a…
…抜き出し紙葉面、11b……取り外し紙葉、1
5……櫛板、16……突出棒、17……書類刺通
管、18……可動押板、19……固定受板、20
……基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表裏両表紙と背表紙部とを一連に構成して背表
    紙の一部を折り曲げた折曲部に挿通孔を設けて可
    撓性綴杆を取付け板により書類を綴込むようにな
    されたフアイルにおいて、上記可撓性綴杆の下方
    部を横断面矩形状の7aとし同基部とじ杆を連ね
    て上部に管状とじ杆7bをプラスチツクにより起
    伏自在の一体に型造して連設しかつ上記管状とじ
    杆に対応した間隔で別体のサポート用具10の台
    座に棒針を突設しこの棒針を上記管状とじ杆7b
    に挿脱自在に嵌挿するようにならしめ、同サポー
    ト用具10を被綴込体の抜挿時に管状とじ杆7b
    に挿着して棒針側に被綴込体を移送させるように
    成したことを特徴とするフアイルのとじ杆。
JP1986016164U 1986-02-06 1986-02-06 Expired JPH0423671Y2 (ja)

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JPS62203074U JPS62203074U (ja) 1987-12-24
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