JP4415614B2 - ディジタル放送受信装置および信号処理方法 - Google Patents

ディジタル放送受信装置および信号処理方法 Download PDF

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Description

この発明は、ディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置および信号処理方法に関し、特に、受信したディジタル放送の映像を、所定の条件で解像度を変換し出力するディジタル放送受信装置および信号処理方法に関する。
近年のテレビジョン放送では、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式による映像圧縮とディジタル変復調技術を利用したディジタル化が進んでおり、衛星を用いたCS(Communication Satellite)ディジタル放送やBS(Broadcasting Satellite)ディジタル放送が既に行われている。更に、2003年から、地上波を利用した地上波ディジタル放送も開始される。
このようなディジタル放送においては、高画質のハイビジョン放送(HDTV(High Definition Television))や標準画質放送(SDTV(Standard Definition Television))など、様々な解像度の放送が混在して行われる。
テレビジョン放送を表示するモニタが多く市販されているが、これらのモニタは、ハイビジョン放送に対応したものと、そうでないものとに大別できる。また、これらのモニタは、テレビジョン放送の映像信号を受信するための映像インタフェースを有しており、代表的なものとして、コンポジット端子、S端子、コンポーネント端子、およびD端子がある。D端子は更に、D1端子〜D5端子まで規定されている。
コンポジット端子では、輝度信号(Y)と色信号(C)をミックスしたコンポジット信号が映像信号として送信される。S端子では、輝度信号(Y)と色信号(C)が別々に送信される。また、コンポーネント端子では、色信号(C)が更にCrおよびCbという2種の信号に分解されたコンポーネント信号が映像信号として送信される。D端子では更に、そのコンポーネント信号に加えて、信号フォーマット、アスペクト比、ケーブルの接続有無を示す信号等の制御信号が送信される。映像のクオリティは、一般に、コンポジット端子、S端子、D端子、コンポーネント端子の順に高画質となる。
従って、一般的に、高画質の映像を提供するHDTV対応のモニタは、D端子またはコンポーネント端子を備えており、SDTV用のモニタはコンポジット端子やS端子を備えている。但し、D1端子やD2端子では、ハイビジョン放送を本来の高画質で見ることができず、単にこれらの端子を備えていても実質的にはHDTV対応のモニタということはできない(SDTV対応のテレビジョンの中には、こうしたD1端子やD2端子を備えるものがある)。しかしながら、本明細書では、D端子またはコンポーネント端子を有し、STB(Set Top Box)やテレビジョン・チューナ等に接続されているモニタをHDTVモニタと呼び、コンポジット端子またはS端子で接続されているモニタをSDTVモニタと呼ぶことにする。
図6には、放送の解像度と、D端子の各規格との対応関係が示されている。○印は、その端子で対応する解像度を表示させることができることを意味し、×印は対応する解像度を表示できないことを意味する。また、解像度における、例えば、480や1080などの数字は、走査線の数に対応するものであり、末尾の「i」はインタレース、「p」はプログレッシブを表している。走査線の数に対応する数字、480、720、1080は、しばしば、それぞれ525、750、1125と表記される場合があるが、本明細書では、図6に示す表記で統一することにする。解像度の高低を考える場合には、走査線の数のみでなく、インタレース方式であるかプログレッシブ方式であるかも影響する。例えば、720pは1080iより解像度が高いということができる。
図6より、Dn(nは1〜5の数字)端子は、nが大きいほど、より高い解像度まで対応できる。また、SDTVモニタは、480iより高い解像度の表示を行うことはできない。よって、SDTVモニタに提供される映像信号は、480i以下の解像度で生成されている必要があり、これより高い解像度の映像信号を表示することはできない。
一方、ディジタル放送を受信してモニタに映像信号を提供するディジタル放送受信装置は、モニタを接続するために複数の種類の端子を備えているものが多い。例えば、SDTVモニタを接続するためにコンポジット端子やS端子を備え、HDTVモニタを接続するためにD端子やコンポーネント端子を備える。
ディジタル放送受信装置の中には、映像処理回路の構成や能力によって、SDTVモニタとHDTVモニタの両方に、同時に映像を出力できないものもあり、そのようなディジタル放送受信装置では、どのモニタに(即ち、どの端子に)映像を出力するかを選択するためのスイッチ(以下、出力端子選択スイッチと適宜称する)を備えている。また、どのような解像度で放送を出力するかを選択するスイッチ(以下、解像度選択スイッチと適宜称する)も設けられる。ユーザは、出力端子選択スイッチを操作してモニタが接続されている端子に映像信号を出力するようにし、解像度選択スイッチを操作して当該モニタに表示させる解像度を選択する。
上記解像度の選択は、例えば、480iや1080i等の特定の解像度で固定的に出力するように指定することができ、また、D1やD3等のD端子の規格で指定することもできる。ディジタル放送は、様々な解像度で行われるため、特定の解像度で出力するように指定された場合は、その指定された解像度に変換するために画素の補間や間引きが行われる。一方、D端子の規格によって指定が行われた場合は、例えば、その端子が対応可能な最大の解像度に変換され、あるいはオリジナルの解像度のまま映像信号が出力される。
従来の技術には、複数の入力映像ソースを多画面表示する際に、上記映像ソースを最適化した組み合わせのフォーマットに変換して出力するテレビジョン受信機があり、特許文献1に開示されている。
特開2001−268473号公報
しかしながら、例えば、出力端子選択スイッチにより、SDTVモニタが接続されるコンポジット端子に映像信号が出力されるよう指定されている場合に、解像度選択スイッチにおいて、出力解像度をD2やD3と選択してしまうと、SDTVモニタで出力が可能な解像度以上の解像度の映像信号が出力され、SDTVモニタに適切に映像が表示されないという問題が生じる。
出力端子選択スイッチと解像度選択スイッチを独立して操作することができる従来の装置では、上記スイッチの選択の組み合わせによっては、出力端子に適切な映像信号が出力されないというような状況が発生する場合があり、ユーザにとって混乱の原因となっている。
上記の問題を、図7を参照して説明する。図7は、従来のディジタル放送受信装置50の構成を示すブロック図である。ディジタル放送受信装置50は、チューナ51、映像処理回路52、出力端子選択スイッチ53、解像度選択スイッチ54、SDTV端子55、およびHDTV端子56を備える。
チューナ51は、ディジタルテレビジョン放送を受信し、受信信号を映像処理回路52に送信する。解像度選択スイッチ54は、ユーザの選択に基づいて、480iや1080i等の固定的な解像度、またはD1やD3等のD端子の規格によって表される解像度に対応する信号を、映像処理回路52に送信する。映像処理回路52は、チューナ51から受信した信号からモニタに出力するための映像信号を生成する。このとき、映像処理回路52は、解像度選択スイッチ54から解像度に対応する信号を受信し、その解像度で上記映像信号を生成する。映像処理回路52によって生成された映像信号は、その後、出力端子選択スイッチ53に送信される。
出力端子選択スイッチ53は、ユーザによる事前の設定に基づいて、受信した映像信号をSDTV端子55またはHDTV端子56に送信する。SDTV端子55は、SDTVモニタ57が接続される端子であり、例えば、コンポジット端子やS端子である。一方、HDTV端子56は、HDTVモニタ58が接続される端子であり、例えば、コンポーネント端子やD端子である。
ここで、出力端子選択スイッチ53が、ユーザの指示によって、図7に示すように、受信信号をSDTV端子55側に提供するよう設定されていたとする。その場合に、同じくユーザの指示によって解像度選択スイッチ54がD3やD4の解像度に指定されていると、480iの解像度にのみ対応できるSDTV端子55(SDTVモニタ57)に、1080iや720pの高解像度の映像信号が提供されることになり、SDTVモニタには適切な映像が表示されない。
従って、この発明の目的は、映像出力端子の選択状態に応じて適切な出力映像の解像度を判定するディジタル放送受信装置および信号処理方法を提供することにある。
この発明は、対応可能な解像度の範囲がそれぞれ定められている複数の出力端子と、
複数の出力端子から、モニタが接続されている出力端子を検出する接続検出手段と、
モニタに出力する映像の解像度を選択する解像度選択手段と、
検出された出力端子の識別情報を接続検出手段から取得するとともに、選択された解像度を解像度選択手段から取得し、検出された出力端子が対応可能な解像度の範囲と、選択された解像度に基づいて、検出された出力端子に接続されているモニタに適切な解像度を判定する判定手段と、
ディジタル放送の映像信号を、判定手段により判定された解像度に変換する映像処理手段とを有し、
判定手段は、
選択された解像度が、検出された出力端子が対応可能な解像度の範囲の上限を上回る場合は、解像度の範囲の上限を適切な解像度として判定し、
選択された解像度が、検出された出力端子が対応可能な解像度の範囲内である場合は、選択された解像度、もしくは選択された解像度より大きく検出された出力端子が対応可能な解像度以下の解像度を適切な解像度として判定するよう構成される。
この発明は、対応可能な解像度の範囲がそれぞれ定められている複数の出力端子から、モニタが接続されている出力端子を検出する接続検出ステップと、
モニタに出力する映像の解像度を選択する解像度選択ステップと、
検出された出力端子の識別情報を取得するとともに、選択された解像度を取得し、検出された出力端子が対応可能な解像度の範囲と、選択された解像度に基づいて、検出された出力端子に接続されているモニタに適切な解像度を判定する判定ステップと、
ディジタル放送の映像信号を、判定ステップにより判定された解像度に変換する映像処理ステップとを有し、
判定ステップにおいて、
選択された解像度が、検出された出力端子が対応可能な解像度の範囲の上限を上回る場合は、解像度の範囲の上限を適切な解像度として判定し、
選択された解像度が、検出された出力端子が対応可能な解像度の範囲内である場合は、選択された解像度、もしくは選択された解像度より大きく検出された出力端子が対応可能な解像度以下の解像度を適切な解像度として判定するよう構成される。
この発明によれば、映像出力端子の選択状態に応じて適切な出力映像の解像度を判定することができる。この結果、受信する放送の解像度によって映像信号が適切にモニタに表示されたりされなかったりするという不具合を回避できる。また、ディジタル放送の解像度が途中で変化しても、一定の解像度でモニタに映像信号を提供することができる。
最初に、この発明の第1の実施の形態について、図1および図2を参照して説明する。図1は、ディジタル放送受信装置10の構成を示すブロック図である。ディジタル放送受信装置10は、チューナ11、映像処理回路12、出力端子選択スイッチ13、解像度選択スイッチ14、SDTV端子15、HDTV端子16、および判定回路17を備える。
ここで、出力端子選択スイッチ13は、接続検出手段に対応し、モニタが接続されている出力端子を検出する機能、および出力端子の接続を切り換えるスイッチ機能を含むものである。また、図5に関連して後で説明する端子接続制御部も接続検出手段に対応する。解像度選択スイッチ14は解像度選択手段に、映像処理回路12は映像処理手段に対応する。また、判定回路17、および後で図3、図5に関連して説明するCPUは、判定手段に対応する。
チューナ11は、ディジタルテレビジョン放送を受信し、受信信号を映像処理回路12に送信する。
解像度選択スイッチ14は、ユーザによる解像度の選択に応じて、対応する信号を判定回路17に送信する。また、出力端子選択スイッチ13は、ユーザによる事前の設定に基づいて、受信した信号をSDTV端子15またはHDTV端子16に送信するが、この設定の内容、即ち、ユーザが映像出力端子としてSDTV端子15を選択したか、HDTV端子16を選択したかを表す信号を判定回路17に送信する。
判定回路17は、解像度選択スイッチ14からの解像度を表す信号と出力端子選択スイッチ13からの端子の選択内容を表す信号を比較して、出力映像の解像度を判定し、その解像度に対応する信号を映像処理回路12に送信する。その後、映像処理回路12は、チューナ11から受信した信号からモニタに出力するための映像信号を生成する。このとき、映像処理回路12は、判定回路17から解像度を表す信号を受信し、その解像度で上記映像信号を生成する。
上記出力映像の解像度の判定は、図2の略線図に示す対応表のように行われる。ここで、判定回路17における解像度の判定と、映像処理回路12における出力映像の解像度の変換がどのように行われるかを説明する。
判定回路17は、出力端子選択スイッチ13においてSDTV端子15が選択されている場合、図2の対応表に示すように、解像度選択スイッチ14において選択されている解像度に関係なく、映像処理回路12に対して480iの解像度を表す信号を送信する。映像処理回路12がこの解像度を受け取ると、受信したディジタル放送のオリジナル解像度に関係なく、これを480iの解像度の映像信号に変換する。これは、SDTV端子15(SDTVモニタ18)が、480iより高い解像度に対応していないからである。ここで、映像処理回路12は、480iの解像度のディジタル放送を受信した場合は、それをそのまま出力端子選択スイッチ13に送信し、480iより高い解像度のディジタル放送を受信した場合は、解像度を下げるべく映像信号の変換(ダウン・コンバート)を行った後、当該映像信号を出力端子選択スイッチ13に送信する。
また、判定回路17は、出力端子選択スイッチ13においてHDTV端子16が選択されており、かつ解像度選択スイッチ14において480i等の具体的な解像度が選択されている場合は、図2の対応表に示すように、その選択された解像度を表す信号を映像処理回路12に送信する。映像処理回路12がこの解像度を受け取ると、受信したディジタル放送のオリジナル解像度に関係なく、これを判定回路17から受け取った解像度の映像信号に変換する。これは、ユーザの選択に応じて、解像度を固定的に変換するものである。この場合、映像処理回路12は、例えば、480iの解像度のディジタル放送を受信した場合は、それをそのまま出力端子選択スイッチ13に送信し、480iより高い解像度のディジタル放送を受信した場合は、解像度を下げるべく映像信号の変換(ダウン・コンバート)を行った後、当該映像信号を出力端子選択スイッチ13に送信する。
逆に、1080iのような高解像度を判定回路17から受け取った場合に、それより低い解像度のディジタル放送を受信したときは、画素の補間処理等を行って解像度を上げる必要がある。
図2に示すように、判定回路17は、更に別の態様の出力を行う。即ち、出力端子選択スイッチ13においてHDTV端子16が選択されている場合、解像度選択スイッチ14においてD1、D2、D3、D4、およびD5が選択されているときは、それぞれ、480i、「480p以下」、「1080i以下」、「720p以下」、および「オリジナル」を表す信号が映像処理回路12に送信される。ここでは、便宜上、「480p以下」等の表現を用いているが、この意味が映像処理回路12に伝われば、判定回路17から、どのような信号を送信してもよい。
映像処理回路12は、例えば、「480p以下」を表す信号を判定回路17から受け取った場合、受信したディジタル放送の解像度が1080iや720pであるときは、それらを480pの解像度の映像信号に変換し、480pや480iである場合は、解像度の変換処理は行われない。
図2の対応表は、単なる例示に過ぎず、将来的にどのような解像度、規格が設定されても、同様の対応表を形成することによって対応可能である。
映像処理回路12によって適切な解像度で生成された映像信号は、その後、出力端子選択スイッチ13に送信され、選択された端子に向けて伝送される。
SDTV端子15は、SDTVモニタ18が接続される端子であり、例えば、コンポジット端子やS端子である。一方、HDTV端子16は、HDTVモニタ19が接続される端子であり、例えば、コンポーネント端子やD端子である。
上記本実施の形態に関しては、SDTV端子やHDTV端子等の現状の規格、およびSDTVモニタやHDTVモニタ等の現状の製品、およびSDTVモニタでは480iより高い解像度に対応できないという事情に即して説明してきたが、この発明のディジタル放送受信装置を、より一般化して捉えることにより、当該装置が将来、または他の様々な状況で利用可能であることを容易に理解できる。
例えば、ディジタル放送受信装置が、それぞれ異なる解像度に対応可能な複数の出力端子に、それぞれ対応する種類のモニタを接続でき、かつ、どの出力端子にモニタが接続されているかを検知できる場合に、ユーザにより指定された出力解像度と、モニタの接続された出力端子が対応可能な解像度の範囲との間で適切な解像度に調整し、受信したディジタル放送を当該調整後の解像度の映像信号で出力するように構成できる。従って、この発明を、上述した現状の規格や現状の製品等にのみ対応するものと考えるべきではない。
次に、この発明の第2の実施の形態について、図3を参照して説明する。図3は、ディジタル放送受信装置20の構成を示すブロック図である。ディジタル放送受信装置20は、チューナ21、映像処理回路22、出力端子選択スイッチ23、解像度選択スイッチ24、SDTV端子25、HDTV端子26、およびCPU27を備える。
前述した第1の実施の形態との相違は、適切な解像度の判定を、判定回路17の代わりにCPU27を用いてソフトウエアで制御しようとする点にある。従って、ここでは、当該相違点のみについて説明を行う。
CPU27による判定処理の概要を図4のフローチャートを参照して説明する。最初に、CPU27は、ソフトウエアによる制御の下、ステップS1で、解像度選択スイッチ24からユーザによって指定された解像度を受信する。次に、ステップS2において、出力端子選択スイッチ23から、選択されている端子の識別情報を受信する。
その後、CPU27は、ステップS3において、受信した解像度と端子の識別情報を元に適切な解像度を判定するが、判定方法については図2に関連して前述した方法と同様である。
従って、本実施の形態の場合、図2に示した表は、例えば、CPU27からアクセス可能なメモリ(不図示)に、テーブル等の形態で記憶され、CPU27は、このテーブルを検索することによって対応する解像度を判定する。
最後に、ステップS4において、判定された解像度を映像処理回路22に提供する。尚、ここで示したフローチャートは、受信した解像度と端子の識別情報から適切な解像度を求める方法の一例に過ぎず、この方法に限定されるものではない。
図4のフローチャートに示す処理は、例えば、ディジタル放送受信装置20がテレビジョン放送の受信を開始した時点や、ユーザが解像度選択スイッチ24または出力端子選択スイッチ23で選択を行った時点で起動されうる。また、CPU27の動作を制御するソフトウエアのプログラムは、例えば、可搬記録媒体やネットワークを経由してメモリにロードされる。
次に、この発明の第3の実施の形態について、図5を参照して説明する。図5は、ディジタル放送受信装置30の構成を示すブロック図である。ディジタル放送受信装置30は、チューナ31、映像処理回路32、端子接続制御部33、解像度選択スイッチ34、SDTV端子35、HDTV端子36、およびCPU37を備える。
前述した第2の実施の形態との相違は、出力端子選択スイッチ23の代わりに、端子接続制御部33が設置されている点にある。以降、当該相違点について説明を行う。
HDTV端子36としてD端子が利用されうる点は前述の通りであるが、この場合、D端子の特定のピンから受信される信号によって、HDTVモニタ39等の接続がされているか否かを検出することができる。そこで、端子接続制御部33は、自動的にHDTVモニタ39が接続されているかどうかを判定し、接続を検出した場合は、CPU37に対してHDTV端子36が選択されたものとして端子の識別情報を送出し、接続が検出できない場合は、CPU37に対してSDTV端子35が選択されたものとして端子の識別情報を送出する。
また、端子接続制御部33は、映像処理回路32から映像信号を受信した場合にも、前記接続の検出結果に基づいて送信先を判定する。即ち、HDTVモニタ39の接続を検出している場合は、受信した映像信号をHDTV端子36に送出し、そうでない場合はSDTV端子35に送出する。図5に示すモニタの接続状況では、D端子によってのみ接続を検出できるので、HDTVモニタ39の接続を検出できない場合には、SDTVモニタ38が接続されているものと仮定している。
本実施の形態は、第2の実施の形態を更に改良したものとして構成されているが、第1の実施の形態のように、CPU37に代えて判定回路17を使用するように構成することもできる。
この発明の第1の実施の形態に係るディジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図である。 映像処理回路へ出力する解像度を判定するための対応関係を表す略線図である。 この発明の第2の実施の形態に係るディジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図である。 図3に示すディジタル放送受信装置において、解像度を判定する手順を示したフローチャートである。 この発明の第3の実施の形態に係るディジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図である。 D端子の規格と対応する解像度の関係を表す略線図である。 従来のディジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10,20,30・・・ディジタル放送受信装置、12,22,32・・・映像処理回路、13,23・・・出力端子選択スイッチ、15,25,35・・・SDTV端子、16,26,36・・・HDTV端子、14,24,34・・・解像度選択スイッチ、17・・・判定回路、27,37・・・CPU、33・・・端子接続制御部、18,28,38・・・SDTVモニタ、19,29,39・・・HDTVモニタ

Claims (14)

  1. 対応可能な解像度の範囲がそれぞれ定められている複数の出力端子と、
    前記複数の出力端子から、モニタが接続されている出力端子を検出する接続検出手段と、
    前記モニタに出力する映像の解像度を選択する解像度選択手段と、
    前記検出された出力端子の識別情報を前記接続検出手段から取得するとともに、前記選択された解像度を前記解像度選択手段から取得し、前記検出された出力端子が対応可能な解像度の範囲と、前記選択された解像度に基づいて、前記検出された出力端子に接続されている前記モニタに適切な解像度を判定する判定手段と、
    ディジタル放送の映像信号を、前記判定手段により判定された解像度に変換する映像処理手段とを有し、
    前記判定手段は、
    前記選択された解像度が、前記検出された出力端子が対応可能な解像度の範囲の上限を上回る場合は、前記解像度の範囲の上限を前記適切な解像度として判定し、
    前記選択された解像度が、前記検出された出力端子が対応可能な解像度の範囲内である場合は、前記選択された解像度、もしくは前記選択された解像度より大きく前記検出された出力端子が対応可能な解像度以下の解像度を前記適切な解像度として判定する
    ディジタル放送受信装置。
  2. 前記判定手段が、前記選択された解像度より大きく前記検出された出力端子が対応可能な解像度以下の解像度を前記適切な解像度として判定した場合には、上記映像処理手段が、上記ディジタル放送の映像信号の解像度を上げるように変換する
    請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
  3. 記接続検出手段は、前記出力端子の接続を切り換えるための切り換えスイッチを有し、
    前記モニタが接続されている前記出力端子を、前記切り換えスイッチの切り換え状態に基づいて検出し、
    前記映像処理手段によって解像度が変換されたディジタル放送の映像信号を受信し、前記モニタが接続されている前記出力端子に当該映像信号を送信する
    請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
  4. 前記接続検出手段は、前記モニタが接続されている前記出力端子を、前記出力端子からの信号によって検出し、
    前記映像処理手段によって解像度が変換されたディジタル放送の映像信号を受信し、前記モニタが接続されている前記出力端子に当該映像信号を送信する
    請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
  5. 前記複数の出力端子が、少なくとも第1の種類の出力端子と第2の種類の出力端子とからなり、前記第1の種類の出力端子には、D端子およびコンポーネント端子の少なくとも一方が含まれ、前記第2の種類の出力端子には、S端子およびコンポジット端子の少なくとも一方が含まれる
    請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
  6. 前記切り換えスイッチは、ユーザの操作によって切り換えられる
    請求項3に記載のディジタル放送受信装置。
  7. 前記解像度選択手段は、ユーザの操作によって解像度が選択される
    請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
  8. 対応可能な解像度の範囲がそれぞれ定められている複数の出力端子から、モニタが接続されている出力端子を検出する接続検出ステップと、
    前記モニタに出力する映像の解像度を選択する解像度選択ステップと、
    前記検出された出力端子の識別情報を取得するとともに、前記選択された解像度を取得し、前記検出された出力端子が対応可能な解像度の範囲と、前記選択された解像度に基づいて、前記検出された出力端子に接続されている前記モニタに適切な解像度を判定する判定ステップと、
    ディジタル放送の映像信号を、前記判定ステップにより判定された解像度に変換する映像処理ステップとを有し、
    前記判定ステップにおいて、
    前記選択された解像度が、前記検出された出力端子が対応可能な解像度の範囲の上限を上回る場合は、前記解像度の範囲の上限を前記適切な解像度として判定し、
    前記選択された解像度が、前記検出された出力端子が対応可能な解像度の範囲内である場合は、前記選択された解像度、もしくは前記選択された解像度より大きく前記検出された出力端子が対応可能な解像度以下の解像度を前記適切な解像度として判定する
    信号処理方法。
  9. 前記判定ステップにおいて、前記選択された解像度より大きく前記検出された出力端子が対応可能な解像度以下の解像度を前記適切な解像度として判定した場合には、上記映像処理手段が、上記ディジタル放送の映像信号の解像度を上げるように変換する
    請求項8に記載の信号処理方法。
  10. 前記接続検出ステップは更に、
    前記出力端子の接続を切り換えるための切り換えステップと、
    前記モニタが接続されている前記出力端子を、前記切り換えステップによる切り換え状態に基づいて検出するステップと、
    前記映像処理ステップによって解像度が変換されたディジタル放送の映像信号を受信し、前記モニタが接続されている前記出力端子に当該映像信号を送信するステップを有する
    請求項8に記載の信号処理方法。
  11. 前記接続検出ステップは更に、
    前記モニタが接続されている前記出力端子を、前記出力端子からの信号によって検出するステップと、
    前記映像処理ステップによって解像度が変換されたディジタル放送の映像信号を受信し、前記モニタが接続されている前記出力端子に当該映像信号を送信するステップを有する
    請求項8に記載の信号処理方法。
  12. 前記複数の出力端子が、少なくとも第1の種類の出力端子と第2の種類の出力端子とからなり、前記第1の種類の出力端子には、D端子およびコンポーネント端子の少なくとも一方が含まれ、前記第2の種類の出力端子には、S端子およびコンポジット端子の少なくとも一方が含まれる
    請求項8に記載の信号処理方法。
  13. 前記切り換えステップは、ユーザの指示によって行われる
    請求項10に記載の信号処理方法。
  14. 前記解像度選択ステップは、ユーザの指示によって行われる
    請求項8に記載の信号処理方法。
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