JP4414564B2 - 結合金具の係合解除防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消防ホース等のホースを相互に接続、またはホースとポンプその他の機器の配管要素とを接続するための結合金具に関する。さらに特定すれば、本発明は雌雄の区別のない一対の同一の構造の結合金具本体から構成されたホースの結合金具であって、衝撃、負圧その他の荷重が作用した場合の不所望な結合解除を防止したものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ホースたとえば消防ホースの結合金具には差し込み形のものがあり、このような差し込み形の結合金具は一対の結合金具本体が互いに軸方向に嵌合して係止結合される構造のものである。このような差し込み形の結合金具は、たとえば日本工業規格 JIS B 9911 に規定されているものあり、このような結合金具は「町野式金具」と称されて汎用されている。
【0003】
このような差し込み形の結合金具は、簡単な装置で結合および結合解除ができ、操作の迅速性と確実性を要求される消防ホースの結合金具としては好ましい特性を有している。
【0004】
しかし、従来の差し込み形の結合金具は、結合される一対の結合金具本体に雌雄の区別があり、一方が雄金具、他方が雌金具として構成されており、雄金具同志、雌金具同志は結合できない。このため、たとえば消火作業の際に、複数の消防ホースを延ばして互いに結合する際に、誤って雄金具同志、または雌金具同志が対応するように消防ホースを延ばしてしまう可能性があり、消火作業の迅速性、確実性の点からこのような可能性を排除することが好ましい。また、従来の結合金具は、構造の相違する雄金具と雌金具の2種類の金具を製造しなければならず、製造コストが高くなる不具合があった。
【0005】
このような不具合を解消するために、雌雄の区別のない同一の形状の一対の結合金具本体からなるホースの結合金具が開発された。このような雌雄の区別のない結合金具として、円筒状をなす一対の結合金具本体と、これらの結合金具本体の前端面に形成され互いに軸方向に衝合されるシール面と、上記の結合金具本体から上記のシール面を囲んで周方向に配列され軸方向に突設した複数の嵌合突部とこれらの間に形成された嵌合凹部とを備えたものがある。
【0006】
そして、上記の一対の結合金具本体の嵌合突部と嵌合凹部は互いに相手側の結合金具本体の嵌合凹部と嵌合突部に軸方向に嵌合し、またこれら嵌合突部の一方の側面には係止鉤部が形成されており、これら係止鉤部は相手側の結合金具本体の係止鉤部に互いに周方向に係合して軸方向の移動を規制し、また上記の嵌合突部の他方の側面には、これら嵌合突部が嵌合した際にこれらの嵌合突部の他方の側面を互いに周方向に離反させる方向に付勢する付勢機構が設けられ、これらの付勢機構の付勢力により上記の係止鉤部が互いに係合状態に維持される。
【0007】
一般的に、上記の係止鉤部の角度は、上記の嵌合突部の基端部側から測定してこの結合金具の軸線方向に対して鋭角をなし、いわゆるオーバーハング状に形成されている。したがって、この結合状態の結合金具の内部に正圧が作用しているような場合には、結合金具を引き離す方向の軸方向の荷重が作用し、これらの係止鉤部は互いにより強く咬み合い、係合解除はできない。
【0008】
しかし、この結合金具の内部に圧力が作用していない場合には、上記の係止鉤部の係合を維持するのは、上記の付勢機構による付勢力のみである。したがって、この状態でこの結合金具に衝撃等が作用すると、この係止鉤部の係合が解除され、この結合金具の結合が不所望に解除されてしまう不具合がある。
【0009】
特に、この結合金具内に負圧が作用している場合には、結合金具が互いに近接する方向の軸方向の荷重が作用するので、係止鉤部の係合が緩み、衝撃その他の外力により係合が不所望に外れやすい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、雌雄の区別がなく、同一の構造の一対の結合金具本体から構成されるホースの結合金具において、衝撃その他の荷重によって不所望に結合が外れることを防止することができる結合金具の係合解除防止装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、配管要素その他の機器を結合する結合金具であって、円筒状をなす一対の結合金具本体と、これらの結合金具本体の前端面に形成され互いに軸方向に衝合されるシール面と、上記の結合金具本体から上記のシール面を囲んで周方向に配列され軸方向に突設した複数の嵌合突部とこれらの間に形成された嵌合凹部とを備え、上記一対の結合金具本体の嵌合突部と嵌合凹部は互いに相手側の結合金具本体の嵌合凹部と嵌合突部に軸方向に嵌合し、またこれら嵌合突部の一方の側面には係止鉤部が形成されており、これら係止鉤部は相手側の結合金具本体の係止鉤部に互いに周方向に係合して軸方向の移動を規制し、また上記の嵌合突部の他方の側面には、これら嵌合突部が嵌合した際にこれらの嵌合突部の他方の側面を互いに周方向に離反させる方向に付勢する付勢機構が設けられ、これらの付勢機構の付勢力により上記の係止鉤部が互いに係合状態に維持されるものにおいて、
上記の嵌合突部の他方の側面の間に挿脱自在に挿入され、これら一対の結合金具本体が互いに上記の他方の側面が互いに近接する方向に回動する量を規制し上記の係止鉤部の係合が不所望に解除されるのを防止する解除ロック部材を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
したがって、この解除ロック部材の介在により、嵌合突部の他方の側面は、その近接距離をこの解除ロック部材の厚さ以上に規制され、よって一方の側面の係合鉤部の係合が不所望に解除されるのを機械的に確実に防止する。なお、この構成は構造が簡単であり信頼性が高い。
【0013】
また、請求項2に記載された本発明は、前記の付勢機構は、前記の嵌合突部の他方の側面から弾性的に付勢されて突出した押圧部材を備えており、また前記の解除ロック部材は、板状をなし、上記の押圧部材を収容保持する保持孔部が形成されているものである。
【0014】
従って、この解除ロック部材を嵌合突部の他方の側面の間の隙間に挿入すると、この解除ロック部材は上記の押圧部材をその付勢力に抗して弾性的に没入させつつ挿入される。そして、この解除ロック部材の保持孔部が押圧部材に対応すると、この押圧部材は付勢力によりこの保持孔内部内で突出する。よって、この解除ロック部材は、この保持孔部内で突出した押圧部材により挿入状態に保持され、この解除ロック部材が脱落することがなく、より高い信頼性が得られる。また、このものは、解除ロック部材を挿入状態に保持する機構が簡単であり、製造コストも低い。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図6を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。この実施形態は本発明の結合金具を消防ホースの結合金具に適用した場合のものである。この結合金具は、同一の構造の一対の結合金具本体1a,1bから構成されており、これら結合金具本体1a,1bにはそれぞれ消防ホース2a,2bが接続されている。
【0016】
これらの結合金具本体1a,1bは、それぞれ筒本体3を備えており、これら筒本体3は略円筒形をなし、その内周面には鋸歯状の凹凸を有するホース取り付け部4が形成されている。そして、このホース取り付け部4に消防ホース2a,2bの端部が挿入され、これらホースの内周面からかしめリング(図示せず)によってこのホースの外周面をこのホース取り付け部4に押圧してこの消防ホースを取り付ける。
【0017】
また、この筒本体3の前端部の内周面には、円筒状のシール面部材5が螺装され、このシール面部材5の前端面はシール面として形成され、このシール面にはゴムパッキン等のシール部材6が取り付けられている。したがって、これらの結合金具本体1a,1bが互いに軸方向に嵌合して結合された場合には、これらのシール部材6が互いに衝合され、これらの筒本体3の内部を連通するとともにシール性を維持する。
【0018】
そして、上記の筒本体3の前端部には、それぞれ複数、たとえば6個の嵌合突部8が一体に突設されている。これらの嵌合突部8は、周方向に等間隔に配列され、上記のシール面部材5のシール面に対して軸方向に突出している。また、これらの嵌合突部8の間は、嵌合凹部7として形成されており、これらの結合金具本体1a,1bが軸方向に衝合された場合には、一方の結合金具本体1aの嵌合突部8が他方の結合金具本体1bの嵌合凹部7内に嵌合し、また他方の結合金具本体1bの嵌合突部8が一方の結合金具本体1aの嵌合凹部7内に嵌合し、互いに相補形に嵌合する。
【0019】
なお、このものでは、上記の嵌合凹部7の幅は上記の嵌合突部8の幅よりやや広く形成されている。したがって、これら嵌合突部8はこれらの嵌合凹部7内に軸方向に嵌合するとともに、周方向にも所定の量だけ回動自在である。
【0020】
そして、上記の嵌合突部8の一方の側面8aには段形鉤状の係止鉤部9がそれぞれ形成されており、これらは互いに相手側の嵌合突部の係止鉤部と周方向に係合するように構成されている。したがって、これらの嵌合突部8が相手側の嵌合凹部7内に軸方向に嵌合した状態で、これら結合金具本体1a,1bを互いに回動させてこれら嵌合突部8の一方の側面8aが互いに近接すると、これらの係止鉤部9が図3に示すように互いに係合して軸方向の係止をなし、これら結合金具本体1a,1bが互いに結合される。なお。これらの係止鉤部9の根元部には、この部分の応力集中を防止するための湾曲部11が形成されている。また、これらの嵌合突部の他方の側面の先端角部は円弧状に形成されてガイド部12が形成されており、これらが嵌合する際には、これらのガイド部12が互いに当接するように構成されている。
【0021】
また、これらの係止鉤部11の係止面は、周方向に対して所定の角度だけオーバーハング状に傾斜しており、これらが嵌合した状態で内部の水圧等によりこれら結合金具本体1a,1bを互いに引き離す方向の荷重が作用した場合には、これらの係止鉤部11はより強く嵌合し、この結合金具本体1a,1bの抜け等を確実に防止するように構成されている。
【0022】
なお、この実施形態では、上記の係止鉤部9が嵌合した状態において、上記の嵌合突部8の先端面と嵌合凹部7の奥壁面との間に間隙が形成されるように各部の寸法が設定されている。したがって、このものは、上記の係止鉤部9が係合した状態から、これら嵌合突部8と嵌合凹部7とがさらに軸方向に互いに進入するように移動可能である。
【0023】
また、これらの嵌合突部8の他方の側面8bは、これらの結合金具本体1a,1bの軸方向に対して傾斜している。したがって、この嵌合突部8は、その先端部にゆくに従って周方向の幅が狭くなるようなテーパ状に形成され、また嵌合凹部7も同様にその奥部にゆくに従ってその周方向の幅が狭くなるようなテーパ状に形成されている。これにより、これらの嵌合突部8と嵌合凹部7の嵌合が容易となる。なお、上記の係止鉤部9が形成されている一方の側面は、この結合金具本体1a,1bの軸方向と略平行に形成されている。
【0024】
また、これらの嵌合突部8の他方の側面8bには、それぞれ付勢機構10が設けられている。これらの付勢機構10は、円筒形のケース部材14内に突没自在に収容された押圧部材たとえば鋼球15と、この鋼球15を突出方向に付勢するスプリング16とから構成されており、これらの付勢機構10はこれら嵌合突部8の他方の側面に埋め込まれている。したがって、これらの嵌合突部8が図3に示すように相手側の嵌合凹部7内に嵌合されると、上記の鋼球15が互いに当接して互いに押圧付勢し、これら嵌合突部8の他方の側面を互いに離反するように付勢し、この結果これら嵌合突部8の一方の側面8aは互いに近接するように付勢され、上述のようにこれらの一方の側面の係止鉤部9が互いに係合するように付勢される。
【0025】
また、これらの結合金具本体1a,1bの外周面には、複数の工具溝20が形成されている。これらの工具溝20は、たとえばレンチ等の工具と嵌合可能な形状に形成されており、万一これらの結合金具本体1a,1bの結合が砂等の噛み込みにより結合解除できなくなった場合には、これらの工具溝20にレンチ等の工具を嵌合してこれら結合金具本体1a,1bを強制的に回動させることにより、結合を解除することができる。
【0026】
次に、この結合金具の結合および結合解除の作動を説明する。これらの結合金具本体1a,1bを結合するには、それらの嵌合突部8を相手側の嵌合凹部7内に嵌合し、これら結合金具本体1a,1bを互いに近接するように軸方向に押圧する。
【0027】
これらの嵌合突部8と嵌合凹部7との嵌合により、これら嵌合突部8の他方の側面8bに設けられている付勢機構10の鋼球15が互いに接触し、これらは互いに付勢力に抗して没入する。そして、図3に示すように、これらの嵌合突部8の一方の側面8aに形成された係合鉤部9の先端部が互いに乗り越えると、上記の付勢機構10の鋼球15の押圧付勢力によりこれら係合鉤部9が互いに係合し、これらの結合金具本体1a,1bが結合される。
【0028】
また、この結合金具本体1a,1bの結合を解除する場合には、これら結合金具本体1a,1bを互いに反時計方向に回動させることにより、付勢機構10の鋼球15がその付勢力に抗して没入し、嵌合突部8の他方の側面8bが互いに近接して一方の側面8aが互いに離れ、係止鉤部9の係合が解除される。
【0029】
そして、このような結合金具には、上記の係止鉤部9の係合が不所望に解除されるのを防止する係合解除防止機構30が設けられており、以下、図1、および図3ないし図6を参照してその構成を説明する。
【0030】
図中の31はその解除ロック部材である。この解除ロック部材31は図6に示す如く、所定の厚さを有する板状をなし、円形をなしているとともにその中心部に円形の保持孔部32が形成され、ワッシャ状の形状をなしている。また、この解除ロック部材31は、細いワイヤロープ等の可撓条体33を介して一方の結合金具本体1bの取付部34に連結されており、この解除ロック部材31の紛失を防止している。
【0031】
次に、上記のような係合解除防止機構30の作用を説明する。上記のように、一対の結合金具本体1a,1bを結合した後、上記の解除ロック部材31を嵌合突部8の他方の側面8bの間の隙間に挿入する。この場合、挿入する位置は、上記の付勢機構10が設けられている位置に挿入する。
【0032】
この解除ロック部材31は板状の部材であるので、図4に示すように、その縁部に押圧されて付勢機構10の鋼球15がその付勢力に抗して互いに離され、これらの間に解除ロック部材31が挿入される。そして、これらの鋼球15がこの解除ロック部材31の保持孔部32に対応すると、図5または図3に示すように、この保持孔部32内で鋼球15がスプリング16の付勢力により突出して互いに当接する。
【0033】
したがって、この状態では、この解除ロック部材31は上記の鋼球15により保持され、脱落することがない。そして、たとえば衝撃等が作用して、これら結合金具本体1a,1bが互いに回動しようとしても、嵌合突部8の他方の側面8bの間には、上記のように解除ロック部材31が挿入されているので、これら他方の側面8bは、この解除ロック部材31の厚さ以下には近接できない。よって、一方の側面8aに形成されている係合鉤部9の係合が不所望に外れるのを防止する。
【0034】
なお、上記の解除ロック部材31の厚さは、他方の側面8bの間隔に近い方が不所望な係合解除の防止効果は高いが、この厚さが隙間の間隔に近いと挿入が面倒となるため、この解除ロック部材31の厚さは、上記の係合鉤部9の係合が外れない範囲であればよい。なお、これら結合金具本体1a,1bの結合を解除する場合には、その解除操作に先立って、上記の解除ロック部材31を抜いて取り外しておく。
【0035】
この実施形態のものは、構造が簡単であり、また解除ロック部材31の保持も確実でこれが脱落することもなく、信頼性が高いとともに、操作も簡単容易であり、また製造コストも低い。
【0036】
なお、本発明は上記の実施形態には限定されない。たとえば、図7には本発明の第2の実施形態の解除ロック部材35を示す。この解除ロック部材35は、板材を矩形に打ち抜いたものである。そして、その先端部には前述と同様の保持孔部32が形成され、基端部には前述と同様の可撓条体33が接続されている。また、この実施形態では、保持孔部32は完全な孔ではなく、その先端部に切り割り部36が形成され、この解除ロック部材35を前述の鋼球15の間に挿入する際の抵抗を軽減してある。
【0037】
また、本発明は上記の実施形態にも限定されない。たとえば、前記の保持孔部は必ずしも形成する必要はなく、板状または楔状の解除ロック部材を嵌合突部の他方の側面の間に挿入するだけでもよい。さらに、本発明は消防ホースの結合金具には限定されず、その他の用途の結合金具一般に適用が可能である。
【0038】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、解除ロック部材の介在により、嵌合突部の他方の側面は、その近接距離をこの解除ロック部材の厚さ以上に規制され、よって一方の側面の係合鉤部の係合が不所望に解除されるのを機械的に確実に防止することができ、また、このような構成は構造が簡単であり信頼性が高い等、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の結合金具の斜視図。
【図2】図1の結合金具の一方の結合金具本体を断面で示す側面図。
【図3】図1の結合金具の嵌合突部と嵌合凹部との嵌合状態の平面図。
【図4】解除ロック部材の挿入状態を説明する図3のA−A矢視図。
【図5】解除ロック部材の挿入状態を説明する図3のA−A矢視図。
【図6】第1の実施形態の解除ロック部材の平面図。
【図7】第2の実施形態の解除ロック部材の平面図。
【符号の説明】
1a,1b 結合金具本体
7 嵌合凹部
8 嵌合突部
9 係止鉤部
10 付勢機構
15 鋼球
30 係合解除防止機構
31 解除ロック部材
32 保持孔部
35 解除ロック部材

Claims (2)

  1. 配管要素その他の機器を結合する結合金具であって、円筒状をなす一対の結合金具本体と、これらの結合金具本体の前端面に形成され互いに軸方向に衝合されるシール面と、上記の結合金具本体から上記のシール面を囲んで周方向に配列され軸方向に突設した複数の嵌合突部とこれらの間に形成された嵌合凹部とを備え、上記一対の結合金具本体の嵌合突部と嵌合凹部は互いに相手側の結合金具本体の嵌合凹部と嵌合突部に軸方向に嵌合し、またこれら嵌合突部の一方の側面には係止鉤部が形成されており、これら係止鉤部は相手側の結合金具本体の係止鉤部に互いに周方向に係合して軸方向の移動を規制し、また上記の嵌合突部の他方の側面には、これら嵌合突部が嵌合した際にこれらの嵌合突部の他方の側面を互いに周方向に離反させる方向に付勢する付勢機構が設けられ、これらの付勢機構の付勢力により上記の係止鉤部が互いに係合状態に維持されるものにおいて、
    上記の嵌合突部の他方の側面の間に挿脱自在に挿入され、これら一対の結合金具本体が互いに上記の他方の側面が互いに近接する方向に回動する量を規制し上記の係止鉤部の係合が不所望に解除されるのを防止する解除ロック部材を備えたことを特徴とする結合金具の係合解除防止装置。
  2. 前記の付勢機構は、前記の嵌合突部の他方の側面から弾性的に付勢されて突出した押圧部材を備えており、また前記の解除ロック部材は、板状をなし、上記の押圧部材を収容する収容孔部が形成されているものであることを特徴とする請求項1の結合金具の係合解除防止装置。
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