JP4414353B2 - 複室容器 - Google Patents

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本発明は、複数の収納室を有し、必要に応じて各収納室の内容物同士を混合することのできる複室容器に関する。
従来、使用時に混合して使用する製剤等を収納するために、複数の収納室を有する容器が知られている(特許文献1〜4)。
特許文献1,2に記載された容器は、折り曲げ可能な基体に、折り目を挟んで二つの収納室を形成したもので、使用時に、基体の一部を引き裂いて2室の内容物を取り出し、容器外で混合する様に構成されている。
特許文献3,4に記載された容器は、二つの部材を貼り合わせて複数の収納室を形成すると共に、2室の間を剥離可能な弱シール部とし、使用時に弱シール部を剥がして容器内で内容物を混合できる様にしたものである。
実開平6−49381(図1〜図3) 特開2002−128040(図1〜図5) 特開平11−227843(図1〜図5) 特開2002−160771(図1〜図4)
特許文献1,2に記載された容器が内容物の混合を容器外で行わなければならないという問題は、特許文献3,4に記載された容器によって解消できるものの、特許文献3,4に記載された容器は、その容器製造及び内容物注入等の製品製造工程が複雑になり、コスト高になるという問題がある。また、内容物の混合のために一方の収納室を押し潰す等の操作が必要で、扱い難いという問題もある。
そこで、本発明は、容器の内部で内容物同士の混合が可能な複室容器において、混合のための取扱いが容易で、かつ、製品製造工程も簡単にすることを第1の目的とする。
さらに、本発明は、上記第1の目的を達成する上で同時に完成する製造容易な複室容器の提供をも第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するためになされた第1の発明は、
(1−0) ブロー成形によって形成された合成樹脂製の容器本体内に複数の区画室を備え、複数の区画室に収納された内容物同士を必要に応じて前記容器本体内で混合することのできる複室容器であって、以下の構成を有することを特徴とする複室容器。
(1−1) 前記容器本体は、一端にヒートシール用の口を、他端にネジキャップ用の口を有すると共に、途中にくびれ部を備え、該くびれ部で折り曲げることができること。
(1−2)前記くびれ部は、前記容器本体の表面又は裏面からの窪みと側面からの窪みとによって形成されていること。
(1−3) 前記容器本体の前記くびれ部を挟んで対称な位置に、外壁の一部を突出させた凸部と、外壁の一部を陥没させた凹部とを備え、これら凸部と凹部は、互いに嵌合可能で、一旦嵌合させたら、意図的にある程度の力を加えないと嵌合が解けない様な寸法・形状の嵌合部として構成されていること。
1−4) 前記くびれ部は、前記くびれ部は、前記嵌合部を嵌合させた状態において、内壁同士が密着した状態となる様な寸法・形状とされていること。
第1の発明の複室容器によれば、上記(1−0)〜(1−4)の構成を備えたことにより、容器をくびれ部で折り曲げて嵌合部を嵌合させた状態にすると、容器本体がくびれ部によって分割されて複数の区画室が形成される。容器本体が両端に口を備えていることから、くびれ部で分割されて形成された各区画室には口があることになる。よって、この口から各区画室に収容すべき液体や粉体等を注入する。内容物を収納したら、各区画室の口を閉じる。折り曲げた状態においては、くびれ部の内壁同士が密着するので、各区画室に異なる種類の内容物を収納してもこれらが混ざることがない。一方、嵌合部の嵌合を解いて容器本体をのばした状態にすると、くびれ部を介して各区画室が全体に連通した状態となる。この結果、容器本体内で内容物同士を混合することができる。この後、口を開いて内容物を取り出して使用する。なお、この取り出し用の口については、着脱可能なキャップを用いる様にするとよい。他方の口はヒートシールで閉じればよい。
また、同じく上記第1の目的を達成するためになされた第2の発明は、
(2−0) ブロー成形によって形成された合成樹脂製の容器本体内に複数の区画室を備え、複数の区画室に収納された内容物同士を必要に応じて前記容器本体内で混合することのできる複室容器であって、以下の構成を有することを特徴とする複室容器。
(2−1) 前記容器本体は、上端にヒートシール用の口を、下端にねじ切り式のつまみを有すると共に、途中にくびれ部を備え、該くびれ部で折り曲げることができること。
(2−2)前記容器本体は、さらに、前記くびれ部からヒートシール用の口まで伸びる区画壁によって、くびれ部とヒートシール用の口の間が長さ方向に分割されていること。
(2−3)前記くびれ部は、前記容器本体の表面又は裏面からの窪みと側面からの窪みとによって形成されていること。
(2−4)前記容器本体は、前記くびれ部より上方の表面に、該くびれ部より下方の部分を受け入れることのできる下部受入用窪みを備えると共に、該下部受入用窪みには、前記区画壁を挟んで外壁の一部を突出させた凸部が形成され、該容器本体のくびれ部よりも下方の部分の外壁には、その一部を陥没させた凹部が形成され、この凹部は、くびれ部を挟んで凸部と対称な位置に設けられていて、これら凸部と凹部は、互いに嵌合可能で、一旦嵌合させたら、意図的にある程度の力を加えないと嵌合が解けない様な寸法・形状の嵌合部として構成されていること。
2−5) 前記くびれ部は、前記嵌合部を嵌合させた状態において、内壁同士が密着した状態となる様な寸法・形状とされていること。
この第2の発明の複室容器によれば、上記(2−0)〜(2−5)を備えたことにより、第1の発明と同様に、容器をくびれ部で折り曲げて嵌合部を嵌合させた状態にすると、容器本体がくびれ部によって分割されて複数の区画室が形成される。このとき、一方の区画室は、さらに、区画壁によって分割される。この区画壁が一つならば2室に、二つならば3室に分割することができる。この第2の発明は、(a)くびれ部で折り曲げることによって形成された各区画室に内容物を注入することによって3種以上の内容物を必要に応じて混合するという使用方法、(b)区画壁を備えていない側の区画室には何も注入しないでおいて混合室として機能させる使用方法がある。(b)の使用方法の場合、混合室として機能する区画室を備えることにより、くびれ部の内壁同士の密着によるシールが不十分であったとしても、内容物同士の混入が起こり難い。これは、混合用の区画室内の空気が、内容物の漏れを抑制すると共に、仮に漏れたとしても、混合用の区画室内への漏れにとどまるからである。なお、内容物を収納した後の口の閉じ方としてはヒートシールが簡単であり、かつ、区画壁による混合防止効果を発揮させる上でより適している。一方、混合用の区画室となる側には混合後の内容物の取り出し口を設ける。この場合、取り出し口は着脱式のキャップにしてもよいし、ねじ切り容易なつまみを備えることによって形成してもよい。ねじきり容易なつまみを備える構造とすることは、ブロー成形の1工程のみで複室容器を形成できる点でより望ましい。
また、第1の発明から福次的になされ、第2の目的を達成する第3発明は、
(3−0) ブロー成形によって形成された合成樹脂製の容器本体内に複数の区画室を備える複室容器であって、以下の構成を有することを特徴とする複室容器。
(3−1) 前記容器本体は、両端に口を有すると共に、途中にくびれ部を備え、該くびれ部で折り曲げることができること。
(3−2)前記くびれ部は、前記容器本体の表面又は裏面からの窪みと側面からの窪みとによって形成されていること。
(3−3) 前記容器本体の前記くびれ部を挟んで対称な位置に、外壁の一部を突出させた凸部と、外壁の一部を陥没させた凹部とを備え、これら凸部と凹部は、互いに嵌合可能で、一旦嵌合させたら、意図的にある程度の力を加えないと嵌合が解けない様な寸法・形状の嵌合部として構成されていること。
3−4) 前記くびれ部は、前記くびれ部は、前記嵌合部を嵌合させた状態において、内壁同士が密着した状態となる様な寸法・形状とされていること。
この第3の発明の複室容器は、内部混合も行う目的で用いることにより第1の発明の複質容器と同様である。しかしながら、例えば、両端の口をネジキャップにしておいて、折り曲げた状態のままでネジキャップを外して容器外で内容物の混合をする様にしたり、片側のネジキャップだけを外して片方の内容物だけを取り出して使用するという用途にも用いることができる。もちろん、ネジキャップ式ではなく、両端ともにヒートシールで閉じておいて、ハサミで切って内容物を取り出すといった方法を採用してもよい。例えば、シュウマイに付属する醤油とからしを別々に収納しておき、好みに応じて醤油のみ、醤油とからしの両方を取り出すといった用い方にしてもよい。容器の製造が容易な点は、従来技術に対して十分な有効性を有するものである。
同じく第1の発明から福次的になされ、第2の目的を達成する第4の発明は、
(4−0) ブロー成形によって形成された合成樹脂製の容器本体内に複数の区画室を備える複室容器であって、以下の構成を有することを特徴とする複室容器。
(4−1) 前記容器本体は、少なくとも上端に口を有すると共に、途中にくびれ部を備え、該くびれ部で折り曲げることができること。
(4−2)前記容器本体は、さらに、前記くびれ部から前記上端の口まで伸びる区画壁によって、くびれ部と前記一端の口の間が長さ方向に分割されていること。
(4−3)前記くびれ部は、前記容器本体の表面又は裏面からの窪みと側面からの窪みとによって形成されていること。
(4−4)前記容器本体は、前記くびれ部より上方の表面に、該くびれ部より下方の部分を受け入れることのできる下部受入用窪みを備えると共に、該下部受入用窪みには、前記区画壁を挟んで外壁の一部を突出させた凸部が形成され、該容器本体のくびれ部よりも下方の部分の外壁には、その一部を陥没させた凹部が形成され、この凹部は、くびれ部を挟んで凸部と対称な位置に設けられていて、これら凸部と凹部は、互いに嵌合可能で、一旦嵌合させたら、意図的にある程度の力を加えないと嵌合が解けない様な寸法・形状の嵌合部として構成されていること。
4−5) 前記くびれ部は、前記嵌合部を嵌合させた状態において、内壁同士が密着した状態となる様な寸法・形状とされていること。
この第4の発明の複室容器も、用い方として、容器を開ける前に嵌合部の嵌合を解けば、第2の発明と同じになるが、嵌合部の嵌合を解かずに、各区画室の内容物を取り出して外部で混合することも、あるいは、内容物の一部だけを取り出して使用することもできる。
いずれの発明においても、外壁の凹凸を嵌合部とすることで、ブロー成形により適した形状となる。
また、くびれ部、容器本体の表面又は裏面からの窪みと側面からの窪みとによって構成することにより、以下の作用が発揮される。側面からの窪みを設けることで、折り曲げたときに側方に膨らんでシール性能を損なうといった状態を防止することができる。
以上説明した様に、第1,第2の発明によれば、内容物混合の際の取扱いが容易で、かつ、ブロー成形によって少ない工程で製造することができ、しかも内容物の注入も容易である。第3,第4の発明は、上記効果に加えて、容器外混合や、一部の内容物のみの取り出しといった用途にも使用でき、製造工程の少なさや内容物注入作業の容易さにおいては、第1,第2の発明と同様の効果を発揮する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。まず、第1,第3の発明に対応する第1実施形態の複室容器10を、図1に基づいて説明する。第1実施形態の複室容器10においては、図1(A)〜(C)に示す様に、容器本体11として、一端にヒートシール用の口12を、他端にネジキャップ用の口13を有すると共に、途中にくびれ部14を備えたものを採用している。この容器本体11は、ブロー成形によって製造される。ここで、くびれ部14は、容器本体11の表面に設けた窪み14aと、容器本体11の側面に設けた窪み14b,14bとによって形成されている。また、容器本体11の裏面はフラットな形状となっており、くびれ部14を挟んで対称な位置に、外壁の一部を突出させた円柱状の凸部15と、外壁の一部を陥没させた円筒状の凹部16とを備えている。これら凸部15と凹部16は、互いに嵌合可能で、一旦嵌合させたら、意図的にある程度の力を加えないと嵌合が解けない様な寸法・形状の嵌合部として機能する。そして、窪み14a,14bは、凸部15と凹部16を嵌合させた状態において、くびれ部14の内壁同士が密着した状態となる様な寸法・形状とされている。
この第1実施形態の複室容器10によれば、図1(D)に示す様に、くびれ部14で折り曲げて凸部15と凹部16を嵌合させた状態にすると、容器本体11がくびれ部14によって分割されてA室17とB室18の2つの区画室が形成される。容器本体11は、その両端に口12,13を備えていることから、くびれ部14で分割されて形成された各区画室17,18にはいずれも口がある。よって、この口12,13からA室17及びB室18に液体や粉体等の内容物を注入する。内容物を注入したら、ヒートシール用の口12についてはヒートシールによってこれを閉じる。また、ネジキャップ用の口13にはネジキャップをして口を閉じる。
図1(D)に示す様に、折り曲げた状態においては、くびれ部14の内壁同士が密着するので、A室17とB室18に異なる種類の内容物を収納してもこれらが混ざることがない。一方、嵌合を解いて容器本体11をのばした状態にすると、くびれ部14を介してA室17とB室18が連通した状態となる。この状態において、ヒートシールで口を閉じた側のB室18の外壁を何回か押すことで、B室18内の内容物をA室17側に押し出して二液混合状態とすることができる。容器本体11はブロー成形製なので、この様な手指による押圧での混合操作は容易である。こうして内容物同士を混合した後、ネジキャップを取り除いて口13を開き、混合された内容物を取り出して使用する。なお、第3の発明との関係では、折り曲げた状態のままで、ネジキャップを外して内容物を取り出し、ヒートシールされた口は挟み等で切って内容物を取り出して使用する。
次に、第2,第4の発明に対応する第2実施形態の複室容器20を、図2に基づいて説明する。第2実施形態の複室容器20においては、図2(A)〜(C)に示す様に、容器本体21として、一端にヒートシール用の口22を、他端にねじ切り式のつまみ23を有すると共に、途中にくびれ部24を備えたものを採用している。容器本体21は、さらに、くびれ部24からヒートシール用の口22まで伸びる区画壁25によって長さ方向に分割されている。この結果、容器本体21の上端には、2つのヒートシール用の口22a,22bが形成される。なお、この容器本体21は、ブロー成形によって製造される。くびれ部24は、容器本体21の裏面に設けた窪み24aと、容器本体21の側面に設けた窪み24b,24bとによって形成されている。また、容器本体21は、くびれ部24より上方の表面に、くびれ部24より下方の部分を受け入れることのできる窪み21aを備えている。そして、容器本体21の窪み21aには、区画壁25を挟んで外壁の一部を突出させた円柱状の凸部26が形成されている。また、容器本体21のくびれ部24よりも下方の部分の外壁には、その一部を陥没させた円筒状の凹部27が形成されている。この凹部27は、くびれ部24を挟んで凸部26と対称な位置に設けられている。これら凸部26と凹部27は、互いに嵌合可能で、一旦嵌合させたら、意図的にある程度の力を加えないと嵌合が解けない様な寸法・形状の嵌合部として機能する。そして、窪み24a,24bは、凸部26と凹部27を嵌合させた状態において、くびれ部24の内壁同士が密着した状態となる様な寸法・形状とされている。
この第2実施形態の複室容器20によれば、図2(D)に示す様に、くびれ部24で折り曲げて凸部26と凹部27を嵌合させた状態にすると、容器本体21がくびれ部24及び区画壁25によって分割され、A室28、B室29、室30の3つの区画室が形成される。A室28及びB室29には、それぞれ口22a,22bが備わっている。よって、この口22a,22bからA室28及びB室29に液体や粉体等の内容物を注入する。内容物を注入したら、口22a,22bをヒートシールによって閉じる。
図2(D)に示す様に、折り曲げた状態においては、くびれ部24の内壁同士が密着してシールされた状態となるので、A室28とB室29に異なる種類の内容物を収納してもこれらが混ざることがない。一方、嵌合を解いて容器本体21をのばした状態にすると、くびれ部24を介してA室28、B室29及びC室30が連通した状態となる。この状態において、A室28及びB室29の外壁を押して、それぞれの内容物をC室30に押し出す。これによって、C室30内で二液混合状態とすることができる。容器本体21はブロー成形製なので、この様な手指による押圧での混合操作は容易である。こうして内容物同士を混合した後、つまみ23をねじ切ってC室30の口を開き、混合された内容物を取り出して使用する。なお、第4の発明との関係では、折り曲げた状態のままで、ヒートシールした口を開いて内容物を個々に取り出して使用する。
以上説明した各実施形態によれば、くびれ部14,24は、側面からの窪み14b,24bを備えていることから、折り曲げたときに側方に膨らんでシール性能を害するといったことがない。
また、第2実施形態によれば、混合用区画室として機能するC室30を備えたことにより、C室30内の空気が、A室28及びB室29の内容物の漏れを抑制すると共に、仮に漏れたとしても、C室30内への漏れにとどまる効果も発揮される。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限られることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々の態様にて実施することができる。
例えば、第1実施形態においては片方の口のみをネジキャップ式としたが、両方ともネジキャップ式としてもよいし、逆に、両方の口をヒートシールで閉じる様にしてもよい。
第1実施形態の複室容器を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)は折り曲げた状態の右側面図である。 第2実施形態の複室容器を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)は折り曲げた状態の右側面図である。
10・・・複室容器
11・・・容器本体
12・・・ヒートシール用の口
13・・・ネジキャップ用の口
14・・・くびれ部
15・・・凸部
16・・・凹部
17・・・A室
18・・・B室
20・・・複室容器
21・・・容器本体
22・・・ヒートシール用の口
23・・・ねじ切り式のつまみ
24・・・くびれ部
25・・・区画壁
26・・・凸部
27・・・凹部
28・・・A室
29・・・B室
30・・・C室

Claims (4)

  1. (1−0) ブロー成形によって形成された合成樹脂製の容器本体内に複数の区画室を備え、複数の区画室に収納された内容物同士を必要に応じて前記容器本体内で混合することのできる複室容器であって、以下の構成を有することを特徴とする複室容器。
    (1−1) 前記容器本体は、一端にヒートシール用の口を、他端にネジキャップ用の口を有すると共に、途中にくびれ部を備え、該くびれ部で折り曲げることができること。
    (1−2)前記くびれ部は、前記容器本体の表面又は裏面からの窪みと側面からの窪みとによって形成されていること。
    (1−3) 前記容器本体の前記くびれ部を挟んで対称な位置に、外壁の一部を突出させた凸部と、外壁の一部を陥没させた凹部とを備え、これら凸部と凹部は、互いに嵌合可能で、一旦嵌合させたら、意図的にある程度の力を加えないと嵌合が解けない様な寸法・形状の嵌合部として構成されていること。
    1−4) 前記くびれ部は、前記くびれ部は、前記嵌合部を嵌合させた状態において、内壁同士が密着した状態となる様な寸法・形状とされていること。
  2. (2−0) ブロー成形によって形成された合成樹脂製の容器本体内に複数の区画室を備え、複数の区画室に収納された内容物同士を必要に応じて前記容器本体内で混合することのできる複室容器であって、以下の構成を有することを特徴とする複室容器。
    (2−1) 前記容器本体は、上端にヒートシール用の口を、下端にねじ切り式のつまみを有すると共に、途中にくびれ部を備え、該くびれ部で折り曲げることができること。
    (2−2)前記容器本体は、さらに、前記くびれ部からヒートシール用の口まで伸びる区画壁によって、くびれ部とヒートシール用の口の間が長さ方向に分割されていること。
    (2−3)前記くびれ部は、前記容器本体の表面又は裏面からの窪みと側面からの窪みとによって形成されていること。
    (2−4)前記容器本体は、前記くびれ部より上方の表面に、該くびれ部より下方の部分を受け入れることのできる下部受入用窪みを備えると共に、該下部受入用窪みには、前記区画壁を挟んで外壁の一部を突出させた凸部が形成され、該容器本体のくびれ部よりも下方の部分の外壁には、その一部を陥没させた凹部が形成され、この凹部は、くびれ部を挟んで凸部と対称な位置に設けられていて、これら凸部と凹部は、互いに嵌合可能で、一旦嵌合させたら、意図的にある程度の力を加えないと嵌合が解けない様な寸法・形状の嵌合部として構成されていること。
    2−5) 前記くびれ部は、前記嵌合部を嵌合させた状態において、内壁同士が密着した状態となる様な寸法・形状とされていること。
  3. (3−0) ブロー成形によって形成された合成樹脂製の容器本体内に複数の区画室を備える複室容器であって、以下の構成を有することを特徴とする複室容器。
    (3−1) 前記容器本体は、両端に口を有すると共に、途中にくびれ部を備え、該くびれ部で折り曲げることができること。
    (3−2)前記くびれ部は、前記容器本体の表面又は裏面からの窪みと側面からの窪みとによって形成されていること。
    (3−3) 前記容器本体の前記くびれ部を挟んで対称な位置に、外壁の一部を突出させた凸部と、外壁の一部を陥没させた凹部とを備え、これら凸部と凹部は、互いに嵌合可能で、一旦嵌合させたら、意図的にある程度の力を加えないと嵌合が解けない様な寸法・形状の嵌合部として構成されていること。
    3−4) 前記くびれ部は、前記くびれ部は、前記嵌合部を嵌合させた状態において、内壁同士が密着した状態となる様な寸法・形状とされていること。
  4. (4−0) ブロー成形によって形成された合成樹脂製の容器本体内に複数の区画室を備える複室容器であって、以下の構成を有することを特徴とする複室容器。
    (4−1) 前記容器本体は、少なくとも上端に口を有すると共に、途中にくびれ部を備え、該くびれ部で折り曲げることができること。
    (4−2)前記容器本体は、さらに、前記くびれ部から前記上端の口まで伸びる区画壁によって、くびれ部と前記一端の口の間が長さ方向に分割されていること。
    (4−3)前記くびれ部は、前記容器本体の表面又は裏面からの窪みと側面からの窪みとによって形成されていること。
    (4−4)前記容器本体は、前記くびれ部より上方の表面に、該くびれ部より下方の部分を受け入れることのできる下部受入用窪みを備えると共に、該下部受入用窪みには、前記区画壁を挟んで外壁の一部を突出させた凸部が形成され、該容器本体のくびれ部よりも下方の部分の外壁には、その一部を陥没させた凹部が形成され、この凹部は、くびれ部を挟んで凸部と対称な位置に設けられていて、これら凸部と凹部は、互いに嵌合可能で、一旦嵌合させたら、意図的にある程度の力を加えないと嵌合が解けない様な寸法・形状の嵌合部として構成されていること。
    4−5) 前記くびれ部は、前記嵌合部を嵌合させた状態において、内壁同士が密着した状態となる様な寸法・形状とされていること。
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