JP4414333B2 - 検体のマルチパラメーター解析を基礎とする溶液のためのシステム及び方法 - Google Patents

検体のマルチパラメーター解析を基礎とする溶液のためのシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は溶液中における検体のマルチパラメーター解析のためのシステムに関し;更に本発明は溶液中における検体のかかるマルチパラメーター解析の実施の方法にも関する。
数百、又は数千のサンプルを同時に研究する必要がある多くの産業が存在する。連続した検査の伝統的なマニュアル技術を用いるかかる研究が、非常に時間がかかること、及び高価であることが証明された。マルチパラメータースクリーニングは、今や多くのサンプルの迅速な検定が求められる方法のための重要な手段となった。例えば、我々のヒトゲノムの理解における最近の進歩は、識別される多くの新規薬剤ターゲットの数を大きく増加させるに至った。同時に化学合成物の自動化された合成における躍進は、これらの新規ターゲットでの薬剤活性の可能性について、大量の合成物ライブラリーをスクリーニングする可能性を導いた。従って、かかる開発は、薬剤探索及び薬剤開発のためのより迅速、低廉、且つより人的負担が少ない解析方法のため、需要拡大を引き起こした。更なるマルチプル検査の適用が見出された産業の例は、診断、プロテオミクス、食品産業(例えば、餌中の獣医学上の薬剤残留物の検出、所望されない、及び危険な病原菌のモニタリング、及び防腐剤の識別のため)、及び化粧品産業(例えば、動物検査での代替を提供するため、活性成分及び新規分子のスクリニーングのため)である。
マルチプレキシング技術の開発では、ハイスルースクリーニング方法に改良がなされた。そこでは2つの主要の戦略、即ちマイクロアレイ上(例えば、ラベルされたチューブ又はウェル、高密度アレイ又はマイクロチップ)の特定の場所へそれぞれの分子を物理的に分離すること、又は個別にコード化された微小担体上(それぞれの担体はその表面と結合した特異的な分子を有する)で反応を実施すること、が採用される。
第一の戦略において、マイクロアレイ上の正確な位置(x,y-座標)が、その場所で解析される標的/化合物の識別を可能にする。この反応の追跡方法は、普通、位置的又は空間的コードと称される。多くの異なるマイクロアレイのフォーマットは、商業的に利用され得る(例えば、Affymetrix製GeneChip(登録商標))。かかるマイクロアレイ上で解析される分子の特徴はしばしば公知であるべきであり、及び予め単離されるべきであり、;かかる既存の知識は、短い先行時間で顧客の要求に合った特異的なマイクロアレイの製造を複雑且つ費用がかかる方法にする。スポットされたマイクロアレイの更なる不都合は、マイクロアレイ上でスポットされた分子の低品質である。これは検定から得られる検査結果の低い信頼性という結果となる。かかる低い信頼性は、今度はスポッティングの品質を確実にするために、マイクロアレイ及びスポットアレイの製造の間の厳しい品質管理の要件、又はマイクロアレイの中に組み込まれるそれぞれの分子の高い重複性でさえももたらしてしまう。それぞれのマイクロアレイでの検査の数の増加により、最先端の縮小化の使用が求められる。縮小化は試薬の量を減少させるためにも使用される。更に多くの企業及び研究施設がマイクロアレイを生産するために独自の方法を用いている。独自で実施し得る検査の数は、非常に限定され、上記の欠点も有す。これらの独自の解読は、データポイントリードの数に関しては時間と人的負担がかかる。
第二の戦略において、即ち微小担体に基づく検定の第二の方法は、それらの表面に結合した分子を識別することができる微小担体(支持体ともいう)のそれぞれのラベルの必要性を提起する。この方法は1の反応器中で特有な形でコードされた微小担体を混合し、同時にそれらを検定にかけることによって、より各ユーザーの事情に応じた設定にすることができる。結合された分子及び標的検体との間に都合の良い反応を見せるそれらの微小担体は、コードの解読に付され、それによって都合の良い反応を生じる分子の識別を導く。そのような技術の例は、Luminex CorporationのxMAP(商標)技術である。xMapシステムでは、100の異なる光学的にコードされた微小担体に限定される。
別個の微小担体上の検査する分子の数が増えると、最先端の流体取扱い法が求められる。もしも異なる実験中で異なる分子のために微小担体の同一の識別コードが用いられる場合、結合した分子を持つ微小担体を調製する間に汚染のリスクがある。微小担体の数が実験中で増加した場合、スペクトルの重複の問題に偽陽性及びデータの低品質の問題が更に加わる。xMapシステムと類似したマルチカラーのコード化を採用する微小担体技術の他の例は、例えばIllumina’s BeadArray(商標)システム、及びQuantum Dot Corporation’s Q-dot(商標)ナノクリスタルである。伝統的な検定の中で用いられるコード化した微小担体の識別のその他の方法は、高周波識別(RFID)技術(例えば米国特許No.US6361950に発表されたPharmaSeq社のmicro-transponders)もしくはバーコード識別技術(例えば、PCT国際公開No.WO0016893に発表されたSmartBead Technologies社のUltraplex(商標)システム)の使用である。これらのコード化された微小担体の新規のアプローチは、かかる微小担体検出のシグナル/ノイズ率を改善させた。
他のコード化された微小担体溶液は、IRORI社が発表したPCT国際公開No.WO96/36436の記載通りメモリーと共にプログラムに組めるマトリックスの使用を含む。この記録デバイスは、どの分子及び生物学的材料がプログラムに組めるそれぞれのマトリックスのマトリックス材料と結合するかの情報を蓄積する。これらのマトクックスは、1の容器中の溶液中に存在することができ、又はマイクロタイタープレートのウェルとそれぞれ結合することができる。いくつかのマトリックスは、マイクロアレイのフォームを採用するアレイ中で調整することもできる。Virtual Arrays Inc及びUniversity of Hertfordshire製の他の微粒子アレイ溶液が、PCT国際公開No.WO00/63419及びWO02/37944にそれぞれ発表されている。粒子を基礎とするアレイは、位置を基礎とするマイクロアレイ溶液よりも、より各ユーザーの事情に応じたプローブ(分子)(このプローブはコード化された微粒子アレイに結合され、そして検査サンプルに対し検査される)を許容する。特有な方法で識別した粒子アレイ上のマルチプレキシドプローブの数が、数百又は数千という非常に大きな範囲になる場合、これらの粒子アレイ溶液は、さらなる自動化及びロボット化を要求する。全ての粒子を基礎とするアレイは、マルチプレキシングの数が増加した時、一定の検体/分子に対する交差反応性を伴う問題をも有する。粒子アレイラベル化分子及び標的検体の間との反応は、蛍光、発光、又は放射活性ラベル(多くの場合保存期間に制限がある)のような確立された検出方法を用いて検出される。生物学的サンプルの中での標的物質を検出するために用いられるその他のシステムは、光学バイオディスク上で解読されるビーズ検定システムを含むPCT国際公開No.WO 0242498が発表された。この技術は、磁気捕捉ビーズ及びレポータービーズを含む。プローブで覆われた両ビーズセットは、生物学的サンプル中で捜される標的分子に対し担補的なものである。もしも標的物質がサンプル中に存在している場合、当該リポータービーズ及び磁気捕捉ビーズはそれと結合する。当該ビーズ複合体はその後、磁場を用いて単離され、そして光学ディスク(そこへ固定された捕捉層を持つ)上へ装填される。2重のビーズ複合体の存在は、電子磁気的又は蛍光を基礎とするいずれか一方で検出を行うことができる。大きさの異なる磁気ビーズ、及び異なるタイプの蛍光レポータービーズの組み合わせは、異なる標的物質を同時に検出することを許容する。この2重のビーズシステムは、人的負担の方法論、スペクトルの重複等以前に発表された標的検体を解析するマイクロアレイ、及び微小担体に基づく検定方法について発表された多くの欠点を有する。当該欠点は、システムのコストを増加させる最先端の分類及び解読設備を要求する。
発明の概要
本発明の第一の目的は、マルチパラメーター検体の解析のための改良システムを提供することである。
本発明の第二の目的は、多くの数のマルチプルパラメーターを同時に検査するためのシステムを提供することである。
本発明の第三の目的は、一般に用いられる微小担体に基づく検定システムの並行検査処理量を改良することである。
本発明の第一の観点は、請求項1に定義されたようなシステムを提供する。
当該システムは、本発明の前記目的の少なくとも1つを達成することを可能にする利点がある。
当該システムはフレキシブルであり、且つ現存の支持基盤及び/又はマイクロアレイ技術の補助及び/又は改良にも用いることができるという利益がある。当該システムにおける反応は全て個々の識別し得る支持体の相互作用により追跡されているため、支持体により第一の検体を標識し、そして蛍光ラベルされた第二の検体(例えば標的検体)に対し検査する支持基盤技術を用いた以前に達成された処理量は効果的に改良される。多くの第二検体に対する多くの第一検体を検査し得る可能性は、実験数、用いる試薬の総量を徹底的に減少させ、そして同時に解析し得るマルチパラメーターの総量を増加させる。かかる改良は慣例的な解読手段にも使用され得るが、第一及び第二の支持体の識別手段の相互作用の検出が必要とされる。個々に識別され得る支持体の相互作用による本マルチパラメーター検査の可能性は、例えばタンパク質又は他の多くの数の分子と多数の化合物との相互作用の解析を実質的に改良する。識別し得る支持体の2組の異なるセットを使用することによる個々にラベル化された支持体のこれらの利益は、いっそう明白になる。これは以前達成することが困難であった第一及び第二の検体の結合特徴の解析を可能にする。当該システムは、それゆえに単に1つ又は非常に少ない蛍光ラベルされた第二の検体に対し多くの数の第一の検体を検査することができることに制限されない。以前はin silicaでのみ実施することができたシステムバイオロジー実験を、更に今は経験的に実施することができるようにする。
本発明の好適な態様は、第一の支持体がそれぞれ同時の検査方法のために使用される試薬の量を減少させる微小粒子のフォームである。
更に本発明の好適な態様は、サンプル中に存在する第二の検体の定量的計測の可能性を改良するために、第二の支持体が第一の支持体と同じ大きさか、又はより小さいことである。
他の本発明の好適な態様は、当該識別手段が1以上の識別される幾何学的な特徴(各々の支持体の識別を可能にする形態、サイズ、バーコード又はドットコードのような)を含む。これは、例えば良好なシグナル/ノイズ率、並びにスペクトルの重複及び擬陽性の危険性の減少を与えるバーコードのような十分に確立された識別標準品の使用を許容する。
本発明の他の好適な態様は、蛍光又は色彩コード化のような高周波識別ドランスポンダー(RFID)又は光学的識別の使用を含む。当該RFIDは非常に多くの数のコードを使用できる利点を与え、且つ計測手段及び識別し得る支持体との間の視覚伝達を要求しない。支持体上の光学的コード化の使用は、波長又は色彩のコンビネーションを許容し(標準の蛍光マーカー、例えばFITCラベル化では可能ではない)、並びに低コストラベル化支持体の使用を許容する。
本発明の更なる態様は、流動性溶液に適合する固体基質を提供することである。これは検体間の3方向の相互作用解析のために、第一及び第二の支持体の相互作用を用いるマルチパラメーター解析の現存するマイクロアレイ技術との併用を許容する。
本発明の第二の観点によれば、請求項15に記載の通りの方法を提供することである。
本方法は、本発明の前記目的の少なくとも一つを達成することが可能であるということであるということを利点とする。
本発明の特徴は本発明の範囲からそれずに任意のコンビネーションを組合せることができる、ということが理解されるであろう。
発明の詳細な説明
図1は、本発明によるシステムにおいて使用するための好適な態様の図解を示す。この支持体の好適な態様は、以下の詳細な説明において更に説明される検体のマルチパラメーター解析のためのシステムにおいて、第一の支持体1、及び/又は第二の支持体1’として使用されるためのものである。1つの支持体1、1’が示されており;そのような支持体は、以下の説明において微小担体、微小粒子、又は“ビーズ”としても言及されるであろう。当該第一の支持体1、1’は、実質的には不溶性又は固体材料(例えば1以上のポリマー、シリケート、ガラス、繊維、金属、又は金属合金)から組み立てることができる。本発明の好適な態様は、当該支持体1,1’は金、銀、銅、ニッケル、亜鉛、又は最適にはアルミニウムのような金属から組み立てられる。支持体1,1’を組み立てる時、ポリスチレン、ポリアクリレート、ポリアミド、又はポリカルボネートのような1以上のポリマーを用いることも好ましい。当該支持体1,1’が部分的に又は全体的に1以上の上記材料のいずれかで覆われていることが好ましい。
当該支持体1,1’は、下記における識別コード又はタグとしても言及される識別特徴2,2’を含む。識別特徴2,2’の例は、1以上の連続的な識別、支持体の様々な形状及び大きさ、支持体へ結合されたトランスポンダー(例えば高周波識別チップ、RFIDs)、並びに支持体の蛍光コード化又は異なる色、に基づくことができる。好適な識別特徴2,2’は、溝、切込み、くぼみ、隆起、突出、及び最も好適には穴の、少なくとも1の(又はそれらの任意のコンビネーション)形状にすることができる連続的な識別である。支持体1,1’の一部である識別特徴2,2’は、製造後、各々の支持体1,1’をラベルする必要がないという利点がある。連続的な識別2,2’は、機械解読が可能であり、透過して読んでも、反射して読んでも、シグナル/ノイズ率を増強させる伝達光学的バーコードであることが適切である。一体化した連続的な識別コードは、それによって慣例的なバーコードシステム(例えば商業的な小売店でのラベル化された商品のために用いられるようなもの)で見出されたものと類似したコーディングスキームを使用した穴の連続として支持体1,1’中に記録される。そのようなコードは、支持体1,1’の識別特徴2,2’を見極めるために現存する解読技術の使用を許容し、それによって本発明による技術を採用する場合、最初の投資が減少する。
好適な態様における第一の支持体1、及び/又は第二の支持体1’は図1に図解されるように少なくとも主要な表面6を有す実質的に平面のフォームである。支持体1,1’は、約1:2から約1:20の範囲で適切に幅4、長さ3の比率を有すが、約1:15から約1:5の範囲の率は、特に好適である。更に、当該支持体1,1’は厚さ5μmであり、好適には約3μm未満であり、そして更に好適には約1μm未満である。約1μm未満の厚さは、粗悪な実験状況において使用できる支持体1,1’を与えるために十分な機械的支持体強度を提供することを示した。支持体1,1’に関する発明の好適な態様は、約100μmの長さ3、約10μmの幅4、及び約1μmの厚さ5を有し;そのような支持体は異なる識別配列バーコード2を100,000以上貯蔵することができる。検体評価実験のためのバイオ検定における使用のため、支持体1,1’の100,000までの異なる異形の実験的論証が実施された。現在用いられているバーコードシステムは、エラー及び指向性の検査を有し、並びに100μmの長さを有す支持体上で利用できる情報を32ビットまでを有す。支持体1,1’は、40μmから100μmの範囲で様々な長さ3に組み立てられ、配列識別2におけるデータの0.2から0.5digits間で実施するようになっている;支持体1,1’のような例は、検体特徴の検出のために異なる実験における使用のため組み立てられた。
支持体1と類似する約250万の支持体、すなわち第一及び/又は第二の支持体1,1’は、1つの直径3インチの半導体タイプのウェハース(例えば現在確立された製造技術を用いたシリコーンウェハース)上に組み立てられるであろう。当該支持体1,1’の形状は、ウェハースごとに製造される支持体1,1’の数を最適化し、実質的に支持体1,1’上に可能な識別コード数も実質的に最適化する。慣例的なフォトリソグラフィー及びドライエッチング方法は、バーコード化識別2,2’と別個の固体支持体1,1’を産出するために材料層を製造及びパターン化するため用いられるような製造技術の例である。
支持体1,1’と類似する多数の支持体を製造するための組立て方法であって、以下のステップを含む:
(1)平面のウェハース上へ可溶性放出層を置き;
(2)ウェハースから離れた放出層上へ支持体材料の層を置き;
(3)フォトリソグラフィック方法及びエッチング方法を通して、支持体材料層における配列識別2を含む支持体特徴を規定し;
(4)平面のウェハースから放出された支持体を産生するため、適切な溶媒を用いて放出層を除去し;そして
(5)任意にその結合特性を改良するために支持体材料を処理する。
支持体材料の化学的処理又は物理的改変の多くの方法は、支持体1,1’への検体、例えばマルチパラメーター実験検体において用いられる検査サンプル、及び/又はプローブの結合を促進させるための任意のステップ(5)に用いられ得る。支持体1,1’の処理は、上記のようにウェハースから放出された後、或いはウェハースから放出される前、又は製造工程ステップの早期に実施できる。その他ステップ(5)における支持体材料層の処理は省略することができる。
図2は検体、すなわち第一又は第二の検体12,12’がどのようにして支持体1,1’のセクション11へ結合するかの図解を提供する。上記の通り検体12,12’は、支持体1,1’を利用する実験をどのようにデザイン且つカスタマイズ化するかに依存して、検査サンプル中においてプローブ又は標的検体のいずれかであってよい。様々なタイプの検体12,12’を、フォトリソグラフィック操作を実行する、又は平面のウェハースから支持体1,1’を放出する前後のいずれかにおいて上記のステップ(1)から(5)により組立てられた支持体1,1’へ結合させることができる。支持体1,1’又は検体12,12’の表面6,6’を修飾することによって、検体12,12’と支持体1,1’の間の結合が改良される。支持体1,1’の結合表面6,6’を陽極処理することは、かかる改良された結合増強を提供する一つの方法である。アルミニウムは支持体1,1’のために好適な材料であり、それらの結合特性を改良させるため、アルミニウム陽極処理を通して多孔性表面を成長させる公知の方法がある。同様にかかる多孔性表面を閉じ込めるための方法も公知である。出願人は、正確に制御された多孔性及び深さを有す吸収表面を成長させるための比較的簡単な方法を開発するためにかかる知識を利用した。かかる多孔性表面6,6’は、好適な検体12,12’と機械的結合を達成することを可能にする。アビジン−ビオチンシステムの使用は支持体1,1’とそれらに関連した検体12,12’との間の化学的結合を改良するための他のアプローチである。支持体1,1’表面6,6’は、結合特性を更に増強させるためにシラン、及び/又はビオチンのような結合材料により処理することもできる。支持体1,1’は好適にはそれらの表面6,6’上に焼き付けられたシランを有す。検体12,12’への結合分子、例えばアビジン−ビオチンサンドウィッチシステムの結合は、それらの化学的分子結合特性を更に増強させる。
増強された結合は、好適には支持体1,1’の結合表面6,6’と検体12,12’との間に共有結合を有すことを通して達成される。共有結合は、検体12,12’を支持体1,1’から脱離しないようにし、解析の間のバックグランドノイズを乱す原因とならないようにする。結合していない検体12,12’が発生した反応の識別を妨げ得る潜在的な問題も存在する。解析の間、実験におけるノイズを本来なら増加させ得る全ての過剰な検体12,12’を除去するために結合後に、活性支持体1,1’(当該支持体1,1’はそこへ結合させた検体12,12’を有する)を洗浄することが重要であることが見出された。検査の識別はよりよいシグナル−ノイズ率を介して増強される。
上記の第一の支持体1、及び/又は第二の支持体1’は、必要に応じてデザイン及び識別コードを特注する可能性を伴って、安価な製造技術の利点を利用する。それらの利点は、長さ約500μmもしくはそれ未満、好適には約300μmもしくはそれ未満、より好適には約150μmもしくはそれ未満、最適には約100μmもしくはそれ未満、約50μmもしくはそれ未満、又は約10μmもしくはそれ未満でさえ支持体1,1’の最大寸法3を許容する。異なる第一の検体12,12’を特異的な識別コード2,2’を有すそれぞれの支持体1,1’に結合させることにより、分子又は他の適切な化合物のような多数の検体12,12’は検査のための用意が整うことができる。上述の通り、支持体1,1’の形状及び大きさは、マイクロファブリケーション製造技術を用いて適切に変化させることができる。可能な形状の非限定的な例は、例えば円形、長円形、細長形、正方形、長方形、多角形、又は同一もしくは異なる材料の平行多層支持体である。 また、いくつかの応用において、好適には最大寸法約500nm又はそれ未満であるナノ粒子サイズでの第一の支持体1、及び/又は第二の支持体1’を有すことであり;例えばかかるナノ粒子は、円柱状のナノバーを含む。しかしながら、大きさの低限は反応速度の十分な感受性が達成されることにより制御される。
図3は、マルチパラメーター解析検定反応13を描写する。当該検定での反応13は、本発明の最初の態様に従って流動性溶液中で起こる。当該溶液は検定反応の感受性を改善する液体であることが好ましい。検定13は標的分子として第一の検体12と共有結合的に結合したいくつかの浮遊した第一の支持体1を含む。検定13において、検査分子のような第二の検体12’と共有結合的に結合したいくつかの浮遊した第二の支持体1’もある。多くの異なる標的分子12及び検査分子12’は、特異的な識別2を有する第一の支持体1に結合された標的分子12のそれぞれのタイプ、及び特異的な識別2’を有する第二の支持体1’に結合された検査分子12’のそれぞれのタイプにより実施される関連した実験において反応分子として機能するために用いられる。1以上の標的分子12と1以上の検査分子12’とが仮に対合するならば、それらは新しい2重の支持体ユニット16を作り出すために互いに結合(好適には水素結合を通して)するであろう。支持体1,1’両方の支持体上における特異的な識別2,2’は、その後標的分子12及び検査分子12’が相互作用することを示すことを測定することができる。本システム及び方法論は、同一の実験におけるマルチプルパラメーターの解析を許容する。過去の実験では、非常に少数(しばしば2から4)の蛍光ラベルされた標的分子に制限されていた。同時に行う検査の限界は、蛍光ラベルのスペクトルの重複の高いリスクのためのである。マルチプル支持体1,1’の利用は、マルチプル標的分子12及び検査分子12’を含むマルチプレキシングのより多くの数を許容する。
伝統的な反応タグの代わりの第二の支持体1’の利用による利点は、1の標的検体に対し検査された伝統的なマルチプル粒子を基礎とするアレイと比較して2倍の第二の検体(標的検体)をマルチプレックス、及びカスタマイズすることがきることできる。第二の支持体1’を通す第二の検体12’の識別により、よりよい反応シグナルが達成され得る。また、マルチプレキシド検体の数が増加した場合、交差反応性による問題が増加する。慣例的な粒子アレイの実験を行う中で例えば1000の第一の検体に対し1の第二の検体の間の交差反応性は、例えば識別可能な第一の支持体1上の100の第一の検体12に対し識別可能な第二の支持体1’上の10の第二の検体12’を用いた実験を行うことより問題がある。これはマルチプル次元の特徴を有する非常に複雑化された生物学的なシステムをin silicaモデリングだけでなく、実験を通して解析されることを可能にする。
本態様に従ったこれらの同時検査の実施の方法論の例は、ここに示されるであろう。当該方法論は、流体溶液中で浮遊した薬剤標的12が適切なやり方で結合したいくつかの第一の支持体1を提供する最初のステップに関する。当該方法論の第二のステップは、検査化合物12’が適切なやり方で結合したいくつかの第二の支持体1’の浮遊物を溶液に付加することであり;そのような付加は、多くの異なる標的分子12に対して多くの異なる検査化合物12’を同時に検査することを許容し、それによって現在の方法と比較して検査処理量を劇的に改善する。得られる支持体ユニット16はその後計測器具により検出される。図3では第二の支持体1’が潜在的に第一の支持体1より小さいことをも示す。そのような大きさの相違は、第一の支持体1の識別2の解読を改良することを可能とする。なぜなら第二の支持体1’が、例えば伝達バーコード識別2に干渉しないからである。過去に可能であった数よりも、より多くの化合物が多くの分子に対して同時に検査されるため、試薬の使用も減少する。好適には個々の識別を有するそれぞれの支持体1,1’はそれらに結合した検体12、12’(例えば特定のタンパク質)の1タイプのみを有す。しかしながら、仮に支持体1,1’上で多重反応が解析される場合、個々の識別を有する各々の支持体1,1’に複数のタイプの検体12,12’が結合していることが可能である。検体12,12’は好適には溶液中で支持体1,1’に結合しているため、支持体1,1’全体が覆われており、良好な実験感度が供される。
検体実験のマルチパラメーター解析を実施する時、検体12,12’の多くの異なるタイプを用いることができる。ライフサイエンス産業のために、当該検体12,12’は、抗体、抗原、タンパク質、酵素基質、糖質、ペプチド、核酸、ペプチド核酸、細胞株、化学成分、オリゴヌクレオチド、血清成分、薬剤、又はそれらの任意の由来物もしくはフラグメントであってよい。マルチパラメーター解析システムは、相互作用の調査が必要とされるタンパク質の数が非常に多いため、タンパク質−タンパク質相互作用の領域において非常に有用である。他の産業のために、当該検体は例えば、染料、防腐剤、ラベルした化学製品(例えば偽造製品の動向を追跡するため)、放射性ラベルした化学製品、及び食品とすることができる。
図4a及び4bは、第一の検体12と結合した第一の支持体1、及び第二の検体12’と結合した第二の支持体1’の対の反応前後の相互作用を図式で示す。これらの第一及び第二の支持体1,1’は各々上記の通りバーコードされた識別2,2’を有す。本態様における検体12,12’を、製造の間中、それらの対応する平面上のウェハースからそれらを放出する前に支持体へ付加し、それによって、支持体1,1’の1の側上に唯一存在する検体12,12’を得た。支持体上に結合した検体12,12’を妨げる材料で支持体1,1’の1の表面を覆うことによって類似の効果を達成することもできる。この覆いは、互いに向かい合う特異的な主要な表面7,7’とのみ第一及び第二の支持体が相互作用することを更に保証し、それによって、それぞれの識別コード2,2’が十分なシグナル−ノイズ率により反射又は透過して適切に解読されることを可能にする。仮に反応していない支持体1,1’から支持体ユニット16を分離することを所望し得る状況が発生した場合、大きさを基礎とする障壁の分類を用いることができ、又はセルソーティングの当業界において周知である分類設備が適切に使用される。
図5a及び5bは、異なる識別特徴2,2’を有する支持体1,1’を用いたマルチパラメーター解析システムの代替態様を図式で示す。本代替態様は、第一の支持体1が立方体の形状であり、高周波トランスポンダー識別(RFID)2を含む。第二の支持体1’は色彩でコードされた識別2’を有す。図5bは、第一の支持体1上の第一の検体12がどのように第二の支持体1’上の第二の検体12’へ直接的に結合するかを見ることができる。伝統的なサンドウィッチ検定のような色彩ラベルよりも色彩でコードされた支持体を使用する利点は、パターン又は色彩のバリエーションが、Luminex xMapシステムのようなコード化可能性を増加させるために用いることができることである。第一の支持体1が、第二の支持体1’よりもはるかに大きく作製される場合(例えば少なくとも5倍)、第二の支持体1’当りの第二の検体12’の総量がわかっていることを条件に、サンプル中に存在している第二の検体12’の総量を定量的に計測することがより容易となる。その他のアプローチは、異なる支持体1,1’の間の相互作用の有無のみを計測することである。異なる識別シグナルとの間の相互作用のリスクがより少ない時、マルチパラメーター解析における識別手段2,2’の2つの異なるタイプを使用することも好ましい。
2重の支持体ユニット16を形成するため相互作用する支持体1,1’を解読するために用いられるリーダーは、図8の参照と共に後に述べる詳細な説明において記載されるリーダーの改変版である。仮に2重の支持体ユニットが第一の又は第二の支持体1,1’のための識別特徴2,2’の異なるタイプを有す場合、2つの異なる識別シグナルを検出することが可能な解読ユニット30を使用すべきであり;当該解読ユニット30は後に図8において記載される。同じタイプの識別手段2,2’、例えばバーコードを第一及び第二の支持体1,1’のために使用した場合、リーダーユニット30は、両方の識別特徴を同時に解読するための適合を必要とする。図4a及び4bにおいて記載される態様の場合、支持体1,1’の調査は、反射又は透過して同時にバーコードを解読するためにリーダーユニット30の中に相互に対角線上と対立して配置された2以上のサブリーダーを含ませることにより潜在的に達成され得る。仮に大量の2重支持体ユニット16を解析する場合、フローサイトメトリーの熱力学的原理は1時間に数千までのユニット16の非常に高い処理量の可能性を付加する。ここでもリーダーユニット30が、支持体1,1’の識別特徴2,2’を検出するため配備されることが好適である。リーダーユニット30のためのレーザーの使用は、支持体ユニットの非常に小さい特徴(例えば採用されるレーザー放射の波長と同等の側面サイズの特徴)の解読を可能にする。
図6において、マルチパラメーター解析システムの更なる態様に沿ったシステムを図式で示す。当該システムは、一般に17で示され、支持体1,1’を含む流動性溶液19の定量をしやすくする基盤(アレイ)18を含んで成る。基盤18は本明細書において後にアレイ又はマイクロアレイとしても言及され、実質的に平面の主要な表面20を有し、及び所望される任意の形状とすることができるが、しかしより好適なのは、長方形(例えば実質的に正方形)である。基盤18は、ガラス、金属、プラスチック材料、ウェハース、膜、又は現在マイクロアレイを組立てるために用いられる任意の他の材料のような様々な材料からも作成され得る。最適には当該基盤18が光伝達性である、例えばガラス(マイクロスコープスライド)又はプラスチック材料(例えばアクリレート)のような材料から組立てられることである。そのような材料特徴は、透過性バーコード識別特徴2,2’を有す支持体1,1’が基盤18上にありながら透過して解読されることを潜在的に可能にする。当該基盤18の上部の主要な表面20は、好適には平面であり、又は特徴を仕切ることによりセクション(例えばウェル、又は境界)へと分割され、セクション間の交差交雑を防いでいてよい。基盤18の主要な表面20は、好適には0.25cmから50cmの範囲の面積であり、より好適には約1cmから25cmの範囲であり、及び最適には約2cmから6cmの範囲である。当該液体19は、基盤18上に置かれ、適切には流動性緩衝溶液であり、そして通常は水性溶液を正常にする。システム17は基盤18の上に置かれた装填支持体1,1’を有す流動性溶液19を含む検定とすることを検討することができる。当該システム17は、構築された解読技術、マルチプレキシング、並びに高い処理量、良好な感度、及び十分な反応速度を有す微小担体を用いたマルチパラメーター解析システムの利便性を有す2次元基盤18の使用の利点を提供することができる点で極めて好都合である。
本発明の更なる態様は、特異的な検査分子12’が個々の支持体1’に、好適には共有結合を通して結合される。マルチプル検査分子12’は、結合した標的分子12を調査する分子21を有す基盤18上に浮遊した支持体1,1’を有す流動性溶液19を置くことにより個々の支持体1に結合したマルチプル標的分子12の活性へのそれらの影響について検査することができる。本発明の更なる態様の例は、個々の支持体1に結合したマルチプル標的分子12に対して個々の支持体1’に結合したマルチプル検査分子12’の活性を同時に検査するため基質分子21により事前にスポットされたマイクロアレイを使用する。結合反応は分子21が検査分子12’、及び/又は標的分子12と結合した時に起こる。検査分子12’、及び/又は標的分子12の間の反応の結果は、それらの識別コード2,2’を一緒に有す支持体1,1’の最終的な位置に基づくであろう。
図7a及び7bは、一般に14により示された検定反応が、本発明の前記態様による基盤18上で起こることを描く。当該検定14は、浮遊した支持体1,1’及び検体12,12’を有す流動性溶液から成る。当該検体12,12’は標的分子12及び検査分子12’から成り立っている。多くの異なる標的分子12及び検査分子12’が、実施すべき実験中において反応分子として機能するために用いられる特異的な識別2を有す第一の支持体1に結合した標的分子12のそれぞれのタイプが結合しており、そして特異的な識別2’を有す第二の支持体1’に検査分子12’のそれぞれのタイプが結合している。少なくとも1の標的分子12又は検査分子12’を好適に有する当該支持体1,1’を流動性溶液19中に浮遊させ、その後当該支持体を基盤18の主要な表面20の上に置く。当該基盤18は、更に第三の分子21を有し、それは標的分子12,12’のために基質として作用し、例えば共有結合性結合を通じて主要な表面20と結合する。これは、マルチパラメーター解析に更なる別の次元を付加するため、システム17における基盤18として事前にスポットされたマイクロアレイの使用を潜在的に許容する。基質に結合した分子21は、フルオロフォア(fluorophore)22、及びクエンチャー(quencher)分子23で適切にラベルされる。
1以上の標的分子12及び検査分子12’の間が対合するならば、新たな2重支持体ユニット16を作り出すためそれらは好適には水素結合を通して相互に結合するであろう。もしも検査分子12’がその基質第三分子21と標的分子12との相互作用を阻害するならば、クエンチャー分子23は基質分子21から切断されず、従ってフルオロフォア22は、図7aに示されるようにクエンチされたままであろう。しかしながら、仮に検査分子12’が標的分子12と結合するが、その基質分子21と標的分子との相互作用を阻害しないならば、クエンチャー分子は切断され、フルオロフォアは光学的調査の際に蛍光シグナルを放すであろう。
本態様の実施例は、流動性溶液中において浮遊した酵素標的を適切なやり方で結合させたいくつかの支持体1の使用である。検定を行う時、適切なやり方で結合された検査化合物を有するいくつかの支持体の浮遊物を溶液へ付加する。酵素のための基質であることが公知である分子は、所定の位置でアレイ基盤18上に事前にスポットされるであろう。これは、検査化合物が標的酵素に結合するか否かだけではなく、標的酵素の活性への前記結合の効果も示すために、多くの異なる酵素標的分子に対し多くの異なる検査化合物を検査することを可能にする。
上記のような適切な支持体1,1’の識別は、特異的な検体12,12’のために特異的な識別を用いることの重要性を述べる(例えば標的分子12又は検査分子12’)。そのような配備は、一定の検体12,12’のための所定の識別コード2,2’の使用も許容するが、試験をデザインする時に所望される識別コード2,2’と検体12,12’の対合も可能とするだろう。
マルチプル検査分子12’に対するマルチプル標的分子12の検査を実施する時、本発明の記載の態様に示す通り、異なる時点で実験を解析することの利点もある。この過渡的な解析は経時的な変化を記録することが重要である薬剤プロファイリング中で潜在的に有益である。
流動性溶液19において装填された支持体1,1’が浮遊する基盤18を解読するために使用される解読システムを、図6、7a及び7bの参考文献としてここに記載するだろう。
例えばマイクロアレイ、又は微小担体に基づく検定の解析のために現在用いられるレーザー、紫外線(UV)、又は発光ダイオード(LED)リーダー設備も、検体12,12’のマルチプルパラメーターを解析するための前記システムと共に採用してよい。当該システムにおいて検体12,12’を反応させた検査結果物は、有無の二次元結果として計測されるか、又はシグナル放出ラベル23から放出される蛍光の程度により計測される。
当該システムは一般に図8の24によって示され、リーダーを含んで成る。当該リーダーは検体12,12’の結合された支持体1,1’の活性を計測するための25により示された計測ユニットを含んで成る。計測ユニット25は、クエンチされていない基質22から蛍光反応シグナルを検出するための検出器ユニット27、及び支持体1,1’の識別コード2,2’を解読するためのリーダーユニット30を有す。当該検出器ユニット27は、反応を示す蛍光シグナルを検出するための蛍光マイクロスコープを有す。リーダーユニット30は支持体1,1’の透過バーコード2,2’を解読するためのバーコードリーダーを有す。それは好適には支持体1,1’の識別2,2’及び当該反応検出のためのシグナルの異なるタイプを有し、なぜならこれによりシグナルが混ざり合ったり、重複(スペクトルのオーバーラップ)するリスクが制限されるからである。これはマルチプレキシング(多数の同時反応)の可能性をより高くすることを許容する。
支持体1,1’の十分な数が解読されたなら、計測ユニット25の処理ユニット28が支持体1,1’に関連した検査結果を計算する。この十分な数とは好適には10から100の間の支持体1,1’の各々のタイプのコピーであり;この数は好適には検査結果に対し統計解析を実行することを可能にする。例えば平均値計算、及び標準偏差計算のような統計解析が、クエンチされていないフルオロフォア22と関連する蛍光のために実行され得る。処理ユニット28は、検出器及びリーダーユニット27,30を制御するためにも含まれ、ゆえに各々に個々の支持体1,1’がたった一度で解析される。
通常では、基盤18上の全ての支持体1,1’は総合的な実験の質を確証するために解析される。時間の短縮、及び/又は処理能力に関心がある場合、処理ユニット28のソフトウェアは、好適には相互作用してシグナルを放出し、検体12,12’の特徴の間の相互作用が発生したことを示す支持体のみを解析するための構成とすることができる。計測ユニット25に用いる装填された基盤18の解析は、非常に安価であり、実施しやすく、及び例えば各々の基盤18上の1桁から数千の支持体1,1’の範囲における少数から中程度のサンプル数についての、解析能力を増やす適切な方法である。
基盤18を体系的に調査するための好適な軌道50は、図9a及び9bに示す。図9aは、曲がりくねって続くタイプの調査管理体系の描写である一方、図9bは、らせんタイプの調査管理体系の描写である。もちろん当業界における当業者にとって明白である多くの他の可能な軌道50がある(例えば軌道50への反対の方向での基盤18の動向、曲がりくねった対角線軌道での基質の動向、又はその表面を横切る1の実質的直線軌道での基質全体の覆い)。しかしながら、図9a,9bの管理体系は支持体1,1’解読速度の増強を達成するために十分である。基盤18を支持し支える段階モーター(stepper-motor)作動式ベースプレート40は、計測ユニット25が静止した状態にある間、基盤18を動かすために用いられ得る。分析の最適な方法は、基盤が静止した状態にある間、計測ユニット25を動かすことであるだろう。支持体1,1’の位置は追跡されるため、それらは一回分析されるだけである。
計測ユニット25のイメージ処理のためのリーダーユニット30は、検体12,12’の結合した支持体1,1’を浮遊させる流動性溶液19を有す基盤18の各々の領域のデジタルイメージを捕捉するために使用される。それによって得られたデジタルイメージは、基盤18を通り、ベースプレート40を越え、そしてその後支持体1,1’を通った光に相当し、シルエットでの支持体1,1’を表現する(rendering);そのような支持体1,1’のシルエットでのイメージは、処理ユニット28とリーダーユニット30の組合わせにより解析される。各々の支持体1,1’と関連した連続識別2,2’、例えばバーコードは、それゆえにリーダーユニット30により透過される光プロファイルから識別される。シグナル放出ユニット29は蛍光シグナルを発生させ、当該シグナルは基質分子21上にフルオロフォア22を蛍光発光させ、陽性反応を示唆する。
処理ユニット28は、光源45、シグナルユニット29、リーダーユニット30、及び検出器ユニット27、並びにディスプレイ46と連結している。更に処理ユニット28は、光源45及びシグナルユニット29を制御するための制御システムを含んで成る。基質分子21上のフルオロフォア22からの光シルエット及び蛍光シグナルは、光アセンブリ41(例えばアセンブリは1以上のレンズ、及び/又は1以上の鏡を含んで成る)を経由して検出器ユニット27及びリーダーユニット30へ送られる。鏡42は光シグナルを2つの軌道に分裂させるために用いられ、光フィルター43、44はそれらの波長に基づき所望されない光シグナルをろ過するために用いられる。或いは、光源45及びシグナルユニット29は、間隔をおいて、例えば相互に交替で、つけたり消したりすることができる。リーダーユニット30及び検出器ユニット27から受け取ったシグナルは処理され、ディスプレイ46上に示される統計解析結果と一致させる。支持体1,1’の各々のタイプの良く似た数は、実験の最適な統計解析を与えることを要求する。そのような統計解析は当業界において周知である。
意図されたシステム17の使用は、検体の3次元マルチパラメーター解析を要求する実験で任意の手順とすることができる。いくつかのパラメーターでの応用は、例えば、リード標的識別及び薬物標的を含む特徴的な1以上の検体の生化学検出に関与する。他の産業で求められる検体のマルチパラメーター解析のために本システムは他の多くに応用されるであろう。
第一及び第二の検体12,12’の結合特徴の識別として、第一及び第二の支持体1,1’を使用する実験のフローベース解読は、前記平面リーダーの代替、又は補足、及び反応結果を解析する迅速で効果的な方法を提供する。第一及び第二の支持体1,1’を使用した実験の分類及び検出は、Union Biometrica, COPAS(商標)のフローサイトメーター上で約20支持体/秒の率で実施した。前方散乱、並びに例えば長さ及び密度の計測は、第一及び第二の支持体1,1’上の検体12,12’の間の任意の相互作用の良い指標を与える。フローサイトメーター中のシース(Sheath)流体は、フローチャンネルの中心へ支持体1,1’を集中させ2つのレーザーを用いた検出を許容する。2つのレーザーはフローチャネルの断面を網羅し、お互いに約90度で配置され、そしてチャンネルの中心に結合焦点を有する。質的及び量的結果は共に計測された。記載された第一及び第二の支持体1,1’の態様を用いたマルチパラメーター実験を解析するためによく働く他のフローリーダーは、DakoCytomation(MoFlo(商標))及びBecton Dickenson(FACScan(商標))である。
添付の請求項により定義されるような本発明の範囲から離れずに前記記載の発明の態様を作ることができる改変は理解されるであろう。例えばアレイ18の表面20に直接結合された基質分子21により慣例的にスポットされたマイクロアレイ18又はELISAウェルプレートである時、適した第三の分子21と2重の支持体ユニット16が反応した時、蛍光シグナルを不活性にするように配置され得るシステム14、フルオロフォア22及びクエンチャー分子23中の位置識別を有するアレイ(基盤)18として使用される。
配列識別を含んで成る1の支持体(微小担体)の平面図及び側面図である。 結合した検体を有する1の支持体(微小担体)の側面模式図である。 検体のマルチパラメーター解析のためのシステムの模式図である。 マルチパラメーター解析システムの好適な態様に沿った第一及び第二の支持体の間の相互作用の模式図である。 マルチパラメーター解析システムの代替の態様に従った第一及び第二の支持体の間の相互作用の模式図である。 多数の支持体、及び結合されたアレイ又は基盤を含む検体のマルチパラメーター解析のためのシステムの模式図である。 支持体、及び固定されたアレイ又は基盤の間の実験反応を示す模式図である。 図3のシステムを調査するための平面基盤リーダーを図解した模式図である。 図8の平面基盤リーダーにより取り込まれた計測軌道の例を図解した平面基盤の上からの模式図である。

Claims (17)

  1. 検体のマルチパラメーター解析のためのシステムであって;
    (a)使用時において流動性溶液の中で浮遊した最大寸法500μm又はそれ未満の第一の支持体、ここでそれぞれの第一の支持体がそれらの識別のための識別手段を含み、そして少なくとも1の第一の検体がそれぞれの第一の支持体に結合している;
    (b)使用時において流動性溶液の中で浮遊した第二の検体;及び
    (c)第一の検体及び第二の検体の間の相互作用をモニタリングするため流動性溶液と連絡して配備された計測手段:を含んで成り、ここで
    (d)第一の支持体の最大寸法未満又は最大寸法と同じ第二の支持体が、使用時において流動性溶液の中で浮遊され、ここでそれぞれの第二の支持体がそれらの識別のため識別手段を含み、そして少なくとも1の第二の検体がそれぞれの第二の支持体に結合し;そして
    (e)前記計測手段は、1以上の第一の検体及び1以上の第二の検体の間の反応後の任意の相互作用を、それらに結合した第一及び第二の支持体の識別手段を検出することにより検出するために配備されている、
    ことを特徴とするシステム。
  2. 前記第一の支持体の最大寸法が、300μm未満である請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第一の支持体の最大寸法が、150μm未満である請求項2に記載のシステム。
  4. 前記第一の支持体の最大寸法が、50μm未満である請求項3に記載のシステム。
  5. 前記第二の支持体の最大寸法が、第一の支持体のそれよりも小さい請求項1から4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記第二の支持体の最大寸法が、100μm未満である請求項5に記載のシステム。
  7. 前記第二の支持体の最大寸法が、50μm未満である請求項6に記載のシステム。
  8. 前記第二の支持体の最大寸法が、10μm未満である請求項7に記載のシステム。
  9. 前記識別手段の少なくとも1が、各々の支持体の識別を可能にする1以上の識別される幾何学的な特徴を含んで成る請求項1から8のいずれか1項に記載のシステム。
  10. 前記幾何学的な特徴が、形態、サイズ、バーコード及びドットコードからなる群から選ばれる、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記識別手段の少なくとも1が、高周波識別トランスポンダー(RFID)である請求項1から10のいずれか1項に記載のシステム。
  12. 前記識別手段の少なくとも1が、光学的識別である請求項1から10のいずれか1項に記載のシステム。
  13. 前記光学的識別が、蛍光又は色彩に基づくものである、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記第一又は第二の支持体が、部分的にのみそれぞれの第一又は第二の検体で覆われた請求項1から13のいずれか1項に記載のシステム。
  15. 前記流動性溶液が液体である請求項1から14のいずれか1項に記載のシステム。
  16. 前記液体浮遊物が固体基盤上へ適用され、当該固体基盤が実質的に2次元の平面に広がる主な表面を含み、位置的識別のために当該固体基盤上で固定的に配備された第三の検体を有す請求項15に記載のシステム。
  17. 検体のマルチパラメーター解析の方法であって、以下のステップ;
    (a)最大寸法500μm又はそれ未満であり、及びそれらの識別のための識別手段を有す少なくとも1の第一の支持体を提供し;
    (b)それぞれの第一の支持体へ少なくとも1の第一の検体を結合させ;
    (c)流動性溶液中で第一の検体及び第二の検体と共に第一の支持体を浮遊させ;そして
    (d)第一の検体、及び第二の検体の間の相互作用をモニタリングするために流動性溶液と連絡した計測手段を提供することを含み、更に当該方法は以下の;
    (e)第一の支持体の最大寸法未満又は最大寸法と同じであり、及びそれらの識別のための識別手段を有する第二の支持体を提供し;
    (f)少なくとも1の第二の検体をそれぞれの第二の支持体へ結合させ、
    (g)使用時において流動性溶液中で第二の支持体を浮遊させ、そして
    (h)1以上の第一の検体及び1以上の第二の検体の間の反応後の任意の相互作用を、それらに結合した第一及び第二の支持体の識別手段を検出することにより検出する計測手段を配備する、
    ステップを含んで成ることを特徴とする方法。
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