JP4413938B2 - 腹部インピーダンス測定装置および体組成測定装置 - Google Patents

腹部インピーダンス測定装置および体組成測定装置 Download PDF

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Description

本発明は、人体の腹部インピーダンス測定装置および体組成測定装置に関する。
人体の内臓脂肪面積および皮下脂肪面積に関するデータを正確に導出する装置としては、X線CT(Computed Tomography)もしくはインピーダンスCT等の各種CT法、またはMRI(magnetic resonance imaging)による断層画像に基づいて体脂肪データを算出する体脂肪測定装置がある。
従来より、腹部に接触させたインピーダンス測定電極で測定したインピーダンスに基づいて体脂肪に関する指標を算出する研究がされている。例えば、腹部の前面と背中に接触させた一対の電流供給電極と、腹部の側面に接触させた電圧測定電極とにより測定したインピーダンスと、ウエスト周囲径(ウエスト周囲長)とに基づいて、CT法との相関により内臓脂肪量または面積を算出する研究がされている(非特許文献1)
また、インピーダンス測定電極が配置されたベルトを腹部に巻き付けて、腹部前面にインピーダンス測定電極を接触させ、測定した腹部インピーダンスから皮下脂肪を推定する研究がされている(非特許文献2、特許文献1)。
梁美和著、「腹部生体インピーダンス法による内臓脂肪測定法の開発」、 肥満研究、日本国、日本肥満学会、2003年、Vol.9、No.2、p32-38 ヘルマン・シャルフェッター(Hermann Scharfetter)、外5名、「アセッシング アブドミナル ファットネス ウィズ ローカル バイオインピーダンス アナリシス:ベーシックス アンド エクスペリメンタル ファインディングス(Assessing abdominal fatness with local bioimpedance analysis: Basics and experimental findings)」、[online]、[平成19年2月15日検索]、インターネット(URL:http://www.imt.tugraz.at/scharfetter/no_sync/publications/scharfetter_IJO_01.pdf#search='hermann%20scharfetter%20assessing%20abdominal') 特開平11-113870号公報
人体のインピーダンスの測定においては、同一の被験者であっても測定電極の位置によって異なる測定結果が得られる。従って、測定結果の再現性を確保するには、同一の位置に測定電極を配置することが必要である。例えば、被験者の臍を通り正中線に垂直な横断面を、測定電極を配置する基準面とすることが考えられる。
しかし、インピーダンス測定電極をそのような基準位置に配置することは実際には困難である。例えば、インピーダンス測定電極が配置されたベルトを腹部に巻き付ける手法では、ベルトが弛んで測定電極の位置が基準位置からずれるおそれがある。また、ベルトを腹部に巻いたときには、基準位置は被験者にも第三者にも見えなくなり明確には分からないことが多い。
そこで、本発明は、インピーダンスを測定するための電極を正確に基準位置に配置することが可能な腹部インピーダンス測定装置およびこれを有する体組成測定装置を提供する。
本発明に係る腹部インピーダンス測定装置の一つの形態は、被験者の腹部のインピーダンスを測定するための複数の電極と、前記電極を支持する電極支持体と、被験者の周囲に配置されるフレームと、前記フレームに支持されており前記フレームの内側に向けて光線束を照射する発光部と、前記電極支持体に設けられ前記光線束で照射されうる目印とを備える。この腹部インピーダンス測定装置を使用するにあたっては、発光部から被験者に照射された光線束を頼りにして測定の基準位置に対してフレームを適切な位置と向きに調整した後、電極支持体に設けられた目印に光線束の位置が合致するように、電極支持体の位置と向きを調整する。このようにして、測定の基準位置に電極を正確に配置することが可能であり、再現性の高い生体インピーダンス測定が可能である。
前記電極は前記電極支持体の長手方向に配列されており、前記発光部は少なくとも2点に光線束を照射し、前記目印は、前記電極支持体の長手方向に延びる部分を有すると好ましい。目印の電極支持体の長手方向に延びる部分に2点の光線束が合致するように、電極支持体の位置と向きを調整することにより、電極支持体の長手方向に配列された電極を所望の一方向内に配置することができる。
さらに、前記電極は前記電極支持体の長手方向に配列されており、前記発光部は少なくとも3点に光線束を照射し、前記目印は、前記電極支持体の長手方向に延びる部分と、前記長手方向に延びる部分に直交する部分を有する十字形であると好ましい。目印の電極支持体の長手方向に延びる部分に2点の光線束が合致するように、電極支持体の位置と向きを調整することにより、電極支持体の長手方向に配列された電極を所望の一方向内に配置することができる。また、目印の長手方向に延びる部分に直交する部分に他の1点の光線束が合致するように、電極支持体の位置と向きを調整することにより、電極支持体の長手方向に配列された電極を前記の所望の一方向における適切な位置に配置することができる。
本発明に係る腹部インピーダンス測定装置の他の一つの形態は、被験者の腹部のインピーダンスを測定するための複数の電極と、前記電極を支持する電極支持体と、被験者の周囲に配置されるフレームと、前記フレームに支持されており前記フレームの内側に向けて光線束を照射する発光部と、前記電極支持体に設けられ前記光線束で照射されうる受光素子とを備える。この腹部インピーダンス測定装置を使用するにあたっては、発光部から被験者に照射された光線束を頼りにして測定の基準位置に対してフレームを適切な位置と向きに調整した後、電極支持体に設けられた受光素子に光線束の位置が合致するように、電極支持体の位置と向きを調整する。このようにして、測定の基準位置に電極を正確に配置することが可能であり、再現性の高い生体インピーダンス測定が可能である。
前記電極は前記電極支持体の長手方向に配列されており、前記発光部は少なくとも2点に光線束を照射し、前記電極支持体に前記少なくとも2点の光線束で照射されうる少なくとも2つの受光素子が設けられ、前記受光素子が前記電極支持体の長手方向に延びる同一線上に配置されていると好ましい。電極支持体の長手方向に延びる同一線上にある2つの受光素子に少なくとも2点の光線束が合致するように、電極支持体の位置と向きを調整することにより、電極支持体の長手方向に配列された電極を所望の一方向内に配置することができる。
さらに、前記電極は前記電極支持体の長手方向に配列されており、前記発光部は少なくとも3点に光線束を照射し、前記電極支持体に前記少なくとも3点の光線束で照射されうる少なくとも3つの受光素子が設けられ、前記受光素子のうち2つが前記電極支持体の長手方向に延びる同一線上に配置されていると好ましい。電極支持体の長手方向に延びる同一線上にある2つの受光素子に少なくとも2点の光線束が合致するように、電極支持体の位置と向きを調整することにより、電極支持体の長手方向に配列された電極を所望の一方向内に配置することができる。また、他の受光素子に他の1点の光線束が合致するように、電極支持体の位置と向きを調整することにより、電極支持体の長手方向に配列された電極を前記の所望の一方向における適切な位置に配置することができる。
この明細書で「少なくとも2点に光線束を照射する」とは、2点のすべてを含む一つの広い領域に光線を照射することではないが、(1)2つ以上の互いに離れたスポットに光線束を照射すること、(2)互いに離れた2点を通る1つの直線に光線束を照射することを少なくとも含む。
この明細書で「少なくとも3点に光線束を照射する」とは、3点のすべてを含む一つの広い領域に光線を照射することではないが、(1)3つ以上の互いに離れたスポットに光線束を照射すること、(2)互いに離れた2点を通る1つの直線および他の1点に光線束を照射すること、(3)互いにほぼ直交する2つの直線(各々が2点以上を通る)に光線束を照射することを少なくとも含む。
その中でも、前記発光部は、1つの直線および1つの点に光線束を照射すると好ましい。直線状の光線束は点状の光線束よりも目立つので目印にしやすい一方、複数の直線状の光線束を照射することはエネルギ消費の増加につながるからである。十字形の目印を使用する場合には、直線状の光線束を十字をなす2本の線の一つに合わせ、点状の光線束を他の線に合わせれば、電極支持体の位置と向きを適切にすることができる。また、3つの受光素子を使用する場合には、直線状の光線束を2つの受光素子に合わせ、点状の光線束を他の受光素子に合わせれば、電極支持体の位置と向きを適切にすることができる。
本発明に係る体組成測定装置は、前記の腹部インピーダンス測定装置と、前記フレームに配置されており前記被験者の腹部との距離に相当する信号を出力する距離測定装置と、前記距離測定装置の出力する信号に基づいて被験者の腹部の横幅を推定する横幅推定部と、前記腹部インピーダンス測定装置で測定されるインピーダンスと、前記横幅推定部で推定される横幅とから体組成に関する指標を演算する体組成指標演算部とを備える。この体組成測定装置では、測定の基準位置に電極を正確に配置することが可能であるので、体組成に関する指標を高い再現性で演算することが可能である。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る様々な実施の形態を説明する。なお、図面においては、各部の寸法の比率は実際のものとは適宜に異なる。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る体組成測定装置を示す斜視図であり、図2はこの体組成測定装置の正面図である。この体組成測定装置は、腹部横幅測定装置10と、インピーダンス計12を備える。後述するように、実施の形態に係る腹部インピーダンス測定装置は、腹部横幅測定装置10の一部とインピーダンス計12を含む。
図2に示すように、腹部横幅測定装置10は、人間すなわち被験者14が内側に配置される枠体(筐体)すなわちフレーム16を有する。フレーム16は、持ち運び可能であって略コの字である。つまり概略的には、矩形であるが、一辺が開放し、被験者が内部に配置される枠である。従って、被験者14が例えば寝たきりの身障者または老人であっても、フレーム16を被験者14の外側に容易に配置することができる。
フレーム16は、一対のほぼ平行な脚部18a,18bと、これらの脚部18a,18bの上部に固定された連結部20を有する。脚部18a,18bは、被験者14が仰臥した床面またはベッドに置かれ、連結部20は被験者14の腹部の前面に対向する。
フレーム16には、複数の既知の位置と、被験者14の外周上の複数の被測定点との距離を非接触式で測定する距離測定装置が取り付けられている。この実施の形態では、距離測定装置は、フレーム16の内側に固定された複数の光学式距離センサ22を有する。光学式距離センサ22は同一の鉛直平面に配置されている。図において、光学式距離センサ22の各々を識別するために添字a〜hを付ける。図の実施の形態では、8個の光学式距離センサ22a〜22hが設けられているが、光学式距離センサ22の個数は実施の形態には限定されない。センサ22a〜22dは脚部18aに固定的に取り付けられ、センサ22e〜22hは脚部18bに固定的に取り付けられている。センサ22a〜22dと、センサ22e〜22hの距離はLである。
図示しないが、光学式距離センサ22の各々は、例えば赤外線のような光を発光する発光素子と、被験者14上の被測定点からの反射光を受けて電気信号を発する受光素子とを有する。受光素子は、受光状態に基づいて光学式距離センサ22と被験者14上の被測定点との距離に相当する電気信号を発する。
図2におけるLa〜Lhは、センサ22a〜22hが測定する距離をそれぞれ示す。各光学式距離センサ22の受光素子は、その光学式距離センサ22を通る水平な直線(距離計測軸)と被験者14が交わる点からの反射光を受ける。その点が、その光学式距離センサ22が測定する被測定点である。例えば、光学式距離センサ22aの受光素子は、光学式距離センサ22aを通る水平な直線と被験者14が交わる点からの反射光を受けて、この点と光学式距離センサ22a自身との距離Laに相当する電気信号を発する。同様に、センサ22b〜22hは、それぞれ距離Lb〜Lhに相当する電気信号を発する。図1の矢印は、センサ22aおよび22eの距離計測軸方向を示す。センサ22aおよび22eを結ぶ一点鎖線は、距離計測軸方向が一直線上にあることを示す。センサ22b,22fの距離計測軸方向も一直線上にあり、センサ22c,22gの距離計測軸方向も一直線上にあり、センサ22d,22hの距離計測軸方向も一直線上にある。
連結部20には、この体組成測定装置のコンソールが設けられている。つまり、図1に示すように、この体組成測定装置の使用手順の案内および測定結果を表示する表示装置24、ならびに使用者が操作して体組成測定装置に指令を与えるボタンなどからなる操作装置25が設けられている。また、連結部20の内部には、体組成測定装置1の制御を行うための電気回路(後述する)が設けられている。
また、図2に示すように、連結部20には、フレーム16の内側に向けて光線束を照射する発光部26が配置されている。発光部26は、断面が細い1つの直線状の光線束60と断面が小さい1つの点状の光線束62(図7および図8参照)を発する発光装置、例えばレーザである。発光部26は、直線状の光線束60と点状の光線束62をそれぞれ発する二つの発光素子から構成されていてもよいし、一つの発光素子から構成されていてもよい。
光線束60は、照射野において、フレーム16の連結部20の長手方向に平行に延びる直線状の領域を照射する。つまり直線状の光線束60は、連結部20の長手方向軸線の投射である。光線束62は、連結部20の長手方向の中央から連結部20に垂直な方向に向けて発し、照射野において、点状の領域を照射する。つまり点状の光線束62は、連結部20の長手方向の中央点の投射である。発光部26から照射される光線束を頼りにして、使用者はフレーム16ひいてはセンサ22a〜22hを被験者14に対する適切な位置および向きに調整することができる。例えば、被験者14の臍を通り正中線に垂直な横断面にフレーム16を配置し、その横断面にセンサ22a〜22hを配置することができる。また、後述するように、発光部26から照射される光線束を頼りにして、使用者はインピーダンス計12を被験者14に対する適切な位置および向きに調整することができる。
図2から図4に示すように、インピーダンス計12は、被験者の腹部のインピーダンスを測定するための複数の電極30,32と、電極30,32を支持する電極支持体とを有する。電極支持体は、使用者がつかむハンドル34と、ハンドル34の両端からハンドル34の長手方向に延びる一対のアーム36を有する。この実施の形態では、各アーム36は、三つのセグメント38a,38b,38cを有するが、各アームを構成するセグメントの個数は実施の形態に限定されない。
詳細は図示しないが、セグメント38aはハンドル34にヒンジで結合され、セグメント38bはセグメント38aにヒンジで結合され、セグメント38cもセグメント38bにヒンジで結合されている。従って、インピーダンス計12の電極支持体は、これらの要素の境界で折り曲げ可能である。これらのセグメントは互いに同じ大きさであり、インピーダンス計12は、両方のアーム36が同じ姿勢のときハンドル34を中心として線対称である。
ハンドル34から遠い方にあるセグメント38cの下面には電流供給電極30が取り付けられており、ハンドル34の近い方にあるセグメント38aの下面には電圧測定電極32が取り付けられている。これらの電極30,32は図3に示すように被験者14に接触した状態で使用され、電流供給電極30は被験者14に一定電流を流し、電圧測定電極32はこれらの電圧測定電極32相互の間の電圧を測定するために使用される。被験者14の腹部の生体インピーダンスは、この電圧と電流の比として算出することができる。インピーダンス計12の電極支持体が折り曲げ可能であるので、電極30,32は被験者14の腹部に適切に接触させることができる。図4に示すように、電極30,32は、電極支持体の長手方向に配列されている。
フレーム16の連結部20の内部には、電流供給電極30に一定電流を供給するための電流供給回路42(図5参照)および電圧測定電極32間の電圧を測定するための電圧測定回路44(図5参照)が設けられている。連結部20とハンドル34を結ぶケーブル40に、これらの回路と電極30,32を接続するためのワイヤが含まれている。
インピーダンス計12の電極支持体のハンドル34の上面には、十字形の目印46が設けられている。目印46としては、印刷もしくは手書きによる十字形の描線または十字形の隆起でもよいが、この実施の形態では、十字形の溝を使用する。具体的には、実施の形態の目印46は、インピーダンス計12の電極支持体の長手方向に延びる長手方向溝48と、長手方向溝48に直交し電極支持体の幅方向に延びる幅方向溝50を有する。目印46は、発光部26から照射される光線束で照射することができ、後述するように、発光部26から照射される光線束を頼りにして、使用者はインピーダンス計12ひいては電極30,32を被験者14に対する適切な位置および向きに調整することができる。
次に、図5を参照して、この体組成測定装置の電気的構成を説明する。フレーム16の連結部20の内部には、体組成測定装置1の制御を行うための電気回路が設けられている。具体的には、連結部20の内部には、マイクロコンピュータ52、スイッチ53、アナログ/デジタル(A/D)変換器54、上述した電流供給回路42、および上述した電圧測定回路44が設けられている。マイクロコンピュータ52には、表示装置24、操作装置25、電流供給回路42、電圧測定回路44、発光部26およびA/D変換器54が接続されている。
操作装置25からの指令信号を受けて、マイクロコンピュータ52は発光部26を発光させる。また、操作装置25からの腹部横幅測定の指令信号を受けて、マイクロコンピュータ52は、図示しないセンサの駆動回路を駆動して、センサ22a〜22hの発光素子を発光させる。
スイッチ53は、光学式距離センサ22a〜22hの受光素子の出力信号を次々とA/D変換器54に供給し、A/D変換器54は供給された信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器54からのデジタル信号は、マイクロコンピュータ52に供給される。従って、マイクロコンピュータ52には、光学式距離センサ22a〜22hの出力信号に基づくデジタルの距離信号が次々と供給される。デジタルの距離信号の各々は、対応する光学式距離センサ22と、被験者14上のその光学式距離センサ22に対応する被測定点との距離を示す。
マイクロコンピュータ52は、センサが出力する距離信号に基づいて被験者14の腹部の横幅を推定する横幅推定部として機能する。まず、マイクロコンピュータ52は、これらの距離信号に基づいて、被験者14の腹部の被測定点間距離を算出する。具体的には、センサ22a,22eの距離信号に基づいて、被測定点間距離W1=L−La−Leを算出する(図2参照)。また、センサ22b,22fの距離信号に基づいて、被測定点間距離W2=L−Lb−Lfを算出する。さらに、センサ22c,22gの距離信号に基づいて、被測定点間距離W3=L−Lc−Lgを算出し、センサ22d,22hの距離信号に基づいて、被測定点間距離W4=L−Ld−Lhを算出する。
この後、横幅推定部としてマイクロコンピュータ52は、被測定点間距離W1〜W4のうち最大値を選択する。この最大値が被験者14の腹部の横幅である。マイクロコンピュータ52は、表示装置24にこの横幅を表示させる。
また、操作装置25からのインピーダンス測定の指令信号を受けて、マイクロコンピュータ52は、電流供給回路42と電圧測定回路44を駆動して、電流供給回路42によって電流供給電極30相互の間に一定電流を流すようにし、電圧測定電極32相互の間の電圧を電圧測定回路44が測定できるようにする。マイクロコンピュータ52は、電圧測定回路44で測定された電圧と電流供給電極30に供給される電流の比である生体インピーダンスを算出する。
実施の形態に係る腹部インピーダンス測定装置は、上述したインピーダンス計12と、腹部横幅測定装置10の一部(フレーム16、発光部26およびマイクロコンピュータ52)を含む。
さらに、マイクロコンピュータ52は、腹部インピーダンス測定装置で測定されたインピーダンス(マイクロコンピュータ52が算出したインピーダンス)と、マイクロコンピュータ52で推定された横幅とから体組成に関する指標を演算する体組成指標演算部として機能する。体組成に関する指標としては、皮下脂肪厚、腹筋厚、皮下脂肪面積、内臓脂肪面積、腹部全脂肪面積、体幹部脂肪率および全身脂肪率が挙げられる。被験者の生体インピーダンスと横幅から体脂肪を測定する原理自体は、例えば、特開2005−288023号公報に記載されているように公知であるので、その説明を省略する。マイクロコンピュータ52は、表示装置24にこれらの指標を表示させる。
次に図6を参照し、実施の形態の体組成測定装置の使用方法を説明する。図6は、体組成測定装置の使用の手順を示すフローチャートである。まず、使用者は、図2に示すように、被験者14の腹部をまたぐようフレーム16を床面またはベッド上に設置する(ステップS1)。
この後、使用者は操作装置25を操作し、発光部26を駆動して、光を被験者14の腹部に照射する(ステップS2)。使用者の操作により操作装置25はマイクロコンピュータ52に発光部26を駆動する指令信号を与え、この指令信号を受けて、マイクロコンピュータ52は発光部26を発光させる。上述した通り、発光部26は、断面が細い1つの直線状の光線束60と断面が小さい1つの点状の光線束62(図7および図8参照)を発する。発光部26から照射される光線束を頼りにして、使用者はフレーム16ひいてはセンサ22a〜22hを被験者14に対する適切な位置および向きに調整する(ステップS3,S4)。
具体的な目標とする位置および向きとは、被験者14の臍64(図7および図8参照)を通り正中面66に垂直な横断面に、フレーム16を傾きなく配置することである。直線状の光線束60は、フレーム16の連結部20の長手方向軸線の投射であるから、例えば図7に示すように、被験者14の臍64を直線状の光線束60が照射していない場合には、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面にフレーム16が位置していないことが使用者に理解できる。使用者は、臍64を直線状の光線束60が照射するように、フレーム16の位置を調整する。
点状の光線束62は、連結部20の長手方向の中央点の投射である。臍64を直線状の光線束60が照射していたとしても、被験者14の正中面66に点状の光線束62が位置していない場合には、フレーム16が正中面66に垂直な横断面に対して傾いていることが使用者に理解できる。使用者は、臍64を直線状の光線束60が照射するようにフレーム16の位置を調整した後、図8に示すように、正中面66を点状の光線束62が照射するように、フレーム16の向きを調整する。正中面66は完全に目測で判別できるわけではないが、ある程度正確には目測で推定できるので、このような手順で、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面にフレーム16を配置し、その横断面にセンサ22a〜22hを配置することができる。
フレーム16の位置および向きを適切に調整した後(ステップS4の判断がYESとなった後)、使用者は操作装置25を操作し、被験者14の腹部の横幅を測定する(ステップS5)。使用者の操作により操作装置25はマイクロコンピュータ52に腹部横幅測定の指令信号を与え、この指令信号を受けて、マイクロコンピュータ52は、図示しないセンサの駆動回路を駆動して、センサ22a〜22hの発光素子を発光させる。そして、上述したように、マイクロコンピュータ52は、被験者14の腹部の横幅を推定し、表示装置24にこの横幅を表示させる。
この後、使用者は、図3に示すように、インピーダンス計12を被験者14の腹部上に設置する(ステップS6)。さらに、発光部26から照射される光線束60,62を頼りにして、使用者はインピーダンス計12を被験者14に対する適切な位置および向きに調整する(ステップS7,S8)。
ステップS5,S6では、発光部26による照射は不要である。従って、使用者がステップS5で横幅測定を行うように操作装置25を操作すると、マイクロコンピュータ52は発光部26の駆動を停止し、ステップS6の後に、使用者が操作装置25を操作し、発光部26を再び駆動して、光を被験者14の腹部に照射するようにしてもよい。但し、ステップS5,S6で発光部26による照射を継続していてもよい。
インピーダンス計12の具体的な目標とする位置および向きとは、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面に、インピーダンス計12を傾きなく配置することである。また、インピーダンス計12のハンドル34の中心点68が被験者14の臍64に重なるようにインピーダンス計12を配置し、正中面66を中心にして一方のアーム36の電極30,32を他方のアーム36の電極30,32にほぼ対称に配置することが好ましい。
フレーム16を既に適切な位置および向きに調整してあるので、図8に示すように、直線状の光線束60は被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面を照射し、点状の光線束62は被験者14の正中面66上に位置している。インピーダンス計12を被験者14の腹部に載せたことで臍64が見えなくなっているが、光線束60,62と十字形の目印46に依存して、インピーダンス計12を目標の位置および向きに合わせることが可能である。例えば図9に示すように、目印46のうちインピーダンス計12の長手方向に延びる溝48を直線状の光線束60が照射していない場合には、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面にインピーダンス計12が位置していないことが使用者に理解できる。使用者は、長手方向溝48を直線状の光線束60が照射するように、インピーダンス計12の位置および向きを調整し、その横断面にインピーダンス計12を配置する。
長手方向溝48に直線状の光線束60が合致していたとしても、目印46の幅方向溝50に点状の光線束62が位置していない場合には、ハンドル34の中心点68(溝48,50の交点)が臍64に重なっておらず、インピーダンス計12が被験者14の右または左に片寄っていることが使用者に理解できる。使用者は、長手方向溝48を直線状の光線束60が照射するようにインピーダンス計12の位置および向きを調整した後、図10に示すように、幅方向溝50を点状の光線束62が照射するように、インピーダンス計12の位置を調整する。このような手順で、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面にインピーダンス計12を配置し、その横断面に電極30,32を配置することができ、さらに正中面66を中心にして一方のアーム36の電極30,32を他方のアーム36の電極30,32にほぼ対称に配置することができる。
インピーダンス計12の位置および向きを適切に調整した後(ステップS8の判断がYESとなった後)、使用者は操作装置25を操作し、被験者14の腹部の生体インピーダンスを測定する(ステップS9)。使用者の操作により操作装置25はマイクロコンピュータ52にインピーダンス測定の指令信号を与え、この指令信号を受けて、マイクロコンピュータ52は、電流供給回路42と電圧測定回路44を駆動して、上記のように生体インピーダンスを算出する。さらにマイクロコンピュータ52は、体組成に関する指標を演算し、表示装置24にこれらの指標を表示させる。ステップS9では発光部26による照射は不要なので、使用者がステップS9でインピーダンス測定を行うように操作装置25を操作すると、マイクロコンピュータ52は発光部26の駆動を停止する。
以上のように、発光部26から被験者14に照射された光線束60,62を頼りにしながら測定の基準位置に対してフレーム16を適切な位置と向きに調整した後、インピーダンス計12の電極支持体に設けられた十字形の目印46に光線束60,62の位置が合致するように、インピーダンス計12の電極支持体の位置と向きを調整する。このようにして、測定の基準位置に電極30,32を正確に配置することが可能であり、再現性の高い生体インピーダンス測定が可能である。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、点状の光線束62は直線状の光線束60から離れた位置を照射するが、図11および図12に示すように、点状の光線束62は直線状の光線束60上の位置を照射してもよい。点状の光線束62の大きさ(例えば点状の光線束62が円形であればその直径、正方形であればその一辺または対角線の長さ)が、直線状の光線束60の幅よりも十分大きければ、点状の光線束62が直線状の光線束60に重なっていても、直線状の光線束60のほかに点状の光線束62が存在することが使用者に識別できる。
従って、使用者は、光線束60,62と目印46を頼りにして、インピーダンス計12を例えば図11に示すような不適切な位置から、図12に示すような適切な位置に調整することができる。つまり、直線状の光線束60を長手方向溝48に合致させることで、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面にインピーダンス計12を配置することができ、点状の光線束62を幅方向溝50に合致させることで、正中面66を中心にして一方のアーム36の電極30,32を他方のアーム36の電極30,32にほぼ対称に配置することができる。このようにして、測定の基準位置に電極30,32を正確に配置することが可能であり、再現性の高い生体インピーダンス測定が可能である。
このように点状の光線束62が直線状の光線束60に重なっている場合には、フレーム16の向きを被験者14の正中面66に垂直な横断面に合わせる目的では、点状の光線束62はほとんど役立たない。しかし、直線状の光線束60を臍64に合わせ、直線状の光線束60が被験者14の左右の腰骨に平行になるようにフレーム16の位置および向きを調整すれば、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面に、フレーム16を傾きなく配置することが可能である。
<第3の実施の形態>
第1の実施の形態では、使用者が光線束60,62が目印46に合致したと肉眼で判断すると、使用者は操作装置25を操作し、被験者14の腹部の生体インピーダンスを測定する。目印46に代えてまたは目印46に加えて、図13および図14に示すように、インピーダンス計12の電極支持体のハンドル34の上面に3つの受光素子70,72,74を設けてもよい。受光素子70,72,74は、例えばフォトダイオードまたはCCD(電荷結合素子)である。
受光素子70,72は、インピーダンス計12の長手方向に延びる同一線上に配置され、受光素子74はその線からずれているがインピーダンス計12のハンドル34の長手方向の中心に配置されている。受光素子の数は4つ以上でもよい。
この実施の形態では、受光素子70,72,74の各々は、所定の強度の光を受けると、マイクロコンピュータ52(図5参照)に受光信号を供給する。あるいは、受光素子70,72,74の各々は、受ける光の強度の上昇が閾値を超えると、マイクロコンピュータ52に受光信号を供給してもよい。
受光素子70,72,74のすべてから受光信号を同時に所定の期間より長い期間受信すると、マイクロコンピュータ52は、電流供給回路42と電圧測定回路44を駆動して、上記のように生体インピーダンスを算出し、体組成に関する指標を演算する。あるいは、使用者が生体インピーダンスを測定するための操作を操作装置25で行っても、受光素子70,72,74のすべてから受光信号を同時に所定の期間より長い期間受信しない限り、マイクロコンピュータ52は、電流供給回路42と電圧測定回路44を駆動せず生体インピーダンス測定を開始しないようにしてもよい。
この実施の形態を使用するにあたっては、発光部26から被験者14に照射された光線束60,62を頼りにしながら測定の基準位置に対してフレーム16を適切な位置と向きに調整した後、光線束60,62と受光素子70,72,74に依存して、インピーダンス計12を例えば図13に示すような不適切な位置から、図14に示すような適切な位置に調整する。つまり、図14に示すように、使用者は、受光素子70,72に直線状の光線束60が合致し、受光素子74に点状の光線束62が合致するように、インピーダンス計12の電極支持体の位置と向きを調整する。直線状の光線束60を受光素子70,72に合致させることで、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面にインピーダンス計12を配置することができ、点状の光線束62を受光素子74に合致させることで、正中面66を中心にして一方のアーム36の電極30,32を他方のアーム36の電極30,32にほぼ対称に配置することができる。このようにして、測定の基準位置に電極30,32を正確に配置すると、受光素子70,72,74のすべてが受光信号をマイクロコンピュータ52に供給して、マイクロコンピュータ52によるインピーダンス測定を可能にする。このため、再現性の高い生体インピーダンス測定が可能である。上述の通り、この実施の形態では、目印46は設けてもよいし設けなくてもよい。
<第4の実施の形態>
第2の実施の形態において、目印46に代えてまたは目印46に加えて、図15および図16に示すように、インピーダンス計12の電極支持体のハンドル34の上面に第3の実施の形態と同様に3つの受光素子70,72,74を設けてもよい。この第4の実施の形態では、受光素子70,72,74のいずれもインピーダンス計12の長手方向に延びる同一線上に配置され、さらに受光素子74はインピーダンス計12のハンドル34の長手方向の中心に配置されている。受光素子の数は4つ以上でもよい。
受光素子70,72,74の各々は、所定の強度の光を受けると、マイクロコンピュータ52(図5参照)に受光信号を供給する。但し、受光素子74は、受光素子70,72が受光信号を出力する契機となる強度よりも高い強度の光を受けると受光信号を出力する。あるいは、受光素子70,72,74の各々は、受ける光の強度の上昇が閾値を超えると、マイクロコンピュータ52に受光信号を供給してもよく、受光素子74は、受光素子70,72が受光信号を出力する契機となる強度上昇よりも大きい強度上昇があると受光信号を出力する。
使用にあたっては、光線束60,62と受光素子70,72,74に依存して、インピーダンス計12を例えば図15に示すような不適切な位置から、図16に示すような適切な位置に調整する。つまり、図16に示すように、使用者は、受光素子70,72に直線状の光線束60が合致し、受光素子74に点状の光線束62が合致するように、インピーダンス計12の電極支持体の位置と向きを調整する。直線状の光線束60を受光素子70,72に合致させることで、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面にインピーダンス計12を配置することができ、点状の光線束62を受光素子74に合致させることで、正中面66を中心にして一方のアーム36の電極30,32を他方のアーム36の電極30,32にほぼ対称に配置することができる。このようにして、測定の基準位置に電極30,32を正確に配置すると、受光素子70,72,74のすべてが受光信号をマイクロコンピュータ52に供給して、マイクロコンピュータ52によるインピーダンス測定を可能にする。このため、再現性の高い生体インピーダンス測定が可能である。この実施の形態では、目印46は設けてもよいし設けなくてもよい。上述の通り、受光素子74の感度は受光素子70,72よりも低いので、直線状の光線束60が受光素子74に合致しただけでは、受光素子74は受光信号を出力せず、直線状の光線束60に加えて点状の光線束62が受光素子74に合致したときに、受光素子74は受光信号を出力する。
<第5の実施の形態>
上記の実施の形態では、発光部26が直線状の光線束60と点状の光線束62を発するが、図17および図18に示すように、発光部26が直線状の光線束60のみを発するようにしてもよい。このような形態で受光素子を使用する場合には、インピーダンス計12の電極支持体の長手方向に延びる同一線上に配置されている2つの受光素子70,72のみを使用すればよい。また、このような形態で目印を使用する場合には、十字形である必要はなく、インピーダンス計12の電極支持体の長手方向に延びる線形の目印90を使用すればよい。目印90としては、印刷もしくは手書きによる描線、隆起または溝を使用することができる。図では、受光素子70,72と目印90が示されているが、受光素子70,72だけ、または目印90だけ設けてもよい。
使用にあたっては、直線状の光線束60と直線状の目印90(および/または2つの受光素子70,72)に依存して、インピーダンス計12を例えば図17に示すような不適切な位置から、図18に示すような適切な位置に調整する。つまり、図18に示すように、使用者は、目印90(および/または受光素子70,72)に直線状の光線束60が合致するように、インピーダンス計12の電極支持体の位置と向きを調整する。直線状の光線束60を直線状の目印90(および/または受光素子70,72)に合致させることで、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面にインピーダンス計12を配置することができる。
<第6の実施の形態>
図19および図20に示すように、発光部26が3つの点状の光線束80,82,84を発するようにしてもよい。光線束80,82は、照射野において、フレーム16の連結部20の長手方向に平行に延びる一つの直線88上の点状の領域を照射する。つまり点状の光線束80,82を通る仮想的な直線88は、連結部20の長手方向軸線の投射である。光線束84は、連結部20の長手方向の中央から連結部20に垂直な方向に向けて発し、照射野において、点状の領域を照射する。つまり点状の光線束84は、連結部20の長手方向の中央点の投射である。
使用にあたっては、点状の光線束80,82,84と目印46(および/または受光素子70,72,74)に依存して、インピーダンス計12を例えば図19に示すような不適切な位置から、図20に示すような適切な位置に調整する。つまり、図20に示すように、使用者は、目印46の長手方向溝48(および/または受光素子70,72)に点状の光線束80,82が合致し、目印46の幅方向溝50(および/または受光素子74)に他の点状の光線束84が合致するように、インピーダンス計12の電極支持体の位置と向きを調整する。点状の光線束80,82を長手方向溝48(および/または受光素子70,72)に合致させることで、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面にインピーダンス計12を配置することができ、他の点状の光線束84を幅方向溝50(および/または受光素子74)に合致させることで、正中面66を中心にして一方のアーム36の電極30,32を他方のアーム36の電極30,32にほぼ対称に配置することができる。
<第7の実施の形態>
図21および図22に示すように、発光部26が2つの点状の光線束80,82のみを発するようにしてもよい。このような形態で受光素子を使用する場合には、インピーダンス計12の電極支持体の長手方向に延びる同一線上に配置されている2つの受光素子70,72のみを使用すればよい。また、このような形態で目印を使用する場合には、十字形である必要はなく、インピーダンス計12の電極支持体の長手方向に延びる線形の目印90を使用すればよい。目印90としては、印刷もしくは手書きによる描線、隆起または溝を使用することができる。図では、受光素子70,72と目印90が示されているが、受光素子70,72だけ、または目印90だけ設けてもよい。
使用にあたっては、点状の光線束80,82と直線状の目印90(および/または2つの受光素子70,72)に依存して、インピーダンス計12を例えば図21に示すような不適切な位置から、図22に示すような適切な位置に調整する。つまり、図22に示すように、使用者は、目印90(および/または受光素子70,72)に点状の光線束80,82が合致するように、インピーダンス計12の電極支持体の位置と向きを調整する。点状の光線束80,82を直線状の目印90に合致させることで、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面にインピーダンス計12を配置することができる。
受光素子70,72を使用する場合には、直線状の目印90を使用する場合よりもさらに正確な位置決めが可能である。つまり、2つの点状の光線束80,82を2つの受光素子70,72に合致させることで、被験者14の臍64を通り正中面66に垂直な横断面にインピーダンス計12を配置することができると同時に、正中面66を中心にして一方のアーム36の電極30,32を他方のアーム36の電極30,32にほぼ対称に配置することができる。
<他の変形>
上記の実施の形態では、複数のセンサ22がフレーム16に固定されている。しかし、フレーム16の脚部18a,18bの各々に1つのセンサを移動可能に取り付けて、これらのセンサを既知の位置で作動させて距離測定を行ってもよい。
上記の実施の形態では、既知の位置と被験者14の外周上の被測定点との距離を非接触式で測定する距離測定装置として、光学式距離センサ22が使用されている。しかし、距離測定装置は他の非接触式距離測定装置であってもよい。
上記の実施の形態では、被験者14の腹部の横幅と、被験者14の生体インピーダンスとから直接、体組成に関する指標を演算している。しかし、被験者14の腹部の横幅から他の指標(例えば、腹部の断面積またはウエスト周囲径)を算出し、この指標から体組成に関する指標を演算してもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る体組成測定装置を示す斜視図である。 図1の体組成測定装置の正面図である。 被験者の生体インピーダンス測定中の図1の体組成測定装置の正面図である。 図1の体組成測定装置におけるインピーダンス計の平面図である。 図1の体組成測定装置の電気的構成を示すブロック図である。 図1の体組成測定装置の使用の手順を示すフローチャートである。 図1の体組成測定装置における発光部で照射された直線状の光束と点状の光束と被験者の腹部を示す平面図である。 前記光束が被験者の腹部の適切な位置を照射しているときの腹部の平面図である。 図1の体組成測定装置における発光部で照射された直線状の光束と点状の光束が、前記インピーダンス計のハンドルの不適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 前記光束が、前記インピーダンス計のハンドルの適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 本発明の第2の実施の形態において、直線状の光束と点状の光束が、前記インピーダンス計のハンドルの不適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 第2の実施の形態において、前記光束が、前記インピーダンス計のハンドルの適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 本発明の第3の実施の形態において、直線状の光束と点状の光束が、前記インピーダンス計のハンドルの不適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 第3の実施の形態において、前記光束が、前記インピーダンス計のハンドルの適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 本発明の第4の実施の形態において、直線状の光束と点状の光束が、前記インピーダンス計のハンドルの不適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 第4の実施の形態において、前記光束が、前記インピーダンス計のハンドルの適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 本発明の第5の実施の形態において、直線状の光束が、前記インピーダンス計のハンドルの不適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 第5の実施の形態において、前記光束が、前記インピーダンス計のハンドルの適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 本発明の第6の実施の形態において、3つの点状の光束が、前記インピーダンス計のハンドルの不適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 第6の実施の形態において、前記光束が、前記インピーダンス計のハンドルの適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 本発明の第7の実施の形態において、3つの点状の光束が、前記インピーダンス計のハンドルの不適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。 第7の実施の形態において、前記光束が、前記インピーダンス計のハンドルの適切な位置を照射しているときのハンドルの平面図である。
符号の説明
10…腹部横幅測定装置、12…インピーダンス計、14…被験者、16…フレーム、22(22a〜22h)…センサ、24…表示装置、25…操作装置、26…発光部、30…電流供給電極、32…電圧測定電極、34…ハンドル、36…アーム、42…電流供給回路、44…電圧測定回路、46…目印、48…長手方向溝、50…幅方向溝、52…マイクロコンピュータ、60…直線状の光線束、62…点状の光線束、64…臍、66…正中面、70,72,74…受光素子、80,82,84…点状の光線束、90…目印。

Claims (8)

  1. 被験者の腹部のインピーダンスを測定するための複数の電極と、
    前記電極を支持する電極支持体と、
    被験者の周囲に配置されるフレームと、
    前記フレームに支持されており前記フレームの内側に向けて光線束を照射する発光部と、
    前記電極支持体に設けられ前記光線束で照射されうる目印とを備えることを特徴とする腹部インピーダンス測定装置。
  2. 前記電極は前記電極支持体の長手方向に配列されており、
    前記発光部は少なくとも2点に光線束を照射し、
    前記目印は、前記電極支持体の長手方向に延びる部分を有することを特徴とする請求項1に記載の腹部インピーダンス測定装置。
  3. 前記電極は前記電極支持体の長手方向に配列されており、
    前記発光部は少なくとも3点に光線束を照射し、
    前記目印は、前記電極支持体の長手方向に延びる部分と、前記長手方向に延びる部分に直交する部分を有する十字形であることを特徴とする請求項1に記載の腹部インピーダンス測定装置。
  4. 被験者の腹部のインピーダンスを測定するための複数の電極と、
    前記電極を支持する電極支持体と、
    被験者の周囲に配置されるフレームと、
    前記フレームに支持されており前記フレームの内側に向けて光線束を照射する発光部と、
    前記電極支持体に設けられ前記光線束で照射されうる受光素子とを備えることを特徴とする腹部インピーダンス測定装置。
  5. 前記電極は前記電極支持体の長手方向に配列されており、
    前記発光部は少なくとも2点に光線束を照射し、
    前記電極支持体に前記少なくとも2点の光線束で照射されうる少なくとも2つの受光素子が設けられ、前記受光素子が前記電極支持体の長手方向に延びる同一線上に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の腹部インピーダンス測定装置。
  6. 前記電極は前記電極支持体の長手方向に配列されており、
    前記発光部は少なくとも3点に光線束を照射し、
    前記電極支持体に前記少なくとも3点の光線束で照射されうる少なくとも3つの受光素子が設けられ、前記受光素子のうち2つが前記電極支持体の長手方向に延びる同一線上に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の腹部インピーダンス測定装置。
  7. 前記発光部は、1つの直線および1つの点に光線束を照射することを特徴とする請求項3または請求項6に記載の腹部インピーダンス測定装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の腹部インピーダンス測定装置と、
    前記フレームに配置されており前記被験者の腹部との距離に相当する信号を出力する距離測定装置と、
    前記距離測定装置の出力する信号に基づいて被験者の腹部の横幅を推定する横幅推定部と、
    前記腹部インピーダンス測定装置で測定されるインピーダンスと、前記横幅推定部で推定される横幅とから体組成に関する指標を演算する体組成指標演算部とを備えることを特徴とする体組成測定装置。
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