JP4529862B2 - 体脂肪測定装置、測定ユニットおよび体脂肪測定プログラム - Google Patents

体脂肪測定装置、測定ユニットおよび体脂肪測定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、体脂肪測定装置、測定ユニットおよび体脂肪測定プログラムに関し、特に、インピーダンス法を用いて被験者の内臓脂肪量を測定可能な体脂肪測定装置、内臓脂肪量の測定のために用いられる測定ユニット、および、体脂肪測定処理をコンピュータに実行させるための体脂肪測定プログラムに関する。
従来より、内臓脂肪量の測定は、X線CT(Computed Tomography)による腹部断層画像より実測を行なっている。そのため、X線CTの設備を保有している医療機関でしか内臓脂肪量の測定ができないという問題点がある。MRI(Magnetic Resonance Imaging)においてもX線CTと同様の腹部断層画像の撮影は可能であるが、大型の設備が必要であることには変わりがない。
また、大型の設備を必要とせずに内臓脂肪量を測定するための提案が従来よりなされている。たとえば、特許文献1には、被験者の身体特定化情報と四肢に電極を配置して測定した全身のインピーダンスとに基づいて、内臓脂肪量を算出することが開示されている。また、特許文献2には、測定者の身体情報(ウエスト長や性別など)と腹部の電圧値とに基づいて、内臓脂肪量を算出することが開示されている。さらに、特許文献2には、被験者が、複数の電極が予め配置されたベルトを腹部に巻くことで、腹部に電極を接触可能なことが開示されている。
特開平7−79938号公報 特開2002−369806号公報
しかしながら、特許文献1に開示された装置では、四肢のインピーダンスから内臓脂肪量が推定されるものであり、積極的に皮下脂肪量の情報を用いて内臓脂肪量が算出されることについては開示されていない。また、特許文献2に開示された装置では、腹部だけに電流を流すため、皮下脂肪の影響が避けられず、正確に内臓脂肪量を測定できないという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、内臓脂肪量を精度良く測定することのできる体脂肪測定装置、測定ユニットおよび体脂肪測定プログラムを提供することである。
この発明のある局面に従う体脂肪測定装置は、被験者の腹部より離れた1対の異なる部位であって、かつ、腹部を挟む位置にある第1の部位および第2の部位にそれぞれ配置するための少なくとも1対の第1電極と、被験者の腹部の表面に配置するための、第1腹部電極を含む電極群とを備え、第1腹部電極は、腹部の横断面に対し略垂直の方向を整列方向として配置される1対の第2電極および1対の第3電極とを有し、第1電極および第3電極のいずれか1対を介して、被験者に電流を印加するための印加手段と、第1電極を介して電流を印加する第1の場合および第3電極を介して電流を印加する第2の場合のそれぞれにおいて、2種類の電位差を検出するための検出手段とをさらに備え、検出手段は、第1の場合に、第1腹部電極のうちの所定の1対の電極間における第1の電位差を検出し、第2の場合には、第2電極間における第2の電位差を検出し、検出された第1の電位差および第2の電位差と、被験者の体格情報とに基づいて、被験者の内臓脂肪量を算出するための内臓脂肪量算出手段をさらに備える。
ここで、「腹部」とは、体幹部のうちの胸部を除く部分である。また、「腹部より離れた部位」とは、上腕、前腕、手首、手指からなる上肢と、横隔膜より所定の距離(たとえば略10cm)以上離れた胸部と、肩、首および頭部を含む上体と、大腿、下腿、足首、および足指からなる下肢とを含む。
また、「内臓脂肪量」とは、内臓脂肪に関する量をいい、たとえば、内臓脂肪重量、内臓脂肪面積および内臓脂肪体積のうち少なくとも1つを含む。
第3電極は、整列方向において第2電極を挟む位置にそれぞれ配置されることが好ましい。
また、所定の1対の電極は、第2電極であることが好ましい。
あるいは、所定の1対の電極は、第1腹部電極のうちの、第2電極からなる対以外の対の電極であることが好ましい。
さらに、第3電極は、整列方向において第2電極を挟む位置にそれぞれ配置され、所定の1対の電極は、第3電極であることが好ましい。
好ましくは、第1の電位差および第2の電位差のそれぞれに基づいて、2種類のインピーダンスを算出するためのインピーダンス算出手段をさらに備え、内臓脂肪量算出手段は、算出された2種類のインピーダンスと、被験者の体格情報とに基づいて、内臓脂肪量を算出する。
好ましくは、内臓脂肪量算出手段は、2種類のインピーダンスと内臓脂肪量との関係の所定の相関式によって、内臓脂肪量を算出する。
また、算出された内臓脂肪量を表示するための表示手段をさらに備えることが好ましい。
好ましくは、検出された第2の電位差と、被験者の体格情報とに基づいて、被験者の皮下脂肪量を算出するための皮下脂肪量算出手段をさらに備える。
「皮下脂肪量」とは、皮下脂肪に関する量をいい、たとえば、皮下脂肪重量、皮下脂肪面積および皮下脂肪体積のうち少なくとも1つを含む。
好ましくは、体格情報は、被験者の腹部周長、腹部横幅、腹部厚み、身長および体重のうち少なくとも1つを含む。
なお、「腹部周長」とは、腹部における横断面の外周の長さを表わし、好ましくは、中腹部(臍部付近)における横断面の外周の長さを表わす。ウエスト長ともいう。「腹部横幅」とは、腹部における左右の幅(長さ)を表わし、好ましくは、中腹部における左右の幅を表わす。「腹部厚み」とは、腹部における前後の厚み(長さ)を表わし、好ましくは、中腹部における前後の厚みを表わす。
好ましくは、第1の部位および第2の部位は、それぞれ、上肢および下肢を含む。
好ましくは、電極群は、第2腹部電極をさらに含み、第2腹部電極は、整列方向と略平行に配置され、かつ、第2電極および第3電極それぞれに対応する第4電極および第5電極を有し、印加手段は、さらに、第5電極を介して被験者に電流を印加し、検出手段は、さらに、第5電極を介して電流が印加される場合に、第4電極間における第3の電位差を検出し、内臓脂肪量算出手段は、第2の電位差および第3の電位差に対して平均処理を行なうことで、内臓脂肪量を算出する。
好ましくは、第1腹部電極は、さらに、1対の第6電極を有し、検出手段は、第2の場合に、さらに、第6電極における第4の電位差を検出し、内臓脂肪量算出手段は、第2の電位差および第4の電位差に対して平均処理を行なうことで、内臓脂肪量を算出する。
好ましくは、第1腹部電極は、腹部の表面に接する第1の面と、第1の面に対向する第2の面とを有し、第2の面が固定されるシート材をさらに備える。
好ましくは、シート材は、被験者の臍位置に対応する位置決め手段を有する。
位置決め手段は、シート材の所定の位置に付されたマークであることが好ましい。
あるいは、位置決め手段は、シート材の所定の位置に空けられた穴であることが好ましい。
この発明の他の局面に従う測定ユニットは、内臓脂肪量を算出する演算ユニットに制御されて、被験者に電流を印加した状態で被験者の体表面に生じた電位差を測定するための測定ユニットであって、被験者の腹部より離れた1対の異なる部位であって、かつ、腹部を挟む位置にある第1の部位および第2の部位にそれぞれ配置するための少なくとも1対の第1電極と、被験者の腹部の表面に配置するための、第1腹部電極を含む電極群とを備え、第1腹部電極は、腹部の横断面に対し略垂直の方向を整列方向として配置される1対の第2電極と、整列方向において第2電極を挟む位置にそれぞれ配置される1対の第3電極とを有し、演算ユニットからの信号に基づき、第1電極および第3電極のいずれか1対を介して、被験者に電流を印加するための印加手段と、第1電極を介して電流を印加する第1の場合および第3電極を介して電流を印加する第2の場合のそれぞれにおいて、2種類の電位差を検出するための検出手段とをさらに備え、検出手段は、第1の場合に、第1腹部電極のうちの所定の1対の電極間における第1の電位差を検出し、第2の場合には、第2電極間における第2の電位差を検出し、検出された第1の電位差および第2の電位差の情報を、演算ユニットに送信するための送信手段をさらに備える。
この発明のさらに他の局面に従う体脂肪測定プログラムは、被験者に電流を印加するための電流印加器と、被験者に電流を印加した状態で被験者の体表面に生じた電位差を検出するための検出器とを備えた測定ユニットを制御し、測定ユニットにおける測定結果に基づく体脂肪測定処理をコンピュータに実行させるための体脂肪測定プログラムであって、電流印加器に、被験者の腹部より離れた1対の異なる部位であって、かつ、腹部を挟む位置にある部位にそれぞれ配置される少なくとも1対の腹部外電極を介して電流を印加させるステップと、腹部外電極を介して電流を印加させた状態で、腹部の表面に配置され、かつ、腹部の横断面に対し略垂直の方向を整列方向として配置される4個の電極のうち所定の1対の電極における第1の電位差を検出器に検出させるステップと、電流印加器に、4個の電極のうち外側に位置する1対の第1腹部電極を介して電流を印加させるステップと、第1腹部電極を介して電流を印加させた状態で、4個の電極のうち内側に位置する1対の第2腹部電極における第2の電位差を検出器に検出させるステップと、検出された第1の電位差および第2の電位差を取得するステップと、取得した第1の電位差および第2の電位差と、被験者の体格情報とに基づいて、被験者の内臓脂肪量を算出するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によると、腹部の横断面に対し略垂直の方向を整列方向として配置された電極間の2種類の電位差に基づいて、内臓脂肪量が算出される。これにより、正確な内臓脂肪量を測定することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
<体脂肪測定装置の構成および外観>
(構成について)
図1は、本発明の実施の形態1における体脂肪測定装置100の構成を示すブロック図である。
体脂肪測定装置100は、測定ユニット1と演算ユニット2とを備える。測定ユニット1は、電極部10および測定処理装置11を含む。測定ユニット1は、演算ユニット2に制御されて、被験者に電流を印加した状態で、被験者の体表面に生じた電位差を測定するための装置である。
電極部10は、腹部電極部10.1および四肢電極部10.2を有する。四肢電極部10.2は、被験者の上肢に配置するための電極H1,H2と、被験者の下肢に配置するための電極F1,F2とを含む。なお、ここでは、2対の電極H1,H2,F1,F2が含まれるものとして説明するが、少なくとも1対の電極が含まれればよい。したがって、上肢に配置される電極H1および電極H2のうちの1つと、下肢に配置される電極F1および電極F2のうちの1つとからなる1対が含まれていればよい。また、ここでは、上肢と下肢とにそれぞれ少なくとも1つの電極が配置されるものとして説明するが、必ずしも上肢と下肢との対に限定されるものではなく、被験者の腹部より離れた1対の異なる部位であって、かつ、腹部を挟む位置にある部位であればよい。
腹部電極部10.1は、4つの腹部電極列E1,E2,E3,E4を含む。腹部電極列E1は、4個の電極A1,B1,C1,D1を有し、腹部電極列E2は、4個の電極A2,B2,C2,D2を有する。腹部電極列E3は、4個の電極A3,B3,C3,D3を有し、腹部電極列E4は、4個の電極A4,B4,C4,D4を有する。なお、ここでは、腹部電極部10.1は、4つの腹部電極列E1,E2,E3,E4を含むものとするが、少なくとも1つの腹部電極列を含んでいればよい。
本実施の形態において、測定ユニット1は、後述するシート材をさらに含み、腹部電極部10.1は、シート材に予め固定される。なお、各腹部電極列の具体的な配置例については、後に詳述する。
測定処理装置11は、高周波の定電流(たとえば、50kHz,500μA)を発生するための定電流発生部12と、通電されている1対の電極間における電位差を検出するための電圧検出部13と、電極部10に含まれる複数の電極の中から電流用電極および電圧用電極を選択するための端子切替部14と、演算ユニット2との間で通信を行なうためのI/F15とを含む。
端子切替部14は、定電流発生部12および電圧検出部13と接続され、かつ、電極部10に含まれる各電極と接続される。端子切替部14は、演算ユニット2により制御され、電極部10に含まれる電極のうち少なくとも1対の電流用電極を切替えて選択する。これにより、定電流発生部12で発生された定電流が、選択された電極を介して被験者に印加される。また、端子切替部14は、演算ユニット2により制御され、電極部10に含まれる電極のうち1対の電圧用電極を切替えて選択する。これにより、電圧検出部13は、選択された電極ごとの電位差を検出することができる。検出された電位差の情報は、I/F15を介して、演算ユニット2に与えられる。端子切替部14は、たとえば、複数のスイッチにより構成される。
ここでは、定電流発生部12および端子切替部14によって、2対の電極H1,H2,F1,F2、1対の電極A1,D1、1対の電極A2,D2、1対の電極A3,D3、および、1対の電極A4,D4のいずれかを介して、被験者に電流が印加される。また、電圧検出部13および端子切替部14によって、1対の電極B1,C1間、1対の電極B2,C2間、1対の電極B3,C3間、および、1対の電極B4,C4間の電位差がそれぞれ検出される。
なお、本実施の形態において、端子切替部14は、定電流発生部12および電圧検出部13の両方と接続され、電流用電極および電圧用電極の両方を選択するものとしたが、このような構成に限定されるものではない。たとえば、端子切替部14に代えて、定電流発生部12と接続され、電流用電極のみを選択する第1の切替部と、電圧検出部13と接続され、電圧用電極のみを選択する第2の切替部とを設けることとしてもよい。
また、本実施の形態においては、端子切替部14を介して、電流用電極および電圧用電極を選択することとしたが、端子切替部14を設けない構成としてもよい。この場合、たとえば、電流用電極として機能する対の電極ごとに電流発生器を設けて、演算ユニット2により各電流発生器が制御されてもよい。これにより、端子切替部14を介すことなく、順次、電流用電極を切替えることができる。また、同様に、電圧用電極として機能する対の電極ごとに電圧検出器を設けて、演算ユニット2により各電圧検出器が制御されてもよい。これにより、端子切替部14を介すことなく、順次、電圧用電極を切替えることができる。
演算ユニット2は、体脂肪測定装置100の全体的な制御を行なう制御部20と、測定結果などを表示するための表示部21と、後述する被験者情報などを入力するための入力部22と、記録媒体23bに記録されたデータの読出および書込が可能な駆動装置23aと、測定処理装置11との間で通信を行なうためのI/F25とを備える。
ここで、「被験者情報」とは、少なくとも体格情報を含む、被験者の身体に関する情報であり、たとえば、ウエスト長(腹部周長)、腹部横幅、腹部厚み、身長、体重、年齢、性別などの情報のうち、少なくとも1つを含む。本実施の形態において、体格情報は、ウエスト長に相当する情報であるものとして説明する。
なお、体格情報は、ウエスト長に限定されるものではなく、腹部に関連する他の情報(たとえば、腹部横幅、腹部厚み)や、全身に関連する情報(たとえば、身長、体重)などであってもよい。また、体格情報は、1つの情報に限定されるものではなく、2以上の情報を含んでいてもよい。
制御部20は、各種演算を行なうための演算処理部26と、プログラムおよびデータを記憶するための記憶部27とを含む。なお、記録媒体23bに記録された体脂肪測定プログラムが、駆動装置23aにより読み出されて、以下に説明するような体脂肪測定処理が実行されてもよい。
表示部21は、たとえば液晶等により構成される。入力部22は、たとえば、ユーザが押下可能な複数のキーにより構成される。
なお、演算ユニット2は、一般的なPC(Personal Computer)であってよい。したがって、演算ユニット2の基本的な動作については、説明を省略する。
次に、演算処理部26の機能構成を、図2に示す。
図2を参照して、本実施の形態において、演算処理部26は、被験者の2種類のインピーダンスを算出するためのインピーダンス算出部261、および、被験者の体脂肪を算出するための体脂肪算出部262を含む。本実施の形態において、体脂肪は、少なくとも内臓脂肪量を含み、好ましくは、内臓脂肪量に加え、皮下脂肪量および体脂肪量を含む。「体脂肪量」とは、体脂肪に関する量をいい、たとえば、体脂肪重量、体脂肪体積および体脂肪率のうちの少なくとも1つを含む。なお、体脂肪量は、内臓脂肪量および皮下脂肪量を含んでいるものとする。
インピーダンス算出部261は、定電流発生部12により発生される電流値と、測定処理装置11よりI/F25を介して得られる2種類の電位差とに基づいて、2種類のインピーダンスを算出する。2種類のインピーダンスのうちの1つは、被験者の腹部の横断面における全体の脂肪量(すなわち、内臓脂肪量と皮下脂肪量との和)を反映するインピーダンスである。もう1つは、被験者の腹部の横断面における皮下脂肪量を反映するインピーダンスである。以下の説明において、全体の脂肪量を反映するインピーダンスを「Zt」、皮下脂肪量を反映するインピーダンスを「Zs」と表わす。
体脂肪算出部262は、内臓脂肪量を算出するための内臓脂肪量算出部262A、皮下脂肪量を算出するための皮下脂肪量算出部262B、および、体脂肪量を算出するための体脂肪量算出部262Cを有する。
内臓脂肪量算出部262Aは、算出された2種類のインピーダンスZt,Zsと、被験者の体格情報(ウエスト長)とに基づいて、被験者の内臓脂肪量、たとえば内臓脂肪面積(単位:cm)を算出する。具体的には、たとえば、2種類のインピーダンスZt,Zsおよび被験者のウエスト長と内臓脂肪量との関係を表わす以下のような式(1)によって、内臓脂肪面積Svが算出される。
Sv=a*W−b*(1/Zt)−c*W*Zs−d …(1)
(ただし、a,b,c,d:係数、W:ウエスト長)。
皮下脂肪量算出部262Bは、算出されたインピーダンスZsと、被験者の体格情報(ウエスト長)とに基づいて、被験者の皮下脂肪量、たとえば皮下脂肪面積(単位:cm)を算出する。具体的には、たとえば、インピーダンスZsおよび被験者のウエスト長と皮下脂肪量との関係を表わす以下のような式(2)によって、皮下脂肪面積Ssが算出される。
Ss=e*W*Zs+f …(2)
(ただし、e,f:係数、W:ウエスト長)。
体脂肪量算出部262Cは、算出されたインピーダンスZtと、被験者情報に含まれる少なくとも1つの情報(たとえば体重)とに基づいて、被験者の体脂肪量、たとえば体脂肪率(%)を算出する。具体的には、たとえば、体脂肪率は、除脂肪量FFMと被験者の体重とに基づいて、以下のような式(3)により算出される。
体脂肪率=(Wt−FFM)/Wt*100 …(3)
(ただし、Wt:体重)。
除脂肪量FFM(単位:kg)は、インピーダンスZtおよび被験者情報に含まれる1つの情報(たとえば身長)と除脂肪量との関係を表わす以下のような式(4)によって、算出される。
FFM=i*H/Zt+j …(4)
(ただし、i,j:係数、H:身長)。
上記のような相関式(1),(2),(4)は、たとえばMRIなどで測定されたリファレンスとの相関により定められるものとする。また、このような相関式は、年齢および/または性別ごとに予め定められてもよい。
(外観について)
図3は、本発明の実施の形態1における体脂肪測定装置100の外観を示す図である。
図3(A)は、体脂肪測定装置100の外観を示す第1の図であり、図3(B)は、体脂肪測定装置100の外観を示す第2の図である。なお、これらの図において、四肢電極部10.2の図示は省略されているものとする。
図3(A)に示すように、測定処理装置11と演算ユニット2とは、たとえば、配線4を介した有線での通信を行なう。測定処理装置11は、電極シート19の表面(被験者の腹部と接触する面に対向する面)に設置される。電極シート19は、腹部電極部10.1とシート材とが一体的に形成されたものを表わす。
このように、電極シート19上に設置される測定処理装置11と、演算ユニット2とを別体とすることにより、測定処理装置11を小型にすることができる。
なお、本実施の形態において、電極シート19の形状は、略長方形であるものとして説明する。
また、図3(B)に示すように、測定処理装置11と演算ユニット2とは、通信装置29を介して無線で通信されてもよい。これにより、測定が簡便に行なえるようになる。この場合、通信装置29と演算ユニット2とは、I/F25を介して接続されているものとする。また、この場合、測定処理装置11は、I/F15と接続され、検出された電位差の情報を通信装置29に送信したり、通信装置29からの制御信号を受信したりするための通信装置(図示せず)を内蔵していてもよい。
図4は、体脂肪測定装置100を用いて、被験者の体脂肪が測定される様子を示す図である。この図において、被験者300は、正面方向を向いているものとする。被験者300の測定姿勢は、仰臥位であってもよいし、立位であってもよい。
図4を参照して、電極H1は、被験者300の右腕301に配置される。電極H2は、被験者300の左腕302に配置される。電極F1は、被験者300の右脚304に配置される。電極F2は、被験者300の左脚305に配置される。電極シート19は、たとえば略長方形のシートであり、被験者300の腹部303の表面に配置される。電極シート19は、電極シート19の長手方向が、腹部303の左右方向に対応するように配置される。
なお、上肢および下肢に配置される電極H1,H2,F1,F2は、腹部の表面に貼り付けるタイプのものであってもよいし、クリップ状のものであってもよい。
図5は、本発明の実施の形態1における測定ユニット1の概略図である。図5を参照して、測定処理装置11には、電極部10を構成する各電極と電気的に接続するための複数の配線が接続される。測定処理装置11と各電極とは、予め接続されていてもよいし、測定の度に接続されてもよい。
また、配線のインピーダンスが均一になるように、個々の配線の長さおよび太さを調整するようにしてもよい。
(電極シートの具体的構成について)
図6は、電極シート19における腹部電極部10.1の具体的な配置例を示す図である。
腹部電極列E1は、電極シート19の長手方向と略直交する方向に、直線状に配置される。また、電極A1,D1は、電極B1,C1を挟む位置にそれぞれ配置される。同様に、他の3つの腹部電極列E2,E3,E4も、電極シート19の長手方向と略直交する方向に直線状に配置され、かつ、電極A2(A3,A4),D2(D3,D4)は、電極B2(B3,B4),C2(C3,C4)を挟む位置にそれぞれ配置される。
電極シート19は、透明である。電極シート19は、被験者300の臍位置に対応する位置決め手段としてのマークPS1を有する。マークPS1は、たとえば、腹部電極部10.1を構成する電極が、電極シート19上において左右および上下対称となる位置(以下「中心位置」という)に付される。本実施の形態においては、各腹部電極列Eの整列方向と平行であって、かつ、腹部電極列E2と腹部電極列E3との中間を通る線と、各腹部電極列Eの整列方向と直交し、かつ、電極B2(B3)と電極C2(C3)との中間を通る線とが交わる位置が、中心位置となる。マークPS1は、たとえば十字型のマークである。
このように、電極シート19上にマークPS1を設けることにより、容易に、被験者の臍にあてるべき位置を特定することができる。また、これにより、電極シート19の、被験者の腹部への装着が容易になる。また、上述の相関式が臍位置を中心にとったリファレンスにより定められているため、臍位置を正確に合わせることにより、測定精度を向上させることができる。また、安定的に体脂肪の測定を行なうことができる。なお、マークPS1の形状および大きさは、特に限定されるものではない。また、マークPS1が付される位置は、必ずしも中心位置に限定されるものではない。
測定処理装置11は、電極シート19の中心位置近傍に設置されることが望ましい。これにより、測定処理装置11の重みの影響を、腹部の左右に均等に拡散させることができる。
各電極A(A1,…,A4),B(B1,…,B4),C(C1,…,C4),D(D1,…,D4)は、被験者の腹部の表面に接する第1の面と、第1の面に対向する第2の面とを有する。これらの電極の第2の面は、たとえば20mm四方の正方形の形状を有する。各列において、電極Aと電極Bとの間、電極Bと電極Cとの間、および電極Cと電極Dとの間の距離は、各々たとえば10mmである。また、電極Aの中心点と電極Dの中心点との間は、たとえば90mmである。また、電極A1(B1,C1,D1)の中心点と電極A2(B2,C2,D2)の中心点との間の距離は、たとえば50mmである。同様に、電極A3(B3,C3,D3)の中心点と電極A4(B4,C4,D4)の中心点との間の距離は、たとえば50mmである。
電極シート19の短辺の長さは、たとえば110mmである。マークPS1は、電極シート19の略中央の位置に設けられる。マークPS1が設けられる位置から長辺への垂線と、電極A2(B2,C2,D2)の中心点における長辺への垂線との間の距離は、たとえば70mmである。同様に、マークPS1が設けられる位置から長辺への垂線と、電極A3(B3,C3,D3)の中心点における長辺への垂線との間の距離は、たとえば70mmである。
上述のような位置関係で、電極シート19に各電極を配置させておくことにより、電極シート19を被験者の腹部の表面に装着するだけで、各電極が、被験者の腹部の表面上の定められた位置に配置されることになる。つまり、腹部電極列Eに含まれる4個の電極A,…,Dは、被験者の腹部の横断面に対し略垂直の方向(以下「縦方向」という)を整列方向として、腹部の表面に配置されることになる。
また、電極シート19に各電極を配置させておくことにより、ユーザ(医師や被験者など)は、簡便に各電極を被験者の腹部の所定の位置に配置することができる。また、各電極の位置関係が固定されることにより、測定の精度を向上させることができる。
なお、図6に示した電極シート19のサイズおよび具体的な電極間の距離の値は一例であり、このような値に限定されるものではない。たとえば、腹部電極列Eにおける電極間の距離を全て10mmとしたが、このように均等でなくてもよい。また、各電極の形状は、四角形に限定されるものではなく、たとえば円形などであってもよい。
また、電極シート19の裏面(被験者の腹部に接触する面)には、粘着シートを設けることが望ましい。図7は、電極シート19を裏面側から見た図である。図7を参照して、電極シート19には、電極シート19の長手方向の両端部近傍で、かつ、腹部電極列E1,E4よりも両端部側に、粘着シート51がそれぞれ設けられる。このように、粘着シート51が両端部近傍に付されることにより、被験者の腹部の形状にかかわりなく、腹部電極部10.1をより十分に腹部に接触させることができる。したがって、測定の精度を向上させることができる。なお、ここでは電極シート19の長手方向の両端部近傍に、粘着シート51が設けられた例を示したが、長手方向の両端部以外の位置に設けられてもよい。また、ここでは、各端部近傍に、一方の長辺から他方の長辺に亘って、1つの粘着シート51が設けられたが、一方の長辺から他方の長辺に亘って、点状の粘着シートが複数設けられてもよい。また、電極シート19の長辺に沿って、さらに他の1以上の粘着シートが設けられてもよい。
なお、本実施の形態では、腹部電極部10.1を構成する電極は、シート材に予め固定されているものとして説明するが、シート材に固定されていないものであってもよい。すなわち、腹部電極部10.1を構成する各電極を、被験者の臍位置を基準に、上記したような所定の位置に配置することとしてもよい。
また、電極シート19の形状は、略長方形であるものとして説明したが、このような形状に限定されず、たとえば楕円形であってもよいし、正方形であってもよい。また、電極シート19の短辺が、腹部電極列Eの整列方向と平行な辺であるものとしたが、長辺が腹部電極列Eの整列方向と平行な辺であってもよい。いずれにしても、電極シート19において、腹部電極部10.1を構成する複数の電極が、行列状に、所定の距離だけ離れて配置されていればよい。
なお、以上の例では、被験者の臍位置に対応する位置決めのための指標(以下「位置決め指標」という)として、マークPS1を用いたが、このような例に限られない。
図8は、不透明な電極シート19Aにおける位置決め指標の一例を示す図である。図8を参照して、不透明な電極シート19Aは、略中央の位置に、表面から裏面に貫通する穴PS2を有する。これにより、医師または被験者は、穴PS2を通して被験者の臍を見ることができ、位置合わせを容易にすることができる。なお、穴PS2の形状は、たとえば丸型とすることができるが、特に限定されるものではない。また、透明な電極シート19に、このような穴PS2を設けてもよい。また、穴PS2は、必ずしも貫通しているものでなくてもよく、穴PS2を通して被験者の臍が確認できればよい。
次に、電極シート19,19Aの構造例について、図9を用いて説明する。
図9(A)は、電極A1を含む電極シート19の断面図である。図9(A)を参照して、(透明な)電極シート19は、厚み方向において、表面から順に、シート材層61A、粘着材層62、電極基材層63、電極層64、およびゲル層65により構成される。すなわち、電極A1を構成する電極およびゲルは、粘着材および電極基材を介してシート材に固定される。
シート材層61Aは、たとえば塩化ビニール等によって形成される。粘着材層62の材質としては、たとえばアクリル性粘着シートが用いられる。また、電極基材層63の材質としては、たとえばポリエステルフィルムが用いられる。電極層64は、たとえば銀・塩化銀電極、あるいは、カーボン電極により形成される。ゲル層65は、電気導電性の高い材質により形成され、たとえば、アクリル系樹脂にグリセリンと水と塩化ナトリウムとを配合して形成される。
図9(B)は、電極A1を含む電極シート19Aの断面図である。図9(B)を参照して、(不透明な)電極シート19Aは、厚み方向において、表面から順に、シート材層61B、電極層64、およびゲル層65により構成される。すなわち、電極A1を構成する電極およびゲルは、直接、シート材に形成される。このように、粘着材を介さずに、電極A1が、たとえば蒸着やスパッタ法によって形成される。なお、ここでは、粘着材および基材を介さずに電極A1が形成される例を示したが、基材を介さず粘着材を介して形成されてもよい。また、電極シート19と同様に、粘着材および電極基材の両方を介して電極A1がシート材に固定されるものであってもよい。
図9(A)および(B)においては、電極A1を代表として説明したが、腹部電極部10.1に含まれる他の電極を含む電極シート19,19Aの断面構造も同様である。
<体脂肪測定装置の動作>
図10は、本発明の実施の形態1における体脂肪測定処理を示すフローチャートである。図10のフローチャートに示す処理は、予めプログラムとして記憶部27に格納されており、演算処理部26がこのプログラムを読み出して実行することにより、体脂肪測定処理の機能が実現される。
図10を参照して、演算処理部26は、体格情報(ウエスト長)を含む被験者情報の入力を受付ける(ステップS2)。ここで受け付けた被験者情報は、たとえば記憶部27に一時的に記録される。
次に、測定開始の指示があったか否かを判断する(ステップS4)。演算処理部26は、測定開始の指示があるまで待機する(ステップS4においてNO)。測定開始の指示を検知した場合(ステップS4においてYES)、演算処理部26は、電極の設定を行なう(ステップS8)。より具体的には、端子切替部14を制御して、2対の電極H1,H2,F1,F2を電流用電極として、定電流発生部12と接続させる。また、端子切替部14を制御して、電極B1,C1の対を、電圧用電極として、電圧検出部13と接続させる。
続いて、演算処理部26は、定電流発生部12を制御して、電極H1および電極H2から、電極F1および電極F2に定電流を印加させる(ステップS10)。その状態において、演算処理部26は、電圧検出部13に、電極B1および電極C1間、電極B2および電極C2間、電極B3および電極C3間、ならびに、電極B4および電極C4間の電位差をそれぞれ検出させる(ステップS12)。ステップS12において、電圧用電極が、電極B2,C2の対、電極B3,C3の対、および電極B4,C4の対に、順次切替えられているものとする。
なお、ステップS10において、上肢から下肢の方向に電流を流す際に、電極H1と電極H2とを短絡し、電極F1と電極F2とを短絡させることが好ましい。また、ステップS10において、たとえば、電極H1,H2のうちの1つから電極F1,H2のうちの1つに対し電流が印加されてもかまわない。
インピーダンス算出部261は、ステップS12で検出されたそれぞれの電位差に基づき、インピーダンスZt1,Zt2,Zt3,Zt4を算出する(ステップS14)。ここで算出されたインピーダンスZt1,…,Zt4の値は、たとえば記憶部27に一時的に記録される。
次に、演算処理部26は、電極の切替を行なう(ステップS16)。より具体的には、端子切替部14を制御して、電流用電極を、電極H1、H2、F1、F2から、電極A1,D1に切替える。これにより、端子切替部14において、電極H1、H2、F1、F2と定電流発生部12との接続が切断され、電極A1および電極D1と定電流発生部12とが接続される。また、演算処理部26は、端子切替部14を制御して、電圧用電極を、電極B4,C4から、電極B1,C1に切替える。これにより、端子切替部14において、電極B4,C4と、電圧検出部13との接続が切断され、電極B1,C1が、電圧検出部13と接続される。
続いて、演算処理部26は、定電流発生部12に、電極A1と電極D1との間に電流を印加させる(ステップS18)。その状態において、演算処理部26は、電圧検出部13に、電極B1と電極C1との間の電位差を検出させる(ステップS20)。インピーダンス算出部261は、ステップS20で検出した電位差に基づき、インピーダンスZs1を算出する(ステップS22)。ここで算出されたインピーダンスZs1の値は、たとえば記憶部27に一時的に記録される。
次に、演算処理部26は、電極の切替を行なう(ステップS24)。より具体的には、端子切替部14を制御して、電流用電極を、電極A1,D1から電極A2,D2に切替える。これにより、端子切替部14において、電極A1,D1と定電流発生部12との接続が切断され、電極A2および電極D2と定電流発生部12とが接続される。また、演算処理部26は、端子切替部14を制御して、電圧用電極を、電極B1,C1から、電極B2,C2に切替える。これにより、端子切替部14において、電極B1,C1と電圧検出部13との接続が切断され、電極B2,C2が電圧検出部13と接続される。
続いて、演算処理部26は、定電流発生部12に、電極A2と電極D2との間に電流を印加させる(ステップS26)。その状態において、演算処理部26は、電圧検出部13に、電極B2と電極C2との間の電位差を検出させる(ステップS28)。インピーダンス算出部261は、ステップS28で検出された電位差に基づいて、インピーダンスZs2を算出する(ステップS30)。ここで算出されたインピーダンスZs2の値は、たとえば記憶部27に一時的に記録される。
次に、演算処理部26は、電極の切替を行なう(ステップS32)。より具体的には、端子切替部14を制御して、電流用電極を、電極A2,D2から電極A3,D3に切替える。これにより、端子切替部14において、電極A2,D2と定電流発生部12との接続が切断され、電極A3および電極D3と定電流発生部12とが接続される。また、演算処理部26は、端子切替部14を制御して、電圧用電極を、電極B2,C2から、電極B3,C3に切替える。これにより、端子切替部14において、電極B2,C2と電圧検出部13との接続が切断され、電極B3,C3が電圧検出部13と接続される。
続いて、演算処理部26は、定電流発生部12に、電極A3と電極D3との間に電流を印加させる(ステップS34)。その状態において、演算処理部26は、電圧検出部13に、電極B3と電極C3との間の電位差を検出する(ステップS36)。インピーダンス算出部261は、ステップS36で検出された電位差に基づいて、インピーダンスZs3を算出する(ステップS38)。ここで算出されたインピーダンスZs3の値は、たとえば記憶部27に一時的に記録される。
次に、演算処理部26は、電極の切替を行なう(ステップS40)。より具体的には、端子切替部14を制御して、電流用電極を、電極A3,D3から電極A4,D4に切替える。これにより、端子切替部14において、電極A3,D3と定電流発生部12との接続が切断され、電極A4および電極D4と定電流発生部12とが接続される。また、演算処理部26は、端子切替部14を制御して、電圧用電極を、電極B3,C3から、電極B4,C4に切替える。これにより、端子切替部14において、電極B3,C3と電圧検出部13との接続が切断され、電極B4,C4が電圧検出部13と接続される。
続いて、演算処理部26は、定電流発生部12に、電極A4と電極D4との間に電流を印加させる(ステップS42)。その状態において、演算処理部26は、電圧検出部13に、電極B4と電極C4との間の電位差を検出させる(ステップS44)。インピーダンス算出部261は、ステップS44で検出された電位差に基づいて、インピーダンスZs4を算出する(ステップS46)。ここで算出されたインピーダンスZs4の値は、たとえば記憶部27に一時的に記録される。
次に、内臓脂肪量算出部262Aは、ステップS2で入力された体格情報(ウエスト長)と、インピーダンスZt1,…,Zt4と、インピーダンスZs1,…,Zs4とから内臓脂肪面積Svを算出する(ステップS48)。内臓脂肪面積Svは、上述の式(1)により算出される。なお、本実施の形態のように、4つの腹部電極列E1,E2,E3,E4が設けられる場合には、4つのインピーダンスZt1,…,Zt4の平均値が、相関式(1)におけるインピーダンスZtに代入され、4つのインピーダンスZs1,…,Zs4の平均値が、相関式(1)におけるインピーダンスZsに代入されることとしてもよい。
同時に、皮下脂肪量算出部262Bは、ステップS2で入力された体格情報(ウエスト長)と、インピーダンスZs1,…,Zs4とから皮下脂肪面積Ssを算出する(ステップS50)。皮下脂肪面積Ssは、上述の式(2)により算出される。なお、この場合にも、4つのインピーダンスZs1,…,Zs4の平均値が、相関式(2)におけるインピーダンスZsに代入されることとしてもよい。
さらに、体脂肪量算出部262Cは、ステップS2で入力された被験者情報(身長、体重)とインピーダンスZt1,…,Zt4とに基づいて、体脂肪率を算出する(ステップS52)。体脂肪率は、上述の式(3)および(4)により算出される。なお、この場合にも、4つのインピーダンスZt1,…,Zt4の平均値が、相関式(4)におけるインピーダンスZtに代入されることとしてもよい。
最後に、演算処理部26は、測定結果を表示部21に表示する(ステップS54)。
以上で本発明の実施の形態1における体脂肪測定処理を終了する。
なお、インピーダンスZt1,…,Zt4の典型的な値は、それぞれ約5Ω程度である。また、インピーダンスZs1,…,Zs4の典型的な値は、それぞれ約80Ω程度となる。
上述のように、2種類のインピーダンスZt,Zsともに、被験者の腹部の縦方向に配置された電極B,C間の電位差に基づいて算出されるため、腹部の形状(腹部の横断面と平行な方向への突出度合い)が異なる被験者間の電極間の湾曲度の差がより小さくなり、この湾曲度の差による被験者間の電位差の検出範囲および検出感度のばらつきを低減させることができる。また、呼吸の際に発生する腹部の横断面に平行な方向の電極位置の変動による、電位差の変動を低減することもできる。これにより、測定精度を向上させることができる。
また、複数の腹部電極列E1,E2,E3,E4を設けて、複数の電位差を平均処理することで、脂肪の分布や脂肪の厚みの影響を除去することができる。
なお、上記フローチャートでは、電位差が検出されるごとに、インピーダンスを算出することとしたが、全ての電位差が検出されてから、一括して算出するものであってもよい。また、電極の設定・切替および電位差の検出の順序は、上述の順序に限定されるものではない。つまり、ステップS8〜S14、ステップS16〜S22、ステップS24〜S30、ステップS32〜S38、および、ステップS40〜S46の順序は、どのような順序であってもよい。
また、体脂肪算出の際に、インピーダンスZt1,…,Zt4、インピーダンスZs1,…,Zs4をそれぞれ平均処理することとしたが、このような方法に限定されるものではない。四肢より電流を流すことで検出された複数の電位差の平均値に基づいて、インピーダンスZtを算出し、腹部より電流を流すことで検出された複数の電位差の平均値に基づいて、インピーダンスZsを算出しておいてもよい。
また、ここでは、インピーダンスZt1,…,Zt4、インピーダンスZs1,…,Zs4は、それぞれ平均処理されて内臓脂肪量や皮下脂肪量の算出に用いられたが、平均処理以外の処理が施されてもよい。たとえば、インピーダンスごとに相関式を設けて、内臓脂肪量や皮下脂肪量が算出されてもよい。
また、本実施の形態では、被験者の体脂肪として、内臓脂肪量(内臓脂肪面積)、皮下脂肪量(皮下脂肪面積)および体脂肪量(体脂肪率)が算出されたが、少なくとも内臓脂肪量が算出されるものであればよい。この場合、ステップS2において、体格情報(ウエスト長)のみが入力されてもよい。
(表示例について)
図11は、図10のステップS54における、測定結果の表示例を示す図である。図11を参照して、表示部21には、それぞれ所定の領域に、「内臓脂肪面積 110cm2」、「皮下脂肪面積 90cm2」、および「体脂肪率 30%」と表示され、算出された各値が数値として表示される。これにより、被験者および/または医師は、被験者の内臓脂肪面積、皮下脂肪面積および体脂肪率の具体的な数値を把握することができる。また、これらが同時に表示されることにより、被験者の脂肪のバランスを、さらに把握することができる。
なお、図11のような表示例に限定されるものではなく、以下のように、測定結果が表示されるものであってもよい。
図12(A)は、内臓脂肪面積のみが表示された例を示す図であり、図12(B)は、内臓脂肪面積および皮下脂肪面積が表示された例を示す図である。
また、測定結果に加え、被験者情報がさらに表示されてもよい。
図13(A)は、測定結果に加え、被験者情報がさらに表示された例を示す第1の図である。ここでは、被験者情報として、たとえば、体格情報であるウエスト長の他、患者ID、年齢、性別、身長および体重の情報が表示されている。また、測定結果としては、内臓脂肪面積、皮下脂肪面積および体脂肪率が表示されている。
図13(B)は、測定結果に加え、被験者情報がさらに表示された例を示す第2の図である。ここでも、被験者情報として、たとえば、体格情報であるウエスト長の他、患者ID、年齢、性別、身長および体重の情報が表示されている。また、測定結果としては、内臓脂肪面積および皮下脂肪面積が表示されている。
また、測定結果を表示する際に、内臓脂肪面積の基準値をさらに表示してもよい。「内臓脂肪面積の基準値」とは、日本肥満学会が内臓脂肪型肥満の判定基準とする値であり、具体的には、100cm2に相当する。
図14は、内臓脂肪面積の基準値がさらに表示される例を示す図である。図14を参照して、表示部21には、図11と同様の測定結果が表示され、さらに、内臓脂肪面積の基準値(100cm2)が、内臓脂肪面積の測定値(110cm2)と並べて表示されている。このように、内臓脂肪面積の測定値と併せてその基準値を表示することにより、被験者および/または医師は、生活習慣病につながるリスクが高いとされる内臓脂肪型肥満かどうかを、容易に把握することができる。また、図14に示されるように、体脂肪率の測定値(30%)と並べてその標準値(たとえば10〜20%)がさらに表示されてもよい。
また、測定結果とともに、過去の測定値をグラフで表示することとしてもよい。図15は、測定結果とともに、過去の測定値がグラフ表示される場合の一例を示す図である。図15を参照して、表示部21には、面積(単位:cm2)を縦軸に、時間を横軸にとった、測定値の軌跡(推移)を表わすグラフが表示される。また、この際、内臓脂肪面積の基準値(100cm2)の位置を併せて表示してもよい。この図において、折れ線L1は、内臓脂肪面積の過去の測定値の軌跡を示しており、折れ線L2は皮下脂肪面積の過去の測定値の軌跡を示している。また、横軸と平行な直線L3は、内臓脂肪面積の基準値を示す基準線である。なお、ここでは、内臓脂肪面積および皮下脂肪面積についての情報が表示されることとしたが、内臓脂肪面積についての情報のみが表示されることとしてもよい。また、内臓脂肪面積に関する折れ線L1のグラフと、皮下脂肪面積に関する折れ線L2のグラフとが別々に表示されてもよい。
以上説明した実施の形態1では、腹部電極列E(E1,E2,E3,E4)に含まれる電極A,B,C,Dのうち、四肢から電流を流す場合と、腹部で電流を流す場合とのいずれも、内側に位置する電極B、Cの対を、電圧用電極として共通に用いたが、このように、いずれの場合も共通に用いるものでなくてもよい。たとえば、四肢から電流を流す場合には、電極B,Cの対以外の対を、電圧用電極として用いてもよい。たとえば、外側に位置する電極A,Dの対を電圧用電極として用いると、測定される値が大きくなるため、正確な値の測定という観点からは望ましい。なお、電極A,Bの対や、電極B,Dの対などであってもよい。
また、本実施の形態では、4つの電極A,B,C,Dのうち、外側に位置する電極A,Dの対を電流用電極として機能させ、内側に位置する電極B,Cの対を電圧用電極として機能させることとしたが、これらが逆であってもよい。すなわち、電極A,Dの対を電圧用電極として機能させ、電極B,Cの対を電流用電極として機能させてもよい。
また、腹部電極列Eには、4つの電極A,B,C,Dが含まれることとしたが、同整列方向に配置される1対の電極がさらに含まれることとしてもよい。この場合、上記ステップS18,S26,S34,S42においては、たとえば、6個の電極のうち、最も外側に位置する1対の電極を介して電流を印加することとする。その状態において、内側に位置する2対の電極の電位差をそれぞれ検出する(ステップS20,S28,S36,S44)。また、四肢から電流を流す場合にも、各列において、たとえば、内側に位置する2対の電極の電位差をそれぞれ検出する。そして、各列において、検出された2つの電位差を平均処理することで、各々のインピーダンスを算出する。なお、検出された2つの電位差は、体脂肪算出の際に、平均処理されていればよい。
また、本実施の形態では、検出された電位差よりインピーダンスを算出し、算出されたインピーダンスに基づいて内臓脂肪量等を算出することとしたが、検出された電位差より直接、内臓脂肪量等が算出されてもよい。すなわち、たとえば上記した相関式(1)は、2種類のインピーダンスZt,Zsを用いた式であったが、2種類の電位差を用いた式であってもよい。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2に係る体脂肪測定装置について説明する。
上記した実施の形態1に係る体脂肪測定装置100では、測定処理装置11と演算ユニット2とが別に設けられたが、実施の形態2に係る体脂肪測定装置は、測定処理装置11と演算ユニット2とを一体的に備えるものである。以下に、実施の形態1との違いについて説明する。
図16は、本発明の実施の形態2に係る体脂肪測定装置200の構成を示す図である。
図16を参照して、体脂肪測定装置200は、電極部10および測定演算装置3を備える。測定演算装置3は、定電流発生部12、電圧検出部13、端子切替部14、I/F15’、制御部20、表示部21、入力部22および駆動装置23aを含む。
I/F15’は、定電流発生部12、電圧検出部13、端子切替部14および制御部20と接続される。
図17は、本発明の実施の形態2に係る体脂肪測定装置200における測定演算装置3の一例を示す概略図である。
図17を参照して、測定演算装置3の前面に、表示部21および入力部22が備えられる。入力部22は、テンキー、決定キー、バックスペースキー、および、画面上のカーソルを上下左右に移動するためのカーソルキーなどを含む。また、入力部22は、測定開始を指示するための測定開始キー31、および、測定中止を指示するための測定中止キー32をさらに含む。
図18は、体脂肪測定装置200を用いて、被験者の体脂肪が測定される様子を示す図である。この図において、被験者300は、正面方向を向いているものとする。被験者の測定姿勢は、仰臥位であってもよいし、立位であってもよい。
測定演算装置3は、電極シート19の表面側と、測定演算装置3の背面(前面に対向する面)側とが接せられる。これにより、被験者300の腹部303に電極シート19を載せた状態で、医師等が測定結果を確認することができる。
図19は、測定演算装置3に内蔵される2つの電池の配置例を示す図である。図19に示されるように、2つの電池71は、それぞれ、測定演算装置3の中心より左右または上下均等な位置にそれぞれ内蔵されることが望ましい。これにより、測定演算装置3本体の重量のバランスを良くすることができる。また、これにより、測定演算装置3の厚みを薄く(小型化)することも可能となる。ここでは、測定演算装置3の中心より左右均等な位置に表示部21が設けられているため、電池71が、表示部21の左右両側の位置に内蔵された例が示される。なお、2つの電池71に限定されるものではなく、1つまたは3つ以上の電池が、測定演算装置3のバランスを保てるように内蔵されればよい。
なお、被験者300が、測定結果を容易に確認可能とするために、測定演算装置3の形態を図20に示すようなものとしてもよい。図20は、本発明の実施の形態2に係る体脂肪測定装置200における測定演算装置3の他の例を示す概略図である。図20においては、その形態の違いにより、測定演算装置3Aと記す。
図20を参照して、測定演算装置3Aにおいて、表示部21を含む第1の筐体34と、たとえば端子切替部14や入力部22を含む第2の筐体35との間に、ヒンジ33が設けられる。ヒンジ33の位置や形状は、特に限定されるものではない。被験者が、測定姿勢のままで測定結果を確認できるように、第1の筐体34が傾けばよい。なお、この場合、被験者の脚部側に第1の筐体34が、被験者の頭部側に第2の筐体35が配置されることが好ましい。
また、本発明の体脂肪測定装置、あるいは、演算ユニットが行なう、体脂肪測定方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、CD−ROM(Compact Disc-ROM)などの光学媒体や、メモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1における体脂肪測定装置の構成を示すブロック図である。 演算処理部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における体脂肪測定装置の外観を示す図である。 本発明の実施の形態1における体脂肪測定装置を用いて、被験者の体脂肪が測定される様子を示す図である。 本発明の実施の形態1における測定ユニットの概略図である。 電極シートにおける腹部電極部の具体的な配置例を示す図である。 電極シートを裏面側から見た図である。 不透明な電極シートにおける位置決め指標の一例を示す図である。 (A)は、透明な電極シートの断面図であり、(B)は、不透明な電極シートの断面図である。 本発明の実施の形態1における体脂肪測定処理を示すフローチャートである。 測定結果の表示例を示す図である。 (A)は、内臓脂肪面積のみが表示された例を示す図であり、(B)は、内臓脂肪面積および皮下脂肪面積が表示された例を示す図である。 (A)および(B)は、測定結果に加え、被験者情報がさらに表示された例を示す第1および第2の図である。 測定結果とともに、内臓脂肪面積の基準値がさらに表示される例を示す図である。 測定結果とともに、過去の測定値がグラフ表示される場合の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る体脂肪測定装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る体脂肪測定装置における測定演算装置の一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態2に係る体脂肪測定装置を用いて、被験者の体脂肪が測定される様子を示す図である。 測定演算装置に内蔵される2つの電池の配置例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る体脂肪測定装置における測定演算装置の他の例を示す概略図である。
符号の説明
1 測定ユニット、2 演算ユニット、3,3A 測定演算装置、4 配線、10 電極部、10.1 腹部電極部、10.2 四肢電極部、11 測定処理装置、12 定電流発生部、13 電圧検出部、14 端子切替部、19,19A 電極シート、20 制御部、21 表示部、22 入力部、23b 記録媒体、23a 駆動装置、26 演算処理部、27 記憶部、29 通信装置、31 測定開始キー、32 測定中止キー、33 ヒンジ、51 粘着シート、61A シート材層、61B シート材層、62 粘着材層、63 電極基材層、64 電極層、65 ゲル層、71 電池、100,200 体脂肪測定装置、261 インピーダンス算出部、262 体脂肪算出部、262A 内臓脂肪量算出部、262B 皮下脂肪量算出部、262C 体脂肪量算出部、300 被験者、301 右腕、302 左腕、303 腹部、304 右脚、305 左脚、A1,B1,C1,D1,A2,B2,C2,D2,A3,B3,C3,D3,A4,B4,C4,D4,H1,H2,F1,F2 電極、E1,E2,E3,E4 腹部電極列、PS1 マーク、PS2 穴。

Claims (19)

  1. 被験者の腹部より離れた1対の異なる部位であって、かつ、前記腹部を挟む位置にある第1の部位および第2の部位にそれぞれ配置するための少なくとも1対の第1電極と、
    前記被験者の腹部の表面に配置するための、第1腹部電極を含む電極群とを備え、
    前記第1腹部電極は、前記腹部の横断面に対し略垂直の方向を整列方向として配置される1対の第2電極および1対の第3電極とを有し、
    前記第1電極および前記第3電極のいずれか1対を介して、前記被験者に電流を印加するための印加手段と、
    前記第1電極を介して電流を印加する第1の場合および前記第3電極を介して電流を印加する第2の場合のそれぞれにおいて、2種類の電位差を検出するための検出手段とをさらに備え、
    前記検出手段は、前記第1の場合に、前記第1腹部電極のうちの所定の1対の電極間における第1の電位差を検出し、前記第2の場合には、前記第2電極間における第2の電位差を検出し、
    検出された前記第1の電位差および前記第2の電位差と、前記被験者の体格情報とに基づいて、前記被験者の内臓脂肪量を算出するための内臓脂肪量算出手段をさらに備える、体脂肪測定装置。
  2. 前記第3電極は、前記整列方向において前記第2電極を挟む位置にそれぞれ配置される、請求項1に記載の体脂肪測定装置。
  3. 前記所定の1対の電極は、前記第2電極である、請求項1に記載の体脂肪測定装置。
  4. 前記所定の1対の電極は、第1腹部電極のうちの、前記第2電極からなる対以外の対の電極である、請求項1に記載の体脂肪測定装置。
  5. 前記第3電極は、前記整列方向において前記第2電極を挟む位置にそれぞれ配置され、
    前記所定の1対の電極は、前記第3電極である、請求項4に記載の体脂肪測定装置。
  6. 前記第1の電位差および前記第2の電位差のそれぞれに基づいて、2種類のインピーダンスを算出するためのインピーダンス算出手段をさらに備え、
    前記内臓脂肪量算出手段は、算出された前記2種類のインピーダンスと、前記被験者の前記体格情報とに基づいて、前記内臓脂肪量を算出する、請求項1に記載の体脂肪測定装置。
  7. 前記内臓脂肪量算出手段は、前記2種類のインピーダンスと内臓脂肪量との関係の所定の相関式によって、前記内臓脂肪量を算出する、請求項6に記載の体脂肪測定装置。
  8. 算出された前記内臓脂肪量を表示するための表示手段をさらに備える、請求項1に記載の体脂肪測定装置。
  9. 検出された前記第2の電位差と、前記被験者の前記体格情報とに基づいて、前記被験者の皮下脂肪量を算出するための皮下脂肪量算出手段をさらに備える、請求項1に記載の体脂肪測定装置。
  10. 前記体格情報は、前記被験者の腹部周長、腹部横幅、腹部厚み、身長および体重のうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載の体脂肪測定装置。
  11. 前記第1の部位および前記第2の部位は、それぞれ、上肢および下肢を含む、請求項1に記載の体脂肪測定装置。
  12. 前記電極群は、第2腹部電極をさらに含み、
    前記第2腹部電極は、前記整列方向と略平行に配置され、かつ、前記第2電極および前記第3電極それぞれに対応する第4電極および第5電極を有し、
    前記印加手段は、さらに、前記第5電極を介して前記被験者に電流を印加し、
    前記検出手段は、さらに、前記第5電極を介して電流が印加される場合に、前記第4電極間における第3の電位差を検出し、
    前記内臓脂肪量算出手段は、前記第2の電位差および前記第3の電位差に対して平均処理を行なうことで、前記内臓脂肪量を算出する、請求項1に記載の体脂肪測定装置。
  13. 前記第1腹部電極は、さらに、1対の第6電極を有し、
    前記検出手段は、前記第2の場合に、さらに、前記第6電極における第4の電位差を検出し、
    前記内臓脂肪量算出手段は、前記第2の電位差および前記第4の電位差に対して平均処理を行なうことで、前記内臓脂肪量を算出する、請求項1に記載の体脂肪測定装置。
  14. 前記第1腹部電極は、前記腹部の表面に接する第1の面と、前記第1の面に対向する第2の面とを有し、
    前記第2の面が固定されるシート材をさらに備える、請求項1に記載の体脂肪測定装置。
  15. 前記シート材は、前記被験者の臍位置に対応する位置決め手段を有する、請求項14に記載の体脂肪測定装置。
  16. 前記位置決め手段は、前記シート材の所定の位置に付されたマークである、請求項15に記載の体脂肪測定装置。
  17. 前記位置決め手段は、前記シート材の所定の位置に空けられた穴である、請求項15に記載の体脂肪測定装置。
  18. 内臓脂肪量を算出する演算ユニットに制御されて、被験者に電流を印加した状態で前記被験者の体表面に生じた電位差を測定するための測定ユニットであって、
    被験者の腹部より離れた1対の異なる部位であって、かつ、前記腹部を挟む位置にある第1の部位および第2の部位にそれぞれ配置するための少なくとも1対の第1電極と、
    前記被験者の腹部の表面に配置するための、第1腹部電極を含む電極群とを備え、
    前記第1腹部電極は、前記腹部の横断面に対し略垂直の方向を整列方向として配置される1対の第2電極と、前記整列方向において前記第2電極を挟む位置にそれぞれ配置される1対の第3電極とを有し、
    前記演算ユニットからの信号に基づき、前記第1電極および前記第3電極のいずれか1対を介して、前記被験者に電流を印加するための印加手段と、
    前記第1電極を介して電流を印加する第1の場合および前記第3電極を介して電流を印加する第2の場合のそれぞれにおいて、2種類の電位差を検出するための検出手段とをさらに備え、
    前記検出手段は、前記第1の場合に、前記第1腹部電極のうちの所定の1対の電極間における第1の電位差を検出し、前記第2の場合には、前記第2電極間における第2の電位差を検出し、
    検出された前記第1の電位差および前記第2の電位差の情報を、前記演算ユニットに送信するための送信手段をさらに備える、測定ユニット。
  19. 被験者に電流を印加するための電流印加器と、前記被験者に電流を印加した状態で前記被験者の体表面に生じた電位差を検出するための検出器とを備えた測定ユニットを制御し、前記測定ユニットにおける測定結果に基づく体脂肪測定処理をコンピュータに実行させるための体脂肪測定プログラムであって、
    前記電流印加器に、前記被験者の腹部より離れた1対の異なる部位であって、かつ、前記腹部を挟む位置にある部位にそれぞれ配置される少なくとも1対の腹部外電極を介して電流を印加させるステップと、
    前記腹部外電極を介して電流を印加させた状態で、前記腹部の表面に配置され、かつ、前記腹部の横断面に対し略垂直の方向を整列方向として配置される4個の電極のうち所定の1対の電極における第1の電位差を前記検出器に検出させるステップと、
    前記電流印加器に、前記4個の電極のうち外側に位置する1対の第1腹部電極を介して電流を印加させるステップと、
    前記第1腹部電極を介して電流を印加させた状態で、前記4個の電極のうち内側に位置する1対の第2腹部電極における第2の電位差を前記検出器に検出させるステップと、
    検出された前記第1の電位差および前記第2の電位差を取得するステップと、
    取得した前記第1の電位差および前記第2の電位差と、前記被験者の体格情報とに基づいて、前記被験者の内臓脂肪量を算出するステップとをコンピュータに実行させる、プログラム。
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