JP4413575B2 - アカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置、アカウントサービス情報の統合管理方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

アカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置、アカウントサービス情報の統合管理方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、アカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置、アカウントサービス情報の統合管理方法、プログラム、および記録媒体に関する。
今日、インターネットなどの通信ネットワークにおいて、様々なオンライン情報サービスが提供されている。その中には、アカウント登録、すなわちユーザIDとパスワードの設定を行うことにより利用できるサービス(以下、要アカウント登録サービス)も数多く存在する。例えば、個人ユーザ向けの、ニュース配信、ショッピング、旅行予約、金融取引を行うことのできるWebサイトなど、様々な要アカウント登録サービスが運営されている。
このような要アカウント登録サービスに数多く登録しているユーザは、ユーザIDやパスワード(以下、自己アカウント情報)を数多く取得することになり、これらアカウント管理の問題を抱えることとなる。例えば、セキュリティ上の懸念から、自己アカウント情報、特にパスワードは、他人に分かりにくい一見ランダムな文字で構成し、サービス毎に違うものとすることが望ましいが、そのようなパスワードをすべて記憶しておくことは、困難である。
一方、手帳やテキストファイルなどに記載しておいて、ログインする際にいちいち参照するとすれば、その手帳などを他人に見られて盗用される惧れがある。また、いちいち手帳を開いて見るのでは、ログイン作業が非常に煩雑なものとなってしまう。
更に、例えば銀行や証券会社、クレジットカード会社に口座を持っており、そのインターネット上のサービスから自分の資産・負債状況を知りたいと思っても、それぞれに、上記のような煩雑なログイン作業を行い、その口座残高等の情報を自分で合計したりするなど整理しなければならない。
そこで、上記のような煩雑なアカウント管理等の問題を解決する技術として、アカウントアグリゲーション(アカウント統合)サービスと呼ばれる情報サービスが知られている。アカウントアグリゲーションサービスでは、ユーザが登録した様々な要アカウント登録サービスのサービス内容情報を、所定のサーバが定期的に収集しており、これをユーザ別に仕分けて、すなわち統合(アグリゲート)して、ユーザ側に配信(ディストリビュート)している。なかでも特に、金融機関の提供する様々なオンライン口座サービスの情報を統合してユーザに提供する、金融アカウントアグリゲーションサービスが、広く知られている。
なお、ユーザに対し直接にアグリゲートされた情報を提供する(ディストリビュートする)のは、通常、いわゆるポータルサイトや金融機関のWebサイトである(以下、これらのサイトを運営する主体をディストリビュータと呼ぶ)。一方、このポータルサイトなどに対して、アグリゲートされた情報を提供するのは、アグリゲーションサービスプロバイダと呼ばれる業者(アグリゲータ)である。アグリゲータは、アグリゲーション機能を有するサーバを運営管理し、各ユーザの情報を定期的に収集し、統合して、前記ポータルサイトや金融機関のWebサイトに送信する。このアグリゲータが収集する情報を提供する(プロバイドする)のは、オンライン預金口座サービスや、オンライン証券取引などのサービスを提供する金融機関(以下、プロバイダ)のWebサイトである。また、ディストリビュータとアグリゲータは同一の機関がその役割を行うこともある。
例えば、 少なくとも1つの情報プロバイダから少なくとも1つのエンドユーザに個人情報を送達するシステムであって、(a)該エンドユーザの各々に関連するエンドユーザデータを格納するユーザストアと、(b)該情報プロバイダの各々に関連する情報プロバイダデータを格納するプロバイダストアと、(c)該エンドユーザの各々に関連する個人情報を格納する個人情報ストアと、(d)該ユーザストア、該プロバイダストア、および該個人情報ストアと通信するプロセッサとを含み、該プロセッサが、(i)少なくとも1つの情報プロバイダと接続する工程と、(ii)選択されたエンドユーザに関して、該選択されたエンドユーザに関連するエンドユーザデータと、該接続された1以上の情報プロバイダに関連する情報プロバイダデータとに基づいて、該選択されたエンドユーザ用の個人情報を該接続された少なくとも1つの情報プロバイダから取り出す工程と、(iii)該取り出された個人情報を該個人情報ストア内に格納する工程と、を実行するシステム(特許文献1参照)などが提案されている。
また、リンク先情報を登録しておくリンク先情報登録手段と、登録されたリンク先における利用者の認証情報を格納する認証情報格納手段と、各リンク先毎に用意された認証処理用のひな形スクリプトを格納するひな形スクリプト格納手段と、利用者の選択により、該利用者の認証情報が登録されているリンク先が指定された場合に、前記リンク先情報登録手段から該当するリンク先情報を読み取り、当該利用者のそのリンク先における認証情報を認証情報格納手段から読み出すと共に、前記ひな形スクリプト格納手段から、該当するリンク先のひな形スクリプトを読み出して、認証処理スクリプトを作成し、上記リンク先情報及び認証処理スクリプトを、該利用者の情報閲覧手段に転送する認証代行処理手段とを有することを特徴とする認証代行装置(特許文献2参照)などが提案されている。
さらに、ネットワークと、複数の金融資産取引管理機関の金融資産管理装置と、前記ネットワークを介して前記各金融資産管理装置と接続するサーバとからなるサービスの方法であって、異なる金融資産取引管理機関に口座を有するクライアントの端末からネットワークを介して行なわれるサービス要求に基づいて、該クライアントのそれぞれの口座の資産情報又は金融商品取引情報をネットワークを介して金融資産取引管理機関からそれぞれ取得する工程と、前記取得した各口座の資産情報又は金融商品取引情報を分類整理する工程と、前記分類整理した資産情報又は金融商品取引情報を前記サービス要求のあったクライアントの端末にネットワークを介して送信する工程と、を含むことを特徴とする資産管理サービスの方法(特許文献3参照)などが提案されている。
特開2001−147892号公報 特開2002−149605号公報 特開2002−175418号公報
ところが、上記のような従来手法においては種々の問題点が残されている。例えばユーザは、アカウントアグリゲーションのサービスを最初に利用するとき、相変わらずネットバンキング等のサービス毎(プロバイダ毎)の自分のユーザIDやパスワードといった自己アカウント情報を、アカウントアグリゲーションのサービス提供側(例:ディストリビュータ)に逐一登録しなければならない。つまり、最初の登録作業はやはり避けがたいものとなっており、煩雑な作業をユーザに強いることとなっている。また、このように登録されたユーザIDやパスワードが後に変更になった場合には、このユーザがあらためて自分のユーザIDとパスワードを、前記アカウントアグリゲーションのサービス提供側に登録し直さなければならず、煩雑な作業をさらに強いることとなっている。
他方、ディストリビュータが、収集されたユーザ情報をマーケティングなどに利用する場合がある。しかし、そのディストリビュータが得られる収集したユーザ情報は、プロバイダがインターネットで提供しているものに限られる。
例えば、銀行や証券会社、生命保険会社、損害保険会社、クレジットカード会社等を持株会社の下で統括し、金融グループとしてシナジーを追求しようとしているとする。この場合、ディストリビュータとプロバイダが同じ金融グループの企業であるとして、できるだけ多くの情報を共有し、これを金融グループとして最適化しようとしても、従来手法においては共有できる情報に制限がかけられている。また、ユーザ情報を収集したディストリビュータとしても、実際にマーケティングに使用するとき、その情報を自社の顧客情報データベースといちいち付き合わせる必要があるのである。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、ユーザの自己アカウント情報の登録作業を軽減し、ディストリビュータが得られるプロバイダからのユーザ情報の提供範囲の自由度を向上可能とできる、アカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置、アカウントサービス情報の統合管理方法、プログラム、および記録媒体を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の情報処理装置は、アカウント登録に応じて提供されるアカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置であって、以下の手段を備えるものである。
すなわち、前記情報処理装置は、ユーザ毎にユーザ情報を登録し当該ユーザ情報の登録に応じて生成したアカウント情報に基づきアカウントサービス情報を提供する、複数のアカウントサービス提供サーバから、ユーザ情報を収集するユーザ情報収集手段を備える。
また、前記情報処理装置は、前記ユーザ情報収集手段により収集したアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報のうち、1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含むユーザコードに対し、アカウントサービス提供サーバ間を跨ってユニークであるユニークコードを割当て、前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含む所定項目の情報について、他のアカウントサービス提供サーバ由来の各ユーザ情報とのマッチングを行い、前記所定項目について情報が一致した他のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報を特定し、ここで特定したユーザ情報が含む他ユーザコードを、前記ユーザコードと同じユーザに関するものとして前記ユニークコードに対応付けることで、前記ユニークコードをキーとして前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザコードと、前記他のアカウントサービス提供サーバ由来の他ユーザコードとが対応付けされたテーブルを定義するユニークコード設定手段を備える。
また、前記情報処理装置は、アカウントサービス提供サーバを介して受信した、所定ユーザのアカウント情報が含む所定ユーザコードを前記テーブルに照合し、該当ユニークコードを抽出するユニークコード抽出手段を備える。
また、前記情報処理装置は、前記ユニークコードに関連づけされた、前記所定ユーザコード以外のユーザコードを前記テーブルにおいて抽出する他アカウント情報抽出手段を備える。
また、前記情報処理装置は、前記所定ユーザコード、および前記他アカウント情報抽出手段で抽出したそれ以外のユーザコードに基づいて、対応する各アカウントサービス提供サーバからアカウントサービス情報を収集するサービス情報収集手段を備える。
また、前記情報処理装置は、前記サービス情報収集手段により収集された複数のアカウントサービス情報を、ユーザ毎に統合する情報統合手段を備える。
また、前記情報処理装置は、前記情報統合手段によりユーザ毎に統合されたアカウントサービス情報を、出力インターフェイスに出力する統合情報出力手段を備える。
また、本発明のアカウントサービス情報の統合管理方法は、アカウント登録に応じて提供されるアカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置が、以下の処理を実行することを特徴とする。
すなわち、前記情報処理装置は、ユーザ毎にユーザ情報を登録し当該ユーザ情報の登録に応じて生成したアカウント情報に基づきアカウントサービス情報を提供する、複数のアカウントサービス提供サーバから、ユーザ情報を収集する処理を実行する。
また、前記情報処理装置は、前記複数のアカウントサービス提供サーバから収集したユーザ情報のうち、1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含むユーザコードに対し、アカウントサービス提供サーバ間を跨ってユニークであるユニークコードを割当て、前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含む所定項目の情報について、他のアカウントサービス提供サーバ由来の各ユーザ情報とのマッチングを行い、前記所定項目について情報が一致した他のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報を特定し、ここで特定したユーザ情報が含む他ユーザコードを、前記ユーザコードと同じユーザに関するものとして前記ユニークコードに対応付けることで、前記ユニークコードをキーとして前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザコードと、前記他のアカウントサービス提供サーバ由来の他ユーザコードとが対応付けされたテーブルを定義する処理を実行する。
また、前記情報処理装置は、アカウントサービス提供サーバを介して受信した、所定ユーザのアカウント情報が含む所定ユーザコードを前記テーブルに照合し、該当ユニークコードを抽出する処理を実行する。
また、前記情報処理装置は、前記ユニークコードに関連づけされた、前記所定ユーザコード以外のユーザコードを前記テーブルにおいて抽出する処理を実行する。
また、前記情報処理装置は、前記所定ユーザコード、および前記テーブルにおいて抽出したそれ以外のユーザコードに基づいて、対応する各アカウントサービス提供サーバからアカウントサービス情報を収集する処理を実行する。
また、前記情報処理装置は、前記各アカウントサービス提供サーバから収集された複数のアカウントサービス情報を、ユーザ毎に統合する処理を実行する。
また、前記情報処理装置は、前記ユーザ毎に統合されたアカウントサービス情報を、出力インターフェイスに出力する処理を実行する。
また、本発明のアカウントサービス情報の統合管理プログラムは、アカウント登録に応じて提供されるアカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置に、以下の処理を実行させるためのプログラムである。
すなわち、このプログラムは、前記情報処理装置に、ユーザ毎にユーザ情報を登録し当該ユーザ情報の登録に応じて生成したアカウント情報に基づきアカウントサービス情報を提供する、複数のアカウントサービス提供サーバから、ユーザ情報を収集する処理と、前記複数のアカウントサービス提供サーバから収集したユーザ情報のうち、1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含むユーザコードに対し、アカウントサービス提供サーバ間を跨ってユニークであるユニークコードを割当て、前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含む所定項目の情報について、他のアカウントサービス提供サーバ由来の各ユーザ情報とのマッチングを行い、前記所定項目について情報が一致した他のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報を特定し、ここで特定したユーザ情報が含む他ユーザコードを、前記ユーザコードと同じユーザに関するものとして前記ユニークコードに対応付けることで、前記ユニークコードをキーとして前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザコードと、前記他のアカウントサービス提供サーバ由来の他ユーザコードとが対応付けされたテーブルを定義する処理と、アカウントサービス提供サーバを介して受信した、所定ユーザのアカウント情報が含む所定ユーザコードを前記テーブルに照合し、該当ユニークコードを抽出する処理と、前記ユニークコードに関連づけされた、前記所定ユーザコード以外のユーザコードを前記テーブルにおいて抽出する処理と、前記所定ユーザコード、および前記テーブルにおいて抽出したそれ以外のユーザコードに基づいて、対応する各アカウントサービス提供サーバからアカウントサービス情報を収集する処理と、前記各アカウントサービス提供サーバから収集された複数のアカウントサービス情報を、ユーザ毎に統合する処理と、前記ユーザ毎に統合されたアカウントサービス情報を、出力インターフェイスに出力する処理と、を実行させる
また、本発明の記録媒体は、アカウント登録に応じて提供されるアカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置に、以下の処理を実行させるためのプログラムを記録したものである。
すなわち前記記録媒体は、カウント登録に応じて提供されるアカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置に、ユーザ毎にユーザ情報を登録し当該ユーザ情報の登録に応じて生成したアカウント情報に基づきアカウントサービス情報を提供する、複数のアカウントサービス提供サーバから、ユーザ情報を収集する処理と、前記複数のアカウントサービス提供サーバから収集したユーザ情報のうち、1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含むユーザコードに対し、アカウントサービス提供サーバ間を跨ってユニークであるユニークコードを割当て、前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含む所定項目の情報について、他のアカウントサービス提供サーバ由来の各ユーザ情報とのマッチングを行い、前記所定項目について情報が一致した他のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報を特定し、ここで特定したユーザ情報が含む他ユーザコードを、前記ユーザコードと同じユーザに関するものとして前記ユニークコードに対応付けることで、前記ユニークコードをキーとして前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザコードと、前記他のアカウントサービス提供サーバ由来の他ユーザコードとが対応付けされたテーブルを定義する処理と、アカウントサービス提供サーバを介して受信した、所定ユーザのアカウント情報が含む所定ユーザコードを前記テーブルに照合し、該当ユニークコードを抽出する処理と、前記ユニークコードに関連づけされた、前記所定ユーザコード以外のユーザコードを前記テーブルにおいて抽出する処理と、前記所定ユーザコード、および前記テーブルにおいて抽出したそれ以外のユーザコードに基づいて、対応する各アカウントサービス提供サーバからアカウントサービス情報を収集する処理と、前記各アカウントサービス提供サーバから収集された複数のアカウントサービス情報を、ユーザ毎に統合する処理と、前記ユーザ毎に統合されたアカウントサービス情報を、出力インターフェイスに出力する処理と、を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、ユーザの自己アカウント情報の登録作業を軽減し、ディストリビュータが得られるプロバイダからのユーザ情報の提供範囲の自由度を向上可能とできる。
まず、金融アグリゲーションサービスについて説明しておく。ユーザに対し直接にアグリゲートされた情報を提供する(ディストリビュートする)のは、通常、いわゆるポータルサイトや金融機関のWebサイトである(以下、これらのサイトを運営する主体をディストリビュータと呼ぶ)。一方、このポータルサイトなどに対して、アグリゲートされた情報を提供するのは、アグリゲーションサービスプロバイダと呼ばれる業者(アグリゲータ)である。アグリゲータは、アグリゲーション機能を有するサーバを運営管理し、各ユーザの情報を定期的に収集し、統合して、前記ポータルサイトや金融機関のWebサイトに送信する。このアグリゲータが収集する情報を提供する(プロバイドする)のは、オンライン預金口座サービスや、オンライン証券取引などのサービスを提供する金融機関(以下、プロバイダ)のWebサイトである。また、ディストリビュータとアグリゲータは同一の機関がその役割を行っても良い。
以下に上記の定義をふまえ、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における情報処理装置を含むネットワーク構成図である。ここにおいて、A銀行とB証券はどちらもインターネット上のサービス(預金口座残高情報表示サービス、証券口座残高情報表示サービス等)をユーザに対して提供しているものとする。
このときA銀行には、インターネットバンキングを行うための各ユーザの自己アカウント情報を格納した自己アカウント情報テーブル(A1)205(以下、A1と呼ぶ)と、各ユーザに対応したユーザ情報を格納したユーザ情報テーブル(A2)206(以下、A2と呼ぶ)とを保持するサーバ204を備えている。また、前記A1やA2における情報をこのA銀行の各担当者が利用するための端末として、担当者端末203も備えている。
同様に、B証券には、インターネット証券取引を行うための各ユーザの自己アカウント情報を格納した自己アカウント情報テーブル208(以下、B1と呼ぶ)と、各ユーザに対応したユーザ情報を格納したユーザ情報テーブル209(以下、B2と呼ぶ)とを備えるサーバ207がある。また、前記のB1やB2における情報をこのB証券の各担当者が利用するための端末として、担当者端末210も備えている。
さらに、前記A銀行および前記B証券の持株会社であるCホールディングスには、本発明を実現するために、統合ユーザコードテーブル110(以下、C1と呼ぶ)を備える情報処理装置100が配置されている。なお、前記サーバ204、210は、ネットワーク150を介してユーザ端末160が接続されるものとする。ユーザ端末160は、アカウントアグリゲーションのサービスを享受するエンドユーザの備えるものである。
本実施形態における前記情報処理装置100は、本発明の情報処理装置の有する機能を実現するプログラム106をメモリ107に格納し、演算装置たるCPU108により読み出して実行するものとする。他に、情報処理装置100が適宜なネットワークを介して外部装置(サーバ204、210、或いはユーザ端末160)と接続してデータ授受を実行したり、データ入出力を行う入出力インターフェイス109を備えている。
なお、前記プログラム106は、本発明のアカウントサービス情報の統合管理方法を実行するべく、いかに述べる各機能部を少なくとも備えるものとする。例えば、ユーザ毎にユーザ情報を登録し当該ユーザ情報の登録に応じて生成したアカウント情報に基づきアカウントサービス情報を提供する(アカウントサービス提供)サーバ204、210から、ユーザ情報を収集するユーザ情報収集部10と、前記ユーザ情報収集部により収集したユーザ情報に基づき、ユーザ毎にユニークなコードを抽出若しくは生成し、当該ユニークコードと対応ユーザのアカウント情報との関連づけを(統合ユーザコード)テーブル110にて定義するユニークコード設定部11とを備える。更に、サーバ204、210を介して受信した、所定ユーザのアカウント情報を前記テーブル110に照合し、該当ユニークコードを抽出するユニークコード抽出部12と、前記ユニークコードに関連づけされた、前記アカウント情報以外の他アカウント情報を、前記テーブル110において抽出する他アカウント情報抽出部13とを備える。また、前記アカウント情報および他アカウント情報に基づいて、対応する各サーバ204、210からアカウントサービス情報を収集するサービス情報収集部14と、前記サービス情報収集部14により収集された複数のアカウントサービス情報を、ユーザ毎に統合する情報統合部15とを備える。更に、前記情報統合部15によりユーザ毎に統合されたアカウントサービス情報を、出力インターフェイスに出力する統合情報出力部16を備える。
続いて、前記に自己アカウント情報テーブル、およびユーザ情報テーブルついてそのデータ構造を説明しておく。図2は、(a)A銀行における自己アカウント情報テーブルの内容例、(b)ユーザ情報テーブルの内容例をそれぞれ示す図である。
図2(a)における自己アカウント情報テーブル205は、A銀行が持つ、インターネットバンキングを行うための各ユーザの自己アカウント情報のレコードが集約されたものである。ここにおける各レコードは、当該A銀行が設定したユーザコードをキーとして、各ユーザのインターネットバンキングサービスを利用するときに必要なユーザIDとパスワードの情報が関連づけされている。
また、同図(b)におけるユーザ情報テーブル206は、A銀行が持つ、各ユーザに対応したユーザ情報のレコードが集約されたものである。ここにおける各レコードは、当該A銀行が設定したユーザコードをキーとして、各ユーザの名前、性別、生年月日、郵便番号、住所、口座番号、普通預金口座残高等の情報を関連づけされたものとなる。
同様に、B証券のサーバ207でも、図3に示すごとく、自己アカウント情報テーブル208、ユーザ情報テーブル209をそれぞれ有している。
図3(a)における自己アカウント情報テーブル208は、B証券が持つ、インターネット証券取引を行うための各ユーザの自己アカウント情報のレコードが集約されたものである。ここにおける各レコードは、当該B証券が設定したユーザコードをキーとして、各ユーザのインターネット取引サービスを利用するときに必要なユーザIDとパスワードとが関連づけされたものとなる。
また、同図(b)におけるユーザ情報テーブル209は、B証券が持つ、各ユーザに対応したユーザ情報のレコードが集約されたものである。ここにおける各レコードは、当該B証券が設定したユーザコードをキーとして、各ユーザの名前、性別、生年月日、郵便番号、住所、口座番号、証券口座残高等の情報を関連づけしたものとなる。
ここで、A銀行におけるユーザコードとB証券におけるユーザコードとは、A銀行内、B銀行内において、各ユーザに割り当てられてユニークな番号である。
図4は、統合ユーザコードテーブルの内容例を示す図である。本発明において、前記ユーザ情報収集部10により収集したユーザ情報に基づき、ユーザ毎にユニークなコードを抽出若しくは生成し、当該ユニークコードと対応ユーザの自己アカウント情報との関連づけを定義したのが統合ユーザコードテーブル110となる。
このテーブル110は、前記のA銀行とB証券の持株会社であるCホールディングスが備える情報処理装置100が備えている。ここにおける統合ユーザコードは、A銀行、B銀行それぞれではなく、Cホールディングスとして前記A銀行およびB証券をまたがって各ユーザに割り当てられたユニークな番号である。
このテーブル110におけるレコードは、例えば前記統合ユーザコードをキーとして、A銀行のユーザコード、B証券のユーザコード、A銀行(のサーバ204)からB証券(のサーバ207)へ該当ユーザの情報閲覧可否(処理可否)を定めた権限情報と、B証券(のサーバ207)からA銀行(のサーバ204)へ該当ユーザの情報閲覧可否(処理可否)を定めた権限情報などが関連づけされている。通常、これらの閲覧権限の初期値は無(0)としておく(ユーザからの指示で変更される)。
なお、前記情報処理装置100は、サーバ203、207らをネットワーク150を介して利用する形態例の他、1つの装置内に一体に、或いはいくつかの端末を組み合わせて備えるといった例も想定できる。この場合、情報処理装置100はサーバ204、207の機能をあわせて備えることとなる。また、前記テーブル110、205、206、208、209らについても、例えばネットワーク150上の別々の装置におのおの配置され、情報処理装置100の利用を受けるとする例だけでなく、一つの記憶装置において一体に備わっている例を想定することもできる。
更に、情報処理装置100と、サーバ204、207、ユーザ端末160らをつなぐネットワーク150に関しては、LANやインターネットの他、専用回線やWAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPNなど仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。
以下、本発明のアカウントサービス情報の統合管理方法の実際手順について説明する。なお、以下で説明するアカウントサービス情報の統合管理方法に対応する各種動作は、情報処理装置100のメモリ107が備えるプログラム106によって実現される。そして、このプログラム106は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図5は統合ユーザコードの割振り手順例を示したフロー図である。まず、前記統合ユーザコードの初期の割り振り方を示すこととする。テーブル110の作成指示をインターフェイス109より受けた情報処理装置100は、テーブル209(B2)よりB証券ユーザコード、名前、性別、生年月日、郵便番号の情報(ユーザ情報)をコピーした後、各ユーザに対してユニークな統合ユーザコードを割り振る(701)。ここにおける、統合ユーザコードを割り振ったB証券のユーザ情報はメモリ107等における適宜なワークテーブル(テーブル110と同様の構造を備える)に格納しておく(702)。
次に、このワークテーブルの格納情報に対し、任意の順序にて、テーブル206(A2)より得られるA銀行の各ユーザの、名前、性別、生年月日、郵便番号の情報とのマッチングを行う(703)。その結果、同一の名前、性別、生年月日、郵便番号のユーザ情報であれば(704:YES)、前記ワークテーブルにおいて、そのユーザ情報のA銀行ユーザコードの欄に、A銀行のユーザコードを書込む(710)。
他方、同一の名前、性別、生年月日のユーザ情報でなければ(704:NO)、統合ユーザコードに新たにユニークな番号を振って同様のマッチングを行い(705)、A銀行のユーザコードの欄に、A銀行ユーザコードを書込む(709)。
また例えば、同一の名前、性別、生年月日であるが郵便番号のみが違うといったユーザに関しては、その他のユーザ情報706に基づく照合を実行し(707)、同一ユーザかどうかを判断する(708)。ここで同一ユーザと判断したならば(708:YES)、ワークテーブルにおけるそのユーザ情報のA銀行ユーザコードの欄に、A銀行のユーザコードを書込む(710)。一方、同一ユーザでないと判断したならば(708:NO)、統合ユーザコードに新たにユニークな番号を振り、A銀行のユーザコードの欄に、A銀行ユーザコードを書込む(709)。このような作業は、例えば住所変更などの届け出を行っていないが、その他のユーザ情報706などから、明らかに同一ユーザだと判断できる場合に対応するために行われる。
上記のようにして、A銀行とB証券の各ユーザ毎にマッチングをとった統合ユーザコード情報がワークテーブルに格納されていくこととなる(711)。
つまり、サーバ204、207(アカウントサービス提供サーバ)からユーザ情報を収集するとともに、収集したユーザ情報に基づき、ユーザ毎にユニークなコードを抽出若しくは生成し、当該ユニークコードと対応ユーザのアカウント情報(自己アカウント情報:ID、パスワード)との関連づけをテーブル110にて定義する処理がなされる。
そして、テーブル206(A2)における全ユーザに対してマッチングが行われたか確認する(712)。全てのユーザに対して行われたならば(713:YES)、テーブル110(C1)に、ワークテーブルの格納情報たる統合ユーザコードとA銀行のユーザコード、B証券のユーザコードの関係を書込み(714)、処理は終了する。
図6はアカウントアグリゲーションサービスのメインフロー図である。次に、アカウントアグリゲーションサービスのメインフローにつき、例えばA銀行とB証券のインターネットサービスを利用しているユーザ1(のユーザ端末160)が、A銀行のアカウントアグリゲーションサービスを申込んで、そのサービスを利用するまでの処理手順について説明する。
ユーザ端末160は、前記ユーザ1に、A銀行のインターネットバンキングサービスのトップページ801を提供する。そして、このトップページ801を介して、ユーザ1のユーザIDとパスワードの入力を受付ける。また、ログインボタン821の押下を受けて、前記ユーザIDとパスワードとをA銀行のサーバ204へと送信する。
A銀行のサーバ204では、受信した前記ユーザIDとパスワードとを、テーブル205(A1)にあらかじめ登録されている(はずの)ユーザ1に関するユーザIDおよびパスワードとの突合処理に供する。これにより本人認証を行う(805)。
その結果、本人だと確認されたならば(806:YES)、テーブル110(C1)にアクセスして、このユーザ1は、B証券の情報も一覧表示するアカウントアグリゲーションを申込済であるかを確認する(808)。
その結果、申込済でなければ(809:NO)、テーブル206(A2)のユーザ1のA銀行の口座残高(アカウントサービス情報)を参照し、これを前記ユーザ1のユーザ端末160に出力すると共に、B証券の口座情報も一覧表示するアカウントアグリゲーション申込ボタン(を含む画面)を返す(811)。なお、ここのでの処理809において、申し込み済みであると判定した場合については、図7にて後述する。
ユーザ1が、アカウントアグリゲーションサービスを申込む意思があり、前記アカウントアグリゲーション申込ボタンたるB証券ボタン823を画面802において押下したとする。すると、テーブル110(C1)よりユーザ1がB証券のユーザでもあることを確認する(812)。ここで、ユーザ1がB証券のユーザであったならば(813:YES)、このアカウントアグリゲーションサービスの利用規約画面をユーザ端末160に返す(815)。
そしてその利用規約画面803において、はいボタン824の押下を受けたならば(816:YES)、ユーザ1に関するB証券の情報を、A銀行が閲覧する権限を有するという情報をテーブル110(C1)に書込む(818)。
次に、テーブル206(A2)とテーブル209(B2)を参照して、ユーザ1のA銀行とB証券の口座情報(アカウントサービス情報)を抽出し、これを表示した画面を返す(819)。その結果、ユーザ1は、A銀行の口座情報とB証券の口座情報を一覧表示された画面804(統合されたアカウントサービス情報)を得ることができる。
こうして、サーバ204、207(アカウントサービス提供サーバ)を介して受信した、所定ユーザのアカウント情報(自己アカウント情報)を前記テーブル110に照合し、該当ユニークコードを抽出する処理と、前記ユニークコードに関連づけされた、前記自己アカウント情報以外の(他のプロバイダに関連づけされた)他アカウント情報(ここではB証券に関するもの)を、前記テーブル110において抽出する処理と、前記自己アカウント情報および他アカウント情報に基づいて、対応する各サーバ204、207(アカウントサービス提供サーバ)から口座残高等のアカウントサービス情報を収集する処理と、収集された複数のアカウントサービス情報をユーザ毎に統合し、これをユーザ端末160(出力インターフェイス)に出力する処理とを実行した。
また、ユーザ1がB証券の口座残高を閲覧するだけでなく、取引を希望するという状況にも対応できる。この場合、B証券の取引ボタン827の押下を受けて、B証券のインターネットサービスの画面にジャンプする。そのとき、テーブル208(B1)よりユーザ1のB証券のサービスを利用するときに必要なユーザIDとパスワードを参照することにより、シングルサインオン(ログイン)を実行する(820)。
図7はアカウントアグリゲーションサービスのサブフロー図である。図6において、ユーザ1がすでにB証券の口座情報も一覧表示するというアカウントアグリゲーションサービスを申込済である場合(809:YES)の処理フローを以下に示す。
図6の809の処理でYESを選択された場合、テーブル110(C1)にて、ユーザ1に関するB証券の情報を、A銀行が閲覧する権限を有することを確認した後、テーブル206(A2)とテーブル209(B2)より、それぞれユーザ1の口座残高情報を参照し、口座情報を表示した画面を返す(902)。
その結果、ユーザ1は、A銀行の口座情報とB証券の口座情報を一覧表示された画面804を得ることができる。また、ユーザ1がB証券の口座残高を閲覧するだけでなく、取引を希望したならば、B証券の取引ボタン827を押すことよって、サーバ204はこれを受信し、B証券のインターネットサービスの画面にジャンプする。そのとき、テーブル208(B1)よりユーザ1のB証券のサービスを利用するときに必要なユーザIDとパスワードを参照することにより、シングルサインオン(ログイン)を実行する(903)。
図8はB証券のサービス申込受付処理のフロー図である。また、図6の処理に際し、ユーザ端末160において申込ボタン823が押下されたが、ユーザ1がB証券のサービスの申込がまだであった場合(813:NO)、B証券のサービス申込に際する利用規約画面1001を返す(1003)。利用規約画面1001において、はいボタン1009の押下がなされたならば(1004:YES)、テーブル205(A1)よりユーザ1の名前や生年月日といった基本情報を参照することにより、B証券のサービスの申込画面の初期値とし、B証券のサービス申込画面1002を表示する(1006)。一方、処理1004で、はいボタン1009が押下されなかった場合(1004:NO)、画面802を返す(1005)。
ユーザ1は、この画面1002において空欄となっている部分(例えば、勤務先や証券取引経験の有無などの入力項目)を入力した後、申込ボタン1011を押す。サーバ204では、その申込情報を受信し、B証券のサーバ207へと転送する(1007)。
図9はA銀行の担当者端末203によるユーザ情報閲覧要求に際してのフロー図である。A銀行の担当者がマーケティング等に活用するためにB証券とマージした顧客情報(ユーザ情報)を閲覧しようとしたときの処理フローは以下のようになる。まず、担当者端末203における顧客情報表示画面1101において表示ボタン1111が押下され、表示要求がなされたならば、サーバ204は任意の順序によりテーブル206(A2)よりユーザコードを一つ選択する(1103)。
そのユーザコードにつきテーブル110(C1)の格納情報とのマッチングを行い(1104)、A銀行からB証券の顧客情報を閲覧する権限があるかを確認する(1105)。その結果、権限がなければ(1105:NO)、そのユーザコードに関しては、テーブル206(A2)にある情報を、メモリ107等において一時保存する(1107)。
また、権限があれば(1105:YES)、そのユーザコードに関しては、テーブル206(A2)とテーブル209(B2)にある情報をマージ(1106)した後、マージした顧客情報をメモリ107等において一時保存する(1107)。また、ユーザコードの選択有無とユーザ情報についても一時保存する(1108)。
上記の処理を全ユーザコードについて行った後(1109:YES)、顧客情報の画面を担当者端末160に出力する(1110)。その表示された画面例が、図10の1201である。図10は統合顧客情報画面の構成例を示す図である。この画面1201は、A銀行のユーザコードをキーとして、各ユーザの名前、性別、生年月日、郵便番号、住所、口座番号、普通預金口座残高、B証券の口座残高といった情報が関連づけされたレコードが集約されたものである。本発明における統合されたアカウントサービス情報として、各レコードを該当ユーザ毎に提供するものともできる。
図11はセキュリティにより配慮したアカウントアグリゲーションサービスのフロー図である。悪意ある第三者がA銀行のユーザ1のIDとPWを使って、B証券の口座情報を閲覧する、もしくは、A銀行の悪意ある担当者が、ユーザ1に成りすまして、ユーザ1のB証券の口座情報を閲覧するといった懸念に対応することもできる。この場合、例えば、真のユーザ1でなければ知らないはずである、B証券の何らかのコード(図13の場合はB証券におけるユーザ1のユーザID)を入力させる確認画面1302をユーザ端末160に返す(1301)。そしてこの画面1302にて入力され、次へボタン1303の押下に応じて送信されてきたユーザIDを受信し、テーブル208(B1)に基づいた認証を行う(1304)。本人認証が正常に行われたならば(1305:YES)、処理821へ復帰する。他方、本人認証が正常に行われなかったならば(1305:NO)、処理802へ処理を戻す(1306)。このようにして、本人認証の処理を更に確実なものにすることによって、前述の懸念を解消することができる。
なお、テーブル205(A1)、206(A2)、208(B1)、209(B2)、110(C1)は、この形態例では、それぞれA1とA2はA銀行のサーバ204に、B1とB2はB証券のサーバ207に、C1はCホールディングスの情報処理装置100においたが、これらの保持されている場所がどこであれ、、また仮に物理的に統合されていたとしても、本発明には影響を与えない。また、本実施形態においては、プロバイダとして銀行や証券会社を想定したが、これに限定されず、例えば保険会社やクレジット会社等を適用することもできる(勿論、金融機関でなくてもよい)。
本発明によれば、ユーザは新規プロバイダ登録時に、プロバイダのユーザIDやパスワードを入力する手間が省けるだけでなく、ユーザID、パスワード変更時にも再登録する必要が無くなるので、ユーザ作業の煩雑さが軽減される。また、ディストリビュータが得られるプロバイダからのユーザ情報の提供範囲の自由度を向上させることができ、サービス提供機関のユーザ情報管理も効率的に行うことができる。
つまり、ユーザの自己アカウント情報の登録作業を軽減し、ディストリビュータが得られるプロバイダからのユーザ情報の提供範囲の自由度を向上可能とできる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態における情報処理装置を含むネットワーク構成図である。 (a)A銀行における自己アカウント情報テーブルの内容例、(b)ユーザ情報テーブルの内容例をそれぞれ示す図である。 (a)B証券における自己アカウント情報テーブルの内容例、(b)ユーザ情報テーブルの内容例をそれぞれ示す図である。 統合ユーザコードテーブルの内容例を示す図である。 統合ユーザコードの割振り手順例を示したフロー図である。 アカウントアグリゲーションサービスのメインフロー図である。 アカウントアグリゲーションサービスのサブフロー図である。 B証券のサービス申込受付処理のフロー図である。 A銀行の担当者端末によるユーザ情報閲覧要求に際してのフロー図である。 統合顧客情報画面の構成例を示す図である。 セキュリティにより配慮したアカウントアグリゲーションサービスのフロー図である。
符号の説明
10 ユーザ情報収集部(手段)
11 ユニークコード設定部(手段)
12 ユニークコード抽出部(手段)
13 他アカウント情報抽出部(手段)
14 サービス情報収集部(手段)
15 情報統合部(手段)
16 統合情報出力部(手段)
100 情報処理装置
106 プログラム
107 メモリ
108 演算装置、CPU
109 入出力インターフェイス
110 統合ユーザコードテーブル(テーブル)

Claims (5)

  1. アカウント登録に応じて提供されるアカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置であって、
    ユーザ毎にユーザ情報を登録し当該ユーザ情報の登録に応じて生成したアカウント情報に基づきアカウントサービス情報を提供する、複数のアカウントサービス提供サーバから、ユーザ情報を収集するユーザ情報収集手段と、
    前記ユーザ情報収集手段により収集したアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報のうち、1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含むユーザコードに対し、アカウントサービス提供サーバ間を跨ってユニークであるユニークコードを割当て、前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含む所定項目の情報について、他のアカウントサービス提供サーバ由来の各ユーザ情報とのマッチングを行い、前記所定項目について情報が一致した他のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報を特定し、ここで特定したユーザ情報が含む他ユーザコードを、前記ユーザコードと同じユーザに関するものとして前記ユニークコードに対応付けることで、前記ユニークコードをキーとして前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザコードと、前記他のアカウントサービス提供サーバ由来の他ユーザコードとが対応付けされたテーブルを定義するユニークコード設定手段と、
    アカウントサービス提供サーバを介して受信した、所定ユーザのアカウント情報が含む所定ユーザコードを前記テーブルに照合し、該当ユニークコードを抽出するユニークコード抽出手段と、
    前記ユニークコードに関連づけされた、前記所定ユーザコード以外のユーザコードを前記テーブルにおいて抽出する他アカウント情報抽出手段と、
    前記所定ユーザコード、および前記他アカウント情報抽出手段で抽出したそれ以外のユーザコードに基づいて、対応する各アカウントサービス提供サーバからアカウントサービス情報を収集するサービス情報収集手段と、
    前記サービス情報収集手段により収集された複数のアカウントサービス情報を、ユーザ毎に統合する情報統合手段と、
    前記情報統合手段によりユーザ毎に統合されたアカウントサービス情報を、出力インターフェイスに出力する統合情報出力手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記テーブルにおいてユニークコードと関連づけされるユーザコード毎に、前記サービス情報収集手段によるアカウントサービス情報の収集の可否、または前記統合情報出力手段によるアカウントサービス情報の出力の可否の設定を、入力インターフェイスより受け付けてテーブルに定義する処理可否設定手段と、
    前記サービス情報収集手段または統合情報出力手段による処理に際し、前記テーブルにおける該当ユーザコード毎の前記可否の設定を参照し、処理の可否を判定する可否判定手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. アカウント登録に応じて提供されるアカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置が、
    ユーザ毎にユーザ情報を登録し当該ユーザ情報の登録に応じて生成したアカウント情報に基づきアカウントサービス情報を提供する、複数のアカウントサービス提供サーバから、ユーザ情報を収集する処理と、
    前記複数のアカウントサービス提供サーバから収集したユーザ情報のうち、1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含むユーザコードに対し、アカウントサービス提供サーバ間を跨ってユニークであるユニークコードを割当て、前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含む所定項目の情報について、他のアカウントサービス提供サーバ由来の各ユーザ情報とのマッチングを行い、前記所定項目について情報が一致した他のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報を特定し、ここで特定したユーザ情報が含む他ユーザコードを、前記ユーザコードと同じユーザに関するものとして前記ユニークコードに対応付けることで、前記ユニークコードをキーとして前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザコードと、前記他のアカウントサービス提供サーバ由来の他ユーザコードとが対応付けされたテーブルを定義する処理と、
    アカウントサービス提供サーバを介して受信した、所定ユーザのアカウント情報が含む所定ユーザコードを前記テーブルに照合し、該当ユニークコードを抽出する処理と、
    前記ユニークコードに関連づけされた、前記所定ユーザコード以外のユーザコードを前記テーブルにおいて抽出する処理と、
    前記所定ユーザコード、および前記テーブルにおいて抽出したそれ以外のユーザコードに基づいて、対応する各アカウントサービス提供サーバからアカウントサービス情報を収集する処理と、
    前記各アカウントサービス提供サーバから収集された複数のアカウントサービス情報を、ユーザ毎に統合する処理と、
    前記ユーザ毎に統合されたアカウントサービス情報を、出力インターフェイスに出力する処理と、
    を実行することを特徴とするアカウントサービス情報の統合管理方法。
  4. アカウント登録に応じて提供されるアカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置に、
    ユーザ毎にユーザ情報を登録し当該ユーザ情報の登録に応じて生成したアカウント情報に基づきアカウントサービス情報を提供する、複数のアカウントサービス提供サーバから、ユーザ情報を収集する処理と、
    前記複数のアカウントサービス提供サーバから収集したユーザ情報のうち、1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含むユーザコードに対し、アカウントサービス提供サーバ間を跨ってユニークであるユニークコードを割当て、前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含む所定項目の情報について、他のアカウントサービス提供サーバ由来の各ユーザ情報とのマッチングを行い、前記所定項目について情報が一致した他のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報を特定し、ここで特定したユーザ情報が含む他ユーザコードを、前記ユーザコードと同じユーザに関するものとして前記ユニークコードに対応付けることで、前記ユニークコードをキーとして前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザコードと、前記他のアカウントサービス提供サーバ由来の他ユーザコードとが対応付けされたテーブルを定義する処理と、
    アカウントサービス提供サーバを介して受信した、所定ユーザのアカウント情報が含む所定ユーザコードを前記テーブルに照合し、該当ユニークコードを抽出する処理と、
    前記ユニークコードに関連づけされた、前記所定ユーザコード以外のユーザコードを前記テーブルにおいて抽出する処理と、
    前記所定ユーザコード、および前記テーブルにおいて抽出したそれ以外のユーザコードに基づいて、対応する各アカウントサービス提供サーバからアカウントサービス情報を収集する処理と、
    前記各アカウントサービス提供サーバから収集された複数のアカウントサービス情報を、ユーザ毎に統合する処理と、
    前記ユーザ毎に統合されたアカウントサービス情報を、出力インターフェイスに出力する処理と、
    実行させることを特徴とするアカウントサービス情報の統合管理プログラム。
  5. アカウント登録に応じて提供されるアカウントサービス情報の統合管理を支援する情報処理装置に、
    ユーザ毎にユーザ情報を登録し当該ユーザ情報の登録に応じて生成したアカウント情報に基づきアカウントサービス情報を提供する、複数のアカウントサービス提供サーバから、ユーザ情報を収集する処理と、
    前記複数のアカウントサービス提供サーバから収集したユーザ情報のうち、1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含むユーザコードに対し、アカウントサービス提供サーバ間を跨ってユニークであるユニークコードを割当て、前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報が含む所定項目の情報について、他のアカウントサービス提供サーバ由来の各ユーザ情報とのマッチングを行い、前記所定項目について情報が一致した他のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザ情報を特定し、ここで特定したユーザ情報が含む他ユーザコードを、前記ユーザコードと同じユーザに関するものとして前記ユニークコードに対応付けることで、前記ユニークコードをキーとして前記1のアカウントサービス提供サーバ由来のユーザコードと、前記他のアカウントサービス提供サーバ由来の他ユーザコードとが対応付けされたテーブルを定義する処理と、
    アカウントサービス提供サーバを介して受信した、所定ユーザのアカウント情報が含む所定ユーザコードを前記テーブルに照合し、該当ユニークコードを抽出する処理と、
    前記ユニークコードに関連づけされた、前記所定ユーザコード以外のユーザコードを前記テーブルにおいて抽出する処理と、
    前記所定ユーザコード、および前記テーブルにおいて抽出したそれ以外のユーザコードに基づいて、対応する各アカウントサービス提供サーバからアカウントサービス情報を収集する処理と、
    前記各アカウントサービス提供サーバから収集された複数のアカウントサービス情報を、ユーザ毎に統合する処理と、
    前記ユーザ毎に統合されたアカウントサービス情報を、出力インターフェイスに出力する処理と、
    実行させるアカウントサービス情報の統合管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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