JP2002007933A - 情報記憶装置、ショッピングシステム及びショッピング方法 - Google Patents

情報記憶装置、ショッピングシステム及びショッピング方法

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JP2002007933A
JP2002007933A JP2000190168A JP2000190168A JP2002007933A JP 2002007933 A JP2002007933 A JP 2002007933A JP 2000190168 A JP2000190168 A JP 2000190168A JP 2000190168 A JP2000190168 A JP 2000190168A JP 2002007933 A JP2002007933 A JP 2002007933A
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Yuji Nakano
裕二 中野
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MACKPORT BIO-SECURITY CORP
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MACKPORT BIO-SECURITY CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 認証事故の少ない決済方法を選択可能とし、
リスク回避にかかるコストを認証精度に応じて利用者に
還元するショッピングシステムを提供すること。 【解決手段】 ネットワークを介して特定人であるかと
の確認が取れたときに商品等の購入を可能とするショッ
ピングシステム10において、夫々の個人が選択した認
証情報を各個人毎に登録しているデータベースを有する
情報記憶手段24と、特定人に関する認証情報を読み取
る認証情報読取手段12と、情報記憶手段24及び認証
情報読取手段12に接続されており、特定人か否かの認
証を情報記憶手段24に記憶されている認証情報と認証
情報読取手段12で読み取られた認証情報とを照合し、
両認証情報が照合した場合にのみ商品等の購入を可能と
する認証情報照合手段27と、データベースに記憶され
ている特定の個人の認証事故率を算出する認証事故率算
出手段30と、算出された認証事故率に応じて、商品等
の購入金額に応じた特定人に対する還元金額を決定する
キャッシュバック算出手段31と、を具備することとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の認証手段に
よって本人であるか否かの認証を行う、認証情報を記憶
している情報記憶装置、及びこの認証情報を活用したシ
ョッピングシステム、ショッピング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、個人の信用において商取引を行う
場合には、その個人の認証のために種々の手段を用いて
いる。例えば、クレジットカードにおいては、暗証番号
を用いたり、或いはサイン等を用いてカード使用者が本
人であるか否かの確認を行っている。
【0003】また、近年、インターネットの急速な発展
・普及により、インターネットを介したオンラインショ
ッピング等の電子商取引が行われるようになってきてい
る。かかる電子商取引においては、特に本人であるか否
かを確実に認証する必要がある。ここで、電子商取引に
おいても、例えばクレジットカードの暗証番号を確認す
ることにより、本人であるか否かの認証を行っている。
【0004】ここで、かかる電子商取引においては、他
人が特定人に成りすます、いわゆる成りすましのリスク
を伴うものとなっている。このような、成りすましのリ
スクは完全に回避することはできず、事故リスクが生じ
てしまう。このようなリスクを回避するために、クレジ
ットカード会社等の債権回収業者は、保険会社と契約を
行うのが通常である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、成りすまし
による事故リスク回避のため、保険会社等と契約をした
場合には、それに伴って別途保険料が掛かる。このよう
な保険料は、通常、電子商取引の運営会社や利用者が負
担することになる。そのため、本来の商品の購入等に要
する以外に、別途コストが掛かる。その結果、本来商品
を購入可能な値段以上の値段で購入せざるを得ない、と
いった結果を生じるものとなる。
【0006】このようなコストは、現状においてはまだ
クレジットカードの暗証番号等のように、認証精度の低
さが原因で生じているものである。このため、認証精度
を向上させる認証手段を用いることができれば、コスト
の低減を図ることも可能である。
【0007】このような、認証精度の低さから生じるコ
ストを低減できれば、電子商取引において、一層商品等
の値段を安くすることが可能となり、利用者の利便に供
するものとなる。
【0008】本発明は、上記の事情に基づきなされたも
ので、その目的とするところは、認証精度を高めて認証
事故の起こる確率の少ない決済方法を利用者が選択可能
とするデータベースを有する情報記憶装置を提供すると
共に、利用者が認証精度の高い決済方法を選択した場
合、リスク回避にかかるコストを認証精度に応じて利用
者に還元可能とするショッピングシステム及びショッピ
ング方法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の情報記憶装置は、個人を認証するための複
数若しくは単数の認証情報について、夫々の個人が選択
した認証情報を各個人毎に登録しているデータベースを
有することとしたものである。
【0010】このため、認証情報として各個人の希望に
応じたものを、各個人が選択可能となる。すなわち、認
証精度が低いものの自己の生体情報等の個人情報を認証
局等へ開示するのを好まない場合は、そのような個人情
報を開示しない選択を行うことができる。また、自己の
生体情報等の個人情報を認証局等へ開示するのを希望す
る場合は、認証精度が高く認証事故の確率が低いものを
認証情報として選択することになる。
【0011】また、他の発明は、上述の発明に加えて更
に、認証情報には、少なくとも一つの生体情報が含まれ
ることとしたものである。このため、利用者は、認証精
度の高い生体情報を認証情報の一つとして選択可能とな
る。
【0012】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、データベースは、夫々の個人に対応して認証情
報を複数行状に記憶していることとしたものである。こ
のため、各個人が選択した複数の認証情報を、行状に複
数記憶可能となる。すなわち、個人一人につき多数の認
証情報を登録することが可能となる。
【0013】また、他の発明は、上述の発明に加えて更
に、データベースは、行状に配列された夫々の個人に対
応する認証情報は、多数の個人につき列状に配列して記
憶していることとしたものである。
【0014】このため、一人の利用者につき多数の認証
情報を登録することが可能となる。また、認証情報の変
更・追加登録も容易に行える。
【0015】さらに、他の発明は、上述の発明に加えて
更に、データベースは、夫々の個人についてツリー構造
で分類して構成されており、各々の分類における各個人
のセグメントには、夫々の個人が選択した認証情報を記
憶してデータベースを構成していることとしたものであ
る。
【0016】このようなツリー構造のデータベースとす
ることにより、各個人毎の認証情報が整理されることと
なり、各個人の認証を行う場合、夫々の各個人の検索を
容易に行うことが可能となる。また、各個人のセグメン
トにおいて、希望する認証情報を、複数好みに応じて容
易に追加・変更することが可能となる。
【0017】また、他の発明は、ネットワークに接続さ
れている情報端末から入力された認証情報に基づいて、
特定人であるか否かの認証を行い、該特定人であるとの
確認が取れたときに商品等の購入を可能とするショッピ
ングシステムにおいて、個人を認証するための複数若し
くは単数の認証情報について、夫々の個人が選択した認
証情報を各個人毎に登録しているデータベースを有する
情報記憶手段と、特定人に関する認証情報を読み取る認
証情報読取手段と、情報記憶手段及び認証情報読取手段
に接続されており、特定人か否かの認証を情報記憶手段
に記憶されている認証情報と認証情報読取手段で読み取
られた認証情報との照合によって行い、両認証情報が照
合した場合にのみ商品等の購入を可能とする認証情報照
合手段と、情報記憶手段と接続されており、データベー
スに記憶されている特定の個人の認証事故率を、登録さ
れた認証情報に基づいて算出する認証事故率算出手段
と、認証事故率算出手段によって算出された認証事故率
に応じて、商品等の購入金額に応じた特定人に対する還
元金額を決定するキャッシュバック算出手段と、を具備
することとしたものである。
【0018】このため、夫々の個人が選択し、登録され
た認証情報によって、認証事故率算出手段によって算出
される認証事故率に差異が生じる場合、この認証事故率
に応じてキャッシュバック算出手段で還元金額が決定さ
れる。このため、認証精度の高い認証情報を利用者が選
択した場合には、認証事故が少ないため、その分リスク
回避のために要するコストを低減して利用者に還元する
ことが可能となる。その分、実質的な値引きを行うこと
が可能となる。また、例えばカードの暗証番号のみの場
合のように、認証精度の低い認証情報のみを利用者が選
択した場合には、生体情報を開示しないこと等によって
夫々の利用者個人のプライバシーの保護を図ることがで
きる。
【0019】さらに、他の発明は、上述の発明に加えて
更に、認証情報には、少なくとも一つの生体情報が含ま
れると共に、この生体情報の照合を行うために、認証情
報読取手段では生体情報の照合を行うと共に、認証情報
照合手段では情報記憶手段に記憶されている生体情報と
認証情報読取手段で読み取られた生体情報の照合が行わ
れることとしたものである。このため、利用者は、認証
精度の高い生体情報を認証情報の一つとして選択可能と
なる。
【0020】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、データベースは、夫々の個人に対応して認証情報
を複数行状に記憶していることとしたものである。この
ため、各個人が選択した複数の認証情報を、行状に複数
記憶可能となる。すなわち、個人一人につき多数の認証
情報を登録することが可能となる。また、生体情報を認
証情報として用いることにより、認証精度の良い認証情
報を利用者の選択肢に加えることとなる。
【0021】さらに、他の発明は、上述の発明に加えて
更に、データベースは、行状に配列された夫々の個人に
対応する認証情報は、多数の個人につき列状に配列して
記憶していることとしたものである。
【0022】このため、一人の利用者につき多数の認証
情報を登録することが可能となる。また、認証情報の変
更・追加登録も容易に行える。
【0023】また、他の発明は、上述の発明に加えて更
に、データベースは、夫々の個人についてツリー構造で
分類して構成されており、各々の分類における各個人の
セグメントには、夫々の個人が選択した認証情報を記憶
してデータベースを構成していることとしたものであ
る。
【0024】このようなツリー構造のデータベースとす
ることにより、各個人毎の認証情報が整理されることと
なり、各個人の認証を行う場合、夫々の各個人の検索を
容易に行うことが可能となる。また、各個人のセグメン
トにおいて、希望する認証情報を、複数好みに応じて容
易に追加・変更することが可能となる。
【0025】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、生体情報照合手段は、個人を特定するに参考と
なる情報が入力された場合、生体情報の照合に先立ち、
その情報に基づいてデータベースを検索し、対象となる
生体情報を絞り込むようにすると共に、参考となる情報
が入力されない場合は情報記憶手段内の全ての生体情報
を検索するようにしたものである。
【0026】このように構成すれば、まず個人を特定す
るに参考となる情報が存在する場合、その情報を入力し
て検索すべき生体情報が絞り込まれる。それによって、
生体情報での認証を行うに際して、特定人か否かの認証
を行う場合の生体情報の照合に際し、引き出される該生
体情報を検索する時間の短縮化を図ることが可能とな
る。
【0027】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、認証情報に暗号化を施す第1の暗号化手段とこの
第1の暗号化手段で暗号化が施された情報を復号化する
第1の復号化手段が設けられていることとしたものであ
る。
【0028】このため、認証情報をネットワーク上で他
人が不正に入手しても、第1の暗号化手段で暗号化を施
すことで、認証情報を何等判別できないことになる。そ
れによって、他人が該認証情報を何等用いることができ
ないため、認証情報に対するセキュリティが向上するこ
とになる。また、第1の復号化手段が設けられたことに
より、第1の暗号化手段で暗号化された認証情報を復号
化可能となり、その後認証情報を情報記憶手段に記憶す
る場合には、該認証情報が適性であるか否かの確認が行
える。
【0029】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、情報記憶手段には第2の暗号化手段が接続され
ていて、情報記憶手段で特定人に関する生体情報を記憶
させるに際して暗号化を施すと共に、情報記憶手段には
第2の復号化手段が接続されていて該第2の暗号化手段
で暗号化が施された生体情報を生体情報照合手段での照
合に際して復号化することとしたものである。
【0030】このため、情報記憶手段に記憶されている
認証情報には暗号化が施されることになり、もし情報記
憶手段に他人がアクセスしても、他人がこの認証情報を
判別できないことになる。また、このように暗号化を施
すことにより、他人がこの認証情報を情報記憶手段から
持ち出しても、何等用いることができない。このため、
認証情報に対するセキュリティを向上させることにな
る。また、第2の復号化手段を設けたことにより、認証
情報同士の照合が生じた場合には、この認証情報を復号
して照合を行うことができる。
【0031】また、他の発明は、ネットワークを介して
特定人が商品等を購入した際の還元金額を決定するショ
ッピング方法において、特定人を識別するための認証情
報を、この特定人が認証の際に希望するもののみを選択
する認証情報選択工程と、認証情報選択工程により選択
された単数又は複数の認証情報を、情報記録手段に記録
させる認証情報記憶工程と、認証情報記憶工程により記
憶された単数又は複数の認証情報を用いて特定人か否か
の認証を行った際の認証事故の割合を算出する認証事故
率算出工程と、認証事故率算出工程により算出された認
証事故の割合に基づいて、特定人が決済する際の特定人
に対する還元金額を決定する還元金額算出工程と、商品
等を実際に購入する際に、特定人に認証情報を入力さ
せ、これを伝送させる認証情報伝送工程と、認証情報伝
送工程により伝送された認証情報を受信し、情報記憶手
段内に予め記憶させておいた特定人の認証情報と、この
受信した認証情報との照合によって特定人か否かの認証
を行う認証工程と、認証工程により伝送された認証情報
と予め情報記録手段に記憶されている認証情報とが符合
した場合に、商品等の購入が可能となると共に予め還元
金額算出工程により算出されている還元金額分を特定人
に還元する還元工程と、を具備することとしたものであ
る。
【0032】このようにしたことで、認証情報選択工程
で利用者(特定人)は、自己が希望するもののみを認証
情報として利用することが可能となる。そして、自己が
選択した認証情報に基づいて認証自己率算出工程で認証
事故率を算出し、算出された認証事故率に基づいて利用
者に対する還元金額を還元金額算出工程で算出すること
が可能となる。また、認証工程により認証がされ、さら
にこの認証工程で正しく認証された場合に還元工程を経
て利用者に還元金額分が還元される。それによって、利
用者が認証精度の高い認証情報を選択した場合には、還
元金額の額も大きくなり、認証事故のリスク回避のため
に用いていた費用を利用者に還元することが可能とな
る。それによって、ネットワークを介して商品等を購入
した場合、実質的な値下げを実行することが可能とな
る。
【0033】さらに、他の発明は、上述の発明に加えて
更に、認証情報選択工程において特定人が選択する認証
情報には、少なくとも一つの生体情報が含まれることと
したものである。このように生体情報を含むことによ
り、利用者は、認証精度の高い生体情報を認証情報の一
つとして選択可能となる。このような認証精度が高く認
証事故率の低い生体情報を認証情報の一つとして利用す
ることで、利用者に対する還元金額を大きくすることが
可能となる。
【0034】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、認証情報に対し、暗号化工程により暗号化を施す
こととしたものである。このようにしたことで、認証情
報を他人が不正に入手した場合でも、判別できないこと
となる。それによって、他人が該認証情報を何等用いる
ことができなく、これら認証情報に対するセキュリティ
が向上することになる。
【0035】さらに、他の発明は、上述の発明に加えて
更に、暗号化工程により暗号化が施された認証情報を、
復号化する復号化工程を具備することとしたものであ
る。このため、認証情報伝送工程により伝送された生体
情報と個人情報の少なくとも一方を復号化可能となり、
認証情報照合工程での認証情報の照合や、伝送されてき
た認証情報が適正なものであるか否かの確認を行うこと
ができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図1から図3に基づいて説明する。図1は、本発
明のショッピングシステム10の構成を示すシステム図
である。この図において、個人Aの有する情報端末装置
11は、個人Aがアクセスを希望するショッピングモー
ル40とインターネットを介して接続可能に設けられて
いる。また、ショッピングモール40はカード会社50
とインターネットを介して接続可能に設けられており、
さらにカード会社50(若しくはショッピングモール4
0)は認証局20とインターネットを介して接続可能に
設けられている。
【0037】また、カード会社50は保険会社52と契
約により損害保険契約を結んでいる。この損害保険契約
は、後述する認証事故率算出手段30によって算出され
る事故率に基づいて、保険料が定められている。なお、
損害保険契約は、カード会社50がショッピングモール
40に対して支払う商品等毎に、或いはショッピングモ
ール40に対して支払う金額毎に、それぞれの事故率の
区分に基づいて支払われる。
【0038】以上の大まかな構成からなるショッピング
システム10に対して、個人Aがまず認証情報を選択し
て登録する場合について、以下に説明する。
【0039】個人Aが本発明のショッピングシステム1
0を利用するに際しては、認証局20に自己の認証情報
を登録する必要がある。認証情報を登録するに際して
は、ショッピングモール40にアクセスし、ショッピン
グをするに先立って、決済方法をショッピングモール4
0側に通知する。この通知方法については、後述するよ
うに、葉書等にクレジットカード番号等を記入すること
によって行っても良い。また、決済方法を個人Aが情報
端末装置11から入力するようにしても良い。
【0040】決済方法には、代表的なものとしてクレジ
ットカードやデビットカードを用いるものがあり、これ
らの決済手段を選択する場合は、カード番号の入力と共
に暗証番号の入力も為される。また、インターネットを
介してのカード番号や暗証番号の入力は危険ゆえ、カー
ド番号に代えてID・パスワードを付与する場合もあ
る。しかしながら、クレジットカードやデビットカード
以外の決済手段を用いる場合、その決済手段としては、
例えばICカードに記憶されている電子マネーや、振込
み後払い、或いはプロバイダや電話料金の利用料金に含
める利用料インクルード方式等がある。
【0041】なお、振込先払いや代引き等の決済におい
ては、成りすましのリスクを伴わないため、本発明を適
用しない構成となる。
【0042】また、これらの決済方法の決定は、予めこ
れを一括して固定しておく構成とはせずに、何らかの商
品等を注文するに際して、その都度決済方法を選択する
ようにしても構わない。
【0043】このように、個人Aにより決済方法の決定
が為され、又は決済方法が未決定のままにおいても、続
いて個人Aに関する初期個人情報及び生体情報の入力・
登録を行う。このうち、初期個人情報としては、例えば
住所や電話番号・氏名等のような、個人Aを特定するた
めに十分な情報の入力を行う。
【0044】ここで、認証情報を認証局20への登録
は、以下の(1)〜(8)の手順に従って行われる。な
お、この手順においては、インターネットを介してクレ
ジット番号等や暗証番号を伝送するのは危険、との観点
から、全くインターネットを介さないでクレジット番号
等や暗証番号を認証局20に登録する手順について示し
ている。
【0045】また、以下の説明では、基本的に個人Aが
生体情報を認証情報の一つとして選択した場合について
説明する。しかしながら、生体情報を認証情報として選
択しない場合もあり、その場合には生体情報ではなく、
個人Aに付与されたIDやパスワードを用いて認証を行
うことになる。このようにすれば、インターネットを介
してカード番号や暗証番号が伝送されることが無く、認
証リスクが低減されることとなる。
【0046】(1)まずインターネットを介して登録申
し込み画面に接続する。或いは読取装置12に予め添付
されている葉書等を受け取る。そして、かかる登録申し
込み画面または葉書等の申し込み用紙に、住所と氏名、
電話番号を記入し、申し込みを行う。 (2)後日、認証局20または電子ショッピングモール
40より、申込者が記入した住所に、郵便で次のステッ
プの申し込み用紙が届けられる。この場合、郵便は、書
き留め郵便が望ましい。書き留め郵便の場合は、少なく
とも申込者が居住する、或いは活動している建物に申し
込み用紙が届くことが保証される。
【0047】(3)インターネットの登録申し込み画面
で申し込みを行った者は、申し込み用紙と同時に端末と
して接続可能な読取装置12も同封されている。 (4)申し込み用紙には、生体情報をインターネットに
て登録するための、IDとパスワードが記入されてお
り、このIDとパスワードでは、1人・1度しか登録す
ることができない。
【0048】(5)その他書き留め郵便の中には、返信
葉書等が入っており、この葉書に決済手段である本人が
希望する単数または複数のクレジット番号とパスワー
ド、デビットカードとパスワード等を記入し、シール等
で封印して認証局20または電子ショッピングモール4
0に返信を行う。電子ショッピング40に返信を行った
場合は、その返信が電子ショッピングモール40側から
認証局20に送られる。 (6)このようにすれば、クレジットカード番号やデビ
ットカード番号、及びこれらのパスワードが一度として
インターネット上を流れることがない。
【0049】(7)返信が認証局20に届いた場合、認
証局20はワンタイムのID・パスワードを認証し、そ
れらが認証局20で発行したものと確認できた場合の
み、指紋データを事前に登録されている氏名・住所・電
話番号と関連付け、データベースサーバ24のデータベ
ースに登録する。なお、インターネットにて生体情報を
登録する方法については、後述する。 (8)その後郵便にて登録申込者から認証局20に送ら
れてきた返信葉書の中に書かれているクレジットカード
番号やデビットカード番号と、それらのパスワードを、
すでにデータベースに登録してある氏名・住所・電話番
号・生体情報と関連付ける。
【0050】そして、関連付けた後に、データベースサ
ーバ24のデータベースに登録する。以上のようにし
て、認証情報が認証局20に登録される。
【0051】続いて、生体情報を認証局20に登録する
手順について説明する。以下に述べる生体情報の認証局
20への登録は、インターネットを介して行うものであ
るが、上述した返信用封筒に指紋等を捺印したものを、
返送することによって登録することも可能である。
【0052】まず、個人Aは、認証局20にアクセス
し、情報端末装置11から所定の(ワンタイムの)ID
・パスワードを送信する。生体情報の入力に際しては、
情報端末装置11に接続されている認証情報読取手段と
しての読取装置12によって生体情報の読取を行う。こ
のため、個人Aが認証情報として選択したものの読み取
りを行える読取装置12を備える構成である。例えば、
個人Aが指紋のみを認証情報(生体情報)として選択し
た場合には、指紋のみの読み取りを行える読取装置12
を具備する構成となる。また、個人Aが指紋と虹彩等、
複数の認証情報(生体情報)を選択した場合には、これ
ら全ての認証情報(生体情報)の読み取りを行える読取
装置12を具備する構成となる。
【0053】なお、個人Aが何等生体情報の読み取りを
希望しない場合には、何等生体情報を読み取るための読
取装置12は設けられず、専らIDやパスワードの入力
等によって認証することとなる。
【0054】ここで、認証情報としての生体情報には、
指紋、虹彩、人のサイン、掌形、顔形、耳形、体臭、指
の長さ、静脈等の血管パターン、DNA、声紋等があ
り、これらのいずれの生体情報を、複数選択しても構わ
ない。
【0055】生体情報の読取を行った後に、読取装置1
2での読取結果は、情報端末装置11内部に存するメモ
リ13内部に一時的に蓄える。そして、一時的にメモリ
13に蓄えられた生体情報に対し、認証局20への伝送
に際して第1の暗号化手段14によって暗号化を施す。
暗号化は、生体情報のみならず、生体情報の他に入力さ
れたIDやパスワードについて施しても良い。
【0056】第1の暗号化手段14は、情報端末装置1
1の記憶部に記憶されている暗号化プログラムが起動さ
れることにより構成されるものである。すなわち、第1
の暗号化手段14で生体情報が暗号化された状態で、情
報端末装置11の通信手段15から生体情報が伝送され
る。それによって、生体情報をネットワークの途中で他
人が入手しても、何等判別できないようになる。
【0057】通信手段15により、暗号化が施されたま
まで伝送された生体情報は、個人Aが記入した自己の初
期個人情報と共に認証局20に伝送される。なお、この
伝送に際しては、生体情報の暗号化のみならず、自己の
ID・パスワード等に対しても暗号化を施して構わな
い。
【0058】認証局20に送信された個人Aの生体情報
は、認証局20の通信手段21によって受信される。こ
の通信手段21では、所定の形式で送信されてきたメー
ルのみを受信するようにすると共に、送信元の個人Aに
関するメールアドレス等の情報を確認する等の作業を行
う。そして、個人Aに関するメールに添付された初期個
人情報及び暗号化された生体情報に対して第1の復号化
手段23を用いて復号化を行う。なお、この第1の復号
化手段23は、認証局20のアプリケーションサーバ2
2に記憶されている復号化プログラムが起動されること
により構成されるものである。
【0059】復号化を行った後に、この復号化がなされ
た生体情報が適性であるか否か、或いは復号化に異常が
生じていないかの確認を行う。この確認は、第1の復号
化手段23内で行っても良く、また別途異常確認手段を
用いて行っても構わない。
【0060】復元された個人Aに関する初期個人情報及
び生体情報は、情報記憶手段としてのデータベースサー
バ24の認証データベースに登録される。認証データベ
ースへの登録に際しては、個人Aの氏名、住所、電話番
号、生体情報との関連付けを行って登録する。これら
は、データベースサーバ24に、夫々の個人毎に一括し
て登録しても良く、またデータベースの安全性の向上を
図りたい場合には、これら住所等の情報と生体情報とを
互いに関連づけ、夫々のデータベースをデータベースサ
ーバ24内に個別に作成するようにしても構わない。な
お、図1においては、個人Aに関するデータは、全て一
括してデータベースサーバ24内に記憶している構成が
示されている。
【0061】また、データベースサーバ24に個人Aの
個人情報や生体情報を登録するに際しては、アプリケー
ションサーバ22の暗号化プログラムによって構成され
る第2の暗号化手段25で生体情報の暗号化を行うよう
にしても良い。この第2の暗号化手段25は、第1の暗
号化手段14と同様な暗号化を行っても良いが、より安
全性を向上させるために別途のフォーマットの暗号化を
施しても構わない。別途のフォーマットの暗号化を施す
場合には、この別途のフォーマットの暗号化に対応し
た、第2の復号化手段26を設ける構成となる。
【0062】なお、この第2の復号化手段26も、第2
の暗号化手段25と同様に、アプリケーションサーバ2
2の復号化プログラムが起動されることにより構成され
る。
【0063】ここで、個人Aの個人情報及び生体情報
は、データベースサーバ24の認証データベースに登録
されるに際して、個人Aの情報を記憶する固有のフォル
ダ内にその登録が為される。ここで、データベースサー
バ24に記憶されている認証データベースの一例を図2
に示す。この図において示される認証データベースは、
例えば上位のディレクトリが都道府県毎に分類されてい
て、ここから順次下位のディレクトリに向かうにつれて
市区町村、或いは町名毎に分類されたディレクトリが存
在するように構成されている。そして、町名毎に分類さ
れたディレクトリの中に、個人Aに関するディレクトリ
を設け、ここに個人Aの個人情報及び生体情報を記憶す
ることによって、認証データベースが構成されている。
【0064】しかしながら、認証データベースは、必ず
しもこのような構成を採らなくても良く、種々の構成を
採ることが可能である。他の構成の例としては、例えば
認証データベースを表形式で構成するものがある。表形
式で認証データベースを構成する場合は、図3に示すよ
うに、まず個人Aについての氏名、住所等の個人情報の
記憶を行い、その後に同じ列に個人Aの指紋や虹彩等の
生体情報の登録を行う。
【0065】この場合、複数の生体情報が存するとき
は、同じ列上に複数の生体情報を並べて登録する。ま
た、一定人数毎に表形式の認証データベースを分けて作
成することにより、表形式の認証データベースを複数作
成しても構わない。また、一定人数毎に分けて構成する
以外にも、例えばあいうえお順や生年月日毎に分類して
構成しても構わない。
【0066】以上のようにして、データベースサーバ2
4に個人Aの個人情報及び生体情報の登録が為される。
なお、個人情報及び生体情報の登録後に、ユーザである
個人Aに対して適宜、継続性のあるIDやパスワードを
付与しても構わない。IDやパスワードを付与した場合
には、以下に説明する認証を行うに先立って、IDやパ
スワードを入力することにより、個人Aの識別を行うの
を助けることが可能となる。なお、生体情報がデータベ
ースサーバ24に登録される場合には、個人Aの絶対識
別は、生体情報に基づいてのみ行われる。
【0067】また、ショッピングシステム10は、デー
タベースサーバ24に接続した認証事故率算出手段30
を有している。この認証事故率算出手段30は、認証ミ
スが起こる確率(以下、事故率という。)を算出するも
のである。この事故率は、例えばクレジットカードやデ
ビットカード等の暗証番号をインターネットを介して伝
送するという危険率の高い場合、ID・パスワードをカ
ード番号や暗証番号の代わりに個人Aに付与した場合、
或いはID・パスワードと指紋等の生体情報を組み合わ
せた場合、更には生体情報を複数組み合わせた場合等の
ように、夫々の個人が選択した認証情報の相違に応じ
て、各個人毎に算出される。
【0068】一般的には、クレジットカードやデビット
カードの暗証番号のみを認証手段として選択した場合に
は、事故率が相対的に高いと判断され、また、暗証番号
を用いずに付与されたID・パスワードと指紋等の生体
情報を組み合わせた場合には、事故率はかなり低くなる
と判断される。また、複数の生体情報を組み合わせた場
合には、それよりもかなり事故率が低くなると一般的に
は判断される。
【0069】この認証事故率算出手段30は、数学的な
確率により算出される認証精度に基づくものとしても良
いが、夫々の認証情報及びその組み合わせにつき、所定
期間運用した結果に基づいて事故率を算出するようにし
ても構わない。運用した結果に基づいて事故率を算出す
る場合には、別途一件毎に正常に決済が実行されたか否
かを記憶する不図示の管理サーバに記憶されたデータベ
ースを具備する構成としても良い。
【0070】このような事故率の算出は、想定される全
ての認証情報の組み合わせに応じて、その組み合わせの
数だけ算出される。また、認証事故率算出手段30は、
一般的には例えばクレジットカード会社や損害保険会社
等の金融サービスを行う会社(以下、カード会社50と
する。)が有する構成である。しかしながら、かかる認
証事故率算出手段30を、認証局20内に具備する構成
としても構わない。
【0071】認証事故率算出手段30により事故率が算
出された後に、キャッシュバック算出手段31によって
キャッシュバックの額が算出される。キャッシュバック
算出手段31では、上述の認証事故率算出手段30によ
って算出された事故率、及び他の要素によって、キャッ
シュバックの額を決定する。他の要素としては、例えば
商品の購入金額の大きさや、サービス享受の年月の長さ
等がある。そして、キャッシュバック算出手段31で算
出されたキャッシュバックの額は、個人Aのクレジット
カードやデビットカードにデータとして登録される等し
て還元される。
【0072】このキャッシュバック算出手段31は、一
般的にはカード会社50やショッピングモール40が有
する構成であるが、認証局20が有していても構わな
い。
【0073】なお、個人Aがクレジットカードやデビッ
トカードを有していない場合でも、キャッシュバック算
出手段31でキャッシュバックを行うことは可能であ
る。これは、例え上述のカードを有していなくても、イ
ンターネット上では住所や氏名等の個人情報を入力する
構成を採用できる。このため、キャッシュバックを行う
個人Aをかかる個人情報からも特定できるためである。
カードを用いずにキャッシュバックを行う場合は、今回
の商品金額の振り込み金額を割り引いたり、次回の振込
み金額を割り引く等してキャッシュバックを行う。
【0074】続いて、個人Aが、実際に商品等を購入す
る場合の一例について、以下に説明する。
【0075】図1に示すように、個人Aが商品等をイン
ターネットを介して購入する場合には、情報端末装置1
1から例えばインターネット上に設けられている仮想の
ショッピングモール40にアクセスする。そして、個人
Aはこのショッピングモール40内で適宜の商品等を選
択し、商品等の上においてマウスのポインタをクリック
する。なお、マウスでのクリック動作以外に、指定され
た商品番号をキーボードやキー操作により入力すること
によっても、商品等の選択が為されるようにしても構わ
ない。
【0076】このようなショッピングモール40を表示
させるために、ショッピングモール40側は、モール表
示サーバ41を有している。そして、かかる表示サーバ
41に記憶されているショッピングモール40が、購入
者側に映像として表示される。
【0077】ショッピングモール40内で商品等の選択
を個人Aが行った場合、個人Aの情報端末の画面上にお
いては、注文入力画面へと切り替わる。なお、この注文
入力画面は、ショッピングモール40の主催者側が有す
るモール表示サーバ41により表示されるものである。
そして、ショッピングモール40に対して自己の商品等
の送付先、連絡先及び支払い方法を入力又は選択し、こ
れを送信する。
【0078】なお、かかる注文がなされた場合、この注
文の受け付けは、管理サーバ42によって行われる。管
理サーバ42では、商品等の在庫管理等も行われ、個人
Aが購入を希望する商品等が存在しない場合は、モール
表示サーバ41により表示される注文入力画面上に「在
庫がありません」旨を表示をさせるように構成されてい
る。
【0079】注文入力画面での所定の情報の入力後に、
予め決済方法を決定済みの場合であって、該決済方法に
対して認証が必要な場合(例えば、カードにより決済す
る場合)は、モール表示サーバ41によって表示されて
いる画面の所定の欄をクリックすることによってカード
会社50にアクセスが為され、カード会社の有する管理
サーバ51に所定の情報の記録が為される。そして、そ
の後、認証を行うため、カード会社51から認証局20
にアクセスが為される。
【0080】なお、カード会社51を介さずに、ショッ
ピングモール40から直接認証局20にアクセスするよ
うに構成しても構わない。このように構成した場合に
は、後にカード会社51に対して金銭の支払いを要求す
る際に、認証の結果や金額等の情報を通知するように構
成することが可能である。
【0081】ここで、カード会社50側にアクセスが為
された状態では、個人Aは自己に付与されたID・パス
ワードを入力する。すると、個人Aに表示される画面
は、認証情報入力画面へと切り替わり、個人Aが入力し
たID・パスワードに応じて、認証情報として個人Aが
選択した入力項目がこの認証情報入力画面に現れる。こ
の認証情報入力画面においては、個人AがID・パスワ
ードと共に指紋等の生体情報も選択している場合には、
ID・パスワード及び指紋等の入力を行う。この場合、
認証情報入力画面のうち、指紋等の生体情報Xを入力す
る生体情報入力部は、認証局20側にリンクされてい
る。このため、生体情報入力部に生体情報Xを入力し
て、実行キーを押した場合には、直ちに認証局20にア
クセスが為される。
【0082】なお、カード会社50から個人Aに関する
情報が伝送されるようにして、IDやパスワードの入力
を省略するように構成しても構わない。また、カード会
社50側でID・パスワードを入力する構成とはせず
に、認証局20にアクセスした時に初めてID・パスワ
ードを入力するようにしても構わない。さらに、認証局
20側でID・パスワードを発行すると共に、認証局2
0が発行するIDは、パソコンや携帯電話等のクライア
ント端末内のメモリ等に保存されるようにすることもで
きる。この場合は、ユーザが意識する事なしに、生体情
報と一体となり暗号化が為されて、認証局20に送信さ
れるように構成することができる。また、生体情報のみ
が認証局20に送信され、1対N認証が行われるように
構成することも可能である。
【0083】適宜のIDやパスワードの入力が終了した
後に、生体情報Xを入力する生体情報入力画面へと切り
替わる。なお、別途の生体情報入力画面を表示するよう
に構成しなくても、認証局20にアクセスした際に表示
される画面上で生体情報Xの入力を行えるようにしても
構わない。
【0084】生体情報入力画面が表示された場合、続い
て個人Aは生体情報Xの読み取りを行う。生体情報X
は、読取装置12によって読み取られ、メモリ13に一
時的に蓄えさせる。メモリ13に蓄えられている生体情
報Xに対しては、第1の暗号化手段14によって暗号化
が為される。そして、暗号化が終了した後に、通信装置
15を介して認証局20に対して生体情報Xが伝送され
る。
【0085】暗号化された生体情報Xを含む認証情報が
伝送されてきた認証局20では、通信手段21によって
認証情報を受信した後に、この受信した認証情報につき
第1の復号化手段14で復号化を施す。また、認証情報
に生体情報Xが含まれている場合には、伝送されてきた
生体情報Xと、データベースサーバ24に記憶されてい
る生体情報Yとの照合を行う必要がある。このため、I
Dやパスワード等の情報により特定される生体情報Yを
データベースサーバ24から引き出して、これを第2の
復号化手段26で復号化する。
【0086】そして、生体情報照合手段27によって、
これら生体情報Xと生体情報Yとが符合するか否かの確
認を行う。生体情報が符合すると判別された場合、又は
符合しないと判別された場合の夫々につき、その旨をカ
ード会社50に通知する。なお、生体情報照合手段27
は、アプリケーションサーバ22に記憶されている照合
プログラムが起動されることにより構成されるものであ
る。
【0087】生体情報照合手段27で符合を行った後
に、認証局20から生体情報Xが符合するか否かの判別
結果をカード会社50に送信する。この判別結果を受け
取ったカード会社50は、その判別結果に基づいて、シ
ョッピングモール40側に、代金の支払いを行うか否か
につき通知する。そして、このカード会社50の通知に
基づいて、ショッピングモール40側では、個人Aが商
品等の購入を行い得るか否かを決定する。
【0088】すなわち、カード会社50から代金の支払
いは行わない旨の通知をショッピングモール40側が受
けた場合には、他の決済方法をするように、ショッピン
グモール40側から個人Aに対して通知するか、商品等
の購入ができないようになる。また、カード会社50か
ら代金の支払いは行う旨の通知をショッピングモール4
0側が受けた場合には、ショッピングモール40側にお
いて、個人Aが問題なく商品等を購入できるようにな
る。
【0089】ここで、カード会社50は、認証事故によ
る債権未回収のリスクを避けるために、保険会社52と
の間で認証事故による損害保険の契約を行っている。こ
の場合、個人Aが選択した認証情報によって、認証事故
が起こる確率が異なる。このため、カード会社50と保
険会社52との間では、認証事故率算出手段30により
算出される事故率(認証精度)によって、異なる保険料
の保険契約を行っている。すなわち、例えばカードの暗
証番号のみによって認証を行う場合のように、認証精度
が比較的低い場合には、事故率も高いのでそれに伴って
保険料が高くなるが、複数の生体情報を用いて認証を行
う場合等のように、極めて認証精度が高い場合には、事
故率も極めて低いため保険料も低くなる。
【0090】この場合、認証事故率算出手段30によっ
て算出される事故率によって保険料の額が定められる。
そのため、商品等を個人Aが購入した場合、瞬時に認証
事故率算出手段30で保険料が定められる。
【0091】認証事故率算出手段30で事故率が算出さ
れた場合、キャッシュバック算出手段31によって商品
等を購入した個人Aに対してキャッシュバックが為され
る。この場合、キャッシュバック情報は、キャッシュバ
ック算出手段31が有する不図示の情報記録手段に記録
される。そして、その後、カード会社が請求する金額に
反映されるようになっている。
【0092】ここで、商品等の購入の都度、決済方法を
選択する場合には、購入に際して注文入力画面上で各種
カードの表示が為され、個人Aは該カードの表示をクリ
ックする。ここで、各種カード会社が発行しているカー
ドの表示がハイパーリンク形式に為されている。そし
て、個人Aが有しているカードの表示をクリックする
と、即座に該当カード会社にアクセスが為される。な
お、その後の手順は、上述の場合と同様である。
【0093】以上のようなショッピングシステム及びシ
ョッピング方法によれば、ユーザが選択した任意の認証
情報に基づいて、個人Aが特定人であるか否かの認証を
行うものである。すなわち、認証精度が低いものの自己
の生体情報等の個人情報を認証局20等へ開示するのを
好まない場合は、そのような個人情報を開示しない選択
を行うことができる。また、自己の生体情報等の個人情
報を認証局20等へ開示するのを希望する場合は、認証
精度が高く認証事故の確率が低いものを認証情報として
利用者が自由に選択することになる。
【0094】この場合、認証情報に生体情報が含まれる
ように選択すれば、認証精度の高いものを利用者は選択
可能となる。
【0095】また、夫々の利用者が選択し、登録された
認証情報によって、認証事故率算出手段30によって算
出される認証事故率に差異が生じる場合、この認証事故
率に応じてキャッシュバック算出手段31で還元金額が
決定される。すなわち、還元金額がカード会社50が請
求する金額に反映される。このため、認証精度の高い認
証情報を利用者が選択した場合には、認証事故が少ない
ため、その分リスク回避のために要するコストを低減し
て利用者にキャッシュバックすることが可能となり、そ
の分実質的な値引きを行うことが可能となる。また、例
えばカードの暗証番号のみの場合のように、認証精度の
低い認証情報のみを利用者が選択した場合には、生体情
報を開示しないこと等によって夫々の利用者個人のプラ
イバシーの保護を図ることができる。
【0096】また、認証情報を記憶しているデータベー
スを表形式に構成した場合は、各個人が選択した複数の
認証情報を、各個人毎に行状に複数記憶可能となる。す
なわち、個人一人につき多数の認証情報を登録すること
が可能となる。例えば、生体情報を組み合わせて、極め
て認証精度の高い認証情報を選択する場合でも、表形式
のデータベースを採用することにより、容易に認証情報
を追加・変更することが可能となる。
【0097】また、認証情報を記憶しているデータベー
スをディレクトリ形式で構成した場合には、上位概念の
分類から下位概念の分類に向かう認証情報を記憶してい
るフォルダの検索が容易となる。また、各個人のフォル
ダにおいて、希望する認証情報を、複数好みに応じて容
易に追加・変更することが可能となる。
【0098】また、生体情報照合手段27は、個人を特
定するに参考となる情報が入力された場合、生体情報の
照合に先立ち、その情報に基づいてデータベースを検索
し、対象となる生体情報を絞り込むようにすると共に、
参考となる情報が入力されない場合はデータベースサー
バ24の全ての生体情報を検索するように構成すること
もできる。このように構成した場合、まず個人を特定す
るに参考となる情報が存在する場合、その情報を入力し
て検索すべき生体情報が絞り込まれる。それによって、
生体情報での認証を行うに際して、特定人か否かの認証
を行う場合の生体情報の照合に際し、引き出される該生
体情報を検索する時間の短縮化を図ることが可能とな
る。
【0099】さらに、第1の暗号化手段14、及び第1
の復号化手段23を設けることにより、認証情報をネッ
トワーク上で他人が不正に入手しても、第1の暗号化手
段14で暗号化を施すことで、認証情報を何等判別でき
ないことになる。それによって、他人が該認証情報を何
等用いることができないため、認証情報に対するセキュ
リティが向上することになる。また、第1の復号化手段
23が設けられたことにより、第1の暗号化手段14で
暗号化された認証情報を復号化可能となり、その後認証
情報を情報記憶手段に記憶する場合には、該認証情報が
適性であるか否かの確認が行える。
【0100】さらに、第2の暗号化手段25を設け、こ
れと共に第2の復号化手段26を設けることにより、デ
ータベースサーバ24に記憶されている認証情報には暗
号化が施されることになる。このため、もしデータベー
スサーバ24に他人がアクセスしても、他人がこの認証
情報を判別できないことになる。また、このように暗号
化を施すことにより、他人がこの認証情報をデータベー
スサーバ24から持ち出しても、何等用いることができ
ない。このため、認証情報に対するセキュリティを向上
させることになる。また、第2の復号化手段26を設け
たことにより、認証情報同士の照合が生じた場合には、
この認証情報を復号して照合を行うことができる。
【0101】以上、本発明の一実施の形態について述べ
たが、本発明においては、認証情報照合手段の役割を果
たす認証局20、或いは暗証番号の入力によって認証が
為され、その後、認証事故率算出手段30、及びこれに
基づいたキャッシュバック算出手段31によって利用者
にキャッシュバックが為されるならば、情報端末装置1
1、カード会社50、認証局20、保険会社51を経由
する経路は問わない。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、夫々の個人が選択し、
登録された認証情報によって、認証事故率算出手段によ
って算出される認証事故率に差異が生じる場合、この認
証事故率に応じてキャッシュバック算出手段で還元金額
が決定される。このため、認証精度の高い認証情報を利
用者が選択した場合には、認証事故が少ないため、その
分リスク回避のために要するコストを低減して利用者に
還元することが可能となる。その分、実質的な値引きを
行うことが可能となる。また、例えばカードの暗証番号
のみの場合のように、認証精度の低い認証情報のみを利
用者が選択した場合には、生体情報を開示しないこと等
によって夫々の利用者個人のプライバシーの保護を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わるショッピングシ
ステムの構成を示す該略図である。
【図2】図1のショッピングシステムのデータベースサ
ーバに記憶されている認証データベースがディレクトリ
形式である場合の状態を示す図である。
【図3】図1のショッピングシステムのデータベースサ
ーバに記憶されている認証データベースが表形式である
場合の状態を示す図である。
【符号の説明】
10…ショッピングシステム 11…情報記憶装置 12…読取装置(認証情報読取手段) 14…第1の暗号化手段 20…認証局 23…第1の復号化手段 24…データベースサーバ(情報記憶手段) 25…第2の暗号化手段 26…第2の復号化手段 27…生体情報照合手段(認証情報照合手段) 30…認証事故率算出手段 31…キャッシュバック算出手段 40…ショッピングモール 50…カード会社 51…保険会社
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/00 330 G06F 15/00 330F

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人を認証するための複数若しくは単数
    の認証情報について、夫々の個人が選択した認証情報を
    各個人毎に登録しているデータベースを有することを特
    徴とする情報記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記認証情報には、少なくとも一つの生
    体情報が含まれることを特徴とする請求項1記載の情報
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記データベースは、夫々の個人に対応
    して前記認証情報を複数行状に記憶していることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の情報記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記データベースは、行状に配列された
    夫々の個人に対応する認証情報は、多数の個人につき列
    状に配列して記憶していることを特徴とする請求項3記
    載の情報記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記データベースは、夫々の個人につい
    てツリー構造で分類して構成されており、各々の分類に
    おける各個人のセグメントには、夫々の個人が選択した
    認証情報を記憶してデータベースを構成していることを
    特徴とする請求項1又は2記載の情報記憶装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続されている情報端末
    から入力された認証情報に基づいて、特定人であるか否
    かの認証を行い、該特定人であるとの確認が取れたとき
    に商品等の購入を可能とするショッピングシステムにお
    いて、 個人を認証するための複数若しくは単数の認証情報につ
    いて、夫々の個人が選択した認証情報を各個人毎に登録
    しているデータベースを有する情報記憶手段と、 特定人に関する認証情報を読み取る認証情報読取手段
    と、 上記情報記憶手段及び認証情報読取手段に接続されてお
    り、特定人か否かの認証を上記情報記憶手段に記憶され
    ている認証情報と上記認証情報読取手段で読み取られた
    認証情報との照合によって行い、両認証情報が照合した
    場合にのみ商品等の購入を可能とする認証情報照合手段
    と、 上記情報記憶手段と接続されており、上記データベース
    に記憶されている特定の個人の認証事故率を、登録され
    た認証情報に基づいて算出する認証事故率算出手段と、 上記認証事故率算出手段によって算出された認証事故率
    に応じて、上記商品等の購入金額に応じた特定人に対す
    る還元金額を決定するキャッシュバック算出手段と、 を具備することを特徴とするショッピングシステム。
  7. 【請求項7】 前記認証情報には、少なくとも一つの生
    体情報が含まれると共に、この生体情報の照合を行うた
    めに、前記認証情報読取手段では生体情報の照合を行う
    と共に、前記認証情報照合手段では前記情報記憶手段に
    記憶されている生体情報と前記認証情報読取手段で読み
    取られた生体情報の照合が行われることを特徴とする請
    求項6記載のショッピングシステム。
  8. 【請求項8】 前記データベースは、夫々の個人に対応
    して前記認証情報を複数行状に記憶していることを特徴
    とする請求項6又は7記載のショッピングシステム。
  9. 【請求項9】 前記データベースは、行状に配列された
    夫々の個人に対応する認証情報は、多数の個人につき列
    状に配列して記憶していることを特徴とする請求項3記
    載のショッピングシステム。
  10. 【請求項10】 前記データベースは、夫々の個人につ
    いてツリー構造で分類して構成されており、各々の分類
    における各個人のセグメントには、夫々の個人が選択し
    た認証情報を記憶してデータベースを構成していること
    を特徴とする請求項6又は7記載のショッピングシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記生体情報照合手段は、個人を特定
    するに参考となる情報が入力された場合、生体情報の照
    合に先立ち、その情報に基づいてデータベースを検索
    し、対象となる生体情報を絞り込むようにすると共に、
    上記参考となる情報が入力されない場合は前記情報記憶
    手段内の全ての生体情報を検索するようにしたことを特
    徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載のショ
    ッピングシステム。
  12. 【請求項12】 前記認証情報に暗号化を施す第1の暗
    号化手段とこの第1の暗号化手段で暗号化が施された情
    報を復号化する第1の復号化手段が設けられていること
    を特徴とする請求項6から11のいずれか1項に記載の
    ショッピングシステム。
  13. 【請求項13】 前記情報記憶手段には第2の暗号化手
    段が接続されていて、前記情報記憶手段で特定人に関す
    る生体情報を記憶させるに際して暗号化を施すと共に、
    前記情報記憶手段には第2の復号化手段が接続されてい
    て該第2の暗号化手段で暗号化が施された生体情報を前
    記生体情報照合手段での照合に際して復号化することを
    特徴とする請求項7から12のいずれか1項に記載のシ
    ョッピングシステム。
  14. 【請求項14】 ネットワークを介して特定人が商品等
    を購入した際の還元金額を決定するショッピング方法に
    おいて、 特定人を識別するための認証情報を、この特定人が認証
    の際に希望するもののみを選択する認証情報選択工程
    と、 上記認証情報選択工程により選択された単数又は複数の
    認証情報を、情報記録手段に記録させる認証情報記憶工
    程と、 上記認証情報記憶工程により記憶された単数又は複数の
    認証情報を用いて特定人か否かの認証を行った際の認証
    事故の割合を算出する認証事故率算出工程と、 上記認証事故率算出工程により算出された認証事故の割
    合に基づいて、特定人が決済する際の特定人に対する還
    元金額を決定する還元金額算出工程と、 上記商品等を実際に購入する際に、特定人に認証情報を
    入力させ、これを伝送させる認証情報伝送工程と、 上記認証情報伝送工程により伝送された認証情報を受信
    し、上記情報記憶手段内に予め記憶させておいた特定人
    の認証情報と、この受信した認証情報との照合によって
    特定人か否かの認証を行う認証工程と、 上記認証工程により伝送された認証情報と予め上記情報
    記録手段に記憶されている認証情報とが符合した場合
    に、商品等の購入が可能となると共に予め還元金額算出
    工程により算出されている還元金額分を特定人に還元す
    る還元工程と、 を具備することを特徴とするショッピング方法。
  15. 【請求項15】 前記認証情報選択工程において特定人
    が選択する認証情報には、少なくとも一つの生体情報が
    含まれることを特徴とする請求項14記載のショッピン
    グ方法。
  16. 【請求項16】 前記認証情報に対し、暗号化工程によ
    り暗号化を施すことを特徴とする請求項14又は15記
    載のショッピング方法。
  17. 【請求項17】 前記暗号化工程により暗号化が施され
    た認証情報を、復号化する復号化工程を具備することを
    特徴とする請求項16記載のショッピング方法。
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