JP4411462B2 - 構内交換システム - Google Patents

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Description

本発明は構内交換システムに係り、特に構内交換機本体とは無関係に、内線端末相互間で電話帳などの固有データを伝送し、コピーして保存する構内交換システムに関する。
電話帳などの端末固有のデータのバックアップ方法としては、交換機や、ネットワークを経由して、サーバや、それに準じた装置にデータを転送し、データをバックアップする方法がある(例えば「特許文献1」、「特許文献2」参照)。
また、交換機のデータに端末の固有データも持たせるようにして、交換機のデータをバックアップする方法がある(例えば「特許文献3」参照)。
いずれのデータバックアップ方法も端末から主制御装置にデータを移動する方法であり、サーバや、主制御装置にデータを確保するためのデータ記憶領域が必要である。また、データバックアップ、コピー等の動作も、それぞれ装置に必要になるため、それぞれの装置開発時にデータバックアップ動作のシーケンスを設計し、プログラミングしておく必要がある。
特開2003−219053号公報 特開2001−177624号公報 特開2003−087306号公報
近年、内線端末の機能の多様化、内線端末の保持する電話帳データなどのデータ量が増加する傾向に伴い、内線端末が有するデータを他の内線端末、他の装置または記憶装置にコピーまたはバックアップさせるためには、構内交換機の主制御装置の制御が係わることになり、内線端末のデータ量が膨大になると、主制御装置には、コピーまたはバックアップのための負荷が大きくなる課題がある。
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は構内交換機の主制御装置を動作させることなく、内線端末相互間でデータのコピーを実行することが可能な構内交換システムを提供することにある。
前記課題を解決するためこの発明に係る構内交換システムは、2台の内線端末を1台のディジタルライン回路に接続し、ディジタルライン回路をディジタル構内交換機に収容する構内交換システムにおいて、ディジタルライン回路は、一方の内線端末に保存されている電話帳ータを他方の内線端末に伝送し、保存するシーケンス制御を行う端末インタフェースパッケージを備え、端末インタフェースパッケージが、内線端末とのインタフェースを取る通信インタフェース、データ伝送のシーケンス動作を制御するパッケージ制御手段、シーケンスプログラムを保存するパッケージ記憶手段を備え、内線端末が、インタフェースパッケージとのインタフェースを取る通信インタフェース、電話帳データを保存する記憶手段、コマンドを入力するキー入力手段、データ伝送の状態を表示する表示手段、内線端末のシーケンス動作を制御する端末制御手段を備え、一方の内線端末の前記端末制御手段が、キー入力手段に電話帳データコピーのコマンド投入があると、パッケージ制御手段に対してデータコピー開始動作を指示し、当該パッケージ制御手段が、当該データコピー開始動作の指示により、他方の内線端末に電話帳データコピー受信可否を問合せし、他方の内線端末の前記端末制御手段が、当該問合せに応じ、表示手段に当該電話帳コピーを許容するかの問合せを表示し、キー入力手段に電話帳データコピーを許容するコマンド投入があるとパッケージ制御手段に対してデータコピー許容を指示し、当該パッケージ制御手段が、当該データコピー許容の指示により、当該一方の内線端末にデータコピー許容を通知して、一方の内線端末と前記他方の内線端末間を接続し、これによって、一方の内線端末に保存されている電話帳データを、他方の内線端末にコピーさせる伝送シーケンスを行わせることを特徴とする。
この発明に係るディジタルライン回路は、一方の内線端末に保存されている電話帳などのデータを他方の内線端末に伝送し、保存するシーケンス制御を行う端末インタフェースパッケージを備えたので、ディジタル構内交換機の主制御装置を動作させることなく、内線端末相互間でデータのコピーを実行することができる。
また、この発明に係る端末インタフェースパッケージは、内線端末とのインタフェースを取る通信インタフェース、データ伝送のシーケンス動作を制御するパッケージ制御手段、シーケンスプログラムを保存するパッケージ記憶手段を備えたので、シーケンス動作制御により、内線端末相互間と端末インタフェースパッケージとでクローズしてデータの伝送を実行することができる。
また、この発明に係る内線端末は、端末インタフェースパッケージとのインタフェースを取る通信インタフェース、電話帳などのデータを保存する記憶手段、コマンドを入力するキー入力手段、データ伝送の状態を表示する表示手段、内線端末のシーケンス動作を制御する端末制御手段を備えたので、端末インタフェースパッケージのシーケンス動作に対応したシーケンス動作を実行することにより、コピーするデータの送受信およびデータの伝送状態を表示することができる。
また、この発明に係るシーケンス動作は、所定のコマンドに基づいてデータの送信、データの伝送、データの受信およびデータのコピーを実行するので、端末インタフェースパッケージを介して内線端末相互間でデータのコピーを実現することができる。
さらに、この発明に係る端末インタフェースパッケージは、内線端末相互間でデータの送受信中には、ディジタル構内交換機を制御する主制御装置からの着信などの制御指令を拒否することを特徴とする。
この発明に係る端末インタフェースパッケージは、内線端末相互間でデータの送受信中には、主制御装置からの着信などの制御指令を拒否するので、主制御装置から独立してデータコピーを優先することができる。
この発明に係るディジタルライン回路は、一方の内線端末に保存されている電話帳などのデータを他方の内線端末に伝送し、保存するシーケンス制御を行う端末インタフェースパッケージを備えたので、ディジタル構内交換機の主制御装置を動作させることなく、内線端末相互間でデータのコピーを実行することができ、内線端末相互間でデータのコピーを容易にして、利便性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る端末インタフェースパッケージは、内線端末とのインタフェースを取る通信インタフェース、データ伝送のシーケンス動作を制御するパッケージ制御手段、シーケンスプログラムを保存するパッケージ記憶手段を備えたので、シーケンス動作制御により、内線端末相互間と端末インタフェースパッケージとでクローズしてデータの伝送を実行することができ、主制御装置を介在することなく、単純にデータのコピーを実現することができる。
さらに、この発明に係る端末インタフェースパッケージは、内線端末相互間でデータの送受信中には、主制御装置からの着信などの制御指令を拒否するので、主制御装置から独立してデータコピーを優先することができ、内線端末相互間のデータコピーを確実に実行することができる。
また、この発明に係る内線端末は、端末インタフェースパッケージとのインタフェースを取る通信インタフェース、電話帳などのデータを保存する記憶手段、コマンドを入力するキー入力手段、データ伝送の状態を表示する表示手段、内線端末のシーケンス動作を制御する端末制御手段を備えたので、端末インタフェースパッケージのシーケンス動作に対応したシーケンス動作を実行することにより、コピーするデータの送受信およびデータの伝送状態を表示することができ、内線相互間でデータのコピーを実現することができる。
さらに、この発明に係るシーケンス動作は、所定のコマンドに基づいてデータの送信、データの伝送、データの受信およびデータのコピーを実行するので、端末インタフェースパッケージを介して内線端末相互間でデータのコピーを実現することができ、データコピーの実用性ならびに容易性をアピールすることができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る構内交換システムの一実施の形態システム構成図である。図1において、構内交換システム1は、構内交換機を構成するディジタル構内交換機2と、内線端末を構成するディジタル多機能電話機TEL1a,TEL1b〜TELna,TELnbと、局線が接続される公衆網NTとから構成されている。
ディジタル構内交換機2は、主制御装置4の接続制御により、通話路を形成する通話路スイッチ3と、ディジタル多機能電話機TEL1a,TEL1b〜TELna,TELnbが接続されるディジタルライン回路DL1〜DLnと、I基本インタフェース(2B+D)回線を収容するIインタフェースライン回路7、1次群インタフェース(24B+D)回線を収容する1時群インタフェースライン回路8と、構内交換機の全体の動作を制御する主制御装置4と、局データや交換機能データ、様々なデータテーブルを記憶する記憶装置5とから構成されている。なお、通話路スイッチ3、主制御装置4および記憶装置5は、制御バスBUSを介して接続される。
ディジタルライン回路DL1は、例えばI基本インタフェース(2B+D)の2チャネルを担当し、2台のディジタル多機能電話機TEL1a(内線端末A),TEL1b(内線端末B)が接続され、ディジタル多機能電話機TEL1aおよびディジタル多機能電話機TEL1bにそれぞれ1チャネル(B:64kbps)の内線割当てがなされる。
ディジタルライン回路DL2〜DLnも、それぞれI基本インタフェース(2B+D)の2チャネルを担当し、それぞれ2台のディジタル多機能電話機TEL2a,TEL2b〜TELna,TELnbが接続され、それぞれのディジタル多機能電話機に1チャネル(B:64kbps)の内線割当がなされる。
ディジタルライン回路DL1とディジタル多機能電話機TEL1a,TEL1bは、内線端末相互間で保存している電話帳などの固有データの送信、伝送、受信および保存を実行し、データのコピー(またはバックアップ)を行う<データコピー単位>を形成する。
また、ディジタルライン回路DL2〜DLnとディジタル多機能電話機TEL2a,TEL2b〜TELna,TELnbの間にも、それぞれ<データコピー単位>が形成されるので、ディジタルライン回路DL1とディジタル多機能電話機TEL1a,TEL1bの<データコピー単位>を取り上げて、内線端末相互間のデータコピーについて説明する。
ディジタルライン回路DL1は、ディジタル多機能電話機TEL1aまたはディジタル多機能電話機TEL1bに保存されている電話帳などのデータをディジタル多機能電話機TEL1bまたはディジタル多機能電話機TEL1aに伝送し、保存するシーケンス制御を行う端末インタフェースパッケージ6aを備える。
端末インタフェースパッケージ6aを備えたことにより、<データコピー単位>は、ディジタル構内交換機2の主制御装置4を動作させることなく、内線端末相互間でデータのコピーを実行することができる。
<データコピー単位>の構成ならびにシーケンス動作を説明するのに先立って、ディジタル構内交換機2の主制御装置4が係わる内線端末間の発着信動作について説明する。図2はこの発明に係る構内交換システムの内線相互間の発着信動作シーケンス図である。図2において、内線端末A(ディジタル多機能電話機TEL1a)から内線端末B(ディジタル多機能電話機TEL1b)に対して発信動作を実行すると、端末インタフェースパッケージ6aが内線端末Aのダイヤル発信を検出し、主制御装置4に発信動作を通知する。
主制御装置4は、内線端末Bへの着信動作を端末インタフェースパッケージ6aに指令(着信指令)し、端末インタフェースパッケージ6aから内線端末Bへ着信動作(リンガー鳴動指令)を実行する。
内線端末Bが着信に応答する応答動作をすると、端末インタフェースパッケージ6aが内線端末Bの応答を検出し、内線端末Bの応答動作を主制御装置4に通知する。
応答通知を受けた主制御装置4は、通話路スイッチ3を制御して内線端末Aと内線端末Bの通話パスを形成し、通話開始の指令を端末インタフェースパッケージ6aに通知する。通話開始指令を受けた端末インタフェースパッケージ6aから内線端末Aおよび内線端末Bに通話開始の指令を通知することにより、内線端末Aと内線端末Bの通話が可能になる。このように、内線端末相互間のダイヤル発信、着信ならびに通話などには、主制御装置4の制御が必ず必要とされることになる。
図3はこの発明に係る端末インタフェースパッケージの一実施の形態要部ブロック構成図である。図3において、端末インタフェースパッケージ6aは、ディジタル多機能電話機TEL1a(内線端末A)が接続される内線C1aを収容し、ディジタル多機能電話機TEL1aとのインタフェースを取る通信インタフェース9a、ディジタル多機能電話機TEL1b(内線端末B)が接続される内線C1bを収容し、ディジタル多機能電話機TEL1bとのインタフェースを取る通信インタフェース9b、内線端末Aと内線端末B間のデータ伝送のシーケンス動作を制御するパッケージ制御手段10、シーケンスのプログラミングを記憶するパッケージ記憶手段11を備える。
端末インタフェースパッケージ6aは、内線端末Aから電話帳などの固有データの送信要求(コマンド)を受信すると、内線端末Bの未使用を確認し、内線端末Aに送信許可のコマンドを通知し、通信インタフェース9aと通信インタフェース9bとの間のデータパスPaを形成する。
また、端末インタフェースパッケージ6aは、内線端末Aから内線端末Bへのデータ送信が開始されると、ビジー(使用中)を主制御装置4に通知し、内線端末A,B相互間でデータの送受信中には、主制御装置4からの着信などの制御指令を拒否し、内線端末A,B相互間のデータ伝送を継続させる。
このように、この発明に係る端末インタフェースパッケージ6aは、内線端末A,B相互間でデータの送受信中には、主制御装置4からの着信などの制御指令を拒否するので、主制御装置4から独立してデータコピーを優先することができ、内線端末A,B相互間のデータコピーを確実に実行することができる。
さらに、端末インタフェースパッケージ6aは、内線端末Aおよび内線端末Bのデータ伝送に係わる状態を監視し、内線端末Aおよび内線端末Bに状態表示をさせるための表示要求を送信する。
また、端末インタフェースパッケージ6aは、内線端末A,B相互間のデータ伝送の終了を監視し、終了を検出した場合には、主制御装置4へのビジー(使用中)を停止する。
このように、この発明に係る端末インタフェースパッケージ6aは、内線端末A,Bとのインタフェースを取る通信インタフェース9a,9b、データ伝送のシーケンス動作を制御するパッケージ制御手段10、シーケンスプログラムを保存するパッケージ記憶手段11を備えたので、シーケンス動作制御により、内線端末A,B相互間と端末インタフェースパッケージ6aとでクローズしてデータの伝送を実行することができ、主制御装置4を介在することなく、単純にデータのコピーを実現することができる。
図4はこの発明に係るディジタル多機能電話機の一実施の形態概観図である。図4において、ディジタル多機能電話機TELは、通話を行う為のハンドセットHS、データ伝送の様々な状態を表示する表示器LCD、固有データの送受信のために、コマンドを入力するキーボードKEYが設けられている。
図5はこの発明に係るディジタル多機能電話機の一実施の形態要部ブロック構成図である。図5において、ディジタル多機能電話機TELは、固有データの送信、伝送、受信、記憶の状態を表示する表示手段12、固有データの送受信に必要とされるコマンドを入力するキー入力手段13、内線端末の着信、保留などを色表示する発光ダイオード15を備える。
また、ディジタル多機能電話機TELは、表示手段12、キー入力手段13および発光ダイオード15とのインタフェースを取るインタフェース16、端末インタフェースパッケージ6aのシーケンスに対応した内線端末のシーケンス動作を制御する端末制御手段18、電話帳などの固有データ、シーケンスプログラムを記憶する記憶手段19、音声信号を音声データにコード化し、音声データを音声信号にデコードする音声コーデック17、通話をするためのハンドセット14、端末インタフェースパッケージ6aとのインタフェースを取る通信インタフェース20を備える。
ディジタル多機能電話機TELは、端末インタフェースパッケージ6aのシーケンスに合わせて固有データの送信、受信、記憶のシーケンス動作を実行するとともに、シーケンス動作に関連する状態の表示を実行する。
このように、この発明に係る内線端末(ディジタル多機能電話機TEL)は、端末インタフェースパッケージ6aとのインタフェースを取る通信インタフェース20、電話帳などのデータを保存する記憶手段19、コマンドを入力するキー入力手段13、データ伝送の状態を表示する表示手段12、内線端末のシーケンス動作を制御する端末制御手段18を備えたので、端末インタフェースパッケージ6aのシーケンス動作に対応したシーケンス動作を実行することにより、コピーするデータの送受信およびデータの伝送状態を表示することができ、内線相互間でデータのコピーを実現することができる。
図6はこの発明に係る<データコピー単位>の一実施の形態データコピーのシーケンス図である。なお、内線端末Aから内線端末Bに固有データをコピーする場合について説明する。図6において、内線端末AのキーボードKEYからデータコピーのコマンドを入力してデータコピー開始動作を行う。
データコピーのコマンドを受信した端末インタフェースパッケージ6aは、データコピー先の内線端末Bが使用中か未使用中かを確認した後、コピーするデータを受信させる。なお、データコピーには、主に2つの方法がある。
1つ目の方法は、内線端末Bの表示器LCDに、「データコピー受信しますか?■YES NO」等の表示をさせ、内線端末Bの使用者にデータコピー受信をするか、しないかを選択させる。
2つ目の方法は、内線端末Bが未使用であれば、無条件にデータコピー開始する。
内線端末Bがデータコピー受信する場合、この時点で端末インタフェースパッケージ6aは、主制御装置4に対して内線端末Aと内線端末Bがビジー(使用中の意)であることを通知する。
また、端末インタフェースパッケージ6aは、内線端末Aに対してデータコピーの開始(送信)を許容し、同時に内線端末Aと内線端末BのデータパスPaを形成する。
内線端末Aから内線端末Bにデータの送信が行われると、端末インタフェースパッケージ6aは、データコピー完了の監視を行い、その他のデータ転送プロトコルは、内線端末Aおよび内線端末Bの相互間で、クローズする。
データ転送が完了した場合、もしくはなんらかのエラーが発生した場合、いずれの場合にも、内線端末Aは、データコピー完了の信号を発生する。
端末インタフェースパッケージ6aは、内線端末Aと内線端末BのデータパスPaを開放し、主制御装置4への内線端末Aと内線端末Bのビジーをクリアした後、通常動作へ戻る。
データ転送エラーか成功完了かは、内線端末Aの表示器LCDに表示し、端末使用者に分からせればよい。内線端末Aおよび内線端末Bは、この表示とともに通常動作に戻る。
図7はこの発明に係るデータコピー表示の一実施の形態表示図である。図7において、a状態の表示には、内線端末Aからのデータコピーを受信した場合、内線端末Bは、受信を「YES」または「NO」のいずれで選択するかを表示する。
b状態の表示には、内線端末Aからのデータコピー受信中に、使用不可であり、しばらくお待ちください。の内容を内線端末Bに表示する。
c状態の表示には、内線端末Aおよび内線端末Bは、データ送信(受信)エラー発生を表示する。
d状態の表示には、内線端末Aおよび内線端末Bは、データ送信(受信)完了を表示する。
e状態の表示には、内線端末Aは、データコピー送信失敗を表示する。
図8はこの発明に係る<データコピー単位>の一実施の形態データコピー拒否のシーケンス図である。なお、本実施の形態は、図6に示す内線端末Bが使用中、もしくはデータコピーを内線端末Bの使用者が拒否した場合のシーケンスである。
図8において、内線端末Bが使用中、もしくはデータコピー拒否であれば、端末インタフェースパッケージ6aは、データコピー不可を内線端末Aに通知し、内線端末Aは、表示器LCDにその旨を表示し、内線端末Aの使用者に認識させて、通常動作に戻る。
図9はこの発明に係る<データコピー単位>の別実施の形態データコピー禁止のシーケンス図である。なお、本実施の形態は、図6に示すデータコピーシーケンス中に主制御装置4からの着信等の制御指令が端末インタフェースパッケージ6aに来た場合のシーケンスである。
図9において、端末インタフェースパッケージ6aから主制御装置4に、内線端末Aと内線端末Bのビジー(使用中)を通達するまでは、主制御装置4からなんらかの制御指令(例えば、着信)が来る可能性がある。
このような場合には、端末インタフェースパッケージ6a、内線端末Aおよび内線端末Bの<データコピー単位>は、全てがデータコピーシーケンスを中断し、ただちに通常動作に戻る。
なお、内線端末Aおよび内線端末Bのシーケンス動作は、キーボードKEYから所定のコマンド(データ送信、データ受信、データ保存)を操作し、端末インタフェースパッケージ6aのシーケンス動作は、予め設定した所定のコマンドで実行する。
そして、内線端末Aおよび内線端末Bのシーケンス動作は、端末インタフェースパッケージ6aのシーケンス動作に対応して実行されるように、シーケンスプログラムをそれぞれ端末インタフェースパッケージ6aのパッケージ記憶手段11、内線端末Aおよび内線端末Bの記憶手段19に記憶させておく。
このように、この発明に係るシーケンス動作は、所定のコマンドに基づいてデータの送信、データの伝送、データの受信およびデータのコピーを実行するので、端末インタフェースパッケージ6aを介して内線端末A,B相互間でデータのコピーを実現することができ、データコピーの実用性ならびに容易性をアピールすることができる。
以上説明したように、この発明に係るディジタルライン回路DL1は、一方の内線端末Aに保存されている電話帳などのデータを他方の内線端末Bに伝送し、保存するシーケンス制御を行う端末インタフェースパッケージ6aを備えたので、ディジタル構内交換機2の主制御装置4を動作させることなく、内線端末A,B相互間でデータのコピーを実行することができ、内線端末相互間でデータのコピーを容易にして、利便性の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態では、端末インタフェースパッケージ6a、内線端末A(ディジタル多機能電話機TEL1a)および内線端末B(ディジタル多機能電話機TEL1b)で構成される<データコピー単位>について説明したが、本発明は、ディジタル多機能電話機TEL2a,TEL2bおよび端末インタフェースパッケージ6bで構成される<データコピー単位>〜ディジタル多機能電話機TELna,TELnbおよび端末インタフェースパッケージ6nで構成される<データコピー単位>にも同様に適用することができる。
また、任意のディジタル多機能電話機TEL2a〜TELnbをディジタル多機能電話機TEL1bに置き換え、ディジタル多機能電話機TEL1aのデータをコピーした後、元の位置に戻しても、固有データをコピーすることができる。
本発明に係る構内交換システムは、構内交換機の主制御装置を動作させることなく、内線端末相互間でデータのコピーを実行することができ、基本インタフェース(2B)を2台の内線端末に割り当てるあらゆる構内交換システムに適用することができる。
この発明に係る構内交換システムの一実施の形態システム構成図 この発明に係る構内交換システムの内線相互間の発着信動作シーケンス図 この発明に係る端末インタフェースパッケージの一実施の形態要部ブロック構成図 この発明に係るディジタル多機能電話機の一実施の形態概観図 この発明に係るディジタル多機能電話機の一実施の形態要部ブロック構成図 この発明に係る<データコピー単位>の一実施の形態データコピーのシーケンス図 この発明に係るデータコピー表示の一実施の形態表示図 この発明に係る<データコピー単位>の一実施の形態データコピー拒否のシーケンス図 この発明に係る<データコピー単位>の別実施の形態データコピー禁止のシーケンス図
符号の説明
1 構内交換システム
2 ディジタル構内交換機
3 通話路スイッチ
4 主制御装置
5 記憶装置
6a〜6n 端末インタフェースパッケージ
7 Iインタフェースライン回路
8 1時群インタフェースライン回路
9a,9b 通信インタフェース
10 パッケージ制御手段
11 パッケージ記憶手段
12 表示手段
13 キー入力手段
14 ハンドセット
15 発光ダイオード
16 インタフェース
17 音声コーデック
18 端末制御手段
19 記憶手段
20 通信インタフェース
DL1〜DLn ディジタルライン回路
TEL1a,TEL1b〜TELna,TELnb ディジタル多機能電話機
BUS 制御バス
NT 公衆網
C1a,C1b,Ci 内線
HS ハンドセット
LCD 表示器
KEY キーボード
Pa データパス

Claims (2)

  1. 2台の内線端末を1台のディジタルライン回路に接続し、前記ディジタルライン回路をディジタル構内交換機に収容する構内交換システムにおいて、
    前記ディジタルライン回路は、一方の内線端末に保存されている電話帳ータを他方の内線端末に伝送し、保存するシーケンス制御を行う端末インタフェースパッケージを備え
    前記端末インタフェースパッケージは、前記内線端末とのインタフェースを取る通信インタフェース、データ伝送のシーケンス動作を制御するパッケージ制御手段、シーケンスプログラムを保存するパッケージ記憶手段を備え、
    前記内線端末は、前記インタフェースパッケージとのインタフェースを取る通信インタフェース、前記電話帳データを保存する記憶手段、コマンドを入力するキー入力手段、データ伝送の状態を表示する表示手段、前記内線端末のシーケンス動作を制御する端末制御手段を備え、
    前記一方の内線端末の前記端末制御手段は、前記キー入力手段に電話帳データコピーのコマンド投入があると、前記パッケージ制御手段に対してデータコピー開始動作を指示し、
    当該パッケージ制御手段は、当該データコピー開始動作の指示により、前記他方の内線端末に電話帳データコピー受信可否を問合せし、
    前記他方の内線端末の前記端末制御手段は、当該問合せに応じ、前記表示手段に当該電話帳コピーを許容するかの問合せを表示し、前記キー入力手段に電話帳データコピーを許容するコマンド投入があると前記パッケージ制御手段に対してデータコピー許容を指示し、
    当該パッケージ制御手段は、当該データコピー許容の指示により、当該一方の内線端末にデータコピー許容を通知して、前記一方の内線端末と前記他方の内線端末間を接続し、
    これによって、前記一方の内線端末に保存されている電話帳データを、前記他方の内線端末にコピーさせる伝送シーケンスを行わせる、
    ことを特徴とする構内交換システム。
  2. 前記端末インタフェースパッケージは、前記内線端末相互間でデータの送受信中には、前記ディジタル構内交換機を制御する主制御装置からの着信などの制御指令を拒否することを特徴とする請求項記載の構内交換システム。
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