JP4411008B2 - 長尺な金属製無端ベルトの脱着方法及び脱着機構 - Google Patents

長尺な金属製無端ベルトの脱着方法及び脱着機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、予め無端に形成された金属製無端ベルトを、フレーム枠により囲まれた空間内に配された複数のベルト回動用ロールに装着し及び/又は取外すための脱着方法と脱着機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、金属製の無端ベルトを使って、様々な製品の加工や製造がなされるようになってきている。これらの加工や製造のための機械は、単にベルトマシーンと呼称されることが多い。このベルトマシーンの利点は、被加工品に対して多様な条件下で多様な処理が同一ベルト上で連続処理が可能であること、常に平面上で加工が可能であること、被加工品にはベルトを離れるまで張力がかからないことなどがある。このベルトマシーンの種類は多様であり、例えばベルト上に溶融樹脂を流し込みながら直接フィルムを製造するフィルム成形機、或いは同じくベルト上を搬送されるシート製品の表面に薄膜をコーティングする塗工機などがある。これらのベルトマシーンには、単一の金属製無端ベルトを使い、そのベルト上で被加工品に対して所望の加工を行うシングルベルトマシーンと、上下の金属製無端ベルトの間にて被加工品に対して各種の加工を行うダブルベルトマシーンがある。
【0003】
シングルベルトマシーンとしては、例えば光学用フィルムキャスティング装置があり、高精度のギアポンプから供給される液状の樹脂を特殊に設計されたTダイから一方向に走行する表面が鏡面加工された金属製無端ベルト上に供給し、同ベルトの回動とともに脱溶剤させたり、重合させながらフィルム状又はシート状で引き取るものである。このとき、フィルムやシートの幅及び厚みを高精度に制御しており、製品フィルムは全ての方向に張力が一切かからない状態で製造されるため光学的歪みのない高品質のフィルムが製造できるというものである。
【0004】
このシングルベルトマシーンの一例に、例えば特許文献1に開示されたシングルベルトマシーンがある。このシングルベルトマシーンは、流動性の化学製品を粒子に成形するための滴下成形機である。この滴下成形機は、大気圧下において、流動性の化学製品が収容される内部室を有する回転スクリーンを回転させて、室内の圧力部材に流動性の化学製品を衝突させて流体圧力を生成し、スクリーンの開口を通って流動性の化学製品を押し出して点滴を形成せしめ、一方に走行する金属製の無端ベルトの搬送表面上に滴下させる。この搬送表面上で滴下した点滴は搬送され固化して粒子になり、そこから取り出されて収集される。この粒子としては、例えば薬剤、調味料、芳香剤、合成洗剤、樹脂安定剤などの化学製品からなる粒子である。
【0005】
一方のダブルベルトマシーンは、被加工物を走行する上下ベルト間で搬送しながら同時に加熱/冷却、反応、加圧/積層、鏡面転写などの各種加工を連続的に行うものであり、例えば発泡樹脂ボード、ゴム、複合材シート又はボードの熱処理装置、或いはプリント基板表面に対する樹脂コーティング装置や、金属及びゴムとの貼り合わせ物の量産用装置、高温化で特殊処理するフレキシブル基板用のラミネート装置などを挙げることができる。例えば、特許文献2によれば、コイルアンテナにICチップが実装されたインレットシートをカード基材間に配置させたワークWを、上下に配され対向ベルト領域において一方向に走行する金属製の無端ベルト間に挟持して、加熱・加圧装置により加熱したのち加圧するとともに冷却し、ICチップ内蔵型の樹脂カードを製造するダブルベルトマシーンが開示されている。
【0006】
また、このダブルベルトマシーンの他の例としては、例えば特許文献3には、同方向に同速度で進行する一対の金属製無端ベルトを直列に2組以上設置して、未発砲樹脂シートを前記一対のベルトをもって挟圧して移送しながら均一な気泡を有する発泡シートを連続して製造する方法が開示されている。この方法では、少なくとも前記第1組目と前記第2組目との各エンドレスベルトにより挟圧されて移送される発泡シートの両側部を使用樹脂の融点以下の温度に制御しており、また第2組目の前記エンドレスベルトを第1組目のそれより5〜1000%増の速度で進行させ、第3組以降の前記エンドレスベルトを直前の組のエンドレスベルトとほぼ同速度で進行させる。第1組目と第2組目のエンドレスベルトにおける入口側のシート挟圧ベルト部分の温度と、出口側のシート挟圧ベルト部分の温度とをそれぞれ制御するとともに、第3組目以降のエンドレスベルトの温度を所定温度に制御している。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−276877号公報
【特許文献2】
特開平11−338997号公報
【特許文献3】
特開平8−156119号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のように、各特許文献1〜3のいずれも金属製の無端ベルトを使うものではあるが、その金属製無端ベルトを如何に機械に載せるかに関しては一切記載がない。この種の金属製無端ベルトは、その肉厚は(0.6〜3mm)と厚く、長さも8mを越えるものが多いため、大重量であり簡単には取り扱いにくい。しかも、その表面粗さや加工しようとする製品により要求されるベルトの加工精度も多様であり、その用途によって駆動ロールなどへの装着の仕方を異ならせねばならない。例えば、光学製品やIT製品などのように厚さ精度に対して極めて厳密な精度が要求される場合には、ベルトの継目部分は当然として、ベルトの表面全体を鏡面加工する必要があるばかりでなく、ベルトの表面に凹凸があってはならない。
【0009】
通常、この種の金属製無端ベルトをベルト駆動ロールなどに装着するには、▲1▼ベルトマシーンの設置現場にて金属製ベルトを駆動ロールなどに掛け回し、そのベルト端部を突き合わせて溶接により連結して無端ベルトを製作し、駆動ロールに装着する方法と、▲2▼ベルトマシーンの設置現場から離れた場所で、予め金属製の無端ベルトを製作しておき、これをベルトマシーンの設置現場に搬入して、駆動ロールなどに掛け回して装着させるベルト装着方法とがある。このベルトの装着が終了したのち、緊張ロールなどによってベルトに所定の張力を与える。この張力も最大で7〜10kg/mm2 と極めて大きく、特に無端ベルトの継目部分にはこれらの強力な引っ張りに対して十分な引張強度を確保しなければならない。
【0010】
上述の▲1▼によるベルト装着方法は一般的ではあるが、ベルト装着現場にてベルト端部を溶接などにより連結する場合には、溶接は可能であっても、溶接にともなう付随的な加工を行おうとしても狭い作業空間では難しく、所要の加工精度が得られないことが多い。殊に、溶接部と他の部分において、肉厚を均一にしようとしても、現場にて溶接する場合には、同溶接部が他の部分よりも僅かに凹んでしまい、製品に高精度の加工が要求される場合には、同ベルトを使うことができない。そこで、特に製品に対して高精度な加工が要求されるベルトマシーンにあっては、上記▲2▼のベルト装着方法が採用されることになる。
【0011】
ところで、既述したとおり、この種のベルトマシーンに装着される金属製の無端ベルトは高重量であるばかりでなく、極めて長尺である。しかも、同ベルトの駆動にあたっても、高温加熱・冷却・押圧などの過酷な加工条件のもとで、ベルトの幅方向のみならず厚さ方向の変動があってはならない。その結果、ベルトマシーンの殆どは、加熱装置、冷却装置及び押圧装置などの他に、張力付与装置などが無端ベルトの内外に設置されることになる。更には、これらの装置を固定支持するためにベルトの周辺には多数の支持フレーム枠が配され、同フレーム枠により無端ベルトの大半が囲まれている。
【0012】
そのため、上述のごとく、現場以外の場所において予め無端ベルトを製作しておき、これをベルト交換時などに現場に搬入し装着しようとすると、前記支持フレーム枠を解体し改めて組み立てなおさなければならず、そのために多くの労力と時間が浪費されるばかりでなく、再稼働の都度、各種装置の調整を行わなければならず、更に時間とメンテナンスのための費用が追加され、生産性を大幅に低下させている。
【0013】
本発明は、かかる現状を踏まえて開発されたものであり、その目的はこの種のベルトマシーンにあってフレーム枠などの格別の解体や組立てが不要であり、更には解体や組立てに基づく周辺機器の再調整が不要な金属製無端ベルトの脱着方法と脱着機構を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
かかる目的を達成すべく、本発明の長尺な金属製無端ベルトの脱着方法の基本的な構成は、周辺を1以上の第1垂直フレーム及び水平フレームを有する第1フレーム枠により囲まれた主空間内を回動する長尺な金属製無端ベルトを前後一対のベルト回動用ロールに脱着する方法であって、前記金属製無端ベルトの回動方向に直交し前記主空間に隣接する部位に、第2垂直フレーム及び水平フレームを有する第2フレーム枠により前記主空間と同等の容積空間をもつ補助空間を設けること、前記補助空間内に金属製無端ベルトの一部又は全部を搬入すること、同無端ベルトと干渉する前記第1垂直フレームの干渉部位に装着された垂直フレーム片を同第1垂直フレームから除去してベルト挿通間隙を形成すること、同ベルト挿通間隙を通して前記主空間内に前記金属製無端ベルトを差し入れて前記ベルト回動用ロールに装着すること、及び各ベルト回動用ロールに前記金属製無端ベルトを装着後、前記第1垂直フレームに形成された前記ベルト挿通間隙に前記垂直フレーム片を再装着すること、を含んでなることを特徴としている。
【0015】
この脱着方法を効率的に行うため、本発明による長尺な金属製無端ベルトの脱着機構は、少なくとも前後に配されたベルト回動用ロールに掛け回されて回動する金属製無端ベルトを前記ベルト回動用ロールに脱着する機構であって、前記金属製無端ベルトの回動主空間のベルト幅方向を囲むようにして複数の第1垂直フレーム及び水平フレームを有する1以上の第1フレーム枠が配され、前記回動主空間の前記金属製無端ベルトの回動方向に直交して隣接し、第2垂直フレーム及び水平フレームを有する第2フレーム枠が配され、その第2フレーム枠の内側に前記回動主空間と同等の容積空間をもつ補助空間が形成され、前記回動主空間と補助空間との境界部に配される1以上の各第1垂直フレームの一部に垂直フレーム片が取着可能に配されており、その除去時にはベルト通過用のベルト挿通間隙が形成される、ことを特徴としている。
【0016】
いま、例えば金属製無端ベルトが外されたベルト回動用ロールに、現場以外の場所で作成された新たな金属製無端ベルトを掛け回して装着しようとするときは、まず、ベルト装着空間である主空間に隣接する補助空間内に前記金属製無端ベルトを搬入する。この搬入は、前記補助空間の外部側に配された第2垂直フレームを除去可能に構成しておき、第2垂直フレームを外して除去したのちに搬入させる。この場合、水平フレームには同フレームの自重以外に格別の荷重が掛かっていないため、一時的に片持ち状態としても安全面での不都合は生じない。
【0017】
新たな金属製の無端ベルトは補助空間に搬入され、一旦補助空間を構成する水平フレームに引っ掛けられる。この場合金属製無端ベルトに傷がつかないように水平フレームにはフランネルのような柔らかいものを巻いておくことが好ましい。次に前記第2垂直フレームを改めて元の位置に設置したのち、第1垂直フレームに装着されている垂直フレーム片を取り外す。垂直フレーム片が除去されると、第1垂直フレームの途中に金属製無端ベルトを水平に挿通可能なベルト挿通間隙が生じる。このベルト挿通間隙を通して新たな金属製の無端ベルトを挿通させたのち、同無端ベルトを主空間の前後に配されたベルト回動用ロールに掛け回して装着する。このとき、緊張ロールなどは待機位置にあり、ベルト装着時には無端ベルトの装着長さには余裕があるため、ベルト回動用ロールに容易に装着することができる。この装着が終了すると、第1垂直フレームから外されている上記垂直フレーム片を元のベルト挿通間隙に嵌着させたのち、これをボルト等の適宜固着手段により固着させる。
【0018】
以上の説明から明らかなごとく、主空間を囲む第1フレーム枠を解体することなく、その一部である垂直フレーム片の脱着だけの簡単な操作で予め製作された重量物である金属製の無端ベルトを容易に装着することができるようになる。その結果、装着後の周辺機器に対する調整作業をも簡略化できるため、稼働効率が大幅に向上する。
【0019】
更に、上述のようにして新たな金属製無端ベルトを装着したのち、長期の稼働により交換時期がきたとき、先の無端ベルトをベルト回動用ロールから外さなければならなくなる。本発明の金属製無端ベルトの脱着方法にあっては、そのような交換にあたっては、金属製無端ベルトと干渉する前記第1垂直フレームの干渉部位に装着された前記垂直フレーム片を同第1垂直フレームから再び除去してベルト挿通間隙を形成し、ベルト回動用ロールに掛け回し装着された金属製無端ベルトを、前記ベルト挿通間隙を通して前記補助空間へと引き出したのち、フレーム外へと搬出することをも含んでいる。
【0020】
また本発明の金属製無端ベルトの脱着方法では、前述のベルト脱着操作時に、支持ブロックにより前記ベルト回動用ロールのロール面を下方から回動不能に支持することをも含む場合があり、このようにベルト回動用ロールのロール面を支持ブロックにより下方から回動不能に支持すれば、ベルトの脱着時に前記ロール類が回動せず、円滑に脱着操作を行うことができるようになる。
【0021】
【発明の実施形態】
以下、本発明の金属製無端ベルトの脱着方法と脱着機構の代表的な実施形態を図面を参照しながら具体的に説明する。図1〜図4は本発明の金属製無端ベルトの脱着機構を備えたベルトマシーンの実施形態の一例を示している。図1は同ベルトマシーンの正面図、図2は同平面図、図3は図1におけるIII-III 線に沿った矢視断面図、図4は同IV-IV 線に沿った矢視断面図、図5は同脱着機構に適用されるロール類の支持ブロックの正面図である。
【0022】
前記ベルトマシーン100は、上下一対の金属製無端ベルト101,102により複数層からなる積層シートを連続製造するためのダブルベルトマシーンの一例を示している。このベルトマシーン100にあって、前記金属製無端ベルト101,102はステンレススチール製からなり、その厚みは1.5mm、ベルト幅は1000mm、ベルトマシーン100の全長は15mを越えており、その前後に配された上下一対の駆動ロール103,104と従動ロール105,106に上下一対の金属製無端ベルト101,102を掛け回し装着して、駆動ロール103,104により積極的に回動させる。
【0023】
図示例によるダブルベルトマシーン100は、フレキシブル基板の連続製造機であり、例えば金属箔/フィルム/金属箔の3層基板を連続製造する。そのため、上下無端ベルト101,102の内部には、それぞれにその入口から出口にかけて、加熱装置A、押圧装置B及び冷却装置Cが順次配されている。加熱装置Aは熱風噴射ノズルを有する上下のチャンバー107、108を備えており、図示せぬ送風源から供給される熱風を熱風噴射ノズルを介して上下無端ベルト101,102の対向面の裏面に噴出させて上下無端ベルト101,102を所要の温度まで加熱する。前記押圧装置Bは上下の押圧ロール109,110を備えており、必要ならば内部に加熱源を有するようにしてもよい。前記冷却装置Cは、前記加熱装置Aと同様に、冷風噴射ノズルを有する上下のチャンバー107、108を備えており、図示せぬ送風源から供給される冷却風を冷風噴射ノズルを介して上下無端ベルト101,102の対向面の裏面に噴出させて各無端ベルト101,102を所要の温度まで冷却する。
【0024】
上述のように付設された構成機器に加えて、更に上下の無端ベルト101,102の走行面を安定化させるとともに、上下の無端ベルト101,102間の間隙を一定にするため、複数対の上下ガイドロール111,112が設けられている。ロール113はベルト102を脱着可能とするためのガイドロールである。そして、これらの構成機器の全てが上記架台114及びフレーム枠115によって支持されている。
【0025】
本発明のベルト脱着装置にあっては前記フレーム枠115に特徴部を有しており、図示実施形態では、同フレーム枠115は、上下一対の前記金属製無端ベルト101,102の回動部を取り囲むようにして、ベルトマシーン100の長さ方向に直交して延びる複数本(図示例では6本)の第1水平フレーム116と、それらの水平フレーム116の延長上に第2水平フレーム117と、更には各第1水平フレーム116を下方から支持する複数本(図示例では6本)の垂直フレーム118とを備えている。なお、これらのフレーム以外にも、隣接する前記第1及び第2垂直フレーム118a,118b間にそれぞれ第3の水平フレーム119を架設して、前記第1及び第2垂直フレーム118a,118bの設置強度を確保している。
【0026】
前記第2水平フレーム117は、図2に示すように、前記第1水平フレーム116の一端を越えて延設されている。その延設長さは上記無端ベルト101,102のベルト幅よりも十分に長く設定されている。各第1水平フレーム116は、前記第2水平フレーム117との連結部と、第1水平フレーム116の延設側端部とが前記垂直フレーム118により下方から支持されている。この垂直フレーム118は、前記第1水平フレーム116と前記第2水平フレーム117との連結部を支持する第1垂直フレーム118aと、前記第1フレーム116の延設側端部を支持する第2垂直フレーム118bに水平フレームにより結ばれ、支持される。
【0027】
このようにして架台114に設置されたフレーム枠115にあって、前記第1水平フレーム116と前記第1垂直フレーム118aとの間で形成される内部空間、すなわち本発明における主空間Z1には上記駆動ロール103,104と従動ロール105,106とを除く全ての構成機器が配されるとともに、それらの機器の全てが前記フレーム116〜118などにより固設支持される。一方、前記第1水平フレーム116の延設側に配される第1垂直フレーム118aと、前記第1水平フレーム116の延設側端部に配される第2垂直フレーム118bとの間に形成される空間、すなわち本発明における補助空間Z2には格別な機器類が配されていない。なお、本発明における「主空間と同等の容積空間をもつ補助空間」とは、主空間Z1と補助空間Z2とが完全に同一の容積空間であることを含むのは勿論のこと、金属製無端ベルト脱着に支障のない範囲内であれば、主空間Z1と補助空間Z2とが多少異なる容積空間であってもよく、これらがほぼ同等の容積空間であることも含むとの意味である。
【0028】
更に本実施形態にあっては、図3及び図4からも理解できるように、上記第1水平フレーム116の延設側に配される各第1垂直フレーム118aの中間部に所要の間隔をおいて一部分が切除された複数のベルト挿通間隙Dを有している。これらのベルト挿通間隙Dは、それぞれが金属製無端ベルト101,102の通過間隙となり、同無端ベルト101,102を駆動ロール103,104及び従動ロール105,106に掛け回して装着し、又はそれらのロール103〜106から取り外したのちには、別に用意された垂直フレーム片120を同間隙Dに嵌着させて、その上下端を第1垂直フレーム118aの切除面にボルトなどの固着手段により固着して前記ベルト挿通間隙Dをなくす。このため、前記垂直フレーム片120は第1垂直フレーム118aの切除断面と同一形状に形成され、その垂直方向の長さも前記ベルト挿通間隙Dと同じ長さに設定されており、第1垂直フレーム118aと垂直フレーム片120との突き合わせ面には、それぞれボルトなどの螺合部が形成されたフランジ部を有している。
【0029】
さて、以上の構成を備えたベルトマシーン100にあって、いま上下の各駆動ロール103,104と対応する従動ロール105,106との間に上下一対の金属製無端ベルト101,102を掛け回して装着するときは、前記第2水平フレーム117、第1及び第2垂直フレーム118a,118bの間に形成された補助空間Z2に、予めベルト端部同士を溶接などにより連結するとともに、研削などにより表面処理を行って完成された金属製無端ベルト101,102を搬入する。このとき、補助空間Z2を画成する複数本の上記第1垂直フレーム118aから、各ベルト挿通間隙Dに嵌着固定された垂直フレーム片120を取り外して予めベルト挿通間隙Dを形成しておく。
【0030】
補助空間Z2に搬入された無端ベルト101,102は、例えば上部無端ベルト101であればその下方側のベルト部分を、また下部無端ベルト102であればその上部側のベルト部分を、同じベルト挿通間隙Dに挿通させ、上部無端ベルト101の上部側のベルト部分は前記ベルト挿通間隙Dの上方に形成された別のベルト挿通間隙D又は上記第1水平フレーム116の上方空間を利用し、下部無端ベルト102の下部側のベルト部分は前記ベルト挿通間隙Dの下方に形成された別のベルト挿通間隙Dを利用して、各空間に挿通させ、上下の各駆動ロール103,104と対応する従動ロール105,106に掛け回して装着させる。この装着が完了すると、垂直フレーム片120が取り外された各ベルト挿通間隙Dに、再び垂直フレーム片120を嵌着して、第1垂直フレーム118aに固着して同間隙Dをなくし、元の状態に戻す。このベルト装着操作が終了したのちに、周辺機器の調整を行って稼働可能な状態とする。
【0031】
また、上下の各駆動ロール103,104などのベルト回動用ロールに既に装着されている使用済みの金属製無端ベルト101,102を、新たな金属製無端ベルト101,102と交換しようとするときは、まず上記第1垂直フレーム118aに固設された垂直フレーム片120を同第1垂直フレーム118aから取り外して、それぞれにベルト挿通間隙Dを形成する。次いで、上下の各駆動ロール103,104などのベルト回動用ロールに掛け回し装着された上下の金属製無端ベルト101,102を各駆動ロール103,104及び従動ロール105,106から外し、同無端ベルト101,102を前記ベルト挿通間隙Dを通して補助空間Z2へと引き出す。
【0032】
補助空間Z2に引き出された使用済みの無端ベルト101,102を、補助空間Z2から外部へと搬出する。使用済みの無端ベルト101,102が補助空間Z2から搬出されると、続いて両端部が溶接などにより接合されて仕上げられた新たな金属製の無端ベルト101,102が補助空間Z2に搬入される。このときの無端ベルト101,102の搬出入時に補助空間Z2の外側に配された第2垂直フレーム118bが無端ベルト101,102と干渉する場合には、予め第2垂直フレーム118bを補助空間Z2から取り外し又は移動可能にしておくとよい。補助空間Z2に搬入された新たな無端ベルト101,102は、上述の装着操作を行うことにより、各駆動ロール103,104及び従動ロール105,106に掛け回して装着させる。
【0033】
また本実施形態にあって、金属製無端ベルト101,102の脱着時にはベルトマシーン100の入口側に配された上下の従動ロール105,106間と、下部従動ロール106と床面との間とに、それぞれロール回転を抑止するとともに各ロール105,106間及び下部従動ロール106と床面との間に間隙を持たせて支持する第1支持ブロック121及び第2支持ブロック122が取り外し自在に設置される。第1支持ブロック121は、図1、図3及び図5に示すように、支持軸部121aの両端部に、正面視で略円錐台断面を有し平面視で矩形断面を有する一対のロール支持部材121bが、その上底面側を対向させてスプライン結合により取り付けられている。
【0034】
この第1支持ブロック121を上下従動ロール105,106の間にセットするには、前記支持軸121aを上下従動ロール105,106の間の間隙に前記支持軸121aが両ロール105,106の軸線に直交するようにして挿入し、対向して配される前記一対のロール支持部材121b間の上下支持面により、上部従動ロール105を下から回動不能に支持するとともに、下部従動ロール106を上方から回動不能に支持させるようにする。また、このときの第1支持ブロック121の設置位置は、上下従動ロール105,106の一端部側であって、上下無端ベルト101,102の掛け回し位置から外れた位置である。
【0035】
一方、下部従動ロール106と床面との間に配される前記第2支持ブロック122は、図1及び図2に示すように、正面視で上面の両端部が相手方に対して下傾斜面を有し、その下傾斜面の間が水平面に形成された凹陥状の上面を有するとともに、平面視では矩形状を呈するブロック材からなり、その下面を床面に載置した状態で、その上面に下部従動ロール106の上記下部無端ベルト102の掛け回し位置からロールの一端部側に位置をずらして載置固定する。このように、少なくとも上下の従動ロール105,106の間と下部従動ロール106及び床面間に第1支持ブロック121及び第2支持ブロック122をセットすることにより、それらの自由回転しやすい各ロール105,106間のセット部に間隙が生じるため、無端ベルト101,102が装着しやすくなるだけでなく、上下の無端ベルト101,102が装着される従動ロール105,106などの回動ロールが無闇に回転せず、無端ベルト101,102の装着作業が安全に且つ円滑になされるようになる。
【0036】
なお、図示実施形態はダブルベルトマシーンを例示するものであるが、本発明はダブルベルトマシーンに限らず、シングルベルトマシーンにも当然に適用が可能であるが、その場合には上部無端ベルト101が不要となり、上記フレーム枠115の構造も簡略化される。
【0037】
上述のごとく、本発明によればベルト回動用ロール類への完成された金属製無端ベルトの装着時や交換時に、改めてフレーム枠の全体の解体作業や組立作業を行うことなく、極めて用意に且つ安全・確実に装着や交換が可能となるばかりでなく、ベルト装着後の周辺機器に対する調整作業も短時間で行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるベルトマシーンの一構成例を示す正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図1のIII-III 線に沿った矢視図である。
【図4】図1のIV-IV 線に沿った矢視図である。
【図5】本発明に適用される支持ブロックの一例を示す正面図である。
【符号の説明】
100 ベルトマシーン
101,102 上下の金属製無端ベルト
103,104 上下の駆動ロール
105,106 上下の従動ロール
107,108 上下チャンバー
109,110 上下押圧ロール
111,112 上下ガイドロール
113 ガイドロール
114 架台
115 フレーム枠
116 第1水平フレーム
117 第2水平フレーム
118 垂直フレーム
118a 第1垂直フレーム
118b 第2垂直フレーム
119 第3水平フレーム
120 垂直フレーム片
121 第1支持ブロック
122 第2支持ブロック
Z1 主空間
Z2 補助空間
D ベルト挿通間隙
A 加熱装置
B 押圧装置
C 冷却装置

Claims (5)

  1. 周辺を1以上の第1垂直フレーム及び水平フレームを有する第1フレーム枠により囲まれた主空間内を回動する長尺な金属製無端ベルトを前後一対のベルト回動用ロールに脱着する方法であって、
    前記金属製無端ベルトの回動方向に直交し前記主空間に隣接する部位に、第2垂直フレーム及び水平フレームを有する第2フレーム枠により前記主空間と同等の容積空間をもつ補助空間を設けること、
    前記補助空間内に金属製無端ベルトの一部又は全部を搬入すること、
    同無端ベルトと干渉する前記第1垂直フレームの干渉部位に装着された垂直フレーム片を同第1垂直フレームから除去してベルト挿通間隙を形成すること、
    同ベルト挿通間隙を通して前記主空間内に前記金属製無端ベルトを差し入れて前記ベルト回動用ロールに装着すること、及び
    各ベルト回動用ロールに前記金属製無端ベルトを装着後、前記第1垂直フレームに形成された前記ベルト挿通間隙に前記垂直フレーム片を再装着すること、
    を含んでなることを特徴とする長尺な金属製無端ベルトの脱着方法。
  2. 更に、前記第1垂直フレームの干渉部位に装着された前記垂直フレーム片を同第1垂直フレームから除去して再びベルト挿通間隙を形成すること、
    ベルト回動用ロールに掛け回し装着された金属製無端ベルトを、前記ベルト挿通間隙を通して前記補助空間へと引き出したのち、フレーム外へと搬出すること、
    を含んでなることを特徴とする請求項1記載の長尺な金属製無端ベルトの脱着方法。
  3. 前述の金属製無端ベルト脱着操作時に、支持ブロックにより前記ベルト回動用ロールのロール面を下方から回動不能に支持することを含んでなることを特徴とする請求項1又は2記載の長尺な金属製無端ベルトの脱着方法。
  4. 少なくとも前後に配されたベルト回動用ロールに掛け回されて回動する金属製無端ベルトを前記ベルト回動用ロールに脱着する機構であって、
    前記金属製無端ベルトの回動主空間のベルト幅方向を囲むようにして複数の第1垂直フレーム及び水平フレームを有する1以上の第1フレーム枠が配され、
    前記回動主空間の前記金属製無端ベルトの回動方向に直交して隣接し第2垂直フレーム及び水平フレームを有する第2フレーム枠が配され、その第2フレーム枠の内側に前記回動主空間と同等の容積空間をもつ補助空間が形成され
    前記回動主空間と補助空間との境界部に配される1以上の各第1垂直フレームの一部に垂直フレーム片が取着可能に配されており、その除去時にはベルト通過用のベルト挿通間隙が形成される、
    ことを特徴とする長尺な金属製無端ベルトの脱着機構。
  5. 前記補助空間の外部側に配された第2垂直フレームが除去可能である請求項4記載の長尺な金属製無端ベルトの脱着機構。
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