JP4410496B2 - スピーカ支持装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、その他の情報携帯端末等、スピーカが内蔵される各種電子機器に好適なスピーカ支持装置及び電子機器に関し、特に、スピーカの支持構造及び電子機器の組立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機には、通話音を再生するレシーバとしてのスピーカの他、着信音等を再生するスピーカが設置されている。これらのスピーカは、軽量化、小型化されており、他の電子部品とともに配線基板やケース内部材に実装されて背面側ケースや前面側ケースの各放音孔の近傍に設置されている。
【0003】
このようなスピーカの支持構造に関する先行特許文献としては、次のようなものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−10387号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2001−127862号公報
【0006】
特許文献1の図5及びその説明には、携帯電話機等のスピーカ装置として、スピーカの駆動を制御するための制御部として機能する電子部品等を実装した基板がシールドケースとLCDホルダとの間に配置され、フロントケースとリアケースとのビス止めにより、基板でシールドケースが押圧されるとともに、スピーカの外周部に設置された円環状のクッションが圧縮される結果、スピーカが前気室を確保しながらシールドケースとリアケースとの間に固定される構造が開示されている。
【0007】
また、特許文献2には、スピーカの固定と電気配線を容易化するスピーカ構造として、プリント基板に跨座するように設けられたシールドケースに支持されたスピーカ保持部材でスピーカを保持する構造が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、携帯電話機に搭載されるスピーカは、直径15mm程度の小型化されたものであって、それ自体をねじ止めするような構造を備えておらず、特許文献1、2等に開示されているように、部材間に挟み込んだり、特定の部材に粘着テープで固定する等、簡易な支持構造が採用されている。
【0009】
このような支持構造は、スピーカ単体から見れば、極めて簡単な構造であるが、電子部品の実装密度が高く、狭隘空間にスピーカを設置しなければならない携帯電話機等の電子機器にあっては、スピーカの取付けが携帯電話機等の電子機器の組立性を悪化させている。このような課題は、特許文献1、2に開示されておらず、特許文献1、2に開示された技術によって解決できるものではない。
【0010】
そこで、本発明は、スピーカの支持構造に関し、組立性を向上させたスピーカ支持装置及び電子機器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のスピーカ支持装置は、ケース14に搭載されるスピーカ56を支持するスピーカ支持装置(スピーカホルダ44)であって、前記ケース内に設置された配線基板28を覆う本体部(ホルダ本体部46)と、この本体部に形成されて前記スピーカを実装する実装部(スピーカ実装部48)と、前記実装部に連続して前記本体部に形成された囲壁部100と、この囲壁部と嵌合突部104による位置合わせ及び係合により固定された蓋部86とを備え、前記囲壁部と前記蓋部とを含んで共鳴空間(共鳴空間部98)が構成され、該共鳴空間に前記スピーカの背面出力を共鳴させる構成である。
【0012】
係る構成とすれば、スピーカは、本体部の実装部に実装されることにより、本体部と一体化される。このような本体部へのスピーカの実装は、配線基板の形成又は部品実装と別個に行うことができ、配線基板上に本体部を設置することにより、スピーカを本体部とともに実装できる。本体部が設置された配線基板は本体部で覆われ、覆われた部分の搭載部品の防護が図られる。また、スピーカの背面部に連通させた共鳴空間を備えることにより、スピーカの背面出力を共鳴空間に共鳴させ、出力音声のレベル向上に寄与する
【0013】
上記目的を達成するためには、前記本体部はシールド部材(導体層88)である構成としてもよい。係る構成とすれば、スピーカを支持する本体部で配線基板上の一部又は全部を覆い、シールド機能を持たせることで、シールドケースが不要になり、部品点数が削減される。
【0014】
上記目的を達成するためには、前記共鳴空間は、前記スピーカの背面部の音孔70を連通させた構成としてもよい。係る構成とすれば、スピーカの背面出力を音孔70を通して共鳴空間に共鳴させ、出力音声のレベル向上に寄与する。
【0015】
上記目的を達成するためには、前記本体部は、バイブレータ58を搭載した構成としてもよい。係る構成とすれば、バイブレータを本体部に搭載することにより、スピーカとバイブレータとを本体部を媒介として一体化でき、スピーカ及びバイブレータを搭載した本体部によってケース内の所定位置にスピーカ及びバイブレータを容易に実装することができる。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明の電子機器(携帯電話機2)は、前記スピーカ支持装置(スピーカホルダ44)を備えた構成である。係る構成によれば、スピーカを本体部とともにケース内に実装でき、電子機器の組立性の向上が図られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明のスピーカ支持装置及び電子機器の実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。図1は実施形態に係る携帯電話機の開いた状態を示す正面図であり、図2はその操作部を示す分解斜視図である。
【0018】
この携帯電話機2は、折り畳み構造を備え、操作部4と表示部6とをヒンジ部8で折り畳み可能に構成されている。操作部4には文字キー等の複数のキーボタン10が設置され、表示部6にはLCDディスプレイ12が設置されている。
【0019】
この携帯電話機2において、操作部4側のケース14は、図2に示すように、前面ケース16、背面ケース18から構成され、これら前面ケース16及び背面ケース18には例えば、合成樹脂の成形体が用いられる。従って、ケース14は、前面ケース16及び背面ケース18の接合体である。このケース14には、ケース内部材20として前面ケース16側からキーパッド22、ドームキー24、キーケース26、配線基板28が内蔵されている。キーパッド22は、前面ケース16の各キー窓32に露出するキーボタン10を構成する。ドームキー24は、キーボタン10の押圧及びその解除によって開閉されるスイッチである。キーケース26は、ドームキー24を防護する隔壁を構成する。配線基板28には、携帯電話機2の機能部である無線部34、アンテナ36、制御部38、メモリカード着脱部40、SIMカード着脱部42、その他の各種の回路部品が実装されている。
【0020】
そして、スピーカ支持装置の実施形態として、スピーカホルダ44が設置されており、このスピーカホルダ44は、支持本体部としてのホルダ本体部46にスピーカ実装部48、バイブレータ実装部50及び固定部52、54を備えている。スピーカ実装部48にはスピーカ56、バイブレータ実装部50にはバイブレータ58が実装される。スピーカ56やバイブレータ58が取り付けられた後、スピーカホルダ44の固定には例えば、ビス60が用いられ、前面ケース16とスピーカホルダ44との間に配線基板28及びキーケース26等を挟み込み、スピーカホルダ44より貫通させたビス60を前面ケース16の固定部62、64に固定することにより、前面ケース16にスピーカホルダ44が固定される。このようにケース内部材20及びスピーカホルダ44が実装された前面ケース16は、背面ケース18が取り付けられて閉じられる。そこで、背面ケース18には、スピーカホルダ44のスピーカ実装部48に実装されたスピーカ56の前面に対応する位置に複数の小孔からなる放音孔65が形成されている。スピーカ56から発せられた音声出力は、放音孔65からケース14外に発せられる。
【0021】
この場合、ビス60の固定のため、キーケース26には透孔部57、配線基板28には透孔部59、切欠部61が形成されており、透孔部59や切欠部61等に隣接して接地導体63が形成されている。スピーカホルダ44が配線基板28を覆い、配線基板28上の各種の搭載部品45、この例では無線部34がスピーカホルダ44で覆われ、配線基板28の接地導体63と電気的に接続されて同電位に設定され、ビス60の固定によりその電位が保持されているので、スピーカホルダ44が搭載部品45の防護手段、無線部34のシールドケースとして機能する。
【0022】
次に、スピーカ56及びバイブレータ58について、図3を参照して説明する。図3(A)は背面側から見たスピーカ56を示し、図3(B)はバイブレータ58の外観を示している。
【0023】
スピーカ56は偏平な円筒体からなる筐体部66を備え、この筐体部66の背面部には円形のスピーカユニット部68が突出し、このスピーカユニット部68を包囲する筐体部66の背面部には背面出力を取り出すための長円形の複数の音孔70が円環状に形成されている。また、筐体部66から突出させた端子部72には、端子板73が取り付けられ、スピーカユニット部68にリード線74、76が半田付けされて引き出されている。
【0024】
また、バイブレータ58は、例えば、直方体状の筐体部78にモータが内蔵され、その端面部から引き出された回転軸80に扇形の偏心体82が取り付けられている。偏心体82が回転することにより、振動が発生する。
【0025】
次に、スピーカホルダ44について、図4及び図5を参照して説明する。図4は一部を切り欠いて示したスピーカホルダ44の分解斜視図、図5は、スピーカホルダ44を背面側から見て示した斜視図である。
【0026】
スピーカホルダ44において、ホルダ本体部46には蓋部86が設けられており、これらホルダ本体部46と蓋部86は例えば、合成樹脂の成形体であって、その表面部にはその一部を切り欠いて示したように、導体層88が形成されている。この導体層88は、金属の蒸着、メッキ、金属塗料の塗布等により形成された金属膜であり、スピーカホルダ44にシールド機能を付与している。
【0027】
このスピーカホルダ44において、ホルダ本体部46のスピーカ実装部48にはスピーカ56の周面部の一部を包囲する第1の囲壁90が形成されているとともに、筐体部66を嵌合させるための凹部92が形成され、さらに、囲壁90は筐体部66の端子部72及び端子板73を貫通させる貫通部94が形成されている。また、スピーカ実装部48には端子板73に対応する凹部96が形成され、この凹部96に端子板73が嵌合される。
【0028】
そして、このホルダ本体部46には、スピーカ56の背面空間を拡大するための共鳴空間部98が形成されており、この共鳴空間部98は、囲壁90に連続する囲壁部100と、この囲壁部100を塞ぐ蓋部86とで構成された閉塞空間である。蓋部86にはスピーカ実装部48の形状、即ち、スピーカ56の筐体部66の周面形状に対応する円弧状の切欠部102が形成され、この切欠部102とスピーカ56の筐体部66とが接合される。また、この蓋部86と囲壁部100とを位置合わせ及び係合させる構成として、囲壁部100の頂部には例えば、円柱状の複数の嵌合突部104が形成され、これら嵌合突部104に挿入される円形状の複数の嵌合凹部106が蓋部86に形成されている。蓋部86と囲壁部100とはこれら嵌合突部104と嵌合凹部106との嵌合により位置合わせされて固定されるとともに、囲壁部100の頂部と蓋部86が粘着テープ等の接着材で封止される。
【0029】
また、このスピーカホルダ44において、スピーカ実装部48の上部側に形成されたバイブレータ実装部50は、実装されるバイブレータ58の筐体部78を固定する固定面部108、110によって構成されている。バイブレータ58は、固定面部108、110に固着手段として例えば、粘着テープ等の接着材により強固に固定され、スピーカホルダ44と一体化される。
【0030】
また、このスピーカホルダ44を前面ケース16等に固定する固定部52、54には、ビス60を貫通させるための透孔112が形成されている。導体であるビス60は、固定部52、54の各透孔112及びキーケース26の透孔部57、配線基板28の透孔部59や切欠部61を貫通して前面ケース16の固定部62、64に固定される。この固定の結果、スピーカホルダ44の表面導体である導体層88は、配線基板28やキーケース26の接地導体63に電気的に接続され、配線基板28やキーケース26の接地導体63と同電位に設定される。
【0031】
また、このスピーカホルダ44において、ホルダ本体部46の背面側には、ホルダ本体部46の周縁部から立ち上がる囲壁部114が形成され、この囲壁部114で包囲された空間部116が形成されている。この実施形態では、ホルダ本体部46は、配線基板28上の無線部34のエリアを覆う投影面積を持ち、そのエリアを包含する平面形状を備えている。
【0032】
次に、スピーカホルダ44を用いた実装構造について、図6、図7及び図8を参照して説明する。図6はスピーカホルダ44が実装された前面ケース16側の一部の構成を示す斜視図、図7は前面ケース16の背面側を覆う背面ケース18の内側の一部の構成を示す斜視図、図8はスピーカホルダ44の設置部分で切断して示した携帯電話機の内部構造の概要を示す断面図である。
【0033】
スピーカ実装部48にはスピーカ56、バイブレータ実装部50にはバイブレータ58が実装されたスピーカホルダ44は、配線基板28に重ねられて配置された後、キーパッド22、ドームキー24及びキーケース26と重ねられて前面ケース16に収められ、固定部52、54のそれぞれにビス60を挿入して前面ケース16に固定される。
【0034】
この前面ケース16を塞ぐ背面ケース18の内面側には、前面ケース16に実装されたスピーカホルダ44の囲壁90と合致する位置に、囲壁90と同形状の第2の囲壁120が形成され、この囲壁120で包囲された部分に複数の放音孔65が形成されている。この放音孔65を中心部とし、その放射方向に複数のリブ122が形成され、放音孔65及び囲壁120が補強されている。囲壁90、120は、前面ケース16と背面ケース18との所定の接合時、互いに頂部が対向して合致する。
【0035】
そして、前面ケース16と背面ケース18が1つのケース14に合体されると、図8に示すように、スピーカホルダ44に実装されたスピーカ56の前面部は、背面ケース18の囲壁120側に設置された防護ネット124を介して放音孔65に対向している。防護ネット124は弾性体からなる支持リング126に取り付けられており、支持リング126が囲壁120に粘着テープ等の接着材によって固定されている。
【0036】
また、スピーカホルダ44の背面側の空間部116には配線基板28に搭載されている無線部34を構成する搭載部品が収容され、無線部34のシールドケースとして機能している。既述したように、スピーカホルダ44は、導体層88によって導体化されており、配線基板28の接地導体63に電気的に接続されて接地導体63と同電位化されている。導体であるビス60による強固な固定により、配線基板28及びキーケース26等とスピーカホルダ44は電気的な接続が確保されている。
【0037】
また、スピーカホルダ44のホルダ本体部46の上面部には、無線部34を覆う十分な面積と囲壁部100の高さとを以て十分な容積を持つ共鳴空間部98が形成されている。この共鳴空間部98により、スピーカ56の背面出力を共鳴させている。
【0038】
以上説明したように、この実施形態に係る携帯電話機2によれば、スピーカホルダ44にスピーカ56を実装するので、小型で扱い難いスピーカ56をスピーカホルダ44を以てケース14内に設置でき、携帯電話機2の組立の容易化及び迅速化を図ることができる。しかも、実施形態では、スピーカ56だけでなく、スピーカホルダ44にバイブレータ58を実装しており、携帯電話機2の組立前に複数の部品を単一化して組立てることができるので、組立の容易化及び迅速化を図ることができる。
【0039】
また、この携帯電話機2では、配線基板28の一部がスピーカホルダ44で覆われているので、この実施形態では、配線基板28に搭載された無線部34及びその搭載部品が防護されている。
【0040】
また、従来、単独で構成されていたシールドケースがスピーカホルダ44で構成されており、スピーカホルダ44がシールドケースを構成する結果、部品点数及び組立工数を削減することができる。しかも、スピーカ56は偏平形であり、スピーカ56の設置がシールド空間である空間部116の面積や容積を損なうことがなく、シールドが必要な部分を包囲でき、搭載部品を包囲する十分な容積を確保することができる。
【0041】
また、スピーカホルダ44には、シールドケースとして機能させるための面積を有効に利用して容積の大きい共鳴空間部98が構成されており、豊かな音響出力を得ることができる。
【0042】
次に、以上述べた本発明のスピーカ支持装置及び電子機器の実施形態の変形例、その他の技術的な拡張事項等を以下に列挙する。
【0043】
(1) 上記実施形態では、携帯電話機を例に取って説明したが、本発明のスピーカ支持装置及び電子機器は、携帯電話機、PHS、PDA(Personal Digital Assistant)、PC(Personal Computer )、ハンドヘルドPC(handheld Personal Computer)、その他の情報携帯端末等を包含するものであり、ディジタルカメラ等、スピーカを備える各種の携帯端末に適用でき、実施形態の携帯電話機に限定されるものではない。
【0044】
(2) 上記実施形態では、スピーカホルダ44を合成樹脂の成形体で構成する場合について説明したが、金属板の成形体で構成してもよい。
【0045】
(3) 上記実施形態では、操作部4側にスピーカホルダ44を設置した場合について説明したが、スピーカホルダ44は表示部6側のケース内に設置してもよい。
【0046】
(4) 上記実施形態では、配線基板28の一部をスピーカホルダ44で覆った場合について説明したが、配線基板28の全部をスピーカホルダ44で覆う構成としてもよい。
【0047】
(5) 上記実施形態では、ケース14は前面ケース16、背面ケース18の接合体である場合について説明したが、単一のケースに蓋部を備える構成としてもよい。
【0048】
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は発明の詳細な説明に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、係る変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果が得られる。
(1) 本発明のスピーカ支持装置によれば、スピーカが実装部に実装されてケース内に搭載されるので、スピーカが搭載される各種装置の組立性を向上させることができる。
(2) 本発明のスピーカ支持装置において、本体部をシールド部材である構成とすれば、スピーカ支持装置で配線基板の一部又は全部をシールドすることができ、部品点数及び組立工数を削減することができる。
(3) 本発明のスピーカ支持装置において、本体部に共鳴空間を備えた構成とすれば、ケース内の空間の有効利用とともに、スピーカ出力を高めることができる。
(4) 本発明のスピーカ支持装置において、本体部にバイブレータを搭載した構成とすれば、組立工数を削減することができる。
(5) 本発明の電子機器によれば、上記スピーカ支持装置を備えることにより、電子機器の組立性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る携帯電話機の開いた状態を示す正面図である。
【図2】操作部を示す分解斜視図である。
【図3】スピーカ及びバイブレータを示し、(A)は背面側から見たスピーカを示す斜視図、(B)はバイブレータの外観を示す斜視図である。
【図4】スピーカホルダを示す分解斜視図である。
【図5】背面側から見たスピーカホルダを示した斜視図である。
【図6】スピーカホルダを実装した前面ケース側の一部の構成を示す斜視図である。
【図7】背面ケースの内側の一部の構成を示す斜視図である。
【図8】スピーカホルダ部分で切断して示した携帯電話機の内部構造の概要を示す断面図である。
【符号の説明】
2 携帯電話機(電子機器)
14 ケース
28 配線基板
44 スピーカホルダ(スピーカ支持装置)
46 ホルダ本体部
48 スピーカ実装部
56 スピーカ
58 バイブレータ
88 導体層
98 共鳴空間部
116 空間部

Claims (5)

  1. ケースに搭載されるスピーカを支持するスピーカ支持装置であって、
    前記ケース内に設置された配線基板を覆う本体部と、
    この本体部に形成されて前記スピーカを実装する実装部と、
    前記実装部に連続して前記本体部に形成された囲壁部と、
    この囲壁部と嵌合突部による位置合わせ及び係合により固定された蓋部と、
    を備え、前記囲壁部と前記蓋部とを含んで共鳴空間が構成され、該共鳴空間に前記スピーカの背面出力を共鳴させることを特徴とするスピーカ支持装置。
  2. 前記本体部は、シールド部材であることを特徴とする請求項1記載のスピーカ支持装置。
  3. 前記共鳴空間は、前記スピーカの背面部の音孔を連通させたことを特徴とする請求項1記載のスピーカ支持装置。
  4. 前記本体部は、バイブレータを搭載したことを特徴とする請求項1記載のスピーカ支持装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のスピーカ支持装置を備えてなることを特徴とする電子機器。
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