JP4410118B2 - 車両運転支援装置 - Google Patents

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本発明は、車両のUターン動作を支援する車両運転支援装置に関する。
従来から、カメラを使って車両の走行を支援する運転支援装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この運転支援装置では、狭路を走行する際に進行が困難になったときに、必要に応じて方向転回を行う転回エリアを検出して転回の指示を行っている。これにより、運転者は、狭路を引き返すことが容易となる。
特開2002−352397号公報(第3−8頁、図1−12)
ところで、狭路を含む一般の道路を走行中に折り返す場合を考えると、可能な限り車両の切り返しをせずにUターンした方が運転者に与える心理的な負担は軽いといえる。ところが、特許文献1に開示された運転支援装置によって検出される転回エリアは、車両の方向転換を可能とするものではあるが車両の切り返しを行うことを前提としており、切り返しをせずにUターンを希望する場合には運転者自身がUターン可能か否かの判断を行う必要があり、運転時の負担軽減につながらないという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、Uターンを行う際の運転者の負担を軽減することができる車両運転支援装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の車両運転支援装置は、車両から対向車線側の道路端部までの道路幅を測定する道路幅測定手段と、道路幅測定手段によって測定された道路幅に基づいて、車両が切り返しをせずにUターン可能であるか否かを判定するUターン可否判定手段と、Uターン可否判定手段によって判定された結果を車両の運転者に通知する通知手段とを備えている。走行中の道路において切り返しをせずにUターン可能であるか否かが自動的に判定されて通知されるため、運転者は、自分で道路幅等に基づいてUターン可能であるか否かの判断を行う必要がなく、運転者の負担を軽減することができる。
また、上述した道路幅測定手段は、車両の周辺を撮影するカメラと、カメラによる撮影によって得られた車両の周辺画像に含まれる道路端部を検出する道路端部検出手段と、車両から道路端部検出手段によって検出された道路端部までの距離を算出して道路幅を決定する道路幅決定手段とを備えている。これにより、カメラで車両周辺を撮影して得られた画像の内容を分析するだけで道路幅の測定を行うことができるため、比較的安価でしかも比較的少ない処理負担で道路幅を知ることができる。
また、上述した道路端部は、道路と歩道との境界を示す段差部、道路の路肩に描かれた白線、道路の舗装面の端部であることが望ましい。これにより、道路端部までの距離を求める処理を簡略化することが可能となる。
また、上述したUターン可否判定手段は、車両が切り返しをせずにUターン可能な最小値をあらかじめ保持しており、道路幅測定手段によって測定された道路幅よりも最小値の方が小さいときにUターン可能であると判定することが望ましい。これにより、車両から道路端部までの道路幅がわかったときにこの道路幅でUターンが可能であるか否かを確実かつ容易に知ることができる。
また、上述した通知手段は、Uターン可否判定手段によってUターン可能であると判定されたときに、実際にUターンを行う場合の走行予定軌跡を算出し、道路上においてこの走行予定軌跡が目視可能なUターン画像を表示することにより、運転者に対する通知を行うことが望ましい。これにより、運転者はUターンする際の走行状態をあらかじめ容易に想像することができ、Uターンする際の不安を取り除くことができる。
また、上述した通知手段は、Uターン可否判定手段によってUターンが不可能であると判定されたときに、切り返しを伴うUターンを行う場合の走行予定軌跡を算出し、道路上においてこの走行予定軌跡が目視可能なUターン画像を表示することにより、運転者に対する通知を行うことが望ましい。これにより、道路幅が狭くてUターン時に切り返しが必要な場合であっても、実際にどのような切り返しを行えばUターンをすることができるかをあらかじめ知ることができるため、Uターン動作を円滑に行うとともに不安を取り除くことができる。
また、上述した車両が走行中の道路がUターン禁止であるか否かを判定するUターン禁止判定手段と、Uターン禁止判定手段によってUターン禁止であることが判定されたときに、その旨を運転者に警告するUターン禁止警告手段とをさらに備えることが望ましい。これにより、Uターン可能であると判定された道路がUターン禁止道路であった場合に、道路幅に基づいてUターン可能である旨の通知がなされたときに誤ってUターンしてしまうことを事前に防止することができる。
また、上述した車両が走行中の道路の対向車線の前方を他の車両が走行しているか否かを判定する対向車判定手段と、対向車判定手段によって他の車両が走行していることが判定されたときに、その旨を運転者に警告する対向車警告手段とをさらに備えることが望ましい。これにより、Uターン可能である旨の通知がなされたときに対向車のことを忘れて不用意にUターンしてしまうことを防止することができる。
以下、本発明を適用した一実施形態の車両運転支援装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態の車両運転支援装置の構成を示す図である。図1に示す車両運転支援装置は、車両に搭載されており、カメラ10、12、道路端部検出部20、道路幅決定部22、Uターン可否判定部24、通知画像作成部26、表示処理部28、表示装置30、Uターン禁止判定部40、Uターン禁止警告部42、音声処理部44、スピーカ46、対向車判定部50、対向車警告部52を備えている。
カメラ10は、車両の右側面に取り付けられており、主に車両から右側の対向車線側の道路端部までの路面を撮影する。カメラ12は、車両の前面に取り付けられており、主に車両前方の路面と対向車、道路標識を撮影する。これらのカメラ10、12は、例えば視野角がほぼ180度の広角レンズを通して撮影を行う。
道路端部検出部20は、カメラ10による撮影によって得られた車両右側の対向車線の周辺画像に含まれる道路端部を検出する。ここで、道路端部とは、道路脇に1段高い歩道がある場合にはこの歩道の段差部分を、道路の路肩に白線が描かれている場合にはこの白線が描かれた部分を、道路の路肩に何も描かれていない場合には道路の舗装面の端部をいう。道路端部検出部20は、歩道の段差部分、路肩の白線、舗装面の端部のいずれかに対応する部分画像が、カメラ10によって撮影された周辺画像の中から検索する。なお、広角レンズを通して撮影を行って周辺画像を取得した場合には画像の歪みが大きいため、この歪みを考慮して、あるいは視点変換を行って歪みの少ない周辺画像に変換した後に、上記の検索処理を行うことが望ましい。
道路幅決定部22は、車両から道路端部検出部20によって検出された道路端部までの距離を算出する。取得した周辺画像のどの部分に道路端部の画像が含まれているかが分かれば、車両からその道路端部までの距離がどのぐらいであるかは容易に知ることができる。例えば、道路端部の画像の位置と道路端部までの距離との関係をあらかじめ求めておけばよい。
Uターン可否判定部24は、道路幅決定部22によって算出された道路幅に基づいて、車両が切り返しをせずにUターン可能であるか否かを判定する。図2は、Uターン可否判定の概要を示す図である。図2に示すように、片側2車線の道路の中央寄り車線を車両Gが走行しているものとする。この道路には歩道Hがあり、道路端部検出部20は、対向車線側の歩道Hの段差部を道路端部Tとして検出する。道路幅決定部22は、車両Gの右側面位置から道路端部Tまでの距離Wを算出する。車両Gの最小回転半径をR、車両Gの幅をbとすると、車両Gの左側面位置が歩道H上に乗り上げないようにUターンすることができれば、切り返しのないUターンが可能となる。このときの、条件は、
b+W>2R+2(b/2)
となる。これを変形すると、
W>2R
となる。したがって、Uターン可否判定部24は、最小回転半径Rの2倍の値を最小値として保持しておいて、距離Wよりもこの最小値の方が小さいか否かを調べることにより、車両が切り返しをせずにUターン可能であるか否かを容易に判定することができる。
通知画像作成部26は、Uターン可否判定部24によって判定された結果を車両の運転者に通知するために必要な通知画像を作成する。通知画像の詳細については後述する。表示処理部28は、通知画像作成部26によって作成された通知画像を表示装置30の画面上に表示する処理を行う。
Uターン禁止判定部40は、車両が走行中の道路がUターン禁止であるか否かを判定する。走行中の道路がUターン禁止であるか否かは、カメラ12の撮影によって得られた車両前方の周辺画像に基づいて行われる。具体的には、Uターン禁止判定部40は、カメラ12によって撮影した周辺画像内に、Uターン禁止(転回禁止)の道路標識あるいは標示を示す画像が含まれているか否かを調べ、含まれている場合に走行中の道路がUターン禁止であると判定する。なお、Uターン禁止である旨の判定が行われると、Uターン禁止の区間の終わりを示す道路標識の画像が検出されるまで、あるいは、次の交差点を通過するまでこのUターン禁止の判定結果が維持される。Uターン禁止警告部42は、Uターン禁止判定部40によって走行中の道路がUターン禁止である旨の判定がなされたときに、その旨を運転者に警告する。例えば、この警告は、通知画像作成部26によって作成された通知画像内に、現在走行中の道路はUターン禁止である旨の表示を加えることにより行われる。また、Uターン禁止警告部42は、所定の警告音信号を出力する。
対向車判定部50は、車両が走行中の道路の対向車線の前方を他の車両が走行しているか否か、すなわち、対向車線に他の車両がいるか否かを判定する。対向車の有無判定は、カメラ12の撮影によって得られた車両前方の周辺画像に基づいて行われる。具体的には、対向車判定部50は、カメラ12によって撮影した周辺画像内に、車両を前方から見た画像が含まれているか否かを調べ、含まれている場合には対向車がいると判定する。なお、車両を前方から見た画像は、車種毎に用意されており、全ての車種に対応する画像の有無が調べられる。対向車警告部52は、対向車判定部50によって対向車線を他の車両が走行中である旨の判定がなされたときに、その旨を運転者に警告する。例えば、この警告は、Uターン禁止の場合と同様に、通知画像作成部26によって作成された通知画像内に、対向車が存在する旨の表示を加えることにより行われる。また、対向車警告部52は、所定の警告音信号を出力する。
音声処理部44は、Uターン禁止警告部42および対向車警告部52のそれぞれから警告音信号が出力されると、それぞれの警告音信号に対応する警告音をスピーカ46から出力する。なお、この警告音は、単純な発信音でもよいが、「Uターン禁止です」あるいは「対向車が存在します」等の警告音声をスピーカ46から出力するようにしてもよい。
上述した道路端部検出部20が道路端部検出手段に、道路幅決定部22が道路幅決定手段に、カメラ10、道路端部検出部20、道路幅決定部22が道路幅測定手段に、Uターン可否判定部24がUターン可否判定手段に、通知画像作成部26、表示処理部28、表示装置30が通知手段にそれぞれ対応する。また、Uターン禁止判定部40がUターン禁止判定手段に、Uターン禁止警告部42がUターン禁止警告手段に、対向車判定部50が対向車判定手段に、対向車警告部52が対向車警告手段にそれぞれ対応する。
本実施形態の車両運転支援装置はこのような構成を有しており、次に、その動作を説明する。図3は、車両運転支援装置の動作手順を示す流れ図である。まず、Uターン禁止判定部40は、自車両が走行中の道路がUターン禁止であるか否かを判定する(ステップ100)。Uターン禁止の場合には肯定判断が行われ、Uターン禁止警告部42による所定の警告動作が行われた後(ステップ101)にステップ100の判定が繰り返される。また、Uターン禁止でない場合にはステップ100の判定において否定判断が行われ、次に、道路端部検出部20は、道路幅の測定タイミングであるか否かを判定する(ステップ102)。例えば、運転者によって操作部(図示せず)が操作されて測定タイミングが指示される場合や、一定時間毎に測定タイミングが到来する場合などが考えられる。測定タイミングでない場合にはステップ102の判定において否定判断が行われ、ステップ100に戻ってUターン禁止か否かの判定以降が繰り返される。
また、測定タイミングの場合にはステップ102の判定において肯定判断が行われ、次に道路幅の取得処理が行われる(ステップ103)。具体的には、カメラ10によって撮影された周辺画像に基づいて道路端部を道路端部検出部20によって検出し、この検出された道路端部の画像内の位置に基づいて道路幅決定部22によって道路幅を決定する。次に、Uターン可否判定部24は、測定された道路幅に基づいて自車両がUターン可能であるか否かを判定する(ステップ104)。Uターン可能の場合には肯定判断が行われ、次に、通知画像作成部26は、Uターンが可能であることを視覚的に表すUターン画像を作成する(ステップ105)。
図4は、Uターン画像の一例を示す図である。図4に示すUターン画像は、道路の画像に、車両Gと、実際にUターンを行う場合の走行予定軌跡Mとが重ねて描画されている。また、このUターン画像では、縁石や中央分離帯等の走行時の障害物が存在する場合には、この障害物の存在が明確になるように描画されたUターン画像が作成される(例えば、カメラ10、12によって撮影された周辺画像に基づいて障害物の有無とその位置が判定される)。
次に、対向車判定部50は、対向車線上に対向車が存在するか否かを判定する(ステップ106)。対向車が存在する場合には肯定判断が行われ、次に、対向車警告部52は、対向車警告画像を作成する(ステップ107)。その後、表示処理部28は、Uターン画像と対向車警告画像を表示装置30に表示する(ステップ108)。なお、対向車が存在しない場合にはステップ106の判定において否定判断が行われ、ステップ108では図4に示したUターン画像のみが表示される。
また、測定された道路幅に対して自車両のUターンが不可能な場合にはステップ104の判定において否定判断が行われる。この場合には、Uターン可否判定部24は、カメラ10によって撮影された周辺画像に基づいて、太い道路(交差点等の歩道や路肩の白線が部分的に欠落した部分)を検索し(ステップ109)、太い道路ありか否かを判定する(ステップ110)。太い道路がある場合には肯定判断が行われ、次に、Uターン可否判定部24は、検索された太い道路を用いて自車両がUターン可能であるか否かを判定する(ステップ111)。Uターン可能である場合には肯定判断が行われ、次に、ステップ105に移行して通知画像作成部26によるUターン画像の作成が行われる。
図5は、太い道路を用いたUターン画像の一例を示す図である。図5に示すUターン画像は、太い部分(歩道や路肩の白線の欠落した部分)を有する道路の画像に、車両Gと、実際にUターンを行う場合の走行予定軌跡Mとが重ねて描画されている。このUターン画像では、道路の太い部分を利用してどのようにUターンを行うかが計算されて示されている。
また、太い道路がない場合(ステップ110の判定において否定判断)や、太い道路はあるがそれでも切り返しなしでのUターンが不可能な場合(ステップ111の判定において否定判断)には、通知画像作成部26は、切り返しを伴うUターン軌跡を計算し、このUターン軌跡を含むUターン画像を作成する(ステップ112)。その後、ステップ106に移行する。
図6は、切り返しを伴うUターン画像の一例を示す図である。図6に示すUターン画像は、道路の画像に、車両Gと、実際に切り返しをしながらUターンを行う場合の走行予定軌跡Mと、切り返しが必要であることを強調した文字列等(例えば「要:切り返し」)が重ねて描画されている。なお、切り返しの回数を多くすればどのような細い道でもUターンすることができるが、円滑な運転操作を考えると、実際には切り返し回数は少ない方が好ましい。このため、本実施形態では、通知画像作成部26は、切り返しを1回行うことによりUターンが可能な場合に限り図6に示すUターン画像を作成している。但し、必ずしも1回に限定する必要はなく、2回以上の切り返しを許容し、Uターン画像においてUターンが可能な切り返し回数を表示するようにしてもよい。
このように、本実施形態の車両運転支援装置では、走行中の道路において切り返しをせずにUターン可能であるか否かが自動的に判定されて通知されるため、運転者は、自分で道路幅等に基づいてUターン可能であるか否かの判断を行う必要がなく、運転者の負担を軽減することができる。特に、カメラ10で車両周辺を撮影して得られた画像の内容を分析するだけで道路幅の測定を行うことができるため、比較的安価でしかも比較的少ない処理負担で道路幅を知ることができる。
また、道路と歩道との境界を示す段差部、道路の路肩に描かれた白線、道路の舗装面の端部を道路端部として検出することにより、道路端部までの距離を求める処理を簡略化することが可能となる。
また、車両が切り返しをせずにUターン可能な最小値をあらかじめ保持しており、測定された道路幅よりも最小値の方が小さいときにUターン可能であると判定しており、車両から道路端部までの道路幅がわかったときにこの道路幅でUターンが可能であるか否かを確実かつ容易に知ることができる。
また、Uターン可能であると判定されたときに、実際にUターンを行う場合の走行予定軌跡を算出し、道路上においてこの走行予定軌跡が目視可能なUターン画像を表示して運転者に対する通知を行っており、運転者はUターンする際の走行状態をあらかじめ容易に想像することができ、Uターンする際の不安を取り除くことができる。
また、Uターンが不可能であると判定されたときに、切り返しを伴うUターンを行う場合の走行予定軌跡を算出し、道路上においてこの走行予定軌跡が目視可能なUターン画像を表示して運転者に対する通知を行っており、道路幅が狭くてUターン時に切り返しが必要な場合であっても、実際にどのような切り返しを行えばUターンをすることができるかをあらかじめ知ることができるため、Uターン動作を円滑に行うとともに不安を取り除くことができる。
また、走行中の道路がUターン禁止である場合にその旨が運転者に警告されるため、Uターン可能であると判定された道路がUターン禁止道路であった場合に、道路幅に基づいてUターン可能である旨の通知がなされたときに誤ってUターンしてしまうことを事前に防止することができる。
また、対向車線を他の車両が走行している場合にその旨が運転者に警告されるため、Uターン可能である旨の通知がなされたときに対向車のことを忘れて不用意にUターンしてしまうことを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、カメラ10によって車両周辺を撮影した画像に基づいて道路幅を測定したが、他の方法を用いて道路幅を測定するようにしてもよい。例えば、レーダを用いて歩道の段差部までの距離を検出して道路幅の測定を行うようにしてもよい。
一実施形態の車両運転支援装置の構成を示す図である。 Uターン可否判定の概要を示す図である。 車両運転支援装置の動作手順を示す流れ図である。 Uターン画像の一例を示す図である。 太い道路を用いたUターン画像の一例を示す図である。 切り返しを伴うUターン画像の一例を示す図である。
符号の説明
10、12 カメラ
20 道路端部検出部
22 道路幅決定部
24 Uターン可否判定部
26 通知画像作成部
28 表示処理部
30 表示装置
40 Uターン禁止判定部
42 Uターン禁止警告部
44 音声処理部
46 スピーカ
50 対向車判定部
52 対向車警告部

Claims (10)

  1. 車両から対向車線側の道路端部までの道路幅を測定する道路幅測定手段と、
    前記道路幅測定手段によって測定された道路幅に基づいて、前記車両が切り返しをせずにUターン可能であるか否かを判定するUターン可否判定手段と、
    前記Uターン可否判定手段によって判定された結果を前記車両の運転者に通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする車両運転支援装置。
  2. 請求項1において、
    前記道路幅測定手段は、
    前記車両の周辺を撮影するカメラと、
    前記カメラによる撮影によって得られた前記車両の周辺画像に含まれる前記道路端部を検出する道路端部検出手段と、
    前記車両から前記道路端部検出手段によって検出された前記道路端部までの距離を算出して前記道路幅を決定する道路幅決定手段と、
    を備えることを特徴とする車両運転支援装置。
  3. 請求項2において、
    前記道路端部は、道路と歩道との境界を示す段差部であることを特徴とする車両運転支援装置。
  4. 請求項2において、
    前記道路端部は、道路の路肩に描かれた白線であることを特徴とする車両運転支援装置。
  5. 請求項2において、
    前記道路端部は、道路の舗装面の端部であることを特徴とする車両運転支援装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記Uターン可否判定手段は、前記車両が切り返しをせずにUターン可能な最小値をあらかじめ保持しており、前記道路幅測定手段によって測定された道路幅よりも前記最小値の方が小さいときにUターン可能であると判定することを特徴とする車両運転支援装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    前記通知手段は、前記Uターン可否判定手段によってUターン可能であると判定されたときに、実際にUターンを行う場合の走行予定軌跡を算出し、道路上においてこの走行予定軌跡が目視可能なUターン画像を表示することにより、運転者に対する通知を行うことを特徴とする車両運転支援装置。
  8. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    前記通知手段は、前記Uターン可否判定手段によってUターンが不可能であると判定されたときに、切り返しを伴うUターンを行う場合の走行予定軌跡を算出し、道路上においてこの走行予定軌跡が目視可能なUターン画像を表示することにより、運転者に対する通知を行うことを特徴とする車両運転支援装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかにおいて、
    前記車両が走行中の道路がUターン禁止であるか否かを判定するUターン禁止判定手段と、
    前記Uターン禁止判定手段によってUターン禁止であることが判定されたときに、その旨を運転者に警告するUターン禁止警告手段と、
    をさらに備えることを特徴とする車両運転支援装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかにおいて、
    前記車両が走行中の道路の対向車線の前方を他の車両が走行しているか否かを判定する対向車判定手段と、
    前記対向車判定手段によって前記他の車両が走行していることが判定されたときに、その旨を運転者に警告する対向車警告手段と、
    をさらに備えることを特徴とする車両運転支援装置。
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