JP4408825B2 - 空気調和機 - Google Patents

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この発明は空気調和機に関し、特に、一台の室外ユニットに複数台の室内ユニットを接続した空気調和機に関する。
従来より、一台の室外ユニットに複数台の室内ユニットを接続したマルチエアコンが開発されている(たとえば特許文献1参照)。従来のマルチエアコンでは、各室内ユニットは室内熱交換器、室内送風機などを含み、室外ユニットは圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、各室内ユニットに対応して設けられた膨張弁などを含む。
運転中の室内ユニットに対応する膨張弁は、対応の室内熱交換器の入口温度と出口温度の差が所定温度になるように制御される。停止中の室内ユニットに対応する膨張弁は、冷媒が流れないように全閉状態にされる。
特開2000−146261号公報
しかし、従来のマルチエアコンでは、膨張弁の動作が不完全となり、全閉したつもりの膨張弁から停止中の室内ユニットに冷媒が漏れる場合がある。この場合は、停止中の室内ユニットの室内熱交換器の圧力損失が小さくなり、見かけ上の冷媒循環量が大きくなるため、運転中の室内ユニットの冷房能力が低下してしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、運転停止中の室内ユニットへの冷媒の漏れを無くすことが可能な空気調和機を提供することである。
この発明に係る空気調和機は、それぞれが、室内空気を送る室内送風機と、冷媒液を蒸発させて室内空気を冷却する室内熱交換器とを含む複数の室内ユニット、各室内熱交換器で発生した冷媒ガスを圧縮する圧縮機と、室外空気を送る室外送風機と、圧縮された冷媒ガスと室外空気を熱交換して冷媒ガスを液化させる室外熱交換器と、各室内熱交換器に対応して設けられ、液化された冷媒を減圧して対応の室内熱交換器に供給する膨張弁とを含む室外ユニット、各室内熱交換器の入口温度および中間温度を検出する検出手段、および検出手段の検出結果に基づいて各膨張弁の開度を制御する制御手段を備えたものである。ここで、制御手段は、冷房運転中の室内ユニットの室内熱交換器の中間温度と入口温度の差が予め定められた温度よりも高い場合は、運転停止中の室内ユニットの室内熱交換器に対応する膨張弁を閉方向に動作させる。したがって、運転停止中の室内ユニットに対応する膨張弁で冷媒が漏れている場合でも、その膨張弁を閉じて冷媒の漏れを無くすことができる。
好ましくは、制御手段は、運転中の室内ユニットの室内熱交換器の中間温度と入口温度の差が予め定められた温度よりも高い場合は、さらに、運転中の室内ユニットの室内熱交換器に対応する膨張弁を所定開度だけ開方向に動作させる。この場合は、運転中の室内ユニットの冷房能力を迅速に高めることができる。
また好ましくは、制御手段は、運転中の室内ユニットの室内熱交換器の中間温度と入口温度の差が予め定められた温度よりも高い場合は、運転停止中の室内ユニットの室内熱交換器に対応する膨張弁を第1の時間毎に所定開度ずつ閉方向に動作させる。この場合は、より確実に膨張弁を閉じることができる。
また好ましくは、制御手段は、第2の時間毎に所定開度を増加させる。この場合は、一層確実に膨張弁を閉じることができる。
また好ましくは、制御手段は、運転中の室内ユニットの室内熱交換器の中間温度と入口温度の差が予め定められた温度よりも高い場合は、運転停止中の室内ユニットの室内熱交換器に対応する膨張弁を第1の開度だけ開方向に動作させた後に、第1の開度よりも大きな第2の開度だけ閉方向に動作させる。この場合は、膨張弁を一旦開けることにより、膨張弁に詰まったダストなどを除去して膨張弁を閉じることができる。
以上のように、この発明によれば、運転停止中の室内ユニットへの冷媒の漏れを無くすことができ、運転中の室内ユニットの冷房能力を高めることができる。
図1は、この発明の一実施の形態によるマルチエアコンの冷凍サイクルを示す図である。図1において、このマルチエアコンは、1台の室外ユニット1と、複数台(たとえば3台)の室内ユニット6A〜6Cとを備える。
室外ユニット1は、圧縮機2、室外熱交換器3、室外送風機4、および3つの膨張弁5A〜5Cを含む。圧縮機2は、室内ユニット6A〜6Cで発生した冷媒ガスを圧縮する。室外熱交換器3は、圧縮機2で圧縮された冷媒ガスと室外空気との熱交換を行なって冷媒ガスを凝縮液化させる。室外送風機4は、室外熱交換器3に室外空気を供給する。膨張弁5A〜5Cは、それぞれ室外熱交換器3で生成された冷媒液を減圧して室内ユニット6A〜6Cに供給する。
図2は、図1に示した膨張弁5Aの構成を示す断面図である。図2において、膨張弁5Aは弁本体20を含む。弁本体20の内部には、リング状の弁座21が形成され、弁座21の中心線に沿って弁棒22が配置されている。弁棒22の下端は円錐状に形成されており、弁棒22は弁座21に対して近づきまたは離れる方向すなわち図中上下方向に移動可能に設けられている。弁本体20の横側開口部には横銅管23が接合され、弁本体20の下側開口部には下銅管24が接合されている。
また、弁本体20の上部には、弁棒22を上下動させるためのステッピングモータ25が設けられている。ステッピングモータ25のロータ26は弁棒22の上端部に結合されている。弁本体20の上部外周部にはネジ溝が形成されており、ロータ26の内周部はそのネジ溝に螺合されている。ステッピングモータ25のステータ27の電磁コイル28に正パルスを与えるとロータ26が正方向に所定角度だけ回転して弁棒22が所定距離だけ弁座21に近づく。電磁コイル28に負パルスを与えるとロータ26が負方向に所定角度だけ回転して弁棒22が所定距離だけ弁座21から離れる。弁棒22を上下動させることにより、弁棒22の先端部と弁座21の隙間面積を変化させて、そこを通過する冷媒の流量を調節することができる。一般に冷房装置では、冷媒は横銅管23から弁座21と弁棒22の隙間を介して下銅管24に流される。
図1に戻って、室内ユニット6A〜6Cは、それぞれ、室内熱交換器7A〜7Cと、室内送風機8A〜8Cと、入口サーミスタ11A〜11Cと、中間サーミスタ12A〜12Cと、出口サーミスタ13A〜13Cとを含む。室内熱交換器7A〜7Cは、それぞれ膨張弁5A〜5Cから供給された冷媒液を蒸発させ、その気化熱を利用して室内空気の冷却および除湿を行なう。室内送風機8A〜8Cは、それぞれ室内熱交換機7A〜7Cに室内空気を供給する。室内熱交換器7A〜7Cで発生した冷媒ガスは、室外ユニット1の圧縮機2に戻る。なお、冷媒の通路は金属配管で形成されている。
入口サーミスタ11A〜11Cは、それぞれ室内熱交換器7A〜7Cの入口の温度TIA〜TICを検出し、検出値を示す信号を出力する。中間サーミスタ12A〜12Cは、それぞれ室内熱交換器7A〜7Cの中間の温度TMA〜TMCを検出し、検出値を示す信号を出力する。出口サーミスタ13A〜13Cは、それぞれ室内熱交換器7A〜7Cの出口の温度TOA〜TOCを検出し、検出値を示す信号を出力する。
図3は、このマルチエアコンの電気回路図である。図3において、室外ユニット1は制御部30およびスイッチ31,32を含み、室内ユニット6A〜6Cは、それぞれ、制御部33A〜33Cと、スイッチ34A〜34Cとを含む。
室内送風機8Aとスイッチ34Aは室内ユニット6Aの電源端子間に直列接続されている。スイッチ34Aがオンされると、室内送風機8Aが駆動される。制御部33Aは、室内ユニット6Aの操作部(図示せず)からの信号(冷房の開始/停止を指示する信号、冷房能力のレベルを指示する信号など)とサーミスタ11A〜13Aの出力信号とに基づいて、スイッチ34Aのオン/オフ制御、室内送風機8Aの送風量の制御などを行なうともに、室外ユニット1の制御部30と情報の授受を行なう。
室内送風機8Bとスイッチ34Bは室内ユニット6Bの電源端子間に直列接続されている。スイッチ34Bがオンされると、室内送風機8Bが駆動される。制御部33Bは、室内ユニット6Bの操作部(図示せず)からの信号(冷房の開始/停止を指示する信号、冷房能力のレベルを指示する信号など)とサーミスタ11B〜13Bの出力信号とに基づいて、スイッチ34Bのオン/オフ制御、室内送風機8Bの送風量の制御などを行なうともに、室外ユニット1の制御部30と情報の授受を行なう。
室内送風機8Cとスイッチ34Cは室内ユニット6Cの電源端子間に直列接続されている。スイッチ34Cがオンされると、室内送風機8Cが駆動される。制御部33Cは、室内ユニット6Cの操作部(図示せず)からの信号(冷房の開始/停止を指示する信号、冷房能力のレベルを指示する信号など)とサーミスタ11C〜13Cの出力信号とに基づいて、スイッチ34Cのオン/オフ制御、室内送風機8Cの送風量の制御などを行なうともに、室外ユニット1の制御部30と情報の授受を行なう。
圧縮機2とスイッチ31、室外送風機4とスイッチ32は、それぞれ室外ユニット1の電源端子間に直列接続されている。スイッチ31,32がオンされると、それぞれ圧縮機2および室外送風機4が駆動される。制御部30は、制御部33A〜33Cからの情報に基づいて、スイッチ31,32のオン/オフ制御、膨張弁5A〜5Cの開度の制御、室外送風機4の送風量の制御、圧縮機2の圧縮能力の制御などを行なうともに、制御部33A〜33Cの各々と情報の授受を行なう。
特に、制御部30は、出口サーミスタ13A〜13Cの検出温度TOA〜TOCと入口サーミスタ11A〜11Cの検出温度TIA〜TICとの差が所定の温度TR1(たとえば5℃)になるように、膨張弁5A〜5Cの開度を制御する。このとき、室内熱交換器7A〜7Cでは図4の実線に示すように、入口から出口直前まで一定の低温度になり、出口直前から出口までの間で温度が上昇している。これは、室内熱交換器7A〜7Cの入口から出口までの全体で冷媒液が完全に蒸発し、室内熱交換器7A〜7Cが効率良く使用されていることを示している。
また、制御部30は、ある室内ユニット(たとえば6A)を運転し、他の室内ユニット(この場合は6B,6C)を運転しない場合、室内ユニット6Aの運転開始から所定時間t1(たとえば10分)経過しても、中間サーミスタ12Aの検出温度TMAと入口サーミスタ11Aの検出温度TIAとの差が所定の温度TR2(たとえば5℃)以下にならないときは、膨張弁5B,5Cで冷媒液が漏れている可能性があると判断し、膨張弁5B,5Cを閉方向に制御する。このとき、室内熱交換器7A〜7Cでは図4の点線に示すように、入口から入口直後までが一定の低温度になり、入口直後から出口までの間で温度が上昇している。これは、冷媒液の供給量が少ないために室内熱交換器7A〜7Cの入口から入口直後までの間で冷媒液が完全に蒸発していることを示している。
図5は、このマルチエアコンの動作を例示するフローチャートである。図5では、室内ユニット6Aのみを運転し、他の室内ユニット6B,6Cは運転しない場合の動作が示されている。マルチエアコンの運転が停止されている場合は、配管内の冷媒の圧力を均一にするために膨張弁5A〜5Cはともに全開状態にされている。
ステップS1において室内ユニット6Aの冷房運転を開始すると、ステップS2においてスイッチ34A,32がオンされて室内送風機8Aおよび室外送風機4が駆動される。ステップS3において膨張弁5Aの開度が所定の設定値P1(たとえば100ステップ)に設定されるとともに、膨張弁5B,5Cが全閉状態(たとえば0ステップ)にされる。
ステップS4においてスイッチ31がオンされて圧縮機2の運転が開始され、圧縮された冷媒ガスが室外熱交換器3に送られる。この冷媒ガスは、室外熱交換器3で室外空気と熱交換し、凝縮液化する。この凝縮液は膨張弁5Aで減圧され、室内熱交換器7A内で蒸発して気化熱を奪い、室内熱交換器7Aを冷却させる。室内空気は、室内送風機8Aによって室内熱交換器7Aに送られて冷却および除湿される。蒸発した冷媒ガスは圧縮機2に戻り、冷凍サイクルが繰り返される。
このとき、膨張弁5B,5Cは全閉状態にされているので、室内熱交換器7B,7Cには冷媒は流れない。ところが、膨張弁5B,5Cの動作が不完全になり、全閉したつもりの膨張弁5B,5Cから室内熱交換器7B,7Cに若干の冷媒が漏れる場合がある。すると、膨張弁5Aを開方向に制御しても、室内熱交換器7Aへの冷媒供給量が減少し冷房能力が低下し、中間サーミスタ12Aの検出温度TMAが低下しない。そこで本願発明では、運転開始から一定時間t1(たとえば10分)経過しても中間温度TMAと入口温度TIAの差が所定温度TR1(たとえば5℃)以上である場合は、膨張弁5B,5Cで冷媒が漏れている可能性があると判断し、膨張弁5B,5Cを所定開度p1(例えば20ステップ)だけ閉方向に制御する。
すなわち、ステップS5においてタイマー(図示せず)をオンして計時を開始し、ステップS6で膨張弁5Aの開度を設定値P1に設定する。ステップS7において室内ユニット6Aの室内熱交換器7Aの入口温度TIA、中間温度TMAおよび出口温度TOAを検出し、ステップS8において中間温度TMAと入口温度TIAの差TMA−TIAが所定温度TR2以上か否かを判別する。TMA−TMI≧TR2でない場合はステップS11に進み、TMA−TMI≧TR2である場合はステップS9でタイマーで計測された時間tが所定時間t1を経過しているか否かを判別する。t≧t1でない場合はステップS11に進み、t≧t1である場合はステップS10において膨張弁5B,5Cの各々を所定開度p1だけ閉方向に制御し、タイマーをオフしてリセットした後にタイマーを再度オンして計時を再開する。
ステップS11において出口温度TOAと入口温度TIAの差TOA−TIAが所定温度TR1以上か否かを判別し、TOA−TOI≧TR1である場合はステップS12において膨張弁5Aの開度の設定値P1をp0(たとえば1ステップ)だけ増やし、TOA−TOI≧TR1でない場合はステップS13において膨張弁5Aの開度の設定値P1をp0だけ減らす。ステップS6において膨張弁5Aの開度は、ステップS12,S13で更新された設定値P1に設定される。これにより、膨張弁5Aの開度はTOA−TOI=TR1になるように制御され、室内熱交換器7Aの入口から出口までの全体で冷媒がほぼ完全に蒸発する。
この実施の形態では、室内ユニット6Aの運転開始から所定時間t1が経過しても室内熱交換器7Aの中間温度TMAと入口温度TIAの差が所定温度TR2以上である場合は、他の室内ユニット6B,6C用の膨張弁5B,5Cを所定開度p1だけ閉方向に制御する。したがって、膨張弁5B,5Cの冷媒の漏れを無くすことができ、運転中の室内ユニット6Aの冷房能力を高めることができる。
なお、図5のステップS10では、膨張弁5B,5Cを所定開度p1だけ閉方向に制御するとともに、膨張弁5Aを所定開度p2(たとえば15ステップ)だけ開方向に制御してもよい。この場合は、室内熱交換器7aの温度を迅速に下げることができる。
また、膨張弁5B,5Cを所定開度p1だけ閉方向に制御する代わりに、膨張弁5B,5Cを所定時間t2(たとえば2分)毎に所定開度p3ずつ閉方向に制御してもよい。さらに、所定時間t2毎に閉方向に制御する開度p3を増加させてもよい。この場合は、より確実に膨張弁5B,5Cの漏れを無くすことができる。
また、膨張弁5B,5Cを一旦所定開度p4(たとえば10ステップ)だけ開方向に動作させた後、直ぐに、P4よりも大きな所定開度p5(例えば30ステップ)だけ閉方向に動作させてもよい。この場合は、膨張弁5B,5Cの弁座21と弁棒22の先端との間に詰まっていたダストを除去して膨張弁5B,5Cを閉じることができる。
また、入口サーミスタ11A〜11Cおよび出口サーミスタ13A〜13Cを室内ユニット6A〜6Cの外あるいは室外ユニット1の金属配管に設けてもよい。つまり、入口サーミスタ11A〜11Cおよび出口サーミスタ13A〜13Cは、必ずしも室内熱交換器7A〜7Cの入口および出口に設ける必要は無く、入口温度および出口温度をモニタできる位置であればどのような位置に設けてもよい。
また、中間サーミスタ12A〜12Cは、必ずしも室内熱交換器7A〜7Cの入口と出口の間の丁度真中の位置に設ける必要は無く、入口と出口の間の適切な位置に設ければよい。
また、上記実施の形態では、3台の室内ユニット6A〜6Cが設けられている場合について説明したが、2台以上のいかなる数の室内ユニットが設けられている場合でも同様であることは言うまでもない。
また、上記実施の形態では、本願発明が冷房専用サイクルに適用された場合について説明したが、図6に示すように、四方弁35を搭載した冷暖房サイクルについても冷房運転時に同様の制御が可能である。冷房時は、圧縮機2の吐出ガスは四方弁35を介して室外熱交換器3に供給され、暖房時は、圧縮機2の吐出ガスは四方弁35を介して室内熱交換器7A〜7Cに供給される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の一実施の形態によるマルチエアコンの冷凍サイクルを示す図である。 図1に示した膨張弁の構成を示す断面図である。 図1に示したマルチエアコンの電気回路図である。 図1に示した室内熱交換器の温度分布を示す図である。 図1〜図4に示したマルチエアコンの動作を例示するフローチャートである。 この実施の形態の変更例を示す図である。
符号の説明
1 室外ユニット、2 圧縮機、3 室外熱交換器、4 室外送風機、5A〜5C 膨張弁、6A〜6C 室内ユニット、7A〜7C 室内熱交換器、8A〜8C 室内送風機、11A〜11C 入口サーミスタ、12A〜12C 中間サーミスタ、13A〜13C 出口サーミスタ、20 弁本体、21 弁座、22 弁棒、23 横銅管、24 下銅管、25 ステッピングモータ、26 ロータ、27 ステータ、28 電磁コイル、30,33A〜33C 制御部、31,32,34A〜34C スイッチ、35 四方弁。

Claims (5)

  1. それぞれが、室内空気を送る室内送風機と、冷媒液を蒸発させて室内空気を冷却する室内熱交換器とを含む複数の室内ユニット、
    各室内熱交換器で発生した冷媒ガスを圧縮する圧縮機と、室外空気を送る室外送風機と、圧縮された冷媒ガスと室外空気を熱交換して冷媒ガスを液化させる室外熱交換器と、各室内熱交換器に対応して設けられ、液化された冷媒を減圧して対応の室内熱交換器に供給する膨張弁とを含む室外ユニット、
    各室内熱交換器の入口温度および中間温度を検出する検出手段、および
    前記検出手段の検出結果に基づいて各膨張弁の開度を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、冷房運転中の室内ユニットの室内熱交換器の中間温度と入口温度の差が予め定められた温度よりも高い場合は、運転停止中の室内ユニットの室内熱交換器に対応する膨張弁を閉方向に動作させる、空気調和機。
  2. 前記制御手段は、運転中の室内ユニットの室内熱交換器の中間温度と入口温度の差が予め定められた温度よりも高い場合は、さらに、運転中の室内ユニットの室内熱交換器に対応する膨張弁を所定開度だけ開方向に動作させる、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記制御手段は、運転中の室内ユニットの室内熱交換器の中間温度と入口温度の差が予め定められた温度よりも高い場合は、運転停止中の室内ユニットの室内熱交換器に対応する膨張弁を第1の時間毎に所定開度ずつ閉方向に動作させる、請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記制御手段は、第2の時間毎に前記所定開度を増加させる、請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記制御手段は、運転中の室内ユニットの室内熱交換器の中間温度と入口温度の差が予め定められた温度よりも高い場合は、運転停止中の室内ユニットの室内熱交換器に対応する膨張弁を第1の開度だけ開方向に動作させた後に、前記第1の開度よりも大きな第2の開度だけ閉方向に動作させる、請求項1に記載の空気調和機。
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