JP4407459B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジングの端子収容孔内に、端子金具が収容されたコネクタに関する。
ハウジングの端子収容孔内に、電線に接続された端子金具が収容されたコネクタは広く知られている(例えば、特許文献1参照)。このコネクタを構成する端子金具は、その前方部に相手側端子に嵌合する接続部が形成され、後方部には電線にかしめられるバレル部が設けられている。一般的に、電線の絶縁被覆にかしめられるバレル部は、接続部よりもその径方向寸法が大きく形成されている。
一方、端子金具を収容するハウジングは、端子金具の外寸法に合わせて端子収容孔の内壁が形成されているため、その内壁において、端子金具の接続部と対向する部位と、バレル部と対向する部位との間には、接続部とバレル部の外寸法の差に応じた段差が生じている。このため、接続される電線の径が大きい端子金具、例えば、大電流用の端子金具を収容する場合には、その接続部とバレル部の外寸法の差が著しいため、内壁の段差も大きくなり、ハウジングの外周面を平坦にすれば、接続部を取り囲む部位が甚だ厚肉となり、ハウジングの重量化および成形材料の無駄による高コスト化につながることになる。
特開平9−153386号公報(第3図)
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、小型、軽量で低コストのコネクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、相手側端子と嵌合する接続部を有するとともに、前記接続部の後方に位置して電線にかしめられるバレル部を有する端子金具と、前記端子金具が収容される端子収容孔を有するとともに、前記端子収容孔内に位置して前記接続部を係止することで前記端子金具の抜け止めを行うランスを有するハウジングとを備えたコネクタにおいて、前記ハウジングの外周面は、前記端子金具のバレル部を取り囲む部位において、外方に膨出した突出部を有し、前記突出部は、前記端子収容孔内における前記ランスの位置する側とは反対側の部位に対応して形成され、かつこの突出部に対応する部位に、前記バレル部のかしめ側の部分が対向して配置されており、さらに前記突出部は、相手側コネクタとの嵌合を解除する時に、前記相手側コネクタから引き離すための引っ掛け部として使用することを特徴とするコネクタとした。
<請求項1の発明>
ハウジングの外周面は、端子金具のバレル部を取り囲む部位において、外方に膨出した突出部を有することにより、ハウジングの接続部と対向する部位とバレル部と対向する部位の肉厚を均一化でき、その小型、軽量化および低コスト化を実現できる。
また、突出部を、相手側コネクタとの嵌合を解除する時に、相手側コネクタから引き離すための引っ掛け部として使用することにより、ハウジングの外周面に特別に引っ掛け部を形成する必要がなく、より小型、軽量のコネクタとすることができる。
本発明の実施形態を図1乃至図8によって説明する。説明中、図8の左方を雌コネクタ1の前方、右方を雄コネクタ5の前方とする。本発明を適用した雌コネクタ1は大電流用のコネクタであって、図6に示したように、合成樹脂材料によって一体成形された雌ハウジング2と、その端子収容孔21内に収容された雌端子金具3を備えている。図5に示すように、雌端子金具3は導電性を有した金属板をプレス成形して形成され、後述する相手側端子である雄端子金具52と嵌合する接続部31が前方に設けられている。接続部31の後方には、電線4の導電性を有する芯線41にかしめられるワイヤーバレル32が形成され、その更に後方には、電線4の絶縁被覆42の外周にかしめられるインシュレーションバレル33(本発明のバレル部に該当する)が設けられている。図から明らかなように、大電流用の電線4にかしめられるインシュレーションバレル33の外径は、接続部31の径方向の外寸よりもかなり大きくなっている。
図1に示すように、雌ハウジング2は略箱型に形成され、その前後方向に延びた端子収容孔21内には、上方からランス22が吊り下げられている。ランス22は上下方向に撓み可能に形成されており、端子収容孔21内に収容された雌端子金具3と係合することにより、その抜け止めを行っている。また、端子収容孔21の前方を塞ぐ立壁には、雄端子金具52が進入する端子挿入孔23が形成されている。尚、端子収容孔21の下面には、雌端子金具3がその収容時に係合する一対の端子ガイド21aが形成されている。
雌ハウジング2の上面部にはロックレバー24が設けられており、この後端部には操作部24aが形成されるとともに、その中間部にはロック突部24bが上方に突出している。ロックレバー24は上下方向に撓み可能に形成されており、雌コネクタ1が相手側コネクタである雄コネクタ5と嵌合する時に、雄ハウジング51と係合して、ロック状態とし双方の抜け止めを行う。更に、雌ハウジング2の上面部には、ロックレバー24を取り囲むようにロックカバー25がブリッジ状に設けられ、ロックレバー24の操作部24aに不用意に他部材が触れることで、雌コネクタ1と雄コネクタ5との間のロック状態が解除されることを防いでいる。
図1に示すように、端子収容孔21の下面内壁は、収容される雌端子金具3の外形状に合わせて形成されている。すなわち、インシュレーションバレル33を取り囲む後端部の内壁21bは、接続部31を収容する前方部位の内壁21cよりも下方に広がり、かなり大きく形成されており、内壁21bと21cは斜面にて連結されている。換言すれば、雌ハウジング2の下方外周面26は、インシュレーションバレル33を取り囲む部位において、外方(下方)に膨出した突出部27を有している。これにより、図に示すように、雌ハウジング2の接続部31を取り囲む部位と、インシュレーションバレル33を取り囲む部位の肉厚は均一化されている。また、突出部27の外周面26に対する段差部分は、雄コネクタ5との嵌合を解除する時に、雌コネクタ1を雄コネクタ5から引き離すための、(例えば)作業者の指の引っ掛け部として使用される。
図7に示すように、雄コネクタ5は、合成樹脂材料にて一体成形された雄ハウジング51と、雄ハウジング51内に収容された雄端子金具52を備えている。雄ハウジング51は、後方に雄端子金具52が収容される端子収容部51aを有し、その前方に筒状のフード部51bが形成されている。また、フード部51bの上面には、上述した雌ハウジング2のロック突部24bと係合するロック孔51cを有している。雄端子金具52は導電性を有する金属材料にて形成され、その前方に形成された嵌合部52aをフード部51b内に突出させている。
次に、図5乃至図8に基づいて雌コネクタ1の組付け方法、および雄コネクタ5との嵌合方法について説明する。電線4の芯線41にワイヤーバレル32をかしめ、更に、絶縁被覆42にインシュレーションバレル33をかしめた雌端子金具3を、雌ハウジング2の端子収容孔21内に後方より挿入していく。雌端子金具3の挿入によって、端子収容孔21内のランス22が接続部31によって押圧され上方へと撓む。端子収容孔21内への挿入が進行し、雌端子金具3の収容が完了すると、ランス22が雌端子金具3の接続部31に形成された、図示しない係合孔と嵌合して下方へと形状復帰し、雌端子金具3の抜け止めを行う。図6に示すように、雌端子金具3が端子収容孔21内へ収容された状態において、接続部31は端子収容孔21の内壁21cによって保持されている。一方、インシュレーションバレル33は後端部の内壁21bとの間に十分な間隔を有している。
次に、雌ハウジング2内に雌端子金具3が収容された雌コネクタ1を、雄コネクタ5のフード部51b内に挿入していく(図7示)。雌コネクタ1の雄コネクタ5への嵌合によって、雄端子金具52の嵌合部52aが雌ハウジング2の挿入孔23から進入し、雌端子金具3の接続部31と嵌合する。また、雌コネクタ1が雄コネクタ5内に進入していくと、雌ハウジング2のロック突部24bが雄ハウジング51のフード部51bに押圧され、ロックレバー24が下方に撓み、ロック突部24bがフード部51bを乗越えた後、上方へ形状復帰してロック孔51cと係合してロック状態となり、双方の抜け止めを行う。ロック状態にある雌コネクタ1を、雄コネクタ5から離脱させる時、ロックレバー24の操作部24aを下方に押し下げて、ロック突部24bとロック孔51cの係合を外しながら、突出部27の段差部分に指を掛け、雌コネクタ1を雄コネクタ5から後方へ引き離す。
本実施形態によれば、雌ハウジング2の下方外周面26は、インシュレーションバレル33を取り囲む部位において、下方に膨出した突出部27を有していることにより、雌ハウジング2の接続部31と対向する部位とインシュレーションバレル33と対向する部位の肉厚を均一化でき、その軽量化および低コスト化を行うことができる。また、突出部27を、雄コネクタ5との嵌合を解除する時に、雌コネクタ1を雄コネクタ5から引き離すための引っ掛け部として使用することにより、雌ハウジング2の外周面に特別に引っ掛け部を形成する必要がなく、より小型、軽量のコネクタ1とすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上述の記載および図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、以下の記載のもの以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明は雄コネクタに適用してもよい。
(2)本発明は大電流用のコネクタだけでなく、あらゆる種類、用途のコネクタに適用可能である。
(3)突出部とは別に、ハウジングの外周面に、相手側コネクタから引き抜く時の指の引っ掛け部を形成してもよい。
本実施形態による雌コネクタのハウジングの断面図である。 図1に示したハウジングの前方図である。 図1に示したハウジングの後方図である。 図1に示したハウジングの上面図である。 図1に示したハウジングに雌端子金具を収容する前の状態を示した断面図である。 本実施形態による雌コネクタの断面図である。 雌コネクタが雄コネクタと嵌合する前の状態を示した断面図である。 雌コネクタが雄コネクタと嵌合した状態を示した断面図である。
符号の説明
1…雌コネクタ
2…雌ハウジング
3…雌端子金具
4…電線
5…雄コネクタ
21…端子収容孔
26…雌ハウジングの下方外周面
27…突出部
31…接続部
33…インシュレーションバレル
51…雄ハウジング
52…雄端子金具

Claims (1)

  1. 相手側端子と嵌合する接続部を有するとともに、前記接続部の後方に位置して電線にかしめられるバレル部を有する端子金具と、
    前記端子金具が収容される端子収容孔を有するとともに、前記端子収容孔内に位置して前記接続部を係止することで前記端子金具の抜け止めを行うランスを有するハウジングとを備えたコネクタにおいて、
    前記ハウジングの外周面は、前記端子金具のバレル部を取り囲む部位において、外方に膨出した突出部を有し、
    前記突出部は、前記端子収容孔内における前記ランスの位置する側とは反対側の部位に対応して形成され、かつこの突出部に対応する部位に、前記バレル部のかしめ側の部分が対向して配置されており、さらに前記突出部は、相手側コネクタとの嵌合を解除する時に、前記相手側コネクタから引き離すための引っ掛け部として使用することを特徴とするコネクタ。
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