JP4406931B2 - 電源システム - Google Patents

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本発明は、複数台の電源装置を制御し、それらに接続された複数の負荷に電源電圧を供給可能な電源システムに関する。
例えば、コンピュータ機器,通信機器などのボードでは通常複数種類の電源電圧が必要である。さらに負荷であるLSIの中には複数の電源を必要とするものも多い。複数の負荷に電力を供給可能な電源装置として、特許文献1に開示されるものがある。特許文献1に開示される電源装置は、AC−DC変換部の出力電力を出力制御回路を備えた異常検出部を介して複数の負荷へ分配している。
近年では、このような要求を満たす電源装置として、POL(ポイントオブロード)コンバータが普及してきている。POLコンバータは小型・高効率の非絶縁タイプコンバータであり、負荷の直近に実装されることで低電圧・大電流の電力を負荷に供給することができる。
図3はPOLコンバータを用いた従来の分散電源システムの一例である。同図では、DC−DCコンバータ2の出力ライン(電源供給線)5をPOLコンバータ6a,6b,6cへ並列に接続することにより12Vバスを構築している。POLコンバータ6a,6b,6cの出力には、例えばLSIなどの負荷となるデバイスが接続される。負荷7aは1.8Vと3.3Vの2種類の電源電圧を必要とするデバイスであり、1.8V出力に設定されたPOLコンバータ6aと3.3V出力に設定されたPOLコンバータ6bからの2種類の電源電圧が入力されている。一方、負荷7bは、5Vの電源電圧のみを必要とするデバイスであり、5V出力に設定されたPOLコンバータ6cからの1種類の電源電圧が入力されている。POLコンバータ6a,6b間では、負荷7aの特性により複数の電源電圧の起動・停止シーケンスが規定される。ここでいう起動・停止シーケンスとは、POLコンバータ6a,6bの各出力に対して、例えば立上り,立下りの順序,タイミングやその勾配などを規定したものである。
特開2001−352674号公報
しかし、図3の構成ではPOLコンバータ6a,6b間の起動・停止シーケンスを所望の特性にすることが極めて困難であるという問題があった。
図4は負荷7aに入力される1.8V及び3.3Vの2種類の電源電圧の起動・停止シーケンスの例を示したタイミング図である。同図において、(A)は電圧の比を一定にするシーケンスである。(B)は低い方の電圧が定格に達するまでは、高い方と等しくするシーケンスである。(C)は高い方の電圧が立ち上がってから、低い方の電圧が起動するシーケンスである。これら(A)〜(C)の他にも、ユーザの使用条件に応じて種々の起動方法が考えられる。このように、2電圧以上の起動・停止の要求は様々であるため、メーカ側で予めPOLコンバータ6a,6b間のシーケンスを規定してユーザの要求に対応することはできず、ユーザ側で規定するにしても電源システムに新たにシーケンス回路を設ける等の大掛かりな改造を加える必要があった。
また、POLコンバータ6a,6b間のシーケンスを規定したとしても、実際のPOLコンバータ6a,6bの状態を監視して、POLコンバータ6a,6bの出力を確実に当該シーケンスに従わせるよう制御するには至っていなかった。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、一の電源装置から負荷又は他の電源装置に電力を供給すると共に、一の電源装置により他の電源装置の動作を制御・監視可能にし、さらには例えばスレーブ電源装置の異常時やスレーブ電源装置の仕様などの状態に応じて、マスタ電源装置の出力を最適な状態に制御することができる電源システムを提供することを目的とする。
本発明における請求項1の電源システムでは、制御部を内蔵するマスタ電源装置と、このマスタ電源装置の出力を入力電源として、当該マスタ電源装置から電力供給を受けるスレーブ電源装置とを備えた電源システムであって、前記制御部は前記マスタ電源装置から前記スレーブ電源装置への出力を制御するとともに、前記スレーブ電源装置の状態を監視するモニタ手段を有し、さらに前記制御部は、前記モニタ手段で監視した前記スレーブ電源装置の電圧または電流に基づいて前記マスタ電源装置の出力電力を制御し、複数の前記スレーブ電源装置のうち最大の電圧に合わせて前記マスタ電源装置の出力電圧を自動調整するものであることを特徴とする。
このようにすると、マスタ電源装置の制御部によりスレーブ電源装置の状態を一括して監視することができるため、ユーザの要求に応じて自由に装置されるスレーブ電源装置をマスタ電源装置側で統括管理することができる。また、例えばスレーブ電源装置の異常時やスレーブ電源装置の仕様などの状態に応じてマスタ電源装置の出力を最適な状態に制御することができる。
また、本発明における請求項の電源システムでは、前記制御部に、複数の前記スレーブ電源装置間の起動・停止シーケンスを制御するシーケンス制御手段を設けている。
このようにすると、スレーブ電源装置に別途シーケンス回路を設けなくても、マスタ電源装置に起動・停止シーケンスを設定するだけで複数のスレーブ電源装置間の起動・停止シーケンスを制御することができる。
本発明における請求項3の電源システムでは、前記制御部は、プログラム可能なディジタル制御器からなる。
このようにすると、ユーザが制御部のプログラムを自由に変更することができるようになるので、マスタ電源装置及びスレーブ電源装置に対して所望の制御を容易に行なうことができる。
本発明の請求項1によると、ユーザの要求に応じて自由に装置されるスレーブ電源装置をマスタ電源装置のみで統括管理することができる。
本発明の請求項2によると、外部にシーケンス回路を設ける必要がない。
本発明の請求項3によると、スレーブ電源装置の状態に合わせてマスタ電源装置を最適制御することができる。
本発明の請求項4によると、ユーザが起動・停止シーケンスを容易に設定することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明における電源システムの好ましい各実施例を説明する。なお、従来例と同一箇所には同一符号を付し、共通する部分の説明は重複するため極力省略する。
本発明における電源システムでは、一の電源装置が、負荷又は他の電源装置に電力を供給すると共に、他の電源装置の動作制御・監視する機能を持つ。この一の電源装置をマスタ電源装置、このマスタ電源装置を入力電源とする他の電源装置をスレーブ電源装置と呼ぶことにする。マスタ電源装置は、例えばマイクロコントローラ(以下、マイコンと言う。),DSP(Digital Signal Processor),PLD(Programmable Logic Device)などプログラム可能なコントローラを内蔵し、他のスレーブ電源装置を制御および監視するためのプログラムを記憶できる。また、マスタ電源装置は自身の動作制御・状態監視の機能も持っている。さらに、マスタ電源装置は、通信手段を有し、例えばコンピュータ装置などの上位システムとつながり、前記動作制御・監視の状態を上位システムに報告可能であり、また上位システムより設定可能である。
本第1実施例では、バスコンバータ(電源バスに電力を供給する電源)がマスタ電源装置、POLコンバータがスレーブ電源装置となる分散電源システムについて説明する。
図1は、本第1実施例における電源システムの構成を示したブロック図である。従来例と同様に、当該電源システムでは、DC−DCコンバータ2の出力ライン5をPOLコンバータ6a,6b,6cへそれぞれ接続することにより電源バスを構築している。また、1.8V出力に設定されたPOLコンバータ6aと3.3V出力に設定されたPOLコンバータ6bの各出力には、2電源入力の負荷7aが接続され、5V出力に設定されたPOLコンバータ6cの出力には、1電源入力の負荷7bが接続されている。
電源装置1は内部にDC−DCコンバータ2と、例えばマイコン,DSPなどからなる制御部3とを内蔵し、一体構造をなしている。DC−DCコンバータ2は、電源装置1に接続された直流入力電源4からの直流入力電力を電力変換し、出力ライン5へ供給している。制御部3はDC−DCコンバータ2を制御・監視する。その一方で、制御部3は、POLコンバータ6a,6b,6cと、制御用信号線8及び出力モニタ用信号線9でそれぞれ接続されることにより、POLコンバータ6a,6b,6cの制御・監視も行っている。すなわち、この電源装置1は、DC−DCコンバータ2により出力ライン5すなわちPOLコンバータ6a,6b,6cへ電力を供給すると共に、制御部3によりPOLコンバータ6a,6b,6cの状態を監視する機能及びコントロールする機能を有する。
制御用信号線8は、制御部3からPOLコンバータ6a,6b,6cへ伝送される信号の伝送媒体であり、例えば、POLコンバータ6a,6b,6cをオン・オフする為のロジックレベル信号及び(又は)POLコンバータ6a,6b,6cの出力立ち上がりを制御するソフトスタート信号等が伝送される。なお、POLコンバータ6a,6b,6c自体の出力安定化制御を行なう制御手段はPOLコンバータ6a,6b,6cに内蔵している。一方、出力モニタ用信号線9は、POLコンバータ6a,6b,6cから負荷7a,7bへ出力される各電圧を制御部3で取り込むために設けられており、当該電圧情報は制御部3でA−D変換されデジタル信号として取り込まれる。この電圧情報に基づいて制御部3は他のPOLコンバータ6a,6b,6cを制御することが可能である。これら制御用信号線8及び出力モニタ用信号線9の伝送方式は、例えばディジタルシリアル通信などとしてもよい。この場合、POLコンバータ6a,6b,6cで発生した異常状態や自己診断結果などもエラー信号として制御部3へ伝送することができる。
さらにこの電源装置1は通信手段を有し、インターフェース11で上位システム10と通信することが可能である。上位システム10は一般的にコンピュータであり、ユーザによって操作される。上位システム10からは、通信インターフェース11を介して、電源装置1における前記監視機能及びコントロール機能を設定可能である。具体的には、前記監視機能及びコントロール機能を果たす制御部3内部のシーケンス手段としてのシーケンスプログラム20及びモニタ手段としてのモニタプログラム21は、上位システム10より書き換えが可能であり、不揮発性メモリに保存される。
電源装置1は、動作時においては上位システム10を接続しなくとも単独で運転可能である。また、動作時に常時接続されている上位システム10からの命令を受けて運転することもでき、反対にモニタ機能の出力を上位システム10に報告することもできる。
次に、電源装置1の作用について説明する。
まず、ユーザは負荷7a,7bの特性を考慮して複数の電源電圧の起動・停止シーケンスを規定し、上位システム10を操作して、制御部3内部のシーケンスプログラム20及びモニタプログラム21を所望の条件を満たすように設定する。ユーザは上位システム10を操作するだけで、負荷の特性に合わせた複数の電源電圧の起動・停止シーケンスや当該電源システムのモニタ態様を容易に設定することができる。このように、POLコンバータ6a,6bに別途シーケンス回路を設けなくても、電源装置1に起動・停止シーケンスを設定するだけで複数のPOLコンバータ6a,6b間の起動・停止シーケンスを制御することができる。また、制御部3内部のシーケンスプログラム20及びモニタプログラム21を、上位システム10より書き換え可能とすることにより、ユーザが制御部3のプログラムを自由
に変更することができるようになるので、電源装置1及びPOLコンバータ6a,6b,6cに対して所望の制御を容易に行なうことができる。
電源システム動作時には、電源装置1では、DC−DCコンバータ2が入力電源4から電力を取り出し、出力ライン5を介してPOLコンバータ6a,6b,6cへ電力供給を行う。このとき、DC−DCコンバータ2は制御部3により監視・制御されることにより、安定した電力供給を行なう。当該電力供給を受けるPOLコンバータ6a,6b,6cでは、出力ライン5から電力を取り出し、予め設定された電圧値に変換して負荷7a,7bへ出力する。前述のように、POLコンバータ6a,6b,6cの出力は、自身に内蔵された制御手段により安定化制御される。POLコンバータ6a,6b,6cからの出力電圧は、出力モニタ用信号線9を通じて制御部3で取り込まれ、制御部3のモニタプログラム21が当該電圧情報からPOLコンバータ6a,6b,6cの状態を監視する。また、このモニタプログラム21は、通信インターフェース11を介して前記電圧情報を上位システム10へ報告する。このように、制御部3を用いることで、複数のPOLコンバータ6a,6b,6cの電圧監視が容易に可能である。そして、モニタプログラム21における監視結果に基づいて、シーケンスプログラム20が制御用信号線8を介してPOLコンバータ6a,6b,6cを制御する。制御部3によりPOLコンバータ6a,6b,6cの状態を一括して監視することができるため、ユーザの要求に応じて自由に装置されるPOLコンバータ6a,6b,6cを電源装置1側で統括管理することができる。
ここで、制御部3がPOLコンバータ6a,6b,6cに対して行なう制御の具体例について説明する。POLコンバータ6a,6b,6cは一般に非絶縁型コンバータであり、その故障モードとして入力と出力が短絡する場合が考えられる。制御部3は、このような故障時に、速やかにDC−DCコンバータ2の出力電圧を低下させる又は遮断する。これにより、負荷7a,7bに過電圧または過電流が印加される危険を回避できる。また、POLコンバータ6a,6b,6cの効率は、入力電圧が出力電圧に対して高くなると低下する傾向がある。制御部3は、複数のPOLコンバータ6a,6b,6cの電圧のうち最大の電圧に合わせて、DC−DCコンバータ2の出力電圧を自動調整する。例えば、POLコンバータ6a,6bの出力電圧が5Vと2.5Vであるとすれば、当該入力電圧Vinを大きい方に合わせて5.5Vにする。これにより、POLコンバータ6a,6b,6cの効率の最適化を図ることができる。
当該電源システムの変形例として、DC−DCコンバータ2の出力に対してCT(カレントトランス)による電流監視を行うこともできる。この場合も、電圧監視と同様に、その電流情報を上位システム10に報告する一方、上位システム10から制御部3のシーケンスプログラム20及びモニタプログラム21に対して設定変更を行う。この場合、制御部3がPOLコンバータ6a,6b,6cに対して行なう制御の具体例については、例えば、DC−DCコンバータ2の最大出力定格が12V,20Aであるとすると、DC−DCコンバータ2にPOLコンバータ6a,6b,6cを最初につないだときの、出力ライン5を通ってPOLコンバータ6a,6b,6cへ流れ込む入力電流Iinが5A程度なら、DC−DCコンバータ2のOCP(Over Current Protection)を10A程度に設定変更できるようにする。
以上のように本実施例の電源システムでは、出力電力を制御する制御部3を有するマスタ電源装置としての電源装置1(DC−DCコンバータ2)と、この電源装置1を入力電源とするスレーブ電源装置としてのPOLコンバータ6a,6b,6cとを備えた電源システムであって、制御部3にPOLコンバータ6a,6b,6cの状態を監視するモニタ手段としてのモニタプログラム21を設けている。
このようにすると、電源装置1の制御部3によりPOLコンバータ6a,6b,6cの状態を一括して監視することができるため、ユーザの要求に応じて自由に装置されるPOLコンバータ6a,6b,6cを電源装置1側で統括管理することができる。
また本実施例では、制御部3に、複数のPOLコンバータ6a,6b間の起動・停止シーケンスを制御するシーケンス制御手段としてのシーケンスプログラム20を設けている。
このようにすると、POLコンバータ6a,6bに別途シーケンス回路を設けなくても、電源装置1に起動・停止シーケンスを設定するだけで複数のPOLコンバータ6a,6b間の起動・停止シーケンスを制御することができる。
さらに本実施例では、制御部3は、モニタプログラム21で監視したPOLコンバータ6a,6b,6cの状態に基づいて電源装置1の出力電力を制御するものである。
このようにすると、例えばPOLコンバータ6a,6b,6cの異常時やPOLコンバータ6a,6b,6cの仕様などの状態に応じて電源装置1の出力を最適な状態に制御することができる。
また本実施例では、制御部3は、プログラム可能なディジタル制御器からなる。
このようにすると、ユーザが制御部3のプログラムを自由に変更することができるようになるので、電源装置1及びPOLコンバータ6a,6b,6cに対して所望の制御を容易に行なうことができる。
本第2実施例では、フロントエンド電源(交流入力でDC48V等を出力)がマスタ電源装置、フロントエンド電源を入力とするDC−DCコンバータがスレーブ電源装置となる分散電源システムについて説明する。
図2は、本第2実施例における電源システムの構成を示したブロック図である。当該電源システムでは、マスタ電源装置とスレーブ電源装置以外の基本構成は第1実施例と略同様である。
同図の電源装置1は内部にAC−DCコンバータ13と制御部3とを内蔵しており、AC−DCコンバータ13は、電源装置1に接続された例えば商用電源などの交流入力電源12からの交流入力電力を電力変換し、出力ライン5へ供給している。この出力ライン5には、DC48Vが供給されており、DC−DCコンバータ14a,14b,14cへそれぞれ接続されている。DC−DCコンバータ14a,14b,14cの出力電圧は、それぞれ1.8V,3.3V,12Vに設定されており、DC−DCコンバータ14a,14bの各出力には、2電源入力の負荷7aが接続され、DC−DCコンバータ14cの出力には、1電源入力の負荷7bが接続されている。その他の、構成及び作用は第1実施例と同様である。
なお、本発明は、上記各実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。本発明の電源システムにおけるマスタ電源装置及びスレーブ電源装置には、あらゆる種類の電源装置を使用することができ、電源装置の構成数や接続形態に関しても特に限定されるものではない。
本発明の第1実施例における電源システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施例における電源システムの構成を示すブロック図である。 従来例における電源システムの構成を示すブロック図である。 同上、2種類の電圧の各種起動・停止シーケンスを示すタイミング図である。
1 電源装置(マスタ電源装置)
2 DC−DCコンバータ(マスタ電源装置)
3 制御部
6a,6b,6c POLコンバータ(スレーブ電源装置)
21 モニタプログラム(モニタ手段)

Claims (3)

  1. 制御部を内蔵するマスタ電源装置と、このマスタ電源装置の出力を入力電源として、当該マスタ電源装置から電力供給を受けるスレーブ電源装置とを備えた電源システムであって、
    前記制御部は前記マスタ電源装置から前記スレーブ電源装置への出力を制御するとともに、前記スレーブ電源装置の状態を監視するモニタ手段を有し
    さらに前記制御部は、前記モニタ手段で監視した前記スレーブ電源装置の電圧または電流に基づいて前記マスタ電源装置の出力電力を制御し、複数の前記スレーブ電源装置のうち最大の電圧に合わせて前記マスタ電源装置の出力電圧を自動調整するものであることを特徴とする電源システム。
  2. 前記制御部に、複数の前記スレーブ電源装置間の起動・停止シーケンスを制御するシーケンス制御手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
  3. 前記制御部は、プログラム可能なディジタル制御器からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の電源システム。
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