JP4403951B2 - 電子機器 - Google Patents

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本発明は、配線板と、配線板に実装されたコネクタと、コネクタの嵌合部を露出させた状態でコネクタの周囲および配線板を覆うケースとからなる電子機器に関するものである。
例えば自動車の電動パワーステアリングのコントローラ(制御装置)のような電子機器は、配線板と、配線板に実装されたコネクタと、コネクタの嵌合部を露出させた状態でコネクタの周囲および配線板を覆うケースから構成されている。上記配線板には、コネクタ以外に、CPUのような半導体やチップコンデンサ等のような電子部品が実装されている。上記コネクタの嵌合部には、他の機器に接続された相手コネクタの嵌合部が嵌合される。両コネクタを嵌合すると、電子機器のコネクタに設けられた端子と、相手コネクタに設けられた弾性を有する端子とが接して、導通可能な状態となる。端子同士の接圧は、導通時の両端子間の接触抵抗の低安定化を保証すべく、ある程度高く設定されている。そのため、電子機器のコネクタに対する相手コネクタの嵌合力および離脱力が大きくなっている。
相手コネクタの嵌合時および離脱時に、相手コネクタから電子機器のコネクタに力が伝わり、さらに当該力が電子機器のコネクタと配線板とのはんだ付け部に伝わると、はんだ付け部が損傷して、導通性能が劣化することがある。また、上記力が電子機器のコネクタから配線板に伝わると、配線板が撓んで、配線板と配線板に実装されている電子部品とのはんだ付け部が損傷したり、配線板に実装されているチップコンデンサのような微小な電子部品自体が破壊したりすることがある。
上記問題に対処するため、下記の特許文献1、2のような技術が従来から提案されている。特許文献1では、電子機器の配線板と対向するコネクタの外周面に第1嵌合部を設け、電子機器のケースの蓋と対向するコネクタの外周面に第2嵌合部を設け、第1嵌合部を配線板に設けられた被嵌合部に嵌合し、第2嵌合部を蓋に設けられた被嵌合部に嵌合することにより、電子機器のコネクタを配線板と蓋とで固定して、相手コネクタの嵌合時および離脱時に電子機器のコネクタと配線板とのはんだ付け部に力が加わるのを防止している。特許文献2では、電子機器のコネクタの嵌合部とは反対側に位置する底部に脚部とロック突起とを設け、脚部を電子機器のケースの隔壁に着け、ロック突起を隔壁に設けられたロック孔に差し込みロックさせることにより、電子機器のコネクタを隔壁に固定して、相手コネクタの嵌合時および離脱時に配線板に力が加わるのを防止している。
特開2003−288957号公報 特開2001−76803号公報
しかしながら、上述した特許文献1のような従来の構造では、電子機器のコネクタを配線板とケースの蓋とで固定しているので、相手コネクタの嵌合時および離脱時に配線板に力が加わり、配線板に実装された電子部品が損傷するおそれがある。これに対して、上述した特許文献2のような従来の構造では、電子機器のコネクタをケースの隔壁に固定しているので、相手コネクタの嵌合時および離脱時に配線板に力が加わらなくなる。ところが、相手コネクタの嵌合力と離脱力とを電子機器のコネクタの嵌合部の直下に位置する隔壁のロック孔近傍でそれぞれ受けて吸収するため、相手コネクタの嵌合時および離脱時にこじりが生じた場合、相手コネクタから電子機器のコネクタに加わる力が隔壁のロック孔近傍に集中して、ロック突起や隔壁が破損し、電子機器のコネクタが隔壁に固定されなくなって、配線板やはんだ付け部に力が加わるおそれがある。
本発明は、上述した問題を解決するものであって、その課題とするところは、相手コネクタの嵌合時および離脱時に、コネクタと配線板とのはんだ付け部および配線板に力が加わるのを防止することが可能な電子機器を提供することにある。
本発明では、配線板と、配線板に実装されたコネクタと、コネクタの嵌合部を露出させた状態でコネクタの周囲および配線板を覆うケースと、上ケースの下側に取り付けられる下ケースとからなる電子機器において、コネクタは、嵌合部に嵌合される相手コネクタの嵌合方向および離脱方向が配線板の面に対して垂直方向となるように、当該配線板上に実装されており、第1の係合部と、この第1の係合部とは異なる位置に設けられた第2の係合部とを備えている。上ケースは、コネクタの第1の係合部と係合する第1の被係合部と、この第1の被係合部とは異なる位置に設けられ、コネクタの第2の係合部と係合する第2の被係合部とを備えている。第1の係合部の係合面、および第2の被係合部の被係合面は、嵌合方向および離脱方向に対して垂直でかつ嵌合方向を向いていて、第2の係合部の係合面、および第1の被係合部の被係合面は、嵌合方向および離脱方向に対して垂直でかつ離脱方向を向いている。そして、コネクタに嵌合方向へ向かう力が加わったときに、第1の係合部の係合面と第1の被係合部の被係合面とが互いに接して係り受け合い、コネクタに離脱方向へ向かう力が加わったときに、第2の係合部の係合面と第2の被係合部の被係合面とが互いに接して係り受け合うようにしている。
このようにすると、相手コネクタを電子機器のコネクタに嵌合する時に当該コネクタに加わる嵌合力を、コネクタの第1の係合部を介してケースの第1の被係合部で受けて吸収することができ、相手コネクタを電子機器のコネクタから離脱する時に当該コネクタに加わる離脱力を、コネクタの第2の係合部を介してケースの第2の被係合部で受けて吸収することができる。また、第1の係合部および第1の被係合部と、第2の係合部および第2の被係合部とを、コネクタの異なる位置およびケースの異なる位置にそれぞれ設けているので、相手コネクタの嵌合時および離脱時にこじりが生じた場合でも、相手コネクタから電子機器のコネクタに加わる力をケースの異なる位置で受けて分散吸収し、コネクタやケースの破損を回避することができる。よって、相手コネクタの嵌合時および離脱時にこじりが生じても生じなくても、電子機器のコネクタをケースによって保持して、電子機器のコネクタと配線板とのはんだ付け部および配線板に力が加わるのを防止することが可能となる。
また、本発明の一実施形態では、第1の係合部および第1の被係合部と、第2の係合部および第2の被係合部の少なくとも一方を、コネクタおよびケースの異なる位置に複数設けている。
このようにすると、相手コネクタの嵌合時および離脱時に相手コネクタから電子機器のコネクタに加わる力を複数の第1、第2の係合部を介して複数の第1、第2の被係合部で受けて分散吸収することができるので、こじりが生じても生じなくても、電子機器のコネクタと配線板とのはんだ付け部および配線板に力が加わるのを一層確実に防止することが可能となる。
また、本発明の一実施形態では、第1の係合部、第1の被係合部、第2の係合部、および第2の被係合部を、それぞれコネクタの嵌合部から嵌合方向に対して垂直な方向へ離れた位置に設けている。
前述の特許文献2のような従来の構造では、電子機器のコネクタの嵌合部の直下の位置、即ち嵌合部から嵌合方向へ離れた位置に嵌合力および離脱力を受けて吸収する部分を設けているので、嵌合時および離脱時にこじりが生じた場合、当該部分が破損し易く、電子機器のコネクタに加わった力を吸収できなくなるおそれがある。然るに、上記のように各係合部および各被係合部を嵌合部から嵌合方向に対して垂直な方向へ離れた位置に設けると、嵌合時および離脱時にこじりが生じても、各係合部および各被係合部が破損し難く、電子機器のコネクタに加わった力を係合部を介して被係合部で確実に受けて吸収することができる。
また、本発明の一実施形態では、第1の係合部、第1の被係合部、第2の係合部、および第2の被係合部は、それぞれ剛体である。
前述の特許文献2のような従来の構造では、電子機器のコネクタに設けられたロック突起が隔壁のロック孔を貫通するときに収縮し貫通した後に元の形状に戻るいわゆる弾性体であるので、ロック突起のロック孔への差し込みの際にロック突起や隔壁のロック孔近傍が削れたり、ロック突起が塑性変形して元の形状に戻らなかったりして、その後相手コネクタの離脱時に、ロック突起がロック孔から抜けて、離脱力が電子機器のコネクタのはんだ付け部や配線板に加わってしまうおそれがある。然るに、上記のように各係合部および各被係合部を剛体にすると、互いに係り受け合うときに削れたり塑性変形したりすることがないので、嵌合時および離脱時に、係合部と被係合部との係合が外れることはなく、電子機器のコネクタに加わった力を係合部を介して被係合部で確実に受けて吸収することができる。
本発明によれば、相手コネクタの嵌合時または離脱時にこじりが生じても生じなくても、電子機器のコネクタをケースによって保持して、相手コネクタから電子機器のコネクタに加わる力をケースによって吸収することができるので、電子機器のコネクタと配線板とのはんだ付け部および配線板に力が加わるのを防止することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る電子機器につき、図1〜図9を参照して説明する。最初に、各図について説明する。図1は電子機器の斜視図であって、(a)は電子機器を斜め上方から見て示し、(b)は電子機器を斜め下方から見て示している。図2は、電子機器の上ケースの図示を省略した斜視図である。図3は、電子機器の配線板へのコネクタの実装状態を示す斜視図であって、(a)は同状態を斜め上方から見て示し、(b)は同状態を(a)とは異なる斜め上方から見て示し、(c)は同状態を斜め下方から見て示している。図4は、電子機器の上ケースとコネクタの組み付け状態を示す斜視図であって、(a)は上ケースの内側の同状態を示し、(b)は上ケースの外側の同状態を示している。図5は、電子機器の下ケースとコネクタの組み付け状態を示す斜視図である。図6は、電子機器の上ケースの斜視図であって、(a)は上ケースを斜め上方から見て示し、(b)は上ケースを斜め下方から見て示している。図7は、電子機器の下ケースの斜視図である。図8は、電子機器のコネクタの斜視図であって、(a)はコネクタを斜め上方から見て示し、(b)はコネクタを斜め下方から見て示している。図9は、電子機器のコネクタの6面図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図、(f)は背面図である。
図1に示す電子機器100は、自動車の電動パワーステアリングのコントローラ(制御装置)である。1はアルミダイキャストで形成された電子機器100の上ケースである。2は板金で形成された電子機器100の下ケースである。上ケース1の側壁1a〜1dの外面には、図1、図4、および図6に示すように複数のロック突起11が設けられていて、下ケース2の側壁2a〜2dには、図1、図2、図5、および図7に示すように複数のロック孔21が設けられている。上ケース1の各ロック突起11を下ケース2の各ロック孔21に嵌め合わせることで、図1に示すように上下ケース1、2は組み立てられる。3はアルミダイキャストで形成されたダイである。ダイ3は、上下ケース1、2の背面(B方向側の面)を塞ぐように上下ケース1、2にネジ31によって取り付けられている
上下ケース1、2の内部には、図2に示すように制御基板4とパワーモジュール基板5とが収納されている。制御基板4の材質はガラスエポキシ樹脂である。制御基板4は、上ケース1の内側に設けられた挿通孔12へ挿通される複数のネジ32を介して上ケース1に保持されている。制御基板4の上下面4a、4bには、ステアリングモータ(図示省略)の駆動を制御するためのCPUのような半導体(図示省略)やチップコンデンサのような電子部品(図示省略)やコネクタ6、7等が実装されていて、各部品を接続する配線と回路(図示省略)が形成されている。図3および図5では、コネクタ6以外の制御基板4に実装された部品の図示を省略している。パワーモジュール基板5の材質はアルミ板である。パワーモジュール基板5は、図2に示すように複数のネジ33でダイ3に固定されている。パワーモジュール基板5の上下面5a(下面は図示省略)には、ステアリングモータへ電力を供給するための電子部品や接続端子(図示省略)等が実装されていて、各部品を接続する配線と回路(図示省略)が形成されている。制御基板4とパワーモジュール基板5とは、コネクタ等(図示省略)を介して電気的に接続されている。
図1(b)に示す8はダイ3のD方向側に設けられた電力供給部である。この電力供給部8の内側には、複数の接続端子(図示省略)の接点部(図示省略)が突設されている。各接続端子のリード部(図示省略)は、パワーモジュール基板5に貫通状態ではんだ付けされている。電力供給部8には、ステアリングモータに設けられた電力被供給部(図示省略)が嵌合(挿入)されまたは離脱(抜去)される。電力供給部8と電力被供給部とが嵌合されると、電力供給部8の複数の接続端子と電力被供給部に設けられた複数の接続端子(図示省略)とがそれぞれ締結されて導通可能な状態となり、電子機器100からステアリングモータへ電力を供給することが可能となる。
コネクタ7は、制御基板4の下面4bに設置されていて、図1(b)に示すように下ケース2の下側壁2eのL方向側に形成された貫通孔23を貫通している。つまり、下ケース2は、コネクタ7の各嵌合部71を露出させた状態でコネクタ7の周囲および制御基板4の下面4bを覆っている。コネクタ7の各嵌合部71の内側には、複数のピン端子(図示省略)の接点部(図示省略)が突設されている。各ピン端子のリード部72b(図2に図示)は、制御基板4に貫通状態ではんだ付けされている。コネクタ7のハウジングの材質は合成樹脂であり、ピン端子の材質は銅材である。コネクタ7の各嵌合部71には、ステアリングモータ(図示省略)に接続された相手コネクタ(図示省略)が嵌合(挿入)されまたは離脱(抜去)される。コネクタ7と相手コネクタとが嵌合されると、各嵌合部71の複数のピン端子と、相手コネクタに設けられた弾性を有する複数のばね端子(図示省略)とがそれぞれ所定の接圧で接して導通可能な状態となり、電子機器100からステアリングモータへ制御信号を送ることが可能となる。
コネクタ6は、図3に示すように制御基板4の上面4aに設置されていて、図1に示すように上ケース1の上側壁1eのF、R方向側に形成された貫通孔13を貫通している。つまり、上ケース1は、コネクタ6の嵌合部61を露出させた状態でコネクタ6の周囲および制御基板4の上面4aを覆っている。コネクタ6の嵌合部61の内側には、図9(b)に示すように2本の平板状の端子(以下、平端子という。)62の接点部62aが突設されている。各平端子62のリード部62b(図3および図9に図示)は、制御基板4に貫通状態ではんだ付けされている。コネクタ6のハウジングの材質は合成樹脂であり、平端子62の材質は銅等の導電性金属である。コネクタ6の嵌合部61には、バッテリ(図示省略)に接続された相手コネクタ(図示省略)が嵌合(挿入)されまたは離脱(抜去)される。コネクタ6と相手コネクタとが嵌合されると、嵌合部61の2本の平端子62と、相手コネクタに設けられた弾性を有する2本のばね端子(図示省略)とがそれぞれ所定の接圧で接して導通可能な状態となり、電子機器100がバッテリから電力の供給を受けることが可能となる。コネクタ6は、本発明におけるコネクタの一実施形態を構成し、制御基板4は、本発明における配線板の一実施形態を構成する。
コネクタ6は、図3に示されるように、嵌合部61に嵌合される相手コネクタの嵌合方向Dおよび離脱方向Uが、制御基板4の上面4aに対して垂直方向となるように、制御基板4上に実装されている。コネクタ6の下部には、図3、図8、および図9に示すように制御基板4の上面4aに着く4本の脚部63、64が設けられている。そのうち径の小さい2本の脚部63の先端には、ボス63aがそれぞれ設けられている。このボス63aは、図3に示すように制御基板4を貫通して、コネクタ6を制御基板4上に位置決めする。径の大きい2本の脚部64の先端には、図8および図9に示すようにネジ孔64aがそれぞれ設けられている。このネジ孔64aに、図3に示すように制御基板4を貫通したネジ34を螺合することにより、コネクタ6の脚部63、64が制御基板4の上面4aに密着し、平端子62のリード部62bを制御基板4のパッド(図示省略)にはんだ付けする際のコネクタ6の浮きや傾きが防止される。
コネクタ6の側面6aの斜めB、L方向側には、図8および図9に示すように爪65がU方向へ向けて突設されている。この爪65は、図6に示すように上ケース1の上側壁1eに形成された溝15に、図1に示すように係合する。爪65の係合面65aは、嵌合部61に対する相手コネクタの嵌合方向Dおよび離脱方向Uに対して垂直でかつ嵌合方向Dを向いている。溝15の被係合面15aは、嵌合方向Dおよび離脱方向Uに対して垂直でかつ離脱方向Uを向いている。爪65の係合面65aと溝15の被係合面15aとは、コネクタ6に嵌合方向Dへ向かう力が加わったときに、互いに接して係り受け合う。
コネクタ6の側面6aのL方向側には、図8および図9に示すように爪66が側面6aに沿って設けられている。この爪66は、図6(b)に示すように上ケース1の内側壁1fに形成されたリブ16に、図4(a)に示すように係合する。爪66の上面である係合面66aは、嵌合方向Dおよび離脱方向Uに対して垂直でかつ離脱方向Uを向いている。リブ16の下面である被係合面16aは、嵌合方向Dおよび離脱方向Uに対して垂直でかつ嵌合方向Dを向いている。爪66の係合面66aとリブ16の被係合面16aとは、コネクタ6に離脱方向Uへ向かう力が加わったときに、互いに接して係り受け合う。
コネクタ6のF方向側の脚部63、64には、図8および図9に示すように2本の爪67、68がF方向およびD方向へ向けて突設されている。この2本の爪67、68は、図3に示すように制御基板4の上面4aに接しかつ制御基板4よりもD方向側へ突出する。また、2本の爪67、68は、図6に示すように上ケース1のF方向側の側壁1aに形成された溝17、18に、図4に示すように係合する。各爪67、68の上係合面67a、68aは、嵌合方向Dおよび離脱方向Uに対して垂直でかつ離脱方向Uを向いている。各溝17、18の被係合面17a、18aは、嵌合方向Dおよび離脱方向Uに対して垂直でかつ嵌合方向Dを向いている。各爪67、68の上係合面67a、68aと各溝17、18の被係合面17a、18aとは、コネクタ6に離脱方向Uへ向かう力が加わったときに、互いに接して係り受け合う。
さらに、2本の爪67、68は、図5に示すように下ケース2の下側壁2eに接して係合する。各爪67、68の下面である下係合面67b、68bは、嵌合方向Dおよび離脱方向Uに対して垂直でかつ嵌合方向Dを向いている。下ケース2の下側壁2eの内面である被係合面2fは、嵌合方向Dおよび離脱方向Uに対して垂直でかつ離脱方向Uを向いている。各爪67、68の下係合面67b、68bと下ケース2の被係合面2fとは、コネクタ6に嵌合方向Dへ向かう力が加わったときに、互いに接して係り受け合う。
コネクタ6の各爪65〜68と、各爪65〜68が係合する上ケース1の各溝15、17、18、リブ16、および下ケース2の下側壁2eは、図9に示すようにそれぞれコネクタ6の嵌合部61から嵌合方向Dに対して垂直な方向へ離れた位置に設けられていて、嵌合部61の直下の位置には設けられていない。また、各爪65〜68、各溝15、17、18、リブ16、および下側壁2eは、それぞれ剛体であって、弾性体ではない。なお、爪65は、コネクタ6を上ケース1に着脱する際に嵌合部61側への若干の撓みが許容された構造になっているが、弾性は殆ど有していない。コネクタ6の爪65は、本発明における第1の係合部の一実施形態を構成する。コネクタ6の爪66は、本発明における第2の係合部の一実施形態を構成する。コネクタ6の爪67、68は、本発明における第1の係合部と第2の係合部の一実施形態をそれぞれ構成する。上ケース1の溝15および下ケース2の下側壁2eは、本発明における第1の被係合部の一実施形態を構成する。上ケース1のリブ16および溝17、18は、本発明における第2の被係合部の一実施形態を構成する。
以上のような構造によると、コネクタ6の嵌合部61に相手コネクタをD方向へ嵌合する時に、相手コネクタからコネクタ6に加わる嵌合力を、コネクタ6の爪65の係合面65aおよび爪67、68の下係合面67b、68bを介して上ケース1の溝15の被係合面15aおよび下ケース2の下側壁2eの被係合面2fで受けて吸収することができる。また、コネクタ6の嵌合部61から相手コネクタをU方向へ離脱する時に、相手コネクタからコネクタ6に加わる離脱力を、コネクタ6の爪66の係合面66aおよび爪67、68の上係合面67a、68aを介して上ケース1のリブ16の被係合面16aおよび溝17、18の被係合面17a、18aで受けて吸収することができる。さらに、上記の嵌合力を吸収するための部分65a、67b、68bおよび15a、2fと、離脱力を吸収するための部分66a、67a、68aおよび16a、17a、18aとを、コネクタ6の異なる位置および上下ケース1、2の異なる側壁1a、1e、1f、2eにそれぞれ設けているので、相手コネクタの嵌合時および離脱時にこじりが生じた場合でも、相手コネクタからコネクタ6に加わる力を上下ケース1、2の異なる側壁1a、1e、1f、2eで受けて分散吸収し、コネクタ6や上下ケース1、2の破損を回避することができる。よって、相手コネクタの嵌合時および離脱時にこじりが生じても生じなくても、コネクタ6を上下ケース1、2によって保持して、コネクタ6の平端子62と制御基板4とのはんだ付け部および制御基板4に力が加わるのを防止することが可能となる。そしてこの結果、コネクタ6と制御基板4とのはんだ付け部、制御基板4と制御基板4に実装された電子部品とのはんだ付け部、および当該電子部品自体の損傷を回避することが可能となる。
また、上記の嵌合力を吸収するための部分と離脱力を吸収するための部分とを、コネクタ6および上下ケース1、2の異なる位置にそれぞれ複数設けているので、相手コネクタの嵌合時および離脱時に、相手コネクタからコネクタ6に加わる力を複数の係合面65a〜68bを介して複数の被係合面15a〜18a、2fで受けて分散吸収することができる。特に、嵌合力を吸収するための部分と離脱力を吸収するための部分とをそれぞれ3箇所ずつ異なる位置に設けているので、相手コネクタからコネクタ6に加わる嵌合力および離脱力を3箇所で安定して受けて分散吸収することができる。このため、相手コネクタの嵌合時および離脱時にこじりが生じても生じなくても、コネクタ6と制御基板4とのはんだ付け部および制御基板4に力が加わるのを一層確実に防止することが可能となる。
また、前述の特許文献2のような従来の構造では、電子機器のコネクタの嵌合部の直下の位置、即ち嵌合部から嵌合方向へ離れた位置に、嵌合力および離脱力を受けて吸収する部分を設けているので、相手コネクタの嵌合時および離脱時にこじりが生じた場合には、当該部分が破損し易く、電子機器のコネクタに加わった力を吸収できなくなるおそれがある。然るに、上述したように各係合面65a〜68bおよび各被係合面15a〜18a、2fを、嵌合部61から嵌合方向Dに対して垂直な方向へ離れた位置に設けると、相手コネクタの嵌合時および離脱時にこじりが生じても、各係合面65a〜68bおよび各被係合面15a〜18a、2fを破損し難くくすることができる。よって、相手コネクタの嵌合時および離脱時にこじりが生じても、相手コネクタからコネクタ6に加わった力を係合部65a〜68bを介して被係合部15a〜18a、2fで確実に受けて吸収することが可能となる。
また、前述の特許文献2のような従来の構造では、電子機器のコネクタに設けられたロック突起が隔壁のロック孔を貫通するときに収縮し貫通した後に元の形状に戻るいわゆる弾性体であるので、ロック突起のロック孔への差し込みの際にロック突起や隔壁のロック孔近傍が削れたり、ロック突起が塑性変形して元の形状に戻らなかったりして、その後相手コネクタの離脱時に、ロック突起がロック孔から抜けて、離脱力が電子機器のコネクタのはんだ付け部や配線板に加わってしまうおそれがある。然るに、上述したように各係合面65a〜68bおよび各被係合面15a〜18a、2fを剛体にすると、互いに係り受け合うときに削れたり塑性変形したりすることはなく、相手コネクタの嵌合時および離脱時に、係合面65a〜68bと被係合面15a〜18a、2fとの係合が外れることを確実に回避することができる。よって、相手コネクタの嵌合時および離脱時に、相手コネクタからコネクタ6に加わった力を係合部65a〜68bを介して被係合部15a〜18a、2fで確実に受けて吸収することができる。
また、特許文献2のような従来の構造では、配線板の一方の面側だけで、電子機器のコネクタを隔壁に固定するので、脚部またはロック突起と隔壁との間に遊び(隙間)があると、相手コネクタの離脱時に、電子機器のコネクタのはんだ付け部や配線板に力が加わってしまうおそれがある。然るに、上述したように制御基板4の両面4a、4b側で、コネクタ6を上下ケース1、2で保持すると、各係合面65a〜68bと各被係合面15a〜18a、2fとの間に遊びを設けても、相手コネクタの離脱時に、各係合面65a〜68bを各被係合面15a〜18a、2fに係合させて、コネクタ6と制御基板4とのはんだ付け部や制御基板4に力が加わることを防止することが可能となる。
さらに、特許文献1のような従来の構造では、配線板に対するコネクタの垂直度と、ケースの下側壁に対する蓋の垂直度との一致精度を高くするのは困難で、コネクタの第2嵌合部と蓋の被嵌合部との間に位置ずれが生じ易く、当該位置ずれが生じた状態で、蓋の被嵌合部にコネクタの第2嵌合部を無理に嵌合しかつ配線板をケースで保持すると、コネクタと配線板とのはんだ付け部に慢性的に応力がかかり、はんだ付け部が徐々に損傷して行くおそれがある。然るに、上述したように各係合面65a〜68bを各被係合面15a〜18a、2fに係合させて、コネクタ6を上下ケース1、2で保持すると、制御基板4に対するコネクタ6の垂直度と、上ケース1の上側壁1eに対する上下ケース1、2の側壁1a、2aの垂直度との一致精度を高くしなくても、各係合面65a〜68bと各被係合面15a〜18a、2fとの間に遊びを設けることで、各係合部65a〜68bを各被係合部15a〜18a、2fに係合させかつ制御基板4を上ケース1で保持した状態において、コネクタ6と制御基板4とのはんだ付け部に慢性的に応力がかかることはなく、はんだ付け部が徐々に損傷することを確実に防止することができる。
本発明は、以上述べた実施形態以外にも種々の形態を採用することができる。例えば、以上の実施形態では、嵌合力を吸収するための部分(係合面65aと被係合面15a、係合面67bと被係合面2f、係合面68bと被係合面2f)と、離脱力を吸収するための部分(係合面66aと被係合面16a、係合面67aと被係合面17a、係合面68aと被係合面18a)とを、コネクタ6およびケース1、2にそれぞれ3箇所設けているが、本発明はこれのみに限定するものではない。コネクタへの係合部の設置数とケースへの被係合部の設置数とを増減して、嵌合力を吸収するための部分と離脱力を吸収するための部分とを、コネクタおよびケースにそれぞれ1つ若しくは2つまたは4つ以上設けるようにしてもよい。また、嵌合力を吸収するための部分と離脱力を吸収するための部分とを同数設ける必要はなく、例えば、相手コネクタの嵌合時よりも離脱時の方がこじりを生じ易いことを考慮して、嵌合力を吸収するための部分よりも離脱力を吸収するための部分を多く設けるようにしてもよい。
また、以上述べた実施形態では、本発明をパワーステアリングのコントローラに適用した例を挙げたが、本発明はこれに限らず、配線板と当該配線板に実装されたコネクタの周囲をケースによって覆う電子機器全般に適用することが可能である。

本発明の実施形態に係る電子機器の斜視図である。 同電子機器の上ケースの図示を省略した斜視図である。 同電子機器の配線板へのコネクタの実装状態を示す斜視図である。 同電子機器の上ケースとコネクタの組み付け状態を示す斜視図である。 同電子機器の下ケースとコネクタの組み付け状態を示す斜視図である。 同電子機器の上ケースの斜視図である。 同電子機器の下ケースの斜視図である。 同電子機器のコネクタの斜視図である。 同電子機器のコネクタの6面図である。
1 上ケース
1a 側壁
1e 上側壁
1f 内側壁
2 下ケース
2e 下側壁
2f 被係合面
4 制御基板
6 コネクタ
15 溝
15a 被係合面
16 リブ
16a 被係合面
17 溝
17a 被係合面
18 溝
18a 被係合面
61 嵌合部
65 爪
65a 係合面
66 爪
66a 係合面
67 爪
67a 上係合面
67b 下係合面
68 爪
68a 上係合面
68b 下係合面
100 電子機器
D 嵌合方向
離脱方向

Claims (8)

  1. 配線板と、前記配線板に実装されたコネクタと、前記コネクタの嵌合部を露出させた状態で前記コネクタの周囲および前記配線板を覆うケースと、前記上ケースの下側に取り付けられる下ケースとからなる電子機器において、
    前記コネクタは、前記嵌合部に嵌合される相手コネクタの嵌合方向および離脱方向が前記配線板の面に対して垂直方向となるように、当該配線板上に実装されており、
    前記コネクタには、第1の係合部と、この第1の係合部とは異なる位置に設けられた第2の係合部とが備わっており、
    前記上ケースには、前記第1の係合部と係合する第1の被係合部と、この第1の被係合部とは異なる位置に設けられ、前記第2の係合部と係合する第2の被係合部とが備わっており、
    前記第1の係合部の係合面、および前記第2の被係合部の被係合面は、嵌合方向および離脱方向に対して垂直でかつ嵌合方向を向いていて、前記第2の係合部の係合面、および第1の被係合部の被係合面は、嵌合方向および離脱方向に対して垂直でかつ離脱方向を向いており、
    前記コネクタに嵌合方向へ向かう力が加わったときに、前記第1の係合部の係合面と前記第1の被係合部の被係合面とが互いに接して係り受け合い、前記コネクタに離脱方向へ向かう力が加わったときに、前記第2の係合部の係合面と前記第2の被係合部の被係合面とが互いに接して係り受け合うようにしたことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記第1および第2の係合部は、それぞれ、前記コネクタの側面に設けられた爪を備えていることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器において、
    前記第1の係合部の爪は、前記嵌合部側への若干の撓みが許容された爪であることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項2または請求項3に記載の電子機器において、
    前記第1および第2の係合部は、それぞれ、前記コネクタの下部の脚部に設けられた爪をさらに備えていることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器において、
    前記脚部に形成された爪は、前記下ケースの被係合面と係合することを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記第1の係合部および前記第1の被係合部と、前記第2の係合部および前記第2の被係合部の少なくとも一方を、前記コネクタおよび前記ケースの異なる位置に複数設けたことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記第1の係合部、前記第1の被係合部、前記第2の係合部、および前記第2の被係合部を、それぞれ前記コネクタの嵌合部から嵌合方向に対して垂直な方向へ離れた位置に設けたことを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記第1の係合部、前記第1の被係合部、前記第2の係合部、および前記第2の被係合部は、それぞれ剛体であることを特徴とする電子機器。
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