JP4402979B2 - スイング式乳児ラック - Google Patents

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Description

この発明は、場所を変えて幼児を寝かせるのに都合良く移動が容易であり、上下に揺動させ得るスイング式乳児ラックに関する。
乳児を寝かすときには、四本の支柱によって支持される床板の回りに柵を有する乳児用ベットが使用されているが、これによると、広々とゆったり本格的に寝かせ得るものの、大きく重量があり移動が困難であることから、ほとんどの場合、部屋の片側や片隅に動かさないで常時置かれているため、場所を離れているときに安心できないことから、気配りできる身辺に寝かせておくよう移動も手軽にできるスイング式乳児ラックが使用される。
従来のスイング式乳児ラックは、左右一対の鞘管を支柱として立設した本体フレームと、その鞘管に嵌まる心材が垂設される舟形ラックとからなるもので、鞘管に心材を弾力的に受けるコイルスプリングが内装されているので、舟形ラックに手を掛けて押し下げる力を反復すると、コイルスプリングの伸縮を伴って舟形ラックが上下運動するスイングを繰り返すことができる。
しかし、乳児を入れた状態における重心の位置が鞘管の位置からずれ過ぎていると、鞘管と心材との嵌まり具合の間において摩擦が大きくなるために、その摩擦が上下運動のブレーキとなることがあった。また、スイングのために手を掛ける位置が鞘管の位置から大きくずれていても、同様に鞘管と心材との間の摩擦が大きく働くので、円滑にスイングをなすことができなかった。
この発明は、上記のような実情に鑑みて、舟形ラックに幼児の体重が中心から偏って掛かっていても手を掛けながら円滑な上下運動をなすことができ、また、手を掛ける位置が偏った端であっても円滑な運動となるスイング式乳児ラックを提供することを課題とした。
この発明は、上記の課題を解決するために、無端のパイプの両端部を水平方向に反転させてなる前後座枠の間に上下に反転する起立外枠が形成される本体フレームと、その両起立外枠の間に挟んで左右両側でそれぞれ前後複数のコイルスプリングで吊り下げ支持される舟形ラックと、起立外枠に被着されることにより該複数のコイルスプリングが内装される外枠カバーとからなり、舟形ラックの左右両側面にそれぞれ前後で各上下複数のガイド車を突設し、両外枠カバーには、相対向する内壁にそれぞれガイド車が上下複数ずつで係合するガイド条を前後一対ずつ形成してあり、さらに、両外枠カバーの内部において、前後一対のコイルスプリングが起立外枠のパイプ上端に吊り下げられて下端が舟形ラックとの連結部材に接続され、また、両外枠カバーの内壁に連結部材の案内スリットが設けられていることを特徴とするスイング式乳児ラックを提供する。
スイング式乳児ラックを上記のように構成したから、乳児が入れられると、舟形ラックは、コイルスプリングの弾力が左右で前後一対ずつ働いた状態でガイド車がガイド条に係合しながら案内されることにより上下運動となる。また、手を掛けて上下しても同じく垂直運動となるので、摩擦が関与することがなく、乳児の位置やスイングの手を掛ける位置等の条件の如何に係わらず常に円滑なスイング運動となる。また、万一コイルスプリングが外れたとしても、連結部材が案内スリットの下端に受けられるので、落下により舟形ラックに与えられる衝撃が緩和される。
以上説明したように、この発明のスイング式乳児ラックによれば、乳児の体重の重心の如何や、手を掛ける位置の如何に係わらず常に円滑な上下運動が得られるので、乳児を静かに寝かせるのに適し、舟形ラックの動きに傾かない均等性があり、また、連結部材が案内スリットの下端に受けられることによる万一の備えもあり安全性が高く、さらに、コイルスプリング等が見えなく体裁も良好である等の優れた効果がある。
図面は一実施の形態を示したもので、そのスイング式乳児ラックは、本体フレーム1に舟形ラック3が左右一対の外枠カバー5,5を介して上下可能に挟み込まれ、左右の外枠カバー5,5には、本体フレーム1に対して舟形ラック3を吊るコイルスプリング7,7が前後一対ずつ内装され、また、舟形ラック3を垂直に案内するガイド条9,9が形成される。
本体フレーム1は、1本の金属パイプを折り曲げることにより形作られ、その形状については、前後両端の座枠11,12の間に左右一対の起立外枠13,13を設けたもので、それぞれが同一パイプの一部をU字形に反転して形成される。したがって、パイプの反転が連続しており、また、いずれかの箇所で接続され無端のパイプとなっている。なお、前後座枠11,12のうち、乳児の頭が位置する後部座枠12が前後寸法において比較的短く形成される。
舟形ラック3は、プラスチックにより幼児がちょうど納まる程度の前後に長い小さな舟形ないしバス形に形成したもので、左右両側の上端に起立外枠13,13に当接する起立縁部15,15が形成され、また、それ以外の上端には外側への反転形に縁手摺17が形成されている。
この舟形ラック3の下面には、コイルスプリング7,7の下端が接続される連結部材19,19が左右に前後一対ずつ固着される。また、両側面に前後ガイド条9,9と上下一組で係合する戸車型のガイド車21,21,21,21が取り付けられる。つまり、ガイド車21の数が一側で前後上下で四個となっているため、舟形ラック3は傾かないように確実に支持される。
外枠カバー5,5は、プラスチックで成形され、起立外枠13,13に上から下端まですっぽり嵌まる中空の板状であって、内側壁には前後一対のガイド条9,9が縦長の凹溝に形成され、凹溝の幅中央には突条のレール10が突設される(図5)。また、外枠カバー5の内側壁には舟形ラック3と一体に上下動する連結部材19,19が抜ける案内スリット23,23が開けられている。したがって、万一コイルスプリング7が外れたために舟形ラック3が落下しても、連結部材19,19が案内スリット23,23の下端に受けられるために、落下の衝撃が連結部材19,19の弾性変形で吸収される。なお、9aはガイド条9の凹溝形成のための裏側突部である。
外枠カバー5の内部においては、起立外枠13のパイプ上端にコイルスプリング7,7が吊り下げられ、その下端に連結部材19,19が接続されるので、乳児を舟形ラック3の中に入れると、その重みで舟形ラック3が弾力的に下がる。また、舟形ラック3の縁手摺17に手を掛けて押し下げを反復すると、舟形ラック3の上下運動が繰り返されるが、手を掛ける位置が舟形ラック3の長く突き出る前端であっても、ガイド条9,9とガイド車21,21との係合により垂直運動のスイングとなる。また、起立外枠13,13が僅かでも弾性変形するパイプからなるので、舟形ラック3の端に手を掛けると、前後に少し傾斜する変化のある揺動が得られる。
上記の実施形態では、左右前後一対ずつ連結部材19,19を取り付けたが、幅広く形成した一片ずつとしても良いし、また、左右で一体に形成しても良い。また、万一コイルスプリング7が外れても、連結部材19,19が案内スリット23,23の下端に受け止められて弾性変形することにより舟形ラック3の落下の衝撃が緩和されるが、さらに安全性を高めるために、例えば、両外枠カバー5,5の下端間に受け25(図4の二点鎖線)を設けることもある。さらに、本体フレーム1にキャスターを取り付けると、さらに移動が容易となる。
この発明の一実施形態を部分切欠して示すスイング式乳児ラックの斜視図である。 同スイング式乳児ラックを半切りに断面した正面図である。 同スイング式乳児ラックを半切りに断面した側面図である。 同スイング式乳児ラックを上下に分解して示す半切りに断面した側面図である。 同スイング式乳児ラックにおけるガイド条とガイド車とを示す断面図である。
符号の説明
1 本体フレーム
3 舟形ラック
5 外枠カバー
7 コイルスプリング
9 ガイド条
10 ガイドレール
11,12 座枠
13 起立外枠
19 連結部材
21 ガイド車
22 車
23 案内スリット

Claims (2)

  1. 無端のパイプの両端部を水平方向に反転させてなる前後座枠の間に上下に反転する起立外枠が形成される本体フレームと、その両起立外枠の間に挟んで左右両側でそれぞれ前後複数のコイルスプリングで吊り下げ支持される舟形ラックと、起立外枠に被着されることにより該複数のコイルスプリングが内装される外枠カバーとからなり、舟形ラックの左右両側面にそれぞれ前後で各上下複数のガイド車を突設し、両外枠カバーには、相対向する内壁にそれぞれガイド車が上下複数ずつで係合するガイド条を前後一対ずつ形成してあり、さらに、両外枠カバーの内部において、前後一対のコイルスプリングが起立外枠のパイプ上端に吊り下げられて下端が舟形ラックとの連結部材に接続され、また、両外枠カバーの内壁に連結部材の案内スリットが設けられていることを特徴とするスイング式乳児ラック。
  2. ガイド車が戸車型であって、それが係合するガイド条については、凹溝内の幅中央にガイド車の車が係合するガイドレールを突設してあることを特徴とする請求項1記載のスイング式乳児ラック。

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