JP4401923B2 - 血圧計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、血圧測定などの生体情報を計測する生体情報計測装置に関する。
高齢化が進み、成人の生活習慣病への対応が社会的に大きな課題となっている。特に高血圧に関連する疾患の場合、長期の血圧データの収集が非常に重要である点が認識されている。このような観点から、血圧をはじめとした各種の生体情報の計測装置が開発されている。
従来、外耳部で生体情報を計測する装置については、外耳道又は外耳中の他の部位に、挿入され、常時装着する患者モニタ装置がある(例えば、特許文献1参照。)。これは、脈拍、脈波、心電、体温、動脈血酸素飽和度、及び血圧などを生体内へ放射した赤外光、可視光の散乱光の受光量から計算できるとしている。
また、外耳道に装着する装置としては、無線通信手段を有し、動脈血酸素飽和濃度センサ、体温センサ、心電センサ、脈波センサを備えている緊急情報装置がある(例えば、特許文献2参照。)。
一方、血圧の測定に関しては、光による血管の脈動波形による血圧測定装置は、他の方式であるカフ振動法や容積補償法などによる血圧測定装置(例えば、非特許文献1参照。)と並んで、有力な血圧の測定方法として認められている。
なお、本願では、外耳の名称は非特許文献2、3による。
特開平9−122083号公報 特開平11−128174号公報 山越 憲一、戸川 達男著、「生体センサと計測装置」、日本エム・イー学会編/ME教科書シリーズ A−1、39頁〜52頁 Sobotta 図説人体解剖学第1巻(監訳者:岡本道雄)、p.126、(株)医学書院、1996年10月1日発行 からだの地図帳(The Atlas of Human Body)、p.20、(株)講談社、2004年1月29日第35刷発行
このような従来の外耳部で生体情報、特に、血圧を計測する装置においては、外耳道への挿入のみで保持されていたり、外耳道との摩擦力を主な保持力としていたりしたため、外耳への生体情報計測装置の固定が不十分であった。特に、外耳道が先細りのため、外耳道に挿入した生体情報計測装置が抜けるという問題がある。また、血圧測定などの生体組織への加圧が必要な測定では、外耳道の圧迫により外耳道に挿入した生体情報計測装置が抜けるという問題がある。この場合、振動によるノイズが入りやすく正確な脈波、血圧値の測定が困難であり、生体情報計測装置の保持方法が課題であった。このため日常活動の中での測定や常に脈波計や血圧計を装着した状態で一定間隔又は連続して脈波や血圧を測定することが困難であった。
また、本発明者らは、外耳の耳珠で生体情報を計測する生体情報計測装置を開発している。この場合、外耳の耳珠を両側から生体情報計測センサによって挟み込んで生体情報を計測するが、外耳の耳珠はくさび形になっているため、生体情報計測センサが耳珠から滑り落ちるという問題がある。
本願発明は上述の課題を解決するためになされたもので、生体情報を人体の外耳で検出する生体情報計測装置であって、外耳への安定な装着が容易な生体情報計測装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の生体情報計測装置では、頭部に装着するヘッドバンドと外耳に装着する生体情報計測センサ等とを接続し、ヘッドバンドの弾性により生体情報計測センサを外耳へ押し当てることとした。
具体的には、本発明に係る生体情報計測装置は、被検体の一方の外耳の外耳道に挿入され、該被検体の生体情報を計測する棒状の生体情報計測センサと、前記被検体の他方の外耳の一部を挟持する挟持部と、前記生体情報計測センサと前記挟持部とを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンドと、を備える。
また、本発明に係る生体情報計測装置は、被検体の一方の外耳の一部を挟持して、該被検体の生体情報を計測する生体情報計測センサと、前記被検体の他方の外耳の外耳道に挿入される棒状の保持部と、前記生体情報計測センサと前記保持部とを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンドと、を備える。
また、本発明に係る生体情報計測装置は、被検体の一方の外耳の外耳道に挿入され、該被検体の生体情報を計測する棒状の生体情報計測センサと、前記被検体の他方の外耳の外耳道に挿入される棒状の保持部と、前記生体情報計測センサと前記保持部とを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンドと、を備える。
また、本発明に係る生体情報計測装置は、被検体の一方の外耳の外耳道に挿入され、該被検体の生体情報を計測する棒状の第1生体情報計測センサと、前記被検体の他方の外耳の外耳道に挿入され、前記被検体の生体情報を計測する棒状の第2生体情報計測センサと、前記第1生体情報計測センサと前記第2生体情報計測センサとを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンドと、を備える。
また、本発明に係る生体情報計測装置は、被検体の一方の外耳の一部を挟持して、該被検体の生体情報を計測する生体情報計測センサと、前記被検体の他方の外耳の一部を挟持する挟持部と、前記生体情報計測センサと前記挟持部とを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンドと、を備える。
また、本発明に係る生体情報計測装置は、被検体の一方の外耳の一部を挟持して、該被検体の生体情報を計測する第1生体情報計測センサと、前記被検体の他方の外耳の一部を挟持して、前記被検体の生体情報を計測する第2生体情報計測センサと、前記第1生体情報計測センサと前記第2生体情報計測センサとを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンドと、を備える。
本発明に係る生体情報計測装置では、外耳から生体情報計測センサが外れることを防止して、生体情報計測装置の外耳への長時間の安定した装着を可能とする。
以下、本発明について、実施形態を示して詳細に説明するが、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、添付の図面には、電気・電子回路、機械部品等の生体情報計測装置を駆動するためのものは記載していない。
(第1実施形態)
図1は本実施形態に係る生体情報計測装置を被検体としての生体に装着した場合の概略図を示す。図1は、生体の頭部を上から見た様子を示している。
本実施形態の生体情報計測装置6は、被検体としての生体10の一方の外耳12aの外耳道13aに挿入され、生体10の生体情報を計測する棒状の生体情報計測センサ31と、被検体としての生体10の他方の外耳12bの一部としての耳珠14bを挟持する挟持部36と、生体情報計測センサ31と挟持部36とを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンド30と、を備える。なお、図1では、右側の外耳12aに生体情報計測センサ31を配置し、左側の外耳12bに挟持部36を配置した形態を示しているが、当然に生体情報計測センサ31及び挟持部36は、左右を逆にして配置することとしても本実施形態に含まれる。
生体情報計測センサ31は、一方の外耳12aの外耳道13aに挿入され、例えば血圧、血流、体温、脈拍等の生体情報を計測する。例えば、マイクロフォン、発光素子、受光素子、温度センサ又は心電図検出電極等の電子部品を備えたセンサを適用することができる。この生体情報計測センサ31は、棒状であり、例えば、円筒形状でもよいが、外耳道13aの一定の位置で留まるように、円錐台形状や角錐台形状としてもよい。また、生体情報計測センサ31の外装は、木、プラスチック等、外耳道の内壁を傷つけないものを適用することができる。
挟持部36は、他方の外耳12bの一部を挟持する。本実施形態では、外耳12bの一部としての耳珠14bを挟持した形態を示している。この挟持部36は、クリップ32と1組の緩衝材33a、33bとからなる。クリップ32は、例えば平板2枚を端部で張り合わせたものや、平板2枚をコイルバネ等の弾性体を介して接続したもので、平板を開くことによって、平板やコイルバネの弾性により耳珠14bを挟持できるものや、平板上の金属を塑性なく曲げて、金属の弾性により耳珠14bを挟持できるものを適用することができる。なお、生体情報計測装置6を長時間装着するために、いずれの場合であっても耳珠14bに負担をかけない程度の力で耳珠14bを挟持することがよい。緩衝材33a、33bは、耳珠14bへの負担を軽減するためのもので、例えばフェルト、スポンジ、ゴム等の材料を適用することができる。
ヘッドバンド30は、生体情報計測センサ31と挟持部36とを接続するもので、弓形形状である。例えば棒状の材料を弓形形状にしたものや、平板形状の材料を頭部の形状に沿うような弓形形状にしたものを適用することができる。棒状の材料を適用することで、ヘッドバンド30を外観上目立たなくすることができ、平板形状の材料を適用することで、ヘッドバンド30によって生体10の頭部11に負担をかけることがない。また、ヘッドバンド30は、生体10の頭部11の大きさに合わせてスライドして伸縮するようにしてもよい。このヘッドバンド30は、弾性のある材料からなる。例えば、プラスチック、金属等の材料を適用することができる。
ヘッドバンド30は、ヘッドバンド30の弾性により、図1に示す矢印90a、90bの方向に生体情報計測センサ31と挟持部36とを押す。そのため、生体情報計測センサ31と挟持部36とが外耳12a、12bから外れるのを防ぐことができる。そのため、生体情報計測装置6の生体10への長時間の安定した装着を可能とする。
ここで、生体情報計測装置6の頭部11への装着の形態の例について説明する。図5から図9は、それぞれ生体情報計測装置6を頭部11へ装着した状態の1例を示す概略図である。図5から図9では、生体10の頭部11を右側の外耳12aの側から見た様子を示している。また、図5から図9では、ヘッドバンド30は、棒状の金属棒50に平板状の固定具51を取り付けたもので、棒状の生体情報計測センサ31と接続されている。なお、ヘッドバンド30は、当然に図1に示す左側の外耳12bでは、挟持部36と接続されている。
図5は、ヘッドバンド30を顎40の下に配置した形態を示している。また、図6は、ヘッドバンド30を額41に配置した形態を示している。これらの場合、生体10が仰臥や伏臥の状態であっても生体情報計測装置6を装着することができる。
また、図7は、ヘッドバンド30を頭頂部42に配置した形態を示している。また、図8は、ヘッドバンド30を後頭部43に配置した形態を示している。これらの場合、ヘッドバンド30を髪の毛によって隠すことができるため、生体情報計測装置6を装着していることを外観上目立たなくすることができる。さらに、図7に示す場合では、ヘッドバンド30を頭頂部42で支えるため、生体情報計測センサ31の装着や図1に示す挟持部36の装着による外耳12a、12bへの負担を軽減させることができる。
また、図9は、ヘッドバンド30を首上部44に配置した形態を示している。このようにヘッドバンド30を配置することで、ヘッドバンド30の配置による頭部11への不快感を軽減させることができる。また、生体情報計測装置6を装着していることを外観上目立たなくすることができる。
また、図5から図9では、ヘッドバンド30が生体情報計測センサ31及び図1に示す挟持部36に固定されているが、適宜ヘッドバンド30の配置を変えられるように、ヘッドバンド30が、生体情報計測センサ31及び図1に示す挟持部36とヘッドバンド30との接続点で回動するようにしてもよい。
ここで、図1に示す生体情報計測装置6を被検体としての生体10に装着する方法について説明する。ここでは、図1、図7を参照し、ヘッドバンド30を頭頂部42に配置する場合について説明する。なお、他の形態についても以下に説明する方法と略同様の方法により生体情報計測装置6を生体10に装着させることができる。
まず、図7に示すように、ヘッドバンド30をかぶるようにして頭頂部42に配置する。そして、図1に示すように、右側の外耳12aの外耳道13aに生体情報計測センサ31を挿入すると共に、挟持部36で左側の外耳13bの耳珠14bを挟持して、生体情報計測装置6の装着が完了する。
(第2実施形態)
図2は本実施形態に係る生体情報計測装置を被検体としての生体に装着した場合の概略図を示す。図2は、生体の頭部を上から見た様子を示している。なお、図2において第1実施形態で説明したものと同様のものについては番号を同一とし、説明は省略する。
本実施形態の生体情報計測装置7は、被検体としての生体10の一方の外耳12bの一部を挟持して、生体10の生体情報を計測する生体情報計測センサ37と、被検体としての生体10の他方の外耳12aの外耳道13aに挿入される棒状の保持部34と、生体情報計測センサ37と保持部34とを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンド30と、を備える。なお、図2では、右側の外耳12aに棒状の保持部34を配置し、左側の外耳12bに生体情報計測センサ37を配置した形態を示しているが、当然に生体情報計測センサ37及び保持部34は、左右を逆にして配置することとしても本実施形態に含まれる。
生体情報計測センサ37は、外耳12bの一部を挟持する。本実施形態では、外耳12bの一部としての耳珠14bを挟持した形態を示している。また、本実施形態では、生体情報計測センサ37は、クリップ32とクリップ32に固定された1組のカフ35a、35bからなる。クリップ32は、第1実施形態で説明したものと同様である。カフ35a、35bは、クリップ32に固定され、例えば、マイクロフォン、発光素子、受光素子、温度センサ又は心電図検出電極等の電子部品を内部に備えて、例えば血圧、血流、体温、脈拍等の生体情報を計測する。
保持部34は、棒状であり、例えば、円筒形状でもよいが、外耳道13bの一定の位置で留まるように、円錐台形状や角錐台形状としてもよい。また、保持部34は、木、プラスチック又はこれらを緩衝材で覆ったもの等、外耳道13aの内壁を傷つけないものを適用することができる。また、外耳道13aに密着するように、外耳道13aの形状に合わせて形状を変化させる発砲素材からなるものを用いてもよい。
本実施形態では、第1実施形態で説明した形態のうち、右側の外耳12aに棒状の保持部34を配置し、左側の外耳12bに外耳12bの一部としての耳珠14bを挟持する生体情報計測センサ37を配置したものである。従って、ヘッドバンド30は、ヘッドバンド30の弾性により、図2に示す矢印91a、91bの方向に生体情報計測センサ37と保持部34とを押す。そのため、生体情報計測センサ37と保持部34とが外耳12a、12bから外れるのを防ぐことができる。そのため、生体情報計測装置7の生体10への長時間の安定した装着を可能とする。
なお、ヘッドバンド30の頭部11への配置は、第1実施形態で説明したものと同様である。
ここで、図2に示す生体情報計測装置7を被検体としての生体10に装着する方法について説明する。ここでは、図2、図7を参照し、ヘッドバンド30を頭頂部42に配置する場合について説明する。なお、他の形態についても以下に説明する方法と略同様の方法により生体情報計測装置7を生体10に装着させることができる。
まず、図7に示すように、ヘッドバンド30をかぶるようにして頭頂部42に配置する。そして、図2に示すように、右側の外耳12aの外耳道13aに保持部34を挿入すると共に、左側の外耳12bの耳珠14bを生体情報計測センサ37で挟持して生体情報計測装置7の装着が完了する。
(第3実施形態)
図3は本実施形態に係る生体情報計測装置を被検体としての生体に装着した場合の概略図を示す。図3は、生体の頭部を上から見た様子を示している。なお、図3において第1、第2実施形態で説明したものと同様のものについては番号を同一とし、説明は省略する。
本実施形態の生体情報計測装置8は、被検体としての生体10の一方の外耳12aの外耳道13aに挿入され、生体10の生体情報を計測する棒状の生体情報計測センサ31と、被検体としての生体10の他方の外耳12bの外耳道13bに挿入される棒状の保持部34と、生体情報計測センサ31と保持部34とを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンド30と、を備える。なお、図3では、右側の外耳12aに生体情報計測センサ31を配置し、左側の外耳12bに保持部34を配置した形態を示しているが、当然に生体情報計測センサ31及び保持部34は、左右を逆にして配置することとしても本実施形態に含まれる。
本実施形態では、第1、第2実施形態で説明した形態のうち、右側の外耳12aに生体情報計測センサ31を配置し、左側の外耳12bに棒状の保持部34を配置したものである。従って、ヘッドバンド30は、ヘッドバンド30の弾性により、図3に示す矢印92a、92bの方向に生体情報計測センサ31と保持部34とを押す。そのため、生体情報計測センサ31と保持部34とが外耳12a、12bから外れるのを防ぐことができる。そのため、生体情報計測装置8の生体10への長時間の安定した装着を可能とする。
また、本実施形態では、右側の外耳12aに棒状の生体情報計測センサ31を配置し、左側の外耳12bに保持部34を配置した形態を示しているが、左右両方の外耳12a、12bに棒状の生体情報計測センサ31を配置することもできる。この場合、左右両方の外耳12a、12bによって生体情報を計測するために、多くの生体10の情報を計測することができる。また、左右両方の外耳12a、12bによって計測した値によって相互に値を補正することもできるため、生体情報の計測値の精度を高めることもできる。
なお、ヘッドバンド30の頭部11への配置は、第1実施形態で説明したものと同様である。
ここで、図3に示す生体情報計測装置8を被検体としての生体10に装着する方法について説明する。ここでは、図3、図7を参照し、ヘッドバンド30を頭頂部42に配置する場合について説明する。なお、他の形態についても以下に説明する方法と略同様の方法により生体情報計測装置8を生体10に装着させることができる。
まず、図7に示すように、ヘッドバンド30をかぶるようにして頭頂部42に配置する。そして、図3に示すように、右側の外耳12aの外耳道13aに生体情報計測センサ31を挿入すると共に、左側の外耳12bの外耳道13bに棒状の保持部34を挿入して生体情報計測装置8の装着が完了する。
(第4実施形態)
図4は本実施形態に係る生体情報計測装置を被検体としての生体に装着した場合の概略図を示す。図4は、生体の頭部を上から見た様子を示している。なお、図4において第1、第2実施形態で説明したものと同様のものについては番号を同一とし、説明は省略する。
本実施形態の生体情報計測装置9は、被検体としての生体10の一方の外耳12aの一部を挟持して、生体10の生体情報を計測する生体情報計測センサ37と、被検体としての生体10の他方の外耳12bの一部を挟持する挟持部36と、生体情報計測センサ37と挟持部36とを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンド30と、を備える。なお、図4では、右側の外耳12aに生体情報計測センサ37を配置し、左側の外耳12bに挟持部36を配置した形態を示しているが、当然に生体情報計測センサ37及び挟持部36は、左右を逆にして配置することとしても本実施形態に含まれる。
本実施形態では、第1、第2実施形態で説明した形態のうち、右側の外耳12aに外耳12aの一部としての生体情報計測センサ37を配置し、左側の外耳12bに、外耳12bの一部としての耳珠14bに挟持部36を配置したものである。従って、ヘッドバンド30は、ヘッドバンド30の弾性により、図4に示す矢印93a、93bの方向に生体情報計測センサ37と挟持部36とを押す。そのため、生体情報計測センサ37と挟持部36とが外耳12a、12bから外れるのを防ぐことができる。そのため、生体情報計測装置9の生体10への長時間の安定した装着を可能とする。
また、本実施形態では、右側の外耳12aに生体情報計測センサ37を配置し、左側の外耳12bに挟持部36を配置した形態を示しているが、左右両方の外耳12a、12bに外耳12a、12bの一部を挟持する生体情報計測センサ37を配置することもできる。この場合、左右両方の外耳12a、12bによって生体情報を計測するために、多くの生体10の情報を計測することができる。また、左右両方の外耳12a、12bによって計測した値によって相互に値を補正することもできるため、生体情報の計測値の精度を高めることもできる。
なお、ヘッドバンド30の頭部11への配置は、第1実施形態で説明したものと同様である。
ここで、図4に示す生体情報計測装置9を被検体としての生体10に装着する方法について説明する。ここでは、図4、図7を参照し、ヘッドバンド30を頭頂部42に配置する場合について説明する。なお、他の形態についても以下に説明する方法と略同様の方法により生体情報計測装置9を生体10に装着させることができる。
まず、図7に示すように、ヘッドバンド30をかぶるようにして頭頂部42に配置する。そして、図4に示すように、右側の外耳12aの耳珠14aを生体情報計測センサ37によって挟持すると共に、左側の外耳12bの耳珠14bを挟持部36によって挟持して生体情報計測装置9の装着が完了する。
本発明の生体情報計測装置はセンサの種類により脈拍、血圧、血流などを長時間安定して測定することができるので、体調や体の活動状態を知るための手段としての用途にも適用できる。
生体情報計測装置の実施形態を示すと共に、生体情報計測装置を被検体としての生体に装着した場合を示す概略図である。 生体情報計測装置の実施形態を示すと共に、生体情報計測装置を被検体としての生体に装着した場合を示す概略図である。 生体情報計測装置の実施形態を示すと共に、生体情報計測装置を被検体としての生体に装着した場合を示す概略図である。 生体情報計測装置の実施形態を示すと共に、生体情報計測装置を被検体としての生体に装着した場合を示す概略図である。 生体情報計測装置を頭部へ装着した状態の1例を示す概略図である。 生体情報計測装置を頭部へ装着した状態の1例を示す概略図である。 生体情報計測装置を頭部へ装着した状態の1例を示す概略図である。 生体情報計測装置を頭部へ装着した状態の1例を示す概略図である。 生体情報計測装置を頭部へ装着した状態の1例を示す概略図である。
符号の説明
6、7、8、9 生体情報計測装置
10 生体 11 頭部
12a 右側の外耳 12b 左側の外耳
13a 右側の外耳道 13b 左側の外耳道
14a 右側の耳珠 14b 左側の耳珠
30 ヘッドバンド 31 生体情報計測センサ(棒状)
32 クリップ 33a、b 緩衝材
34 保持部
35a、b カフ
36 挟持部
37 生体情報計測センサ
40 顎 41 額 42 頭頂部 43 後頭部 44 首上部
50 金属棒 51 固定具

Claims (3)

  1. 被検体の一方の外耳の耳珠を挟持して、該被検体の血圧を計測する血圧計測センサと、
    前記被検体の他方の外耳の外耳道に挿入される棒状の保持部と、
    前記血圧計測センサと前記保持部とを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンドと、
    を備える血圧計測装置。
  2. 被検体の一方の外耳の耳珠を挟持して、該被検体の血圧を計測する血圧計測センサと、
    前記被検体の他方の外耳の耳珠を挟持する挟持部と、
    前記血圧計測センサと前記挟持部とを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンドと、
    を備える血圧計測装置。
  3. 被検体の一方の外耳の耳珠を挟持して、該被検体の血圧を計測する第1血圧計測センサと、
    前記被検体の他方の外耳の耳珠を挟持して、前記被検体の血圧を計測する第2血圧計測センサと、
    前記第1血圧計測センサと前記第2血圧計測センサとを接続する弓形形状の弾性体からなるヘッドバンドと、
    を備える血圧計測装置。
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