JP4400889B2 - 材料変換器収納用容器および材料変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水素改質器等の材料変換器を収容して使用するための小型化・軽量化に対応可能な材料変換器収納用容器、およびそれを用いた小型化・軽量化に対応可能な水素改質装置等の材料変換装置に関するものである。
近年、低温で動作する小型燃料電池の開発が活発に進められている。これら小型燃料電池の用途としては、携帯電話,PDA,ノートパソコン,デジタルカメラやビデオ等の出力が数W〜数十Wの携帯電子機器用の電源としての用途が考えられる。燃料電池とは、燃料と酸化剤を電極に供給することによって化学エネルギーを電気エネルギーに変換するシステムである。燃料の代表は水素(H)であり、酸化剤の代表が酸素(O)であり、アノード(燃料極)に水素を、カソード(酸素極)に酸素を供給する。酸素は空気に含まれているため簡単に供給できるが、アノードに供給する水素は自然界には存在せず、燃料として製造しなければならない。
小型で低出力用途向けの燃料電池としてDMFC(Direct Methanol Fuel Cell)がある。これは、メタノールを水素に改質せずに直接電解質のセルに供給して反応させる燃料電池である。液体燃料のメタノールは取り扱いやすく、改質器を必要としないことから、システムの簡略化が容易なため、開発が活発化している。ただし、DMFCには、メタノールが高分子固体電解質膜を透過するクロスオーバーという現象があり、といった深刻な問題がある。DMFCでは通常、電解質にPEFC(Polymer Electrolyte Fuel Cell)と同じパーフルオロスルホン酸系ポリマが使われるが、このポリマはメタノールを透過しやすい性質を持っているため、未反応のメタノールがカソードに到着してしまう。カソードに到着したメタノールはOと反応してCOとHOを生成する。この際の反応はすべて熱エネルギーとなって発電には寄与せずロスとなる。また、メタノールの存在下でカソードの電極電位が下がってしまい、これに加えて、アノードでは、メタノールが電極のPtに付着し酸化反応を起こす際にCOが発生し、COがPtに吸着することにより電極電位が上がって、結果として取り出せる電位が減ってしまう。したがって、小型で低出力用途向けの燃料電池としては、80℃程度の低い運転動作と50〜60%の高いエネルギー変換効率を持ち、小型・軽量であることから、メタノール等を改質することによって得られる水素(H)を燃料とするPEFCが優れていると考えられる。
水素燃料はメタノール等の水素を含む液体燃料(アルコール類)を改質することによって得られる。改質は、改質可能な液体燃料(アルコール類)を水蒸気と結合させて水素を発生させるプロセスである。例えば、次の化学反応式(1)に示すような水蒸気改質反応(式中では、液体燃料としてメタノールを使用)を引き起こして、水素ガス(H)を生成する。なお、この改質反応により生成される水素以外の微量の生成物(主に、CO)は、大気中に排出される。
CHOH+HO → 3H+CO ・・・(1)
この改質可能な燃料混合物を、通常は白金またはニッケル化合物であり、ペレット状またはボード状アルミナの上に担持された改質用触媒を用いて改質する。改質器は、触媒保持体と、同保持体の外周を覆う金属製パイプと、両者間に配置した保持シール材とからなり、保持シール材としては、通常、セラミックファイバー等の無機繊維のみからなるものが用いられている。この保持シール材は、例えば自動車の走行中等において触媒保持体が金属製パイプと当接した際の破損を防ぐため、また金属製シェルと触媒保持体との間から炭化水素化合物がリークすることを防ぐために用いられている。
上記化学反応式(1)に示すような水蒸気改質反応は、一般に、200〜300℃程度の温度条件(燃料改質条件に相当する)で促進されるため、従来の改質部においては、燃料ガスを空気により燃焼させ、発生した燃焼熱(ΔH)が改質部に供給されていたが、PEFCを汎用の化学電池のようなポータブル電源として適用する場合にあっては、改質部を半導体製造の技術を応用した、例えば、シリコン基板(またはシリコンチップ)上に構成することができるため、改質部が形成される領域のシリコン基板上に、抵抗層等からなる薄膜ヒーターを形成することにより熱源として機能し、簡易かつ小型化が可能な構成で、上記水蒸気改質反応を良好に促進することができる。
特開2001−266910号公報 特開2002−319427号公報
しかしながら、携帯電子機器に改質器を搭載するためには、従来の大型燃料電池用改質器とは異なった、コンパクト性,簡便性,安全性に優れる材料変換器収納用容器が必要になる。また、汎用の化学電池のようなポータブル電源として適用するためには、材料変換器収納用容器の外部は、携帯性に問題がない程度の低い温度に保たれる必要があり、一方で、材料変換器収納用容器の内部は、水蒸気改質反応は吸熱反応であるため、燃料改質条件に相当する高い温度で安定に保温されるような断熱構造が必要となる。
また、電気化学反応により負荷に供給される駆動電源(電圧/電流)は、PEFCの燃料極に供給される水素ガス(H)の量に依存する。したがって、改質部に供給される液体燃料の量および改質部の温度を制御することにより、負荷に供給される電気エネルギーを任意に調整することができる。そのためには、材料変換器収納用容器に、改質部が形成されるシリコン基板上の抵抗層等からなる薄膜ヒーターに入力する電流を制御する配線が必要となる。
本発明は以上のような従来の技術の問題点に鑑み完成されたものであり、その目的は、材料変換器を収納可能な、小型で堅牢な材料変換器収納用容器であり、また、容器内を断熱し、温度勾配の均一化を図ることで、高効率制御が可能な材料変換装置を構成することができる材料変換器収納用容器およびそれを用いた材料変換装置を提供することにある。
本発明の材料変換器収納用容器は、上面に材料変換器を収容する凹部を有する基体と、この基体を貫通して外面から前記凹部にかけて形成された、前記材料変換器への原料供給路および前記材料変換器からの変換材料排出路と、前記基体の外面から前記凹部にかけて配設された、この凹部側の端部に前記材料変換器の入力電極または出力電極が、前記外面側の端部に外部電気回路の配線がそれぞれ電気的に接続される複数の配線導体と、前記基体の前記凹部の周囲の上面に前記凹部を覆って取着される、前記凹部を気密に封止する蓋体を具備し、前記原料供給路から供給される原料が炭化水素系燃料であり、前記材料変換器が改質器であり、前記変換材料排出路から排出される変換材料が水素であり、前記蓋体は、前記凹部の周囲の上面に溶接により取着されていることを特徴とするものである。
本発明の材料変換器収納用容器によれば、材料変換器を収容できる材料変換器収納用容器であって、液体または気体からなる原料を供給する原料供給路と改質された後の変換材料(燃料ガスとしての水素等)が排出される変換材料排出路とを具備し、凹部を有する基体と蓋体とで材料変換器を内部に収納して気密に封止することができる。これにより、材料変換器が露出して損傷を受けることがなく、また、材料変換器に無用な電気的接触をしないで済むので、信頼性および安全性の高い材料変換装置を得ることができる。
さらに、基体の外面側の端部に外部電気回路の配線が、基体の凹部側の端部に材料変換器の入力電極および出力電極がそれぞれ電気的に接続される複数の配線導体を具備しているため、外部電気回路から、燃料改質条件に相当する温度になるように、材料変換器にある薄膜ヒーターに電流を流して制御することが可能となり、改質効率を向上させることが可能である。
また、本発明の材料変換器収納用容器は、上記構成において、前記凹部の内面および前記蓋体の前記凹部に対向する下面の少なくとも一方に、輻射熱反射用被膜が形成されていることを特徴とするものである。さらに、この構成において、前記基体が、セラミックスから成り、前記基体の凹部の周囲の上面に鉄合金で作られたシールリングが接合されており、前記輻射熱反射用被膜が、メタライズ金属膜またはメッキ金属膜またはメタライズ金属膜にメッキ金属膜を被着したものであることを特徴とするものである。
これによれば、材料変換器収納用容器の材料変換器を収納する部分の内面に輻射熱反射用被膜が形成されているときには、またこの輻射熱反射用被膜が、放射率の低いメタライズ金属膜またはメッキ金属膜またはメタライズ金属膜にメッキ金属膜を被着したものであるときには、材料変換器で発生した高温の熱が輻射して材料変換器収納用容器に伝わることを抑制することができ、材料変換器収納用容器の外表面の温度上昇を抑制することができるので、材料変換器収納用容器の外表面を携帯性に問題なく低い温度に保つことが可能である。また、材料変換器の熱が収納用容器から容器外部へ逃げることが抑制されるため、材料変換器を燃料改質条件に相当する高い温度で安定に保つことが容易になり、効率的に改質を行なうことが可能となる。また、基体がセラミックスから成るときには、材料変換器収納用容器の基体の構成材料としてセラミックスを主成分とした緻密質焼結体を用いることから、液体または気体からなる原料および改質後の燃料ガスが材料変換器収納用容器の外へ漏れることを確実に抑制することができる。
また、本発明の材料変換装置は、上記構成の本発明の材料変換器収納用容器の前記凹部内に該凹部の表面に接触させないように材料変換器を位置し、この材料変換器の原料供給口に前記原料供給路を、変換材料排出口に前記変換材料排出路をそれぞれ接続するとともに、前記材料変換器の入力電極および出力電極に前記配線導体をそれぞれ電気的に接続し、前記基体の前記凹部の周囲の上面に前記凹部を覆って前記蓋体を取着して成ることを特徴とするものである。
本発明の材料変換装置によれば、本発明の材料変換器収納用容器を用いて構成されることから、以上のような本発明の材料変換器収納用容器による特長を備えた、原料となる材料や変換後の材料の漏れを防ぎ、材料変換器収納用容器内を断熱して温度勾配の均一化を図ることも可能となるため、収納する材料変換器を長期にわたり安定して作動させることが可能な、小型・堅牢で高効率な材料変換装置を得ることができる。
また、本発明の材料変換器収納用容器および材料変換装置は、前記原料供給路から供給される原料が炭化水素系燃料であり、前記材料変換器が改質器であり、前記変換材料排出路から排出される変換材料が水素であることを特徴とするものである。
これによれば、PEFCの燃料として必要な水素(水素ガス)を改質するための材料変換装置となり、例えば、メタン,エタン,プロパン,ブタン,都市ガス,LPガス,天然ガス,その他の炭化水素ガス(2種以上の炭化水素の混合ガスを含む)やメタノール等のアルコール類を、水蒸気により改質して、水素リッチな改質ガスを生成させる材料変換装置となる。
また、本発明の材料変換装置は、上記構成において、前記凹部内が真空排気されて前記蓋体により気密に封止されていることを特徴とするものである。
これによれば、本発明の材料変換器収納用容器を用いた材料変換装置の断熱構造を真空断熱構造とすることとなり、断熱部分のコンパクト化を図ることができ、小型化に有効な材料変換装置となる。これにより、材料変換器の薄膜ヒーターに電流を印加後に、材料変換器の温度をすばやく上昇させて燃料改質条件に相当する高い温度に短時間で設定することが可能になるため、携帯電子機器の電源を安定的かつ短時間で始動することができる材料変換装置となる。
従って、本発明の材料変換器収納用容器および材料変換装置によれば、燃料となる材料や改質後の材料の漏れを防ぎ、材料変換器収納用容器内を断熱して温度勾配の均一化を図ることも可能となるため、収納する材料変換器を長期にわたり安定して作動させることが可能な、小型・堅牢で高効率な材料変換装置を得ることができる。
本発明の材料変換器収納用容器によれば、材料変換器を収容できる材料変換器収納用容器であって、液体または気体からなる原料を供給する原料供給路と改質された後の変換材料(燃料ガスとしての水素等)が排出される変換材料排出路とを具備し、凹部を有する基体と蓋体とで材料変換器を内部に収納して気密に封止することができる。これにより、材料変換器が露出して損傷を受けることがなく、また、材料変換器に無用な電気的接触をしないで済むので、信頼性および安全性の高い材料変換装置を得ることができる。
さらに、基体の外面側の端部に外部電気回路の配線が、基体の凹部側の端部に材料変換器の入力電極および出力電極がそれぞれ電気的に接続される複数の配線導体を具備しているため、外部電気回路から、燃料改質条件に相当する温度になるように、材料変換器にある薄膜ヒーターに電流を流して制御することが可能となり、改質効率を向上させることが可能である。
また、本発明の材料変換器収納用容器によれば、凹部の内面および蓋体の凹部に対向する下面の少なくとも一方に、輻射熱反射用被膜が形成されているときには、さらに、この輻射熱反射用被膜が、メタライズ金属膜またはメッキ金属膜またはメタライズ金属膜にメッキ金属膜を被着したものであるときには、材料変換器で発生した高温の熱が輻射して材料変換器収納用容器に伝わることを抑制することができ、材料変換器収納用容器の外表面の温度上昇を抑制することができるので、材料変換器収納用容器の外表面を携帯性に問題なく低い温度に保つことが可能である。また、材料変換器の熱が収納用容器から容器外部へ逃げることが抑制されるため、材料変換器を燃料改質条件に相当する高い温度で安定に保つことが容易になり、効率的に改質を行なうことが可能となる。また、基体がセラミックスから成り、凹部の周囲の上面に鉄合金で作られたシールリングが接合されているときには、材料変換器収納用容器の基体の構成材料としてセラミックスを主成分とした緻密質焼結体を用いることから、液体または気体からなる原料および改質後の燃料ガスが材料変換器収納用容器の外へ漏れることを確実に抑制することができる。
本発明の材料変換装置によれば、本発明の材料変換器収納用容器を用いて構成されることから、以上のような本発明の材料変換器収納用容器による特長を備えた、原料となる材料や変換後の材料の漏れを防ぎ、材料変換器収納用容器内を断熱して温度勾配の均一化を図ることも可能となるため、収納する材料変換器を長期にわたり安定して作動させることが可能な、小型・堅牢で高効率な材料変換装置を得ることができる。
また、本発明の材料変換器収納用容器および材料変換装置によれば、原料供給路から供給される原料が炭化水素系燃料であり、材料変換器が改質器であり、変換材料排出路から排出される変換材料が水素であることから、PEFCの燃料として必要な水素(水素ガス)を改質するための材料変換装置となり、例えば、メタン,エタン,プロパン,ブタン,都市ガス,LPガス,天然ガス,その他の炭化水素ガス(2種以上の炭化水素の混合ガスを含む)やメタノール等のアルコール類を、水蒸気により改質して、水素リッチな改質ガスを生成させる材料変換装置となる。
また、本発明の材料変換装置によれば、凹部内が真空排気されて蓋体により気密に封止されているときには、本発明の材料変換器収納用容器を用いた材料変換装置の断熱構造を真空断熱構造とすることとなり、断熱部分のコンパクト化を図ることができ、小型化に有効な材料変換装置となる。これにより、材料変換器の薄膜ヒーターに電流を印加後に、材料変換器の温度をすばやく上昇させて燃料改質条件に相当する高い温度に短時間で設定することが可能になるため、携帯電子機器の電源を安定的かつ短時間で始動することができる材料変換装置となる。
従って、本発明の材料変換器収納用容器および材料変換装置によれば、燃料となる材料や改質後の材料の漏れを防ぎ、材料変換器収納用容器内を断熱して温度勾配の均一化を図ることも可能となるため、収納する材料変換器を長期にわたり安定して作動させることが可能な、小型・堅牢で高効率な材料変換装置を得ることができた。
次に、本発明を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の材料変換器収納用容器および材料変換装置について実施の形態の一例を示す断面図である。図1において、1は材料変換装置、2は材料変換器収納用容器、3は材料変換器、4は原料供給口、5は原料排出口、6は基体、7は入力電極、8は出力電極、9は配線導体、10は蓋体、11は貫通孔、12は管部材、13は第2の管部材、14は輻射熱反射用被膜であり、15は原料供給路、16は変換材料排出路を示している。
材料変換器3は、微小ケミカルデバイスとして、半導体製造技術を適用して、例えば、シリコン,石英,ガラス,シリコンを含む重合体等の基材に、エッチング法により細い溝を形成して液体流路が作製される。そして、操作中の液体の蒸発防止等を目的として、ガラス板等のカバーを陽極接合等により表面に密着させて使用される。また、材料変換器3内には温度調節機構、例えば抵抗層等からなる薄膜ヒーターを形成し、表面には、薄膜ヒーターへ電流を供給する端子として入力電極7および出力電極8が形成されることにより、簡易かつ小型化が可能な構成とされている。例えば代表的な材料変換器3である水素改質器であれば、一般に、200〜300℃程度の温度条件(燃料改質条件に相当する)に調整することで、原料供給口4から導入される液体燃料(アルコール類)を水蒸気と結合させて、原料排出口5から水素を発生させる水蒸気改質反応を良好に促進することができる。
材料変換器収納用容器2は、上面に凹部を有する基体6とこの凹部を覆って取着される蓋体10とを具備しており、凹部内に材料変換器3を搭載して気密に封止する役割を持ち、例えば、酸化アルミニウム(Al)質焼結体,ムライト(3Al・2SiO)質焼結体,炭化珪素(SiC)質焼結体,窒化アルミニウム(AlN)質焼結体,窒化珪素(Si)質焼結体,ガラスセラミックス焼結体等のセラミックス材料で形成されている。
なお、ガラスセラミックス焼結体はガラス成分とフィラー成分とから成るが、ガラス成分としては、例えばSiO−B系,SiO−B−Al系,SiO−B−Al−MO系(但し、MはCa,Sr,Mg,BaまたはZnを示す),SiO−Al−MO−MO系(但し、MおよびMは同一または異なってCa,Sr,Mg,BaまたはZnを示す),SiO−B−Al−MO−MO系(但し、MおよびMは前記と同じである),SiO−B−M O系(但し、MはLi,NaまたはKを示す),SiO−B−Al−M O系(但し、Mは前記と同じである),Pb系ガラス,Bi系ガラス等が挙げられる。
また、フィラー成分としては、例えばAl,SiO,ZrOとアルカリ土類金属酸化物との複合酸化物、TiOとアルカリ土類金属酸化物との複合酸化物、AlおよびSiOから選ばれる少なくとも1種を含む複合酸化物(例えばスピネル,ムライト,コージェライト)等が挙げられる。
材料変換器収納用容器2は凹部を有する基体6と蓋体10とを具備しており、基体6の凹部の周囲に凹部を覆って蓋体10を取着することによって凹部を気密に封止するため、半田や銀ろう等の金属接合材料で接合する方法,エポキシ等の樹脂材料で接合する方法,凹部の周囲の上面に鉄合金等で作られたシールリング等を接合してシームウェルドやエレクトロンビームやレーザ等で溶接する方法等によって、基体6に蓋体10が取着される。なお、蓋体10にも基体6と同様の凹部を形成しておいてよい。さらに、シームウェルドやエレクトロンビームやレーザ等で溶接する場合は、真空雰囲気中でこれらの溶接作業を行なうことにより、基体6と蓋体10とから成る容器の内部を真空にすることが可能となる。
基体6および蓋体10は、それぞれ厚みを薄くし、材料変換装置1の薄型化・低背化を可能とするためには、機械的強度である曲げ強度が200MPa以上であることが好ましい。
基体6および蓋体10は、基体6の凹部内部を気密封止するものであるので、例えば相対密度が95%以上の緻密質からなる酸化アルミニウム質焼結体で形成されていることが好ましい。その場合であれば、例えば、まず酸化アルミニウム粉末に希土類酸化物粉末や焼結助剤を添加・混合して、酸化アルミニウム質焼結体原料粉末を調製する。次いで、この酸化アルミニウム質焼結体原料粉末に有機バインダおよび分散媒を添加・混合してスラリーとし、このスラリーからドクターブレード法によって、あるいは原料粉末に有機バインダを加え、プレス成形・圧延成形等によって、所定の厚みのグリーンシートを作製する。そして、このグリーンシートに対して、金型による打ち抜き・マイクロドリル・レーザ等により、貫通孔11となる貫通孔、ならびに配線導体9を配設するための貫通孔を形成する。
なお、貫通孔11のサイズとしては、液体または気体からなる材料の供給・排出を確実に行なえるようにφ0.2mm以上とし、材料である流体の圧力損失を抑え、小型化にも対応するためには、φ5mm以下とすることが好ましい。
配線導体9は、酸化を防ぐために、タングステンおよびモリブデンの少なくとも一方で形成されているのが好ましく、その場合であれば、例えば、タングステンおよびモリブデンの少なくとも一方の粉末100重量部に対して、Alを3〜20質量部,Nbを0.5〜5質量部の割合で添加して成る導体ペーストを調製する。この導体ペーストをグリーンシートの表面に所定パターンで印刷塗布するとともに、貫通孔内に充填して、貫通導体としてのヴィア導体を形成することによって、配線導体9が配設される。
これらの導体ペースト中には、基体6との密着性を高めるために、酸化アルミナ粉末や、基体6を形成する酸化物セラミックス成分と同一の組成物粉末を0.05〜2体積%の割合で添加することも可能である。
なお、基体6の表面および内層の配線導体9の形成は、上記のように貫通孔へ導体ペーストを充填してヴィア導体を形成する前後あるいはそれと同時に、同様の導体ペーストをグリーンシートに対しスクリーン印刷やグラヴィア印刷等の方法で所定パターンに印刷塗布することによって行なわれる。
その後、導体ペーストを印刷し充填した所定枚数のグリーンシートを位置合わせして積層圧着した後、この積層体を、例えば非酸化性雰囲気中にて焼成最高温度が1200〜1500度の温度で焼成して、目的とするセラミックスから成る基体6と蓋体10および基体6に配設された配線導体9を得る。
基体6および蓋体10は、材料変換器3の薄膜ヒーターで発生した熱が輻射して基体6および蓋体10の温度が上昇するのを抑制するために、輻射率が低い白色の酸化アルミニウム質焼結体で形成することが好ましい。
また、基体6は、その厚みを0.2mm以上とすることが好ましい。厚みが0.2mm未満では、強度が被覆しがちなため、基体6に蓋体10を取着したときに発生する応力により、基体6に割れ等が発生しやすくなる傾向がある。他方、厚みが5mmを超えると、基体6が大型化して小型携帯機器に搭載するのに不適切となり、また、熱容量が大きくなるため、材料変換器3の温度をすばやく上昇させて燃料改質条件に相当する高い温度に設定することが困難となる傾向がある。
配線導体9は、材料変換器3に電気的に接続されて、材料変換器3の入力電極7および出力電極8に電流・電圧を外部から印加し、あるいは外部へ取り出すための導電路として機能する。
配線導体9には、その露出する表面にニッケルから成る良導電性で、かつ耐蝕性およびロウ材との濡れ性が良好な金属をメッキ法により被着させておくと、配線導体9と、入力電極7および出力電極8との、ならびに外部電気回路との電気的接続を良好とすることができる。従って、配線導体9は、その露出する表面にニッケルから成る良導電性で、かつ耐蝕性およびロウ材との濡れ性が良好な金属をメッキ法により被着させておくことが好ましい。
そして、配線導体9と材料変換器3の入力電極7および出力電極8との電気的な接続は、銀ロウや金合金等のろう材を介して強固に接着させ、薄膜ヒーターへ電流を供給させる等の構成によって行なえばよい。
本発明の材料変換器収納用容器2においては、原料供給路および変換材料排出路の少なくとも一方が、基体6に形成された貫通孔11と、この貫通孔11の凹部側の開口に接続された管部材12とから成り、さらに、貫通孔11の基体6の外面側の開口に第2の管部材13が接続されていることが好ましい。これにより、燃料となる材料や改質後の材料の漏れを防ぎ、燃料電池等への接続が容易となる。
このような管部材12および第2の管部材13は、サイズおよび形状としては、液体または気体からなる材料の供給・排出を確実に行なえるように内径がφ0.2mm以上の円管とし、材料である流体の圧力損失を抑えて、かつ小型化にも対応するためには、内径がφ5mm以下の円管とすることが好ましい。さらに、管部材12および第2の管部材13の基体6の貫通孔11の開口と接合される部分の断面形状としては、通常は円形状とすればよいが、これに限定はされず、貫通孔11を覆うサイズであれば、液体または気体からなる原料および改質後の燃料ガスを外へ漏らさずに供給・排出することができるものであれば、角形状のもの、例えば、正方形状や長方形状としてもよい。また、肉厚は原料としての材料の供給や変換後の材料の排出のための圧力で変形しないような厚みが必要であるが、携帯端末等では通常は0.1mm以上であれば良い。また、流れ方向の長さは0.1mm以上あれば、材料変換器3からの熱が基体6に流れるのを少なく抑えることができ、熱の遮断が図れるようになる。
管部材12および第2の管部材13を構成する材料としては、基体6との熱膨張差が小さい鉄合金やタングステン合金,モリブデン合金等が好ましい。
管部材12および第2の管部材13と基体6と接合は、半田や銀ろう等の金属接合材料やガラス材料で接合する方法を採用すればよく、これにより、確実に気密に封止することが可能となる。
基体6の貫通孔11にこれら管部材12および第2の管部材13を接続することにより、原料供給路15および変換材料排出路16が形成され、不要な高い圧で液漏れ等が発生することが無く、原料や改質後の燃料ガスを効率的に循環させることが可能となる材料変換器収納用容器2および材料変換装置1が得られる。
また、管部材12の熱伝導率は、基体6の熱伝導率より小さいことが好ましい。管部材12の熱伝導率を基体6の熱伝導率より小さいものとすることにより、外部のPEFCと容器内部の材料変換器3とを結ぶ導管内で熱としてのエネルギーが失われにくいため、材料変換器3の薄膜ヒーターの発熱量を低減することができ、また、材料変換器3で発生した熱が管部材12を通じて基体6に伝導しにくいため、材料変換器3の温度を安定させて均一な温度に容易に保つことができる。
さらに、本発明の材料変換器収納用容器2においては、凹部の内面および蓋体10の凹部に対向する下面の少なくとも一方に、輻射熱反射用被膜14が形成されていることが好ましい。この輻射熱反射用被膜14には、メタライズ金属膜またはメッキ金属膜またはメタライズ金属膜にメッキ金属膜を被着したものを用いることができる。これによれば、材料変換器3で発生した高温の熱が輻射して材料変換器収納用容器2に伝わることを抑制することができ、材料変換器収納用容器2の外表面の温度上昇を抑制することができるので、材料変換器収納用容器2の外表面を携帯性に問題なく低い温度に保つことが可能となり、また、材料変換器3の熱が材料変換器収納用容器2から容器外部へ逃げることが抑制されるため、材料変換器3を例えば燃料改質条件に相当する高い温度で安定に保つことが容易になり、効率的に改質を行なうことが可能となる。
この輻射熱反射用被膜14としては、タングステンやモリブデン等のメタライズ金属膜、または良導電性で耐蝕性が良好なニッケル等のメッキ金属膜、またはそれらメタライズ金属膜にそれらメッキ金属膜を被着したもので形成するとよい。
さらに、輻射熱反射用被膜14は輻射率を小さくする必要があり、輻射率は0.2以下であることが好ましい。これには、輻射熱反射用被膜14の表面を平滑にし、白色に見える光沢のある被膜とすればよい。
そして、材料変換器収納用容器2の基体6の凹部に材料変換器3を収容して、材料変換器3の原料供給口4に原料供給路15を、変換材料排出口5に変換材料排出路16をそれぞれ接続するとともに、材料変換器3の入力電極7および出力電極8に配線導体9をそれぞれ電気的に接続し、基体6の凹部の周囲の上面に基体6の凹部を覆って蓋体10を取着することによって、また必要に応じて基体6の凹部内が真空排気されて蓋体10により気密に封止されることによって、図1に示すような本発明の材料変換装置1が完成する。
以上の構成により、図1に示すような、材料変換器3を収納可能な、小型で堅牢な本発明の材料変換器収納用容器2が得られ、また、この容器内を断熱して温度勾配の均一化を図ることができ、高効率制御が可能な本発明の材料変換装置1を得ることができる。
また、上記材料変換器収納用容器において、原料供給路および変換材料排出路の少なくとも一方が、基体に形成された貫通孔と、この貫通孔の凹部側の開口に接続された管部材とから成るときには、さらに、貫通孔の外面側の開口に第2の管部材が接続されているときには、液体または気体からなる原料を第2の管部材,貫通孔,管部材,原料供給口の順に通して凹部内の材料変換器に導入し、改質された後の例えば燃料ガス(水素)を、変換材料排出口,管部材,貫通孔,第2の管部材の順に通して、PEFC等へ供給することが可能である。また、材料変換器収納用容器の基体の構成材料としてセラミックスを主成分とした緻密質焼結体を用い、材料変換器と材料変換器収納用容器の継ぎ手として管部材を用いるものとすることにより、液体または気体からなる原料および改質後の燃料ガスが材料変換器収納用容器の外へ漏れることを確実に抑制することができる。
さらに、上記材料変換器収納用容器において、管部材の熱伝導率が基体より小さいときには、外部のPEFCと容器内部の材料変換器とを結ぶ導管内で熱としてのエネルギーが失われにくいため、材料変換器の薄膜ヒーターの発熱量を低減することができる。また、材料変換器で発生した熱が管部材を通じて基体に伝導しにくいため、材料変換器の温度が安定し、均一な温度に容易に保つことができる。
なお、本発明は以上の実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることは何ら差し支えない。
例えば、材料変換器を収容する凹部および原料供給路,変換材料排出路,配線導体を形成するのはセラミックスから成る基体に限られるものではなく、セラミックスから成る蓋体にこれら基体についての機能を持たせて、凹部を形成したり原料供給路,変換材料排出路や配線導体を形成することも可能であり、材料変換装置の設置方法に応じて適宜変更することにより、要求される小型化や低背化への対応が可能となる。
本発明の材料変換装置の実施の形態の一例を示す断面図である。
符号の説明
1:材料変換装置
2:材料変換器収納用容器
3:材料変換器
4:原料供給口
5:変換材料排出口
6:基体
7:入力電極
8:出力電極
9:配線導体
10:蓋体
11:貫通孔
12:管部材
13:第2の管部材
14:輻射熱反射用皮膜
15:原料供給路
16:変換材料排出路

Claims (6)

  1. 上面に材料変換器を収容する凹部を有する基体と、該基体を貫通して外面から前記凹部にかけて形成された、前記材料変換器への原料供給路および前記材料変換器からの変換材料排出路と、前記基体の外面から前記凹部にかけて配設された、該凹部側の端部に前記材料変換器の入力電極または出力電極が、前記外面側の端部に外部電気回路の配線がそれぞれ電気的に接続される複数の配線導体と、前記基体の前記凹部の周囲の上面に前記凹部を覆って取着される、前記凹部を気密に封止する蓋体とを具備し、前記原料供給路から供給される原料が炭化水素系燃料であり、前記材料変換器が改質器であり、前記変換材料排出路から排出される変換材料が水素であり、前記蓋体は、前記凹部の周囲の上面に溶接により取着されていることを特徴とする材料変換器収納用容器。
  2. 前記凹部の内面および前記蓋体の前記凹部に対向する下面の少なくとも一方に、輻射熱反射用被膜が形成されていることを特徴とする請求項1記載の材料変換器収納用容器。
  3. 前記炭化水素系燃料は、炭化水素およびアルコールの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1記載の材料変換器収納用容器。
  4. 前記基体がセラミックスから成り、前記基体の前記凹部の周囲の上面に鉄合金で作られたシールリングが接合されており、前記輻射熱反射用被膜が、メタライズ金属膜またはメッキ金属膜またはメタライズ金属膜にメッキ金属膜を被着したものであることを特徴とする請求項2記載の材料変換器収納用容器。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の材料変換器収納用容器の前記凹部内に該凹部の表面に接触させないように材料変換器を位置し、該材料変換器の原料供給口に前記原料供給路を、変換材料排出口に前記変換材料排出路をそれぞれ接続するとともに、前記材料変換器の入力電極および出力電極に前記配線導体をそれぞれ電気的に接続し、前記基体の前記凹部の周囲の上面に前記凹部を覆って前記蓋体を取着して成ることを特徴とする材料変換装置。
  6. 前記凹部内が真空排気されて前記蓋体により気密に封止されていることを特徴とする請求項5記載の材料変換装置。
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