JP4400119B2 - ガラス管の製造方法およびこれに用いられるガラス管の製造装置 - Google Patents

ガラス管の製造方法およびこれに用いられるガラス管の製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス管の製造方法およびこれに用いられるガラス管の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、光通信技術の進歩に伴い、光ファイバの利用が高まってきている。光ファイバの主な製造方法としては、VAD法(Vapor phase Axial Deposition:気相軸付法)、OVD法(Outer Vapor phase Deposition:外付け法)、MCVD法(Modified Chemical Vapor phase Deposition:内付法)がある。
【0003】
光ファイバの製造に際しては、通常はプリフォームと呼ばれる成形体を高速で線引きすることによって所望の口径の光ファイバを得るという方法がとられている。従って、光ファイバの形状は、プリフォームの形状および品質を引き継いでしまうため、プリフォームの形成に際しては、極めて高精度の形状および品質制御が求められている。
特に、高ビットレート化、波長多重度の高度化により、情報伝達容量の高密度化が高まっており、光ファイバの偏波分散の低減が強く望まれている。
【0004】
例えばMCVD法は、ガラス管からなる肉付け用パイプの内壁にガラス微粒子(すす)を堆積する方法であるが、このガラス管はそのまま用いられるため、非円率および偏心率が小さく、肉厚が均一で、特性の優れたものである必要がある。非円率または偏肉の大きなガラス管から作製された光ファイバは、偏波分散(PMD)が大きな値となってしまう。
【0005】
そこで、円柱状の石英ガラスロッドを回転させながら、先端を加熱軟化させ、ロッド先端面の中心部に穿孔部材の先鋭端を係合させてこの先鋭端の周縁を穿孔部材に対して回転し、引き抜く方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この穿孔部材を用いた穿孔方法は、例えば図12に示すように、石英製のガラスロッド101を用意し、出口側をダミーシリンダー123で支持し回転しながら、ガラスロッド101の先端面の中心部に駒131等を備えた穿孔部材130をあて、駒131の先端の周囲のガラスロッド101を加熱手段140のヒータ支持台142にとりつけられたヒータ(発熱体)141で加熱軟化させる。
【0006】
ここで、ガラスロッド101の両端は、第1の送りテーブル111のチャック112および、ダミーシリンダー123を介して第2の送りテーブル121のチャック122に取付けられる。また、これら第1および第2の送りテーブル111,121は、それぞれ入口側基台110および出口側基台120にとりつけられる。また、この穿孔部材130の駒131は、支持ロッド133を介して固定部材135によって出口側基台120に片持ち支持されている。
【0007】
また、この他、加熱したガラスインゴットに炭素ドリルなどの穿孔部材を回転しつつ押し付けることにより、石英パイプを形成する熱間炭素ドリル圧入法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、中空円柱状の石英ガラスを回転しながら、その内部に圧力を加えて外径決めを行う装置も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【0008】
【特許文献1】
特許第2798465号公報
【特許文献2】
特開平7−109135号公報
【特許文献3】
実公昭55−35297号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の開孔方法では、偏心がなく、特性に優れた均一な品質のガラス管を安定して得ることは困難であるという問題があった。
例えば、穿孔部材を用いた穿孔方法は、ガラスロッドの先端面に、片持ち支持された穿孔部材の駒を押し付ける方法であるため、ガラスロッドの抵抗により、駒の先端すなわち、自由端側は、中心をはずれたりするため、中心が必ずしも一定位置になっていない場合がある。また、開孔が進むにつれて中心が外れてくることになり、孔が偏心し易いという問題もある。
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、偏心率が小さく、肉厚が均一なガラス管を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のガラス管の製造方法では、出発材料であるガラス管材料を加熱し、前記ガラス管材料に軟化領域を形成し、前記軟化領域に含まれる前記ガラス管材料の孔に成形部材を当接せしめるとともに、前記成形部材が移動していく側の前記成形部材の端を前記成形部材の先端としたときに、前記成形部材の先端に設けられる先端支持部材が前記軟化領域から外れた位置まで存在することを特徴とする。
【0012】
望ましくは、前記軟化領域のガラス管材料を外側から規制しつつ、前記ガラス管材料の内径を所望のサイズに成形することを特徴とする。
【0013】
望ましくは、前記成形部材または前記ガラス管材料を回転しながら前記ガラス管材料の内径を所望のサイズに成形することを特徴とする。
【0014】
又、参考のガラス管の製造方法では、出発材料であるガラス管材料の孔に成形部材を当接せしめるとともに、前記成形部材の両端を支持しつつ、前記ガラス管材料を加熱し、前記ガラス管材料と前記成形部材とを相対的に移動させて前記ガラス管材料の孔に成形部材を挿通させることにより、前記ガラス管材料の内径を所望のサイズに成形することを特徴とする。
【0015】
望ましくは、前記成形部材の前記孔との当接部の中心軸が、形成しようとする目的の孔の中心軸とほぼ同軸上に位置するように、前記ガラス管材料に対する前記成形部材の前記中心軸に垂直な方向の位置を決定することを特徴とする。
【0016】
本発明のガラス管の製造装置では、出発材料としてのガラス管材料を加熱し、前記ガラス管材料の一部に軟化領域を形成する加熱手段と、前記ガラス管材料の孔に挿通して前記軟化領域に位置する前記孔を所望のサイズに成形する成形部材と、前記成形部材の両端を支持した状態で、前記ガラス管材料と前記成形部材とを相対的に移動させる駆動手段と、を含み、前記成形部材が前記ガラス管材料に対して相対的に移動する方向の前記成形部材の端を前記成形部材の先端としたときに、前記ガラス管材料の孔の径よりも径が細い先端支持部材が前記成形部材の先端に設けられると共に、前記成形部材の前記先端支持部材が設けられる側と反対側の端に後端支持部材が設けられ、さらに、前記ガラス管材料の外側から当該ガラス管材料の外径を規制する成型冶具を備えたことを特徴とする。
【0018】
望ましくは、前記駆動手段は、前記ガラス管材料が前記先端支持部材に対してほぼ同軸上に位置するように前記ガラス管材料の両端を回転自在に支持するガラス管支持部と、前記成形部材に対して所定の速度で前記ガラス管材料をその軸方向に搬送する搬送手段と、を具備したことを特徴とする。
【0020】
望ましくは、前記成型冶具は、前記ガラス管材料の周囲を前記成形部材とほぼ同軸的に規制しつつ、前記孔の径を所望のサイズに成形するように、前記加熱手段の内壁に固定された筒状体である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るガラス管の製造方法を実施するためのガラス管の製造装置を概念的に示しており、図2はその要部拡大図である。
【0022】
本発明の第1の実施の形態に係るガラス管の製造方法は、出発材料としてのガラス管材料1の孔に成形部材31を挿通して、この成形部材31の両端を支持した両持ち状態で、このガラス管材料1を加熱し、前記孔の内径を拡大しながら、このガラス管材料1と成形部材31とを相対的に移動させることにより、所望の孔径のガラス管を形成するものである。
【0023】
この出発材料としてのガラス管材料1は、引き抜きロッドのまわりにVAD法によりガラス微粒子を堆積し、微粒子堆積体を形成し、この微粒子堆積体を冷却して引き抜きロッドを引き抜き、中空体を形成し、この中空体を焼結して得たものである。
【0024】
第1の実施の形態に係るガラス管の製造装置では、図2に要部拡大図を示すように、ガラス管材料1を加熱手段40で順次加熱し、軟化された領域に、成形部材31を押し当てることによって、ガラス管材料1の内径を拡大、成形するものである。
この成形部材31は、ガラス管材料1の開口縁に当接して孔を拡大する円錐台状の当接部31aを備えており、成形部材31がガラス管材料1に対して相対的に移動する方向の成形部材31の端(図2中、左端)を成形部材31の先端としたときに、ガラス管材料1の孔の径よりも径が若干細い先端支持部材32が成形部材31の先端に設けられると共に、成形部材31の先端支持部材32が設けられる側と反対側の端(図2中、右端)に後端支持部材33が設けられることにより、両端が支持されている。そして、ガラス管材料1を10rpmで回転するとともに、成形部材31を先端支持部材32および後端支持部材33とともに、これと同じ方向に回転数7rpmで回転しつつ孔の拡径を行う。
【0025】
そして、この製造装置では、入口側基台10と、出口側基台20と、これらの間に位置して発熱体41を支持するヒータ支持台42を具備した加熱手段40と、入口側基台10及び出口側基台20上に配置された搬送手段及びガラス管支持部を具備した駆動手段と、を備えている。後端支持部材33の先端は、回転可能に出口側固定部材35に固定されている。また、出口側固定部材35は、回転可能に出口側基台20に固定されている。
【0026】
一方、ガラス管材料1の両端は、それぞれダミーパイプ13および23を介して、搬送手段である第1の送りテーブル11および第2の送りテーブル21に固定され、前記成形部材31と同軸上を、軸方向に所望の速度で矢印A方向に移動されるようになっている。ここで、第1の送りテーブル11および第2の送りテーブル21は、モータ(図示せず)を備えており、同期して(但し、等速度とは限らない)移動されるようになっている。
【0027】
ここで、拡径終了端側のダミーパイプ13は、第1のチャック12を介して第1の送りテーブル11に固定されている。また拡径開始端側のダミーパイプ23は、第2のチャック22を介して第2の送りテーブル21に固定されている。また、ガラス管支持部としてのこれら第1のチャック12および第2のチャック22は、モータに接続されており、同期して(等速度であってもなくても良い)回転せしめられる。この第1および第2のチャックの回転により、それぞれダミーパイプ13および23を介してガラス管材料1は所定の回転速度で回転される。
【0028】
出口側固定部材35は、モータ(図示せず)を備えており、該モータによって後端支持部材33を介して成形部材31を回転させる。
加熱手段40は、ガラス管材料1を誘導加熱によって部分的に加熱するもので、ガラス管材料1を囲繞するように配置したカーボンチューブからなる発熱体41を有している。この発熱体41はヒータ支持台42に固定されている。
【0029】
次に、このガラス管の製造装置を用いて、所望の孔径を有するガラス管(石英パイプ)を製造する方法について説明する。
まず、ガラス管材料1の外径に対する成形部材31の外径比が0.05〜0.8程度となるように、ガラス管材料1および成形部材31を選択する。
【0030】
そして、図3(a)に示すように、出口側基台20に固定された出口側固定部材35に後端支持部材33の先端を固定する。このとき、入口側基台10上の第1の送りテーブル11は、入口側基台10の左端まで移動されている。また、第2の送りテーブル21は、出口側基台20の拡径開始位置に固定されているが、チャック22は開放状態に維持され、チャック22内を後端支持部材33が貫通している。
【0031】
そして、図3(b)に示すように、第1の送りテーブル11に第1のチャック12を介して出発材料としてのガラス管材料1の一端を固定し、先端支持部材32の先端側から、矢印A方向に第1の送りテーブル11を移動していく。そして、第2のチャック22の位置までガラス管材料1の他端が到達すると、ガラス管材料1が水平となるように高さ調整を行い、ダミーパイプ23を介して第2の送りテーブル21上の第2のチャック22に固定する。
このとき、先端支持部材32はガラス管材料1内に挿通される。
【0032】
出口側固定部材35は、後端支持部材33を介して成形部材31の支持方向を3次元的に調整可能なように構成されており、このとき、出口側固定部材35を微調整しながら、ガラス管材料1の中心軸と、先端支持部材32、成形部材31および後端支持部材33の中心軸とが一致するように、支持位置を決定する。
なお、先端支持部材32および後端支持部材33は、中心軸が一致するようにされているものとする。
【0033】
この例では、ガラス管材料1を固定し、このガラス管材料1の中心軸に合わせて成形部材31の位置を調整したが、成形部材31の位置を調整して水平となるように固定し、この後さらにガラス管材料1の拡径開始側端部をダミーパイプ23を介して第2の送りテーブル21のチャック22に装着し、成形部材31とガラス管材料1とが同軸的に保持されるようにガラス管材料1の位置を調整して固定してもよい。
【0034】
そして、加熱手段40をオンにし、ガラス管材料1の先端面中心に成形部材31の当接部31aを当接させ、その当接領域近傍が1600℃となるように加熱する。
そして、モータを駆動し、ガラス管材料1および成形部材31を同軸的にそれぞれ10rpm、7rpmで回転させるとともに、第1および第2の送りテーブル11,21をそれぞれ所望の速度で矢印A方向へ移動させる。その際、ガラス管材料1および成形部材31は同一方向に、それぞれ所定の速度で回転される。
【0035】
このようにして、ガラス管材料1は、第1および第2のチャック12,22を介して回転せしめられつつ、加熱手段40によって加熱されるとともに軟化される。
図2に示したように、ガラス管材料1が変形しうる状態に軟化している部分を軟化領域Sとする。この軟化領域S内で、成形部材31はガラス管材料1の孔に当接する。ガラス管材料1が図2中左から右へ移動するときに、軟化されたガラスが成形部材31によって押し広げられる。こうして、ガラス管材料1の孔は漸次拡径される。
そして、最後にダミーパイプ13,23を取り外し、ガラス管が完成する。
【0036】
軟化領域S内のガラスは、表面張力により縮径し、その一部は先端支持部材32に付着する。軟化領域S外では(図2中では、軟化領域Sの左側)、ガラス管材料1の孔の径は元のままである。軟化領域S内では、成形部材31は上下左右に移動することができる。しかし、軟化領域S外では、先端支持部32はガラス管材料1の孔に規制されてほとんど上下左右には動けない。言いかえると、先端支持部材32は、軟化領域S外で支持されている。つまり、図1において後端支持部材33は出口側固定部材35により支持され、先端支持部材32はガラス管材料1の孔により支持される両持ち構造になっている。
【0037】
かかる方法によれば、成形部材31の先端側は、ガラス管材料1の軟化領域から外れたガラスが軟化していない位置まで存在する先端支持部材32によって、ガラス管材料1の中心軸に垂直な方向にずれないように支持された状態となっているため、成形部材31の中心と出発材料としてのガラス管材料1の中心を高精度に位置合わせすることができる。
【0038】
また拡径中も、先端支持部材32と後端支持部材33とによって両端を実質的に支持された成形部材31は、後端支持部材33の撓みや振動による位置ずれなどもほとんどなく、精度よく位置を保持される。また、成形部材31とガラス管材料1が高精度に位置決めされ同軸的に保持される。このようにして、偏肉のないガラス管を再現性よく得ることが可能となる。また、成形部材31とガラス管材料1を同軸上に保持することにより、孔の形成方向に対して成形部材31の当接位置が高精度に制御されるため、非円率の小さい孔を形成することができる。また偏心率も低減される。
【0039】
なお、前記第1の実施の形態では、成形部材もガラス管材料も両方が回転するようにしたが、いずれか一方でもよいし、また回転しなくてもよい。
また、成形部材の形状についても適宜変更可能である。
【0040】
さらにまた、先端支持部材はガラス管材料の孔の径よりも径が細ければよい。但し、先端支持部材の径とガラス管材料の孔の径との差が小さいほど、成形部材が軸に垂直な方向に動く距離が小さく好ましい。
後端支持部材は成形部材の最大径よりも細ければよい。また、これら先端支持部材及び後端支持部材は、それぞれ1本でなくても、中心がガラス管材料と同軸となるように複数本で構成されていてもよい。その場合は複数本で位置決めすることができ、位置決めが容易となる。
例えば夫々の中心が正三角形をなすように位置せしめられた3本の先端支持部材を用いるようにすれば、より容易に位置決めが可能となる。またこれら支持部材としては中実部材のみならず、中空部材を用いても良い。
【0041】
なお、ダミーパイプの内径を目的とするガラス管の孔径にほぼ等しくすれば、ガラス管材料とダミーパイプとが同心になるようにすることで、成形部材を挿通するときに、成形部材の中心軸とガラス管材料の中心軸とを一致させることが容易となり、偏心率を小さくすることがさらに容易となる。
加えて、出発材料であるガラス管材料は、上記方法以外の方法で形成されたものであってもよい。
【0042】
(第2の実施の形態)
また、前記第1の実施の形態では、成形部材31の両側に後端支持部材33と先端支持部材32とが一体的に成形されたものを用いたが、本第2の実施の形態では、図4に断面拡大図を示すように、成形部材31と先端支持部材32Sとが着脱可能に形成されたものを用いてもよい。すなわち、成形部材31の当接部31aに形成された螺子穴37に先端支持部材32Sの先端に突出して形成された螺子部38を螺合するように構成してもよい。
【0043】
(第3の実施の形態)
図5は本発明の第3の実施の形態に係るガラス管の製造方法を実施するための装置を概念的に示しており、図6はその要部拡大図である。尚、上記第1の実施の形態に係るガラス管の製造装置と略同様の構成部材については、同符号を付して詳細な説明を省略する。
【0044】
本発明の第3の実施の形態の方法は、出発材料としてのガラス管材料1の孔に先端支持部材52を挿通して、この先端支持部材52の左端を入口側固定部材36で支持した状態すなわち両持ち状態で、このガラス管材料1を加熱し、孔の径を拡大しながら、このガラス管材料1と成形部材51とを相対的に移動させることにより、所望の孔径のガラス管を形成するものである。
【0045】
第3の実施の形態に係るガラス管の製造装置では、図6に要部拡大図を示すように、ガラス管材料1を加熱手段40で順次加熱し、軟化された領域に、成形部材51を押し当てることによって、ガラス管材料1の内径を拡大するものである。
この成形部材51は、ガラス管材料1の開口縁に当接して孔を拡大する円錐台状の当接部51aを備えており、この成形部材51の先端中心を支持し、出発部材としてのガラス管材料1の孔径よりも径が細く形成された先端支持部材52と、他端側を支持する後端支持部材53とを具備している。そして、ガラス管材料1を10rpmで回転するとともに、成形部材51を先端支持部材52および後端支持部材53とともに、これと同じ方向に回転数7rpmで回転しつつ孔の拡径を行う。
【0046】
そして、この製造装置では、入口側基台10と、出口側基台20と、これらの間に位置して発熱体41を支持するヒータ支持台42を具備した加熱手段40と、入口側基台10及び出口側基台20上に配置された搬送手段及びガラス管支持部を具備した駆動手段と、を備えている。この先端支持部材52および後端支持部材53の先端は、それぞれ回転可能に入口側固定部材36および出口側固定部材35に固定されている。また、これら入口側固定部材36および出口側固定部材35は、回転可能に入口側基台10および出口側基台20に固定されている。
【0047】
これら入口側固定部材36および出口側固定部材35は、モータ(図示せず)を備えており、該モータによって先端支持部材52および後端支持部材53を介して成形部材31を回転させる。
【0048】
次に、このガラス管の製造装置を用いて、所望の孔径を有するガラス管を製造する方法について説明する。
まず、ガラス管材料1の外径に対する成形部材51の外径比が0.05〜0.8程度となるように、ガラス管材料1および成形部材51を選択する。
【0049】
そして図7(a)に示すように、出口側基台20に固定された出口側固定部材35に後端支持部材53の先端を固定する。このとき、入口側基台10上の第1の送りテーブル11および入口側固定部材36は、入口側基台10の端まで移動されている。また、第2の送りテーブル21は、出口側基台20の拡径開始位置に固定されているが、チャック22は開放状態に維持され、チャック22内を後端支持部材53が貫通している。
【0050】
そして図7(b)に示すように、第1の送りテーブル11に第1のチャック12を介して出発材料としてのガラス管材料1の一端を固定し、先端支持部材52の先端側から、矢印A方向に第1の送りテーブル11を移動していく。そして、第2のチャック22の位置までガラス管材料1の他端22が到達すると、ガラス管材料1が水平となるように高さ調整を行い、ダミーパイプ23を介して第2の送りテーブル21上の第2のチャック22に固定する。
【0051】
このとき、先端支持部材52はガラス管材料1内を貫通していく。そして、入口側固定部材36を先端支持部材52の先端まで移動して、ガラス管材料1の中心軸と先端支持部材52および後端支持部材53の中心軸とが一致するように、先端支持部材52の先端位置を調整し、入口側固定部材36で固定する。
【0052】
入口側固定部材36は、先端支持部材52を介して成形部材51の支持方向を3次元的に調整可能なように構成されており、このとき、入口側固定部材36を微調整しながら、ガラス管材料1と、先端支持部材52および後端支持部材53の中心軸とが一致するように、位置を決定する。
なお、成形部材51、先端支持部材52および後端支持部材53は、中心軸が一致するように高精度に位置決めされて相互が固定されているものとする。
【0053】
この例では、ガラス管材料1を固定し、このガラス管材料1の中心軸に合わせて成形部材51の位置を調整したが、成形部材51の位置を調整して水平となるように固定し、この後さらにガラス管材料1の拡径開始側端部をダミーパイプ23を介して第2の送りテーブル21のチャック22に装着し、成形部材51とガラス管材料1とが同軸的に保持されるようにガラス管材料1の位置を調整して固定してもよい。
【0054】
そして、加熱手段40をオンにし、ガラス管材料1の先端面中心に成形部材51の当接部51aを当接させ、その当接領域近傍が1600℃となるように加熱する。
【0055】
そして、モータを駆動し、ガラス管材料1および成形部材51を同軸的にそれぞれ10rpm、7rpmで回転させるとともに、第1および第2の送りテーブル11,21をそれぞれ所望の速度で矢印A方向へ移動させる。その際、ガラス管材料1および成形部材51は同一方向に、それぞれ所定の速度で回転される。
【0056】
このようにして、ガラス管材料1は、第1および第2のチャック12,22を介
して回転せしめられつつ、加熱手段40によって加熱されるとともに軟化され、図6に示したように、成形部材51の当接部51aによって漸次拡径される。
そして、最後にダミーパイプ13,23を取り外し、ガラス管が完成する。
【0057】
かかる方法によれば、成形部材51の先端側でも、先端支持部材52を介して入口側固定部材36によって支持されたいわゆる両持ち状態となっているため、成形部材51がガラス管材料1の中心軸に垂直な方向にずれないように支持されるので、成形部材51の中心と出発材料としてのガラス管材料1の中心を高精度に位置合わせすることができる。
【0058】
また拡径中も、先端支持部材52と後端支持部材53とによって両端を直接支持された成形部材51は、先端支持部材52及び後端支持部材53の撓みや振動による位置ずれなどもほとんどなく、精度よく位置を保持される。また、成形部材51とガラス管材料1が高精度に位置決めされ同軸的に保持される。このようにして、偏肉のないガラス管を再現性よく得ることが可能となる。また、成形部材51とガラス管材料1を同軸上に保持することにより、孔の形成方向に対して成形部材51の当接位置が高精度に制御されるため、非円率の小さい孔を形成することができる。また偏心率も低減される。
【0059】
なお、前記第3の実施の形態では、成形部材もガラス管材料も両方が回転するようにしたが、いずれか一方でもよいし、また回転しなくてもよい。
また、成形部材の形状についても適宜変更可能である。
【0060】
さらにまた、先端支持部材はガラス管材料の孔の径よりも径が細ければよく、後端支持部材は成形部材の最大径よりも細ければよい。また、これら先端支持部材及び後端支持部材は、それぞれ1本でなくても、中心がガラス管材料と同軸となるように複数本で構成されていてもよい。その場合は複数本で位置決めすることができ、位置決めが容易となる。
例えば夫々の中心が正三角形をなすように位置せしめられた3本の先端支持部材を用いるようにすれば、より容易に位置決めが可能となる。またこれら支持部材としてはロッド状の中実部材のみならず、パイプ状の中空部材を用いても良い。
【0061】
さらにまた、前記第3の実施の形態では、成形部材の先端側をロッド状の先端支持部材で支持したが、成形部材の先端面に穴を形成しておき、この穴に糸状の引張支持具を取付け、成形部材の先端側の位置規制をおこなうようにしてもよい。
【0062】
なお、ダミーパイプの内径を目的とするガラス管の孔径にほぼ等しくすれば、ガラス管材料とダミーパイプとが同心になるようにすることで、成形部材を挿通するときに、成形部材の中心軸とガラス管材料の中心軸とを一致させることが容易となり、偏心率を小さくすることがさらに容易となる。
加えて、出発材料であるガラス管材料は、上記方法以外の方法で形成されたものであってもよい。
【0063】
(第4の実施の形態)
また、前記第3の実施の形態では、成形部材51の両側に後端支持部材53と先端支持部材52とが一体的に成形されたものを用いたが、本第4の実施の形態では、図8に断面拡大図を示すように、成形部材51と先端支持部材52Sとが着脱可能に形成されたものを用いてもよい。すなわち、成形部材51の当接部51aに形成された螺子穴57に先端支持部材52Sの先端に突出して形成された螺子部58を螺合するように構成してもよい。
【0064】
この場合は、ガラス管材料1を第1のチャック12および第2のチャック22に装着後、先端支持部材52Sの螺子部58をガラス管材料1の孔に挿通し、成形部材51の螺子穴57に螺合させることができ、駆動手段へのガラス管材料1の装着が容易となる。
【0065】
(第5の実施の形態)
前記第3の実施の形態では、成形部材51の先端側を支持する先端支持部材52の先端は入口側固定部材36で固定されているが、図9および図10に示すように、ガラス管材料1を支持する第1の送りテーブル11に設けられた摺動部材14を備えたガイド穴15で軸方向に垂直な方向にのみ位置規制するようにしてもよい。成形部材51を回転する場合は、出口側固定部材35のみに回転力を付与するようにする。先端支持部材52は出口側固定部材35の回転に伴い、摺動部材14と接しつつ回転する。
かかる構成によれば、先端支持部材52を支持するための固定部材を別に設ける必要がなくなるため、部材が少なくてすみ、構成が簡略化される。
【0066】
(第6の実施の形態)
前記第1乃至5の実施の形態では、ガラス管材料1の内側から拡径するのみであるが、図11に示すようにガラス管材料1の外径を規制するように軟化領域内に成型冶具43を設けても良い。本第6の実施の形態では、成型冶具43は加熱手段の発熱体41の内側に取付けられている。成型冶具としては、所望の間隔を持つように平行に配設された平板、断面円形の穴を有するダイス、ガラス管の形状に合わせた断面円弧の溝が付された板などが適用可能である。
【0067】
本第6の実施の形態によれば、特にガラス管材料1の外径寸法の制御がなされることにより、偏肉がなくかつ偏心のない孔をもつガラス管を形成することが可能となる。
特に、加熱温度が1800℃を越える場合には、ガラス管が柔らかくなり孔径拡大時に外径寸法が変動し易いため、上述したように成形冶具を用いることによって、外径を規制しながら拡径を行うことにより、より確実にガラス管の形状を維持することができる。1800℃を越えない場合は、必ずしも成型冶具を用いる必要はない。
【0068】
なお、上記した各実施の形態における製造装置は、本発明に係るガラス管の製造方法を実施するための製造装置の一例であって、ガラス管の製造装置としては、他の構造のものを使用してもよいことはいうまでもない。
【0069】
さらにまた、ガラス管材料の中心に孔を拡径して形成する場合に限定されることなく、応力保持部材を挿入して偏波保持ファイバを形成するための孔を拡径する場合など、ガラス管材料の中心以外の位置に孔を形成する場合にも適用可能である。この場合、ガラス管内に形成しようとする目的の孔の中心軸と成形部材の中心軸とが一致するように位置決めを行い、成形部材を両端で保持し、形成すべき孔の中心を回転軸として、ガラス管材料または成形部材を回転するようにすればよい。
【0070】
又、上述した各成形部材には、カーボンを用いるのが望ましい。あるいは、シリコンカーバイド(SiC)、ボロンナイトライド(BN)、アルミナで構成されたものあるいは表面がこれらの材料で被覆されたものでもよい。また、成形部材の当接部は直接ガラスと接触するため、その表面を高純度化処理した材料を用いるのが望ましい。
【0071】
ここで、ガラス管材料を拡径する成形工程においては、ガラス管を回転してもよいし、成形部材を回転してもよいし、また両方を回転してもよい。また、回転方向は相対的に同じ向きでもよいし、逆向きでもよい。上記成型冶具として平板を用いる場合には、ガラス管材料を回転しながら成形を行うのが好ましい。
【0072】
更に、本発明における軟化領域とは、必ずしもガラスの軟化点以下となっている領域に限定されるものではなく、成形に際してガラス管材料が、変形しうる状態に軟化していればよい。
【0073】
(実施例1)
VAD法により得られた円柱状のシリカガラス母材に穴開加工を行って得た外径70mmφ、内径15mmφのガラス管の両端に把持用のダミーパイプ(外径70mmφ、内径45mmφ)13,23を溶融接続したものを用意し、これを前記第3の実施の形態に示したガラス管製造装置にセットした(図5参照)。
ここでは、開孔部径が35mmφの成形部材51を使用した。
【0074】
そして、加熱手段40をオンにし、ガラス管材料1の片方の先端面中心に成形部材51の当接部51aを当接させ、その当接領域近傍が1600℃となるように加熱する。
そして、片端から成形部材51を挿入し、逆端から順次形成されたガラス管材料を引き抜きながら、孔の拡径を行い、外径75mmφ、内径35mmφのガラス管を形成した。
【0075】
この方法により10本のガラス管を作成した。このガラス管の肉厚分布を超音波測定器により周方向と長手方向とで測定し、その標準偏差を算出し、10本製造時における平均値を求めた。
その結果、標準偏差の平均値σは0.10mmであった。
【0076】
(実施例2)
この例では図11に示したように、前記第6の実施の形態に示した70mmの間隔で平行に配置した2枚の炭素板からなる成型冶具43を、外径寸法の制御用として用いたことを特徴とするものである。即ち、成型冶具43を加熱手段40の発熱体41の内壁に装着した装置を用いるほかは、前記実施例1と同様である。
【0077】
孔の拡径を行い10本のガラス管を作成した。このガラス管の肉厚分布を超音波測定器により周方向と長手方向とで測定し、その標準偏差を算出し、10本製造時における平均値を求めた。
その結果、標準偏差の平均値σは0.08mmであった。
【0078】
(比較例)
比較のために図12に示した、片持ち方式の従来例の穿孔部材130を用いた装置を用いて、同様に孔の拡径を行い、外径75mmφ、内径35mmφのガラス管を形成した。
【0079】
このガラス管の肉厚分布を超音波測定器により周方向と長手方向とで測定し、その標準偏差を算出し、10本製造時における平均値を求めた。
その結果、標準偏差の平均値σは0.50mmであった。
【0080】
この実施例1と比較例との比較から、両持ち状態で拡径した場合の肉厚のばらつきは80%も低減されたことがわかる。
また実施例2と比較例との比較から、成型冶具43によって外径寸法を制御しながら、両持ち方式で拡径した場合の肉厚のばらつきは84%も低減されたことがわかる。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のガラス管の製造方法およびこれに用いられるガラス管の製造装置によれば、孔の偏心は低減され、高品質のガラス管を安定して得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のガラス管の製造装置を示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態のガラス管の製造装置の要部拡大図を示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態のガラス管の製造装置を示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態の成形部材を示す図。
【図5】本発明の第3の実施の形態のガラス管の製造装置を示す図。
【図6】本発明の第3の実施の形態のガラス管の製造装置の要部拡大図を示す図。
【図7】本発明の第3の実施の形態のガラス管の製造装置を示す図。
【図8】本発明の第4の実施の形態の拡径部材を示す図。
【図9】本発明の第5の実施の形態のガラス管の製造装置を示す図。
【図10】本発明の第5の実施の形態のガラス管の製造装置の左側面を示す図。
【図11】本発明の第6の実施の形態のガラス管の製造装置の要部を示す図。
【図12】従来例のガラス管の製造装置を示す図。
【符号の説明】
1 ガラス管材料
10 入口側基台
11 第1の送りテーブル
12 チャック
13 ダミーパイプ
20 出口側基台
21 第2の送りテーブル
22 チャック
23 ダミーパイプ
31 成形部材
32 先端支持部材
33 後端支持部材
35 出口側固定部材
36 入口側固定部材
40 加熱手段
41 発熱体
42 ヒータ支持台
43 成型冶具

Claims (6)

  1. 出発材料であるガラス管材料を加熱し、前記ガラス管材料に軟化領域を形成し、前記軟化領域に含まれる前記ガラス管材料の孔に成形部材を当接せしめるとともに、前記成形部材が移動していく側の前記成形部材の端を前記成形部材の先端としたときに、前記成形部材の先端に設けられる先端支持部材が前記軟化領域から外れた位置まで存在することを特徴とするガラス管の製造方法。
  2. 前記軟化領域のガラス管材料を外側から規制しつつ、前記ガラス管材料の内径を所望のサイズに成形することを特徴とする請求項1に記載のガラス管の製造方法。
  3. 前記成形部材または前記ガラス管材料を回転しながら前記ガラス管材料の内径を所望のサイズに成形することを特徴とする請求項1又は2に記載のガラス管の製造方法。
  4. 前記成形部材の前記孔との当接部の中心軸が、形成しようとする目的の孔の中心軸とほぼ同軸上に位置するように、前記ガラス管材料に対する前記成形部材の前記中心軸に垂直な方向の位置を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のガラス管の製造方法。
  5. 出発材料としてのガラス管材料を加熱し、前記ガラス管材料の一部に軟化領域を形成する加熱手段と、
    前記ガラス管材料の孔に挿通して前記軟化領域に位置する前記孔を所望のサイズに成形する成形部材と、
    前記成形部材の両端を支持した状態で、前記ガラス管材料と前記成形部材とを相対的に移動させる駆動手段と、
    前記ガラス管材料の外側から当該ガラス管材料の外径を規制する成型冶具と、を含み、
    前記成形部材が前記ガラス管材料に対して相対的に移動する方向の前記成形部材の端を前記成形部材の先端としたときに、前記ガラス管材料の孔の径よりも径が細い先端支持部材が前記成形部材の先端に設けられると共に、前記成形部材の前記先端支持部材が設けられる側と反対側の端に後端支持部材が設けられることを特徴とするガラス管の製造装置。
  6. 前記駆動手段は、前記ガラス管材料が前記先端支持部材に対してほぼ同軸上に位置するように前記ガラス管材料の両端を回転自在に支持するガラス管支持部と、前記成形部材に対して所定の速度で前記ガラス管材料をその軸方向に搬送する搬送手段と、を具備したことを特徴とする請求項5に記載のガラス管の製造装置。
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