JP4397782B2 - 全反射減衰を利用した測定システム - Google Patents
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光ビームを発生する光源と、
前記光ビームに対して透明な誘電体ブロック、およびこの誘電体ブロックの一面に形成されて試料に接触させられる薄膜層を備えてなる測定チップと、
前記光ビームを、前記誘電体ブロックと前記薄膜層との界面で該光ビームが全反射するように、この光ビームを前記誘電体ブロックに対して入射させる光ビーム入射光学系と、
前記界面で全反射した光ビーム中の暗線位置を測定する暗線位置測定手段とを備えた全反射減衰を利用した測定システムにおいて、
前記暗線位置の変化が必ず生じることが既知である複数の基準試料および/または必ず生じないことが既知である複数の基準試料と、測定対象の試料とを含む複数の試料について一連の暗線位置測定がなされたとき、前記複数の基準試料の暗線位置測定に関する特性値のバラツキを算出する演算手段と、
算出された前記特性値のバラツキを表示する表示手段とが設けられた、全反射減衰を利用した測定システムであって、
前記演算手段が、結合速度定数(ka)、解離速度定数(kd)、解離定数(KD)、および最大結合量(Rmax)のうちの少なくとも1つを前記特性値として、そのバラツキを算出するものであることを特徴とするものである。
前記暗線位置の変化が必ず生じることが既知である複数の基準試料および/または必ず生じないことが既知である複数の基準試料と、測定対象の試料とを含む複数の試料について一連の暗線位置測定がなされたとき、前記複数の基準試料の暗線位置測定に関する特性値のバラツキを算出する演算手段と、
算出された前記特性値のバラツキを所定の閾値と比較し、その比較結果に基づいて前記一連の測定の良否を判定する手段と、
この判定結果を表示する表示手段とが設けられた、全反射減衰を利用した測定システムであって、
前記演算手段が、結合速度定数(ka)、解離速度定数(kd)、解離定数(KD)、および最大結合量(Rmax)のうちの少なくとも1つを前記特性値として、そのバラツキを算出するものであることを特徴とするものである。
前記暗線位置の変化が必ず生じることが既知である複数の基準試料および/または必ず生じないことが既知である複数の基準試料と、測定対象の試料とを含む複数の試料について一連の暗線位置測定がなされたとき、前記複数の基準試料の暗線位置測定に関する特性値のバラツキを算出する演算手段と、
算出された前記特性値のバラツキを表示する表示手段とが設けられた、全反射減衰を利用した測定システムであって、
測定チップとして、前記薄膜層の上にさらに、特定物質と結合するセンシング物質が固定されたものが用いられるとともに、
このセンシング物質の固定量を求める手段が設けられ、
前記演算手段が、前記センシング物質の固定量が所定値未満あるいは所定値以上である測定チップから得られた特性値については、前記バラツキを算出する上で除外するように構成されていることを特徴とするものである。
前記暗線位置の変化が必ず生じることが既知である複数の基準試料および/または必ず生じないことが既知である複数の基準試料と、測定対象の試料とを含む複数の試料について一連の暗線位置測定がなされたとき、前記複数の基準試料の暗線位置測定に関する特性値のバラツキを算出する演算手段と、
算出された前記特性値のバラツキを所定の閾値と比較し、その比較結果に基づいて前記一連の測定の良否を判定する手段と、
この判定結果を表示する表示手段とが設けられた、全反射減衰を利用した測定システムであって、
測定チップとして、前記薄膜層の上にさらに、特定物質と結合するセンシング物質が固定されたものが用いられるとともに、
このセンシング物質の固定量を求める手段が設けられ、
前記演算手段が、上記センシング物質の固定量が所定値未満あるいは所定値以上である測定チップから得られた特性値については、前記バラツキを算出する上で除外するように構成されていることを特徴とするものである。
10 誘電体ブロック
11 試料液
13 光ビーム
14 レーザ光源
15 入射光学系
16 コリメータレンズ
17 光検出器
20 信号処理部
21 表示手段
29 暗線位置測定部
30 センシング物質
80 チップ連結ユニット
101 表面プラズモン測定装置
101A、101B、101C… 測定ユニット
Claims (4)
- 光ビームを発生する光源と、
前記光ビームに対して透明な誘電体ブロック、およびこの誘電体ブロックの一面に形成されて試料に接触させられる薄膜層を備えてなる測定チップと、
前記光ビームを、前記誘電体ブロックと前記薄膜層との界面で該光ビームが全反射するように、この光ビームを前記誘電体ブロックに対して入射させる光ビーム入射光学系と、
前記界面で全反射した光ビーム中の暗線位置を測定する暗線位置測定手段とを備えた全反射減衰を利用した測定システムにおいて、
前記暗線位置の変化が必ず生じることが既知である複数の基準試料および/または必ず生じないことが既知である複数の基準試料と、測定対象の試料とを含む複数の試料について一連の暗線位置測定がなされたとき、前記複数の基準試料の暗線位置測定に関する特性値のバラツキを算出する演算手段と、
算出された前記特性値のバラツキを表示する表示手段とが設けられた、全反射減衰を利用した測定システムであって、
前記演算手段が、結合速度定数(ka)、解離速度定数(kd)、解離定数(KD)、および最大結合量(Rmax)のうちの少なくとも1つを前記特性値として、そのバラツキを算出するものであることを特徴とする全反射減衰を利用した測定システム。 - 光ビームを発生する光源と、
前記光ビームに対して透明な誘電体ブロック、およびこの誘電体ブロックの一面に形成されて試料に接触させられる薄膜層を備えてなる測定チップと、
前記光ビームを、前記誘電体ブロックと前記薄膜層との界面で該光ビームが全反射するように、この光ビームを前記誘電体ブロックに対して入射させる光ビーム入射光学系と、
前記界面で全反射した光ビーム中の暗線位置を測定する暗線位置測定手段とを備えた全反射減衰を利用した測定システムにおいて、
前記暗線位置の変化が必ず生じることが既知である複数の基準試料および/または必ず生じないことが既知である複数の基準試料と、測定対象の試料とを含む複数の試料について一連の暗線位置測定がなされたとき、前記複数の基準試料の暗線位置測定に関する特性値のバラツキを算出する演算手段と、
算出された前記特性値のバラツキを所定の閾値と比較し、その比較結果に基づいて前記一連の測定の良否を判定する手段と、
この判定結果を表示する表示手段とが設けられた、全反射減衰を利用した測定システムであって、
前記演算手段が、結合速度定数(ka)、解離速度定数(kd)、解離定数(KD)、および最大結合量(Rmax)のうちの少なくとも1つを前記特性値として、そのバラツキを算出するものであることを特徴とする全反射減衰を利用した測定システム。 - 光ビームを発生する光源と、
前記光ビームに対して透明な誘電体ブロック、およびこの誘電体ブロックの一面に形成されて試料に接触させられる薄膜層を備えてなる測定チップと、
前記光ビームを、前記誘電体ブロックと前記薄膜層との界面で該光ビームが全反射するように、この光ビームを前記誘電体ブロックに対して入射させる光ビーム入射光学系と、
前記界面で全反射した光ビーム中の暗線位置を測定する暗線位置測定手段とを備えた全反射減衰を利用した測定システムにおいて、
前記暗線位置の変化が必ず生じることが既知である複数の基準試料および/または必ず生じないことが既知である複数の基準試料と、測定対象の試料とを含む複数の試料について一連の暗線位置測定がなされたとき、前記複数の基準試料の暗線位置測定に関する特性値のバラツキを算出する演算手段と、
算出された前記特性値のバラツキを表示する表示手段とが設けられた測定システムであって、
測定チップとして、前記薄膜層の上にさらに、特定物質と結合するセンシング物質が固定されたものが用いられるとともに、
このセンシング物質の固定量を求める手段が設けられ、
前記演算手段が、前記センシング物質の固定量が所定値未満あるいは所定値以上である測定チップから得られた特性値については、前記バラツキを算出する上で除外するように構成されていることを特徴とする全反射減衰を利用した測定システム。 - 光ビームを発生する光源と、
前記光ビームに対して透明な誘電体ブロック、およびこの誘電体ブロックの一面に形成されて試料に接触させられる薄膜層を備えてなる測定チップと、
前記光ビームを、前記誘電体ブロックと前記薄膜層との界面で該光ビームが全反射するように、この光ビームを前記誘電体ブロックに対して入射させる光ビーム入射光学系と、
前記界面で全反射した光ビーム中の暗線位置を測定する暗線位置測定手段とを備えた全反射減衰を利用した測定システムにおいて、
前記暗線位置の変化が必ず生じることが既知である複数の基準試料および/または必ず生じないことが既知である複数の基準試料と、測定対象の試料とを含む複数の試料について一連の暗線位置測定がなされたとき、前記複数の基準試料の暗線位置測定に関する特性値のバラツキを算出する演算手段と、
算出された前記特性値のバラツキを所定の閾値と比較し、その比較結果に基づいて前記一連の測定の良否を判定する手段と、
この判定結果を表示する表示手段とが設けられた、全反射減衰を利用した測定システムであって、
測定チップとして、前記薄膜層の上にさらに、特定物質と結合するセンシング物質が固定されたものが用いられるとともに、
このセンシング物質の固定量を求める手段が設けられ、
前記演算手段が、前記センシング物質の固定量が所定値未満あるいは所定値以上である測定チップから得られた特性値については、前記バラツキを算出する上で除外するように構成されていることを特徴とする全反射減衰を利用した測定システム。
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