JP4397151B2 - 玉磨き揚送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機から外れ玉として排除され、回収用搬送装置により回収位置まで搬送されてきたパチンコ玉を無端ベルトと研磨布により磨きながらリサイクル補給用の上部タンクまで揚送する玉磨き揚送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は一般的な玉磨き揚送装置の概略的な縦断面図、図4は上記従来の玉磨き揚送装置の搬送ベルト5と扉6の部分の横断面図、図5は図4のB−B線断面図である。
玉磨き揚送装置は、図3に示すように、フレーム1に上下のプーリ2,3及び中間のテンションプーリ4a,4b,4cにより無端ベルトで構成される搬送ベルト5を緊張状態に張設するとともに、図4に示すように、そのフレーム1に搬送ベルト5の上昇側においてヒンジ及びロック(図示省略)により開閉自在に取付けられた扉6の内面にレール体7を介して研磨布8を支持し、レール体7に形成されている溝9に沿って研磨布8に複数条の玉案内溝10を形成してあり、扉6を所定位置に閉じてロックした時は、回収位置まで回収されたパチンコ玉Pが、シュータ11を介して搬送ベルト5の下端部付近に設けてある玉取込み口から、所定方向に回転されている搬送ベルト5と研磨布8の間を、各玉案内溝10に沿って1列ずつ回転されながら揚送され、搬送ベルト5の上端部からダクト12を介して図外の上部タンクに排出されるように構成されている。図3において、13は駆動プーリ3を回転させるモータである。
【0003】
従来装置におけるレール体7は、図4及び図5に示すように、研磨布8を支持する側と反対側の面を直接に扉6の正面板6aの裏面に接着剤又は溶着等14により貼付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の扉は、上記のような構造であるため、例えば、レール体7がパチンコ玉の激突により一部破損を生じたり摩耗したりした場合には、レール体のみを交換することができないので、扉全体で交換し又は廃棄していた。従って、経済性に問題があった。
また、レール体7が単に扉6に接着などにより固定されていたので、とくに上下の扉のレール体の繋ぎ目においては、下側の扉のレール体の玉案内溝から上側の扉のレール体の玉案内溝に移動する際にレール体にパチンコ玉Pから加わることがある力によりレール体7が扉6から浮き上がることがあり、従って、パチンコ玉の円滑な上昇が妨げられ、搬送ベルト5と研磨布8の間にジャムする恐れがあった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その課題は、扉が上下に分割されている場合に、レール体にパチンコ玉から加わることがある力によりレール体が扉から浮き上がることを防止し、かつ、レール体に一部破損や摩耗を生じた場合に、低コストで簡単にメンテナンスができるようにした玉磨き揚送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決する手段】
上記課題を解決するため、本発明は、モータにより所定方向に回転される搬送ベルトを支持するフレームに対して開閉自在に取付けられた上下の扉を有し、前記各扉は、閉められた状態で前記搬送ベルトの上昇面に近接されて、その搬送ベルトとの間でパチンコ玉を回転させながら磨く研磨布を保持するとともに、前記研磨布にパチンコ玉案内溝を形成する複数条の溝を備えたレール体を有する玉磨き揚送装置において、前記レール体の下端部に形成した係合溝に取付板の下端部に設けた係止金具を係合した状態で、前記レール体を前記取付板に貼付け、前記各取付板を前記各扉に固着手段により着脱自在に固着したことを特徴としている。
上記構成により、とくに扉が上下に分割されている場合に、各レール体の下端部にパチンコ玉が押圧力を加えることがあっても、レール体の浮き上がりが防止される。そして、いずれかのレール体が破損等した場合は、当該扉から研磨布を取外し、固着手段を操作して、取付板を扉から取外して、取付板とレール体のみを交換することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る玉磨き揚送装置の搬送ベルトと扉の部分の横断面図、図2は図1のA−A線断面図である。図4の従来装置の構成部材と同一の部材に対しては同一の符号を用いる。
図1において、本発明に係る玉磨き揚送装置においては、レール体7は、薄平板状の取付板15にレール体7を接着剤により又は溶着などにより貼付けてある。取付板15は、扉6の高さと等しい高さを有し、レール体7の幅方向両端部から外側に延出され、その延出部分に上下方向に任意の間隔をもった位置に孔が設けてある。
扉6の正面壁6aにも、取付板の孔と合致する位置に孔が設けてある。そして、取付板15を扉6の正面壁6aの内面に当接し、整合された孔にねじ16をねじ込んで、又はボルトナット等の分離可能な固着手段により固着することにより、レール体7が扉6に固定されている。
【0008】
好ましい実施の形態においては、図2に示すように、レール体の下端部にL型の係合溝17を形成するとともに、取付板15の下端部にL型の係止金具18を固着しておき、レール体7を扉6に固着する際に係止金具18を係合溝17に係合することにより、レール体7の下端部にパチンコ玉Pが押圧力を加えることがあっても、レール体7がそれによって浮き上がることが有効に防止されている。
【0009】
上記のような構成とすることにより、搬送ベルト5とパチンコ玉Pの共同作用によりレール体7に加えられる力によりレール体7に損傷又は摩耗などが生じた場合は、固着手段(16)を操作して、容易にレール体7を扉6から分離することができる。従って、レール体7のみの交換を行うことができ、扉は継続して使用可能である。
【0010】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、とくに上下の扉のレール体の繋ぎ目においてレール体の下端部にパチンコ玉が押圧力を加えることがあっても、レール体の浮き上がりが防止される。従って、パチンコ玉は円滑に上昇され、搬送ベルトと研磨布の間にジャムする虞がなくなった。そして、研磨布を担持するレール体を取付板に貼付け、その取付板を扉に固着手段により分離可能に組付けたので、レール体のみの交換が可能であり、経済性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る玉磨き揚送装置の搬送ベルトと扉の部分の横断面図。
【図2】 図1のA−A線断面図。
【図3】 一般的な玉磨き揚送装置の概略的な縦断面図。
【図4】 同玉磨き揚送装置の搬送ベルトと扉の部分の横断面図。
【図5】 図4のC−C線断面図。
【符号の説明】
5 搬送ベルト
6 扉
7 レール体
8 研磨布
10 玉案内溝
15 取付板
16 固着手段
Claims (1)
- モータにより所定方向に回転される搬送ベルトを支持するフレームに対して開閉自在に取付けられた上下の扉を有し、前記各扉は、閉められた状態で前記搬送ベルトの上昇面に近接されて、その搬送ベルトとの間でパチンコ玉を回転させながら磨く研磨布を保持するとともに、前記研磨布にパチンコ玉案内溝を形成する複数条の溝を備えたレール体を有する玉磨き揚送装置において、
前記レール体の下端部に形成した係合溝に取付板の下端部に設けた係止金具を係合した状態で、前記レール体を前記取付板に貼付け、前記各取付板を前記各扉に固着手段により着脱自在に固着したことを特徴とする玉磨き揚送装置。
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- 2002-08-12 JP JP2002234602A patent/JP4397151B2/ja not_active Expired - Fee Related
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