JP4396609B2 - 主軸ピックアップ旋盤 - Google Patents
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Description
ワーク置き台は一つであるため、主軸がワーク置き台に完成品を排出した後、ワーク置き台への素材の搬入を行い、この素材を主軸が把持するという一連の動作が必要であり、ワーク置き台に対する素材と完成品との入替え時間がサイクルタイムに加算されることになる。これによっても、ワーク加工のサイクルタイムが長くなる。
しかし、上記主軸ピックアップ旋盤の場合、ワーク搬入装置101およびワーク搬出装置102は、ワーク載置台103を90°旋回させるだけで、ワーク載置台103を加工領域Rの内外に切り換えるようになっているため、加工領域Rの外にあるときのワーク載置台103の位置が旋盤本体に近く、作業者によるワークのセッティングおよび取り外し作業がやりにくいという問題があった。
この発明の他の目的は、ワークの流れが一方向になる加工ラインの構築に適した構造とすることである。
この発明のさらに他の目的は、ワーク搬入装置およびワーク搬出装置を機体カバー内に収めることができて、全体をすっきりとした外観でコンパクトな構成のものとすることである。
左右に振り分けて配置されていると、ワークの流れが一方向になる加工ラインの構築に適した構造となる。
この構成の場合、ワーク搬入装置およびワーク搬出装置が機体カバーの幅内に収められるため、全体をすっきりとした外観でコンパクトな構成とすることができる。機体カバーの左右端から中央側に向かう凹部を設け、加工領域とこの凹部との間でワーク載置台を出入りさせるため、ワーク載置台が加工領域外にあるときでも、機体カバーの両側にワーク載置台が飛び出すことがなく、ワーク搬入装置およびワーク搬出装置を常に機体カバーの幅内に収められる。また、ワーク載置台を前記凹部から前方へ移動させられるため、その前方へ移動させた位置でワーク載置台へのワークのセッティングまたは取り外しを行うことができ、ワークの搬入搬出作業性を向上させることができる。
前記ワーク搬入装置およびワーク搬出装置を、前記加工領域を挟んで左右に振り分けて配置したため、ワークの流れが一方向になる加工ラインの構築に適した構造の旋盤となる。
前記加工領域を覆う略直方体の機体カバーを設け、この機体カバーの左右端から中央側に向かう凹部を設け、前記ワーク搬入装置およびワーク搬出装置は前記機体カバーの左右幅内に収められ、前記内外載置台位置切換機構により、ワーク載置台が前記凹部内に出入り可能であり、かつ前記前後載置台位置切換機構により、ワーク載置台が前記凹部から前方へ出るように移動を可能としたため、機体カバーの両側にワーク載置台が飛び出すことなく、全体をすっきりとした外観でコンパクトな構成とすることができ、またワークの搬入搬出作業性を向上させることができる。
この工作機械本体2は、固定の工具支持手段7の工具に対して、主軸チャック6が上下左右に移動することで、旋削等の切削加工を行うものである。このため、主軸移動手段8およびその配線、配管系等が、加工領域Rに対して仕切られる加工機器設置領域Sに配置される加工機器10を構成する。
前記ガイド孔33は上部側の径が大きい段付きの孔で、その大径部33aの段面と上プレート35の下面との間に、前記昇降ガイド34の外周に遊嵌させた前記圧縮バネ37が設けられている。この圧縮バネ37は、主軸装置が下降してワーク載置台25のワークをピックアップする際に、主軸装置の下降に抗してワークを主軸装置に押し付けると共に、主軸装置が上昇した際にはワーク載置台25を水平に保持する弾性手段となっている。
また、ベース部材30の下面には、前記中心O3と同心円周上の複数箇所(この実施形態では3箇所)に位置決め凹部38が形成されている。この凹部38に対向して、前記下プレート36の上面に位置決めピン39が上向きに突出させて設けられている。これら位置決め凹部38および位置決めピン39は、ワーク載置台25の上昇状態でワーク載置台25とベース部材30とを水平移動不能な係合状態とし(図8B)、主軸装置の下降によるワーク載置台25の下降によって前記係合状態が解消される(図8C)ように作用する位置決め手段となっている。
ワーク載置台25が水平でないと、その上に載置されているワークWが傾斜する。ワークWの形状にもよるが、ワークWが傾斜していると、ワークWの外形部が主軸チャック6のチャック爪6aの位置よりも水平方向の外側に位置することとなり、ワークピックアップのために下降してきた主軸チャック6がワークWと干渉してワークWをピックアップできない恐れがある。このため、ワーク載置台25を水平に保つ必要がある。
また、主軸チャック6は、常時は機体の左右幅方向の中央となる原点位置で待機し、ワークの搬入、搬出時にワーク渡し位置P1またはワーク受け位置P2まで移動して、搬入側または搬出側のワーク載置台25と出会うようになっている。その際、主軸チャック6の移動とワーク載置台25の移動が並行して行われる。
また、ワーク搬入装置11およびワーク搬出装置12が機体カバー3の左右幅内に収められるため、全体をすっきりした外観でコンパクトな構成とすることができる。機体カバー3に凹部23,24を設け、加工領域Rとこの凹部23,24との間でワーク載置台25を出入りさせるため、ワーク載置台25が加工領域R外にあるときでも、機体カバー3の両側にワーク載置台25が飛び出すことがなく、ワーク搬入装置11およびワーク搬出装置12を常に機体カバー3の幅内に収められる。また、ワーク載置台25を前記凹部23,24から前方へ移動させられるため、その前方へ移動させた位置でワーク載置台25へのワークWのセッティングまたは取り外しを行うことができ、ワークの搬入搬出作業性を向上させることができる。
また、ワーク搬入装置11およびワーク搬出装置12が機体カバー3の左右幅内に収められるため、全体をすっきりした外観でコンパクトな構成とすることができる。機体カバー3に凹部23,24を設け、加工領域Rとこの凹部23,24との間でワーク載置台25を出入りさせるため、ワーク載置台25が加工領域R外にあるときでも、機体カバー3の両側にワーク載置台25が飛び出すことがなく、ワーク搬入装置11およびワーク搬出装置12を常に機体カバー3の幅内に収められる。また、ワーク載置台25を前記凹部23,24から前方へ移動させられるため、その前方へ移動させた位置でワーク載置台25へのワークWのセッティングまたは取り外しを行うことができ、ワークの搬入搬出作業性を向上させることができる。
2…工作機械本体
3…機体カバー
4…制御盤
5…操作盤
6…主軸チャック
7…工具支持手段
8…主軸移動手段
9…ベッド
11…ワーク搬入装置
12…ワーク搬出装置
14…左右移動台
16…主軸台
23,24…凹部
25…ワーク載置台
26…ワーク載置装置
27…内外載置台位置切換機構
28…前後載置台位置切換機構
31…ワーク載置台傾斜許容支持手段
60…開口部
61…開閉カバー
65…載置台・開閉カバー連動機構
P1…ワーク渡し位置
P2…ワーク受け位置
Q1…ワーク供給位置
Q2…ワーク排出位置
R…加工領域
W…ワーク
Claims (1)
- ワークを下向きに支持する主軸チャックと、加工領域に設けられて主軸チャックに支持されたワークに対して切削加工を施す工具支持手段と、主軸チャックを上下および左右に移動させる主軸移動手段と、前記主軸チャックの左右方向の移動領域の互いに異なる箇所に設けられたワーク搬入装置およびワーク搬出装置とを備え、
前記ワーク搬入装置およびワーク搬出装置は、それぞれワーク載置台と、このワーク載置台の位置を加工領域の内外に切り換える内外載置台位置切換機構と、加工領域の外側に位置するワーク載置台の位置を前後に切り換える前後載置台位置切換機構とよりなり、
前記主軸チャックは、前記上下左右の移動により、ワーク搬入装置からワークをピックアップし、前記工具支持手段による加工を受け、ワーク搬出装置にワークを渡すものとし、前記ワーク搬入装置およびワーク搬出装置は、前記加工領域を挟んで左右に振り分けて配置し、前記加工領域を覆う略直方体の機体カバーを設け、この機体カバーの左右端から中央側に向かう凹部を設け、前記ワーク搬入装置およびワーク搬出装置は前記機体カバーの左右幅内に収められ、前記内外載置台位置切換機構により、ワーク載置台が前記凹部内に出入り可能であり、かつ前記前後載置台位置切換機構により、ワーク載置台が前記凹部から前方へ出るように移動を可能とした主軸ピックアップ旋盤。
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JP2005293342A JP4396609B2 (ja) | 2005-10-06 | 2005-10-06 | 主軸ピックアップ旋盤 |
Applications Claiming Priority (1)
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- 2005-10-06 JP JP2005293342A patent/JP4396609B2/ja not_active Expired - Fee Related
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