JP4394922B2 - 作業用ピンセット - Google Patents

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本発明は、作業用ピンセットに関するものであり、特に、細かい部材を処理する作業に用いる作業用ピンセットに関するものである。
例えば、比較的小さな部材を扱う電話回線の光ファイバーコネクタの設置に伴う処理の際に作業用ピンセットが使用されるが、作業場所が暗所である場合は懐中電灯等の外部光源を使用して作業を行う場合がある。しかし、懐中電灯の使用は上記光ファイバーコネクタのような部品を的確かつ迅速に扱う必要がある場合には作業の支障になる。例えば、片手で懐中電灯を持って作業をしなければならなかったり、作業対象を照らすように懐中電灯の設置を行う必要がある等である。また、通常の室内照明では、作業箇所の明るさが不十分である場合もあった。
この様な外部光源を用いる技術の問題を解消するため、発光ライトをピンセット自体に装着した技術が提案されている。
この発光ライトを備えたピンセットの技術例が特許文献1に開示されている。これは、ピンセット本体とこれを収納するケースを備えた構成を有し、作業ポイントを照らすライトと、ライトを点灯させるスイッチをピンセット自体に設け、またピンセットを出し入れするためのスプリングをケース内に備えるものである。そして、これらの部材が1つのピンセットを構成している。このピンセットのライトはケースの先端部に取り付けられており、スイッチはケースの基端部に設けられ、回転させて操作する回転スイッチとして構成されている。
他の技術例が特許文献2に開示されている。このピンセットは、全体が光伝導性の合成樹脂からなる双脚状の挟持手と、挟持手の基端部に連続する把持手とを有している。そして、投光部は把持手内に、挟持手の基端部側から先端部側に向けて光を投射するように設けられている。同文献に示されたスイッチは、把持手を構成する本体ケースと嵌合したキャップを所定角度回転して操作するものである。
特許第3110371号公報 特開平10−165409号公報
しかし、上述の特許文献1、2に開示された技術ではスイッチを入れるのにそれぞれ回転スイッチ又はキャップを回転させて行う必要があり、これらの動作は円滑かつ連続的なピンセット作業の妨げとなるものである。
例えば、作業中ピンセットに備えられたライトを点灯させる場合、片方の手で持っていたピンセットを持ち替えて、もう片方の手で上記回転キャップ等を回転させる動作が必要である。またこの逆の場合即ちライトを消滅させる場合も同様な動作が必要になり、これらの動作は細かい部材を処理する作業に必要な集中力をとぎれさせる要因になる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、発光部の点灯、消灯が容易で円滑性、連続性を維持しつつ作業を行うことが可能な作業用ピンセットを提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載の作業用ピンセットは、発光部と、電流供給を行う電源と、オンオフを行うスイッチと、を本体に装填した作業用ピンセットであって、発光部は、ピンセット本体の腕部の先端部近傍に設けられ、スイッチは、腕部双方の内側の相対向する位置に腕部が近接する方向に動かされたときに接触し、腕部が離反する方向に動いたときに非接触状態となるように設けられたことを特徴とする。
これにより、スイッチのオンオフをピンセットを保持している一方の手のみで操作することができる。即ち、ピンセットを持ち替えたり、もう一方の手でスイッチ操作を行う必要がない。従って、作業の連続性、円滑性が維持される。
請求項2に記載の作業用ピンセットは、請求項1に記載の作業用ピンセットであって、腕部は、先端部に形成された挟持部と、該挟持部よりも幅広に形成された使用者が把持するための把持部とを有し、発光部は、挟持部の把持部との境界寄り位置に腕部の幅方向高さから突出しないように設けられたことを特徴とする。
これにより、例えば机上にこのピンセットを置くときに発光部が机面に直接当たることを防ぐ保護状態を形成することができ、発光部の破損を防止できる。また、発光部は高さ方向に腕部から突出していないので照射光が直接眼に入ることを防止することができる。
請求項3に記載の作業用ピンセットは、請求項2に記載の作業用ピンセットであって、把持部の発光部設置寄りに他の部分よりも幅方向高さを高くした突出部を形成したことを特徴とする。
これにより、発光部の保護状態をより確実にできる。即ち、例えば机上にこのピンセットを置くときにピンセットの凸状部が机面に当たり、発光部が机面に当たることから保護するものである。また、突出部の存在により発光部の照射光が直接眼に入ることを防止する機能がより高められている。
請求項4に記載の作業用ピンセットは、請求項1〜3の何れかに記載の作業用ピンセットであって、電源はケーシングに収納されて一方の腕部の基端部寄り位置の外側面に固定され、ケーシングは、その底部から腕部の長さ方向に直交する方向に延在する設置安定部を有することを特徴とする。
これにより、設置安定部を備えているので、このピンセットを例えば机上に載置した場合、ガタ付くことがなく、安定した載置や保管が可能である。
本発明に係る作業用ピンセットによれば、発光部の点灯、消灯が容易で、作業の円滑性、連続性を維持しつつ作業を行うことが可能である。
以下、図面に基づいて本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る作業用ピンセットの構成を示した斜視図であり、図2及び図3は同ピンセットの上面図及び側面図である。
図1に示したように、このピンセット10は先端部に設けられた挟持部24で部材を挟持するための腕部12を有する本体を有している。腕部12の基端部寄り位置の外側面には内部に電池を収納するケーシング14が固定されている。
双方の腕部12の挟持部24の基端側にはそれぞれ発光部18が設けられている。この発光部18は、ピンセット10の先端部方向を照らすように設置されており、本実施の形態では発光ダイオード(LED)を用いている。
発光部18のオンオフを行うためのスイッチ20について図に基づいて説明する。本発明の構成要素であるスイッチ20は、腕部12のそれぞれの内側面に設けられている。これらスイッチ20の設置位置は相対向する位置であり、腕部12が近接する方向に動かされた時に接触し、腕部12が離反する方向に動いた時に非接触状態となるような位置である。各スイッチ20はそれぞれ接点として板状の発条部20aを備えており上記接触離反動作がより確実に行われる構成とされている。
上記各部材の接続配線は、ケーシング14内の電池とスイッチ20さらに発光部18を接続ライン22で接続して行われるが、その接続ライン22は腕部12に沿って設置されている。
ここでスイッチ20を構成する2個の部材20−1と20−2は互いに接触して電気を通すものであれば何でも良く、例えばこの発条部20aは螺旋状のバネ又は、市販のスイッチであっても良い。
この構成により、対象部品を摘むようにピンセット10を持った状態でスイッチのオンオフが可能になり、オンオフのための特別の動作を必要とせずにピンセット10の操作が迅速かつ容易になる。
ここで、腕部12は使用者が把持するための把持部26を有している(図1、3参照)。把持部26は挟持部24よりも幅広に形成されており、このため挟持部24と把持部26の境界位置に段差部28が形成されている。発光部18はこの段差部28にピンセット10の先端部方向を照らすように固定されている(図3参照)。
ここで発光部18の高さaは、腕部12の幅方向端面30(段差部28近傍では点線で図示)から突出しない高さに設定されている。また、本実施の形態では発光部18の幅(厚さ)は腕部12の厚さbとほぼ等しく設定されている(図2参照)。
これにより、例えばピンセット10を発光部18を下向きにして机上に載置等しても発光部18は直接机面に当たることはないので、発光部18は机面に当たることによる破損から保護される。
また発光部18をこの箇所に固定することにより、発光部のライトは把持部26に妨げられず、ピンセット10の先端部周囲を確実に照らすことができる。更に、発光部18はピンセット10の把持部26側では段差部28の影になるので発光部の照射光が直接眼に入ることを有効に防止している。
なお、前述のように、発光部18をLEDで形成することにより、小型化、簡素化が容易になる。更に豆電球と比較した場合衝撃に対する強度が向上し、この部位の破損がより確実に防止される。
また、本実施の形態では、把持部26の発光部18設置位置寄り部分に把持部26の他の部分よりも幅方向高さを高くした突出部32が形成されている(図1、3参照)。これは、この突出部32により発光部18の上記保護状態を確実にするためのものである。即ち、例えば発光部18を下向きにしてピンセット10を机上に載置する場合、この突出部32が机に当たり発光部18が直接当たることはない。また、光が直接眼に入ることのより有効な防止にもつながっている。
ケーシング14は、作業の支障にならない箇所即ち、ピンセット10の基端部の外側側面に備えられている。ケーシングの底部14aにはピンセット10を安定的に置くための設置安定部34がピンセット10の長さ方向に直交する方向に延在して備えられている。これにより、ピンセット10を例えばこの設置安定部34を下にして机上に載置した場合、ガタ付くことがなく安定した載置ができる他、安定した保管が可能である。また、本実施の形態では電池はボタン電池を使用しており、これによりケーシングのコンパクト化、ピンセット10の軽量化が図られ、更に電池の交換が容易な構造にできる。
以上の実施の形態に係るピンセット10によれば、作業を継続しながら、すなわちピンセット10を把持した状態のままで発光部のスイッチのオンオフを行うことができる。従って、細かい部材を処理する作業に必要な集中力をとぎれさせることなく連続した作業として行うことが可能となる。
また、発光部18はピンセット10の形状により保護された状態で、照射光が直接眼に入らず、かつピンセット10の先端方向を照らすように固定されているので、作業性も向上する。
なお、本発明の構成は、上記実施の形態の構成に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、ケーシング14の底部14aに備えられた設置安定部34は、この箇所以外例えば底部14aに対向する位置の上面部にも備えることができる。
本発明に係る作業用ピンセットは、例えば電話回線の光ファイバーコネクタの設置に伴う処理等の細かい部材の処理において有効に用いられる。また、上記以外の場合にも作業用ピンセットとして広く一般的に用いることができる。
本発明に係る作業用ピンセットの概観を表した斜視図である。 図1の作業用ピンセットの上面図である。 図1の作業用ピンセットの側面図である。
符号の説明
10 ピンセット
12 腕部
14 ケーシング
18 発光部
20 スイッチ
24 挟持部
32 突出部
34 設置安定部

Claims (4)

  1. 発光部と、該発光部への電流供給を行う電源と、前記発光部のオンオフを行うスイッチと、を本体に装填した作業用ピンセットであって、
    前記発光部は、ピンセット本体の腕部の先端部近傍に先端部方向を照らすように設けられ、
    前記スイッチは、前記腕部双方の内側の相対向する位置に前記腕部が近接する方向に動かされたときに接触し、前記腕部が離反する方向に動いたときに非接触状態となるように設けられたことを特徴とする作業用ピンセット。
  2. 前記腕部は、先端部に形成された挟持動作を行うための挟持部と、該挟持部よりも幅広に形成された使用者が把持するための把持部とを有し、
    前記発光部は、前記挟持部の把持部との境界寄り位置に前記腕部の幅方向高さから突出しないように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の作業用ピンセット。
  3. 前記把持部の前記発光部設置寄りに他の部分よりも幅方向高さを高くした突出部を形成したことを特徴とする請求項2に記載の作業用ピンセット。
  4. 前記電源はケーシングに収納されて前記一方の腕部の基端部寄り位置の外側面に固定され、
    前記ケーシングは、その底部から前記腕部の長さ方向に直交する方向に延在する設置安定部を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の作業用ピンセット。

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