JP4394233B2 - 抗菌性組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、抗菌性組成物に関し、より詳しくは、感染性皮膚炎、火傷後の感染、床ずれによる2次感染の細菌数減少による症状の改善、または口腔内細菌による口臭、虫歯、歯周病を口腔内細菌数を減少することによる予防及び改善、更には、燕下性肺炎に関わる咽頭部の細菌数を減少することによって、燕下性肺炎を予防することが出来る抗菌性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、嗜好品として繁用されている口腔内ケアに関する成分は、キシリトールに代表される口腔内細菌の代謝によって酸を産生しない糖成分が多い。
【0003】
しかしながら、上記糖成分は、基本的には、後記する実施例に示すように、化膿性細菌である黄色ブドウ球菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、老人性の燕下性肺炎の起炎菌である肺炎球菌、ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)、MRSAとともに院内感染菌である緑膿菌及び、虫歯と歯周病の原因菌であるS.mutans菌に対する抗菌効果は、有しないものである。
【0004】
このように上記キシリトール等の糖成分は、口腔内細菌である虫歯・歯周病に関する細菌の生存に実質的に影響を与えないのみならず、食事中には、食物から、酸を産生する糖の摂取が頻繁に行われるため、その効果は、極端に減弱され、短期間で口臭予防や虫歯と歯周病に対する実質的効果は、ほとんど奏されないものになると考えられる(後記実施例)。
【0005】
かかる事情であるから、近年、口腔内細菌の代謝によって酸を産生しない糖成分の一種であるキシリトールを配合したガム、チョコレートが販売されているが、口腔内細菌数の減少を導くことはないのである。
【0006】
一方、キシリトールを含有する嗜好品中に、抹茶ポリフェノールを配合して、キシリトールの「ベタベタ感」を減じることが提案されている(特開平11−180840号)。しかして、ポリフェノールは、もともと抗菌力を有するものではあるが、上記配合ポリフェノールは、主として口腔内の清涼感を目的としているため、抗菌力を発揮するための絶対必要量が不足しており、実質的には、抗菌性組成物を構成してはいない。また、本発明者が検討したところによれば、かかる嗜好品中に配合されたポリフェノールは、容易に酸化され、その抗菌力が大きく減弱してしまうので、この点からもこれを実質的に抗菌性組成物として扱うことは出来ない。
【0007】
抗菌活性を有するポリフェノールの一種であるカテキンは、黄色ブドウ球菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、ペニシリン耐性肺炎球菌、腸球菌、バンコマイシン耐性腸球菌、緑膿菌、虫歯歯周病菌に対して抗菌力を有している事が報告されており、また、カテキン自体による歯垢形成阻害効果も報告されている。
【0008】
しかしながら、カテキンを利用した口腔内ケア製品、特に口腔内細菌数減少を目的とした口腔内ケア製品は、従来全く知られておらず、その示唆さえされていない。また、後記するように、本発明者が見出した、口腔内細菌の代謝によって酸を産生しないキシリトール等の糖類と上記特徴を有するカテキン等のポリフェノールを組み合わせ、併用することによって、相乗的な抗菌効果を奏する抗菌性組成物となりうることは、従来、その示唆すらされていなかった。
【0009】
さらにまた、口腔内細菌の代謝によって酸を産生しない上記糖類と上記特徴を有するポリフェノールを併用することにより、感染性皮膚炎、火傷後の感染、床ずれによる2次感染の細菌数減少に対し相乗的な抗菌効果を奏する抗菌性組成物となりうることも、従来、その示唆すらされていなかった。
【0010】
そしてもっとも重要なことは、上記抗菌性組成物において、口腔内細菌の代謝によって酸を産生しない糖類と上記特徴を有するポリフェノールの併用による相乗的な抗菌効果を継続的・安定的に奏せしめるためには、実際上、ポリフェノールの抗菌性を維持して失活しないように保持する手段をとることが必須であるが、かかる問題点及びこれら対する解決手段に対する示唆は、従来一切なされていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、皮膚感染症、火傷後の感染症、床ずれの感染症と口腔内及び咽頭内に生息する感染菌に対して、医薬品ではなく、抗菌性組成物により、上記感染菌を減少することを目的とする。さらに好ましくは、口腔内細菌ばかりでなく、他の病原菌に対しても相乗的抗菌効果を奏する抗菌性食品組成物を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記課題は、以下の抗菌性組成物、特に抗菌性食品組成物により解決される。
【0013】
(1) 抗菌活性を有する飲食可能なポリフェノール、当該ポリフェノールの効力を維持するための飲食可能な抗酸化物質及び口腔内、咽頭内及び胃腸内の細菌による代謝産物として酸を産生しない飲食可能な糖類を含有することを特徴とする抗菌性組成物。
【0014】
(2) 当該抗菌性組成物が食品組成物である (1) に記載の抗菌性組成物。
【0015】
(3) 当該抗菌性組成物が感染性皮膚炎、火傷後の感染、及び床ずれによる2
【0016】
次感染による細菌数減少、並びに口腔内、咽頭内、及び胃腸内の細菌数減少を目的とするものである (1) 又は (2) に記載の抗菌性組成物。
【0017】
(4) 当該ポリフェノール、抗酸化物質及び糖類の含有量の割合が、0.05〜5 質量%:0.05〜50質量%:1 〜99.9質量%である (1) 〜 (3) のいずれかに記載の抗菌性組成物。
【0018】
(5) 当該組成物に当該ポリフェノール、抗酸化物質及び糖類の可溶化物質若しくは固形化物質が添加されている (1) 〜 (4) のいずれかに記載の抗菌性組成物。
【0019】
(6) 当該組成物の形態が、パップ剤、軟膏、錠剤、トローチ、顆粒、カプセル剤、ガム、懸濁液、固形又及び液状の少なくとも一つの形態である (1) 〜 (5) のいずれかに記載の抗菌性組成物。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0021】
本発明の抗菌性組成物における抗菌活性を有する飲食可能なポリフェノールとしては、刺激性の少ないポリフェノールであれば、特に限定するものではないが、特に緑茶から抽出される茶ポリフェノールが好ましい。これは、分子内にフェノール性水酸基を複数有する化合物の総称で、カテキン、エピカテキン、ガロカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレート等を主要成分とする混合物からなるものである。
【0022】
当該ポリフェノールを使用する場合は、これらカテキンの各成分を分離して使用してもよいし、カテキンを混合物のまま使用してもよい。さらには、当該ポリフェノールを成分として含有するポリフェノール含有物質として、若しくはこれを濃縮したポリフェノール濃縮物(例えばカテキン濃縮物)として使用してもよく、すべて市販品が好適に使用可能である。
【0023】
また、所望により上記ポリフェノールとともに、大豆から抽出される、イソフラボン抽出物、具体的には、ゲニスティン、ダイゼイン、ゲニスチン、ダイジン等を併用して使用することも可能である。
【0024】
本発明において、口腔内、咽頭内及び胃腸内の細菌による代謝産物として酸を産生しない飲食可能な糖類とは、特に限定するものではないが、最も好ましくは、キシリトール(キシリット)である。キシリトールは、D−アルコールに対する糖アルコールであって、口腔内に存在する細菌によっては代謝されないのは勿論、咽頭内及び胃腸内の細菌によっても代謝産物として酸を産生しない。キシリトールは、分離したものを使用してもよいし、これを濃縮物としたものでもよく、いずれも市販品として容易に入手して使用することができる。
【0025】
本発明の抗菌性組成物は、上記ポリフェノール及び糖類とともに、当該ポリフェノールの効力を維持するための飲食可能な抗酸化物質を含有する。
【0026】
かかる抗酸化物質としては、特に限定するものではないが、好ましくは、食品添加剤等として安全性が確認され汎用されているビタミンC(アスコルビン酸)である。ビタミンCは、それ自体または、濃縮物として、市販品が入手可能でありいずれも好適に使用することができる。
【0027】
以下、説明の都合上、ポリフェノールとしては、カテキン等と、糖類としては、キシリトール等と、及び抗酸化物質としては、ビタミンC等にそれぞれ代表させて述べる場合があるが、それぞれは、これを含む一般的な物質を指称するものとして理解されるべきである。
【0028】
本発明の抗菌性組成物は、好ましくは食品組成物であるが、当該組成物中におけるカテキン等ポリフェノール、ビタミンC等抗酸化物質及びキシリトール等糖類の含有量の割合は、好ましくは、0.05〜5 質量%:0.05〜50質量%:1 〜99.9質量%である。
【0029】
なお、後記実施例に示すように、カテキン及びその濃縮成分を利用して、口腔内で抗菌効果を発揮させるためには、100 μg/ml以上のカテキン濃度が必要になるが、この濃度域ではカテキン自体の苦味と渋味によって飲食困難となるので、その飲食を容易するために甘味料としてのキシリトール等が必要なのである。
【0030】
抗菌活性を有する飲食可能なカテキン等の量が、上記した比率より小さいと、キシリトール等とビタミンC等の併用による効果が期待できないし、この比率より多いとカテキン等の苦味によって飲食が困難になってしまう。キシリトール等の含有量は、配合するカテキン等とビタミンC等以外を全てキシリトールに置き換えても構わないし、飲食を容易にするための物質及び、パップ剤、軟膏、錠剤、トローチ、顆粒、カプセル剤、ガム、懸濁液を調整するために必要な物質を添加することも可能である。
【0031】
本発明の抗菌性組成物は、それ自身の標品、粉末製剤、カプセル製剤、打錠製剤、水剤の形態をとってもよいし、また当該組成物を、食品に配合して含有させた形態、言わば抗菌性食品としての形態であってもよい。
【0032】
本発明の抗菌性組成物は、当該組成物中のカテキン等、ビタミンC等及びキシリトール等の効果を損なわない限り、さらに補助成分を含んでもよい。
【0033】
本発明の組成物に含有しても良い補助成分としては、人体に無害なものであれば特に限定するものではなく、いかなるものも使用可能である。かかる補助成分を含んだ組成物としても、任意の形態をとってよく、それ自身の標品、粉末製剤、カプセル製剤、打錠製剤、水剤の形態をとってもよいし、また上記したように、当該組成物を、食品に配合して含有させた形態、すなわち抗菌性食品としての形態であってもよい。
【0034】
本発明の抗菌性組成物の投与量は、通常、経口にて、0.1 〜50g/60kg体重/ 日の範囲が、その効果を奏させるために好ましい有効量である。なお、特にキシリトールは、既に食品として販売されているほど無害なものであり、またカテキン及びカテキン含有物質も、一般家庭で使用され、また健康食品・健康飲料として既に使用されているほど無害なものであり、さらにビタミンCも一般家庭で使用され、また健康食品・健康飲料として既に使用されているほど無害なものであるため、これらを使用することが特に好ましい。
【0035】
本発明の抗菌性組成物を有効成分として食品に配合することにより、抗菌性食品を得ることができる。すなわち、カテキン等ないしカテキン等濃縮物とビタミンC等及びキシリトール等含有物質を有効成分として食品(本発明において食品とは、飲料やガムをも含む意味で使用する。)に配合しているものである。かかるカテキン等ないしカテキン等濃縮物とビタミンC等及びキシリトール等含有食品を得るには、カテキン等ないしカテキン等濃縮物とビタミンC等及びキシリトール等含有食品とを飲食品の形態に合わせて配合すればよい。例えば配合される食品が、クッキー、トローチ、ガム様の食品であれば粉末状で、また飲料の場合には、液体で配合すればよい。
【0036】
本発明の抗菌性組成物の食品に対する配合量は、当該食品に対してそれぞれ質量比で10〜100 質量%の範囲とすることが好ましい。
【0037】
【作用】
本発明の抗菌性組成物においては、キシリトール等によって腐食の直接原因である酸の産生を抑制するため、虫歯と歯周病の予防が行えるばかりか、カテキン等を含有することによって、腐食の直接原因である酸を産生する口腔内細菌数をも減少させることができる。
【0038】
また、当該組成物には、カテキン等の効果を維持するビタミンC等が配合されていることにより、より効果的に虫歯と歯周病の予防が行え、かつ虫歯と歯周病が原因で発生する口臭をも予防できる。
【0039】
さらにまた、カテキン等によって、咽頭内に生息する肺炎球菌をも殺菌するため、肺炎球菌が原因の燕下性肺炎に対しても抑制効果を奏することができる。
【0040】
【実施例】
以下、カテキン濃縮物、ビタミンC及びキシリトール配合による各種細菌に対する抗菌効果を示す実施例により、本発明を説明する。
【0041】
(試験方法)
▲1▼ 試験菌として、Streptococcus mutans、黄色ブドウ球菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA、Hetero-MRSA は、中程度耐性MRSAを、Homo-MRSA は、高度耐性MRSAを意味する。)、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE )、ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)、大腸菌及び緑膿菌を用いた。
【0042】
▲2▼ 試験薬剤としては、市販のキシリトールを、カテキン濃縮物質としては、三井農林社製のポリフェノン70S を用いた。
【0043】
▲3▼ 最小発育阻止濃度(MIC )の測定は、NCCLS 方に準じて行い、結果は、20時間培養後の菌数を目視により確認した。
【0044】
〔例1〕
単剤、すなわちポリフェノン70S 、ビタミンC、キシリトールをそれぞれ単独で使用した場合の最小発育阻止濃度(MIC )(mg/ml )を上記方法により測定し、結果を表1に示した。
【0045】
【表1】
Figure 0004394233
【0046】
〔例2〕
ポリフェノン70S とキシリトールの二者を併用した場合(併用1)、ポリフェノン70S 、キシリトール及びビタミンCの三者を併用した場合(併用2)の各々について最小発育阻止濃度(MIC )(mg/ml )を測定し、結果を表2に示した。
【0047】
【表2】
Figure 0004394233
【0048】
注:表中、併用1及び併用2は、次の組成のものを示す。
併用1:ポリフェノン70S +10% キシリトール
併用2:ポリフェノン70S +10% キシリトール+10mg/ml のビタミンC
【0049】
(1) 以上総括するに、例1の結果を示す表1より、キシリトール自体の抗菌効果は、100,000 μg/mlでも認められなかった。また、ビタミンC自体の抗菌効果も10,000μg/mlまで認められなかった。
【0050】
(2) しかしながら、例2の結果を示す表2より、ポリフェノン70S と10%キシリトールの併用(併用1)では、ポリフェノン70S のMIC が何れの細菌でも約2培程度増強し、その併用効果が確認された。特に虫歯菌の一種であるS.mutansに対しては、4 倍の抗菌力増加が確認された。
【0051】
なお、S.mutansとPRSPは血液寒天培地で抗菌力を測定しているため、カテキンの抗菌力は、低下してしまう。これは、カテキン自体が血液成分と結合するためであリ、この現象はカテコールを有する抗緑膿菌Cephem剤でも確認されていることである。しかしながら、本組成物の目的は、口腔もしくは咽頭に付着・増殖する細菌の増殖抑制及び抗菌効果を目指したものであり、かかる人体内の部位においては、血液成分が多量に含まれることはあり得ない。従って、口腔及び咽頭内に付着する細菌に対しては、充分な抗菌効果が期待できる。
【0052】
(3) 表2に示すように、ポリフェノン70S と10%キシリトール及び10mg/ml ビタミンCの併用(併用2)においては, 併用1に比較して、さらに2倍の抗菌効果が確認された。
【0053】
これは、カテキンが容易に酸化されて失活する現象を、ビタミンCの抗酸化作用が効果的に防止しているためと考えられる。このように、ビタミンCの添加によって、ポリフェノン70S と10%キシリトール併用における抗菌力が増強されることが確認できた。すなわち、本発明により、抗菌効果が安定的に保持されている抗菌性組成物が提供されることがわかる。
【0054】
【発明の効果】
本発明に従えば、カテキン等含有組成物において、キシリトール等とビタミンC等の添加により、カテキン等による抗菌効果は、有意に増大する。従って、本発明の組成物により、皮膚感染症、火傷後の感染症、床ずれの感染症と口腔内及び咽頭内に生息する感染菌を、より効果的に抗菌しうるため、皮膚感染症、火傷後の感染症、床ずれの感染症の軽減及び口臭予防、虫歯予防、歯周病予防ばかりか、咽頭内の肺炎球菌を抗菌することによって燕下性肺炎の予防までも行えると考えられる。

Claims (5)

  1. 茶ポリフェノール、ビタミンC及びキシリトールを含有することを特徴とする抗菌組成物。
  2. 当該抗菌性組成物が食品組成物である請求項1に記載の抗菌組成物。
  3. 当該抗菌性組成物が感染性皮膚炎、火傷後の感染、及び床ずれによる2次感染による細菌数減少、並びに口腔内、咽頭内、及び胃腸内の細菌数減少を目的とするものである請求項1又は2に記載の抗菌組成物。
  4. 茶ポリフェノール、ビタミンC及びキシリトールの含有量の割合が、0.05〜5質量%:0.05〜50質量%:1〜99.9質量%である請求項1〜3のいずれかに記載の抗菌組成物。
  5. 当該組成物の形態が、パップ剤、軟膏、錠剤、トローチ、顆粒、カプセル剤、ガム、懸濁液、固形及び液状の少なくとも一つの形態である請求項1〜4のいずれかに記載の抗菌組成物。
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