JP4393019B2 - 船外機における電気部品配設構造 - Google Patents

船外機における電気部品配設構造 Download PDF

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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、吸気圧センサー、スロットル開度センサー、およびこれら各センサーの検出信号に基づき燃料噴射弁を制御する制御装置を備えた船外機における電気部品配設構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
船外機には、従来、特開平9‐88623号公報で示されるものがある。
【0003】
上記公報のものによれば、船外機が備えるプロペラ駆動用の内燃機関が、船体側に支持されるクランクケースと、このクランクケースから船体の後方に向って突出する複数のシリンダと、上記内燃機関の外部を上記各シリンダの各内部の燃焼室に連通させる吸気通路と、これら吸気通路の各開度を調整自在とするスロットル弁と、上記燃焼室に燃料を供給する燃料噴射弁と、上記スロットル弁よりも下流側の上記吸気通路における空気の負圧を検出する吸気圧センサーと、上記スロットル弁におけるスロットル開度を検出するスロットル開度センサーと、上記吸気圧センサーおよびスロットル開度センサーの各検出信号に基づき、上記燃料噴射弁を制御する制御装置とを備えている。
【0004】
上記内燃機関を駆動させれば、この駆動に水中のプロペラが連動して、船が水面上を推進可能とされる。この場合、上記燃料噴射弁は、上記各センサーの検出信号に基づき、上記制御装置によって燃料噴射タイミングや噴射期間が制御され、内燃機関に所望の駆動が得られるようになっている。
【0005】
また、上記構成において、従来、内燃機関が、上記クランクケースから船体の幅方向の左右各外側方に向って突出する左右シリンダを備え、各シリンダに対応してそれぞれ上記吸気通路やスロットル弁を備えたV型多シリンダ式のものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の技術では、左右シリンダのうち、一側方のシリンダに対応する吸気通路とスロットル弁とに、上記各センサーが共に設けられており、つまり、これら各センサーは共に上記船外機の一側部に偏って設けられている。
【0007】
このため、船の推進中などに、上記船外機が上記一側方の外方から何らかの外力を受けたときには、この外力によって上記各センサーが共に破損させられるおそれがあり、また、上記各センサーと制御装置とを電気的に接続させるワイヤハーネスにおいて、上記各センサーに対する結線部や、その近傍部分が共に断線させられるおそれもある。そして、このような破損や断線が生じた場合には、内燃機関の駆動が阻害されることから、直ちに内燃機関を修理することが求められることとなって煩雑である。
【0008】
また、上記したように、一側方のシリンダに対応する吸気通路とスロットル弁とに、上記各センサーを設ける場合、これら各センサーが互いに干渉し合わないよう、また、各センサーの周りに保守点検作業用の空間を確保するため、上記各センサーは上下方向で互いに偏位した状態で配置されている。
【0009】
しかし、上記構成では、両センサーのうち、下側に位置するセンサーは、水面側により近づくこととなって、推進中に、水の影響を受け易くなるという不都合がある。
【0010】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、船の推進中など、船外機が左右いずれか一方の外側方から大きい外力を受けた場合でも、内燃機関の駆動に大きな支障が生じないようにして、直ちには修理作業が要求されないようにし、かつ、上記各センサーが互いに干渉し合わないようにすると共に、これら各センサーに対する保守点検作業がそれぞれ容易にできるようにすることを課題とする。
【0011】
また、上記のようにした場合でも、上記各センサーが水の影響を受け難いようにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の船外機における電気部品配設構造は、次の如くである。
【0013】
請求項1の発明は、全図に例示するように、プロペラ9駆動用の内燃機関10が、船体3側に支持されるクランクケース16と、このクランクケース16から船体3の幅方向の左右各外側方に向って突出する左右シリンダ20,20と、上記内燃機関10の外部を上記各シリンダ20,20の各内部の燃焼室24,24に連通させる左右吸気通路25,35(25,35)と、これら吸気通路25,35(25,35)の各開度を調整自在とする左右スロットル弁37,37と、上記燃焼室24に燃料46を供給する燃料噴射弁47と、上記スロットル弁37よりも下流側の上記吸気通路25,35における空気13の負圧を検出する吸気圧センサー51と、上記スロットル弁37におけるスロットル開度を検出するスロットル開度センサー52と、上記吸気圧センサー51およびスロットル開度センサー52の各検出信号に基づき、上記燃料噴射弁47を制御する制御装置53とを備えた船外機において、
【0014】
上記左右シリンダ20,20のうち、一側方(左側方)のシリンダ20に対応する上記吸気通路25,35に対し上記吸気圧センサー51を設け、他側方(右側方)のシリンダ20に対応する上記スロットル弁37に対し上記スロットル開度センサー52を設けたものである。
【0015】
請求項2の発明は、図1〜3に例示するように、請求項1の発明に加えて、上記左右各シリンダ20,20をそれぞれ上下方向で複数設けてそれぞれシリンダ20,20群とし、それぞれのシリンダ20に対応して上記吸気通路25,35と上記スロットル弁37とを設けた船外機において、
【0016】
上記吸気圧センサー51が、上記一側方(左側方)のシリンダ20群に対応する複数の吸気通路25,35のうち、最上部の吸気通路25,35における空気13の負圧を検出するようにし、
【0017】
上記スロットル開度センサー52が、上記他側方(右側方)のシリンダ20群に対応する複数のスロットル弁37のうち、最上部のスロットル弁37におけるスロットル開度を検出するようにしたものである。
【0018】
請求項3の発明は、特に図4,5に例示するように、請求項1の発明に加えて、上記左右各シリンダ20,20をそれぞれ上下方向で複数設けてそれぞれシリンダ20,20群とし、それぞれのシリンダ20に対応して上記吸気通路25,35と上記スロットル弁37とを設けた船外機において、
【0019】
上記吸気圧センサー51が、上記一側方(左側方)のシリンダ20群に対応する複数の吸気通路25,35における各空気13の負圧を検出するようにし、かつ、上記吸気圧センサー51の少なくとも上端部を上記スロットル弁37の近傍における最上部の吸気通路25,35よりも上側に配置し、
【0020】
上記スロットル開度センサー52が、上記他側方(右側方)のシリンダ20群に対応する複数のスロットル弁37のうち、最上部のスロットル弁37におけるスロットル開度を検出するようにしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0022】
(第1の実施の形態)
【0023】
図1〜3は、第1の実施の形態を示している。
【0024】
図において、符号1は船で、この船1は水面2上に浮く船体3と、この船体3の後端部に着脱自在に取り付けられるクランプブラケット4と、このクランプブラケット4を介して上記船体3の後端部に支持される船外機5とを備えている。また、図中矢印Frは、上記船体3の前方を示し、下記する左右とは上記前方に向っての方向をいうものとする。
【0025】
上記船外機5はこの船外機5の下部を構成するケース8を備えている。このケース8は上下方向に長く延びて、その上部が上記クランプブラケット4に枢支手段7により支持され、つまり、上記ケース8は、上記クランプブラケット4と枢支手段7を介し上記船体3の後端部に支持されている。一方、上記ケース8の下部は、上記水面2下に没入させられている。
【0026】
また、上記船外機5は、軸心が前後方向に延びて上記ケース8の下端部にその軸心回りに回転自在に支承されるプロペラ9と、上記ケース8の上面に載置される上記プロペラ9駆動用の内燃機関10と、上記ケース8の内部に収容され上記内燃機関10に上記プロペラ9を連動連結させる動力伝達手段11と、上記内燃機関10にその外方から嵌脱自在に外嵌して、この内燃機関10を全体的に覆い、かつ、上記ケース8の上端部に着脱自在に取り付けられる樹脂製のカウリング12とを備えている。このカウリング12の内外部を連通させ、このカウリング12の外部から内部に空気13を導入可能とさせる空気導入口14が船体3の前後方向での上記カウリング12の後上部に形成されている。
【0027】
上記内燃機関10は4サイクルV型多シリンダ(6シリンダ)内燃機関である。この内燃機関10は、上記ケース8の上面に支持され、つまり、船体3側に支持されてその内部がクランク室15とされるクランクケース16と、軸心17がほぼ鉛直方向に延びて上記クランク室15に収容されると共に、上記クランクケース16に上記軸心17回りに回動自在となるよう支承されるクランク軸18とを備えている。上記船外機5の幅方向の中央を通り、かつ、鉛直方向に延びる仮想鉛直面19上に上記軸心17がほぼ位置している。
【0028】
上記内燃機関10は、上記クランクケース16から船体3の前後方向での後方に向って、かつ、船体3の幅方向の左右各外側方に向って突出し、この船体3の平面視でV字形とされる左右シリンダ20,20と、これら各シリンダ20内のシリンダ孔21に嵌入されるピストン22と、上記クランク軸18と各ピストン22とを互いに連動連結させる連接棒23とを備え、左右各シリンダ20は、それぞれ上下方向で複数(3つ)設けられ、左右それぞれがシリンダ20群とされている。上記各シリンダ20の突出端側のシリンダ孔21内で、上記ピストン22により閉じられた空間が燃焼室24とされている。
【0029】
上記各シリンダ20にはその外部から上記燃焼室24に連通する吸気通路25が形成されると共に、この吸気通路25を開閉自在とする吸気弁26が設けられている。また、上記各シリンダ20には上記燃焼室24からその外部に連通する排気通路27が形成されると共に、この排気通路27を開閉自在とする排気弁28が設けられている。上記吸気弁26と排気弁28は、それぞれその軸方向で、上記各シリンダ20に対し往復摺動自在となるよう支承され、これら吸気弁26と排気弁28は上記クランク軸18に連動する動弁機構により、上記往復動をして開閉弁動作させられる。
【0030】
上記内燃機関10は、上記各シリンダ20からそれぞれ上記クランクケース16の外側方を通って前方に向いこのクランクケース16の前方まで延出する左右一対の吸気管31,31を備えている。これら各吸気管31は、平面視で船体3の外側方に向って突出する円弧形状をなしている。上記の場合、内燃機関10のクランクケース16、各シリンダ20、および各吸気管31は上記仮想鉛直面19を基準として左右ほぼ対称形とされている。
【0031】
上記各吸気管31は、上記各シリンダ20からそれぞれ上記クランクケース16の外側方を通って前方に延出する吸気管本体32と、上記クランクケース16の前方に位置し上記吸気管本体32の延出端部に連結されるサイレンサ33と、このサイレンサ33から上記吸気管本体32に沿ってこの吸気管本体32の長手方向の中途部まで後方に延出する吸気管延長部34とを備えている。
【0032】
上記の場合、左右各シリンダ20群のそれぞれにおいて、各シリンダ20に対応する各吸気管本体32は上下方向で互いに少し離れたまま互いにほぼ平行に前方に向って延出することにより並設され、これら各吸気管本体32の各延出端部はこれら各吸気管本体32に互いに共用される上記サイレンサ33に連結される。上記各吸気管延長部34は、上下方向に並設された上記各吸気管本体32の間に挟まれるよう配設され、このため、上記各シリンダ20群における吸気管延長部34の合計数(2本)は、各吸気管本体32の合計数(3本)よりも1本少ない本数とされ、上記各吸気管延長部34は上記サイレンサ33を通して上記各吸気管本体32に連通させられている。
【0033】
上記吸気管31の上記構成部材32〜34の各内部が吸気通路35とされ、上記吸気管延長部34の延出端部が上記内燃機関10の外部に向って開口する空気吸入開口36とされ、この空気吸入開口36は上記吸気通路35を通し上記シリンダ20の吸気通路25に連通させられ、上記各吸気通路25,35は、内燃機関10の外部を上記各シリンダ20,20の各内部の燃焼室24,24に連通させている。
【0034】
上記各吸気管本体32の長手方向の中途部にはこの吸気管本体32の内部の吸気通路35の開度を調整自在とするスロットル弁37が介設され、内燃機関10の外部の空気13は、上記空気吸入開口36、各吸気通路25,35およびスロットル弁37を通り上記内燃機関10の内部の燃焼室24に吸入可能とされる。
【0035】
上記左右各シリンダ20群のそれぞれにおいて、各シリンダ20に対応するスロットル弁37は、上下方向に並設されている。上記各スロットル弁37は、その外殻を構成し上記各吸気管本体32の長手方向の中途部に介設されてこの吸気管本体32に支持される筒形状のスロットルボディ41と、このスロットルボディ41を上下に貫通する軸心を有してこの軸心回りに回動自在となるようこのスロットルボディ41に支承される支軸42と、上記スロットルボディ41内の吸気通路35に位置し上記支軸42に支持されてこの支軸42と共に回動するバタフライ式の弁体43とを備え、上記弁体43の回動で、上記スロットルボディ41における吸気通路35の開度、つまり、スロットル開度が調整自在とされている。
【0036】
上記各スロットル弁37の支軸42は、不図示のリンク機構により互いに連動連結されると共に、不図示のアクセル操作部に連動連結されている。この操作部へのオペレータの操作により、上記各スロットル弁37におけるスロットル開度が互いにほぼ均等に同期しながら調整される。
【0037】
上記各シリンダ20の各燃焼室24に吸気通路25,35を通し燃料46を供給可能とする電磁式の燃料噴射弁47と、この燃料噴射弁47に加圧した燃料を供給する加圧燃料供給手段48とが設けられている。上記燃料噴射弁47は、上記各スロットル弁37のスロットルボディ41に取り付けられ、上記加圧燃料供給手段48から加圧燃料46の供給を受ける一方、上記吸気通路25,35内に向って燃料46を噴射可能とする。
【0038】
上記各吸気通路25,35のうち、単一の吸気通路25,35において、上記スロットル弁37よりも下流側の上記吸気通路25,35における空気13の負圧を検出する吸気圧センサー51が設けられている。また、上記各吸気通路25,35のうち、単一の吸気通路25,35において、上記スロットル弁37におけるスロットル開度を検出するスロットル開度センサー52が設けられている。
【0039】
上記吸気圧センサー51およびスロットル開度センサー52の各検出信号に基づき、上記各燃料噴射弁47を電子的に制御する制御装置53が設けられ、上記吸気圧センサー51とスロットル開度センサー52とは、それぞれ上記制御装置53に対し、図1,3中二点鎖線で示したワイヤハーネス54,55により電気的に接続されている。これら各ワイヤハーネス54,55は上記クランクケース16などにより支持された不図示の電線ラック上に支持されている。上記各燃料噴射弁47は、上記各センサー51,52の検出信号に基づき、上記制御装置53により燃料噴射タイミング、噴射期間、および燃料46の噴射量などが制御される。
【0040】
上記の場合、各吸気管31の吸気管長を十分に長くするため、上記各吸気管31の長手方向の中途部は、上記クランクケース16の外側面および前面から離間させられており、もって、上記クランクケース16と各吸気管31とで挟まれたところに容積の大きい余剰の空間58が形成されている。
【0041】
上記空間58に上記加圧燃料供給手段48と制御装置53とが配設され、かつ、図1,3中二点鎖線で示すように、上記各ワイヤハーネス54,55の少なくとも一部が配設されている。
【0042】
このため、余剰空間である上記空間58が上記加圧燃料供給手段48、制御装置53、およびワイヤハーネス54,55の配設に有効利用されたのであり、その分、上記内燃機関10がよりコンパクトとなる。
【0043】
上記内燃機関10を駆動させれば、上記各シリンダ20において、吸気弁26と排気弁28とが上記クランク軸18に連動する動弁機構により、適宜開閉弁動作してそれぞれ所定の行程が繰り返され、つまり、内燃機関10の外部の空気13が、上記空気吸入開口36、各吸気通路25,35、およびスロットル弁37を通り各シリンダ20の燃焼室24に吸入され、これと同時に上記燃料噴射弁47により上記吸気通路25,35を通し上記燃焼室24に供給された燃料46とで生成された混合気が燃焼させられ、この燃焼により生じた燃焼ガスは排気として上記排気通路27から上記ケース8の内部を通り水面2下に排出される。
【0044】
上記各シリンダ20における所定の行程は、所定の位相差で順次繰り返され、上記各シリンダ20の燃焼室24での燃焼により生じた上記クランク軸18の駆動力が上記動力伝達手段11を介してプロペラ9に伝達され、もって、船1が水面2上を推進させられる。
【0045】
上記の場合、特に、内燃機関10の高負荷時には、制御装置53により、上記吸気圧センサー51の検出信号よりも、主にスロットル開度センサー52の検出信号に基づいて各燃料噴射弁47による燃料46の噴射量等が制御され、内燃機関10に所望の駆動が得られるようになっている。一方、内燃機関10の低負荷時には、上記制御装置53により、スロットル開度センサー52の検出信号よりも、主に吸気圧センサー51の検出信号に基づいて各燃料噴射弁47による燃料46の噴射量等が制御され、この場合にも、内燃機関10に所望の駆動が得られるようになっている。
【0046】
上記構成によれば、左右シリンダ20,20のうち、一側方(左側方)のシリンダ20に対応する上記吸気通路25,35に対し上記吸気圧センサー51を設け、他側方(右側方)のシリンダ20に対応する上記スロットル弁37に対し上記スロットル開度センサー52を設けてある。
【0047】
このため、上記吸気圧センサー51とスロットル開度センサー52とは、前記仮想鉛直面19を挟んで、船外機5の左右各側部に振り分けられることから、船1の推進中など、上記船外機5が左右いずれか一方の外側方から大きい外力を受けることにより、上記一方に位置するセンサーが破損したり、上記一方に位置するセンサーに対するワイヤハーネスの結線部分や、この結線部分の近傍部分のワイヤハーネスが断線したとしても、他方に位置するセンサーに支障が生じることは抑制される。
【0048】
よって、船1の推進中など、船外機5が左右いずれか一方の外側方から大きい外力を受けた場合でも、内燃機関10の駆動に大きな支障が生じることは防止されて、直ちに修理作業が要求されるということは防止される。
【0049】
また、上記したように、吸気圧センサー51とスロットル開度センサー52とは船外機5の左右各側部に振り分けられることから、これら各センサー51,52は互いに離されて、これら各センサー51,52のそれぞれの周りに広い空間が確保される。
【0050】
よって、上記各センサー51,52を設ける場合、これらが互いに干渉し合うことは防止されると共に、これら各センサーに対する保守点検作業が容易にできる。
【0051】
また、上記左右各シリンダ20,20をそれぞれ上下方向で複数設けてそれぞれシリンダ20群とし、それぞれのシリンダ20に対応して上記吸気通路25,35と上記スロットル弁37とを設けた船外機において、
【0052】
上記吸気圧センサー51が、上記一側方(左側方)のシリンダ20群に対応する複数の吸気通路25,35のうち、最上部の吸気通路25,35における空気13の負圧を検出するようにし、上記吸気圧センサー51の少なくとも上端部が、上記一側方のシリンダ20群に対応するスロットル弁37の近傍における上記最上部の吸気通路25,35よりも上側になるよう上記吸気圧センサー51を配置してある。
【0053】
また、上記スロットル開度センサー52が、上記他側方(右側方)のシリンダ20群に対応する複数のスロットル弁37のうち、最上部のスロットル弁37におけるスロットル開度を検出するようにし、上記スロットル開度センサー52の少なくとも上端部が、上記他側方のシリンダ20群に対応する上記最上部のスロットル弁37よりも上側になるよう上記スロットル開度センサー52を配置してある。
【0054】
このため、上記各センサー51,52は上記吸気通路25,35や上記スロットル弁37の上部側に位置することから、上記各吸気圧センサー51,52の上方には、吸気通路25,35やスロットル弁37に邪魔されることのない、より広い空間が確保され、よって、上記保守点検作業がより容易にできる。また、これと共に、上記各センサー51,52が水面からより高く離れることとなって水の影響を受けることが防止され、これは内燃機関10の円滑な駆動を維持する上で有益である。
【0055】
なお、図1中一点鎖線で示すように、船体3の平面視で、上記クランクケース16を基準として上記燃料噴射弁47とは反対側のクランクケース16の外側方の空間58を通るよう上記ワイヤハーネス55を配線してもよい。
【0056】
このようにすれば、船外機5が左右いずれか一方の外側方から大きい外力を受けたとき、この外力によって、上記各ワイヤハーネス54,55が共に断線するということはより確実に防止される。
【0057】
以下の各図は、第2の実施の形態を示している。この実施の形態は、前記第1の実施の形態と構成、作用効果において多くの点で共通している。そこで、これら共通するものについては、図面に共通の符号を付してその重複した説明を省略し、異なる点につき主に説明する。また、この実施の形態における各部分の構成を、本発明の課題、作用効果に照らして種々組み合せてもよい。
【0058】
(第2の実施の形態)
【0059】
図4,5は、第2の実施の形態を示している。
【0060】
これによれば、上記一側方(左側方)のシリンダ20群に対応する複数の吸気通路25,35をそれぞれ上記吸気圧センサー51に連通させる空気圧伝達通路61が設けられている。この空気圧伝達通路61は、上記各吸気通路25,35からそれぞれ延出する第1空気圧伝達通路62と、これら第1空気圧伝達通路62の各延出端を集合させる集合チャンバである第2空気圧伝達通路63と、この第2空気圧伝達通路63から延出して上記吸気圧センサー51に連通される第3空気圧伝達通路64とを備え、上記各第1〜第3空気圧伝達通路62〜64はいずれもチューブの内孔で成形されている。
【0061】
そして、上記吸気圧センサー51は、上記一側方(左側方)のシリンダ20群に対応する複数の吸気通路25,35における各空気13の負圧を、上記空気圧伝達通路61を通し、検出することとされている。より具体的には、上記吸気圧センサー51は、各シリンダ20が、所定の位相差で、吸入行程などある行程に達する毎に、各シリンダ20に対応する吸気通路25,35における各空気13の負圧を、順次検出することとされている。
【0062】
一方、上記燃料噴射弁47により噴射される燃料46の圧力を調整するレギュレータ66が設けられている。即ち、このレギュレータ66は上記第2空気圧伝達通路63に連通させられており、上記各吸気通路25,35における各空気13の負圧が上記レギュレータ66に伝達され、もって、上記負圧の大きさに応じて、上記レギュレータ66により上記燃料噴射弁47による燃料46の圧力が調整される。この結果、この燃料噴射弁47による燃料46の噴射量が各シリンダ20に対し、適量となるよう調整される。
【0063】
上記構成によれば、吸気圧センサー51が、上記一側方(左側方)のシリンダ20群に対応する複数の吸気通路25,35における各空気13の負圧を検出するようにしてある。
【0064】
このため、上記シリンダ20群の各シリンダ20に対応する各吸気通路25,35毎に各空気13の負圧が検出されるため、単一の吸気通路25,35における空気13の負圧だけを検出することに比べて、上記検出信号に基づく上記各燃料噴射弁47のそれぞれの制御が、個別に、より精度よくなされ、よって、内燃機関10のエンジン性能が向上して、より所望の駆動が得られる。
【0065】
上記の場合、より具体的には、空気圧伝達通路61が、上記一側方のシリンダ20群に対応する複数の吸気通路25,35からそれぞれ延出する第1空気圧伝達通路62と、これら第1空気圧伝達通路62の各延出端を集合させる集合チャンバである第2空気圧伝達通路63とを備え、この第2空気圧伝達通路63における空気13の負圧を上記吸気圧センサー51が検出するようにしてある。
【0066】
このため、上記吸気圧センサー51は、上記各吸気通路25,35の平均的な空気13の負圧を検出することから、その検出信号によれば、上記各燃料噴射弁47の制御にばらつきの生じることが防止され、上記各シリンダ20の出力が互いにより均一とされる。
【0067】
よって、内燃機関10の駆動がより安定することとなって、エンジン性能上好ましい。
【0068】
また、上記吸気圧センサー51の少なくとも上端部を、上記一側方のシリンダ20群に対応するスロットル弁37の近傍における上記最上部の吸気通路25,35よりも上側に配置してある。
【0069】
また、上記スロットル開度センサー52が、上記他側方(右側方)のシリンダ20群に対応する複数のスロットル弁37のうち、最上部のスロットル弁37におけるスロットル開度を検出するようにし、上記スロットル開度センサー52の少なくとも上端部が、上記他側方のシリンダ20群に対応する上記最上部のスロットル弁37よりも上側になるよう上記スロットル開度センサー52を配置してある。
【0070】
このため、上記各センサー51,52は上記吸気通路25,35や上記スロットル弁37の上部側に位置することから、上記各吸気圧センサー51,52の上方には、吸気通路25,35やスロットル弁37に邪魔されることのない、より広い空間が確保され、よって、上記保守点検作業がより容易にできる。また、これと共に、上記各センサー51,52が水面からより高く離れることとなって水の影響を受けることが防止され、これは内燃機関10の円滑な駆動を維持する上で有益である。
【0071】
なお、以上は図示の例によるが、上記空気圧伝達通路61は、上記一側方のシリンダ20群に対応する複数の吸気通路25,35をそれぞれ上記吸気圧センサー51に直接的に連通させる複数の第1空気圧伝達通路62のみで構成してもよい。また、上記空気圧伝達通路61における特に第1空気圧伝達通路62と第2空気圧伝達通路63のうち、少なくともいずれかを、上記吸気管31の肉厚の内部に成形してもよく、このようにすれば、部品の点数が少なくなる分、簡単な構成で、上記各吸気通路25,35の負圧の検出ができる。
【0072】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0073】
請求項1の発明は、プロペラ駆動用の内燃機関が、船体側に支持されるクランクケースと、このクランクケースから船体の幅方向の左右各外側方に向って突出する左右シリンダと、上記内燃機関の外部を上記各シリンダの各内部の燃焼室に連通させる左右吸気通路と、これら吸気通路の各開度を調整自在とする左右スロットル弁と、上記燃焼室に燃料を供給する燃料噴射弁と、上記スロットル弁よりも下流側の上記吸気通路における空気の負圧を検出する吸気圧センサーと、上記スロットル弁におけるスロットル開度を検出するスロットル開度センサーと、上記吸気圧センサーおよびスロットル開度センサーの各検出信号に基づき、上記燃料噴射弁を制御する制御装置とを備えた船外機において、
【0074】
上記左右シリンダのうち、一側方のシリンダに対応する上記吸気通路に対し上記吸気圧センサーを設け、他側方のシリンダに対応する上記スロットル弁に対し上記スロットル開度センサーを設けてある。
【0075】
このため、上記吸気圧センサーとスロットル開度センサーとは、船外機の左右各側部に振り分けられることから、船の推進中など、上記船外機が左右いずれか一方の外側方から大きい外力を受けることにより、上記一方に位置するセンサーが破損したり、上記一方に位置するセンサーに対するワイヤハーネスの結線部分や、この結線部分の近傍部分のワイヤハーネスが断線したとしても、他方に位置するセンサーに支障が生じることは抑制される。
【0076】
よって、船の推進中など、船外機が左右いずれか一方の外側方から大きい外力を受けた場合でも、内燃機関の駆動に大きな支障が生じることは防止されて、直ちに修理作業が要求されるということは防止される。
【0077】
また、上記したように、吸気圧センサーとスロットル開度センサーとは船外機の左右各側部に振り分けられることから、これら各センサーは互いに離されて、これら各センサーのそれぞれの周りに広い空間が確保される。
【0078】
よって、上記各センサーを設ける場合、これらが互いに干渉し合うことは防止されると共に、これら各センサーに対する保守点検作業が容易にできる。
【0079】
請求項2の発明は、上記左右各シリンダをそれぞれ上下方向で複数設けてそれぞれシリンダ群とし、それぞれのシリンダに対応して上記吸気通路と上記スロットル弁とを設けた船外機において、
【0080】
上記吸気圧センサーが、上記一側方のシリンダ群に対応する複数の吸気通路のうち、最上部の吸気通路における空気の負圧を検出するようにし、
【0081】
上記スロットル開度センサーが、上記他側方のシリンダ群に対応する複数のスロットル弁のうち、最上部のスロットル弁におけるスロットル開度を検出するようにしてある。
【0082】
このため、上記各センサーの上方には、上記吸気通路やスロットル弁に邪魔されることのない、より広い空間が確保されて、上記保守点検作業がより容易にできる。また、これと共に、上記各センサーが水面からより高く離れることとなって水の影響を受けることが防止され、これは内燃機関の円滑な駆動を維持する上で有益である。
【0083】
請求項3の発明は、上記左右各シリンダをそれぞれ上下方向で複数設けてそれぞれシリンダ群とし、それぞれのシリンダに対応して上記吸気通路と上記スロットル弁とを設けた船外機において、
【0084】
上記吸気圧センサーが、上記一側方のシリンダ群に対応する複数の吸気通路における各空気の負圧を検出するようにしてある。
【0085】
このため、上記シリンダ群の各シリンダに対応する各吸気通路毎に各空気の負圧が検出されるため、単一の吸気通路における空気の負圧だけを検出することに比べて、上記検出信号に基づく各燃料噴射弁のそれぞれの制御が、個別に、より精度よくなされ、よって、内燃機関のエンジン性能が向上して、より所望の駆動が得られる。
【0086】
また、上記吸気圧センサーの少なくとも上端部を上記スロットル弁の近傍における最上部の吸気通路よりも上側に配置し、
【0087】
上記スロットル開度センサーが、上記他側方のシリンダ群に対応する複数のスロットル弁のうち、最上部のスロットル弁におけるスロットル開度を検出するようにしてある。
【0088】
このため、上記各センサーの上方には、上記吸気通路やスロットル弁に邪魔されることのない、より広い空間が確保されて、上記保守点検作業がより容易にできる。また、これと共に、上記各センサーが水面からより高く離れることとなって水の影響を受けることが防止され、これは内燃機関の円滑な駆動を維持する上で有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態で、船外機の平面図である。
【図2】第1の実施の形態で、船外機の側面図である。
【図3】第1の実施の形態で、船外機の内燃機関の正面図である。
【図4】第2の実施の形態で、図1の4‐4線矢視に相当する図である。
【図5】第2の実施の形態で、図4の5‐5線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 船
2 水面
3 船体
5 船外機
8 ケース
9 プロペラ
10 内燃機関
16 クランクケース
20 シリンダ
24 燃焼室
25,35 吸気通路
37 スロットル弁
46 燃料
47 燃料噴射弁
51 吸気圧センサー
52 スロットル開度センサー
53 制御装置
54,55 ワイヤハーネス
58 空間

Claims (3)

  1. プロペラ駆動用の内燃機関が、船体側に支持されるクランクケースと、このクランクケースから船体の幅方向の左右各外側方に向って突出する左右シリンダと、上記内燃機関の外部を上記各シリンダの各内部の燃焼室に連通させる左右吸気通路と、これら吸気通路の各開度を調整自在とする左右スロットル弁と、上記燃焼室に燃料を供給する燃料噴射弁と、上記スロットル弁よりも下流側の上記吸気通路における空気の負圧を検出する吸気圧センサーと、上記スロットル弁におけるスロットル開度を検出するスロットル開度センサーと、上記吸気圧センサーおよびスロットル開度センサーの各検出信号に基づき、上記燃料噴射弁を制御する制御装置とを備えた船外機において、
    上記左右シリンダのうち、一側方のシリンダに対応する上記吸気通路に対し上記吸気圧センサーを設け、他側方のシリンダに対応する上記スロットル弁に対し上記スロットル開度センサーを設けた船外機における電気部品配設構造。
  2. 上記左右各シリンダをそれぞれ上下方向で複数設けてそれぞれシリンダ群とし、それぞれのシリンダに対応して上記吸気通路と上記スロットル弁とを設けた船外機において、
    上記吸気圧センサーが、上記一側方のシリンダ群に対応する複数の吸気通路のうち、最上部の吸気通路における空気の負圧を検出するようにし、
    上記スロットル開度センサーが、上記他側方のシリンダ群に対応する複数のスロットル弁のうち、最上部のスロットル弁におけるスロットル開度を検出するようにした請求項1に記載の船外機における電気部品配設構造。
  3. 上記左右各シリンダをそれぞれ上下方向で複数設けてそれぞれシリンダ群とし、それぞれのシリンダに対応して上記吸気通路と上記スロットル弁とを設けた船外機において、
    上記吸気圧センサーが、上記一側方のシリンダ群に対応する複数の吸気通路における各空気の負圧を検出するようにし、かつ、上記吸気圧センサーの少なくとも上端部を上記スロットル弁の近傍における最上部の吸気通路よりも上側に配置し、
    上記スロットル開度センサーが、上記他側方のシリンダ群に対応する複数のスロットル弁のうち、最上部のスロットル弁におけるスロットル開度を検出するようにした請求項1に記載の船外機における電気部品配設構造。
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