JP4392950B2 - ベルト式ドア開閉用駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばエレベータのドア開閉用に使用されるベルト式ドア開閉用駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エレベータのドアを開閉するためのベルト式ドア開閉用駆動装置としては、モータの出力を(多段の)ベルトとプーリで減速し、その減速出力によりドア開閉用のベルト(一般にタイミングベルトと称される歯付きのベルト)を駆動してドアを開閉するもの、あるいは、ギヤドモータの減速出力により該ドア開閉用のベルトを駆動してドアを開閉するもの等が知られている。
【0003】
又、一般に、エレベータのドア開閉用駆動装置には、ドアに人や物が挟まれたことを検知するセンサが設けられており、このセンサが人や物を挟んだことを検知した場合に、駆動装置がエレベータのドアを開くようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の駆動装置のうち、ベルトとプーリの組み合わせでモータ出力をドア開閉用のベルト(タイミングベルト)にまで伝達するものは、入力側と出力側のプーリ径を変えることによって減速するものであるため、減速比を高く設定しようとした場合、(入力側のプーリ径を小さくすることには限界があることから)一般的には多段構成とせざるを得ないという問題がある。そのためコンパクト化が困難であり、またコストも上昇しやすいという問題がある。
【0005】
又、ギヤドモータを用いるものは、多段のベルトとプーリの組み合わせよりはコンパクト化が図れるものの、騒音が大きく、又、後述するようにセンサ故障等の万一の場合に機械的安全機能が働かないという問題がある。
【0006】
本発明は、上記事情を考慮し、静音化及びコンパクト化が図れる上、万一の場合には機械的安全機能を発揮し得るエレベータのドア開閉用駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明は、モータユニットの出力によってベルトを駆動することによりドアを開閉するベルト式ドア開閉用駆動装置において、前記モータユニットと前記ベルトとの間に、太陽ローラ、キャリアに自転可能に支持され前記太陽ローラに外接する複数の遊星ローラ、該遊星ローラが内接するリングローラの相互回転により動力を伝達する遊星ローラユニットを介装し、前記モータユニットからの出力を前記遊星ローラユニットで受け、該遊星ローラユニットの出力を前記ベルトに伝達するように構成されたものであって、前記遊星ローラユニットが、自身のユニット外周の枠部材が回転する枠回転型のものであり、前記枠部材が前記リングローラと一体回転するように連結され、該枠部材自体に、前記ベルトを駆動するプーリが形成され、前記モータユニットの出力軸が、遊星ローラユニットの軸中心に該遊星ローラユニットの入力軸として挿入され、遊星ローラユニットのキャリアがモータユニットに固定され、且つ該キャリアが、前記モータユニットのモータケーシングのうち、遊星ローラユニット側開口を塞ぐ部分を兼用するようにしたことにより、前記課題を解決したものである。
【0008】
この発明では、モータユニットとドア開閉用のベルト(一般にはタイミングベルトと呼ばれる歯付きのベルト:但し本発明では歯付きのベルトに限定されない。便宜上以下タイミングベルトと称する)との間に、動力伝達手段として遊星ローラユニットを介装している。遊星ローラユニットはコンパクトな形態で減速比を大きくとれるため、駆動装置全体のコンパクト化を容易に図ることができる。
【0009】
又、遊星ローラユニットは、太陽ローラと遊星ローラとリングローラの相互回転(摩擦回転、或いはトラクション回転)により動力を伝達するものであるから、それ自体としての静音効果が高い。
【0010】
又、遊星ローラユニットは、ローラ同士の接触面によって、入力側と出力側との間で伝達される振動を遮断する効果を発揮する。即ち、入力側のモータユニットで発生する振動のタイミングベルト側への伝達、及び、タイミングベルト側(ドア側)で発生する振動のモータユニット側の伝達が、この遊星ローラユニットの部分で遮断される。従って、この振動遮断によって「相互に異なる固有振動数で振動している者同士が互いに影響し合ってそれぞれの部分で発生している振動・騒音レベルよりも大きな振動・騒音が発生してしまう」という所謂共振現象が発生するの防止することができ、結果的に駆動装置全体の静粛性を大幅に高めることができる。
【0011】
又、遊星ローラユニットは、その構造上の特徴から、出力側に大きな負荷がかかると、各ローラが滑ってそれ以上のトルク伝達が行われなくなるという特性を有する。そのため、たとえセンサ系統の故障等で人や物がドアに挟まれたことを検知してモータの回転を止めたり、逆転させたりする制御ができなくなり、人や物が挟まれた状態でモータユニットが回り続けようとするような状況が発生したとしても、その挟まれた人や物に大きなトルクがかからないようにすることができる。つまり、万一の場合の機械的安全機能を発揮させることができる。この機能は、ドア開閉の応答速度を重視してモータのトルクを比較的大きめに設定しているような場合に特に有効である。
又、リングローラと一体回転するよう連結された枠部材自体に、タイミングベルトを駆動するためのプーリを形成しているので、駆動装置と別にプーリを設ける必要がない。従って、プーリを別に設けて駆動装置に連結する場合と比べて、駆動系の一層のコンパクト化が図れる上、構成の単純化と部品点数の削減が図れ、コストダウンに寄与する。
又、モータユニットと遊星ローラユニットのそれぞれの主要部材が相互に連結されることになるため、一層のコンパクト化、部品点数の削減、高剛性化、及びコストダウンが実現できる。
更に、キャリアが、前記モータユニットのモータケーシングのうち、遊星ローラ側開口を塞ぐ部分を兼用しているので、部品点数を減少でき、取付形態のコンパクト化も図れる。
【0014】
なお、遊星ローラユニットを多段に備え、モータユニットの出力回転を前記多段の遊星ローラユニットのうちの初段の遊星ローラユニットの太陽ローラで受けると共に、初段を含む前段の遊星ローラユニットのキャリアを次段の遊星ローラユニットの太陽ローラと順次連結した上で、最終段の遊星ローラユニットのキャリアを固定し、且つ、少なくとも最終段の遊星ローラユニットのリングローラを前記枠部材と一体回転可能に連結することによって該枠部材を回転可能に構成することもできる
【0015】
この場合、遊星ローラユニットを多段に設けているので、駆動装置全体の外径が大きくなるのを防止しながら容易に減速比を大きくとることができる。また、ローラ間の摩擦接触部の数が増えるので、ローラの滑りによる安全性の機能アップと振動吸収の性能アップが図れる。更に、複数段の遊星ローラユニットが軸方向に並ぶことで、遊星ローラユニット自体による軸受的機能が高まるので、枠部材の回転安定性が一層向上する。
【0018】
、前記モータユニット及び多段とされた遊星ローラユニットを、モータユニット、遊星ローラユニットの最終段、その前段、…、初段の順に同一軸線上に隣接して配置し、モータユニットの出力軸を、全段の遊星ローラユニットの軸中心を貫通してモータユニットから最も遠い位置に配置された前記初段の遊星ローラユニットにその入力軸として挿入し、前記最終段の遊星ローラユニットのキャリアをモータユニットに固定するようにしてもよい
【0019】
この場合、モータユニットと遊星ローラユニットがのそれぞれの主要部材が相互に連結されることになるため、一層のコンパクト化、部品点数の削減、高剛性化、及びコストダウンが実現できる。特にこの発明の場合は、前提として遊星ローラユニットが多段に設けられているため、一般的には駆動装置全体の軸芯合わせが難しくなる傾向があるが、モータの出力軸が全遊星ローラユニットの軸中心を貫通して配置されているため、駆動装置内の各回転部材の回転軸中心を容易に一致させることができる。
【0020】
更に、前記モータユニットに固定するキャリアの反遊星ローラユニット側に当該駆動装置を固定部材に取付けるための取付フランジを形成し、且つ、この取付フランジをモータユニットのケーシングの一部として利用するようにしてもよい
【0021】
この場合、モータユニット側に取付ベース等を別途設けて固定する場合と比べて、取付形態のコンパクト化が図れる。
【0022】
更に、この取付フランジは、遊星ローラユニットのキャリアと直接一体化されている。従ってこの取付フランジをエレベータのかご等の固定部材に固定することにより、取付フランジのボルト位置と枠部材の荷重の係る位置との距離を短くすることができる。そのためモータユニット側に取付ベース等を別途設けて固定する場合と比べて、該取付けベースに係る反力モーメントをより小さくでき、取付け安定性の高い合理的な設計をすることができる。
【0023】
また、遊星ローラユニットのキャリアに形成した取付フランジを、モータユニットのケーシングの一部として用いるので、部品点数の減少が図れる。しかもモータユニットと遊星ローラユニットの一体性を増すことができるため、装置全体の剛性をより高めることもできる。
【0024】
更に、モータユニットが軸線方向寸法を短縮した扁平モータで構成してもよい
【0025】
この場合、モータユニットに扁平モータを採用したことにより、軸方向寸法を小さくできるため、遊星ローラユニットの特性を生かしながら、駆動装置全体の軸方向寸法を一層コンパクトにすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0027】
図1は実施形態のエレベータのドア開閉用駆動ユニット(エレベータ用のベルト式ドア開閉用駆動装置)1の構成を示す断面図、図2は図1のII−II矢視断面図である。
【0028】
図1に示すように、この駆動ユニット1は、軸方向寸法を圧縮した扁平ブラシモータよりなるモータユニット2と、2段の遊星ローラ機構(遊星ローラユニット)を含む動力伝達ユニット3とを軸方向に隣接させて合体し、単一のユニットとして構成したものである。
【0029】
動力伝達ユニット3は、複数のローラの摩擦伝動により動力を伝達する構造を採用しており、一般的にはトラクションドライブ(T/D)と呼ばれる動力伝達型式に属する。
【0030】
動力伝達ユニット3は、回転ケーシング11と取付フランジ12とを備える。
【0031】
回転ケーシング(枠部材)11は、共にリング状に形成された回転枠13と軸受ケーシング14よりなる。回転枠13と軸受ケーシング14は、軸線方向に並べてインロー嵌合されており、回転枠13の端面を密閉する端面カバー15と共に、貫通ボルト16で一体に結合されている。
【0032】
取付フランジ12は、本実施形態の駆動ユニット1をエレベータのかご(固定部材100)に固定するためのものであり、動力伝達ユニット3のモータユニット2側に配されている。この取付フランジ12の具体的構造については後に詳述する。
【0033】
この動力伝達ユニット3は、ユニット外周部に位置する回転ケーシング11から回転出力を取り出す枠回転型のものであり、回転枠13の外周に、エレベータドアの開閉駆動用の歯付きのタイミングベルト17が巻回されるプーリ18が一体に形成されている。
【0034】
回転枠13の軸中心には入力軸20が配置されている。入力軸20はモータ軸60が延長されたものであり、モータユニット2側から動力伝達ユニット3側に挿入されている。換言すると、入力軸20は、その一端部(図の左側端部)はモータ軸60として機能していることになる。
【0035】
回転枠13内には、入力軸20の外周に第1減速段と第2減速段の2段の遊星ローラ機構(遊星ローラユニット)30、40が設けられている。
【0036】
第1減速段(初段)の遊星ローラ機構(以下、「第1の遊星ローラ機構」という)30は、モータユニット2側から見た場合、入力軸20の先端側に配され、第2減速段(最終段)の遊星ローラ機構(以下、「第2の遊星ローラ機構」という)40は、第1の遊星ローラ機構30よりもモータユニット2側に配されている。
【0037】
即ち、結局、モータユニット2、第2の遊星ローラ機構40、第1の遊星ローラ機構30は、この順に同一軸線上に隣接して配置され、且つ、モータユニット2の出力軸60が、全般の遊星ローラ機構30、40の軸中心を貫通してモータユニット2から最も遠い位置に配置された遊星ローラ機構30にその入力軸20として挿入されていることになる。
【0038】
第1の遊星ローラ機構30は、入力軸20の先端部にスプライン結合された円筒状の太陽ローラ31と、太陽ローラ31に外接する複数(本例では4個)の遊星ローラ32と、該遊星ローラ32が内接するリングローラ33と、全部の遊星ローラ32をそれぞれキャリアピン34を介して回転自在に支持するキャリア35とを備えており、太陽ローラ31と遊星ローラ32とリングローラ33との三者の相互回転により動力を伝達する。
【0039】
第2の遊星ローラ機構40は、入力軸20の外周に遊嵌されて第1の遊星ローラ機構30のキャリア35とスプライン結合された円筒状の太陽ローラ41と、太陽ローラ41に外接する複数の遊星ローラ42と、該遊星ローラ42が内接するリングローラ43と、全部の遊星ローラ42をそれぞれキャリアピン44を介して回転自在に支持するキャリア45とを備えており、太陽ローラ41と遊星ローラ42とリングローラ43との三者の相互回転により動力を伝達する。
【0040】
第1、第2の遊星ローラ機構30、40のキャリアピン34、44は、それぞれ基端部が、各遊星ローラ32、42よりもモータユニット2側に配されたキャリア35、45に片持支持されている。キャリヤピン34、44の先端部外周には、それぞれ滑り部材(ピンローラ)36、46を介して遊星ローラ32、42が回転自在に装着されている。
【0041】
第1、第2の遊星ローラ機構30、40のリングローラ33、43は、回転枠13の内周に一体的に形成されている。又、ここでは部品の共通化を図るため、第1、第2の遊星ローラ機構30、40における太陽ローラ31、41のサイズ、遊星ローラ32、42のサイズ、リングローラ33、43のサイズはそれぞれ等しく設定されている。
【0042】
第1の遊星ローラ機構30の遊星ローラ32と第2の遊星ローラ機構40の遊星ローラ42間には、回転枠13の内周に嵌合されたスペーサ22によって一定のスペースが保持されており、そのスペースに第1の遊星ローラ機構30のキャリア35が収納されている。
【0043】
各遊星ローラ32、42の軸線方向の位置は、端面カバー15に嵌合したストッパリング51と、前記スペーサ22と、軸受ケーシング14の内周に嵌合したストッパリング52とにより規制されている。又、太陽ローラ31、41の軸線方向の位置は、端面カバー15に嵌合したストッパリング53と、第2の遊星ローラ機構40のキャリア45の内周に嵌合したストッパリング54とにより規制されている。
【0044】
第2の遊星ローラ機構40のキャリア45は円筒状のもので、該キャリア45の内周と入力軸20の外周との間にはころがり軸受23が配されている。又、該キャリア45の外周と、回転ケーシング(枠部材)11の一部である軸受ケーシング14の内周との間にはころがり軸受24が配されている。
【0045】
このように、キャリア45の内外周の軸受23、24により、入力軸20がキャリア45に回転自在に支持されると共に、回転枠13と軸受ケーシング14よりなる回転ケーシング11がキャリア45に回転自在に支持されている。又、第1、第2の遊星ローラ機構30、40自体が軸受としての機能を果たすので、軸受23、24から離れた位置においても、入力軸20と回転ケーシング11との回転振れが防止される。
【0046】
又、キャリア45と軸受ケーシング14間に介装されたころがり軸受24は、段部25、26やスペーサ27、スナップリング28等により、キャリア45と軸受ケーシング14に対して軸方向の移動がないように固定されており、この軸受24によって回転ケーシング11側から加わるスラスト荷重を全て支持するようになっている。従って、該スラスト荷重が遊星ローラ機構30、40側へ伝達されるのを遮断することができる。
【0047】
又、キャリア45と軸受ケーシング14間には、遊星ローラ機構30、40から見て軸受24より外側に位置させて、外部と遮断するシール部材55が配置されている(後述)。又、キャリア45と入力軸20との間には、遊星ローラ機構30、40から見て軸受23より内側に位置させて、モータユニット2側と遮断するシール部材56が配置されている。シール部材55、56で隔離された空間には、遊星ローラ機構30、40の各ローラのトラクション機能を向上させるために特殊のグリスが封入される。
【0048】
ここで、前述したシール部材55の配置に関する構造を含め、取付フランジ12の構造に関する工夫について説明する。
【0049】
取付フランジ12は、前述したように本実施形態の駆動ユニット1をエレベータのかご側の固定部材100に固定するためのものであり、動力伝達ユニット3のモータユニット2側に配されている。この取付フランジ12は、モータユニット2のケーシングの一部であるモータベース61を兼用するものとして構成されており、駆動ユニット1の軸線方向と直交している。
【0050】
この取付フランジ12は、第2の遊星ローラ機構40のキャリア45の一端に一体に形成されている。従って、取付フランジ12をエレベータのかご側の固定部材100に固定することにより、第2の遊星ローラ機構40のキャリア45が固定状態に保持され、回転ケーシング11から回転出力を取り出せるようになると共に、モータユニット2も該取付フランジ12を介してかご側の固定部材100に固定されることになる。
【0051】
取付フランジ12の側面と軸受ケーシング14の端面は僅かな隙間を存して対向しており、取付フランジ12側の側面に形成した環状凹所12aに、軸受ケーシング14側の側面に形成した環状凸部14aが非接触で入り込んでいる。
【0052】
これは軸受ケーシング14側の側面に環状凸部14aを形成することで、軸受ケーシング14とキャリア45間をシールする前記シール部材55を配置するスペースを確保するための工夫である。即ち、軸受ケーシング14に環状凸部14aを形成することにより、その内周側にシール部材55を配置するスペースを確保しており、その環状凸部14aとの干渉を避けるために、取付フランジ12側の側面に環状凹部12aを形成しているのである。
【0053】
このような構成をとることで、取付フランジ12の厚さを十分に確保しながら、軸方向長を伸ばすことなくシール部材55を配置することを可能とし、以て取付フランジ12を極力軸受ケーシング14に接近して配置するようにして動力伝達ユニット3の軸方向寸法を短縮している。
【0054】
次にモータユニット2の構成を説明する。
【0055】
このモータユニット2は、前述したように扁平ブラシモータよりなるもので、モータベース61とモータカバー63がモータケーシングを構成している。モータベース61は取付フランジ12自体がそのまま兼用されている。
【0056】
このモータユニット2は、その基本構造自体は公知のもので、動力伝達ユニット3の入力軸20と一体となったモータ軸60と、モータ軸60の動力伝達ユニット3と反対側の端部を支持するためモータカバー63の中心部に嵌合された軸受64と、モータカバー63内においてモータ軸60の外周に一体に結合された薄い円盤状のロータ65と、ロータ65の側面と対向するようモータカバー63の内側面に固定されたステータ66と、ロータ65のコイル(図示略)に電流を供給するブラシ67と、ブラシ67をロータ65のボス部の接点に接触させるためのバネ68とから主に構成されている。
【0057】
なお、ロータ65と動力伝達ユニット3側の入力軸20の外周の軸受23との間には、ロータ65の位置を決めるためのスペーサ69が設けられている。
【0058】
以上説明した駆動ユニット1は、取付フランジ12を固定部材100に固定することにより、例えば図3に示されるようにエレベータのかごに取り付けられる。
【0059】
図3は駆動ユニット1の使用例を示している。
【0060】
図3において、101、102はエレベータのドア、17はタイミングベルト、103、104はドアとタイミングベルトの連結部材である。タイミングベルト17は、離間した2つのプーリ105、106間に巻回されており、片方のプーリ106の位置に駆動ユニット1が配置され、そのプーリ106として、回転ケーシング11の回転枠13に一体形成したプーリ18が使用される。この機構においては、駆動ユニット1によってタイミングベルト17を駆動することにより、ドア101、102を同期して開閉することができる。
【0061】
次に、この駆動ユニット1の作用を述べる。
【0062】
図1を参照して、モータユニット2のモータ軸60が回転すると、その回転が入力軸20から第1の遊星ローラ機構30の太陽ローラ31に入力される。いま仮に回転枠13を固定と考えた場合、太陽ローラ31に入力された回転は、ローラ同士の摩擦回転(トラクション回転)により、遊星ローラ32→キャリア35→第2の遊星ローラ機構40の太陽ローラ41→遊星ローラ42→キャリア45の順に伝達される。しかし、実際はキャリア45が固定されているので、遊星ローラ32、42の回転によって、リングローラ33、43、即ち、回転枠13を有する回転ケーシング11が回転し、タイミングベルト17が駆動されて、ドア101、102の開閉が行われる。
【0063】
この場合、モータユニット2とタイミングベルト17との間の動力伝達手段として、遊星ローラ機構30、40を内蔵した動力伝達ユニット3が使用されているので、静粛な運転を行うことができる。即ち、遊星ローラ機構30、40は、太陽ローラ31、41と遊星ローラ32、42とリングローラ33、43の相互回転(摩擦回転、或いはトラクション回転)により動力を伝達するものであるから、それ自体としての静音効果が高い上に、モータユニット2で発生する振動のタイミングベルト側への伝達、及び、タイミングベルト側で発生する振動のモータユニット側の伝達がこの遊星ローラ機構30、40の部分で遮断される。従って、「相互に異なる固有振動数で振動している者同士が互いに影響し合ってそれぞれの部分で発生している振動・騒音レベルよりも大きな振動・騒音が発生してしまう」という所謂共振現象が発生するの防止することができ、結果的にモータユニットからタイミングベルト以降を含めた駆動装置全体の静粛性を大幅に高めることができる。
【0064】
一方、もしドア101、102を閉じるときにタイミングベルト17に過大な負荷が作用したとすると、回転ケーシング11にかかる負荷の増大により、各ローラ31、32、33、41、42、43に滑りが発生するようになる。そのため、たとえセンサ系統の故障等で人や物がドア101、102に挟まれたことを検知してモータ軸60の回転を止めたりする制御ができなくなり、人や物が挟まれた状態でモータユニット2が回り続けようとするような状況が発生したとしても、その挟まれた人や物に大きなトルクがかからないようにすることができる。つまり、万一の場合の機械的安全機能を発揮させることができる。
【0065】
又、遊星ローラ機構30、40を内蔵した動力伝達ユニット3はコンパクトな形態で減速比を大きくとれるものであるから、扁平モータの採用と相俟って駆動系全体のコンパクト化を容易に図ることができる。
【0066】
又、キャリア45と一体化した取付フランジ12をモータユニット2のケーシングの一部(モータベース61)として用いているので、部品点数の減少を図りながら、モータユニット2と動力伝達ユニット3の一体性を増すことができる。しかも、その取付フランジ12をエレベータのかご側の固定部材100に固定することで、駆動ユニット1を設置するようにしているため、取付形態のコンパクト化が図れる上、合理的な設計が可能となる。
【0067】
より具体的には、先ず、取付フランジ12が遊星ローラ機構30、40及びモータユニット2の軸方向中間に位置しているため取付フランジ12からの片持ち距離L1、L2が短縮されている。その結果、特に回転枠13に係るラジアル方向及びスラスト方向の荷重を取付フランジ12からあまり離れない位置で受けることになり、取付フランジ12のボルト62に掛かる反力モーメントを小さく抑えることができる。従ってモータユニット側に取付ベース等を別途設けて固定する場合と比べて、駆動ユニット1をエレベータのかごに取付た際の据付安定性が高い。
【0068】
次に、a)取付フランジ12と遊星ローラ機構40のキャリア45とモータユニット2のケーシング61とが、それぞれの一部を兼ねるように一体化されて駆動ユニット1の中央に配置され、b)この取付フランジ12をベースにしてモータユニット2及び多段とされた遊星ローラ機構30、40が、モータユニット2、遊星ローラ機構(の最終段)40、同初段30の順に同一軸線上に隣接して配置され、c)モータユニット2の出力軸60が全段の遊星ローラ機構30、40の軸中心を貫通してモータユニット2から最も遠い位置に配置された初段の遊星ローラ機構30にその入力軸20として挿入され、d)(最終段の)遊星ローラ40のキャリア45が(取付フランジ12と一体化されている)モータユニット2に固定される構成が採用されていることから、(ロータや摩擦ローラ等の)回転部材がユニット中央に位置する取付フランジ12を中心にして3次元的に組み付けられる形となり、各回転部材の組み付け剛性を高く維持でき、回転安定性及びエレベータのかごへの据付安定性を一層向上させることができる。
【0069】
又、リングローラ33、43と一体回転する回転枠13に直接、タイミングベルト17を駆動するためのプーリ18を形成しているので、駆動ユニット1と別にプーリを設けなくてよくなり、駆動系の一層のコンパクト化が図れる上、構成の単純化と部品点数の削減が図れ、コストダウンに寄与する。
【0070】
又、回転ケーシング11を構成する軸受ケーシング14とキャリア45との間に敢えてころがり軸受24を配置しているので、遊星ローラ機構30、40にかかる負担を減らすことができ、回転ケーシング11の回転支持の安定性を高めることができる。即ち、このころがり軸受24で回転ケーシング11に作用するスラスト荷重の全部及びラジアル荷重の一部を受けるようにしているので、大きなスラスト荷重やラジアル荷重がかかる形態で設置しても遊星ローラ32、42を安定して回転させることができる。
【0071】
又、この駆動ユニット1では、遊星ローラ機構30、40を2段に設けているので、減速比を大きくとることができる上、ローラ間の摩擦接触部の数が増えるので、ローラの滑りによる安全性のアップと振動吸収性能のアップが図れる。
【0072】
又、2段の遊星ローラ機構30、40が軸方向に並ぶことで、遊星ローラ機構30、40自体による軸受機能が高まるので、回転ケーシング11の回転安定性が高まる。
【0073】
なお、前記実施形態の駆動ユニット1の場合、2段の遊星ローラ機構30、40を設けているが、遊星ローラ機構は1段だけにしてもよいし、3段以上にしてもよい。3段以上の多段にする場合は、モータユニットの出力回転を多段の遊星ローラ機構のうちの初段の遊星ローラ機構の太陽ローラで受けると共に、初段を含む前段の遊星ローラ機構のキャリアを次段の遊星ローラ機構の太陽ローラと順次連結した上で、最終段の遊星ローラ機構のキャリアを固定し、且つ、各段の遊星ローラ機構の全リングローラを回転枠と一体回転可能に連結すればよい。その場合でも、最終段のキャリアの外周と軸受ケーシング14の内周との間に軸受24を配置することができる。又、各段のリングローラは全て連結してもよく、あるいは最終段を含む一部のみを連結してもよい。
【0074】
また、前記実施形態では、モータユニット2に扁平ブラシモータを採用しているが、必ずしもそれに限定されるものではない。
【0075】
又、モータユニット2と動力伝達ユニット3を一体化して1個の駆動ユニット1を作らなくても、分離して相互に連結してもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、モータユニットとタイミングベルトとの間に遊星ローラユニットを介装したことにより、過負荷時の機械的安全機能を自身に持ちながら、低騒音化及びコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の駆動ユニットの断面図
【図2】図1のII−II矢視断面図
【図3】実施形態の駆動ユニットの使用例を示す構成図
【符号の説明】
1…駆動ユニット(駆動装置)
2…モータユニット
3…動力伝達ユニット
11…回転ケーシング(枠部材)
12…取付フランジ
13…回転枠
14…軸受ケーシング
15…端面カバー
17…タイミングベルト
18…プーリ
20…入力軸
23…ころがり軸受
24…ころがり軸受
30…第1の遊星ローラ機構(遊星ローラユニット)
40…第2の遊星ローラ機構(遊星ローラユニット)
31,41…太陽ローラ
32,42…遊星ローラ
33,43…リングローラ
34,44…キャリアピン
35,45…キャリア
60…モータ軸
61…モータベース(モータケーシング)
63…モータカバー(モータケーシング)
65…ロータ
66…ステータ
67…ブラシ
100…固定部材

Claims (7)

  1. モータユニットの出力によってベルトを駆動することによりドアを開閉するベルト式ドア開閉用駆動装置において、
    前記モータユニットと前記ベルトとの間に、
    太陽ローラ、キャリアに自転可能に支持され前記太陽ローラに外接する複数の遊星ローラ、該遊星ローラが内接するリングローラの相互回転により動力を伝達する遊星ローラユニットを介装し、
    前記モータユニットからの出力を前記遊星ローラユニットで受け、該遊星ローラユニットの出力を前記ベルトに伝達するように構成されたものであって、
    前記遊星ローラユニットが、自身のユニット外周の枠部材が回転する枠回転型のものであり、
    前記枠部材が前記リングローラと一体回転するように連結され、
    該枠部材自体に、前記ベルトを駆動するプーリが形成され、
    前記モータユニットの出力軸が、遊星ローラユニットの軸中心に該遊星ローラユニットの入力軸として挿入され、
    遊星ローラユニットのキャリアがモータユニットに固定され、且つ
    該キャリアが、前記モータユニットのモータケーシングのうち、前記遊星ローラユニット側開口を塞ぐ部分を兼用している
    ことを特徴とするベルト式ドア開閉用駆動装置。
  2. 請求項において、
    前記遊星ローラユニットを多段に備え、
    前記モータユニットの出力回転を前記多段の遊星ローラユニットのうちの初段の遊星ローラユニットの太陽ローラで受けると共に、
    初段を含む前段の遊星ローラユニットのキャリアを次段の遊星ローラユニットの太陽ローラと順次連結した上で、最終段の遊星ローラユニットのキャリアを固定し、
    且つ、少なくとも最終段の遊星ローラユニットのリングローラを前記枠部材と一体回転可能に連結することによって、該枠部材を回転可能に構成したことを特徴とするベルト式ドア開閉駆動装置。
  3. 請求項において、
    前記モータユニット及び多段とされた遊星ローラユニットを、モータユニット、遊星ローラユニットの最終段、その前段、…、初段の順に同一軸線上に隣接して配置し、
    モータユニットの出力軸を、全段の遊星ローラユニットの軸中心を貫通してモータユニットから最も遠い位置に配置された前記初段の遊星ローラユニットにその入力軸として挿入し、
    前記最終段の遊星ローラユニットのキャリアをモータユニットに固定したことを特徴とするベルト式ドア開閉用駆動装置。
  4. 請求項2または3において、
    前記多段とされた遊星ローラユニットの各遊星ローラのサイズが等しく設定されていることを特徴とするベルト式ドア開閉用駆動装置。
  5. 請求項のいずれかにおいて、
    前記モータユニットに固定するキャリアの反遊星ローラユニット側に当該駆動装置を固定部材に取付けるための取付フランジを形成し、且つ、
    この取付フランジをモータユニットのケーシングの一部として利用したことを特徴とするベルト式ドア開閉用駆動装置。
  6. 請求項5において、
    前記取付フランジの軸方向一方側に前記モータユニット、他方側に前記遊星ローラが配置されていることを特徴とするベルト式ドア開閉用駆動装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    前記モータユニットが軸線方向寸法を短縮した扁平モータよりなることを特徴とするベルト式ドア開閉駆動装置。
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