JP4392757B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置に関するものであり、さらに詳細には、光電的に読み取って得られたアナログ画像データをデジタル化して得たデジタル画像データに基づいて生成された画像中に生じる斑点状の特異的な黒い画素や白い画素を、画像全体に悪影響を及ぼすことなく、除去して、画像を補正することのできる画像処理装置に関するものである。
蛋白質、核酸配列などの固定された高分子を、化学発光物質と接触して、化学発光を生じさせる標識物質により、選択的に標識し、標識物質によって選択的に標識された高分子と、化学発光物質とを接触させて、化学発光物質と標識物質との接触によって生ずる可視光波長域の化学発光を、光電的に検出して、デジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、化学発光画像を再生して、遺伝子情報などの高分子に関する情報を得るようにした化学発光検出システムや、蛍光物質を標識物質として使用した蛍光検出(fluorescence) システムが知られている。
このような化学発光検出システムや蛍光システムにおいては、化学発光や蛍光を、CCDカメラ、とくに、冷却CCDカメラによって検出して、化学発光画像や蛍光画像を生成するのが一般的である。このようにして、画像を、CCDカメラによって光電的に検出して、デジタル画像データを生成し、得られたデジタル画像データに基づいて、画像を生成する場合、しばしば、特異的な黒い画素や白い画素が斑点状に生じることが知られており、従来は、メディアンフィルタなどの平滑化フィルタを用いて、デジタル画像データを補正し、これらの斑点状の画素(異常画素)を除去するのが一般であった。
また、画像を光走査などにより光電的に検出し、デジタル画像データを生成する一般的なスキャナにおいても、読取り画像に異常画素があった際にその画像を読み取ってえられたデジタル画像データに基づいて画像を再生する場合、上記の場合と同様に異常画素が生じることとなる。
上述のように、平滑化フィルタを用いて、デジタル画像データを補正する場合には、特異的な黒い画素や白い画素などの異常画素以外の画素に対しても、必然的に、平滑化処理がなされるため、異常画素は除去されるものの、画像のエッジが不鮮明になるなど、画像全体に悪影響を及ぼすという問題があった。特に、画像中に関心領域を設定して定量解析を実行することが要求される化学発光検出システムや蛍光検出システムにあっては、平滑化フィルタを用いてデジタル蛍光画像データを補正すると、定量解析を実行すべき関心領域内の画素の濃度値が変化してしまうなど深刻な問題を生じていた。
そこで、本出願人により、特許文献1において異常画素を抽出して異常画素のみを効排除することができる画像処理装置が提案されている。これによれば、CCDを用いて生成したアナログ画像データをデジタル化して得たデジタル画像データに基づいて、生成された画像中に孤立して生じる異常画素を、画像全体に悪影響を及ぼすことなく、除去して画像を補正することができる。
特開2001−69353号公報
しかしながら、特許文献1に記載の具体的な実施方法に基づいて画像処理を行う場合、孤立して発生している異常画素は、効果的に除去し補正することができるが、原画像データにおいて異常画素が隣接して発生している場合に、その異常画素を異常であると認識することができず、再生画像上に異常画素が残存するという問題が明らかになってきた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、異常画素が隣接して存在するような場合であっても、その異常画素を除去して、異常画素のない再生画像を得ることができる画像処理装置を提供することを目的とするものである。
本発明の画像処理装置は、光電的に検出して得られたデジタル画像データを記憶するメモリ手段と、該メモリ手段に記憶されたデジタル画像データの各画素を注目画素として、前記注目画素およびその近傍の複数画素の画素値を読み取り、該注目画素が異常画素か否かを判定する異常画素判定手段とを備え、
該異常画素判定手段が、前記注目画素の近傍の複数画素の画素値の平均値をA、最大値をMax、該最大値Maxの次に大きい画素値の値をB、最小値をMini、および該最小値Miniの次に小さい画素値をCとしたとき、
前記注目画素の画素値xが、
(1)x≧B、および、x>A+(B−C)×n(nは正の定数)を充足するか、
もしくは、
(2)x≦C、および、x<A−(B−C)×nを充足する
のいずれかの条件を満たすときに、前記注目画素を画素値と判定するものであることを特徴とするものである。
正の定数nは、1以上、2以下であることが望ましい。
また、本発明の画像処理装置は、前記異常画素判定手段によって、前記注目画素が異常画素と判定されたときに、前記注目画素の画素値を、前記注目画素の近傍の画素の画素値に基づいて補正する異常画素補正手段をさらに備えるものであることが望ましい。
前記異常画素補正手段は、前記注目画素の画素値xを、前記注目画素の近傍の複数画素の画素値の前記最大値Max、最小値Mini、BおよびCを除く前記注目画素の近傍の複数画素の画素値の平均値に置き換える補正を行うものであることが望ましい。
本発明の画像処理装置は、注目画素が上記(1)もしくは(2)の条件を満たす場合に、異常画素であると判定する異常画素判定手段を備えており、この条件であれば、隣接して異常画素が生じている場合であっても、注目画素が異常画素であるか否かを正確に判定することができるため、異常画素の除去を効果的に達成することができる。
さらに、異常画素判定手段によって注目画素が異常画素と判定されたときに、注目画素の画素値を、注目画素の近傍の画素の画素値に基づいて補正する異常画素補正手段をさらに備えていれば、異常画素を除去した良好な再生画像を得ることができる。
また、異常画素補正手段が、注目画素の画素値xを、注目画素の近傍の複数画素の画素値の最大値Max、最小値Mini、BおよびCを除く注目画素の近傍の複数画素の画素値の平均値に置き換える補正を行うものであれば、その注目画素の近傍の異常画素の影響を受けて、不適切に補正されることを防止することができる。
以下、図面に基づいて、本発明にかかる実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施態様にかかる画像処理装置を備えた、画像読取再生装置の概略構成を示すブロック図である。
画像読取再生装置は、本発明の実施形態にかかる画像処理装置1と、所定の画像担体に担持されている画像を光電的に読み取り、読み取ったアナログ画像データをデジタル画像データDorgに変換し、画像処理装置1に送出する画像読取装置2と、画像処理装置1で処理されたデジタル画像データDが入力されて、該デジタル画像データの可視再生画像を表示もしくは出力する画像出力装置3を備えている。
本発明の画像処理装置1は、光電的に画像を読み取る画像読取装置2からのデジタル画像データDorgを記憶するメモリ11と、該メモリ11に記憶されたデジタル画像データDorgの各画素が異常画素であるか否かを判定する異常画素判定手段12および異常画素判定手段12により異常画素と判定された画素に対して補正を施す補正手段13を含む画像処理部15とを備え、画像出力装置3に再生画像データDを出力するものである。なお、画像処理部15は、画像の拡大縮小、階調補正など他の種々の画像処理を行う図示しない機能を備えていてもよく、異常画素補正のみならず、種々の画像処理を施して再生画像データDを生成するものであってもよい。画像処理部15で画像処理が施された画像データは一端メモリ11に記憶され、外部からの指示に基づいて画像出力装置へと送出される。
画像読取装置2は、画像を光電的に読取りアナログ画像データを取得する光電読取手段21と、読み取ったアナログ画像データをデジタル画像データに変換するA/D変換手段22とを備え、デジタル画像データを画像処理装置1に送出するものであれば、いかなる形態のものであってもよい。例えば、蛍光物質の画像を担持している画像担体からの蛍光および化学発光物質と標識物質との接触により生ずる化学発光を検出するよう構成されたCCDを備えた読取装置であってもよいし、放射線画像を担持している画像担体に対して光をポイントスキャンもしくはラインスキャンさせ、フォトマルチプライアにより光電的に放射線画像を読み取る読取装置であってもよいし、また、写真プリントやフイルムなどの画像担体から画像を読み取るスキャナであってもよい。
画像出力装置3は、再生画像データに基づく可視画像を表示するCRT、液晶などのディスプレイ、再生画像データに基づく可視画像を出力するプリンタなどである。
画像処理装置1の異常画素判定手段12はデジタル画像データDorgの各画素を注目画素として、注目画素およびその近傍の複数画素の画素値を読み取り、該注目画素が異常画素か否かを判定する。このとき、注目画素の近傍の複数画素の画素値の平均値をA、最大値をMax、該最大値Maxの次に大きい画素値をB、最小値をMini、および該最小値Miniの次に小さい画素値をCとしたとき、注目画素の画素値xが、
(1)x≧B、および、x>A+(B−C)×n(nは正の定数)を充足する。
もしくは、
(2)x≦C、および、x<A−(B−C)×nを充足する。
のいずれかの条件を満たすときに、注目画素を異常画素と判定する。(1)の条件を満たすとき、注目画素は画素値が異常に高くなっている場合であり、画像中において特異な黒い画素となる点である。一方(2)の条件を満たすとき、注目画素は画素値が異常に低くなっている場合であり、画像中において特異な白い画素となる点である。
判定のフローの一例を図2に示す。各画素を順次注目画素として、次の手順で異常画素か否かを判定する。まず、注目画素の画素値x、注目画素の近傍の複数画素の画素値の最大値Max、該最大値Maxの次に大きい画素値B、最小値Mini、および該最小値Miniの次に小さい画素値Cを求め(S1)、xがB以上であるか否かを判定し(S2)、x≧B(Yes)のとき、注目画素の近傍の複数画素の画素値の平均値Aを求める(S3)。次に、x>A+(B―c)×nであるか否かを判定する(S4)。ここで、x>A+(B−C)×nであれば(Yes)、注目画素を異常画素と判定し、Noであれば正常画素であると判定する。一方、注目画素の画素値xがCより小さい場合(S2:No)、x≦Cであるか否かを判定し(S5)、x≦C(Yes)のとき、注目画素の近傍の複数画素の画素値の平均値Aを求め(S6)、x<A−(B−C)×nであるか否かを判定する(S7)。ここで、x<A−(B−C)×nであれば(Yes)、注目画素を異常画素と判定し、Noであれば正常画素と判定する。また、xがCより大きい場合(S5:No)、注目画素は正常画素であると判定する。
画像データDorgの各画素を順次注目画素として、上記フローによりそれぞれ異常画素であるか否かを判定し、異常画素であると判定された画素については、補正手段13により画素値が補正される。
補正手段13は、異常画素に対して該異常画素の近傍の画素の画素値に基づいた補正を施す。例えば、注目画素の画素値xを、注目画素の近傍の複数画素のうち、最大値Max、最小値Mini、BおよびCを除く複数画素の画素値の平均値に置き換える補正を行う。
画像処理部15において、デジタル画像データDorgは、異常画素の補正のほか必要に応じて画像処理が施され、再生画像データDとして画像出力装置3へ送出される。
本画像処理装置1が異常画素判定手段12および補正手段13を備えているため、異常画素を抽出し、該異常画素の画素値を補正し、再生画像において特異な黒い画素や白い画素の発生を抑制することができる。
以下、注目画素の判定方法および補正について具体的な例を挙げて説明する。
図3は、斜線で示す注目画素XiYiと、注目画素XiYiを中心とした3×3のマスクサイズ内の画素を概念的に示す図であり、各画素は種々の画素値を有している。図3(a)〜(d)は注目画素および近傍画素の画素値が異なる4パターンを示している。ここでは、マスクサイズを3×3とするが、5×5、7×7のサイズなどマスクサイズは任意に設定することができる。ここでは、注目画素XiYiの近傍の複数画素とは、注目画素以外のマスク内の画素であり、Xi-1Yi-1、Xi-1Yi、Xi-1Yi-1、XiYi-1、XiYi+1、Xi+1Yi-1、Xi+1Yi、Xi+1Yi+1の8つの画素となる。また、図中には各画素中にしめされている数値が画素値である。
なお上記の条件(1)および(2)において、正の定数であるnは、1≦n≦2であることが好ましく、本実施形態においては一例としてn=1.6とする。しかしながら、nの値は1以上、2以下の範囲に限るものではない。但し、正の定数nの値が小さいほど、注目画素が特異的な黒い画素あるいは白い画素に該当する異常画素であると判定される確率が高くなり、特異的な黒い画素あるいは白い画素に該当する異常画素でないにもかかわらず、注目画素が異常画素であると誤って判定される虞が高く、他方、正の定数nの値が小さいほど、注目画素が、特異的な黒い画素あるいは白い画素に該当する異常画素ではないと判定される確率が高くなり、逆に、特異的な黒い画素あるいは白い画素に該当する異常画素であるにもかかわらず、注目画素Cが異常画素ではないと誤って判定される虞が高くなるので、正の定数nの値は、読取装置で読取られた画像の画素値(濃度値)、孤立点の度合いなどに応じて決定することが望ましい。
まず、図3(a)の場合について説明する。図3(a)では、注目画素XiYiの画素値x=260、近傍の複数画素の画素値の平均値A=(260+100+110+110+120+70+90+100)/8=120、最大値Maxは画素Xi-1Yi-1の260、最大値Maxの次に大きい画素値Bは、画素Xi+1Yiの120、最小値Miniは画素Xi-1Yi+1の70、最小値Miniの次に小さい画素値Cは画素XiYi+1の90である。A+(B−C)×n=120+(120−90)×1.6=168
すなわちx>B、x>A+(B−C)×nであり、条件(1)を満たす。従って、異常画素判定手段12は、図3(a)の注目画素Xi-1Yi-1が異常画素であると判定する。
この場合、補正手段13が、注目画素XiYiの画素値xを、注目画素の近傍の複数画素のうち、最大値Max、最小値Mini、BおよびCを除く複数画素の画素値の平均値に置き換える補正を行う。ここでは、XiYi-1、Xi+1Yi-1、Xi-1Yi、Xi+1Yi+1の画素値の平均値=(100+110+110+100)/4=105に置き換える。
図3(b)の場合、注目画素XiYiの画素値x=20、近傍の複数画素の画素値の平均値A=(260+100+110+110+120+80+90+90)/8=120、最大値Maxは画素Xi-1Yi-1の260、最大値Maxの次に大きい画素値Bは、画素Xi+1Yiの120、最小値Miniは画素Xi-1Yi+1の80、最小値Miniの次に小さい画素値Cは画素XiYi+1およびXi+1Yi+1の90である。また、A−(B−C)×n=120−(120−90)×1.6=72となる。
すなわちx<C、x<A−(B−C)×nであり、条件(2)を満たす。従って、異常画素判定手段12は図3(b)の注目画素Xi-1Yi-1が異常画素であると判定する。
この場合、補正手段13が、注目画素XiYiの画素値x=20を、注目画素の画素値xを、注目画素の近傍の複数画素のうち、最大値Max、最小値Mini、BおよびCを除く複数画素の画素値の平均値に置き換える補正を行う。本例においては、最小値Miniの次に小さい画素値C90を有する画素がXiYi+1およびXi+1Yi+1の2つある。しかし、この場合そのうちの1つの画素のみ除くものとし、画素値90のもう1つの画素を含む他の4画素の画素値の平均値(100+110+110+90)/4≒103を求め、注目画素の画素値を該平均値103に置き換える。
図3(c)の場合、注目画素XiYiの画素値x=100、であり、最大値Maxの次に大きい画素Xi-1YiおよびXi+1Yiの120よりも小さく、最小値Miniの次に小さい画素XiYi+1およびXi+1Yi+1の90より大きい。従って、注目画素は正常画素であると判定される。
図3(d)の場合、注目画素XiYiの画素値x=70、近傍の複数画素の画素値の平均値A=(130+100+110+110+130+80+80+90)/8=100、最大値を有する画素、最小値を有する画素がそれぞれ2画素ずつ存在する。この場合、130の画素値を有する一方の画素を最大値Max、他方の画素を最大値の次に大きい画素値を有するものとみなし、Max=B=130とし、80の画素値を有する一方の画素の画素値をMini、他方の画素を最小値の次に小さい画素値を有するものとみなし、Mini=C=80とする。そこで、A−(B−C)×n=100−(130−80)×1.6=20
すなわちx<Cであるが、x<A−(B−C)×nを満たしていないため、注目画素は正常画素であると判定される。
従来の場合、図3(a)のように同一マスク内に異常画素が2つ存在する場合、注目画素が異常画素であると判定されない虞があったが、上記実施形態のように本発明画像処理装置によれば、同一マスク内に異常画素が2つ存在する場合であってもその異常画素を認識し、適切な画素値に補正することができるため、良好な再生画像を得ることができる。
本発明の実施形態にかかる画像処理装置を備えた画像読取再生装置の概略構成を示すブロック図 異常画素判定の手順を表すフローチャート 注目画素を中心とする3×3の画素のデータを概念的に示す図
符号の説明
1 画像処理装置
2 画像読取装置
3 画像出力装置
11 メモリ
12 異常画素判定手段
13 補正手段
15 画像処理部
21 光電読取手段
22 A/D変換手段

Claims (4)

  1. 光電的に検出して得られたデジタル画像データを記憶するメモリ手段と、
    前記メモリ手段に記憶されたデジタル画像データの各画素を注目画素として、前記注目画素およびその近傍の複数画素の画素値を読み取り、該注目画素が異常画素か否かを判定する異常画素判定手段とを備え、
    該異常画素判定手段が、前記注目画素の近傍の複数画素の画素値の平均値をA、該平均値を求めるために用いられた前記複数画素の画素値のうち、最大値をMax、該最大値Maxの次に大きい画素値をB、最小値をMini、および該最小値Miniの次に小さい画素値をCとしたとき、
    前記注目画素の画素値xが、
    (1)x≧B、および、x>A+(B−C)×n(nは正の定数)を充足するか、
    もしくは、
    (2)x≦C、および、x<A−(B−C)×nを充足する
    のいずれかの条件を満たすときに、前記注目画素を異常画素と判定するものであることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記正の定数nが1以上、2以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記異常画素判定手段によって、前記注目画素が異常画素と判定されたときに、前記注目画素の画素値を、前記注目画素の近傍の画素の画素値に基づいて補正する異常画素補正手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記異常画素補正手段が、前記注目画素の画素値xを、前記注目画素の近傍の複数画素の画素値の前記最大値Max、最小値Mini、BおよびCを除く前記注目画素の近傍の複数画素の画素値の平均値に置き換える補正を行うものであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
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