JP4392753B2 - バンド掛け梱包機におけるバンド装填装置 - Google Patents
バンド掛け梱包機におけるバンド装填装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4392753B2 JP4392753B2 JP2004146675A JP2004146675A JP4392753B2 JP 4392753 B2 JP4392753 B2 JP 4392753B2 JP 2004146675 A JP2004146675 A JP 2004146675A JP 2004146675 A JP2004146675 A JP 2004146675A JP 4392753 B2 JP4392753 B2 JP 4392753B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- flap
- constituent member
- pool
- packing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
プールフィードローラと正転ローラとの間のバンド通路の下方にプールボックスを配設し、このプールボックス内に収容されているバンドから前記正転ローラの回転駆動力により、バンド供給方向下流のバンド案内アーチにバンドが供給されるバンド掛け梱包機におけるバンド装填装置であって、
前記プールフィードローラと前記正転ローラとの間に、開閉自在で円弧状のバンド通路を構成するフラップ装置を配設し、
該フラップ装置は、前記円弧状のバンド通路の内周側通路部分を構成するとともに一端部を支点として揺動自在に設置された第1フラップ構成部材と、
前記円弧状のバンド通路の外周側通路部分を構成するとともに軸を支点として前記第1フラップ構成部材とは直角な方向に揺動自在に設置された第2フラップ構成部材と、
前記第1フラップ構成部材と前記第2フラップ構成部材との間に構成され、前記第1フラップ構成部材の内周側通路部分と前記第2フラップ構成部材の外周側通路部分とを互いに接近させた状態、あるいは互いに離反させた状態に選択的に移動させるフラップ開放手段と、を有しており、
前記フラップ開放手段は、前記第1フラップ構成部材に形成された段違い部と、
前記第2フラップ構成部材を揺動自在に支持する支点軸に介装された付勢手段と、から構成され、
前記フラップ開放手段は、前記第1フラップ構成部材が前記正転ローラ側により引っ張られるバンドの張力により、前記円弧状のバンド通路の内周側に引き戻されるように力を受けた場合に、前記第1フラップ構成部材が前記一端部を支点として前記円弧状のバンド通路の内周側に揺動され、かつ、この揺動に伴って前記第2フラップ構成部材が、前記第1フラップ構成部材の前記段違い部の高い位置から低い位置に当接部を移動することにより、前記付勢手段の付勢力により前記第1フラップ構成部材から離れるように跳ね上げることにより、構成されていることを特徴としている。
ここで、本発明では、前記フラップ開放手段は、前記第1フラップ構成部材に形成された段違い部と、
前記第2フラップ構成部材を揺動自在に支持する支点軸に介装された付勢手段と、から構成され、
前記フラップ開放手段は、前記第1フラップ構成部材が前記正転ローラ側により引っ張られるバンドの張力により、前記円弧状のバンド通路の内周側に引き戻されるように力を受けた場合に、前記第1フラップ構成部材が前記一端部を支点して前記円弧状のバンド通路の内周側に揺動され、かつ、この揺動に伴って前記第2フラップ構成部材が、前記第1フラップ構成部材の前記段違い部の高い位置から低い位置に当接部を移動することにより、前記付勢手段の付勢力により前記第1フラップ構成部材から離れるように跳ね上げる。
さなどに影響されずに、単に、正転ローラとプールフィードローラとの回転速度の違いにより、フラップ装置を開放することができるので、バンドを確実にプールボックス内に装填することができる。
図1は本発明の一実施例によるバンド装填装置を備えたバンド掛け梱包機を示したもので、図2は、このバンド装填装置が設置されるプールボックス付近の概略図である。図3はバンド充填装置の概略図である。
一方、梱包機本体4の側方には、多量のバンドが巻回されたバンドリール8が配置されるともに、梱包機本体4内には、このバンドリール8から引き出された所定量のバンドBが収容されるプールボックス10が画成されている。
フラップ装置30は、図2に示したプールボックス10の上方部に、円弧状のバンド通路の内周側通路部分を構成する略棒状の第1フラップ構成部材32と、円弧状のバンド通路の外周側通路部分を構成する扇状の第2フラップ構成部材38と、これら第1フラップ構成部材32と第2フラップ構成部材38との間に介在され、これら両フラップ構成部材同士を互いに接近あるいは互いに離反させるフラップ開放手段50とから構成されている。
この付勢手段が第2フラップ構成部材38に作用すると、第2フラップ構成部材38は、固定プレート40から大きく跳ね上げるように揺動する。これにより、第1フラップ構成部材32と第2フラップ構成部材38との間の円弧状のバンド通路が開放される。
このようなフラップ装置30は、図2および図6に示したように、プールフィードローラ14と正転ローラ18との間に設置される。
そして、バンドリール8から引き出されたバンドの先端が、梱包機本体4に形成された図示しないバンド差込口に挿入される。バンド差込口に挿入されたバンドBの先端は、図2に示したプールボックス10にバンドを供給するために入口12に到達し、プールフィードローラ14とプールタッチローラ16との間に案内される。なお、プールフィードローラ14とプールタッチローラ16との間は、図示しないハンドルレバーなどの操作により、この段階では、互いに当接されていないため、バンドの先端を、容易にこのローラ間に挿入することができる。バンドの先端がプールフィードローラ14の周面に差し込まれたら、再度、図示しないハンドルを操作して、図3に示したように、フラップ装置30を所定位置、すなわちバンド通路を構成する位置とする。
プールフィードローラ14を回動させるためのモータが回動すると、その回転駆動力により、バンドBの先端部がバンドリール8からプールボックス10側に供給される。この段階では、バンドBは、プールボックス10には未だ供給されず、バンド正転ローラ18側に供給される。そして、バンド先端が正転ローラ18に到達すると、その到達信号に基づいて、タイマーのスイッチが起動され、このタイマーの設定時間だけ正転ローラ18が回転駆動する。
部材32と第2フラップ構成部材38との間の円弧状のバンド通路が開放され、この状態が保持される。バンド通路が開放されてから、所定時間後、正転ローラ18の回転が停止される。なお、この時間は、実際には、瞬時である。また、正転ローラ18が回転を停止しても、プールフィードローラ14の回転は継続されているので、バンドリール8からさらにバンドが引き出される。そして、そのバンドはフラップ装置30側に送りだされるが、フラップ装置30はバンド通路が既に解放されているので、送られてきたバンドは、全て下方に落下し、プールボックス10内に貯留されることになる。
このように、本発明に係るバンド掛け梱包機におけるバンド装填装置では、バンドの幅、腰などに違いがあるとしても、確実にバンドの先端部を正転ローラ18に案内し、さらバンドに作用するバンドの張力により、フラップ装置30を開くことができる。従って、バンドの種類、厚さ、幅などに影響を受けることなく、プールボックス10内にバンドを収容することができる。
例えば、フラップ装置30は、実際のバンド掛け梱包機に組み込む場合に、固定プレート40などは、梱包機本体4内の他の部材との兼ね合いから、他の部材を固定用のプレートとして利用することもできる。
4 梱包機本体
6 バンド案内アーチ
10 プールボックス
14 プールフィードローラ
18 正転ローラ
30 フラップ装置
32 第1フラップ構成部材
38 第2フラップ構成部材
36a 傾斜面
36b 先端部
36 アーム片
40 固定プレート
50 フラップ開放手段
52 ネジ
58 支持アーム棒
60 軸
64 コイルスプリング(付勢手段)
Claims (1)
- プールフィードローラと正転ローラとの間のバンド通路の下方にプールボックスを配設し、このプールボックス内に収容されているバンドから前記正転ローラの回転駆動力により、バンド供給方向下流のバンド案内アーチにバンドが供給されるバンド掛け梱包機におけるバンド装填装置であって、
前記プールフィードローラと前記正転ローラとの間に、開閉自在で円弧状のバンド通路を構成するフラップ装置を配設し、
該フラップ装置は、前記円弧状のバンド通路の内周側通路部分を構成するとともに一端部を支点として揺動自在に設置された第1フラップ構成部材と、
前記円弧状のバンド通路の外周側通路部分を構成するとともに軸を支点として前記第1フラップ構成部材とは直角な方向に揺動自在に設置された第2フラップ構成部材と、
前記第1フラップ構成部材と前記第2フラップ構成部材との間に構成され、前記第1フラップ構成部材の内周側通路部分と前記第2フラップ構成部材の外周側通路部分とを互いに接近させた状態、あるいは互いに離反させた状態に選択的に移動させるフラップ開放手段と、を有しており、
前記フラップ開放手段は、前記第1フラップ構成部材に形成された段違い部と、
前記第2フラップ構成部材を揺動自在に支持する支点軸に介装された付勢手段と、から構成され、
前記フラップ開放手段は、前記第1フラップ構成部材が前記正転ローラ側により引っ張られるバンドの張力により、前記円弧状のバンド通路の内周側に引き戻されるように力を受けた場合に、前記第1フラップ構成部材が前記一端部を支点として前記円弧状のバンド通路の内周側に揺動され、かつ、この揺動に伴って前記第2フラップ構成部材が、前記第1フラップ構成部材の前記段違い部の高い位置から低い位置に当接部を移動することにより、前記付勢手段の付勢力により前記第1フラップ構成部材から離れるように跳ね上げることにより、構成されていることを特徴とするバンド掛け梱包機におけるバンド装填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004146675A JP4392753B2 (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | バンド掛け梱包機におけるバンド装填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004146675A JP4392753B2 (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | バンド掛け梱包機におけるバンド装填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005324847A JP2005324847A (ja) | 2005-11-24 |
JP4392753B2 true JP4392753B2 (ja) | 2010-01-06 |
Family
ID=35471511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004146675A Expired - Fee Related JP4392753B2 (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | バンド掛け梱包機におけるバンド装填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4392753B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111099085A (zh) * | 2020-01-16 | 2020-05-05 | 佛山市和为上自动化包装设备有限公司 | 一种捆扎封胶机 |
-
2004
- 2004-05-17 JP JP2004146675A patent/JP4392753B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005324847A (ja) | 2005-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8800415B2 (en) | Transfer mechanism for sheet material dispenser | |
RU2447824C2 (ru) | Раздаточный аппарат для выдачи обтирочных материалов | |
JP2013067467A (ja) | 糸継装置及び糸巻取装置 | |
JP2017057075A (ja) | ワックス付与装置及び糸巻取装置 | |
US2488492A (en) | Dispenser for strand material | |
JP2013067464A (ja) | 糸継装置及び糸巻取装置 | |
AU2020201050A1 (en) | Binding machine | |
JP4392753B2 (ja) | バンド掛け梱包機におけるバンド装填装置 | |
JP3797326B2 (ja) | 上糸カセット付きミシン及び上糸カセット | |
JP7150337B2 (ja) | トイレットペーパーのホルダー | |
WO2002053822A1 (fr) | Machine a coudre | |
JP2018090419A (ja) | 糸接続手段 | |
JP3718501B2 (ja) | ロールテープ自動切断機のテープ案内装置 | |
JP4059206B2 (ja) | バンチ巻装置を備えた紡績機 | |
JP2010265581A (ja) | 鉄筋結束機 | |
KR19980081223A (ko) | 사조권취장치의 보빈교환장치 | |
JP7513545B2 (ja) | 下糸巻回装置 | |
JP2956929B2 (ja) | 自動結束機 | |
US3026054A (en) | Yarn end locating attachment for an automatic winder | |
JPS5836648Y2 (ja) | 硬貨包装機の包装紙案内装置 | |
JP4000851B2 (ja) | ミシン | |
JPH0412062Y2 (ja) | ||
JPH09104408A (ja) | 自動結束機 | |
JPH06298458A (ja) | 糸条巻取機のボビン供給装置 | |
US715267A (en) | Machine for making corset-stiffeners. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070417 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090428 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090915 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091007 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141023 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |