JP4392367B2 - 電子カルテプログラムおよび電子カルテシステム - Google Patents

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Description

本発明は、患者のカルテ情報の表示および新たなカルテ情報の入力を担うクライアント、コンピュータをそのようなクライアントとして動作させるクライアントプログラム、患者のカルテ情報が記録されるデータベースを備え、そのデータベースの更新とカルテ情報の送信とを担うサーバ、および、コンピュータをそのようなサーバとして動作させるサーバプログラムに関する。
近年では、上記のクライアントサーバシステムからなる電子カルテシステムが、広く採用されてきている。このような電子カルテシステムを採用すると患者のカルテ情報の保存や過去のカルテ情報の検索が容易となる。
ここで、そのような電子カルテシステムにおいて、どのような検索システムを構築するかが問題となる。例えば、特許文献1には、あるキーワードである患者データを検索したときにその患者の他の患者データについても検索を行なうという技術が提案されている。
特開2000−23577号公報
しかしながら、特許文献1のようなキーワード検索の場合、検索にあたってキーワードをいちいち入力する必要があり、キーワードの入力が面倒であり、煩らわしいという問題がある。これを解決しようとして、キーワードを固定的に決めておくと柔軟な検索を行なうことができないという問題を生じる。
本発明は、上記事情に鑑み、柔軟な検索が可能であるとともに検索の煩らわしさを解消した検索機能を持たせた電子カルテシステムを構築するクライアントプログラム、サーバプログラム、クライアント、およびサーバを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のクライアントプログラムは、患者のカルテ情報が記憶されるデータベースを備えたサーバと通信回線により接続されたコンピュータ内で動作して、コンピュータを、利用者による、利用者および患者を指定したログイン操作を受けて、データベースに記憶されているその患者のカルテ情報の表示欄とその患者の新たなカルテ情報の入力欄とを有するカルテ画面を開きその入力欄への新たなカルテ情報の入力操作を受け付けて、入力された新たなカルテ情報を確定操作に応じてデータベースに書き込むカルテ更新処理を行うクライアントとして動作させるクライアントプログラムであって、
上記コンピュータを、
利用者による、カルテ情報検索上のキーワードの指定を受け付け指定されたキーワードをサーバに通知して利用者に対応づけて登録させるキーワード受付手段と、
利用者による、利用者および患者を指定したログイン操作を受けて、データベースに記憶されているその患者のカルテ情報の表示欄と、その患者の新たなカルテ情報の入力欄と、さらに、サーバに登録されているその利用者のキーワードに対応した内容が記録されたその患者のカルテ情報の所在を指標するインデックス一覧とを有するカルテ画面を表示するとともに、インデックス一覧中のいずれかのインデックスの指定を受けて、上記表示欄に、指定されたインデックスに対応するカルテ情報を表示するカルテ表示手段とを備えたクライアントとして動作させることを特徴とする。
また、上記目的を達成する本発明サーバプログラムは、患者のカルテ情報の表示および新たなカルテ情報の入力を担うクライアントと通信回線により接続されたコンピュータ内で動作して、そのコンピュータを、患者のカルテ情報が記録されるデータベースを備えクライアントから送信されてきた新たなカルテ情報を受信してデータベースを更新するとともにクライアントからのカルテ情報の送信要求を受けてカルテ情報を送信要求元のクライアントに送信するサーバとして動作させるサーバプログラムであって、
上記コンピュータを、
クライアントから送信されてきた、そのクライアントの利用者により指定されたそのキーワードを受信しキーワードを利用者に対応づけて登録しておくキーワード登録手段と、
クライアントから送信されてきた新たなカルテ情報を受信してデータベースを更新するとともに、登録されているキーワードに対応する内容がその新たなカルテ情報中に記録されているときに、その新たなカルテ情報を指標するインデックスを、データベース中のカルテ情報とは別に記録しておくデータ更新手段と、
クライアントからのカルテ情報の送信要求を受けて、送信要求元のクライアントに、データベース中のカルテ情報とともに、そのカルテ情報とは別に記録しておいたインデックスを送信するデータ送信手段とを備えたサーバとして動作させることを特徴とする。
さらに、上記目的を達成する本発明クライアントは、患者のカルテ情報が記憶されるデータベースを備えたサーバと通信回線により接続され、利用者による、利用者および患者を指定したログイン操作を受けて、データベースに記憶されているその患者のカルテ情報の表示欄とその患者の新たなカルテ情報の入力欄とを有するカルテ画面を開きその入力欄への新たなカルテ情報の入力を受け付けて、入力された新たなカルテ情報を確定操作に応じてデータベースに書き込むカルテ更新処理を行うクライアントであって、
利用者による、カルテ情報検索上のキーワードの指定を受け付け指定されたキーワードをサーバに通知して利用者に対応づけて登録させるキーワード受付手段と、
利用者による、利用者および患者を指定したログイン操作を受けて、データベースに記憶されているその患者のカルテ情報の表示欄と、その患者の新たなカルテ情報の入力欄と、さらに、サーバに登録されているその利用者のキーワードに対応した内容が記録されたその患者のカルテ情報の所在を指標するインデックス一覧とを有するカルテ画面を表示するとともに、インデックス一覧中のいずれかのインデックスの指定を受けて、上記表示欄に、指定されたインデックスに対応するカルテ情報を表示するカルテ表示手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のサーバプログラムのうちの第2のサーバプログラムは、患者のカルテ情報の表示および新たなカルテ情報の入力を担うクライアントと通信回線により接続されたコンピュータ内で動作して、そのコンピュータを、患者のカルテ情報が記録されるデータベースを備えクライアントから送信されてきた新たなカルテ情報を受信してデータベースを更新するとともにクライアントからのカルテ情報の送信要求を受けてカルテ情報を送信要求元のクライアントに送信するサーバとして動作するサーバプログラムであって、
上記コンピュータを、
クライアントから送信されてきた新たなカルテ情報を受信してデータベースを更新するとともに、その新たなカルテ情報の日付を、データベース中のカルテ情報とは別に日付順に記録しておくデータ更新手段と、
クライアントからのカルテ情報の送信要求を受けて、日付順に並ぶ所定数のカルテ情報をデータベースから読み出して、送信要求元のクライアントに送信するデータ送信手段とを備えたサーバとして動作させることを特徴とする。
さらに、本発明のサーバは、患者のカルテ情報の表示および新たなカルテ情報の入力を担うクライアントと通信回線により接続され、患者のカルテ情報から記録されるデータベースを備えクライアントが送信されてきた新たなカルテ情報を受信してデータベースを更新するとともにクライアントからのカルテ情報の送信要求を受けてカルテ情報を送信要求元のクライアントに送信するサーバであって、
クライアントから送信されてきた新たなカルテ情報を受信してデータベースを更新するとともに、その新たなカルテ情報の日付を、データベース中のカルテ情報とは別に日付順に記録しておくデータ更新手段と、
クライアントからのカルテ情報の送信要求を受けて、日付順に並ぶ所定数のカルテ情報をデータベースから読み出して、送信要求元のクライアントに送信するデータ送信手段とを備えたことを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、キーワードをあらかじめ登録しておくようにしたため、検索にあたっての煩らわしさが解消される。また、キーワードの登録は利用者ごとに行なわれるため、その利用者に適合したキーワードを登録することができ、検索の柔軟性も確保される。
ここで、医師等の利用者がカルテ情報を参照しようとするときは、ある日付のカルテ情報のみでなく、そのカルテ情報の日付と相前後した日付のカルテ情報を合わせて参照することを望む場合が多い。
本発明の第2のサーバプログラムおよび本発明のサーバによれば、カルテ情報の日付を日付順に記録しておき、カルテ情報の送信要求があったときは日付順に並ぶ所定数のカルテ情報をデータベースから読み出して送信要求元のクライアントに送信するものであり、したがって、データベース上でカルテ情報を日付順に並べておく必要がなく、日付順にまとまった一群のカルテ情報を直ちに読み出すことができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、電子カルテシステムの一例を示した全体概要図である。
ここには、複数台のクライアントコンピュータ100A,100B,100Cと、1台のサーバコンピュータ200が示されており、それらの間は通信回線300で接続されている。
クライアントコンピュータ100A,100B,100Cおよびサーバコンピュータ200は、CPU、主記憶装置、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵された本体部101A,101B,101C,201、本体部101A,101B,101C,201からの指示により画面上に画像や文字列を表示する表示装置102A,102B,102C,202、各クライアントコンピュータ100A,100B,100Cおよびサーバコンピュータ200に利用者からの指示を入力するためのキーボード103A,103B,103C,203、および表示画面上の任意の位置を指定することにより、その指定された位置に表示されていたアイコン等に応じた指示を入力するマウス104A,104B,104C,204を備えている。
各クライアントコンピュータ100A,100B,100Cおよびサーバコンピュータ200の本体部101A,101B,101C,201は、さらに外観上、フレキシブルディスク(図示せず)、MO(光磁気ディスク)110A,110B,110C,210が、装填されるFD装填口105A,105B,105C,205、MO装填口106A,106B,106C,206を有しており、それらの内部には、それらの装填口から装填されたフレキシブルディスクやMOをドライブしてアクセスをするフレキシブルドライブユニット、MOドライブユニットが内蔵されている。
後述するクライアントプログラム、サーバプログラムは、例えば上記のMOなどの記憶媒体に記憶され、各クライアントコンピュータ100A,100B,100C、サーバコンピュータ200にインストールされて実行されることにより、各クライアントコンピュータ100A,100B,100C、サーバコンピュータ200が各クライアント、サーバとして動作する。
図2は、図1に外観を示す電子カルテシステムの機能構成図である。
ここでは、クライアントコンピュータについては、1台分をクライアントコンピュータ100として示してある。
クライアントコンピュータ100には、マスタDB(データベース)121が構築されており、また、このクライアントコンピュータ100ではクライアントプログラム130が実行される。
図3は、マスタDBの内容を示す図である。
このマスタDBには、職種(例えば医師、看護士、X線技師等)ごとの、どの範囲までアクセスを許すかというアクセス権限、検査、処方等のオーダごとのコードの定義、後述する最小表示件数(ここでは10件)、等が記録されている。
図2に戻って説明を続ける。
クライアントコンピュータ100には、クライアントプログラム130がインストールされて実行され、このクライアントコンピュータ100は、インストールされたクライアントプログラム130の実行により、利用者による、利用者および患者を指定したログイン操作を受けてサーバコンピュータ200からその患者のカルテ情報を受け取り、その患者のカルテ情報の表示欄とその患者の新たなカルテ情報の入力欄とを有するカルテ画面を開き、その入力欄への新たなカルテ情報の入力操作を受け付けて、入力された新たなカルテ情報を確定操作に応じてサーバコンピュータ200に送信するカルテ更新処理を行うクライアントとして動作する。
ここで、クライアントプログラム130は、キーワード受付手段131、カルテ表示手段132、カルテ作成手段133、カルテ送信手段134から構成されている。
キーワード受付手段131は、このクライアントコンピュータ100に、利用者による、カルテ情報検索上のキーワードの指定を受け付け指定されたキーワードをサーバコンピュータ200に通知して利用者に対応づけて登録させる動作を行なわせるプログラム部品である。
また、カルテ表示手段132は、クライアントコンピュータに、利用者による、利用者および患者を指定したログイン操作を受けて、サーバコンピュータ200からその患者のカルテ情報を受け取り、その患者のカルテ情報の表示欄と、その患者の新たなカルテ情報の入力欄と、さらに、サーバコンピュータ200に登録されているその利用者のキーワードに対応した内容が記録されたその患者のカルテ情報の所在を指標するインデックス一覧とを有するカルテ画面を表示するとともに、インデックス一覧中のいずれかのインデックスの指定を受けて、上記表示欄に、指定されたインデックスに対応するカルテ情報を表示する動作を行なわせるプログラム部品である。
さらに、カルテ作成手段133は、クライアントコンピュータ100に、利用者の入力操作を受け付けて新たなカルテ情報を作成する機能を担わさせるプログラム部品であり、カルテ送信手段134は、クライアントコンピュータ100に、作成されたカルテ情報をサーバコンピュータ200に送信する機能を担わさせるプログラム部品である。
また、サーバコンピュータ200には、利用者マスタ221、患者マスタ222、カルテ情報DB(データベース)223、ノード定義DB224、ナビゲータDB225が構築されており、また、このサーバコンピュータ200ではサーバプログラム230が実行される。
利用者マスタ221は、クライアントコンピュータ100を操作する利用者に関する情報を記録しておくものであり、患者マスタ222は、患者に関する情報を記録しておくものである。また、カルテ情報DBは、各患者の、過去に作成されたカルテ情報が蓄積されたデータベース、ノード定義DB224は、検索のキーワードが登録されたデータベース、ナビゲータDB225は、ノード定義DB224に登録されているキーワードに対応するカルテ情報の所在を指摘するインデックスが記録されたデータベースである。
このサーバコンピュータ200は、サーバプログラム230の実行により、クライアントコンピュータから送信されてきた新たなカルテ情報を受信してカルテ情報DB223を更新するとともにクライアントコンピュータからのカルテ情報の送信要求を受けてカルテ情報を送信要求元のクライアントコンピュータに送信するサーバとして動作する。
ここで、サーバプログラム230は、キーワード登録手段231、データ更新手段232、およびデータ送信手段233から構成されている。
キーワード登録手段231は、サーバコンピュータ200に、クライアントコンピュータから送信されてきた、そのクライアントの利用者により指定されたキーワードを受信しキーワードを利用者に対応づけて登録しておく機能を実現するプログラム部品であり、データ更新手段232は、サーバコンピュータ200に、クライアントコンピュータから送信されてきた新たなカルテ情報を受信してカルテ情報DB223を更新するとともに、登録されているキーワードに対応する内容がその新たなカルテ情報中に記録されているときに、その新たなカルテ情報を指標するインデックス(ここでは、そのカルテ情報の日付)を、カルテ情報DB223中のカルテ情報とは別にナビゲータDB225に記録しておく機能を実現するプログラム部品であり、さらにデータ送信手段233は、サーバコンピュータ200に、クライアントコンピュータからのカルテ情報の送信要求を受けて、送信要求元のクライアントコンピュータに、カルテ情報DB223中のカルテ情報とともに、そのカルテ情報とは別にナビゲータDB225に記録しておいたインデックスを送信する機能を実現するプログラム部品である。
ここで、データ更新手段232は、サーバコンピュータ200に、クライアントコンピュータから送信されてきた新たなカルテ情報中に、登録されているキーワードに対応する内容が記録されているか否かにかかわらず、クライアントコンピュータから送信されてまた全てのカルテ情報の日付を、患者別に、日付順にナビケータDB255に記録しておく機能をも実現しており、データ送信手段233は、クライアントコンピュータからのカルテ情報の送信要求を受けて送信要求元クライアントコンピュータにカルテ情報を送信するにあたっては、ナビケータDB255を参照して、要求のあった患者の日付順に並ぶ所定数のカルテ情報をカルテ情報DB223から読み出して送信要求元のクライアントに送信する。
以下、この電子カルテシステムの特徴的な機能についての詳細に説明する。
図4は、クライアントコンピュータ100で実行されるクライアントプログラムのフローチャートである。
ここでは、このプログラムが起動されると、先ずマスタDB(図3参照)の内容が読み込まれ(ステップS10)、次いでログイン画面(図示せず)が表示され(ステップS11)、利用者のIDとパスワードの入力を受け付けて図2に示す利用者マスタ221が参照され、その利用者が正規の権限を有する利用者である場合に、次のステップS12に進む。
次のステップS12では、これから行なわれるべき業務が選択される。
図5は、業務選択画面の概要図である。
ここには、「患者選択」、「ノード作成」、その他の各種業務を示すアイコンと、さらに「ログオフ」のアイコンが示されている。
ここで、「ログオフ」がクリックされると、図3のステップS19に進んでログオフ処理が実行され、このプログラムの実行が終了となる。
ここでは、図5に示す業務選択画面上で「ノード作成」がクリックされたものとする。
この場合、ステップS13のノード作成処理に移る。
図6は、ノード作成画面の概要図である。ここでは既に書き込みが行なわれた後の画面が示されている。
ステップS13では、図6に示すノード作成画面が表示され、ここでは、「ノード名」の欄に利用者により任意の名称が書き込まれ、次いでその名称のノード名に対応づけられるキーワードが選択される。ここでは、このキーワードは、検査、生理検査、放射線、カルテ、予約、……といったオーダ種別の中の1つ以上が選択される。
オーダ種別を選択するにあたっては、選択しようとするオーダ種別の欄にマークを入れる。ここで、「確定」ボタンは、記入されたノード名に選択されたオーダ種別を対応づけてサーバコンピュータ200(図2参照)を送信することを指示するボタンである。
この「確定」ボタンがクリックされると、図4のステップS14に進み、ノード登録処理が行なわれる。すなわち、ここでは、「ノード名」の欄に記入されたノード名(ここに示す例では「検査ノード」)と、キーワードとして選択されているオーダ種別(ここに示す例では「検査」)が対応づけられてサーバコンピュータ200に送信される。サーバコンピュータ200では、その送信されてきた情報を受信してノード定義DB224が更新される。
図6の「確定」ボタンがクリックされると、上記のようにして送信を行なった後、「ノード名」が空欄となり、どのオーダ種別も選択されていない状態のノード作成画面に戻り、次のノード作成が行なわれる。
図6に示すノード作成画面上で「終了」ボタンが押されると、そのとき仮に、「ノード名」が記録されあるいはオーダ種別が選択されていてもそのノードを定義せずに(情報をサーバコンピュータ200に送信せずに)、図4のステップS12の業務選択処理に戻る。
図7は、ノード定義DBの内容を示す図である。
ここでは、利用者としての医師01により図4に示すノード作成処理(ステップS13)およびノード登録処理(ステップS14)が2回繰り返されたものとする。
図7には、利用者ID「医師01」に対応づけられて、ノード名が「カルテ全体」、「検査ノード」、および「放射線ノード」の3つのノードが定義されているが、これら3つのノードのうち「カルテ全体」のノードは、医師01の操作によらずに、自動的に「カルテ全体」という名称のノード名が記入され、その「カルテ全体」に、図6に示す検査、生理検査、放射線、…等の全てのオーダ種別が自動的に対応づけられてノード定義のDBに記入されたものである。利用者ID「医師01」の3つのノードのうち、「カルテ全体」を除く「検査ノード」および「放射線ノード」は医師01により作成されたものである。すなわち、1回目は、図6に示すノード作成画面上で「ノード名」として「検査ノード」が入力されるとともにオーダ種別「検査」が選択されて「確定」ボタンがクリックされ、2回目は、「ノード名」として「放射線ノード」が入力されるとともにオーダ種別「放射線」が選択されて「確定」ボタンがクリックされたことにより作成されたものである。ここでは利用者ID「医師01」について示したが他の利用者についても同様である。
次に、図のステップS12の業務選択処理において、図5に示す業務選択画面上で「患者選択」ボタンがクリックされた場合について説明する。
ここでは、ノード定義DBは、あらかじめ、図7に示すように作成されているように定義されているものとする。
業務選択画面上で「患者選択」ボタンがクリックされると、図4のステップS15に進み患者選択処理が行なわれる。ここでは、図示しない患者ID入力画面が表示され、そこに患者IDを入力することにより、その患者IDを持った患者が選択される。
この患者選択が行なわれると、ステップS16に進みカルテ画面が作成されて表示される。
図8は、図4にステップS16として示すカルテ画面作成ルーチンに対応する、サーバコンピュータ側での処理(本発明にいうデータ送信手段の一例)を示すフローチャートである。クライアントコンピュータでは、サーバコンピュータでのこの図8の処理を受けてカルテ画面が作成される(図4ステップS16)。
ここでは、先ず、今回、患者が新規に選択されたか否かが判定される(ステップS1601)。
図8の画面作成フローは、図4に示すステップS15で患者が新規に選択された時以外にも、後述するノードクリック時、過去ボタンクリック時、未来ボタンクリック時にも実行されるため、ステップS1601において、先ず、今回患者が新規に選択されたか否かを判定するものである。
この、「新規患者選択時」であるか、あるいは「ノードクリック時」、「過去ボタン押下時」、「未来ボタン押下時」のいずれであるかは、クライアントコンピュータ側から情報が渡される。また、このとき、図3に示す「最小表示件数」(ここに示す例では10件)の情報もクライアントコンピュータからサーバコンピュータに渡される。
今回、「新規患者選択時」であったときは、図2に示す、ナビケータDB225の内容が読み込まれるとともに(ステップS1602)カルテ情報DB223の内容が読み込まれ(ステップS1603)、その患者のナビケータDB225の内容がクライアントコンピュータに向けて送信される(ステップS1604)。
図9は、カルテ情報DBの内容を示した図、図10はナビゲータDBの内容を示した図である。
ここでは、図2に示すカルテ情報DB223およびナビゲータDB225には、それぞれ、図9,図10に示す内容が既に記録されているものとする。カルテ情報DB223およびナビゲータDB225へのデータの記録方法については後述する。
図10に示すナビケータDB中の患者ID「1001」のノード名「カルテ全体」のノードデータの欄には、例えば「050127,5」といった表記が見られるが、これは、患者ID「1001」の患者に関し、05年01月27日の日付のカルテ情報が5通存在していることを意味している。ここでは、このカルテ情報の通数を「アクティブ件数」と称することがある。また、例えば「050127,5」を、「050120,4」との間に記入されている縦棒は単なる日付の区切りを意味している。また、「カルテ全体」以外のノード名(例えば「検査ノード」)の欄には、カルテ情報の通数(アクティブ件数)の情報はなく、そのカルテ情報の日付のみが示されている。
すなわち、図10に示すナビケータDBには、患者ID「1001」に関し、ノード名「カルテ全体」に対応するノードデータとして、05年01月27日に5通(アクティブ件数5件)、05年01月20日に4件、05年01月01日に2件、04年12月24日に6件、…のカルテ情報が存在することが示されており、さらに、ノード名「検査ノード」については「カルテ全体」にリストアップされている全てのカルテ情報のうち、オーダ種別「検査」をキーワードとする(図7参照)カルテ情報が05年01月27日と04年12月24日に存在することを意味している。図9に示すカルテ情報DBの内容を参照すると、患者ID「1001」に関し、オーダ種別「検査」が記入されているカルテ情報は、05年01月27日と04年12月24日に存在していることが分かる。
図8に戻って説明を続ける。
図8のステップS1605では、「ブラウザ検査区分判断」が行なわれる。この「ブラウザ検索区分判断」は、今回が、「新規患者選択時」であるか、「ノードクリック時」であるか、「過去ボタン押下時」であるか、「未来ボタン押下時」であるかが判断される。ここでは、「新規患者選択時」について説明しており、この場合は、「デフォルト」の欄に進む。この「デフォルト」では、ナビゲータDB指定1レコードが読み込まれる(ステップS1611)、この「デフォルト」で読み込まれる1レコードは、その患者(ここでは患者ID「1001」とする)のノード名「カルテ全体」の1レコード(図10参照)である。この1レコードが読み込まれると、その1レコードから最新の日付(ここでは、図10に示すように、05年01月27日)が取得されアクティブ件数(その日付のカルテ情報の通数)がカウントされる(ステップS1612)。ここでは、この日付がカルテ情報DBの「検索終了日」とする。ここで、「検索終了日」とは、カルテ情報DBからカルテ情報を検索して必要なカルテ情報を読み込むにあたっての、検索の最終の日付(最も新しい日付)を意味し、後述する「検索開始日」は、検索の開始の日付(最も古い日付)を意味している。
この検索終了日(05年01月27日)のアクティブ件数(ここでは5件)が最小表示件数(ここでは10件:図3参照)に満たないことから、次にこの検索した起点日(検索終了日)から1つ過去の日付(ここでは05年01月27日)を取得し(ステップS1613)その日付のアクティブ件数がカウントされて(5+4=9)最小表示件数(10件)と比較され(ステップS1614)、これでも最小表示件数に満たない場合、アクティブ件数の和が最小表示件数より大きくなるまで過去にさかのぼりカルテ情報DBの検索開始日が検索される(ステップS1615)。
このようにして、ナビケータDBから検索開始日、検索終了日を取得すると、その取得した検索開始日から検索終了日までのカルテ情報がカルテ情報DBから検索されて取得され、それらのカルテ情報(その患者の検索開始日から検索終了日までの間のカルテ情報)がクライアントコンピュータに向けて送信される。
このとき、クライアントコンピュータには、それらの検索開始日自体および検索終了日自体の情報も返される。クライアントコンピュータに返された検索開始日および検索終了日の情報は、クライアントコンピュータ側で後述する過去ボタンあるいは未来ボタンが押下されたときに、過去ボタンあるいは未来ボタンが押下されたことの情報とともに、再びサーバコンピュータに渡される。
図11は、カルテ情報の日付一覧を示す図である。ここでは、図10に示すナビゲータDBの患者ID「1001」のカルテ情報と合わせてある。
ここで、図11に示す(050202)(05年02月2日)のアクティブ件数2件については、後述するようにして後で書き込まれたものであり、ここでの説明では無視するものとする。
この図11には、図10のナビケータDBの患者ID「1001」、ノード名「カルテ全体」のノードデータの欄にも示すように、05年01月27日のカルテ情報が5件、05年01月20日のカルテ情報が4件、05年01月1日のカルテ情報が2件、04件12月24日のカルテ情報が6件、…並んでいる。
今回、図8のステップS1611〜S1617を参照した説明では、図9(1)に示すように、05年01月27日の5件、05年01月20日の4件、および05年01月01日の2件からなる合計11件(最小表示件数10件と同一あるいはその最小表示件数10件を越える、日付単位で見たときの最小のアクティブ件数)がカルテ情報DBから読み出されてクライアントコンピュータに送信される。
図12は、カルテ画面の一例を示す図である。
カルテ情報DBから読み込んだ情報は、「過去のカルテ」の欄に最新のカルテ情報から順に示され、利用者のスクロール操作に応じてスクロールする構成となっている。
すなわち、図12に示すカルテ画面には、スクロールボタン121a,121bと未来ボタン122aと過去ボタン122bが示されており、スクロールボタン121a,121bを押下すると、今回送信されてきた11件のカルテ情報(図11(1)に示す11件のカルテ情報)がスクロール表示される。未来ボタン122aおよび過去ボタン122bについては後述する。
また、ナビゲータDBから読み込んだ情報は「ナビゲータ」の欄に表示される。ここでは、図10に示すナビゲータDBに合わせて、「カルテ全体」と「検査ノード」との2つのノード名と、各ノード名に対応づけられてナビゲータDBに記録されているノードデータ「050127」,「050120」,……が示されている。
図12に示すカルテ画面中の「今回のカルテ」の欄は、最初は空欄であり、ここには、新たなカルテ情報が入力される(図3のステップS17)。
「確定」ボタンがクリックされると「今回のカルテ」の欄に記入された新たなカルテがサーバコンピュータ200に送信されて、オーダの登録、すなわちカルテ情報DBの更新が行なわれ、ここではさらにナビゲータDBの更新も行なわれる(ステップS18)。
この「確定」ボタンをクリックすると、今回記入した新たなカルテ情報をサーバコンピュータに送った後、図3のステップS12の業務選択処理に戻る。また「終了」ボタンをクリックすると、カルテ情報が今回新たに入力されていてもそれを破棄して、図3のステップS12の業務選択処理に戻る。
図13は、クライアントコンピュータから新たなカルテ情報の送信を受けたときのサーバコンピュータでの処理(本発明にいうデータ更新手段の一例)を示すフローチャートである。
ここでは、先ずカルテ画面上のエディタ領域(「今回のカルテ」の欄)のレコードが受信され(ステップS21)、この受信情報がカルテ情報DBに書き込まれる(ステップS22)。
図14は、更新後のカルテ情報DBの内容を示す図である。
ここでは、05年02月02日に、患者ID「1001」のカルテ情報の更新が2回行なわれたものとし、図9に示す更新前のカルテ情報DBと比べ最上行の「1001 検査 050202 一般検査 まだ頭が痛い」と、次の行の「1001 放射線 050202 CT」が追加されている。
これらの2行の情報のうちの1行は、図12に示すカルテ画面上の「今回のカルテ」の欄に記入された情報と同一の情報である。図12に示すように記入した後「確定」ボタンを押下し、もう一度同様にして、今度はオーダ種別「放射線」に関するカルテ情報を記入した後「確定」ボタンを押すと、図14に示す2行の情報が追加されたカルテ情報DBとなる。
また、サーバコンピュータではさらに、ノード定義DBが読み込まれ(図13ステップS23)、そのノード定義情報と今回送信されてきたカルテ情報とのマッチング処理が行なわれて(ステップS24)、ナビゲータDBが更新される(ステップS25)。
図15は、更新後のナビゲータDBの内容を示す図である。
ここでは、ノード定義DBは、図7に示すように定義されており、今回送信されてきたカルテ情報中には、オーダ種別として「検査」と「放射線」が存在することから、更新後のナビゲータDB(図15)では更新前のナビゲータDB(図10)と比べ、ノード名「カルテ全体」および「検査ノード」のノードデータ欄に「050202」が追加され、さらに、ノード名「放射線ノード」が追加されるとともに「放射線ノード」のノードデータ欄に「050202」が追加されている。
図16は、上記の更新後におけるカルテ画面を示す図である。
上記のようにしてカルテ情報DBおよびナビゲータDBが更新された後、図4のステップS12の業務選択処理(図5の業務選択画面)で「患者選択」をクリックしこれまで説明してきた患者と同一の患者(患者ID=1001)を選択すると、サーバコンピュータでは今度は図8のステップS1611〜S1617において図11(2)の範囲のカルテ情報が取得されクライアントコンピュータに送信されてこの図16に示すカルテ画面が表示される。
このカルテ画面を、上記の更新を行なう前のカルテ画面(図10)と比べると、「過去のカルテ」の欄の先頭に今回の更新により追加された2005年02月02日のカルテ情報が表示されており、また「ナビゲータ」の欄も、ノード名「放射線ノード」が追加されるとともに、「カルテ全体」、「検査ノード」、および「放射線ノード」の各ノード名に対応づけられて「050202」が追加されている。
ここで、この図16に示すカルテ画面上のナビゲータ画面をクリックしたものとする。ここでは、そのナビゲータ画面上のノード名「カルテ全体」の「050202」をクリックしたものとする。
このときは、図8に示す処理が再び実行され、今度は、「ノードクリック時」のフローが実行される。
ここでは、ナビゲータDBの、その患者(ここでは患者ID「1001」)の「カルテ全体」の1レコードが読み込まれ(ステップS1621)、そのレコードから、クリックされた日付(ここでは、05年01月20日)が検索される(ステップS1622)。ここで「カルテ全体」以外のノードがクリックされた場合であっても「カルテ全体」の1レコードが読み込まれ、同一の処理が行なわれる。次にその検索した起点日(05年01月20日)から過去および未来の日付が取得され(ステップS1623)、起点日(05年01月20日)のアクティブ件数と、その未来、過去の日付のアクティブ件数をカウントし、最小表示件数(10件)と比較され(ステップS1624)、それらのアクティブ件数の和が最小表示件数(10件)に満たないときは過去・未来にさらにさかのぼって最小表示件数以上のアクティブ件数のカルテ情報の検索開始日、検索終了日が検索され(ステップS1625)、その検索により得られた検索開始日、検索終了日付でカルテDBが検索され(ステップS1616)、その検索により得られた検索開始日から検索終了日までのカルテ情報がカルテ情報DBから読み出されてクライアントコンピュータに送信される(ステップS1617)。このとき、検索開始日、検索終了日の情報もクライアントコンピュータに返される。
ここでは、05年01月20日がクリックされたことを例に挙げており、このときは、図11(3)に示すように、05年01月20日を含み、その日付の過去・未来双方に遡った、05年01月27日〜05年01月01日の範囲のカルテ情報がカルテ情報DBから読み出されてクライアントコンピュータに送信される。
ここに示す例の場合、カルテ画面上には、過去のカルテの欄に図12と同じ05年01月27日の先頭のカルテ情報が表示される。
「今回のカルテ」の欄は特に入力しなければ空欄のままとなる。
ここで、図12に示すカルテ画面上の過去ボタン122bをクリックしたとする。このときは、図8に示す処理がもう一度実行され、今度は、「過去ボタン押下時」のフローが実行される。
ここでは、やはり、ナビゲータDBの指定1レコード(その患者の「カルテ全体」の1レコード)が読み込まれて(ステップS1631)、クライアントコンピュータから送信されてきた検索開始日(ここに示す例では、05年01月01日が取得され(ステップS1632)、その検索開始日(05年01月01日)よりも1つ過去の日付(04年12月24日)が取得され(ステップS1633)、その日付(04年12月24日)のアクティブ件数(6件)がカウントされて最小表示係数(10件)と比較され(ステップS1634)、アクティブ件数に満たない場合はアクティブ件数の和が最小表示件数(10件)以上となるまで過去に遡る(ステップS1635)。このようにして検索された検索開始日、検索終了日でカルテ情報DBが検索され(ステップS1636)、それら検索開始日〜検索終了日の間のカルテ情報が、それら検索開始日、検索終了日の情報とともにクライアントコンピュータに送信される(S1637)。
ここで説明している例では、図11(4)に示す。04年12月24日〜04年10月25日の10件のカルテ情報がカルテ情報DBから読み出されてクライアントコンピュータに送信される。
次に、仮に、図11(5)に示すように、04年11月01日を検索終了日とする範囲内のカルテ情報がクライアントコンピュータに送信されてカルテ画面上に表示されているものとし、このときに、カルテ画面上の未来ボタン122a(例えば図12参照)がクリックされたものとする。
このときは、図8に示す処理がもう一度実行され、今度は「未来ボタン押下時」のフローが実行される。
ここでも、やはり、ナビゲータDBの指定レコード(その患者の「カルテ全体」の1レコード)が読み込まれて(ステップS1641)、クライアントコンピュータから送信されてきた検索終了日(ここに示す例では、04年11月01日が取得され(ステップS1642)、その検索終了日(04年11月01日)よりも1つ未来の日付(04年12月24日)が取得され(ステップS1643)、その日付(04年12月24日)のアクティブ件数(6件)がカウントされて最小表示係数(10件)と比較され(ステップS1634)、アクティブ件数に満たない場合はアクティブ件数の和が最小表示件数(10件)以上となるまで未来に遡る(ステップS1635)。このようにして検索された検索開始日、検索終了日でカルテ情報DBが検索され(ステップS1636)、それら検索開始日〜検索終了日の間のカルテ情報が、それら検索開始日、検索終了日の情報とともにクライアントコンピュータに送信される(S1637)。
ここで説明している例では、図11(6)に示す。05年01月20日〜04年12月24日の12件のカルテ情報がカルテ情報DBから読み出されてクライアントコンピュータに送信される。
図17は、このときのカルテ画面を示す図である。
ここでは、過去のカルテの欄に、05年01月20日の先頭のカルテ情報(図14参照)が表示される。
尚、スクロールボタン121a,121bをクリックすると、今回送信されてきた、図11(6)に示す05年01月20日〜04年12月24日のカルテ情報の範囲内でスクロールされることは、これまでと同様である。
このように、本実施形態では、図7に示すように、あらかじめ、ノード名と、そのノード名に対応付けられるキーワードとしてのオーダ種別を、利用者ごとにあらかじめ登録しておいて、そのキーワード(オーダ種別)が含まれたカルテ情報の日付を、その日付のカルテ情報を指標するインデックスとして、カルテ画面の「ナビゲータ」欄に表示し、その「ナビゲータ」欄のインデックス(日付)をクリックすることにより、直ちにその日付のカルテ情報を得ることができ、その利用者にとって自分が定義した、自分にとって有効なキーワードによる検索を、容易に行なうことができ、所望の情報に短時間に到達することができる。
また、本実施形態では、ナビゲータDBの「カルテ全体」にカルテ情報の日付一覧を日付順に記載しておき、カルテ情報の検索にあたっては、その日付一覧中でひとまとまりとなっている日付群のカルテ情報をカルテ情報DBから検索するようにしたため、カルテ情報DB中のばらばらな位置にカルテ情報が格納されていても、今回検索すべきカルテ情報の群を直ちに知ることができ、高速検索が可能となる。
以下、本発明の各種態様について付記する。
(付記1)
患者のカルテ情報が記憶されるデータベースを備えたサーバと通信回線により接続されたコンピュータ内で動作して、該コンピュータを、該データベースに記憶されている患者のカルテ情報の表示欄と該患者の新たなカルテ情報の入力欄とを有するカルテ画面を開き、該入力欄への新たなカルテ情報の入力操作を受け付けて、入力された新たなカルテ情報を前記データベースに書き込むカルテ更新処理を行うクライアントとして動作させるクライアントプログラムであって、
前記コンピュータを、
利用者による、カルテ情報検索上のキーワードの指定を受け付け指定されたキーワードを前記サーバに通知して該利用者に対応づけて登録させるキーワード受付手段と、
利用者による、患者の指定を受けて、前記データベースに記憶されている該患者のカルテ情報の表示欄と、該患者の新たなカルテ情報の入力欄と、さらに、前記サーバに登録されている該利用者のキーワードに対応した内容が記録された該患者のカルテ情報の所在を指標するインデックス一覧とを有するカルテ画面を表示するとともに、該インデックス一覧中のいずれかのインデックスの指定を受けて、前記表示欄に、指定されたインデックスに対応するカルテ情報を表示するカルテ表示手段とを備えたクライアントとして動作させることを特徴とするクライアントプログラム。
(付記2)
患者のカルテ情報の表示および新たなカルテ情報の入力を担うクライアントと通信回線により接続されたコンピュータ内で動作して、該コンピュータを、患者のカルテ情報が記録されるデータベースを備えクライアントから送信されてきた新たなカルテ情報を受信して該データベースを更新するとともにクライアントからのカルテ情報の送信要求を受けて該カルテ情報を送信要求元のクライアントに送信するサーバとして動作させるサーバプログラムであって、
前記コンピュータを、
クライアントから送信されてきた、該クライアントの利用者により指定されたキーワードを受信し該キーワードを該利用者に対応づけて登録しておくキーワード登録手段と、
クライアントから送信されてきた新たなカルテ情報を受信して前記データベースを更新するとともに、登録されているキーワードに対応する内容が該新たなカルテ情報中に記録されているときに、該新たなカルテ情報を指標するインデックスを、前記データベース中のカルテ情報とは別に記録しておくデータ更新手段と、
クライアントからのカルテ情報の送信要求を受けて、送信要求元のクライアントに、前記データベース中のカルテ情報とともに、該カルテ情報とは別に記録しておいた前記インデックスを送信するデータ送信手段とを備えたサーバとして動作させることを特徴とするサーバプログラム。
(付記3)
患者のカルテ情報が記憶されるデータベースを備えたサーバと通信回線により接続され、該データベースに記憶されている患者のカルテ情報の表示欄と該患者の新たなカルテ情報の入力欄とを有するカルテ画面を開き、該入力欄への新たなカルテ情報の入力を受け付けて、入力された新たなカルテ情報を前記データベースに書き込むカルテ更新処理を行うクライアントであって、
利用者による、カルテ情報検索上のキーワードの指定を受け付け指定されたキーワードを前記サーバに通知して該利用者に対応づけて登録させるキーワード受付手段と、
利用者による、患者の指定を受けて、前記データベースに記憶されている該患者のカルテ情報の表示欄と、該患者の新たなカルテ情報の入力欄と、さらに、前記サーバに登録されている該利用者のキーワードに対応した内容が記録された該患者のカルテ情報の所在を指標するインデックス一覧とを有するカルテ画面を表示するとともに、該インデックス一覧中のいずれかのインデックスの指定を受けて、前記表示欄に、指定されたインデックスに対応するカルテ情報を表示するカルテ表示手段とを備えたことを特徴とするクライアント。
(付記4)
患者のカルテ情報の表示および新たなカルテ情報の入力を担うクライアントと通信回線により接続されたコンピュータ内で動作して、該コンピュータを、患者のカルテ情報が記録されるデータベースを備えクライアントから送信されてきた新たなカルテ情報を受信して該データベースを更新するとともにクライアントからのカルテ情報の送信要求を受けて該カルテ情報を送信要求元のクライアントに送信するサーバとして動作するサーバプログラムであって、
前記コンピュータを、
クライアントから送信されてきた新たなカルテ情報を受信して前記データベースを更新するとともに、該カルテ情報の日付を、前記データベース中のカルテ情報とは別に日付順に記録しておくデータ更新手段と、
クライアントからのカルテ情報の送信要求を受けて、日付順に並ぶ所定数のカルテ情報を前記データベースから読み出して、送信要求元のクライアントに送信するデータ送信手段とを備えたサーバとして動作させることを特徴とするサーバプログラム。
(付記5)
患者のカルテ情報の表示および新たなカルテ情報の入力を担うクライアントと通信回線により接続され、患者のカルテ情報が記録されるデータベースを備えクライアントから送信されてきた新たなカルテ情報を受信して該データベースを更新するとともにクライアントからのカルテ情報の送信要求を受けて該カルテ情報を送信要求元のクライアントに送信するサーバであって、
クライアントから送信されてきた新たなカルテ情報を受信して前記データベースを更新するとともに、該カルテ情報の日付を、前記データベース中のカルテ情報とは別に日付順に記録しておくデータ更新手段と、
クライアントからのカルテ情報の送信要求を受けて、日付順に並ぶ所定数のカルテ情報を前記データベースから読み出して、送信要求元のクライアントに送信するデータ送信手段とを備えたことを特徴とするサーバ。
電子カルテシステムの一例を示した全体概要図である。 図1に外観を示す電子カルテシステムの機能構成図である。 マスタDBの内容を示す図である。 クライアントコンピュータで実行されるクライアントプログラムのフローチャートである。 業務選択画面の概要図である。 ノード作成画面の概要図である。 ノード定義DBの内容を示す図である。 図4にステップS16として示すカルテ画面作成ルーチンに対応するサーバコンピュータ側での処理を示すフローチャートである。 カルテ情報DBの内容を示した図である。 ナビゲータDBの内容を示した図である。 カルテ情報の日付一覧を示す図である。 カルテ画面の一例を示す図である。 クライアントコンピュータから新たなカルテ情報の送信を受けたときのサーバコンピュータでの処理を示すフローチャートである。 更新後のカルテ情報DBの内容を示す図である。 更新後のナビゲータDBの内容を示す図である。 上記の更新後におけるカルテ画面を示す図である。 カルテ画面を示す図である。
符号の説明
100A,100B,100C クライアントコンピュータ
121 マスタDB
130 クライアントプログラム
131 キーワード受付手段
132 カルテ表示手段
133 カルテ作成手段
134 カルテ送信手段
200 サーバコンピュータ
221 利用者マスタ
222 患者マスタ
223 カルテ情報DB
224 ノード定義DB
225 ナビゲータDB
230 サーバプログラム
231 キーワード登録手段
232 データ更新手段
233 データ送信手段

Claims (2)

  1. コンピュータを電子カルテシステムとして機能させる電子カルテプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    患者ID、カルテ画面の過去カルテ欄に表示する情報の指定を受け付けるためのナビゲータに表示するノードと、該患者IDの過去カルテの日付のうち該ノードに対応する日付と、を対応付けて記録したナビゲータDBを参照し、選択された患者のナビゲータを編集するナビゲータ編集手段、
    前記過去カルテ欄と、前記患者に関する新たなカルテ情報を入力する入力欄と、前記ナビゲータ編集手段において編集されたナビゲータとから構成されるカルテ画面を表示するカルテ画面表示手段、および
    前記入力欄にカルテ情報が入力された場合に、ノードとオーダ種別とを対応付けて記録したノード定義DBを参照し、該入力されたカルテ情報に存在するオーダ種別に対応するノードに対応する前記ナビゲータDBにおける日付に該入力されたカルテ情報の日付を記録する日付記録手段、
    として機能させることを特徴とする電子カルテプログラム。
  2. 患者IDと、カルテ画面の過去カルテ欄に表示する情報の指定を受け付けるためのナビゲータに表示するノードと、該患者IDの過去カルテの日付のうち該ノードに対応する日付と、を対応付けて記録したナビゲータDBを参照し、選択された患者のナビゲータを編集するナビゲータ編集手段、
    前記過去カルテ欄と、前記患者に関する新たなカルテ情報を入力する入力欄と、前記ナビゲータ編集手段において編集されたナビゲータとから構成されるカルテ画面を表示するカルテ画面表示手段、および
    前記入力欄にカルテ情報が入力された場合に、ノードとオーダ種別とを対応付けて記録したノード定義DBを参照し、該入力されたカルテ情報に存在するオーダ種別に対応するノードに対応する前記ナビゲータDBにおける日付に該入力されたカルテ情報の日付を記録する日付記録手段、
    を備えることを特徴とする電子カルテシステム。
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