JP4391467B2 - リチウム二次電池 - Google Patents

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Description

本発明はリチウム二次電池に係り,より詳しくは,バイメタルを含み,二次電池の異常作動の際,二次電池の内部で発生する内圧または熱により作動して電流の流れを遮断する電流遮断手段を備えることにより,リチウム二次電池の安定性を向上させたリチウム二次電池に関するものである。
リチウム二次電池は,外形によって,円筒形リチウム二次電池と角形リチウム二次電池に大別される。円筒形リチウム二次電池は,過充電または異常作動により電池の内部圧力が規定値以上に上昇して爆発の危険性があるとき,キャップ組立体で二次電池の内部電流を遮断して,それ以上の反応が起こらないようにすることにより,リチウム二次電池の安定性を向上させている。
このような円筒形二次電池のキャップ組立体の構造は,特許文献1に開示されている。特許文献1によると,円筒形リチウム二次電池は,外形を形成する円筒形ケースと,このケースの上端開口部に絶縁ガスケットを介して結合,密封されるキャップ組立体とからなる。上記円筒形ケースは,内部に陽極板,陰極板,および上記陽極板と上記陰極板間に介設されたセパレータがゼリーロール状に巻き回された電極組立体と電解液を収容する。
上記キャップ組立体は,安全ベント,電流遮断手段,二次保護素子およびターミナルキャップ(またはキャップアップ(Cap Up))を含んでなる。上記安全ベントは板状のものであって,中央に下方に突出する突出部が設けられ,上記キャップ組立体の内側に位置し,二次電池の内部で発生した圧力により突出部が外側に変形することになる。上記安全ベントの内面の所定位置には,電極組立体の陽極板および陰極板のいずれか一方,たとえば陽極板から引き出された陽極タブが溶接され,上記安全ベントと上記電極組立体の陽極板が電気的に連結される。ここで,陽極板および陰極板のうち,他方,たとえば陰極は図示せずタブもしくは直接接触方式によりケースに電気的に連結される。
上記電流遮断手段(Current Interrupt Device;以下“CID”という)は上記安全ベントの外側に設けられ,上記安全ベントに流れる電流を上記二次保護素子に流れるようにする。しかし,二次電池が異常に作動し二次電池の内部圧力が規定値以上に上昇する場合,上記安全ベントの突出部が外側に変形され,電流遮断手段が突出部により破壊されて電流の流れが破れる。
従来の電流遮断手段は,円形の外側リングと,上記外側リングの中央を横切るバーとを含む形状に形成され,上記バーの中央にビアホールを有する絶縁プリント基板と,上記絶縁プリント基板の外側および内側にそれぞれ設けられた導電薄膜とを含んでなる。上記導電薄膜のうち,外側導電薄膜の基端部は上記絶縁プリント基板の外側リングに連結されるが,先端部は外側リングに連結されないように形成される。一方,上記内側導電薄膜の基端部は外側リングに連結されなく,先端部が外側リングに連結される。上記ビアホールの内部には,銅のような導電金属で導電層が形成され,上記外側および内側の導電薄膜を電気的に連結する。
ここで,上記バーが容易に破断できるように,上記ビアホールが形成された部分の両側面に破断部が形成される。
上記電流遮断手段は,上記安全ベントの突出部に上記ビアホールが接触しながら通過するように,設置される。上記安全ベントの突出部が外側に突出するとき,その突出力により,ビアホールを中心に上記電流遮断手段のバーが破壊されることにより,ビアホール内部の導電層と外側導電薄膜または内側導電薄膜の電気的連結が断絶される。したがって,上記電流遮断手段は,安全ベントと二次保護素子間に電流が流れることを遮断する。
大韓民国特許第10−0357950号
しかしながら,従来の電流遮断においては,バーが安全ベントにより破壊されるとともに,ビアホールの内部に形成された導電層が外側導電薄膜または内側導電薄膜から全く分離されなければならないが,導電層が銅などの軟性金属から形成されるため,導電層が完全に分離されない問題が発生する。すなわち,バーが破壊されても,導電層が軟性により伸び,外側導電薄膜および内側導電薄膜から完全に分離されずに連結されるため,外側導電薄膜と内側導電薄膜が電気的に分離されない。したがって,二次電池の反応が引き続き進行して二次電池が爆発する可能性が増加する問題がある。
また,従来の電流遮断手段は,単に二次電池の内圧により安全ベントの突出部が反転される場合にだけ作動するので,二次電池の内部で熱のみ発生する場合は,温度に反応する別途の二次保護素子を装着しなければ,二次電池の電流を遮断することができない問題点がある。
そこで,本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,バイメタルを含み,二次電池の異常作動の際,二次電池の内部で発生する内圧または熱により作動して電流の流れを遮断する電流遮断手段を備えることにより,リチウム二次電池の安定性を向上させたリチウム二次電池を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明に係るリチウム二次電池の代表的な構成は、端子外装をなすキャップアップと,内側に突出し電池の内部圧力により外側に変形する突出部を有する安全ベントと,上記安全ベントの外側に装着される電流遮断手段とを備えるキャップ組立体を含むリチウム二次電池において:上記電流遮断手段は,導電金属からなる外側リングと;上記突出部の外側を横切り,基端が上記外側リングに結合され,先端が上記安全ベントの外面電気的に接触されるバイメタルと;を含み,上記二次電池は,上記安全ベントの突出部に相応する大きさに形成され,上記突出部の外側に位置する絶縁板と;上記絶縁板の外縁から所定距離だけ離隔され,上記安全ベントと上記外側リングとの間に所定高さに形成される絶縁リングと;を含むことを特徴とする。
上記バイメタルは,上記安全ベントの突出部が変形する圧力より小さい圧力で変形するように形成されていてもよい。また上記バイメタルは,0.1〜2.0mmの厚さを有することでもよい。
上記バイメタルは,バイメタル外板と,上記バイメタル外板より膨張係数の高い金属からなるバイメタル内板とを含んでいてもよい。上記バイメタル外板は,ニッケルと鉄の合金からなることでもよい。
上記バイメタル内板は,銅と亜鉛の合金,ニッケルとマンガンまたは鉄の合金,ニッケルとクロムと鉄の合金,およびニッケルとマンガンと銅の合金のいずれか一つからなることでもよい。
上記バイメタルは,50〜150℃で作動するように形成されていてもよい。若しくは、上記バイメタルは,90〜120℃で作動するように形成されていてもよい。
上記バイメタルは上記外側リングの内径より長く形成され,上記バイメタルの先端部外面は上記外側リングの内面から所定距離だけ離隔され,上記バイメタルの上昇の際,上記外側リングの内面に所定領域が接触するように形成されていてもよい。
上記バイメタルは,上記先端部外面と上記外側リングの内面との間の距離が上記安全ベントの突出部が反転して突出するときの高さより大きいように,上記バイメタルの基端部内面と先端部内面の高さが設定されていてもよい。
上記バイメタルは,上記安全ベントの外面と接触する先端部に,所定領域が水平に形成される水平部を含んでいてもよい。
上記バイメタルは,上記外側リングに結合される基端の幅より先端の幅が大きく形成されていてもよい。
上記バイメタルの内面には,上記バイメタルを構成する金属より電気抵抗の低い金属から形成され,基端部が上記外側リングに連結され,先端部が上記安全ベントの外面に接触する導電薄膜がさらに形成されていてもよい。
上記導電薄膜は,銅,アルミニウム,銀,またはニッケルのいずれか一種から形成されていてもよい。
上記導電薄膜は,上記バイメタルの厚さより薄く形成されていてもよい。
上記電流遮断手段は,平面上で重なる上記バイメタルの先端部外面と上記外側リングの内面との間に結合される弾性体をさらに含んでいてもよい。
上記弾性体は,圧縮圧力が上記バイメタルの変形圧力より小さいように形成されていてもよい。
上記弾性体は,導電金属からなる板バネまたはコイルバネから形成されていてもよい。
上記バイメタルの内面または外面に薄板のPTCセラミック素子層をさらに含んでいてもよい。
上記PTCセラミック素子層はチタン酸バリウム系の材質から形成されていてもよい。
上記電流遮断手段は,所定形状の熱収縮フィルムから形成され,基端部が上記外側リングと上記絶縁リングとの間に固定され,上記バイメタルが上記安全ベントに接触するように,所定形状の切開部を有し,リチウム二次電池の温度上昇の際,固定された基端部を基準として収縮して上記バイメタルと上記安全ベントを互いに絶縁させる収縮フィルムをさらに含んでいてもよい。
上記収縮フィルムは,“L”,“コ”,“ロ”,“O”字形のいずれか一形状に形成されていてもよい。
上記収縮フィルムは,90〜150℃の温度で初期大きさの25〜75%に収縮する熱収縮フィルムからなることでもよい。
上記バイメタルは,その長さが上記外側リングの内径より短く形成され,先端部が上記外側リングの内面より高く上昇するように形成されていてもよい。
上記バイメタルは,上記安全ベントの外面に接触する所定領域が水平に形成されていてもよい。
上記バイメタルは,基端部の外面または内面が上記外側リングの外面または内面に結合されていてもよい。
上記絶縁板は,上記安全ベントの突出部の外面に接着されていてもよい。若しくは、上記絶縁板は,上記突出部に相応する上記バイメタルの内面領域に接着されていてもよい。
上記絶縁板は,PP,PI,PPS,またはNylon66のいずれかを材質とする絶縁テープからなることでもよい。
上記絶縁リングは,上記外側リングに対応する外径,および上記バイメタルの先端部から所定距離だけ離隔される内径を有するように形成されていてもよい。
上記絶縁リングは,上記外側リングの内面と上記バイメタルの先端部内面との間の垂直距離より小さい高さに形成したことでもよい。
上記絶縁リングは,PP,PI,PPS,またはNylon66のいずれかの材質からなることでもよい。
上記キャップ組立体は,上記安全ベントの外側に結合される二次保護素子をさらに含むことでもよい。上記二次保護素子は,樹脂と炭素粉末の複合材料であるPTC素子から形成されていてもよい。
本発明によれば、リチウム二次電池のキャップ組立体に使用される電流遮断手段はバイメタルを含んでなるので,二次電池の異常作動の際,二次電池の内部で発生する内圧または熱により作動して電流の流れをより効率よく遮断し,安定性を向上させたリチウム二次電池を提供することができる。
また,本発明によれば,電流遮断手段が熱または内圧により作動するので,電流遮断手段の電流遮断散布を減らし,信頼性を高めることができる効果がある。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は本実施形態に係る円筒形リチウム二次電池の断面図,図2は本実施形態に係る円筒形二次電池のキャップ組立体の分解斜視図,図3aは本実施形態に係る安全ベントの平面図,図3bは図3aのA−A線についての断面図,図4aは本実施形態に係る電流遮断手段の平面図,図4bは図4aのB−B線についての断面図,図5は他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図,図6はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図,図7はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図,図8はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図,図9はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図,図10はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図,図11はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図,図12はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図,図13aはさらに他の実施形態に係る電流遮断手段の平面図,図13bは図13aのC−C線についての断面図,図14は本実施形態に係る電流遮断手段の作用を示すリチウム二次電池の断面図である。
本実施形態に係る円筒形リチウム二次電池100は,図1に示すように,電極組立体200と,電極組立体200および電解液を収容する円筒形ケース300と,円筒形ケース300の端部に組み立てられ円筒形ケース300を密封し,電極組立体200から発生する電流を外部装置に流れるようにするキャップ組立体400とを含んでなる。
電極組立体200は,陽極集電体の表面に陽極活物質がコートされた陽極板210と,陰極集電体の表面に陰極活物質がコートされた陰極板220と,陽極板210と陰極板220との間に位置し,陽極板210と陰極板220を電気的に絶縁させるセパレータ230とがゼリーロール状に巻き回されてなる。陽極板210は,図面に詳細に示されていないが,導電性に優れた金属薄板,たとえばアルミニウムホイルからなった陽極集電体と,その両面にコートされた陽極活物質層とを含む。陽極板210の両端には,陽極活物質層が形成されていない陽極集電体領域,つまり陽極無地部が形成される。陽極無地部の一端には,一般にアルミニウム材質からなり,電極組立体200の外側に一定長さだけ突出する陽極タブ215が接合されている。また,陰極板220の両端には,陰極活物質が形成されていない陰極集電体領域,つまり陰極無地部が形成される。陰極無地部の一端には,一般にニッケル材質からなり,電極組立体200の内側に一定長さだけ突出する陰極タブ225が接合されている。さらに,電極組立体200の両端部には,キャップ組立体400または円筒形ケース300との接触を防止するための絶縁プレート241,245が形成可能である。
円筒形ケース300は,円筒形電極組立体200を収容し得る所定空間を有するように,一定直径の円筒形側面板310と,円筒形側面板310の内側を密閉する内面板320とを含んでなり,円筒形側面板310の端部は,電極組立体200の挿入のために,開口されている。円筒形ケース300の内面板320の中央には電極組立体200の陰極タブ225が接合されることにより,円筒形ケース300そのものは陰極の役割をする。円筒形ケース300は,一般にアルミニウム,鉄,またはこれらの合金から形成される。さらに,円筒形ケース300の上端には,端部の開口に結合されるキャップ組立体400の上部を圧迫するために,上端から内側に曲がってなるクリッピング部330(clipping)が形成される。また,円筒形ケース300には,クリッピング部330から内側に,キャップ組立体の厚さに相当する距離だけ離隔した位置に,キャップ組立体400の内側を圧迫するために,内側に凹んでいるビーディング部340(beading)がさらに形成されている。
キャップ組立体400は,図2に示すように,安全ベント410,絶縁板415,電流遮断手段420,絶縁リング460,二次保護素子480,およびキャップアップ490を含んでなる。本実施形態においては,電流遮断手段420が,二次電池の内部で発生する熱によっても電流を遮断することができるので,二次保護素子480は場合によって省略可能である。キャップ組立体400は,外側が別途のガスケットにより結合された後,円筒形ケース300の端部に組み立てられて円筒形ケース300を密封し,電極組立体200で発生する電流を外部装置に伝達することになる。
安全ベント410は,図3aおよび図3bに示すように,導電性金属材質の円板の中央に内側に突出した突出部412を含んでなる。安全ベント410はキャップ組立体400の内側に位置し,安全ベント410の内面には陽極タブ215が電気的に連結され,好ましくは突出部412に溶接で連結される。安全ベント410の突出部412は,正常状態では内側に突出しており,リチウム二次電池の過充電,過放電あるいは異常発熱によりリチウム二次電池の内部圧力が増加する場合は,突出部412が外側に反転されるように形成される。
絶縁板415は,安全ベント410の突出部412に相当する大きさに形成され,突出部の外側に位置するもので,安全ベント410の突出部412が反転して外側に突出するとき,電流遮断手段420,二次保護素子480,およびキャップアップ490と電気的に接触することを防止する。絶縁板415は,好ましくは絶縁テープからなり,図3aおよび図3bに示すように,安全ベント410の突出部412の外面に接着される。また,絶縁板415は,バイメタル424の内面に,突出部412に対応する領域に接着できる。したがって,絶縁板415は,突出部412が外側に突出しても,正常位置を離脱せずに突出部412を絶縁させる。絶縁板415は,好ましくは,リチウム二次電池に使用される電解液に耐性があり,リチウム二次電池の異常作動時の温度である110℃より高い融点を有するPP(polypropylene),PI(polyimide),PPS(polyphenylene sulfide),ナイロン66(Nylon66)のいずれか一種からなる。
絶縁リング460は絶縁物質からなり,安全ベント410の外径に相応する外径,バイメタル424の先端から所定距離だけ離隔される内経,および所定の厚さを有する環状に形成される。絶縁リング460は,安全ベント410と電流遮断手段420の外側リング422との間に介在され,安全ベント410と電流遮断手段420の外側リング422との間で電流が流れることを防止する。絶縁リング460は,好ましくは外側リング422の内面とバイメタル424の先端部内面との間の垂直距離より小さい高さに形成され,バイメタル424の先端部が安全ベント410の外面に接触するようにする。また,絶縁リング460は,リチウム二次電池に使用される電解液に耐性があり,リチウム二次電池の異常作動時の温度である110℃より高い融点を有するPP(polypropylene),PI(polyimide),PPS(polyphenylene sulfide),ナイロン66(Nylon66)のいずれか一種からなる。
二次保護素子480は,安全ベント410の外径に相応する外径,および所定の幅を有する環状に形成され,電流遮断手段420の外側に結合され,リチウム二次電池の温度が増加すると,電流の流れを遮断する。二次保護素子480は,好ましくは,PTC(Positive Temperature Coefficient)素子を使用する。PTC素子は,樹脂と炭素粉末からなる素子層と,素子層の外面および内面に結合される導電板とからなり,PTC素子の温度が増加すると,樹脂層の樹脂が膨張しながら炭素粉末の連結を切って電流を遮断することになる。PTC素子としては,セラミック素子が使用可能である。
キャップアップ490は,キャップ組立体400の外側に装着され,リチウム二次電池から発生する電流を外部に通電させる。
電流遮断手段420は,図4aおよび図4bに示すように,外側リング422およびバイメタル424を含んでなり,リチウム二次電池が正常に作動する場合は,バイメタル424が安全ベント410の外面と接触して,電流を二次保護素子480またはキャップアップ490に通電させる。しかし,リチウム二次電池に異常が発生した場合は,バイメタル424が作動して,安全ベント410から二次保護素子480またはキャップアップ490に流れる電流を遮断させる。
外側リング422は,安全ベント410に相応する外径および突出部412より大きい内経と,所定の幅とを有する環状に形成される。外側リング422は,少なくとも二次保護素子480に相応する大きさの環状に形成される。外側リング422は導電金属からなり,バイメタル424を介して流れる電流を二次保護素子480またはキャップアップ490に通電させる。
バイメタル424は,熱膨張係数の違い二枚の金属板が板状に結合されてなり,安全ベント410の突出部412を横切り,基端は外側リング422に結合され,先端部は外側リング422から所定距離だけ離隔され,安全ベント410の外側に電気的に接触するように形成される。すなわち,バイメタル424は,基端が外側リング422に結合され,先端は外側リング422より内側に位置して安全ベント410の外面に接触するように形成される。したがって,バイメタル424は,安全ベント410に流れる電流を外側リング422を介して二次保護素子480またはキャップアップ490に伝達する。
バイメタル424は,金属材質のバイメタル外板425と,バイメタル外板425より熱膨張係数の小さい金属材質のバイメタル内板426とからなる。バイメタル424が加熱されると,熱膨張係数の小さいバイメタル内板426が位置する外側に変形される。バイメタル外板425は多様な金属板から形成可能であるが,好ましくは鉄とニッケルの合金から形成される。バイメタル内板426はバイメタル外板425より熱膨張係数の大きい多様な金属板からなるもので,銅と亜鉛の合金,ニッケルとマンガンの合金,ニッケルとクロムと鉄の合金,ニッケルとマンガンと銅の合金などが使用できる。膨張係数の小さい金属340bとしては,ニッケルと鉄の合金などが使用される。バイメタル424は,好ましくは,低温で反応程度が良好なニッケルと鉄の合金で形成されるバイメタル外板425と,ニッケルとマンガンと鉄の合金から形成されるバイメタル内板426とが接合されてなる。したがって,バイメタル424は,二次電池の内部で発生する熱が伝達されると,外側に変形され,バイメタル424の先端部が安全ベント410の外面から分離されることにより,安全ベント410から流れる電流を遮断することになる。
また,バイメタル424は50〜150℃で作動するように形成されるが,好ましくは90〜120℃で作動するように形成されることが好ましい。一般に,リチウム二次電池は正常状態では50℃以下で作動するので,バイメタル424はリチウム二次電池が異常作動し始める温度である50℃以上で作動することが好ましい。また,リチウム二次電池の内部温度が150℃以上となると,リチウム二次電池が爆発するので,バイメタル424が150℃でも使用可能であるように形成することは意味がない。
また,バイメタル424は突出部412の外側を横切るように形成されるので,リチウム二次電池の異常作動により電池の内部に圧力が発生する場合,外側に突出する安全ベント410の突出部412により外側に押し上げられる。したがって,バイメタル424の先端部が安全ベント410の外面から分離され,電流の流れを遮断することになる。すなわち,バイメタル424は,リチウム二次電池の内部に圧力が発生するときに作動して電流の流れを遮断することになる。したがって,バイメタル424は,突出部412の変形圧力より小さい圧力によっても変形されるように形成しなければならない。また,バイメタル424は,バイメタル424の先端部外面と外側リング422の内面間の距離が,安全ベント410の突出部412が二次電池の内部圧力により外側に突出したときの高さより大きいように,バイメタル424の基端部内面と先端部内面の高さを設定することが好ましい。
また,バイメタル424は,好ましくは,総厚さが0.1mm〜2.0mmに形成される。バイメタル424の厚さが0.1mmより小さくなると,バイメタル424の変形状態を維持し難いので,安全ベント410との接触が不安になり得る。また,バイメタル424の総厚さが2.0mmより大きくなると,温度による作動が敏感になる。
バイメタル424は,好ましくは,外側リング422の内経より長く形成され,先端部外面は外側リング422の内面から所定距離だけ離隔しているので,バイメタル424が外側に変形されるとき,外側リング422の内面に所定領域が接触するように形成される。また,バイメタル424は,先端部外面と外側リング422の内面間の垂直距離が,安全ベント410の突出部412が反転されるときに突出する高さより大きく形成される。したがって,安全ベント410の突出部412が外側に突出してバイメタル424を押し上げても,バイメタル424が外側リング422の外側から外れて二次保護素子480またはキャップアップ490と接触することを防止する。すなわち,突出部412の外側に形成された絶縁板415が損傷する場合にも,安全ベント410で流れる電流がバイメタル424を介して二次保護素子480またはキャップアップ490に流れることを防止する。
バイメタル424は,図4aおよび図4bに示すように,その内面に絶縁板415が付着できる。すなわち,絶縁板415は安全ベント410の突出部412の外面に形成されずにバイメタル424の内面に形成できる。また,絶縁板415は,安全ベント410の突出部412とバイメタル424の内面にともに付着されることもできる。ただし,絶縁板415がバイメタル424の内面に形成される場合は,突出部412に相応する面積に形成することにより,バイメタル424と安全ベント410が接触することを防いではいけない。
図5は他の実施形態に係る電流遮断手段を示す断面図である。
他の実施形態に係る電流遮断手段420aは,図5に示すように,バイメタル424aの先端部の所定領域がほぼ水平部aをなすように形成される。すなわち,安全ベント410の外面と接触するバイメタル424aの先端部の所定領域をほぼ水平に形成して,バイメタル424aと安全ベント410の接触を容易にする。したがって,バイメタル424aの内面と安全ベント410の外面間の接触面積が増加することにより,電気抵抗が減少し,二次電池の内部で発生する熱がより迅速に伝達され,バイメタル424aの反応速度が速くなる。
図6はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段を示す断面図である。
さらに他の実施形態に係る電流遮断手段420bは,図6に示すように,バイメタル424bの基端部の幅が先端部の幅より小さく形成される。すなわち,バイメタル424bは,外側リング422に結合される基端部の幅より,安全ベント410の外面と接触する先端部の幅が大きく形成される。したがって,バイメタル424bの内面と安全ベント410の外面間の接触面積が増加することにより,電気抵抗が減少し,二次電池の内部で発生する熱がより迅速に伝達され,バイメタル424bの反応速度が速くなる。
図7はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段を示す断面図である。
さらに他の実施形態に係る電流遮断手段420cは,図7に示すように,バイメタル424の内面に別途の導電薄膜430が付着されてなる。導電薄膜430はバイメタル424の内面に結合され,基端部は外側リング422に結合され,先端部の内面は安全ベント410の外面に接触する。導電薄膜430は,好ましくは,バイメタル424に相応する大きさに形成される。導電薄膜430はバイメタル424の電気抵抗より低い電気抵抗を有する金属から形成されるが,好ましくは,銅,アルミニウム,銀,ニッケルのいずれか一種から形成される。バイメタル424は合金から形成されて電気抵抗が高くなるため,電気抵抗の低い導電薄膜をバイメタル424にさらに形成して電流が流れるようにすることにより,電気抵抗による損失を最小化することができる。導電薄膜430は,好ましくは,バイメタル424の厚さより小さい厚さを有するように形成することにより,バイメタル424の温度に対する反応速度が遅くなることを防止する。
図8はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段を示す断面図である。
さらに他の実施形態に係る電流遮断手段420dは,図8に示すように,バイメタル424の内面に結合されるPTC(Positive Temperature Coefficient)セラミック素子層440をさらに含む。PTCセラミック素子層440は,好ましくは,チタン酸バリウム系を含むセラミック素子から形成される。PTCセラミック素子層440は,温度が増加するに従い自体電気抵抗が増加して熱を発生し,バイメタル424の反応速度を速くする。すなわち,PTCセラミック素子層440の温度が上昇することにより発生する熱により,バイメタル424の温度がより速やかに上昇するので,バイメタル424の作動速度が速くなる。一般に,リチウム二次電池が正常に作動しない初期には,バイメタル424が作動するための温度までリチウム二次電池の内部温度が上昇するのに所定時間がかかる。したがって,その時間中にはリチウム二次電池に電気が流れて電極組立体および保護回路に影響を与え,リチウム二次電池の寿命を短縮させる。しかし,PTCセラミック素子層440は,温度の上昇につれて速く抵抗熱を発生させ,バイメタル424の温度を早期に上昇させることにより,バイメタル424が短時間に作動するようにする。したがって,リチウム二次電池に電気が流れる時間を最小化することにより,二次電池の電極組立体および保護回路の損傷を防止し,二次電池の寿命短縮を防止することになる。PTCセラミック素子層440は,バイメタル424の外面または中間にも形成可能である。PTCセラミック素子層440の電気抵抗がバイメタル424の電気抵抗より高い場合は,バイメタル424が安全ベント410の外面と接触する部分にはPTCセラミック素子層440を形成しないか,あるいは別途の導電薄膜を形成することもできる。
図9はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段を示す断面図である。
さらに他の実施形態に係る電流遮断手段420eは,図9に示すように,バイメタル424の外面と外側リング422の内面との間に別途の弾性体450を含む。弾性体450は,バイメタル424の先端部の外側に一定の力を付勢することにより,バイメタル424の先端部が安全ベント410の外面に確かに電気的に接触するようにする。弾性体450は,好ましくは,導電体からなる。安全ベント410で流れる電流が弾性体450を介して外側リング422に流れると,電流遮断手段420eの電気抵抗が減少する。弾性体450は,好ましくは,導電金属からなった板バネまたはコイルバネから形成される。ただし,弾性体450は,バイメタル424の温度による変形圧力,および安全ベント410の突出部412の変形圧力より小さい圧力により圧縮される圧縮圧力を有するように形成しなければならない。
図10はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段を示す断面図である。
さらに他の実施形態に係る電流遮断手段420fは,図10に示すように,バイメタル424fが外側リング422の内経より短く形成され,突出部412を横切って安全ベント410の外面に接触するように形成される。したがって,バイメタル424fが安全ベント410の突出部412により充分に押し上げられて,確かに電流が遮断される。特に,安全ベント410の突出部412が絶縁リング460の高さ,つまり安全ベント410の外面と外側リング422の内面の高さより高く形成される場合は,バイメタル424fが外側リング422の外側に充分に押し上げられて,確かに電流が遮断される。この場合にも,安全ベント410の外面と接触するバイメタル424fの部分は水平部bをなすように形成することが好ましい。
図11はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段を示す断面図である。
さらに他の実施形態に係る電流遮断手段420gは,図11に示すように,バイメタル424gの基端部内面が外側リング422の外面に結合されている。前述した実施形態においては,バイメタル424の基端部が外側リング422の内側面に結合されているが,バイメタル424の厚さが薄い場合は,その結合が容易でないことがある。したがって,バイメタル424gは,その厚さによって,外側リング422の外面の所定領域に重ねて結合できる。ただし,この場合,バイメタル424gが二次保護素子480またはキャップアップ490と干渉し得るので,外側リング422の大きさ,およびバイメタル424gと重なる面積を調整することが必要である。
図12はさらに他の実施形態に係る電流遮断手段を示す断面図である。
さらに他の実施形態に係る電流遮断手段420hは,図12に示すように,バイメタル424hの基端部外面が外側リング422の内面に結合されている。図11に示す実施形態と同様に,この場合にも,バイメタル424hが二次保護素子480またはキャップアップ490と干渉し得るので,外側リング422の大きさ,およびバイメタル424hと重なる面積を調整することが必要である。
図13aおよび図13bはさらに他の実施形態に係る電流遮断手段を示す断面図である。
さらに他の実施形態に係る電流遮断手段420iは,図13aおよび図13bに示すように,所定部分に切開部428aが形成され,基端部が外側リング422と絶縁リング460との間に固定される収縮フィルム428を含む。本実施形態において基端部は、バイメタル424の先端部近傍に設定している。より詳しく説明すると,収縮フィルム428は,90〜150℃の温度で初期長の25〜75%に収縮する熱収縮フィルムから形成され,熱収縮フィルムの成分を調整することで,収縮温度および収縮程度を調整する。また,収縮フィルム428は,所定部分に形成される切開部428aを介して,外側リング422に固定されたバイメタル424が安全ベント410の外面に接触するようにする。収縮フィルム428は,図13aに“コ”字形に示されているが,これに限定されるものではなく,“L”,“ロ”,“O”字形などの多様な形状に形成できる。この際,切開部428aは,バイメタル424が安全ベント410の外面に接触するように,収縮フィルムの形状によって所定形状に形成される。
作動異常によりリチウム二次電池の温度が上昇すると,バイメタルが作動してリチウム二次電池の電流の流れを遮断し,リチウム二次電池の温度が正常に戻る。そして,リチウム二次電池の内部温度が正常に戻ると,バイメタル424が初期位置に戻り,リチウム二次電池に電流が流れるので,再使用が可能になる。しかし,リチウム二次電池の温度が90℃以上に上昇した場合には,リチウム二次電池の温度が正常に復帰した後にも再使用ができなくなる。この場合,バイメタルが初期位置に復帰し,リチウム二次電池に電流が流れると,リチウム二次電池は温度の上昇と下降を繰り返し,リチウム二次電池の内部にガスが発生して爆発の可能性がある。
収縮フィルム428は,リチウム二次電池の温度が上昇すると,固定された基端部を基準に収縮して切開部428aも収縮し,バイメタル424の内側に収縮フィルム428が位置して,バイメタル424と安全ベント410を互いに絶縁させる。したがって,リチウム二次電池にはそれ以上電流が流れないので,リチウム二次電池の安定性が確保される。
図14は本実施形態に係る電流遮断手段の作用を示す円筒形リチウム二次電池の部分断面図である。
この円筒形リチウム二次電池は,図14に示すように,円筒形ケース300の内部に電極組立体200が収容され,上端の開口には,キャップ組立体400がガスケット470を介して結合されて円筒形ケース300を密封することになる。すなわち,キャップ組立体400は,安全ベント410,電流遮断手段420,二次保護素子480,およびキャップアップ490が積層されてなり,外側面に結合されるガスケット470と共に円筒形ケース300の端部で上下に圧着されて固定される。前述したように,電流遮断手段420は,熱により電流の流れを遮断することができるので,必要によっては,二次保護素子480を使用しないこともできる。
円筒形リチウム二次電池が正常の状態においては,安全ベント410の内面に結合された陽極タブ215を介して,電極組立体200から発生する電流が安全ベント410に流れる。
電流遮断手段420は安全ベント410の外面に電気的に接触する状態で装着されるので,安全ベント410に流れる電流は,安全ベント410の外面に接触しているバイメタル424の先端部を介して外側リング422に流れる。また,二次保護素子480は電流遮断手段420の外側リング422の外側に装着されるので,電流遮断手段420と電気的に連結されて電流が流れるようにする。また,キャップアップ490は二次保護素子480の外側に電気的に連結されることにより,二次保護素子480から流れる電流が二次電池の外部に流れるようにする。一方,二次保護素子480が使用されない場合は,電流遮断手段420からキャップアップ490に直接電流が流れる。
しかし,リチウム二次電池が過充電,過放電のように異常作動する場合は,リチウム二次電池の内部にガスが発生し圧力が増加する。リチウム二次電池の内部で発生した圧力により,安全ベント410の突出部412が外側に変形してバイメタル424の内面に接触してバイメタル424の内面を加圧することになる。バイメタル424は,圧力を受けると,外側に変形し安全ベント410の外面から分離することにより,安全ベント410から流れる電流を遮断する。また,突出部412の外面に絶縁板415が形成されているので,突出部412とバイメタル424間には電流が流れない。したがって,電流遮断手段420は,安全ベント410から流れる電流を遮断する。
また,リチウム二次電池の過充電,過放電のような異常作動により,リチウム二次電池の温度が増加する場合は,バイメタル424の温度が上昇し,バイメタル424の外板と内板の熱膨張係数の差によりバイメタル424が外側に変形される。すなわち,バイメタル424は,外側リング422に結合された基端部を基準として先端部が外側に変形される。したがって,バイメタル424の先端部が安全ベント410の外面から分離されることにより,安全ベント410から流れる電流を遮断することになる。
また,電流遮断手段420の外側に結合される二次保護素子480も,リチウム二次電池の内部で発生する熱により電流を遮断するので,電流を二重に遮断することができる。
したがって,キャップ組立体400は,リチウム二次電池の内部でガスが発生して内圧が増加する場合,あるいは内部温度が上昇する場合,電流遮断手段420の作用により全体的に電流が流れなくなり,リチウム二次電池はそれ以上の反応を進行しないので,リチウム二次電池の安定性を確保することができる。
実施形態においては,円筒形リチウム二次電池について説明したが,円筒形でないリチウム二次電池にも使用可能である。また,リチウム二次電池でないほかの種類の二次電池にも使用可能である。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことはいうまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,二次電池の異常作動の際,二次電池の内部で発生する内圧または熱により作動して電流の流れを遮断する電流遮断手段を備えることにより,リチウム二次電池の安定性を向上させるリチウム二次電池に適用可能である。
実施形態に係る円筒形リチウム二次電池の断面図である。 実施形態に係る円筒形二次電池のキャップ組立体の分解斜視図である。 実施形態に係る安全ベントの平面図である。 図3aのA−A線についての断面図である。 実施形態に係る電流遮断手段の平面図である。 図4aのB−B線についての断面図である。 他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図である。 さらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図である。 さらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図である。 さらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図である。 さらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図である。 さらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図である。 さらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図である。 さらに他の実施形態に係る電流遮断手段の断面図である。 さらに他の実施形態に係る電流遮断手段の平面図である。 図13aのC−C線についての断面図である。 実施形態に係る電流遮断手段の作用を示すリチウム二次電池の断面図である。
符号の説明
100 円筒形リチウム二次電池
200 電極組立体
300 円筒形ケース
400 キャップ組立体
410 安全ベント
412 突出部
415 絶縁板
420,420a〜420i 電流遮断手段
422 外側リング
424,424a,424b,424c,424f,424g,424h バイメタル
425 バイメタル外板
426 バイメタル内板
428 収縮フィルム
430 導電薄膜
440 PTCセラミック素子層
450 弾性体
460 絶縁リング
480 二次保護素子
490 キャップアップ

Claims (33)

  1. 端子外装をなすキャップアップと,内側に突出し電池の内部圧力により外側に変形する突出部を有する安全ベントと,前記安全ベントの外側に装着される電流遮断手段とを備えるキャップ組立体を含むリチウム二次電池において:
    前記電流遮断手段は,
    導電金属からなる外側リングと;
    前記突出部の外側を横切り,基端が前記外側リングに結合され,先端が前記安全ベントの外面電気的に接触されるバイメタルと;を含み,
    前記二次電池は,
    前記安全ベントの突出部に相応する大きさに形成され,前記突出部の外側に位置する絶縁板と;
    前記絶縁板の外縁から所定距離だけ離隔され,前記安全ベントと前記外側リングとの間に所定高さに形成される絶縁リングと;を含み,
    前記バイメタルは前記外側リングの内径より長く形成され,前記バイメタルの先端部外面は前記外側リングの内面から所定距離だけ離隔され,前記バイメタルの上昇の際,前記外側リングの内面に所定領域が接触するように形成されることを特徴とする,リチウム二次電池。
  2. 端子外装をなすキャップアップと,内側に突出し電池の内部圧力により外側に変形する突出部を有する安全ベントと,前記安全ベントの外側に装着される電流遮断手段とを備えるキャップ組立体を含むリチウム二次電池において:
    前記電流遮断手段は,
    導電金属からなる外側リングと;
    前記突出部の外側を横切り,基端が前記外側リングに結合され,先端が前記安全ベントの外面電気的に接触されるバイメタルと;を含み,
    前記二次電池は,
    前記安全ベントの突出部に相応する大きさに形成され,前記突出部の外側に位置する絶縁板と;
    前記絶縁板の外縁から所定距離だけ離隔され,前記安全ベントと前記外側リングとの間に所定高さに形成される絶縁リングと;を含み,
    前記バイメタルは,その長さが前記外側リングの内径より短く形成され,前記バイメタルの先端部は,前記バイメタルの上昇の際,前記外側リングの内面より高く上昇するように形成されることを特徴とする,リチウム二次電池。
  3. 前記バイメタルは,前記安全ベントの突出部が変形する圧力より小さい圧力で変形するように形成されることを特徴とする,請求項1または請求項2に記載のリチウム二次電池。
  4. 前記バイメタルは,0.1〜2.0mmの厚さを有することを特徴とする,請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  5. 前記バイメタルは,バイメタル外板と,前記バイメタル外板より膨張係数の高い金属からなるバイメタル内板とを含んでなることを特徴とする,請求項1〜請求項のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  6. 前記バイメタル外板は,ニッケルと鉄の合金からなることを特徴とする,請求項に記載のリチウム二次電池。
  7. 前記バイメタル内板は,銅と亜鉛の合金,ニッケルとマンガンまたは鉄の合金,ニッケルとクロムと鉄の合金,およびニッケルとマンガンと銅の合金のいずれか一つからなることを特徴とする,請求項に記載のリチウム二次電池。
  8. 前記バイメタルは,50〜150℃で作動するように形成されることを特徴とする,請求項1〜請求項のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  9. 前記バイメタルは,90〜120℃で作動するように形成されることを特徴とする,請求項1〜請求項のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  10. 前記バイメタルは,前記先端部外面と前記外側リングの内面との間の距離が前記安全ベントの突出部が反転して突出するときの高さより大きいように,前記バイメタルの基端部内面と先端部内面の高さが設定されることを特徴とする,請求項に記載のリチウム二次電池。
  11. 前記バイメタルは,前記安全ベントの外面と接触する先端部に,所定領域が水平に形成される水平部を含むことを特徴とする,請求項または請求項10に記載のリチウム二次電池。
  12. 前記バイメタルは,前記外側リングに結合される基端の幅より先端の幅が大きく形成されることを特徴とする,請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  13. 前記バイメタルの内面には,前記バイメタルを構成する金属より電気抵抗の低い金属から形成され,基端部が前記外側リングに連結され,先端部が前記安全ベントの外面に接触する導電薄膜がさらに形成されることを特徴とする,請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  14. 前記導電薄膜は,銅,アルミニウム,銀,またはニッケルのいずれか一種から形成されることを特徴とする,請求項13に記載のリチウム二次電池。
  15. 前記導電薄膜は,前記バイメタルの厚さより薄く形成されることを特徴とする,請求項13または請求項14に記載のリチウム二次電池。
  16. 前記電流遮断手段は,平面上で重なる前記バイメタルの先端部外面と前記外側リングの内面との間に結合される弾性体をさらに含むことを特徴とする,請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  17. 前記弾性体は,圧縮圧力が前記バイメタルの変形圧力より小さいように形成されることを特徴とする,請求項16に記載のリチウム二次電池。
  18. 前記弾性体は,導電金属からなる板バネまたはコイルバネから形成されることを特徴とする,請求項16または請求項17に記載のリチウム二次電池。
  19. 前記バイメタルの内面または外面に薄板のPTCセラミック素子層をさらに含むことを特徴とする,請求項1に記載のリチウム二次電池。
  20. 前記PTCセラミック素子層はチタン酸バリウム系の材質から形成されることを特徴とする,請求項19に記載のリチウム二次電池。
  21. 前記電流遮断手段は,
    所定形状の熱収縮フィルムから形成され,基端部が前記外側リングと前記絶縁リングとの間に固定され,前記バイメタルが前記安全ベントに接触するように,所定形状の切開部を有し,リチウム二次電池の温度上昇の際,固定された基端部を基準として収縮して前記バイメタルと前記安全ベントを互いに絶縁させる収縮フィルムをさらに含むことを特徴とする,請求項1または請求項2に記載のリチウム二次電池。
  22. 前記収縮フィルムは,“L”,“コ”,“ロ”,“O”字形のいずれか一形状に形成されることを特徴とする,請求項21に記載のリチウム二次電池。
  23. 前記収縮フィルムは,90〜150℃の温度で初期大きさの25〜75%に収縮する熱収縮フィルムからなることを特徴とする,請求項21または請求項22に記載のリチウム二次電池。
  24. 前記バイメタルは,前記安全ベントの外面に接触する所定領域が水平に形成されることを特徴とする,請求項に記載のリチウム二次電池。
  25. 前記バイメタルは,基端部の外面または内面が前記外側リングの外面または内面に結合されることを特徴とする,請求項1〜請求項24のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  26. 前記絶縁板は,前記安全ベントの突出部の外面に接着されることを特徴とする,請求項1〜請求項25のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  27. 前記絶縁板は,前記突出部に相応する前記バイメタルの内面領域に接着されることを特徴とする,請求項1〜請求項25のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  28. 前記絶縁板は,PP,PI,PPS,またはNylon66のいずれかを材質とする絶縁テープからなることを特徴とする,請求項1〜請求項27のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  29. 前記絶縁リングは,前記外側リングに対応する外径,および前記バイメタルの先端部から所定距離だけ離隔される内径を有するように形成されることを特徴とする,請求項1〜請求項28のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  30. 前記絶縁リングは,前記外側リングの内面と前記バイメタルの先端部内面との間の垂直距離より小さい高さに形成したことを特徴とする,請求項1〜請求項29のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  31. 前記絶縁リングは,PP,PI,PPS,またはNylon66のいずれかの材質からなることを特徴とする,請求項1〜請求項30のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  32. 前記キャップ組立体は,前記安全ベントの外側に結合される二次保護素子をさらに含むことを特徴とする,請求項1〜請求項31のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
  33. 前記二次保護素子は,樹脂と炭素粉末の複合材料であるPTC素子から形成されることを特徴とする,請求項32に記載のリチウム二次電池。
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