JP4391345B2 - 乗客コンベヤの欄干照明装置 - Google Patents
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Description
また、乗客の有無に関係なく運転される連続運転式の乗客コンベヤにあっては、欄干照明は運転中継続して点灯されていた。
また、連続運転式の乗客コンベヤにあっては、乗客の有無に関係なく連続運転され、欄干照明は継続して点灯されたままとなるので、省電力が図れない、という問題があった。
また、連続運転式の乗客コンベヤにあっては、使用可能な状態であるか否か、容易に判断できる態様で欄干照明装置を消灯して、省電力を図るようにした乗客コンベヤの欄干照明装置を提供することを目的とする。
乗客コンベヤの運転中は、乗込み側の乗降部欄干照明灯が常時点灯しているので、利用客は、遠方からでも、使用可能な乗客コンベヤであることを認識することができる。仮に、乗客コンベヤが自動運転中であって、乗客が途絶えたために一時停止している時であっても、乗客コンベヤが使用可能であるか否か、上記一方(乗込み側)の乗降部欄干照明灯の点灯によって容易に認識することができる、という効果を奏する。
また、乗客を搬送している間は、乗降部欄干照明灯と中間部欄干照明灯の双方が点灯するので、乗客コンベヤの搬送路全体が照明される、という効果を奏する。
更に、乗客を搬送していない時は、中間部欄干照明灯と乗降部欄干照明灯の他方とは消灯されるので、省電力を図ることができる。
実施の形態1.
図1から図6は、この発明の実施の形態1を示す。図1は、乗客コンベヤであるエスカレータの側面図である。エスカレータ3は、1階1と2階2の間に跨設されていて、ここでは上昇運転されているものとする。踏段4は無端状に連結されており、エスカレータ制御盤19によって制御される駆動機18に駆動されて循環移動して乗客9を搬送する。踏段4の両側には欄干5が立設されており、欄干5の頂部には踏段4と同じ速度で移動する移動手摺6が設けられている。乗客9が踏段4に乗る下部の乗降部付近の欄干5には、下部乗降部欄干照明灯7dが欄干に取り付けられている。同様に、乗客9が踏段4から降りる上部の乗降部付近の欄干5には、上部乗降部欄干照明灯7uが欄干5に取り付けられている。以下、総称する場合は乗降部欄干照明灯7とする。両乗降部を除く中間の欄干5には中間部欄干照明灯8が取り付けられている。以下、乗降部欄干照明灯7と中間部欄干照明灯8を総称する場合は、欄干照明灯7、8とする。
更に、上下の乗降部付近の外側板には操作盤11が取り付けられている。この操作盤11は、図5に詳細を示したとおり、エスカレータを上昇運転、下降運転及び運転を停止させるための運転スイッチ11aと、エスカレータを緊急に停止させる非常停止スイッチ11bと、欄干照明灯7、8をON/OFFする照明灯スイッチ11cと、中間部欄干照明灯8の自動点灯/消灯を有効とする自動消灯スイッチ11dが取り付けられていて、それぞれエスカレータ制御盤19、更には照明灯制御装置20へ入力される。
中間部欄干照明灯8は、照明灯スイッチ11cがONにされ、かつ、自動消灯スイッチ11dが「有効」にされている場合に、乗込み側の乗客検出手段10(この実施の形態1では、下部乗客検出手段10d)が乗客9を検出すると点灯し、乗客9を搬送し終えるのに必要な搬送時間が経過した後消灯する。搬送時間の経過前に下部乗客検出手段10dが後続の乗客9を検出すると、この後続の乗客9を搬送し終えるのに必要な搬送時間が経過するまで中間部欄干照明灯8の消灯は遅延する。
乗客検出手段10が、通過客を乗客9と誤検出するのを防止するために、各1階1及び2階2の乗場には、誘導柵12が立設されている。
図4によって下部乗客検出手段10dの動作を説明する。同図(a)に示したとおり下部乗客検出手段10dから超音波が発信される。この超音波は円錐形のホーンから発せられて、第3図に示したとおり扇形に拡幅する。その反射波が同図(b)のとおり再度下部乗客検出手段10dによって受信される。発信から受信までの時間差tを、同図(c)に示したとおり内蔵のクロックパルスから読み取って距離を演算する。即ち、音速をCとして距離L=(t×C)/2を求めることができる。下部乗客検出手段10dは、求めた距離L=L1のときに作動して乗客9を検出する。
上部乗客検出手段10uについても同様である。
エスカレータ制御盤19には、操作盤11の非常停止スイッチ11bからの信号又はチェーン安全装置(図示しない。)等からの信号によって、駆動機18を緊急に停止させる安全回路と、操作盤11からの信号によって駆動機18の運転方向を定める運転方向回路と、同様に駆動機18を始動させ、又は停止させる始動・停止回路が組み込まれている。
更に、照明灯制御装置20も組み込まれている。この照明灯制御装置20は、マイコンで構成されていて、CPU21と、図6に示す動作をするプログラムが格納されたROM22と、一時的なデータが格納されるRAM23と、外部装置との信号の授受を行う入出力装置24とからなる。
1. 運転スイッチ11aが「UP」又は「DOWN」、照明灯スイッチ11cが「ON」で自動消灯スイッチ11dが「有効」の場合
この場合は、図6の流れ図に示す動作をする。即ち、手順S11で、照明灯スイッチ11cが「ON」であることによって、乗降部欄干照明灯7が点灯する。この時点では中間部欄干照明灯8は点灯していない。手順S12で、下部乗客検出手段10dが乗客9を検出したか調べる。検出していない場合は、手順S13へ移り、中間部欄干照明灯8を消灯したままとなり、手順S12へ移って乗客9を待つ。
手順S16で、後続の乗客9が検出されなかった場合は、手順S18へ移り、計時値が予め設定された搬送時間以上になったか調べる。
手順S18で、計時値が搬送時間に達していない場合は、手順S16へ戻る。計時値が搬送時間に達した場合は、中間部欄干照明灯8を消灯させて手順S12へ戻り、以下動作を繰り返す。
乗降部欄干照明灯7は点灯する。中間部欄干照明灯8は、乗降部欄干照明灯7と同じ動作となり、点灯し続ける。
3. 運転スイッチ11aが「UP」又は「DOWN」、照明灯スイッチ11cが「OFF」の場合
乗降部欄干照明灯7は消灯する。中間部欄干照明灯8も、自動消灯スイッチ11dには関係なく照明灯スイッチ11cによって回路を遮断されて消灯したままとなる。
4. 運転スイッチ11aが「停止」の場合
エスカレータ3は停止するが、乗降部欄干照明灯7及び中間部欄干照明灯8は、照明灯スイッチ11c及び自動消灯スイッチ11dによって制御されて上記の動作をする。
また、乗客9を搬送している間は、乗降部欄干照明灯7と中間部欄干照明灯8の双方が点灯するので、エスカレータ3の搬送路全体が照明され、欄干照明灯7、8の有効利用が可能となる。
更に、乗客9を搬送していない時は、中間部欄干照明灯8は消灯されるので、省電力を図ることができる。
更にまた、誘導柵12を設置したので、乗客を適所に誘導することができ、乗客検出手段10による誤検出を防止することができる。
更にまた、運転スイッチ11aに無関係に照明灯スイッチ11cによって乗降部欄干照明灯7、更には中間部欄干照明灯8を点灯、消灯させることができるので、欄干照明灯7、8の点検が容易である。
また、エスカレータ3が下降運転される場合も同様である。
更に、上記実施の形態1では、乗客コンベヤとしてエスカレータ3を例示したが、移動歩道であっても同様である。
Claims (2)
- 循環移動して乗客を搬送する踏段の両側に立設された欄干を照明する乗客コンベヤの欄干照明装置において、
乗客が上記踏段に乗降する両乗降部付近の上記欄干を照明する乗降部欄干照明灯と、
上記両乗降部を除く中間の上記欄干を照明する中間部欄干照明灯と、
上記乗降部に設置された乗客検出手段と、
上記乗降部欄干照明灯及び上記中間部欄干照明灯の点灯制御を行う照明灯制御装置と、
を備え、
上記照明灯制御装置は、上記乗客コンベヤの運転中は、上記乗降部欄干照明灯のうち、乗込み側となる一方を常時点灯させるとともに、上記中間部欄干照明灯と上記乗降部欄干照明灯の他方とを消灯し、上記乗客検出手段が乗客を検出すると、乗客が上記踏段に乗っている間上記中間部欄干照明灯と上記乗降部欄干照明灯の他方とを点灯させる
ことを特徴とする乗客コンベヤの欄干照明装置。 - 乗客コンベアの運転方向を定めるための運転スイッチと、
を更に備え、
上記照明灯制御装置は、上記運転スイッチからの信号に基づき、乗込み側の上記乗降部欄干照明灯を常時点灯させる
ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベヤの欄干照明装置。
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