JP4391313B2 - 電源システム - Google Patents

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Description

この発明は、二重化される電源装置を含む電源システムに関するものである。
電源装置は、一般に他製品に比べて故障率が高いと言われている。そのため、高信頼性が要求される制御装置や制御システムなどでは、電源装置を二重化することが行われ、また、電源故障時には、保守の容易化を図るため視覚的に確認できる表示方法が採用されている(例えば特許文献1〜3)。以下、この明細書では、この発明の理解を容易にするため、電源システムとして、二重化された電源装置による電源システム(いわゆる電源二重化システム)を例に挙げて説明する。
特開昭61−33515号公報 特開平8−316742号公報 実開昭59−41042号公報
ところで、高信頼性が要求される分野で使用されるシーケンサシステムでは、従来から電源装置を二重化することが必須とされ、市場からも要求が大きい。この場合、従来のシーケンサシステムで用いられる電源二重化システムにおける各電源装置は、サイズが大きく、基板への実装面積にも余裕があるので、寸法の大きい低周波補助トランスを用いて、AC100V系またはAC200V系入力用のLEDと動作電圧(例えばDC5V)出力用LEDとの2つを用意し、AC入力有りとDC5V出力有りとをそれぞれ別々に表示し目視確認ができるようになっている。
しかし、AC電圧検出表示のために、寸法の大きい低周波補助トランスを用いているので、電源装置の小型化が困難である。一方、ユーザが求める多数種類の表示を個別に行うとすれば、部品点数が増加して信頼性の低下を招来し、またコストアップの要因となるので、極力、部品点数の低減策を採る措置が必要である。その結果、電源故障時の表示に関して適切でないことが起こるので、二重化する各電源装置での故障検出表示系をどのように構成するかが問題になっている。
すなわち、高信頼が要求される分野で使用されるシーケンサシステムで用いられる電源二重化システムでは、一方の電源装置が故障した場合に、故障した電源装置にAC入力電圧が印加されているか否かをその故障した電源装置において視覚的に確認できるようにするLED表示等の表示デバイスを設け、ユーザが目視で故障を確認し、故障した電源装置の交換を安全に実施可能とすることが要求されているが、従来のシーケンサシステムで用いられる電源二重化システムで採用されている故障検出表示系は、ダイオードの突き合わせで生成するシステム共用電圧を電源装置間で相互に利用するようになっていないので、故障した電源装置において表示できない場合が起こる。
また、高信頼が要求される分野で使用されるシーケンサシステムで用いられる電源二重化システムでは、電源装置内の動作電圧出力異常による故障の場合だけでなく、AC入力電圧の有無や上記の動作電圧の正常性、AC瞬停をそれぞれ検出する各検出回路自体のハードウェア故障を検出し、それらを視覚的に確認できるように通知する措置を採ることが要求されているが、従来のシーケンサシステムで用いられる電源二重化システムでは、各検出回路自体のハードウェア故障を検出して表示することができないので、新たな観点から検討する必要がある。
なお、この検出回路自体のハードウェア故障を検出して表示する措置は、従来のシーケンサシステムで用いられる電源二重化システムにおいても必要であり、また、一電源方式のシーケンサシステムで用いられる電源装置においても必要である。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、メイントランス以外の大型トランスを用いることを避けて実装面積の縮小を図り、部品点数の削減よる信頼性の向上およびコストの削減が図れ、かつユーザが目視で故障を確認し、故障した電源装置の交換を安全に実施できるようにするという課題に応えることができる電源システムを得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、この発明にかかる電源システムは、1つの制御装置において二重化された各電源装置が少なくともAC入力電圧の有無と自電源装置内の動作電圧の正常性とを検出しそれらを区別して視覚表示する故障検出表示回路を備える場合において、互いの電源装置側にて共用できるシステム共有電圧を各電源装置が出力する動作電圧からダイオードの突き合わせによって生成し、一方の電源装置が故障した場合には健全である他方の電源装置が出力するシステム共有電圧を前記制御装置を経由して故障した一方の電源装置における前記故障検出表示回路に供給する構成を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、故障した電源装置においても、少なくともAC入力電圧の有無と自電源装置内の動作電圧の正常性とを検出しそれらを区別して視覚表示する故障検出表示回路を生かすことができるので、その故障した電源装置において適切に故障を検出して視覚表示を行うことができるようになる。この構成では、メイントランス以外の大型トランスを用いることを避けて実装面積の縮小を図り部品点数の削減よる信頼性の向上およびコストの削減が図れる。また、ユーザが目視で故障を確認し、故障した電源装置の交換を安全に実施できるようにするという課題に応えることができるようになる。
この発明によれば、小型化およびコストの低減が図れ、またユーザが目視で故障を確認し故障した電源装置を安全に交換することが可能となるという効果を奏する。
以下に図面を参照して、この発明にかかる電源システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による電源システムの構成を示すブロック図である。なお、この実施の形態では、シーケンサシステムへの適用例が示されている。すなわち、図1に示す電源システムは、同一構成の電源装置1と電源装置2とで構成されるが、電源装置1と電源装置2とは、共にシーケンサベースユニット3の二重化電源装置として用いられる。シーケンサベースユニット3には、制御装置であるシーケンサCPU4が接続されている。
図1では、一方の電源装置1における故障検出表示系の構成を示すが、他方の電源装置2も同様の構成になっている。なお、各種の故障を区別して視覚表示できる表示デバイスとしては、LEDなどのランプ、LCD、セグメント表示器など各種あるが、この実施の形態では、2色発光の単一LEDを用いる場合が示されている。したがって、表示デバイスを制御する駆動回路は、LED駆動回路と称している。
図1において、整流回路1nの入力端には、AC入力電圧(100Vまたは200V)を抵抗分圧した電圧が印加される。整流回路1nの出力端間には、発光ダイオード1pが接続されている。発光ダイオード1pは、AC入力電圧が正常である期間内では常時点灯し、AC入力電圧無しや停電などの異常時には消灯する。システム共有電圧Σ5Vで動作するAC入力電圧検出回路1eは、発光ダイオード1pの投光を受けるホトトランジスタ1qが設けられ、AC入力電圧検出信号1jをLED駆動回路1fとリセット信号検出回路1cとAC瞬停検出回路1dとに出力する。
リセット信号検出回路1cは、自電源装置の電源内5Vとシステム共有電圧Σ5Vとが印加され、自電源装置の電源内5Vを監視する回路を備え、AC入力電圧検出信号1jと自電源装置の電源内5Vとを監視し、その監視結果を示すリセット信号1hをLED駆動回路1fに出力する。AC瞬停検出回路1dは、システム共有電圧Σ5Vが印加され、AC入力電圧検出信号1jの二値レベル間の変化シーケンスを監視し、その監視結果を示すAC瞬停検出信号1iをLED駆動回路1fに出力する。LED駆動回路1fは、自電源装置の電源内5Vとシステム共有電圧Σ5Vとが印加され、2色発光の単一LED1gにて上記した3つの信号による正常・故障の表示を行うようになっている。
上記したシステム共有電圧Σ5Vは、2つの電源装置の電源内5V出力に突き合せたダイオード1rの出力として得られるもので、一方の電源装置の電源内5Vが異常となったときでも、他方の正常な電源装置の電源内5Vからその異常となった一方の電源装置のシステム共有電圧Σ5Vを供給するようになっている。リセット信号1hとAC瞬停検出信号1iとは、電源内5Vと共にシーケンサベースユニット3を介してシーケンサCPU4に与えられ、シーケンサCPU4にて処理される構成となっている。また、電源内5Vは他のユニット5にも供給される。
そして、システム共有電圧Σ5Vは、シーケンサベースユニット3から外部に出力できるようになっている。したがって、例えば図8に示すように、二重化された電源装置を用いるシーケンサベースユニットを増設した場合には、その増設したシーケンサベースユニットを介して二重化された電源装置のそれぞれにシステム共有電圧Σ5Vが供給できるようになる。
このように、電源装置1,2の故障検出表示系は、2つの電源装置の電源内5V出力に突き合せたダイオード1rの出力として得られるシステム共有電圧Σ5Vによって動作する検出回路(AC入力電圧検出回路1e、AC瞬停検出回路1d、リセット信号検出回路1c)と、自電源装置の電源内5Vとシステム共有電圧Σ5Vとによって2色発光の単一LED1gを駆動するLED駆動回路1fとを備えている。
この構成によれば、故障した電源装置における、AC入力電圧検出回路1eとAC瞬停検出回路1dとリセット信号検出回路1cとLED駆動回路1fとを生かし、その故障した電源装置において適切に故障を検出してLED表示を行うことができるようになる。
このように、この実施の形態による電源システムでは、従来のシーケンサシステムにおける電源二重化システムにて用いていたAC入力電圧検知用の大型な補助トランスを用いることなく、電源故障時(電源内5V異常、検出回路ハードウェア故障)のAC入力電圧有無を2色発光の単一LEDのみを用いて表示できる機能を有し、故障した電源装置においてAC電圧の入力有を検出して2色発光の単一LEDに表示し、ユーザに明確に通知することができる。これによって、ユーザは、目視で故障を確認し、故障した電源装置を安全に交換できるようになる。以下、この実施の形態による電源システムが備える故障検出表示系の内容を具体的に説明する。
図2は、図1に示す検出回路(AC瞬停検出回路1d、リセット信号検出回路1c)とLED駆動回路1fとの詳細構成を示すブロック図である。なお、図2では、新たな要素も現れることから、新たな符号を付けて示してある。
図2において、システム共有電圧Σ5Vで動作するAC入力電圧検出回路2dは、ホトトランジスタ2zの出力に基づき、AC電圧の入力有無を示す二値レベルのAC入力電圧検出信号2aを生成し、それを検出ロジック回路2tとリセット信号検出回路2fとAC瞬停検出回路2eとに出力する。
リセット信号検出回路2fは、自電源装置の電源内5Vとシステム共有電圧Σ5Vとが印加され、その自電源装置の電源内5Vを監視する回路を備え、AC入力電圧検出信号2aと自電源装置の電源内5Vとを監視し、その監視結果を示す二値レベルのリセット信号2bを検出ロジック回路2uに出力する。検出ロジック回路2uは、システム共有電圧Σ5Vが印加され、リセット信号2bの信号レベルを反転し、NPNトランジスタTr4のベース電極と上記の検出ロジック回路2tとに出力する。
NPNトランジスタTr4のコレクタ電極には、システム共有電圧Σ5Vが印加され、エミッタ電極は接地されている。NPNトランジスタTr4のコレクタ電極に現れる信号は、検出ロジック回路2vに入力されている。また、上記の検出ロジック回路2tは、システム共有電圧Σ5Vが印加され、AC入力電圧検出信号2aと検出ロジック回路2uの出力とのNANDを取り、それをLED駆動回路2h内のPNPトランジスタTr2のベース電極に抵抗素子2xを介して印加するようになっている。
AC瞬停検出回路2eは、システム共有電圧Σ5Vが印加され、AC入力電圧検出信号2aの二値レベル間の変化シーケンスを監視し、その監視結果を示す二値レベルのAC瞬停検出信号2cを、LEDフリッカ防止回路2mを介して、LED駆動回路2h内のPNPトランジスタTr3のベース電極に抵抗素子2gを介して印加するとともに、上記の検出ロジック回路2vに出力するようになっている。
上記の検出ロジック回路2vは、システム共有電圧Σ5Vが印加され、NPNトランジスタTr4のコレクタ電極に現れる信号とLEDフリッカ防止回路2mからの信号とのNANDを取り、それをLED駆動回路2h内のPNPトランジスタTr1のベース電極に抵抗素子2yを介して印加するようになっている。
AC瞬停検出回路2eとLED駆動回路2hとの間に設けてあるLEDフリッカ防止回路2mは、AC電源の瞬停がシーケンサシステムにおける許容瞬停時間規定による20ms以内の場合に、それを無効として正常時レベルを維持出力し、LED駆動回路2h内の2色発光の単一LED2iが点滅しないようにするためのものである。LEDフリッカ防止回路2mは、システム共有電圧Σ5Vが印加され、入力されるAC瞬停検出信号2cを受ける検出ロジック回路2wと、検出ロジック回路2wの出力を受けてLED駆動回路2hと上記の検出ロジック回路2vとにAC瞬停検出信号2cを出力するリセットIC2nと、リセットIC2nの接地端と接地との間に設けた遅延容量2pとで構成されている。
リセットIC2nは、市販のハイリセット型のICであり、遅延容量2pのみで、AC瞬停検出回路2eから入力するAC瞬停検出信号2cが正常時レベルから異常時レベルに変化しその異常時レベルを20ms維持して正常時レベルに復帰する場合の異常時レベルの発生期間を遅延させることができる小規模のICである。なお、遅延時間td[μs]は、td=0.34×遅延容量[pF]により定められる。
LED駆動回路2hでは、PNPトランジスタTr1のコレクタ電極には、自電源装置の電源内5Vが印加され、エミッタ電極は、抵抗素子2kを介して2色発光の単一LED2iにおける緑発光ダイオードのアノード電極に接続されている。緑発光ダイオードのカソード電極は接地されている。また、PNPトランジスタTr2のコレクタ電極には、システム共有電圧Σ5Vが印加され、エミッタ電極は、ダイオード2jのアノード電極に接続されている。また、PNPトランジスタTr3のコレクタ電極には、自電源装置の電源内5Vが印加され、エミッタ電極は、ダイオード2rのアノード電極に接続されている。
ダイオード2jのカソード電極とダイオード2rのカソード電極とは、共通に、抵抗素子2sを介して2色発光の単一LED2iにおける赤発光ダイオードのアノード電極に接続されている。赤発光ダイオードのカソード電極は接地に接続されている。そして、2色発光の単一LED2iにおける赤発光ダイオードのアノード電極と接地との間に、高温時の誤点灯を防止する抵抗素子2qが接続されている。
次に、図1〜図7を参照して、以上のように構成される電源システムのおける故障検出表示系の動作について説明する。なお、図3は、LED駆動回路2hが駆動制御する2色発光の単一LED2iの表示条件をまとめて示す図である。図4は、電源装置が正常であるとき、および電源内5Vに異常が生じたときにおける各信号の状態とLED表示との関係を示す図である。図5は、AC瞬停検出信号が正常時レベルから異常時レベルに変化しその状態を維持するAC瞬停検出回路故障時およびリセット信号が正常時レベルから異常時レベルに変化しその状態を維持するリセット信号検出回路故障時における各信号の状態とLED表示との関係を示す図である。図6は、AC入力電圧の未入力時および停電時における各信号の状態とLED表示との関係を示す図である。図7は、20msAC瞬停時における各信号の状態とLED表示との関係を示す図である。
以下、回路動作を具体的に説明するが、図2の回路構成から理解できるように、この実施の形態では、正常時の信号レベルを二値レベルの一方、例えば高レベル(以降「Hレベル」と記す)とし、異常時の信号レベルを二値レベルの他方、例えば低レベル(以降「Lレベル」と記す)としている。
図3に示すように、LED駆動回路2hが駆動制御する2色発光の単一LED2iの表示状態は、(1)自電源装置が通常動作を正常に行っている場合には「緑」LEDが点灯し、「赤」LEDが消灯する。(2)〜(4)AC入力電圧が入力されている状態で電源装置が故障している場合には「赤」LEDが点灯し、「緑」LEDが消灯する。(5)AC入力電圧が未入力かつDC5V未出力の場合や停電の場合には、「緑」LEDも「赤」LEDも共に消灯する。(6)20ms以下のAC瞬停では、自電源装置が通常動作を行っている場合と同様に、「緑」LEDが点灯し、「赤」LEDが消灯する。図3では、このようなLED表示を実現するリセット信号およびAC瞬停検出信号の二値レベルが示されている。
(1)自電源装置が通常動作を行っている場合には、AC入力電圧検出信号2a、リセット信号2b、およびAC瞬停検出信号2cは、共にHレベルである。したがって、検出ロジック回路2uは、出力をLレベルにする。これによって、検出ロジック回路2tは、HレベルのAC入力電圧検出信号2aと検出ロジック回路2uの出力であるLレベルのリセット信号2bとが入力するので、出力をHレベルにする。したがって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr2は、オフ動作状態になる。すなわち、2色発光の単一LED2iの赤LEDは点灯しない。また、LEDフリッカ防止回路2mでは、入力するAC瞬停検出信号2cはHレベルを維持しているので、LEDフリッカ防止回路2mのリセットIC2nの出力はHレベルになる。これによって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr3は、オフ動作状態になる。すなわち、2色発光の単一LED2iの赤LEDは点灯しない。
一方、NPNトランジスタTr4は、ベース電極がLレベルになるのでオフ動作状態になり、検出ロジック回路2vには、Hレベル(システム共有電圧Σ5V)のリセット信号2bが入力される。これによって、検出ロジック回路2vでは、Hレベルのリセット信号2bとLEDフリッカ防止回路2mのリセットIC2nの出力であるHレベルのAC瞬停検出信号2cとが入力するので、出力をLレベルにする。したがって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr1は、オン動作状態になり、2色発光の単一LED2iの緑LEDが点灯する。図4の左側は、以上の動作関係を示している。
(2)AC入力は有るが、電源内5V異常の電源故障の場合には、他方の正常な電源装置から供給されるシステム共有電圧Σ5Vによって、AC入力電圧検出回路2d、リセット信号検出回路2f、AC瞬停検出回路2e、検出ロジック回路2t,2u,2v、NPNトランジスタTr4、LEDフリッカ防止回路2mの全てが動作可能状態である。
AC入力は有るので、AC入力電圧検出信号2aは、Hレベルである。したがって、AC瞬停検出信号2c(LEDフリッカ防止回路2mのリセットIC2nの出力)もHレベルである。しかし、リセット信号検出回路2fでは、電源内5V異常を検出するので、Lレベルのリセット信号を出力し、検出ロジック回路2uは出力をHレベルにする。したがって、検出ロジック回路2tは、HレベルのAC入力電圧検出信号2aと検出ロジック回路2uの出力であるHレベルのリセット信号2bとが入力するので、出力をLレベルにする。これによって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr2は、オン動作状態になり、2色発光の単一LED2iの赤LEDが点灯する。このとき、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr3は、LEDフリッカ防止回路2mのリセットIC2nの出力がHレベルであるので、電源内5V異常のため動作電源電圧は不定であるが、確実にオフ動作状態に駆動される。
一方、NPNトランジスタTr4は、ベース電極がHレベルになるのでオン動作状態になり、検出ロジック回路2vには、Lレベル(接地電位)のリセット信号2bが入力される。これによって、検出ロジック回路2vでは、Lレベルのリセット信号2bとHレベルのAC瞬停検出信号2cが入力するので、出力をHレベルにする。したがって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr1は、電源内5V異常のため動作電源電圧は不定であるが、確実にオフ動作状態に駆動される。つまり、2色発光の単一LED2iの緑LEDは点灯しない。図4の右側は、以上の動作関係を示している。
(3)AC瞬停検出回路2eのハードウェア故障によってAC瞬停検知信号2cがLレベル固定となった場合には、LEDフリッカ防止回路2mのリセットIC2nの出力もLレベルである。したがって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr3は、オン動作状態になる。すなわち、2色発光の単一LED2iの赤LEDが点灯する。
一方、AC入力は有るので、また電源内5Vは正常であるので、AC入力電圧検出信号2aとリセット信号2bは共にHレベルである。したがって、検出ロジック回路2uは、出力をLレベルにする。これによって、検出ロジック回路2tは、HレベルのAC入力電圧検出信号2aと検出ロジック回路2uの出力であるLレベルのリセット信号2bとが入力するので、出力をHレベルにする。したがって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr2は、オフ動作状態になる。
また、NPNトランジスタTr4は、ベース電極がLレベルになるのでオフ動作状態になり、検出ロジック回路2vにシステム共有電圧Σ5VがHレベルのリセット信号2bとして入力される。これによって、検出ロジック回路2vでは、Hレベルのリセット信号2bとLEDフリッカ防止回路2mのリセットIC2nの出力であるLレベルのAC瞬停検出信号2cが入力するので、出力をHレベルにする。したがって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr1は、オフ動作状態になり、2色発光の単一LED2iの緑LEDは点灯しない。図5の左側は、以上の動作関係を示している。
(4)リセット信号検出回路2fのハードウェア故障によってリセット信号2bがLレベル固定となった場合には、検出ロジック回路2uは出力をHレベルにする。一方、AC入力は有るので、また電源内5Vは正常であるので、AC入力電圧検出信号2aとAC瞬停検知信号2c(LEDフリッカ防止回路2mのリセットIC2nの出力)は、共にHレベルである。
検出ロジック回路2tは、HレベルのAC入力電圧検出信号2aと検出ロジック回路2uの出力であるHレベルのリセット信号2bとが入力するので、出力をLレベルにする。これによって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr2はオン動作状態になり、2色発光の単一LED2iの赤LEDが点灯する。このとき、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr3は、LEDフリッカ防止回路2mのリセットIC2nの出力がHレベルであるので、オフ動作状態になる。
また、NPNトランジスタTr4は、ベース電極がHレベルになるのでオン動作状態になり、検出ロジック回路2vには、Lレベル(接地電位)のリセット信号2bが入力される。これによって、検出ロジック回路2vでは、Lレベルのリセット信号2bとHレベルのAC瞬停検出信号2cが入力するので、出力をHレベルにする。したがって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr1は、オフ動作状態になり、2色発光の単一LED2iの緑LEDは点灯しない。図5の右側は、以上の動作関係を示している。
(5)AC入力電圧の未入力時および停電時では、他方の正常な電源装置から供給されるシステム共有電圧Σ5Vによって、AC入力電圧検出回路2d、リセット信号検出回路2f、AC瞬停検出回路2e、検出ロジック回路2t,2u,2v、NPNトランジスタTr4、LEDフリッカ防止回路2mの全てが動作可能状態である。
AC入力が無いので、AC入力電圧検出信号2aとAC瞬停検出信号2c(LEDフリッカ防止回路2mのリセットIC2nの出力)は、共にLレベルである。また、リセット信号検出回路2fでは、電源内5V異常を検出するので、Lレベルのリセット信号を出力し、検出ロジック回路2uは出力をHレベルにする。したがって、検出ロジック回路2tは、LレベルのAC入力電圧検出信号2aと検出ロジック回路2uの出力であるHレベルのリセット信号2bとが入力するので、出力をHレベルにする。これによって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr2は、オフ動作状態になり、2色発光の単一LED2iの赤LEDは点灯しない。このとき、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr3は、LEDフリッカ防止回路2mのリセットIC2nの出力がLレベルであるので、オン動作状態になるが、電源内5Vが存在しないので、2色発光の単一LED2iの赤LEDは点灯駆動しない。
また、NPNトランジスタTr4は、ベース電極がHレベルになるのでオン動作状態になり、検出ロジック回路2vには、Lレベル(接地電位)のリセット信号2bが入力される。これによって、検出ロジック回路2vでは、Lレベルのリセット信号2bとLレベルのAC瞬停検出信号2cが入力するので、出力をHレベルにする。したがって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr1は、電源内5Vが存在しないが、確実にオフ動作状態になる。2色発光の単一LED2iの緑LEDは点灯しない。図6は、以上の動作関係を示している。
(6)AC電源の瞬停が許容瞬停時間規定による20ms以内の場合には、AC入力電圧検出信号2aとLEDフリッカ防止回路2mに入力するAC瞬停検出信号2cは、HレベルとLレベルとが交互する信号になる。しかし、電源内5Vは正常であるので、リセット信号検出回路2fは、AC入力電圧検出信号2aがHレベルとLレベルとに交互してもHレベルのリセット信号2bを出力する。したがって、検出ロジック回路2uは、出力をLレベルにする。これによって、検出ロジック回路2tは、HレベルとLレベルとを交互に持つAC入力電圧検出信号2aと検出ロジック回路2uの出力であるLレベルのリセット信号2bとが入力するので、出力をHレベルにする。したがって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr2は、オフ動作状態になる。すなわち、PNPトランジスタTr2は、2色発光の単一LED2iの赤LEDを点灯駆動しない。
一方、NPNトランジスタTr4は、ベース電極がLレベルになるのでオフ動作状態になり、検出ロジック回路2vには、Hレベル(システム共有電圧Σ5V)のリセット信号2bが入力される。このとき、LEDフリッカ防止回路2mが存在しない場合は、検出ロジック回路2vでは、Hレベルのリセット信号2bと、HレベルとLレベルとを交互に持つAC瞬停検出信号2cとが入力するので、出力をHレベルとLレベルに交互に変化させる。したがって、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr1は、オン動作とオフ動作とを交互に繰り返す状態になり、2色発光の単一LED2iの緑LEDが点灯と消灯を繰り返す。
また、LEDフリッカ防止回路2mが存在しない場合は、HレベルとLレベルとを交互に持つAC瞬停検出信号2cがLED駆動回路2hのPNPトランジスタTr3のベース電極に入力するので、PNPトランジスタTr3は、PNPトランジスタTr1と同じタイミングでオン動作とオフ動作とを交互に繰り返す状態になり2色発光の単一LED2iの赤LEDが点灯と消灯とを繰り返す。このとき、HレベルとLレベルとを交互に持つ検出ロジック回路2vの出力と、HレベルとLレベルとを交互に持つAC瞬停検出信号2cとは逆相の関係にあるので、2色発光の単一LED2iでは、緑LEDと赤LEDとが交互に点灯と消灯を繰り返すことになる。
これに対し、LEDフリッカ防止回路2mが存在する場合は、LEDフリッカ防止回路2mでは、HレベルとLレベルとを交互に持つAC瞬停検出信号2cが入力すると、リセットIC2nの出力を遅延容量2pにより遅延させ、リセットIC2nの出力をHレベルに保持することができるので、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr3をオフ動作状態に設定し、2色発光の単一LED2iの赤LEDが点灯駆動されるのを防止する。そして、検出ロジック回路2vでは、Hレベルのリセット信号2bとHレベルのAC瞬停検出信号2cとが入力するので出力をLレベルに維持し、LED駆動回路2hのPNPトランジスタTr1をオン動作状態に設定する。つまり、2色発光の単一LED2iの緑LEDのみが点灯する状態にする。図7は、以上の動作関係を示している。
次に、2色発光の単一LED2iの赤LEDに並列に設けた高温時の誤動作防止用抵抗素子2qの作用について説明する。端的には、当該抵抗素子2qは、電源システムの一方の電源装置が運転状態であり、他方の電源装置が入力電源OFF時において、高温時(40〜80℃)に、入力電源をOFFした電源装置のLED誤点灯を防止するために設けてある。
すなわち、図1に示した電源装置の電源内5V出力端に突き合わされたダイオード1mでは、高温(40〜80℃)になると、カソード電極側からアノード電極側に向かう逆漏れ電流が流れる。入力電源をOFFした電源装置では、電源内5V電位はゼロとなるはずであるが、この逆漏れ電流によって電源内5V電位が2.5Vまで上昇すると、この電圧によって、PNPトランジスタTr3、ダイオード2r、抵抗素子2s、2色発光の単一LED2iの赤LED側のルートで電流が流れてしまい、赤LEDが誤点灯する。
つまり、2色発光の単一LED2iにおける赤LEDの両端電圧がON電圧である1.2Vを超えると、赤LEDが誤点灯してしまうので、高温時の誤点灯防止用抵抗素子2qを赤LEDに並列に追加することにより、高温時(40〜80℃)には、抵抗素子2qに全ての電流を流して2色発光の単一LED2iにおける赤LEDの両端電圧を0.6V程度に調整し、入力電源をOFFした電源装置の赤LEDを点灯させないようにしたものである。
実施の形態2.
図8は、この発明の実施の形態2による電源システムの構成を示すブロック図である。この実施の形態2では実施の形態1にて説明した電源システムの拡張例が示されている。すなわち、図8において、シーケンサベースユニット8bに対する電源装置1ー1,1−2と、シーケンサベースユニット8cに対する電源装置2−1,2−2と、シーケンサベースユニット8dに対する電源装置3−1,3−2とが、それぞれAC電源8aに接続される。また、シーケンサベースユニット8b,8c,8dが増設用ケーブル8eを介して互いに接続される。
図8に示す拡張したシステムにおいては、システム共有電圧Σ5Vは、増設ケーブル8eを介してシステム上に渡って供給されているので、電源装置1−1〜3−2のどれか一つが正常であれば、正常な電源装置からのシステム共有電圧Σ5Vの供給が可能であり、実施の形態1にて説明したように、故障した電源装置のLED表示が可能となる。
以上説明したように、この実施の形態1,2によれば、電源システム上に故障した電源装置が存在する場合に、当該システム上に正常な電源装置が1つでも存在すれば、LED表示機能を正常に機能させることが可能であるので、故障した電源装置にAC入力電圧有無をLED表示することができ、ユーザが誤認識せずに安全な電源装置の交換が可能となり、十分にユーザの要求に応えることができる。
また、AC入力電圧有無だけでなく、AC電圧入力時のリセット信号検出回路およびAC瞬停検出回路自体の故障を表示することができるので、(1)市場にて実際に起こった品質不具合である「電源出力5Vは正常であるが、コンデンサ短絡故障によりAC瞬停検知信号がAC瞬停検知を示すレベルに固定される回路故障」が起こったことを通知することができる。(2)また、AC瞬停検知信号がAC瞬停検知を示すレベルに固定される故障が発生している電源装置をユーザが知らずに使用している場合に、二重化している他方の電源装置の突発的な故障により、両電源装置が故障するモードとなり、システム全体が突然ダウンするような弊害を回避することができる。
さらに、瞬停20ms以内ではLED表示がフリッカを起こさないような回路構成を採用しているので、当該電源システムを電源とする制御システム(例えばシーケンサシステム)の許容瞬停時間規定内での正常なシステム動作をLED表示することが可能である。また、当該電源システムにおいて、入力電源をOFFした電源装置でのLED誤点灯を防止することができるので、高温環境下においても上記したLED表示機能を正常に機能させることが可能である。
加えて、従来のシーケンサシステムにおける電源二重化システムにて用いていたAC入力電圧検知用の大型な補助トランスを用いることなく、2色発光の単一LEDと小型化可能な検出ロジック回路とで故障検出表示系を構成しているので、狭いスペース内にLED表示機能が搭載可能となる。したがって、小型化が可能であり、実装面積縮小による部品点数削減、つまりMTBFの向上による信頼性向上とコスト削減が可能となる。
なお、実施の形態1,2では、1つの制御装置において二重化された各電源装置を対象に説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、AC入力電圧の有無や自電源装置内の動作電圧の正常性などを検出しそれらを区別して視覚表示する故障検出表示回路を備える電源装置を用いる制御装置の組が複数個ある場合の各電源装置も同様に対象とすることができることは、以上説明した内容から明らかである。
以上のように、この発明にかかる電源システムは、ユーザが目視で故障を確認し故障した電源装置を安全に交換するのに有用であり、特に、高信頼性が要求される分野で用いるシーケンサシステム等の電源装置として好適である。
この発明の実施の形態1による電源システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す検出回路(AC瞬停検出回路、リセット信号検出回路)とLED駆動回路との詳細構成を示すブロック図である。 図2に示すLED駆動回路2hが駆動制御する2色発光の単一LED2iの表示条件をまとめて示す図である。 電源装置が正常であるとき、および電源内5Vに異常が生じたときにおける各信号の状態とLED表示との関係を示す図である。 AC瞬停検出信号が正常時レベルから異常時レベルに変化しその状態を維持するAC瞬停検出回路故障時およびリセット信号が正常時レベルから異常時レベルに変化しその状態を維持するリセット信号検出回路故障時おける各信号の状態とLED表示との関係を示す図である。 AC入力電圧の未入力時および停電時における各信号の状態とLED表示との関係を示す図である。 20msAC瞬停時における各信号の状態とLED表示との関係を示す図である。 この発明の実施の形態2による電源システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,2,1−1,1−2,2−1,2−2,3−1,3−2 電源装置、
1c,2f リセット信号検出回路、
1d,2e AC瞬停検出回路、
1e,2d AC入力電圧検出回路、
1f,2h LED駆動回路、
1g,2i 2色発光の単一LED、
1m,2j,2r ダイオード、
1n 整流回路、
1p 発光ダイオード、
1q,2z ホトトランジスタ、
2m LEDフリッカ防止回路、
2t,2u,2v,2w 検出ロジック回路、
2n リセットIC、
2j,2k,2x,2y 抵抗素子、
2q 高温時誤点灯防止用抵抗素子、
Tr1,Tr2,Tr3 PNPトランジスタ、
Tr4 NPNトランジスタ、
3,8b,8c,8d シーケンサベースユニット、
4 シーケンサCPU、
5 他ユニット、
8a AC電源、
8e 接続ケーブル。

Claims (6)

  1. 1つの制御装置において二重化された各電源装置が少なくともAC入力電圧の有無と自電源装置内の動作電圧の正常性とを検出しそれらを区別して視覚表示する故障検出表示回路を備える場合において、
    互いの電源装置側にて共用できるシステム共有電圧を各電源装置が出力する動作電圧からダイオードの突き合わせによって生成し、一方の電源装置が故障した場合には健全である他方の電源装置が出力するシステム共有電圧を前記制御装置を経由して故障した一方の電源装置における前記故障検出表示回路に供給する構成、
    を備えたことを特徴とする電源システム。
  2. 前記制御装置が複数個ある場合に、或る電源装置が故障した場合には健全である電源装置が出力するシステム共有電圧を複数の制御装置を経由して故障した電源装置における前記故障検出表示回路に供給する構成、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
  3. 少なくともAC入力電圧の有無と自電源装置内の動作電圧の正常性とを検出しそれらを区別して視覚表示する故障検出表示回路を備える電源装置を用いる制御装置の組が複数個ある場合において、
    互いの電源装置側にて共用できるシステム共有電圧を各電源装置が出力する動作電圧からダイオードの突き合わせによって生成し、或る電源装置が故障した場合には健全である電源装置が出力するシステム共有電圧を複数の制御装置を経由して故障した電源装置における前記故障検出表示回路に供給する構成、
    を備えたことを特徴とする電源システム。
  4. 前記故障検出表示回路は、
    前記システム共有電圧によって動作しAC電圧の入力有無を検出するAC入力電圧検出回路と、
    前記システム共有電圧によって動作し前記AC入力電圧検出回路の検出信号の状態および自電源装置内の動作電圧の状態を監視するリセット信号検出回路と、
    前記システム共有電圧によって動作し前記AC入力電圧検出回路の検出信号の状態からAC瞬停を検出するAC瞬停検出回路と、
    前記システム共有電圧によって動作し前記AC入力電圧検出回路、リセット信号検出回路およびAC瞬停検出回路の各検出回路の検出信号レベルの組み合わせに基づき、AC入力電圧の有無と自電源装置内の動作電圧の正常性と検出回路自体の故障とを示す制御情報を提供する組み合わせ回路と、
    複数の状態を区別して視覚表示できる表示デバイスと、
    前記システム共有電圧と自電源装置内の動作電圧とによって動作し前記制御情報に従って前記表示デバイスを制御する駆動回路と、
    備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の電源システム。
  5. 前記組み合わせ回路は、
    前記AC瞬停検出回路が検出したAC瞬停が当該電源装置を用いる制御装置での許容瞬停時間規定が示す時間内であるとき、その規定時間内のAC瞬停を無効にしAC瞬停無しの信号を生成する回路、
    を備えていることを特徴とする請求項4に記載の電源システム。
  6. 前記表示デバイスが多色のLEDで構成される場合に、自電源装置内の動作電圧で動作するように制御される所定のLEDに抵抗素子が並列に接続されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の電源システム。
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