JP4390724B2 - 洗車装置 - Google Patents

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Description

本発明は洗車装置に関する。
洗車装置として、特許文献1に記載の如く、洗車対象車両に対し前後方向に相対移動するフレームと、フレームに対し左右方向に移動するスライド体と、スライド体に対し前後左右方向に揺動可能に連結されるサイドブラシ支持体と、サイドブラシ支持体に支持されて回転駆動されるサイドブラシとを有するものがある。
この洗車装置では、洗車中に車両の側面に接触して揺動したサイドブラシの傾斜角が一定の検出基準角度を超えたオンするリミットスイッチを設けている。前後のリミットスイッチの検出結果により、フレームを前後方向の移動端(車両の前後面洗車位置)に停止させて車両前後面を洗車し、左右のリミットスイッチの検出結果により、スライド体の左右方向の移動端(車両の側面洗車位置)に停止させて車両左右側面を洗車することとしている。また、前後左右の異常検出リミットスイッチの検出結果により、フレームやスライド体の異常走行を停止させて洗車中断する。
特開平3-79455
従来技術には以下の問題点がある。
(1)前後方向と左右方向のそれぞれにおいて、サイドブラシの傾斜角を検出するための複数のリミットスイッチを必要とし、構造が複雑になる。
(2)洗車装置の設置床面の水平度に応じて、サイドブラシの洗車待機中(サイドブラシは車両と非接触状態)における取付姿勢が変化する。このため、各リミットスイッチの取付位置を洗車装置の設置床面の水平度に応じて調整する必要がある。
本発明の課題は、洗車装置において、サイドブラシの傾斜角を簡易かつ高精度に検出し、車両に対して適正な洗車動作を行なうことにある。
請求項1の発明は、洗車対象車両に対し前後方向に相対移動するフレームと、フレームに対し左右方向に移動するスライド体と、スライド体に対し前後左右方向に揺動可能に連結されるサイドブラシ支持体と、サイドブラシ支持体に支持されて回転駆動されるサイドブラシと、洗車中に車両の側面に接触して揺動したサイドブラシの傾斜角を検出する傾斜角検出センサと、傾斜角検出センサの検出結果により、車両に対してフレームを、又はフレームに対してスライド体を移動制御する手段を有してなる洗車装置において、洗車待機中の傾斜角検出センサの検出角度をその補正基準角度として記録するようにコントローラを自動制御する手段を有し、洗車中の傾斜角検出センサの検出結果をその補正基準角度により補正するようにしたものである。
請求項2の発明は、洗車対象車両に対し前後方向に相対移動するフレームと、フレームに対し左右方向に移動するスライド体と、スライド体に対し前後左右方向に揺動可能に連結されるサイドブラシ支持体と、サイドブラシ支持体に支持されて回転駆動されるサイドブラシと、洗車中に車両の側面に接触して揺動したサイドブラシの傾斜角を検出する傾斜角検出センサと、傾斜角検出センサの検出結果により、車両に対してフレームを、又はフレームに対してスライド体を移動制御する手段を有してなる洗車装置において、洗車待機中の傾斜角検出センサの検出角度をその補正基準角度として記録するようにコントローラを手動操作する手段を有し、洗車中の傾斜角検出センサの検出結果をその補正基準角度により補正するようにしたものである。
請求項3の発明は、洗車対象車両に対し前後方向に相対移動するフレームと、フレームに対し左右方向に移動するスライド体と、スライド体に対し前後左右方向に揺動可能に連結されるサイドブラシ支持体と、サイドブラシ支持体に支持されて回転駆動されるサイドブラシと、洗車中に車両の側面に接触して揺動したサイドブラシの傾斜角を検出する傾斜角検出センサと、傾斜角検出センサの検出結果により、車両に対してフレームを、又はフレームに対してスライド体を移動制御する手段を有してなる洗車装置において、傾斜角検出センサの検出角度を表示する表示器を備え、洗車待機中の傾斜角検出センサの検出角度を表示器から読み取り、この読み取り角度をその補正基準角度としてコントローラに入力する手段を有し、洗車中の傾斜角検出センサの検出結果をその補正基準角度により補正するようにしたものである。
(請求項1〜3)
(a)洗車装置は前後又は左右又は前後左右の傾斜角検出センサを有し、洗車中の傾斜角検出センサの検出結果をその補正基準角度により補正する。
(b)従って、前後又は左右の1軸検出の唯1個の傾斜角検出センサにより、サイドブラシが前後方向又は左右方向に沿って変位して複数段をなす傾斜角のそれぞれを例えば1度以下単位毎に検出できる。また、前後左右の複数軸検出の唯1個の傾斜角検出センサによれば、サイドブラシが前後左右方向に沿って変位して複数段をなす傾斜角のそれぞれを例えば1度以下単位毎に検出できる。
(c)また、洗車中の傾斜角検出センサの検出結果をその前後方向又は左右方向の補正基準角度により補正することにより、傾斜角検出センサの取付位置を洗車装置の設置床面の水平度に応じて調整しなくても、洗車ブラシの傾斜角を高精度に検出できる。
図1は洗車装置を示し、(A)は側面図、(B)は正面図、図2はサイドブラシ支持構造を示す正面図、図3は洗車装置の制御系統図、図4は傾斜角検出センサを示し、(A)は全体模式図、(B)は水平状態を示す模式図、(C)は傾斜状態を示す模式図、図5はサイドブラシの補正基準角度の記録手順を示す流れ図、図6はサイドブラシの補正基準角度の記録手順を示す流れ図、図7はサイドブラシの補正基準角度の入力手順を示す流れ図、図8は洗車装置の洗車動作を示し、(A)は前面検出状態を示す側面図、(B)は後面検出状態を示す側面図、(C)は異常傾斜検出状態を示す側面図、図9は洗車装置の洗車動作を示す流れ図、図10は検出基準角度を示す図表である。
洗車装置10は、図1に示す如く、洗車対象車両1に対し前後方向に相対移動するフレーム11と、フレーム11の上部の左右方向に延在されて該フレーム11に設けられるガイドレール12を有する。
洗車装置10は、ガイドレール12に支持されて左右方向に移動する左右一対(図1は左側のみ図示し、右側は省略)のスライド体13を有する。スライド体13はガイドレール12の上下に転接するローラーを介して、ガイドレール12に吊下げ支持される。ガイドレール12には各スライド体13の駆動源としての左右のエアシリンダが設置され、エアシリンダのピストンロッドの突出端に連結ロッドを介してスライド体13を連結している。
洗車装置10は、図2に示す如く、各スライド体13に円柱状ゴム14を介して左右方向に揺動可能に連結された左右のサイドブラシ支持体15を有し、各サイドブラシ支持体15に支持されて回転駆動される左右のサイドブラシ16を有する。サイドブラシ支持体15はサイドブラシ16の駆動源としてのモータ17を備える。
洗車装置10は、洗車対象車両1に対するフレーム11の前後方向移動とスライド体13の左右方向移動により、車両1の車体2の前後面及び側面にサイドブラシ16を接触させて洗車する。このとき、洗車装置10は、モータ17によりサイドブラシ16を回転駆動させる状態で、このサイドブラシ16を車体2の前後面と側面に無理のない一定の接触圧で接触させて車両1の周囲を移動させるように、フレーム11の前後方向移動とスライド体13の左右方向移動を制御する。このため、洗車装置10は、図3に示す如く、傾斜角検出センサ21、角度検出コントローラ22、洗車制御コントローラ23を有する。傾斜角検出センサ21はサイドブラシ支持体15に設置され、洗車中に車両1の側面に接触して揺動したサイドブラシ16の傾斜角を検出する。傾斜角検出センサ21の検出結果は角度検出コントローラ22を介して、洗車制御コントローラ23に転送される。
洗車制御コントローラ23は、傾斜角検出センサ21(後述する前後方向センサ21A)の検出結果により、フレーム11の移動源としてのモータを制御し、車両1に対してフレーム11を前後方向に移動制御する。サイドブラシ16が図1(A)に示す如く、車体2の前面(又は後面)に接触すると、サイドブラシ16はゴム14の伸縮により前後方向に傾斜し、傾斜角検出センサ21も前後に傾斜する。傾斜角検出センサ21が一定の前後方向検出基準角度に達すると、洗車制御コントローラ23はフレーム11の前後方向の移動を停止して車体2の前面(又は後面)を洗車する。
洗車制御コントローラ23は、傾斜角検出センサ21(後述する左右方向センサ21B)の検出結果により、スライド体13の移動源としてのエアシリンダを制御し、フレーム11に対してスライド体13を左右方向に移動制御する。サイドブラシ16が図1(B)に示す如く、車体2の左右の側面に接触すると、サイドブラシ16はゴム14の伸縮により左右方向に傾斜し、傾斜角検出センサ21も左右に傾斜する。傾斜角検出センサ21が一方の左右方向検出基準角度に達すると、洗車制御コントローラ23はスライド体13の左右方向の移動を停止して車体2の左右側面を洗車する。
傾斜角検出センサ21は、図4(A)に示す如く、1つの箱30内に前後方向軸Xを検出軸とする前後方向センサ21Aと、左右方向軸Yを検出軸とする左右方向センサ21Bを内蔵する。前後方向センサ21Aと左右方向センサ21Bの検出軸X、Yは互いに直交配置される。
センサ21A(21Bも同じ)は図4(B)、(C)に示す如く、筒状ケース31、ホールIC32、マグネット33、板ばね34により構成される。ケース31は粘度の高いオイル35を密封している。ホールIC32はケース31の内面に固定され、電源電圧端子(+5V、0V)と出力電圧端子にそれぞれ接続されるケーブルを備える。マグネット33は、ケース31の上部に固定された板ばね34に取付けられ、重力により常に水平に配置され、前後の1軸(検出軸X)方向においてだけケース31及びホールIC32と相対変位する。尚、ホールIC32とマグネット33は、前後の1軸を含む鉛直面に対して互いに常に平行をなし、両者の距離を常に一定に保つ。センサ21Aは、サイドブラシ支持体15に設置されている箱30と一体のケース31が前後方向に傾斜すると、ホールIC32がマグネット33に対して前後の1軸方向に変位し、ホールIC32の出力電圧が変化し、検出軸Xの傾斜角に応じたアナログ電圧を出力する。尚、センサ21Aの検出角度有効範囲は+10度〜−10度であり、+10度のときの出力電圧を5V、−10度のときの出力電圧を0Vとする。
しかるに、洗車装置10の設置床面の水平度に関係なく、傾斜角検出センサ21がサイドブラシ16の傾斜角を高精度に検出可能にするため、傾斜角検出センサ21の検出角度を補正する補正基準角度を以下の方法1〜3のいずれかにより定める。
(方法1)(図5)
(1)傾斜角センサ21(21A、21B)から検出軸(X又はY)の傾斜角に応じたアナログ電圧Asigが5V〜0Vの範囲で出力される。
(2)角度検出コントローラ22のA/D変換により、傾斜角検出センサ21から入力されたアナログ電圧が、(1)式によって1024〜0の範囲でデジタル値Dsigに変換される。
デジタル値Dsig=1024÷5×アナログ電圧 …(1)
(3)角度検出コントローラ22の角度変換処理によりA/D変換されたデジタル値が、(2)式によって+10度〜−10度の範囲の傾斜角Dangに変換され、洗車制御コントローラ23に転送される。
傾斜角Dang=(デジタル値Dsig−512)÷512×10 …(2)
(4)洗車装置10の据付時等に、洗車制御コントローラ23から角度検出コントローラ22の補正基準角度記録処理部22Aに洗車待機中信号(フレーム11が待機位置にあり、サイドブラシ16が車体2に接触していない自由状態にある)が伝達される。これにより、角度検出コントローラ22は洗車待機中の(現在の)傾斜角検出センサ21の検出角度のその補正基準角度Cangとして補正基準角度記録エリア22Bに記録するように自動制御せしめられる。
(5)角度検出コントローラ22は、洗車中の傾斜角検出センサ21の検出結果をその補正基準角度を用いて(3)式により補正し、補正の角度Rangを洗車制御コントローラ23に転送する。
Figure 0004390724
(方法2)(図6)
(1)傾斜角センサ21(21A、21B)から検出軸(X又はY)の傾斜角に応じたアナログ電圧Asigが5V〜0Vの範囲で出力される。
(2)角度検出コントローラ22のA/D変換により、傾斜角検出センサ21から入力されたアナログ電圧が、(1)式によって1024〜0の範囲でデジタル値Dsigに変換される。
デジタル値Dsig=1024÷5×アナログ電圧 …(1)
(3)角度検出コントローラ22の角度変換処理によりA/D変換されたデジタル値が、(2)式によって+10度〜−10度の範囲の傾斜角Dangに変換され、洗車制御コントローラ23に転送される。
傾斜角Dang=(デジタル値Dsig−512)÷512×10 …(2)
(4)洗車装置10の据付時等に、オペレータが洗車機操作パネル24を手動操作し、洗車機操作パネル24から角度検出コントローラ22の補正基準角度記録処理部22Aに手動記録指示信号が伝達され、又はオペレータが外部装置(電話回線モデム、保守用装置等)25を遠隔操作し、外部装置25から角度検出コントローラ22の補正基準角度記録処理部22Aに外部記録指示信号が伝達される。これにより、角度検出コントローラ22は洗車待機中の(現在の)傾斜角検出センサ21の検出角度のその補正基準角度Cangとして補正基準角度記録エリア22Bに記録するように遠隔手動制御せしめられる。
(5)角度検出コントローラ22は、洗車中の傾斜角検出センサ21の検出結果をその補正基準角度を用いて(3)式により補正し、補正の角度Rangを洗車制御コントローラ23に転送する。
Figure 0004390724
(方法3)(図7)
(1)傾斜角センサ21(21A、21B)から検出軸(X又はY)の傾斜角に応じたアナログ電圧Asigが5V〜0Vの範囲で出力される。
(2)角度検出コントローラ22のA/D変換により、傾斜角検出センサ21から入力されたアナログ電圧が、(1)式によって1024〜0の範囲でデジタル値Dsigに変換される。
デジタル値Dsig=1024÷5×アナログ電圧 …(1)
(3)角度検出コントローラ22の角度変換処理によりA/D変換されたデジタル値が、(2)式によって+10度〜−10度の範囲の傾斜角Dangに変換され、洗車制御コントローラ23に転送される。
傾斜角Dang=(デジタル値Dsig−512)÷512×10 …(2)
(4)傾斜角検出センサ21の検出角度が表示器26に表示される。
(5)洗車装置10の据付時等に、オペレータが洗車待機中の(現在の)傾斜角検出センサ21の検出角度を表示器26から読み取り、洗車機操作パネル24の数値入力用ボタンにより、この読み取り角度をその補正基準角度Cangとして補正基準角度記録エリア22Bに入力する。
(6)角度検出コントローラ22は、洗車中の傾斜角検出センサ21の検出結果をその補正基準角度を用いて(3)式により補正し、補正の角度Rangを洗車制御コントローラ23に転送する。
Figure 0004390724
方法1〜3のそれぞれにより、傾斜角検出センサ21の検出角度をその補正基準角度により補正した補正後角度Rangを受信した洗車制御コントローラ23による、洗車装置10の洗車動作(前後方向洗車動作について説明し、左右方向洗車動作については省略する)は以下の如くなされる(図8〜図10)。
但し、洗車装置10の洗車制御コントローラ23には、傾斜角検出センサ21によるサイドブラシ16の検出基準角度a〜cが設定され、その検出内容、処理内容は図10の如くである。即ち、検出基準角度aは車体2の前面を検出するフロント検出基準角度であり、前面洗いのためにフレーム11の走行を停止する。検出基準角度bは車体2の後面を検出するリア検出基準角度であり、後面洗いのためにフレーム11の走行を停止する。検出基準角度cはサイドブラシ16の異常傾斜角度であり、フレーム11の走行を停止して左右のサイドブラシ16を開く。尚、車体2の前面の検出基準角度aはナンバープレート破損防止のために、後面の検出基準角度bに比べて浅い角度とし、a<b<cとする。
(1)洗車制御コントローラ23は、角度検出コントローラ22からの傾斜角検出センサ21の補正後角度Rangを検出基準角度a〜cと比較する。
(2)補正後角度Rangが検出基準角度aより小であれば、角度信号Sang=0(安全角度)を出力し、フレーム11の走行を続ける。
(3)補正後角度Rangが検出基準角度a以上、検出基準角度bより小であれば、角度信号Sang=1(フロント検出)を出力し、フレーム11の走行を停止して車体2の前面の洗車を行なう(図8(A))。
(4)補正後角度Rangが検出基準角度b以上、検出基準角度cより小であれば、角度信号Sang=2(リア検出)を出力し、フレーム11の走行を停止して車体2の後面の洗車を行なう(図8(B))。
(5)補正後角度Rangが検出基準角度c以上であれば、角度信号Sang=3(異常傾斜検出)を出力し、フレーム11を走行停止して洗車中断する(図8(C))。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)洗車装置10は前後又は左右又は前後左右の傾斜角検出センサ21を有し、洗車中の傾斜角検出センサ21の検出結果をその補正基準角度により補正する。
(b)従って、前後又は左右の1軸検出の唯1個の傾斜角検出センサ21により、サイドブラシ16が前後方向又は左右方向に沿って変位して複数段をなす傾斜角のそれぞれを例えば1度以下単位毎に検出できる。また、前後左右の複数軸検出の唯1個の傾斜角検出センサ21によれば、サイドブラシ16が前後左右方向に沿って変位して複数段をなす傾斜角のそれぞれを例えば1度以下単位毎に検出できる。
(c)また、洗車中の傾斜角検出センサ21の検出結果をその前後方向又は左右方向の補正基準角度により補正することにより、傾斜角検出センサ21の取付位置を洗車装置10の設置床面の水平度に応じて調整しなくても、洗車ブラシの傾斜角を高精度に検出できる。
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1は洗車装置を示し、(A)は側面図、(B)は正面図である。 図2はサイドブラシ支持構造を示す正面図である。 図3は洗車装置の制御系統図である。 図4は傾斜角検出センサを示し、(A)は全体模式図、(B)は水平状態を示す模式図、(C)は傾斜状態を示す模式図である。 図5はサイドブラシの補正基準角度の記録手順を示す流れ図である。 図6はサイドブラシの補正基準角度の記録手順を示す流れ図である。 図7はサイドブラシの補正基準角度の入力手順を示す流れ図である。 図8は洗車装置の洗車動作を示し、(A)は前面検出状態を示す側面図、(B)は後面検出状態を示す側面図、(C)は異常傾斜検出状態を示す側面図である。 図9は洗車装置の洗車動作を示す流れ図である。 図10は検出基準角度を示す図表である。
符号の説明
1 車両
2 車体
10 洗車装置
11 フレーム
13 スライド体
15 サイドブラシ支持体
16 サイドブラシ
21 傾斜角検出センサ
22 角度検出コントローラ
23 洗車制御コントローラ
24 洗車機操作パネル
25 外部装置
26 表示器

Claims (3)

  1. 洗車対象車両に対し前後方向に相対移動するフレームと、フレームに対し左右方向に移動するスライド体と、スライド体に対し前後左右方向に揺動可能に連結されるサイドブラシ支持体と、サイドブラシ支持体に支持されて回転駆動されるサイドブラシと、洗車中に車両の側面に接触して揺動したサイドブラシの傾斜角を検出する傾斜角検出センサと、傾斜角検出センサの検出結果により、車両に対してフレームを、又はフレームに対してスライド体を移動制御する手段を有してなる洗車装置において、
    洗車待機中の傾斜角検出センサの検出角度をその補正基準角度として記録するようにコントローラを自動制御する手段を有し、洗車中の傾斜角検出センサの検出結果をその補正基準角度により補正することを特徴とする洗車装置。
  2. 洗車対象車両に対し前後方向に相対移動するフレームと、フレームに対し左右方向に移動するスライド体と、スライド体に対し前後左右方向に揺動可能に連結されるサイドブラシ支持体と、サイドブラシ支持体に支持されて回転駆動されるサイドブラシと、洗車中に車両の側面に接触して揺動したサイドブラシの傾斜角を検出する傾斜角検出センサと、傾斜角検出センサの検出結果により、車両に対してフレームを、又はフレームに対してスライド体を移動制御する手段を有してなる洗車装置において、
    洗車待機中の傾斜角検出センサの検出角度をその補正基準角度として記録するようにコントローラを手動操作する手段を有し、洗車中の傾斜角検出センサの検出結果をその補正基準角度により補正することを特徴とする洗車装置。
  3. 洗車対象車両に対し前後方向に相対移動するフレームと、フレームに対し左右方向に移動するスライド体と、スライド体に対し前後左右方向に揺動可能に連結されるサイドブラシ支持体と、サイドブラシ支持体に支持されて回転駆動されるサイドブラシと、洗車中に車両の側面に接触して揺動したサイドブラシの傾斜角を検出する傾斜角検出センサと、傾斜角検出センサの検出結果により、車両に対してフレームを、又はフレームに対してスライド体を移動制御する手段を有してなる洗車装置において、
    傾斜角検出センサの検出角度を表示する表示器を備え、
    洗車待機中の傾斜角検出センサの検出角度を表示器から読み取り、この読み取り角度をその補正基準角度としてコントローラに入力する手段を有し、洗車中の傾斜角検出センサの検出結果をその補正基準角度により補正することを特徴とする洗車装置。
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