JP4389667B2 - 映像検索方法およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、映像コンテンツを検索する方法及びシステムに関し、特にインターバル指定検索の際に適切な映像コンテンツを検索する方法およびシステムに関する。
近年、映像や音楽などの時間軸を持つコンテンツをネットワーク経由で配信する機会が増えている。特に最近は、PC、TV受信機などの比較的大きな端末だけでなく、携帯電話のような小さな端末で映像を視聴することができるようになってきている。また、視聴する映像コンテンツも、映画、ドラマのような映像製作会社が制作した映像コンテンツだけでなく、ライブカメラで取得したライブ映像のように、一般ユーザが普通に取得可能な映像コンテンツをネットワークで流通させるような動きも広まりつつる。
このような映像コンテンツを流通させる技術の進歩、普及に伴い、監視カメラシステムでも、ライブカメラで取得した映像コンテンツをネットワーク経由で携帯端末から視聴することが可能となってきた。監視カメラでは、ライブカメラで取得した映像コンテンツをリアルタイムに端末から視聴するのが通常の用途であるが、過去の映像を蓄積しておき、適宜必要な映像を検索、視聴することもある。
ライブカメラで取得したライブ映像の検索においては、通常、再生や巻き戻しなどの各種操作を用いて目的の映像を探し出す。このような方法は、家庭用ビデオに類似したインタフェースを使用でき、実際に映像を確認しながら検索できるという利点はあるが、全映像を確認しながらの検索となるため、ライブカメラからの映像のように何日にも渡る映像から目的の映像を探し出すには手間がかかる。
そこで、ライブ映像に付随するサムネイル、メタデータなどの情報を利用して情報を絞り込みながら検索する方法がある。ライブ映像に付随するサムネイル、メタデータなどの情報を利用する方法では、サムネイル、メタデータなどの情報を予め用意する必要があるが、検索時に付随情報を利用して、様々な検索条件を指定することで目的の映像を絞り込んでいくことができ、ライブ映像のように何日にも渡る長時間映像からも、目的の映像コンテンツを素早く見つけ出すことが可能となる。ライブ映像の場合、例えば、6時間間隔のサムネイルを時間情報などと共に一覧表示し、さらに指定した時間から1時間間隔のサムネイルを一覧表示する、などといった方法で目的のシーンを絞り込んでいくといった利用法や、キーワードなどのメタデータ指定によるAND検索で目的のシーンを絞り込んでいくことが考えられる。
ライブ映像に付随するサムネイルを利用する方法としては、特許文献1に記載されているような、ライブ映像から一定時間間隔で取得したサムネイルを利用した情報提供方法がある。本方法では、各サムネイルを、予め用意した複数静止画と比較し、類似していた場合に各静止画と関連付けられた文字列を、当該サムネイルと関連付けることで、ライブ映像提示時に同時に説明となる文字列を提示する方法である。この方法のように、ライブ映像に付随するサムネイルは、通常、一定時間間隔で取得したものを利用する。また、ライブ映像に付随するメタデータとしては、サムネイル取得時の時間情報のように自動的に付加することが可能な情報、及び、映像中のあるシーンについての説明、キーワードのように後付けで付加していく情報がある。
特開2003−299060号公報
従来のライブ映像検索においては、次のような問題がある。ライブ映像に付随するサムネイル、メタデータなどを利用して検索する際に、あるライブ映像に含まれるサムネイルを一定時間間隔で取れない場合には、等しい時間間隔での映像選択画面の提示が困難であるという問題がある。つまり、ライブ映像から一定時間間隔でサムネイルが取れる場合には、当該サムネイルを指定時間から時間順に並べる、または指定時間から時間順に4枚ごとに取得したサムネイルを並べる、などの方法でサムネイル取得時の時間間隔、もしくは、サムネイル取得時の時間間隔の整数倍の時間間隔で並んだサムネイルなどの情報からなる画面を映像選択のための画面として提示することができる。しかし、ライブ映像からサムネイルが一定時間間隔で取れない場合には、上記の方法でサムネイルを並べても、一定時間間隔とはならない。
サムネイルの取得間隔が一定間隔とならない場合としては、ライブカメラからの映像コンテンツをネットワーク経由でホームサーバなどの装置に蓄積しつつ、サムネイルを取得するような場合に、ネットワークの負荷、サーバの負荷などによりサムネイルの取得間隔が変動する場合が考えられる。また、ライブカメラの電源を一定時間切った場合などにも、一定時間、映像とサムネイルが存在しない。
また、インターバル指定検索において、サムネイル取得時の時間間隔の整数倍しかインターバルとして指定できないという問題がある。つまり、ユーザの望む時間間隔を指定したインターバル指定検索がでない場合がある。
また、インターバル指定と、キーワードなどの他のメタデータ指定とのAND検索を行う場合に、指定時間位置の近くのサムネイルを拾えないという問題がある。つまり、インターバル指定で選択したサムネイルに該当するシーンに関連するキーワードに指定キーワードが含まれなければ、時間的に近くにあるサムネイルにキーワードが含まれていても、検索結果中に拾われない。
本発明の目的は、ライブ映像に対応するサムネイル、メタデータなどを利用して検索する際に、ライブ映像からサムネイルを一定時間間隔で取れない場合にも、インターバルを指定した検索において適切なサムネイルを選択して映像を検索する方法、及び、システムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、サムネイルの時間位置とは別に、検索のための時間位置を示す検索ポイントを設定し、この検索ポイントを用いて映像の検索を行う。具体的には、指定した検索開始時間を検索ポイントの初期値とし、指定した検索方向(検索開始時間から過去の方向か、未来の方向)に、指定したインターバルの時間間隔で、本検索ポイントを動かしながら、各検索ポイントに最も近い位置のサムネイルを見つける。各検索ポイントで見つけたサムネイルが、前の検索ポイントで見つけたサムネイルと異なる場合は、そのサムネイルを検索結果リストに加えた後、次の検索ポイントに移動する。各検索ポイントで見つけたサムネイルが、前の検索ポイントで見つけたサムネイルと同一である場合は、検索結果リストには加えずに、検索ポイントを、検索方向にある次のサムネイルの直前の位置まで、インターバルの整数倍の時間分、移動する。
本発明によれば、サムネイルとは独立した検索ポイントを用いることで、サムネイルが一定時間間隔で取れないような場合にも、適切なサムネイルを選択することができる。また、サムネイルが無い部分では、検索ポイントをスキップ処理でスキップさせることにより、ライブカメラの電源一時停止時にも、存在するサムネイルから適切なサムネイルを選択することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1は本発明のシステム構成図を示す。図1において、映像取得装置310は、新たな映像コンテンツを取得し、その映像コンテンツをネットワーク320経由で映像配信装置330に送出する装置であり、例えばライブカメラである。本システムにおいて、映像配信装置330は複数存在し得る装置であり、他映像配信装置315のようにネットワーク320経由で映像配信装置330と接続される。映像配信装置330は、映像取得装置310から受け取った映像コンテンツを蓄積し、映像受信装置370からの要求に応じて、蓄積した映像コンテンツを配信する装置であり、例えばホームサーバである。映像受信装置370は、映像配信装置330から映像コンテンツを受け取り、その映像コンテンツを再生・表示する装置であり、例えば携帯端末である。利用者は、この映像受信装置370を用いて、映像コンテンツを視聴する。本システムにおいて、映像受信装置370は複数存在し得る装置であり、他映像受信装置390のようにネットワーク360経由で映像配信装置330と接続される。
映像配信装置330は、送受信部335、制御部340、入出力部350、映像蓄積装置352、サムネイル蓄積装置354、メタデータデータベース356からなる。また、制御部340は、登録部342、検索部345、画面生成部347を含む。
送受信部335は、ネットワーク経由でコマンド(処理要求または処理依頼)や映像コンテンツなどを映像取得装置310や映像受信装置370とやりとりする。送受信部335は、ネットワーク側から受け取ったコマンドを制御部340に展開したり、制御部340からの処理結果をネットワーク側に送り出したりする。送受信部335は、ネットワークアダプタカードのような通信用ハードウェア、及び、TCP/IPなどのプロトコルスタックによって実現できる。
制御部340は、送受信部335からの処理依頼を受け取り、検索などの各種処理を行い、処理結果を送受信部335に返信する。この際、必要に応じて、入出力部350に対し映像コンテンツやサムネイルの要求、データベース中のメタデータの検索要求などを行い、その結果を取得する。制御部340はアプリケーションプログラムによって実現され、例えば、WWWサーバおよびWWWサーバから呼び出されるCGIなどのプログラムである。
登録部342は、ネットワーク320、送受信部335経由で映像取得装置310から受け取った映像コンテンツからサムネイル、メタデータなどを抽出し、抽出した情報を、入出力部350経由で映像蓄積装置352、サムネイル蓄積装置354、メタデータデータベース356に登録する。
検索部345は、ネットワーク360、送受信部335経由で映像受信装置370から検索処理依頼を受け取るとともに、入出力部350経由でメタデータデータベース356などから必要な情報を取得し、検索結果を画面生成部347などに送る。
画面生成部347は、画面生成要求や、検索部345において検索されたサムネイル情報を格納した検索結果リストを受け取り、入出力部350経由で映像蓄積装置352、サムネイル蓄積装置354、メタデータデータベース356などから画面生成に必要な情報を取り出し、画面を生成する。生成された画面情報は、送受信部335、ネットワーク360経由で映像受信装置370に送信される。
入出力部350は、制御部340からの映像コンテンツ取得要求、サムネイル取得要求、メタデータ検索要求などを受け付け、各要求に基づいて、映像蓄積装置352、サムネイル蓄積装置354、メタデータデータベース356から必要な情報を取得する。入出力部350は、ファイルシステム、データベースアクセスモジュール、ディスクアクセスモジュールなどによって実現される。
映像蓄積装置352は、映像取得装置310などによって撮影された映像コンテンツを蓄積する装置であり、入出力部350は、制御部340からの要求により、映像蓄積装置352に格納された映像コンテンツを出し入れする。映像蓄積装置352は、例えばハードディスクなどの記憶装置である。また、映像蓄積装置352中に蓄積される映像コンテンツは、具体的には、例えばライブ映像を格納した動画ファイルである。
サムネイル蓄積装置354は、映像蓄積装置352に蓄積された映像コンテンツのサムネイルを蓄積する装置であり、入出力部350は、制御部340からの要求により、サムネイル蓄積装置354に格納されたサムネイルを出し入れする。サムネイル蓄積装置354は、例えばハードディスクなどの記憶装置である。また、サムネイル蓄積装置354中に蓄積されるサムネイルは、具体的には、例えば上記ライブ映像を格納した動画ファイルのある瞬間の画像を静止画として切り出した静止画ファイルである。
メタデータデータベース356は、映像蓄積装置352に蓄積された映像コンテンツ及びサムネイル蓄積装置354に蓄積されたサムネイルに関連するメタデータを格納するデータベースであり、入出力部350は、制御部340からの検索要求に対し、メタデータデータベース356を検索し、その検索結果を制御部340に返す。メタデータデータベース356は、例えばデータベースシステムである。また、メタデータデータベース356中に格納されるメタデータは、上記サムネイル、及び、映像コンテンツを関連付けて管理するための様々な情報を含む。具体的には、上記動画ファイルや静止画ファイルの記憶媒体中の位置、識別子、撮影したカメラの識別子、サムネイルの時間位置などの情報をデータベース中のエントリーに格納する。メタデータデータベース356の詳細は、後述する図5において詳細に説明する。
図2は、図1の検索部345が、インターバルを指定した検索を行う場合のフローチャートを示す。検索部345は、まず、ネットワーク360及び送受信部335経由で、映像受信装置370から検索パラメータを取得する(ステップ110)。検索パラメータとしては、検索開始時間、インターバル、検索時間方向(検索開始時間から過去の方向に検索するか、未来の方向に検索するかを示す値)、指定取得数(ある検索におけるサムネイルの最大取得数)が含まれる。これらのパラメータは、映像受信装置370において、インターバル指定検索の条件を指定する際にユーザにより入力される値であり、例えば、Web画面の入力パラメータとしてWWWサーバに送信されることにより検索部345に送信される。また、この際、検索ポイントに検索開始時間を代入する。なお、検索ポイントとは、時間軸で次に検索を行う位置を示す。
次に、検索ポイントでループする(ステップ120)。本ループ処理中では、まず、検索ポイントに最も近いサムネイルを検索する(ステップ140)。次に、スキップ処理を行う(ステップ150)。スキップ処理の詳細については図3で説明する。
ステップ150において、サムネイルが前回検索時と同じでない場合、このサムネイル及びその関連情報を検索結果リストに追加する(ステップ160)。次に、次の検索ポイントへ移動する(ステップ178)。具体的には、インターバル時間分検索ポイントを検索方向に移動する。ここで検索ポイントは、次の検索のための時間位置となり、次のループへ進む場合だけではなく、ループを抜けて検索画面が表示された後、次ページを表示する場合の検索開始位置にも用いられる。さらに、本ループ中でのサムネイル取得数が指定取得数以上かどうか判断する(ステップ180)。サムネイル取得数が指定取得数に達している場合、ループを抜け、ステップ130へ進む(ステップ185)。ステップ180において、サムネイル取得数が指定取得数より小さい場合、次のループへ、つまり、ステップ140へ進む(ステップ188)。
ループから抜けた場合、検索結果リスト、および、検索ポイントを返信し、検索処理を終了する(ステップ130)。
図3は、図2中のステップ150の処理を詳細に示す図である。まず、検索部345は、ステップ140において検索したサムネイルが、前回検索時のサムネイルと同じかどうか確認する(ステップ210)。ここで、前回検索時のサムネイルとは、ステップ120におけるあるループ中の前回検索時(前回ループ時)においてサムネイルが取得された場合は、そのサムネイル。前回検索時にサムネイルが取得されなかった場合は、さらにその前のループにおいて取得されたサムネイルとする。または、ループ中の初回の検索時(初回ループ時)の場合は、前回の検索処理のループ中で最後に取得したサムネイル(但し、今回の検索処理が前回の検索処理の延長で行われ、検索方向も同じ場合。例えば、表示画面の制限で検索結果を4つまでしか表示できなかった場合に、“次へ”ボタンでさらに次の4つを取得しようとする場合など)を指す。
ステップ210において、サムネイルが前回検索時と同じ場合、検索方向に次のサムネイルが存在するか判断する(ステップ260)。次のサムネイルが存在しない場合、ループから抜け、図2のステップ130に進む(ステップ270)。ステップ260において、検索方向に次のサムネイルが存在する場合、次のサムネイルとの間隔がインターバルより大きいか否か判断する(ステップ220)。次のサムネイルとの間隔がインターバルより大きい場合、次のサムネイルの直前の検索ポイントへ移動する(ステップ240)。なお、ステップ240の移動では、「次のサムネイルの時間位置−現在の検索ポイント」をインターバルで割った値の整数部を求め、この整数値にインターバルを掛けた値を現在のポイントに足し合わせた分移動する。ステップ220において、次のサムネイルとの間隔がインターバルより大きくない場合は、次の検索ポイントへ移動する(ステップ250)。ステップ250では、インターバルの分検索ポイントを検索方向に移動させる。ステップ240またはステップ250で検索ポイントが移動した場合には、そのことを示す情報を検索結果リストに含め、次のループへ、つまり、ステップ140へ進む(ステップ230)。
図4は、図1の表示部376に表示される映像選択画面の画面例を示す。図4の映像選択画面は、図2に示す処理において作成された検索結果リスト(図示せず)に基づいて、画面生成部347において作成された画面であり、映像配信装置30から映像受信装置370に送信され、表示部376が表示する。
視聴映像選択画面410は、例えば2004年3月31日11時25分を検索開始時間、インターバルを5分、検索方向を未来の方向、指定取得数を4と指定して検索した場合の検索結果を映像選択画面として示したものである。本画面例では、サムネイル420、430、440、450と、各サムネイルに対応する時間位置425、435、445、455を、サムネイルの右側に時間位置を表示する形式で表示している。各サムネイル、または、各サムネイルの時間位置を選択することで、そのサムネイルについての詳細情報表示画面、または、そのサムネイル位置からの映像再生を行う映像再生画面に移動する。また、前ページ460は、前ページに移動するためのリンクであり、ユーザがこれを選択すると、前ページの最大4つのサムネイルと時間位置からなる映像選択画面が表示される。つまり、スキップがなければ、11時5分,11時10分、11時15分、11時20分に最も近い位置のサムネイルと時間位置からなる映像選択画面が表示される。次ページ480は、次ページに移動するためのリンクであり、ユーザがこれを選択すると、次ページの最大4つのサムネイルと時間位置からなる映像選択画面が表示される。TOP470はトップ画面に移動するためのリンクであり、例えば、検索開始時間、インターバルなどを指定するための検索画面に移動する。
図5は、図1におけるメタデータデータベース356のデータレコードの内容の一例を示す。サムネイル識別子510は、各サムネイルを一意に識別する識別子を示すフィールドである。例えば、15728のような文字列を格納する。時間位置520は、サムネイルの時間位置を示すフィールドである。例えば、2004-03-31 13:25:30(2004年3月31日13時25分30秒)のような日時を示す値を格納する。ファイル位置530は、サムネイル蓄積装置354中のサムネイルファイルの位置を示すフィールドであり、ファイルパス名などのファイル位置を取得するための情報が入るフィールドである。例えば、C:\thumbnail\t15728s.jpgといった、ファイルパス名を示す情報を格納する。カメラ識別子540は、映像取得装置310などにおいて映像を取得したカメラを識別するための識別子が入るフィールドである。例えば、2001:db8::111といった、カメラのIPv6アドレスを示す情報を格納する。映像識別子550は、本サムネイルと関連する映像コンテンツを一意に識別するための識別子である。映像識別子550としては、映像蓄積装置352中の映像ファイルのファイルパス名などのファイル位置を示す情報を取ることも可能であり、また、別のテーブルに映像識別子と映像ファイル位置を関連付ける情報が記述されているような場合には、その識別子を取ってもよい。例えば、D:\movie\m15728.mpgといった、ファイルパス名を示す情報を格納する。属性フィールド(属性A560、以降属性B、…と続いてもよい)には、サムネイルのサイズ、圧縮率などの属性が入る。例えば、属性A560には、サムネイルの大きさを示す情報「小」が格納される。
図6は、ライブ映像のインターバル指定検索時の動作例を示す。本例では、時間軸上でサムネイルS1、S2、S3、…が存在する場合を示す。また、検索開始時間T1から未来の方向にインターバル指定で検索が行われる場合を示している。検索ポイントはまずT1となり(図2のステップ120)、その際のサムネイルはS1を取得する(図2のステップ140)。同様に、T2ではS4を、T3ではS7を、T4ではS10をサムネイルとして取得する。指定取得数が4であれば、視聴選択画面にS1、S4、S7、S10のサムネイルなどの情報が表示される。さらに、次ページの選択などで次のサムネイルを選択する場合、検索開始位置T5ではS12を、T6ではS13を、T7ではS14を取得する(図2のステップ140)。検索ポイントT8でもS14が最も近いサムネイルとなるため、図3に示すスキップ処理時のスキップ条件(ステップ210:yes)に該当することとなり、検索ポイントがT8からT14にスキップし、サムネイルS15を取得する。指定取得数が4であれば、視聴画面にS12、S13、S14、S15のサムネイルなどの情報が表示される。さらに次ページの選択などで次のサムネイルを選択する場合、検索開始位置T15でもS15が最も近いサムネイルとなるため、スキップ処理により検索ポイントがT15からT16にスキップし、サムネイルS16を取得する。検索ポイントT17ではS16が最も近いサムネイルとなるため、スキップ処理により検索ポイントがT17からT18にスキップし、サムネイルS17を取得する。次の検索ポイントT19ではサムネイルS18を選択する。
図7は、図4において次ページ480を選択した場合の映像選択画面の画面例を示している。なお、本画面例では、11時45分、11時50分、11時55分の近傍のサムネイルは存在するが(720、730、740)、12時00分の近傍のサムネイルが存在しない場合に、次の12時45分06秒のサムネイル(750)にスキップする場合を示している。11時55分17秒のサムネイルから12時45分06秒のサムネイルにスキップしているため、本例ではスキップを明示するために点線742、747をサムネイル間、時間位置間にそれぞれ表示している。
このように、スキップ処理により、検索ポイントがスキップすることでサムネイル間の間隔がインターバルの整数倍(2以上)程度に広がった場合、サムネイル間の間隔がインターバルの整数倍(2以上)程度に広がっていることがわかるように、検索結果のサムネイルを一覧表示する画面において、サムネイル間、サムネイルに関連する情報間に点線などの記号を挿入する。
なお、上記実施の形態では、サムネイル及びメタデータを指定する検索について説明したが、キーワードなど他のメタデータ指定とのAND検索を行う場合にも、他のメタデータ指定条件を満たし、かつ、検索ポイントに最も近い位置のサムネイルについて、上記スキップ処理により検索ポイントを動かしながらサムネイルを取得する。これにより、インターバルとして指定できる値も、サムネイルの時間間隔とは独立に指定することが可能となる。キーワードなどの他のメタデータ指定とのAND検索を行う場合にも、指定時間位置の近くに適切なサムネイルがあれば、それを取得することが可能となる。
さらに、スキップ処理により間隔があいている場合に、検索結果選択画面中に間隔あきを点線などで明示することで、一画面にサムネイルのリストを詰めて表示しながらも、どこでスキップ処理によりサムネイル間の間隔が大きくなっているか容易に知ることができ、携帯端末のように小さな画面においても、適切な検索結果選択画面を構成することが可能となる。
本発明の一実施形態である映像検索システムのシステム構成図を示す。 映像コンテンツ検索処理のフローチャートを示す。 図2のステップ150のスキップ処理の詳細を示すフローチャートである。 映像受信装置370の表示画面例を示す。 メタデータデータベース356のデータレコードの内容を示す図である。 検索処理時の動作例を示す。 スキップ処理を含む場合の映像受信装置の表示画面例を示す。
符号の説明
330:映像配信装置、370:映像受信装置、335:送受信部、340:制御部、350:入出力部、352:映像蓄積装置、354:サムネイル蓄積装置、356:メタデータデータベース

Claims (3)

  1. 映像コンテンツを検索する映像検索システムにおいて、
    検索対象の映像コンテンツを蓄積する映像蓄積部と、
    該蓄積された映像コンテンツに対応し、当該映像コンテンツにおいて一定間隔で取得されていないサムネイルを蓄積するサムネイル蓄積部と、
    映像コンテンツの検索に用いる検索パラメータであって検索開始時間、検索インターバルおよび当該映像コンテンツに対するサムネイルの指定取得数を含む検索パラメータを受信する送受信部と、
    前記検索開始時間及び検索インターバルに基づいて設定された検索ポイントに対して、時間的に最も近いサムネイルを取得し、前記設定された検索ポイントの次の検索ポイントにおいて時間的に最も近いサムネイルが、前記設定された検索ポイントにおいて取得されたサムネイルと同じであるか否かを判断し、前記2つのサムネイルが同じ場合は、前記次の検索ポイントにおいて時間的に最も近いサムネイルの次のサムネイルまでの間隔と、前記検索インターバルとを比較し、前記次のサムネイルまでの間隔の方が大きい場合には、前記次のサムネイルの直前の検索ポイントに対して、時間的に最も近いサムネイルを取得し、前記次のサムネイルまでの間隔の方が小さい場合には、前記検索ポイントから前記検索インターバル分次の検索ポイントに対して、時間的に最も近いサムネイルを取得し、前記判断および前記比較を前記指定取得数分繰り返すことで、前記映像蓄積部に蓄積された映像コンテンツのサムネイルを取得する制御部とを備えることを特徴とする映像検索システム。
  2. 前記制御部は、
    前記設定された検索ポイントに対して、時間的に最も近いサムネイルを取得し、
    前記設定された検索ポイントの次の検索ポイントにおいて時間的に最も近いサムネイルが、前記設定された検索ポイントにおいて取得されたサムネイルと同じであるか否かを判断し、
    前記2つのサムネイルが異なる場合は、前記設定された検索ポイントにおいて取得されたサムネイルを、前記検索結果リストに格納することを特徴とする請求項1記載の映像検索システム。
  3. 検索対象の映像を撮影する映像取得装置と、該映像取得装置とネットワーク経由で接続され、前記撮影された映像を検索する映像配信装置と、該映像配信装置から送信された映像を表示する映像受信装置とを含む映像検索システムにおける映像検索方法であって、
    前記映像取得装置は、前記撮影した映像を前記映像配信装置に送信し、
    前記映像配信装置は、前記映像取得装置から送信された映像を蓄積し、
    前記映像配信装置は、前記送信された映像に対応、当該映像コンテンツにおいて一定間隔で取得されていないサムネイルを蓄積し、
    前記映像受信装置は、映像の検索に用いる検索パラメータを前記映像配信装置に送信し、
    前記映像配信装置は、該受信した検索パラメータに含まれる検索開始時間及び検索インターバルをもとに、前記映像の検索に用いる検索ポイントを設定し、
    前記映像配信装置は、前記検索開始時間及び検索インターバルに基づいて設定された検索ポイントに対して、時間的に最も近いサムネイルを取得し、前記設定された検索ポイントの次の検索ポイントにおいて時間的に最も近いサムネイルが、前記設定された検索ポイントにおいて取得されたサムネイルと同じであるか否かを判断し、前記2つのサムネイルが同じ場合は、前記次の検索ポイントにおいて時間的に最も近いサムネイルの次のサムネイルまでの間隔と、前記検索インターバルとを比較し、前記次のサムネイルまでの間隔の方が大きい場合には、前記次のサムネイルの直前の検索ポイントに対して、時間的に最も近いサムネイルを取得し、前記次のサムネイルまでの間隔の方が小さい場合には、前記検索ポイントから前記検索インターバル分次の検索ポイントに対して、時間的に最も近いサムネイルを取得し、前記判断および前記比較を前記指定取得数分繰り返すことで、前記蓄積されたサムネイルを取得し、
    前記映像配信装置は、前記取得したサムネイルに関する情報を含む検索結果リストを、前記映像受信装置に送信し、
    前記映像受信装置は、該送信された検索結果リストをもとに、前記映像のサムネイルを表示することを特徴とする映像検索方法。
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