JP4389441B2 - 薄形積層トランスの製造方法 - Google Patents

薄形積層トランスの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器、主として通信装置などに使用される薄形電源に搭載されるスイッチング電源用の薄形積層トランスの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報通信インフラ網が大きく進展する中で消費電力の増大が社会的問題となってきている。特に通信装置は小形化と消費電力の低減要請とに応えるため、給電方式は集中給電から分散給電へと推移しており、現在ではこれらの電源部には小形・薄形のオンボード電源が多く使用されている。一方、LSIの高速化に伴う大電流化と消費電力削減のための低電圧化が急速に進展しており、これらLSIを駆動するオンボード電源も低電圧化/大電流化対応が求められている。
【0003】
そしてこれら薄形オンボード電源はさらなる小形化手段としてスイッチング周波数をより高い周波数で駆動する傾向にある。特に電源部の主要構成部品であるトランスにおいては高周波駆動に適した低損失、低ノイズでかつ小形で安価な面実装タイプの薄形トランスが求められている。これらの電源の開発ニーズに対応するため、積層タイプのコイルを使用した薄形トランスが多く提案されている。
【0004】
従来の薄形トランスとしては、特許文献1に示すようなコイルベースを使用しないで積層した構成のものが最も一般的である。
【0005】
これら、従来技術を参考にして1次、2次巻線を複数個以上に分割して他積層とした場合に考えられる従来例を図7〜図13に示す。
【0006】
以下、一般的な従来の薄形積層トランスを図7〜図13を使って説明する。図7は従来の薄形トランスの組立構成を示す分解斜視図、図8(a)、図8(b)は従来の絶縁シートの準備段階での構成断面図、図9(a)〜(d)は従来の薄形積層トランスにおけるコイルの積層工程を説明する構成断面図、図10は多層積層コイルの積層完了状態を示す構成断面図、図11は多層積層コイルの完成状態を示す構成断面図、図12は従来の薄形トランスの完成状態を示す構成断面図、また図13は図7の従来の薄形トランスの積層構成を示した断面図である。図7において1は薄板状コイル、1aは1次コイル、1bは2次コイル、2は絶縁シート、3はコイル引出し部、11は接着剤、12は磁心を示しており、図7に示すように絶縁シート2、薄板状の2次コイル1b、絶縁シート2、薄板状の1次コイル1a、絶縁シート2、薄板状の2次コイル1b、絶縁シート2、薄板状の1次コイル1a、絶縁シート2と順次、積層して多層積層コイルを完成させる。こうして完成した多層積層コイルの上下面に磁心12と多層積層コイルの固着用として接着剤11を適量塗布する。最後に上下から、磁心12を組み込み、薄形積層トランスとして完成させるものである。
【0007】
次に図8〜図13を用いてもう少し、具体的に従来例の説明をする。まず、図8(a)に示すように片面のみに粘着層2aを介してキャリアシート6を貼り付けた片面粘着付き構成のものと図8(b)に示すように片面に粘着層2aを介してキャリアシート6を貼り付け、さらに他方の面に粘着層2aを介してセパレータ5を貼り付けた両面粘着層付き構成のものを予め所定形状に加工して準備しておく。次に図8(a)で準備した片面粘着層2a付きの絶縁シート2をキャリアシート6から分離して図9(a)に示すようにコイル積層治具4の上にまず、配置してやり、その上に薄板状2次コイル1bを積層してやる。さらに図8(b)で準備した両面粘着層2a付きの絶縁シート2はセパレータ5を貼り付けた状態のまま、キャリアシート6から分離して積層してやる。この時上下の絶縁シート2とセパレータ5は同一形状に成型されている。
【0008】
次に図9(b)に示すようにセパレータ5を絶縁シート2より分離してやり、図9(c)に示すようにその上に薄板状1次コイル1aを積層してやる。さらに前工程と同じくキャリアシート6から分離した状態のセパレータ5付きの両面粘着層付きの絶縁シート2を薄板状1次コイル1aの上に貼り付け図9(d)に示すようにセパレータ5を絶縁シート2より分離してやる。
【0009】
この工程を繰り返して図10に示すように絶縁シート2、2次コイル1b、絶縁シート2、1次コイル1a、絶縁シート2、2次コイル1b、絶縁シート2、1次コイル1a、絶縁シート2、と順次積層していき、図11に示すような多層積層コイル10を完成させることができる。次に図12で示すように完成した多層積層コイル10の上下面に磁心12と積層コイルの固着用として接着剤11を適量塗布する。最後に上下から、磁心12を組み込み、薄形トランスとして完成させるものである。
【0010】
またコイルと端子の接続はトランス完成後、図13に示すように本体基板15上に設けられた端子13に接続部14において半田付け、溶接などの方法で接続する。
【0011】
【特許文献1】
特開平5−6829号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、絶縁シート2とセパレータ5の形状が同サイズのため、つかむところがないために図9(a)の剥がし始め部Xをピンセットのような先が鋭利になっているもので絶縁シート2からセパレータ5を剥がすことから作業性が非常に悪く、また品質面においても絶縁シート2に傷を付けるなどの問題がある。
【0013】
さらに図7の構成では薄板状コイルの位置が固定されないまま積層していくことにより複数種類の薄板状コイルを積層する工程において他品種の薄板状コイルを誤挿入してしまったり、コア、コイル、絶縁紙の3相互の位置関係が安定しないために結果として図13に示すような1次〜2次コイル間の距離A、コイル〜磁心間の距離Bに大きなバラツキが生じることとなり、絶縁性能、電気性能が安定せず、量産化という点において大きな課題を有していた。
【0014】
本発明は、上記従来の課題を解決し、作業性のすぐれた、かつ、品質の安定した物作りができる薄形積層トランスの製造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、薄板状コイルを絶縁シートを介して交互に積層してなる多層積層コイルを用いた薄形積層トランスであって、前記絶縁シートは前記薄板状コイルとほぼ同形状に形成されるとともに、前記絶縁シートの両面に形成された粘着層と、前記絶縁シートの一方の面に前記粘着層を介して貼り付けられたキャリアシートと、前記絶縁シートの他方の面に前記粘着層を介して貼り付けられた前記絶縁シートとほぼ同形状に形成されたセパレータとからなり、前記絶縁シートの前記キャリアシート側を前記薄板状コイル上に貼り付ける際に、前記セパレータと前記絶縁シートとの間に段差部を有する構成としたものである。上記構成により、この段差部を利用すれば絶縁シートを傷付けることなく容易にセパレータが剥がせることとなる。
【0016】
また、薄板状コイルの引出し部に位置決め用の基準部を設けたものであり、この基準部を利用してコイル積層時の位置決めができるため、コイルの誤挿入、電気性能、絶縁性能のバラツキを低減できる。さらに薄板状コイルを絶縁シートを介して交互に積層してなる多層積層コイルを製造する工程において薄板状コイルの引出し部に設けた位置決め用の基準部を利用して積層する製造方法としたものであり、簡単な積層治具で高精度、高品質の多層積層コイルが効率よく、製造できる。
【0017】
この結果、作業性のすぐれた、かつ、品質の安定した物作りができる薄形積層トランスを提供することができるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、絶縁シートの両面に粘着層とセパレータとを順に形成した複数の絶縁セパレータと、複数の薄型状コイルと、第1第2の分割磁心とを備え、前記セパレータを前記粘着層から剥離して前記薄型状コイルに貼り付ける貼り付け工程と、この貼り付け工程を所定回数反復することにより前記薄型状コイルと前記絶縁シートとを積層した積層体を形成する積層工程と、前記積層体へ前記第1第2の分割磁心を組み込む組み立て工程とからなり、前記貼り付け工程における前記セパレータの剥離は前記絶縁シートの四隅には対称形の切り欠き部を設けたうえで行う構成としたので絶縁シートを傷付けることなく、容易にセパレータが剥がせることとなる。加えて段差部を前記絶縁シートの4角にそれぞれ形成したので形状が対称形となり、絶縁シート積層時の方向性がなくなるため、作業性が向上する。また、4角のうちのどこからでも剥がせることから、右利き、左利きのどちらでも同じ作業ができることとなり、製造工程編成も容易となる。
【0019】
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について図1(a)、(b)、図2(a)、(b)を用いて説明する。図1(a)、(b)は本発明の第1の実施の形態を示す薄形積層トランスの絶縁シートの準備段階での構成図、図2(a)、(b)は同コイルの積層状態を説明する構成図である。図1、図2において2は絶縁シート、2aは粘着層、5はセパレータ、6はキャリアシート、7は段差部を示している。図1において基本的な構成は従来例を示す図7〜図13と同じであり、従来例と大きく異なる点は、前記セパレータ5と前記絶縁シート2との間に段差部7を設けた点である。以下、図1、図2を用いて順次、説明する。
【0020】
薄形トランスの多層積層コイル10の完成に必要とするのは絶縁シートのみであり積層段階においてキャリアシート6とセパレータ5を粘着層2a付き絶縁シート2より分離する必要がある。そこで図1(a)、(b)に示すようにセパレータ5と絶縁シート2はほぼ同一形状に形成しているがセパレータ5と絶縁シート2の間に段差7を設けた構成としている。次に図2(a)、(b)に示すようにコイル積層治具4での積層工程でセパレータ5を絶縁シート2より分離してやる。このときセパレータ5と絶縁シート2との段差部7の剥がし始め部X部をピンセットなどで剥がしてやる。以上のように段差部7を利用してセパレータ5の剥がし始め部としたことで絶縁シート2を傷付けることなく簡単に剥がせることができ、作業効率の向上はもとより品質面においても安定した品質を造り出すことが実現できる。
【0021】
(実施の形態2)
次に本発明の第2の実施の形態について図3(a)、図3(b)を用いて説明する。図3(a)、図3(b)は本発明の第2の実施の形態を示す薄形積層トランスの絶縁シートの準備段階での構成図である。基本的な構成は本発明の第1の実施の形態を示す図1(a)、図1(b)と同じであるが大きく異なる点はセパレータ5と絶縁シート2との段差部7を4角に設けた点である。図3に示すように段差部7を4角に設けたので絶縁シート2とセパレータ5を一体化した状態で形状が上下左右対称形となり、絶縁シート積層時の方向性がなくなる。このため、積層作業性が向上する。また、4角のうちのどの方向からでも剥がせることから、右利き、左利きのどちらでも区分なく同じ作業ができることとなり、製造工程編成も容易となる。
【0022】
(実施の形態3)
次に本発明の第3の実施の形態について図4、図5、図6を用いて説明する。
【0023】
図4(a)は本発明の第3の実施の形態を示すコイルの積層状態を説明する上面図、図4(b)は同剥離の状態を示す断面図である。図5(a)、(b)、(c)は基準穴の形状を示した図、図6(a)、(b)は本発明の第3の実施の別の形態を示す同一コイル形状で引出し部の位置が異なるコイルにおいて基準部の位置をズラしたことを示した図である。図4(a)、(b)において基本的な積層方法は本発明の第1の実施の形態を示す図2(a)、(b)と同じであるが大きく異なる点は図4(a)、(b)に示すように段差部7を薄板状2次コイル1bのない部分8に設けた点、セパレータ5の中心部に向け切り込み9を設けた点、薄板状2次コイル1bの引出し部3にコイルの位置決め用の基準用穴3aを設けた点である。図4(a)、(b)に示すように切り込み9は絶縁シート2とセラミック5との段差部7からセパレータ5の中心部分に向かってセパレータ5そのものに直線状に切り込みを入れた構成にしたもので、その切り込み9の角度については任意に決定できるものである。
【0024】
また、図4(a)、(b)に示すように薄板状2次コイル1bの引出し部3に設けた基準用穴3aは、図5(a)、(b)、(c)に示す丸穴形状3b、および長丸穴形状3c、または切り欠け形状3dで形成するとともにコイル積層治具4はこの基準用穴3aと対応した位置に位置決めピン4aを埋め込んで構成している。図4(b)に示すように薄板状2次コイル1bの引出し部3に設けられた基準用穴3aをコイル積層治具4に埋め込まれた位置決めピン4aに挿入して積層し、その後、セパレータ5と一体となった絶縁シート2を積層、貼り付けた後、セパレータ5を絶縁シート2から剥がしていく。このとき、セパレータ5には段差部7の部分から中心部に向かって切り込み9を入れているため、切り込み9で分離されたセパレータ5の片側端をピンセットなどで挟んでやれば、非常に簡単にセパレータ5を剥がすことができることとなり、作業性が大きく向上する。
【0025】
図6(a)、(b)は同一コイル形状で引出し部の位置が異なる薄板状コイルの基準用穴3aのみをズラした事例を示すもので、薄板状コイル1を積層する際に積層治具上に各々の基準用穴3aに対応した位置決めピンを立ててやれば誤挿入などによるコイルズレを事前に防止することが可能である。
【0026】
以上、本発明の第3の実施の形態を示す図4(a)、(b)によれば、段差部7は薄板状2次コイル1bのない部分8に形成しているため、セパレータ5を剥がす際、ピンセットなどでもしも絶縁シート2に傷が付いた場合でも上下のコイル間の絶縁が維持できるため、より高安全化、高品質化を実現できる。
【0027】
また、段差部7より、前記セパレータ5の中心部に向かって切り込み9を入れたので非常に簡単にセパレータ5を剥がせることとなり、作業性が大きく向上する。
【0028】
さらに図5(a)、(b)、(c)、図6(a)、(b)によれば薄板状2次コイル1bの引出し部3には位置決め用の基準用穴3aを設けたのでこの基準用穴3aを利用してコイル積層時の位置決めができることとなり、電気性能、絶縁性能のバラツキを低減できるものである。
【0029】
また、基準部を貫通穴としたのでこの貫通穴に対応した位置に位置決めピン4aを立てるだけで簡単に位置決めができるコイル積層治具4を製作できる。
【0030】
さらに貫通穴の形状を簡単な丸穴形状3bとしたので位置決めピン4aの製作加工が容易となり、治具の製作費用も低減できる。
【0031】
また、貫通穴の形状を長丸穴形状3cとすることで位置決めピン4aの挿入が容易になり作業性が向上する。
【0032】
さらに基準部の形状を切り欠け形状3dとしたことで位置決めピン4aへの挿入する必要がなくせるので作業効率の向上ができる。
【0033】
上記内容に加えて、同一コイル形状で引出し部の位置が異なる薄板状コイルの基準用穴3aのみをズラした薄板状コイル1を積層する際に積層治具上に各々の基準用穴3aに対応した位置決めピンを立ててやれば誤挿入などによるコイルズレを事前に防止することが可能である。
【0034】
また、製造方法として薄板状コイル1を絶縁シート2を介して交互に積層してなる多層積層コイル10を製造する工程において薄板状コイル1の引出し部3に設けた位置決め用の基準用穴3aを利用して積層する製造方法としたので簡単な積層治具で高精度、高品質の多層積層コイルが効率よく、製造できる。
【0035】
なお、図示していないが、少なくともどちらか一方のコイル引出し部3において基準用穴3aの数を複数個設けてやれば、多点で位置決めできることとなり、コイルの位置決め寸法精度が大きく向上するものである。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、絶縁シートの両面に粘着層とセパレータとを順に形成した複数の絶縁セパレータと、複数の薄型状コイルと、第1第2の分割磁心とを備え、前記セパレータを前記粘着層から剥離して前記薄型状コイルに貼り付ける貼り付け工程と、この貼り付け工程を所定回数反復することにより前記薄型状コイルと前記絶縁シートとを積層した積層体を形成する積層工程と、前記積層体へ前記第1第2の分割磁心を組み込む組み立て工程とからなり、前記貼り付け工程における前記セパレータの剥離は前記絶縁シートの四隅には対称形の切り欠き部を設けたうえで行うことを特徴とすることにより絶縁シートを傷付けることなくセパレータを容易に剥がすことができる。また、段差部を前記絶縁シートの4角にそれぞれ形成したので形状が対称形となり、絶縁シート積層時の方向性がなくなるため、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)本発明の第1の実施の形態を示す薄形積層トランスの絶縁シートの準備段階での構成を示す上面図
(b)本発明の第1の実施の形態を示す薄形積層トランスの絶縁シートの準備段階での構成断面図
【図2】 (a)本発明の第1の実施の形態を示す薄形積層トランスの絶縁シートの積層状態を示す構成断面図
(b)本発明の第1の実施の形態を示す薄形積層トランスの絶縁シートの剥離時の状態を示す構成断面図
【図3】 (a)本発明の第2の実施の形態を示す薄形積層トランスの絶縁シートの準備段階での構成を示す上面図
(b)本発明の第2の実施の形態を示す薄形積層トランスの絶縁シートの準備段階での構成断面図
【図4】 (a)本発明の第3の実施の形態を示す薄形積層トランスの絶縁シートの積層時の構成を示す上面図
(b)本発明の第3の実施の形態を示す薄形積層トランスの絶縁シートの剥離の状態を示す構成断面図
【図5】 (a)薄板状コイルの基準部の丸穴形状を示す上面図
(b)薄板状コイルの基準部の長丸穴形状を示す上面図
(c)薄板状コイルの基準部の切り欠け形状を示す上面図
【図6】 (a)薄板状コイルの基準コイル形状を示す上面図
(b)薄板状コイルの基準コイルより引出し部が異なる位置にあり基準部の位置がズレた状態を示す上面図
【図7】 従来の薄形トランスの組立構成を示す分解斜視図
【図8】 (a)従来の絶縁シート(片面粘着)の準備段階での構成断面図
(b)従来の絶縁シート(両面粘着)の準備段階での構成断面図
【図9】 (a)従来の薄形トランスの積層工程による絶縁シートの準備段階での構成断面図
(b)従来の薄形トランスの積層工程による絶縁シートの剥離時の状態を示す構成断面図
(c)従来の薄形トランスの積層工程による絶縁シートの準備段階での構成断面図
(d)従来の薄形トランスの積層工程による絶縁シートの剥離時の状態を示す構成断面図
【図10】 多層積層コイルの積層完了状態を示す構成断面図
【図11】 多層積層コイルの完成状態を示す構成断面図
【図12】 従来の薄形トランスの完成状態を示す構成断面図
【図13】 従来の薄形トランスの積層構成を示す構成断面図
【符号の説明】
1 薄板状コイル
1a 1次コイル
1b 2次コイル
2 絶縁シート
2a 粘着層
3 コイル引出し部
3a 基準用穴
3b 丸穴形状
3c 長丸穴形状
3d 切り欠け形状
4 コイル積層治具
4a 位置決めピン
5 セパレータ
6 キャリアシート
7 段差部
8 薄形状コイルのない部分
9 切り込み
10 多層積層コイル
11 接着剤
12 磁心
13 端子
14 接続部
15 本体基板
A 1次〜2次コイル間距離
B コイル〜磁心間距離
X 剥がし始め部

Claims (1)

  1. 絶縁シートの両面に粘着層とセパレータとを順に形成した複数の絶縁セパレータと、複数の薄型状コイルと、第1第2の分割磁心とを備え、前記セパレータを前記粘着層から剥離して前記薄型状コイルに貼り付ける貼り付け工程と、この貼り付け工程を所定回数反復することにより前記薄型状コイルと前記絶縁シートとを積層した積層体を形成する積層工程と、前記積層体へ前記第1第2の分割磁心を組み込む組み立て工程とからなり、前記貼り付け工程における前記セパレータの剥離は前記絶縁シートの四隅には対称形の切り欠き部を設けたうえで行う薄型積層トランスの製造方法。
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