JP4389019B2 - トレイ型部品供給装置 - Google Patents

トレイ型部品供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4389019B2
JP4389019B2 JP2004171370A JP2004171370A JP4389019B2 JP 4389019 B2 JP4389019 B2 JP 4389019B2 JP 2004171370 A JP2004171370 A JP 2004171370A JP 2004171370 A JP2004171370 A JP 2004171370A JP 4389019 B2 JP4389019 B2 JP 4389019B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
height
per
parts
trays
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004171370A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005353752A (ja
Inventor
裕生 砂川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Machine Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2004171370A priority Critical patent/JP4389019B2/ja
Publication of JP2005353752A publication Critical patent/JP2005353752A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4389019B2 publication Critical patent/JP4389019B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本発明は、部品が収容された複数枚のトレイを段積みしたトレイ型部品供給装置に関する発明である。
従来のトレイ型部品供給装置は、例えば特許文献1(特開平11−121985号公報)に記載されているように、部品が収容されたトレイを載置した複数枚のパレットをマガジン内の複数段のスロット部に1枚ずつ収納し、部品実装工程時には、マガジンを上下動させて所望のパレットを部品供給ステージの高さに合わせた状態で、当該所望のパレットをマガジンから引き出して、当該所望のパレット上のトレイ内の部品を部品実装機の吸着ノズルでピックアップして基板に実装するようにしている。
この特許文献1のトレイ型部品供給装置は、パレット上にトレイを1枚のみ載置し、そのトレイ内の部品が全て無くなったら、そのトレイをパレットごとマガジンから引き出して新たなトレイ付きのパレットと交換するようにしている。パレットを交換する際には、部品実装作業を停止させるため、パレットの交換サイクルが短いと、部品実装作業の停止回数ひいては停止時間が増加して稼働率が低下する。
そこで、パレットの交換サイクルを長くするために、1枚のパレット上に複数枚のトレイを段積みし、その最上段のトレイ内の部品をピックアップして基板に実装し、当該最上段のトレイ内の部品が全て無くなったら、当該最上段のトレイを自動排出して、次段(次の最上段)のトレイ内の部品をピックアップして基板に実装するようにしたものがある。
この場合も、パレット上に段積みした全てのトレイが空(部品切れ)になると、パレットを交換する必要がある。このパレット交換のための部品実装作業の停止時間を短くするためには、部品切れになる前に、オペレータに部品切れ時期を予告して、補給準備をオペレータに促すようにすると良い。
この部品切れ時期を予告する公知技術として、特許文献2(特開平4−151900号公報)に記載されたものがある。このものは、オペレータがトレイ内の残り部品数を計数して、その計数データを手入力で制御装置に入力し、この入力データ等に基づいて部品切れまでの予想時間を自動的に算出するようにしている。
特開平11−121985号公報(第2頁〜第3頁等) 特開平4−151900号公報(第4頁〜第5頁等)
しかしながら、上記特許文献2の技術では、部品切れまでの予想時間を算出するのに必要な作業として、オペレータがトレイ内の残り部品数を計数して、そのデータを制御装置に手入力するようにしているため、オペレータによる残り部品数の数え間違いやデータ入力ミスが発生する可能性があり、人為的なエラーが発生する可能性がある。
そこで、本発明の第1の目的は、複数枚のトレイを段積みするタイプのトレイ型部品供給装置において、人為的なエラーを極力排除しながら残りのトレイの段積み数を自動的に算出できるようにすることであり、また、第2の目的は、人為的なエラーを極力排除しながら部品切れ時期を予測して予告できるようにすることである。
上記第1の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、部品が収容された複数枚のトレイを段積みし、その最上段のトレイ内の部品をピックアップして基板に実装し、当該最上段のトレイ内の部品が全て無くなったら、当該最上段のトレイを自動排出するトレイ型部品供給装置において、前記トレイの段積み高さを段積み高さ検出手段により検出し、検出した段積み高さとトレイ1枚当たりの高さと該トレイの上下重なり量とに基づいて該トレイの段積み数を段積み数算出手段により算出するようにしたものであり、その算出の際に、トレイ1枚当たりの高さとトレイ排出前後の段積み高さの差分に基づいてトレイの上下重なり量を算出するようにしたものである。
複数枚のトレイを段積みする場合、各トレイが上下に少しずつ重なり合うため、トレイの段積み高さHから段積み数Nを算出するには、トレイ1枚当たりの高さhの他に、トレイの上下重なり量dも考慮する必要がある。
従って、段積み数Nは、段積み高さH、トレイ1枚当たりの高さh、トレイの上下重なり量dを用いて次式により算出することができる。
N=(H−d)/(h−d)
本発明は、段積み高さHを検出することで、上式を用いて残りのトレイの段積み数Nを自動的に算出するものである。これにより、人為的なエラーを極力排除しながら残りのトレイの段積み数Nを自動的に算出することができる。
この場合、トレイ1枚当たりの高さhは、トレイの仕様によって一定の寸法に決まっているため、このデータを予め設定しておけば良い。また、トレイの上下重なり量dについてもトレイの仕様によって分かるため、予め上下重なり量dについても一定の値を設定するようにしても良いが、トレイ間にごみ等を噛み込んだ場合等には、トレイの上下重なり量dが変化することがある。
そこで、請求項1に係る発明では、トレイ1枚当たりの高さhとトレイ排出前後の段積み高さの差分に基づいてトレイの上下重なり量dを算出するようにしたものである。ここで、トレイ排出前の段積み高さをHa、トレイ排出後の段積み高さをHbとすると、トレイ排出前後の段積み高さの差分はHa−Hbとなる。このトレイ排出前後の段積み高さの差分(Ha−Hb)とトレイ1枚当たりの高さhとからトレイの上下重なり量dを次式により算出することができる。
d=h−(Ha−Hb)
上式を用いて、トレイの上下重なり量dを算出すれば、何等かの原因でトレイの上下重なり量dが変化しても、実際の上下重なり量dを精度良く算出することができる。
更に、前記第2の目的を達成するために、請求項のように、段積み数算出手段で算出した段積み数とトレイ1枚当たりの部品数と1部品当たりの生産時間とに基づいて段積みした全てのトレイ内の部品が無くなる部品切れ時期を部品切れ時期予測手段により予測し、予測した部品切れ時期を予告手段により予告するようにすると良い。この場合、オペレータがトレイ内の残り部品数を計数したり残り部品数を手入力するという作業を行わずに部品切れ時期を予測して予告できるため、人為的なエラーを極力排除しながら部品切れ時期を予測して予告できる。
この場合、1部品当たりの生産時間が既知の場合は、予め一定の値を設定するようにしても良いが、1部品当たりの生産時間が未知の場合は、請求項のように、基板1枚当たりの生産時間と基板1枚当たりの部品実装個数とに基づいて前記1部品当たりの生産時間を算出するようにしても良い。このようにすれば、1部品当たりの生産時間を自動的に算出して部品切れ時期を予測することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した3つの実施例1〜3を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図5に基づいて説明する。まず、図1に基づいてトレイ型部品供給装置全体の概略構成を説明する。トレイ型部品供給装置の本体箱11内にマガジン12が上下動可能に設けられている。このマガジン12は、図示はしないが、モータにより駆動される送りねじ機構によって上下方向に移動される。このマガジン12内には、複数枚のパレット13が複数段のスロット部(図示せず)に1枚ずつ収納され、各パレット13上には、それぞれ複数枚のトレイ14(図2参照)が段積みされている。
部品実装工程実行中は、送りねじ機構によってマガジン12を上下動させて所望のパレット13を部品供給ステージの高さに合わせた状態で、当該所望のパレット13をパレット出し入れ機構(図示せず)によってマガジン12からガイドレール16に沿って部品吸着位置まで引き出して、当該所望のパレット13上の最上段のトレイ14内の部品を部品実装機の吸着ノズル(図示せず)てピックアップして基板に実装する。そして、当該最上段のトレイ14内の部品が全て無くなったら、当該最上段のトレイ14を自動トレイ排出機構(図示せず)によって自動排出して、次段(次の最上段)のトレイ14内の部品をピックアップして基板に実装する。その後、最下段のトレイ14内の部品が全て無くなって部品切れの状態になったら、そのトレイ14が載せられたパレット13をマガジン12内に戻した上で、本体箱11の扉15を開放して空になったトレイ14が載せられたパレット13をマガジン12の後部開口から引き出して、新たなトレイ14が段積みされたパレット13と交換する。
本実施例1では、パレット13上のトレイ14の段積み高さHを検出する段積み高さ検出手段として、2つの透過型の光センサ17,18が同一高さ位置に設けられている。一方の光センサ17は、発光素子17aが本体箱11内に、受光素子17bがガイドレール16に光軸が水平となるように設置され、他方の光センサ18は、発光素子18aと受光素子18bが上記とは反対の位置関係に設置されている。これにより、2つの光センサ17,18が互いに相手側の受光素子17b,18bの光を誤検知しないようになっている。
また、2つの光センサ17,18は、本体箱11内に設置される発光素子17aと受光素子18bとの間隔が、ガイドレール16に設置される発光素子18aと受光素子17bとの間隔よりも狭く(又は広く)設定され、それによって、2つの光センサ17,18の光軸が平行ではなく、斜めになっている。このようにすれば、図3に示すように、パレット13上のトレイ14の段積み場所がどこであっても、2つの光センサ17,18の少なくとも1つの光軸がトレイ14と交差するようになり、トレイ14の段積み高さHを確実に検出できると共に、パレット13上のトレイ14の段積み場所の自由度を上げることができる。
パレット13上のトレイ14の段積み高さHを検出する場合は、送りねじ機構によってマガジン12を上下動させて、2つの光センサ17,18の出力信号を監視し、2つの光センサ17,18のいずれかがオン状態からオフ状態(又はオフ状態からオン状態)に切り替わった位置を最上段のトレイ14の上端位置として検出する。具体的には、送りねじ機構のモータの回転角を検出するエンコーダ(図示せず)の出力パルスのカウント値に基づいてパレット13の高さ位置を検出し、光センサ17,18によって最上段のトレイ14の上端位置を検出した時(以下「最上段トレイ上端検出時」という)に、その時点のエンコーダの出力パルスのカウント値に基づいてトレイ14の段積み高さHを検出する。
このトレイ14の段積み高さHは、次式により算出される。
段積み高さH=[最上段トレイ上端検出時の最上段のトレイ14の上端位置]
−[最上段トレイ上端検出時のパレット13の高さ位置]
ここで、[最上段トレイ上端検出時の最上段のトレイ14の上端位置]は、定位置に設置された光センサ17,18によって検出されるため、常に一定値となる。従って、[最上段トレイ上端検出時のパレット13の高さ位置]が判明すれば、段積み高さHが判明する。[最上段トレイ上端検出時のパレット13の高さ位置]は、最上段トレイ上端検出時のエンコーダの出力パルスのカウント値から判明するため、最上段トレイ上端検出時のエンコーダの出力パルスのカウント値からトレイ14の段積み高さHを算出することができる。
次に、トレイ14の段積み数Nの算出方法を説明する。図2に示すように、1枚のパレット13上に複数枚のトレイ14を段積みする場合、各トレイ14が上下に少しずつ重なり合うため、トレイ14の段積み高さHから段積み数Nを算出するには、トレイ1枚当たりの高さhの他に、トレイ14の上下重なり量dも考慮する必要がある。
従って、段積み数Nは、段積み高さH、トレイ1枚当たりの高さh、トレイ14の上下重なり量dを用いて次式により算出することができる。
N=(H−d)/(h−d) ……(1)
この場合、トレイ1枚当たりの高さhは、トレイ14の仕様によって一定の寸法に決まっているため、このデータを予め設定しておけば良い。また、トレイ14の上下重なり量dについてもトレイ14の仕様によって分かるため、予め上下重なり量dについても一定の値を設定するようにしても良いが、トレイ14間にごみ等を噛み込んだ場合等には、トレイ14の上下重なり量dが変化することがある。
そこで、本実施例1では、トレイ1枚当たりの高さhとトレイ排出前後の段積み高さの差分に基づいてトレイ14の上下重なり量dを算出するようにしている。具体的には、トレイ排出前の段積み高さをHa、トレイ排出後の段積み高さをHbとすると、トレイ排出前後の段積み高さの差分はHa−Hbとなる。このトレイ排出前後の段積み高さの差分(Ha−Hb)とトレイ1枚当たりの高さhとからトレイの上下重なり量dを次式により算出することができる。
d=h−(Ha−Hb) ……(2)
上式を用いて、トレイ14の上下重なり量dを算出すれば、何等かの原因でトレイ14の上下重なり量dが変化しても、実際の上下重なり量dを精度良く算出することができる。
更に、本実施例1では、上記(1)式により算出した段積み数Nとトレイ1枚当たりの部品数pと1部品当たりの生産時間tとに基づいて段積みした全てのトレイ14内の部品が無くなるまでの部品切れ時間(部品切れになるまでの稼働時間)を次式により予測する。 部品切れ時間=N×p×t ……(3)
ここで、最上段のトレイ14内の部品残数は、実装工程中に徐々に減少するため、実装工程中に最上段のトレイ14内からピックアップした部品数(使用済み部品数)をカウントしていき、パレット13上に段積みしたN段のトレイ14の当初の合計部品数(N×p)から使用済み部品数を減算した値をN段のトレイ14の合計部品残数とすれば良い。
N段のトレイ14の合計部品残数=N×p−使用済み部品数 ……(4)
このN段のトレイ14の合計部品残数を用いて部品切れ時間(部品切れになるまでの稼働時間)を予測する場合は、次式を用いれば良い。
部品切れ時間=(N×p−使用済み部品数)×t ……(5)
この場合、1部品当たりの生産時間tが既知の場合は、予め一定の値を設定するようにしても良いが、1部品当たりの生産時間tが未知の場合は、基板1枚当たりの生産時間Tと基板1枚当たりの部品実装個数nとに基づいて1部品当たりの生産時間tを次式により算出するようにしても良い。
t=T/n ……(6)
以上のようにして予測した部品切れ時間が所定時間以下になった時点で、部品切れの予告情報をディスプレイ等に表示したり、警告表示器に表示したり、ブザーを鳴動させたりして、オペレータに部品切れを予告する。尚、パレット13毎の部品切れ時間を予測する毎にパレット13毎の部品切れ時間をディスプレイ等に表示するようにしても良い。
以上説明したトレイ14の段積み数Nの算出と部品切れ時間の予測は、図4及び図5のルーチンによって実行される。以下、これら各ルーチンの処理内容を説明する。
図4のトレイ段積み数算出ルーチンは、トレイ型部品供給装置の制御装置(図示せず)によって部品実装工程中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいう段積み数算出手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まずステップ101で、トレイ14の自動排出後の最初の処理であるか否かを判定し、その判定結果が「No」であれば、ステップ104に進み、前記(1)式を用いてトレイ14の段積み高さH等から段積み数Nを算出する。この際、トレイ14の上下重なり量dは、前回のトレイ14の自動排出後に算出された上下重なり量dを用いる。但し、上下重なり量dがまだ1回も算出されていなければ、初期設定値(例えば3.0mm)を用いる。
一方、ステップ101で、トレイ14の自動排出後の最初の処理であると判定されれば、ステップ102に進み、トレイ排出前の段積み高さHaとトレイ排出後の段積み高さHbとの差分ΔH(=Ha−Hb)を算出する。この後、ステップ103に進み、トレイ1枚当たりの高さhとトレイ排出前後の段積み高さの差分ΔHを用いてトレイ14の上下重なり量dを算出する。
d=h−ΔH
この後、ステップ104に進み、現在の段積み高さH(=Hb)、トレイ1枚当たりの高さh、トレイ14の上下重なり量dを用いて段積み数Nを次式により算出する。
N=(H−d)/(h−d)
図5の部品切れ時間予測ルーチンは、トレイ型部品供給装置の制御装置(図示せず)によって部品実装工程中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいう部品切れ時期予測手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まずステップ201で、段積み数N、トレイ1枚当たりの部品数p、最上段のトレイ14内からピックアップした部品数(使用済み部品数)、1部品当たりの生産時間tを用いて、段積みした全てのトレイ14内の部品が無くなるまでの部品切れ時間(部品切れになるまでの稼働時間)を次式により算出する。
部品切れ時間=(N×p−使用済み部品数)×t
この後、ステップ202に進み、上記ステップ201で算出した部品切れ時間が所定時間以下であるか否かを判定し、所定時間以下でなければ、何もせずに本ルーチンを終了する。その後、部品切れ時間が所定時間以下になった時点で、ステップ203に進み、部品切れの予告情報をディスプレイに表示したり、警告表示器に表示したり、ブザーを鳴動させたりして、オペレータに部品切れを予告する。このステップ203の処理が特許請求の範囲でいう予告手段として機能する。
以上説明した本実施例1によれば、トレイ14の段積み高さHを検出して、トレイ14の段積み数Nを算出するようにしたので、人為的なエラーを極力排除しながらトレイ14の段積み数Nを自動的に算出することができる。
しかも、トレイ1枚当たりの高さhとトレイ排出前後の段積み高さの差分に基づいてトレイ14の上下重なり量dを算出するようにしたので、何等かの原因でトレイの上下重なり量dが変化しても、実際の上下重なり量dを精度良く算出することができる。
更に、本実施例1では、段積み数N、トレイ1枚当たりの部品数p、1部品当たりの生産時間t等を用いて段積みした全てのトレイ14内の部品が無くなるまでの部品切れ時間(部品切れになるまでの稼働時間)を算出するようにしたので、オペレータがトレイ14内の残り部品数を計数したり残り部品数を手入力するという作業を行わずに部品切れ時期を予測して予告でき、人為的なエラーを極力排除しながら部品切れ時期を予測して予告することができる。
尚、本実施例1では、光センサ17,18(段積み高さ検出手段)を2組設けたが、これを1組としても良い。
上記実施例1では、透過型の光センサ17,18を設けたが、図6及び図7に示す実施例2では、反射型の光センサ21を、マガジン12内に収納されたパレット13上のトレイ14の側面に対向する位置に設置すると共に、各トレイ14の側面の所定位置に、光センサ21から所定方向(例えば水平方向)に照射される光を反射する光反射部22をシールや切り欠き等により設け、該光センサ21がトレイ14の光反射部22で反射した光を受光することでON作動するようになっている。
そして、パレット13上のトレイ14の段積み数を検出する場合は、送りねじ機構によってマガジン12を上昇又は下降させて、各パレット13毎に光センサ21がONした回数をカウントすることで、各パレット13上のトレイ14の段積み数を検出し、この段積み数から部品切れ時間を計算して予告する。
図8に示す実施例3では、マガジン12の各パレット13を収容する各スロット部に、それぞれ圧力センサ23(重量測定手段)を設け、トレイ14を段積みしたパレット13の重量を圧力センサ23で検出するようにしている。この場合、予めパレット13の重量とトレイ1枚当たりの重量を計測してそれらのデータを制御装置のメモリに記憶しておくことで、圧力センサ23で検出した重量からパレット13の重量を差し引いてトレイ総重量を求め、このトレイ総重量をトレイ1枚当たりの重量で割り算することで、パレット13上のトレイ14の段積み数を算出し、この段積み数から部品切れ時間を計算して予告する。
実施例1のトレイ型部品供給装置の斜視図である。 実施例1のパレット上のトレイの段積み状態を説明する図である。 実施例1の2組の光センサの発光素子と受光素子の位置関係を説明する平面図である。 実施例1のトレイ段積み数算出ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1の部品切れ時間予測ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2のトレイ型部品供給装置の斜視図である。 実施例2のパレット上のトレイの段積み状態を説明する図である。 実施例3のトレイ型部品供給装置の斜視図である。
符号の説明
11…本体箱、12…マガジン、13…パレット、14…トレイ、15…扉、16…ガイドレール、7,18…光センサ(段積み高さ検出手段)、17a,18a…発光素子、17b,18b…受光素子、21…反射型の光センサ、22…光反射部、23…圧力センサ(重量測定手段)

Claims (3)

  1. 部品が収容された複数枚のトレイを段積みし、その最上段のトレイ内の部品をピックアップして基板に実装し、当該最上段のトレイ内の部品が全て無くなったら、当該最上段のトレイを自動排出するトレイ型部品供給装置において、
    前記トレイの段積み高さを検出する段積み高さ検出手段と、
    前記段積み高さ検出手段で検出した段積み高さとトレイ1枚当たりの高さと該トレイの上下重なり量とに基づいて該トレイの段積み数を算出する段積み数算出手段と
    を備え
    前記段積み数算出手段は、前記トレイ1枚当たりの高さとトレイ排出前後の段積み高さの差分に基づいて前記トレイの上下重なり量を算出する手段を備えていることを特徴とするトレイ型部品供給装置。
  2. 前記段積み数算出手段で算出した段積み数とトレイ1枚当たりの部品数と1部品当たりの生産時間とに基づいて段積みした全てのトレイ内の部品が無くなる部品切れ時期を予測する部品切れ時期予測手段と、
    前記部品切れ時期予測手段で予測した部品切れ時期を予告する予告手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載のトレイ型部品供給装置。
  3. 前記部品切れ時期予測手段は、基板1枚当たりの生産時間と基板1枚当たりの部品実装個数とに基づいて前記1部品当たりの生産時間を算出する手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトレイ型部品供給装置。
JP2004171370A 2004-06-09 2004-06-09 トレイ型部品供給装置 Active JP4389019B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004171370A JP4389019B2 (ja) 2004-06-09 2004-06-09 トレイ型部品供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004171370A JP4389019B2 (ja) 2004-06-09 2004-06-09 トレイ型部品供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005353752A JP2005353752A (ja) 2005-12-22
JP4389019B2 true JP4389019B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=35587970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004171370A Active JP4389019B2 (ja) 2004-06-09 2004-06-09 トレイ型部品供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4389019B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5751584B2 (ja) * 2011-06-22 2015-07-22 富士機械製造株式会社 電子部品実装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005353752A (ja) 2005-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3585490B2 (ja) マガジンの仕切り及びその中に配置された円板状対象物の割出し装置
WO2012029397A1 (ja) 紙葉類収納装置
CN110390768B (zh) 一种货物数量检测方法及自动售货机
CN104170541B (zh) 带式供料器的元件剩余数量管理装置
US20140090957A1 (en) Automatic analyzer
WO2020020338A1 (zh) 一种自动售货机
JP4389019B2 (ja) トレイ型部品供給装置
US6247693B1 (en) Bill feed-out device
JP4815853B2 (ja) トレイ供給装置
US20190012869A1 (en) Cash box having a storage area for storing notes of value
US8321881B2 (en) Media processing device and control method for a media processing device
JPH07249139A (ja) 棒金放出機
WO2004095902A1 (ja) 部品管理装置
KR101752673B1 (ko) 정제 센서를 포함하는 정제 카세트 베이스 및 그 정제자동분배기
CN210155761U (zh) 具有提示组件的自动售货机
JP4930884B2 (ja) トレイ型部品供給装置
JPH09326075A (ja) 自動販売機
CN107585669B (zh) 乘客传送设备和乘客传送设备的梯级的异常检测装置
JP4360636B2 (ja) 円板送り出し装置
JP3078708B2 (ja) 紙幣スタッカにおける紙幣収納量検出機構
JP5277443B2 (ja) 紙幣処理装置
JP5037053B2 (ja) 硬貨払出し装置
JP2001199508A (ja) 物品収納装置
CN220085450U (zh) 一种设备盒发放机
JP4209243B2 (ja) 部品残数管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090909

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090909

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4389019

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131016

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250