JP4388920B2 - 不正防止部材の取付構造 - Google Patents

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本発明は、遊技盤面に配置されるガイドレールの前端縁とこれと対向する透明板保持枠の透明板裏面との間の隙間から行なわれる不正行為を防止する不正防止部材の取付構造に関するものである。
従来、遊技機の一種であるパチンコ遊技機は、内枠に配設した遊技盤の前面に遊技部を囲うようにして外側のガイドレールと内側のガイドレールとが渦巻状に敷設されている。遊技部には、例えば障害釘、風車、一般入賞口、大型の入賞装置等の盤面部品が装着される。また、前記内枠の前面には遊技盤の前面を覆うようにして透明板保持枠が開閉自在に軸装される。該透明板保持枠は遊技部が臨む窓開口を有し、該窓開口に該窓開口を塞ぐようにして前後一対の透明板が装着されている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平6−80475号公報(第4−5頁、図2)
ところで、前記特許文献1のパチンコ遊技機にあっては、透明板保持枠を閉めたとき、透明板の裏面と外側・内側のガイドレールの前端縁との間に僅かな隙間が生じる。そこで、パチンコ遊技機の前側からピアノ線または「セル板」と称される合成樹脂製の薄い帯板等の不正具を下部球受皿の球排出口を介して溢れ球通路、ファール球排出通路内に這わせ、更に、前記透明板の裏面と内側のガイドレールの前端縁との間の隙間から前記不正具を遊技部に侵入させる。そして、例えば故意に入賞装置の球入口を開閉する開閉扉を開いたり一般入賞口へ遊技球を誘導させたりして不正に多くの賞球を得るといった不正行為が行なわれている。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、透明板の裏面と外側・内側のガイドレールの前端縁との間の隙間を塞ぐようにして不正具の侵入を防ぎ、その隙間から行なわれる不正行為を未然に防止するようにし、しかも、ガイドレールにはしっかりと取着され容易に外れないようにした不正防止部材の取付構造を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため本発明に係る不正防止部材の取付構造は、可撓性を有する弾性部材によって細長状に成形され内枠に配設した遊技盤前面のガイドレールの前端部に所定の範囲に亘り取着する不正防止部材の取付構造であって、前記不正防止部材は、後端側部の長手方向に沿って設けられ前記ガイドレールの前端部が嵌入する切込み溝を後端面に凹設した取付条部と、前端側部の長手方向に沿って設けられ前記内枠の前面に軸着した透明板保持枠を閉めたとき該透明板保持枠に装着された透明板の裏面に圧接する押圧条部とを備え、前記押圧条部はその長手方向に対し直交する面における断面形状が中空パイプ状をなし、前記切込み溝の内面に該切込み溝の溝幅が広がるような段部を設け、一方、前記ガイドレールにはその前端部に前記段部に係合し得る突部を設け、前記切込み溝に前記ガイドレールの前端部を嵌入すると共に前記段部に前記突部を係合させるようにした構成からなる。
また、前記ガイドレールにおける前記遊技盤に開設されたアウト球口に対応する部位に、前記ガイドレールの前端縁に設けられた一対の切欠部に挟まれるようにして下方へ窪む誘導面部が成形され、前記両切欠部間では前記誘導面部の前端部が前記切込み溝から外れて前記不正防止部材の下側に位置し該不正防止部材が前記誘導面部により下方から支持される。
前記段部は前記切込み溝全体に連続して設けられることが好ましい。
請求項1記載の不正防止部材の取付構造は、不正防止部材の切込み溝にガイドレールの前端部を嵌入すると共に段部に該ガイドレールの突部を係合させることにより不正防止部材をガイドレールの前端部に取着するようにしたので、透明板保持枠を閉めたとき透明板の裏面に押圧条部が圧接してガイドレールの前端縁と透明板の裏面との間の隙間を密閉状に塞ぐ。これにより、前記隙間を介して遊技部に不正具を侵入させようとしても不正防止部材により阻まれ、前記隙間を介して行われる不正行為が未然に防止されるという効果がある。
この際、前記透明板と対向する前端側部の押圧条部をその長手方向に対し直交する面における断面形状が中空パイプ状となるように成形すれば、その押圧条部の弾発力が増して透明板の裏面に対する圧接力が高められ、不正防止効果が向上する。
また、不正防止部材の切込み溝に段部を設け、ガイドレールの前端部に該段部に係合する突部を設けるようにしたので、不正防止部材がガイドレールにしっかりと取り付けられ取付状態が安定する。よって、例えばパチンコホールで営業終了後に前記遊技盤面及びガイドレールをブラシにより掃除した際、前記ブラシによって不正防止部材がガイドレールから外れてしまうといった不具合が生ずることはない。
また、前記ガイドレールにおける前記遊技盤に開設されたアウト球口に対応する部位に、ガイドレールの前端縁に設けられた一対の切欠部に挟まれるようにして下方へ窪む誘導面部が成形され、両切欠部間では誘導面部の前端部が切込み溝から外れて不正防止部材の下側に位置し該不正防止部材が誘導面部により下方から支持されるので、この間にあっても透明板裏面への圧接力が低下するようなことはなく、他の部位と同様に不正防止機能が確保される。
請求項2記載の不正防止部材の取付構造は、段部を切込み溝全体に連続して設けるようにしているので、ガイドレール側の突部はその前端部であればどこでも前記段部に係合することになり、突部の位置決めが簡単になる。
以下、本発明に係る不正防止部材の取付構造の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、本発明はパチンコ遊技機、アレンジボール機または雀球遊技機等の遊技機に適用されるが、その内、その一例としてパチンコ遊技機について説明する。図1は本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図、図2は同透明板保持枠及び前板を開いた状態の斜視図である。
パチンコ遊技機Pは、縦長方形状の外枠1の前側に内枠2が開閉自在に装着され、該内枠2に遊技盤3が配設されている。遊技盤3の前面に、外側・内側のガイドレール4a,4bが渦巻状に敷設して配置され、外側・内側のガイドレール4a,4bにより囲まれて遊技部3aが成形されている。
前記遊技部3aには、遊技部3aを流下する遊技球の流れ方向をランダムに変化させ興趣のあるゲーム性を与える多くの障害釘5aや風車5b、一回の入賞により所定個数(例えば、13個)の賞球が払い出される一般入賞口6、一度に多くの入賞球が発生し沢山の賞球が得られる大型の入賞装置7等の所謂盤面部品が配置される。遊技部3aの下部には内側のガイドレール4bに接するようにしてアウト球口8が開設されている。内枠2であって遊技盤3の下部前面には、その一側に打球発射レール9が装着され、また、その先端がファール球排出口10を介して前記外側のガイドレール4aの始端部と連なっている。打球発射レール9の発射部9aには、発射装置に組み込まれた打球槌11の先端が臨むようになっている。
一方、前記内枠2の前側に遊技盤3の前面を覆う透明板保持枠12が開閉自在に軸着される。該透明板保持枠12は、その中央に前記遊技盤3前面の遊技部3aが臨む窓開口13が開設され、該窓開口13に一対の合成樹脂製の透明板14が装着される。なお、該透明板14はガラス製であっても良い。透明板保持枠12の下方に前板15が開閉自在に装着される。この前板15の前面には、前記打球発射レール9の発射部9aに供給される賞球または貸し球としての遊技球を貯留するための上部球受皿16が装着される。
また、前記内枠2の下端部前面に前記上部球受皿16から溢れる遊技球を貯留するための下部球受皿17が装着される。該下部球受皿17の一側に灰皿18が取着され、他側には前記打球槌11による打球の発射力を調整するための操作ハンドル19が装着される。前記内枠2に開設され賞球または貸し球としての遊技球を上部球受皿16に払い出す球払出口20と上部球受皿16の溢れ球を下部球受皿17に排出する球排出口21とは溢れ球排出通路(図示せず。)により連なっており、しかも、前記ファール球排出口10はファール球排出通路(図示せず。)を介して前記溢れ球排出通路と連通している。
そこで、発射部9aから発射された打球は、外側のガイドレール4aと内側のガイドレール4bとの間の球飛走通路22を通って遊技部3aに打ち込まれることになる。その内、例えば一般入賞口6に打球が入賞すると、球払出装置(図示せず。)から所定量の賞球としての遊技球が払い出される。これら賞球は球払出口20を介して上部球受皿16に貯留される。一方、打ち出されても前記遊技部3aに到達しなかった遊技球は、ファール球として球飛走通路22を戻りファール球排出口10からファール球排出通路に落下し、溢れ球通路、球排出口21を介して下部球受皿17に排出される。
このように、球排出口21とファール球排出口10とは繋がっている。また、外側・内側のガイドレール4a,4bの前端縁とこれと対向する透明板保持枠12の透明板14裏面との間には僅かな隙間tが生じている。このため、例えば、パチンコ遊技機Pの前側からピアノ線またはセル板といった不正具を前記球排出口21内に挿入し、溢れ球通路、ファール球排出通路を介してファール球排出口10から上方へ這わせる。更に、前記内側のガイドレール4bの前端縁と透明板14の裏面との間の隙間tから不正具を遊技部3a内に侵入させて不正行為を行なうおそれがある。
そこで、本発明は、前記不正行為を防止すべく前記内側のガイドレール4bの前端部に不正防止部材23を取着するようにした。この不正防止部材23は、例えばゴムまたはエラストマー製であって可撓性があると共に比較的強い弾力性を有し、図3に示すように所定の長さを有し細長状に成形される。可撓性が有り所要の弾力性を有すれば、他の素材を用いて不正防止部材23を成形しても良い。そして、自然の状態で幅寸法が前記内側のガイドレール4bの前端縁と透明板14裏面との間の隙間tよりも長く設定される。ただ、不正防止部材23は内側のガイドレール4bに装着されるほか、外側のガイドレール4aに装着するようにしても良いことから、前記不正防止部材23はその幅寸法が、外側・内側のガイドレール4a,4bの一側面に沿って転動する遊技球の支障にならないような範囲で設定される。
また、図3に拡大して示すように不正防止部材23は、後端側部の長手方向に沿って内側のガイドレール4bの前端部が嵌入する取付条部24bが設けられ、前端側部の長手方向に沿って前記内枠2の前面に軸着した透明板保持枠12を閉めたとき該透明板保持枠12に装着された透明板14の裏面に圧接する押圧条部24aが設けられている。更に詳しく説明すると、前記後端側部である取付条部24bは、後端面に内側のガイドレール4bの前端部が嵌入する切込み溝25が凹設される。そして、該切込み溝25の内面一側に該切込み溝25の溝幅が広がるような段部26が設けられる。この段部26に後記する内側のガイドレール4bに設けられた突部28が係合することになる。
一方、前記前端側部である押圧条部24aはその長手方向に対し直交する面における断面形状が中空円パイプ状に成形され、その外径寸法は、取付条部24bの厚み寸法よりも長く設定される。このように押圧条部24aを中空円パイプ状に成形したのは、透明板14の裏面に不正防止部材23を強く弾発的に圧接する必要があることからその弾発力を高めるためである。所要の弾力性が得られれば、押圧条部24aを中空円パイプ状にすることなく、中実成形するようにしても良い。
内側のガイドレール4bは遊技部3aを囲うように所定の長さ及び幅を有し、長手方向に沿った後端部に一定の間隔離して複数のレール釘27が取着されている。また、長手方向に沿った前端部に一定の間隔離して複数の突部28が設けられている。これら突部28はプレスにより成形される。また、遊技盤3のアウト球口8に対応する部位には、前記内側のガイドレール4bの前端縁に設けられた一対の切欠部30,30に挟まれるようにして下方へ窪む誘導面部29が成形されている。
前記段部26は切込み溝25の内面一側の全体に連続して設けるようにしても良く、前記内側のガイドレール4bの各突部28に対応する位置のみに設けるようにしても良い。段部26を切込み溝25の全体に連続して設けるようにすれば、内側のガイドレール4b側の各突部28はその前端部であればどこでも前記段部26に係合することになり、突部28の位置決めが簡単になる。しかも、この場合、不正防止部材23は押出成形できるので、製作が簡単であって製作コストも低廉になし得る。
このようにして成形される不正防止部材23は、図4に示すように内側のガイドレール4bの前側から不正防止部材23を宛がい、切込み溝25に内側のガイドレール4bの前端部を嵌入する。これにより、切込み溝25内の段部26に各突部28が係合して不正防止部材23が内側のガイドレール4bの前端部にしっかりと取着され、簡単に外れないようになる。また、図5に示すように前記内側のガイドレール4bの前記アウト球口8に対応する部位の両切欠部30,30間では、不正防止部材23が前記誘導面部29により下方から支持される。
本発明に係る不正防止部材の取付構造は上記構成からなり、例えば、透明板保持枠12を閉じた状態では、図6に示すように不正防止部材23の前端側の押圧条部24aが潰れたように変形して透明板14の裏面に圧接する。これにより、内側のガイドレール4bと透明板14の裏面との間の隙間tが隙間なくしっかりと塞がれる。この際、特に、不正防止部材23の押圧条部24aがその長手方向に沿って中空円パイプ状に成形されていることから、透明板14の裏面に圧接したときもその弾発力が増して圧接力が高められる。よって、図6に示すように前記隙間tを介して遊技部3aへ不正具Hを侵入させようとしても、不正防止部材23により阻まれ、前記隙間tを介して行なわれる不正行為が未然に防止される。
また、不正防止部材23を内側のガイドレール4bの前端部に取着した状態では、各突部28が段部26に係合するので、不正防止部材23が内側のガイドレール4bにしっかりと取り付けられ取付状態が安定する。
本発明においては、内側のガイドレール4bの下部3分の2の範囲に亘り不正防止部材23を装着するようにしたがこれに限られるものではなく、外側のガイドレール4aに前記と同様に複数の突部28を突設して取着しても良く、その範囲も自由に選択できる。所定範囲に亘りとは、不正行為を行なうため不正具Hが侵入するであろうとする範囲であって予め予測して決められる。よって、その範囲が時と共に変われば、その範囲を変更しても良い。
ここで、他の実施の形態に係る不正防止部材を説明する。図7(イ)の不正防止部材23aは、押圧条部24aの断面形状が菱形をなす中空パイプ状に成形されている。図7(ロ)の不正防止部材23bは、押圧条部24aの断面形状が正六角形をなす中空パイプ状に成形され、しかも、その先端面31が不正防止部材23bの短手方向に対し直交するように位置している。よって、このような構成とすることにより、透明板14の裏面にその先端面31が圧接することになり密閉性が強まる。
なお、前記中空状の断面形状は例示したものに限らず他の形状であっても良い。
図7(ハ)の不正防止部材23cは、押圧条部24aの断面形状が中空パイプ状ではなく、押圧条部24a先端に上下一対の突出片32,32が先端に向かて突設されている。また、両突出片32,32の先端には、対向する面が互いに対称となるように内側へ傾斜する傾斜面33,33が設けられる。この場合は、前記上下の傾斜面33,33が共に透明板14の裏面に圧接することとなるので、これにより透明板14裏面との接触面積が広くなり密閉性が高まる。
更に、図8に他の実施の形態に係る不正防止部材を示す。この不正防止部材23dは、構造的には前記本実施の形態で説明した不正防止部材23と何ら異なるところはない。よって、本実施の形態に係る不正防止部材23と同一部位は同一番号を附すことにより詳しい説明は省略する。
この不正防止部材23dは、塩化ビニル系の合成樹脂材であって、押圧条部24aが発泡樹脂成形され、取付条部24bが非発泡樹脂成形されている。そして、これらは同時に押出成形される。これは、例えば押圧条部24aを透明板保持枠12の透明板14裏面に長く押え付けていると、前記押圧条部24aの中空円パイプ状部が潰れたままとなって復元力すなわち本来の圧接力が弱まるおそれがある。そこで、前記押圧条部24aを発泡樹脂成形した。このように発泡樹脂成形することによって弾性復元力が増幅され、例えば図8に示すように長期に亘り使用された透明板保持枠12を開いたときも、それまで透明板14によって押され変形していた押圧条部24aの断面形状が元の円パイプ状に弾性復帰する。このように、弾性力の持続性に優れる。
以上のように、本発明は不正防止部材23,23a〜23dの切込み溝25に内側のガイドレール4bの前端部を嵌入すると共に段部26に該内側のガイドレール4bの突部28を係合させることにより不正防止部材23,23a〜23dを内側のガイドレール4bの前端部に取着するようにしたので、透明板保持枠12を閉めたとき透明板14の裏面に押圧条部24aが圧接して内側のガイドレール4bの前端縁と透明板14の裏面との間の隙間tを密閉状に塞ぐ。これにより、前記隙間tを介して遊技部に不正具Hを侵入させようとしても不正防止部材23,23a〜23dにより阻まれ、前記隙間tを介して行われる不正行為が未然に防止される。
また、不正防止部材23,23a〜23dの切込み溝25に段部26を設け、内側のガイドレール4bの前端部に該段部26に係合する突部28を設けるようにしたので、不正防止部材23,23a〜23dが内側のガイドレール4bにしっかりと取り付けられ取付状態が安定する。よって、例えばパチンコホールで営業終了後に前記遊技盤3面及びガイドレール4bをブラシにより掃除した際、前記ブラシにより不正防止部材23,23a〜23dが内側のガイドレール4bから外れてしまうといった不具合は生じない。
また、内側のガイドレール4bにおけるアウト球口8に対応する部位では、両切欠部30,30間において誘導面部29の前端部が切込み溝25から外れて不正防止部材23,23a〜23dの下側に位置し該不正防止部材23,23a〜23dが誘導面部29により下方から支持されるので、この間にあっても透明板14裏面への圧接力が低下するようなことはなく、他の部位と同様に不正防止機能が確保される。
本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図。 同透明板保持枠及び前板を開いた状態の斜視図。 内側のガイドレール及び不正防止部材の斜視図。 不正防止部材を取着した内側のガイドレール部位の側面断面図。 同内側のガイドレールの誘導面部部位の側面断面図。 不正防止部材の使用状態を示す要部の側面断面図。 (イ)(ロ)(ハ)は他の実施の形態に係る不正防止部材の横断面図。 他の実施の形態に係る不正防止部材の作用を示す要部の側面断面図。
符号の説明
2 内枠
3 遊技盤
4a 外側のガイドレール
4b 内側のガイドレール
12 透明板保持枠
14 透明板
23,23a〜23d 不正防止部材
24a 押圧条部
24b 取付条部
25 切込み溝
26 段部
28 突部
29 誘導面部
30 切欠部
P 遊技機(パチンコ遊技機)

Claims (2)

  1. 可撓性を有する弾性部材によって細長状に成形され内枠に配設した遊技盤前面のガイドレールの前端部に所定の範囲に亘り取着する不正防止部材の取付構造であって、
    前記不正防止部材は、後端側部の長手方向に沿って設けられ前記ガイドレールの前端部が嵌入する切込み溝を後端面に凹設した取付条部と、前端側部の長手方向に沿って設けられ前記内枠の前面に軸着した透明板保持枠を閉めたとき該透明板保持枠に装着された透明板の裏面に圧接する押圧条部とを備え、前記押圧条部はその長手方向に対し直交する面における断面形状が中空パイプ状をなし、前記切込み溝の内面に該切込み溝の溝幅が広がるような段部を設け、一方、前記ガイドレールにはその前端部に前記段部に係合し得る突部を設け、前記切込み溝に前記ガイドレールの前端部を嵌入すると共に前記段部に前記突部を係合させるようにし
    前記ガイドレールにおける前記遊技盤に開設されたアウト球口に対応する部位に、前記ガイドレールの前端縁に設けられた一対の切欠部に挟まれるようにして下方へ窪む誘導面部が成形され、前記両切欠部間では前記誘導面部の前端部が前記切込み溝から外れて前記不正防止部材の下側に位置し該不正防止部材が前記誘導面部により下方から支持されるようにした不正防止部材の取付構造。
  2. 前記段部は前記切込み溝全体に連続して設けられている請求項1記載の不正防止部材の取付構造。
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