JP4387407B2 - 半導体記憶装置の検査方法 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、半導体記憶装置の検査方法に関し、特に強誘電体を用いた半導体記憶装置の検査方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯用機器の普及、省エネルギの要請、廃棄物削減の要請などに伴い、電源を切っても記憶内容を保持できる不揮発性記憶装置の需要が高まっている。強誘電体キャパシタを用いた半導体記憶装置(FeRAM)は、低電圧動作、多数回書き換え可能な不揮発性記憶装置であり、論理回路と混載された集積回路装置などに広く利用されるようになっている。
【0003】
図6Aは、強誘電体キャパシタの構成を概略的に示す断面図である。下部電極101、上部電極102の間に強誘電体層105が挟持されて、強誘電体キャパシタを構成している。下部電極は例えばプレート線PLに接続され、上部電極は例えばスイッチングトランジスタを介してビット線BLに接続される。
【0004】
下部電極101に対して上部電極102に相対的に正極性のパルス電圧を印加すると、強誘電体層105に上向きの第1の分極状態S1が残る。逆極性のパルス電圧を印加すれば、強誘電体層105に下向きの第2の分極状態S2が残る。
【0005】
図6Bは、強誘電体層キャパシタのヒステリシス特性を示すグラフである。横軸は、下部電極101に印加する、上部電極を基準とした電圧である。縦軸は強誘電体層の分極P(電荷)を示す。印加電圧を走査すると矢印で示すように履歴特性(ヒステリシス)を伴って状態変化する。ヒステリシス曲線が電圧軸と交差する点の電圧が抗電圧Vcである。以下より詳細に説明する。いま、強誘電体層が分極S1の状態にあり、下部電極101に正極性のパルスVpを印加するとする。
【0006】
図6Cに示すように、下部電極の電圧の増加と共に、強誘電体層は矢印で示すように状態変化し、上向きの分極は減少し、さらに電圧を増加していくと下向きの分極が増加していく。ピーク電圧V1で状態T1となる。この間に、正電荷が下部電極に流入し、上部電極102からビット線BLに正電荷量Pが放出される。印加電圧の降下と共に、強誘電体層は状態T1から状態S2に変化する。この変化とともに上部電極102からビット線BLに負電荷量Paが放出される。
【0007】
図6Dは、分極状態S2の強誘電体キャパシタの下部電極に正極性のパルスVpを印加した時の状態変化を示す。パルス電圧の立ち上がりと共に、強誘電体キャパシタはS2からT1に状態変化し、上部電極102からビット線BLに正電荷量Uが放出される。パルス電圧が立ち下がると、強誘電体キャパシタはT1からS2に状態変化し、上部電極102からビット線BLに負電荷量Uaが放出される。
【0008】
図6Eは、分極状態S2の強誘電体キャパシタの下部電極に負極性のパルスVnを印加した時の状態変化を示す。負極性のパルス電圧Vnの立ち上がりと共に、強誘電体キャパシタはS2からT2に状態変化し、上部電極102はビット線BLに負電荷量Nを放出する。負極性のパルス電圧Vnの立ち下がりと共に、強誘電体キャパシタはT2からS1に状態変化し、上部電極102はビット線BLに正電荷量Naを放出する。
【0009】
図6Fは、分極状態S1の強誘電体キャパシタの下部電極に負極性のパルスVnを印加した時の状態変化を示す。負極性のパルス電圧の立ち上がりと共に、強誘電体キャパシタはS1からT2に状態変化し、上部電極102からビット線BLに負電荷量Dが放出される。負極性のパルス電圧が立ち下がると、強誘電体キャパシタはT2からS1に状態変化し、上部電極102からビット線BLに正電荷量Daが放出される。
【0010】
図7Aに示すように、強誘電体キャパシタにはインプリントと呼ばれる現象を示す。図において、横軸、縦軸は図6B同様下部電極の電圧、分極を示す。分極状態S1を保持し続けると、ヒステリシス特性がH0からH1に変化していく傾向がある。逆の分極状態S2を保持しつづけると、ヒステリシス特性が、H0からH1と逆方向のH2に変化していく傾向がある。
図7Bに示すように、分極状態S1を保持し続けて、ヒステリシス特性がH0からH1にインプリントされると、その後逆極性のS2を書き込んだ時、蓄積される分極量は分極量ΔP1減少してしまう。
【0011】
図7Cに示すように、分極状態S2を保持し続けて、ヒステリシス特性がH0からH2にインプリントされると、その後逆極性のS1を書き込んだ時、蓄積される分極量は分極量ΔP2減少してしまう。分極量が減少して読み出せなくなれば、記憶装置の機能が失われてしまう。
【0012】
図8Aは、2トランジスタ、2キャパシタ(2T/2C)のFeRAMのメモリセル構成例を示す。1つのFeRAMメモリセルは、2つの強誘電体キャパシタCx,Cyとそれぞれの強誘電体キャパシタの上部電極にドレイン電極が接続されたスイッチングトランジスタTx,Tyとを含む。2つのスイッチングトランジスタTx,Tyのソース電極はビット線BL,/BLに接続され、ゲート電極はワード線WLに共通に接続され、強誘電体キャパシタCx,Cyの下部電極は共通にプレート線PLに接続される。ビット線BL,/BL間にはセンスアンプSAが接続されている。
【0013】
強誘電体キャパシタCx,Cyには逆極性の情報を記憶する。例えば”1”を記憶する場合、強誘電体キャパシタCxに情報”1”を記憶し、強誘電体キャパシタCyには”0”を記憶する。読み出し時には、ビット線BLとビット線/BLの電圧差をセンスアンプSAが検出する。
【0014】
1トランジスタ、1キャパシタで1つのメモリセルを構成する1T/1C構成も用いられる。この場合、例えば右側のトランジスタと強誘電体キャパシタとの組合せが用いられ、左側のトランジスタと強誘電体キャパシタとの組合せの代わりにリファレンスセルが用いられる。識別可能な電荷量が半減するが、本質的な差はないので、以下2T/2Cを例にとって説明する。
【0015】
図8Bは、FeRAMの検査手順を示す。図8Cは、図8Bの手順に従って1つのFeRAMに含まれる2つの強誘電体キャパシタCx,Cyに印加されるパルス電圧とビット線に放出される電荷出力を示すダイアグラムである。なお、パルス電圧は上部電極を基準電圧とした時の下部電極に対する電圧で示す。
【0016】
まず、ステップST100で、第1データの書き込みが行われる。その後、同一データの読み出し、逆極性の第2データの書き込み、読み出しが行なわれるので、第1データを同一状態(SS)、第2データを逆極性状態(OS)と呼ぶ。
【0017】
図8Cの左側に示すように、まずキャパシタCx,Cyに正極性のパルス電圧Vpを印加し、両キャパシタを”0”の分極状態に揃える。続いてキャパシタCxには正極性のパルス電圧、キャパシタCyには負極性のパルス電圧を印加し、キャパシタCxに”1”を、キャパシタCyに”0”を書き込む。第1データ(SS)が記憶される。
【0018】
次のステップST110では、第1データ(SS)を書き込んだ両キャパシタを加熱状態、例えば150℃で長時間、例えば10時間放置する。記憶した情報の劣化が加熱状態で加速される。インプリントにともなうヒステリシスシフトが発生する可能性もある。その後、ステップST120で第1データ(SS)を読み出す。
【0019】
図8Cの中央左側に示すように、両キャパシタに正極性のパルス電圧を印加する。パルス電圧の立ち上がり時にキャパシタCxからは”0”に対応する正電荷U、キャパシタCyからは”1”に対応する正電荷Pがそれぞれのビット線に放出され、その差により記憶した第1データ(SS)を読み出す。読み出しにより記憶した情報は失われるので、読み出した情報に基づき、再びキャパシタCxには”0”、キャパシタCyには”1”を書き込む。分極が減磁していると、第1データが読み出せないこともある。第1データ(SS)の読み出しにより、リテンション特性が検査できる。
【0020】
ステップST130で逆極性の第2データ(OS)を書き込む。図8C中央右側に示すように、両キャパシタに正極性のパルス電圧Vpを印加して両キャパシタを”0”の分極状態に揃え、その後キャパシタCxには負極性のパルス電圧Vnを印加して”1”を書き込み、キャパシタCyには正極性のパルス電圧Vpを印加して”0”を書き込む。インプリントが生じている場合、記憶される分極は減少している。
【0021】
ステップST140で、書き込んだ第2データを一旦、例えば5秒、放置する。リラクゼーションや温度の安定化を行なわせ、インプリントの評価が甘くなることを防止する作用がある。
【0022】
次のステップST150で、第2データ(OS)の読出を行なう。図8C右側に示すように、両キャパシタに正極性のパルス電圧Vpを印加する。パルス電圧の立ち上がり時にキャパシタCxからは”1”に対応する正電荷P、キャパシタCyからは”0”に対応する正電荷Uがそれぞれのビット線に放出され、その差により記憶した第2データ(OS)を読み出す。読み出しにより記憶した情報は失われるので、読み出した情報に基づき、再びキャパシタCxには”1”、キャパシタCyには”0”を書き込む。
【0023】
第1データのインプリントにより、分極量が減少していると第2データが読み出せないこともある。第2データ(OS)の読み出しにより、インプリント特性が検査できる。ライフ評価を行なう時は、ステップST150からステップST100に戻り、同様の検査ステップを繰り返す。
【0024】
実際のFeRAMの検査においては、全メモリセルに対して欠陥の有無を判定するデバイス検査と、選択したメモリセルに対して読み出した電荷量を測定するモニタ検査とが行なわれる。
【0025】
図9Aは、デバイス検査とモニタ検査の条件をまとめて示す表である。デバイス検査とモニタ検査の電圧、温度、時間を各ステップごとに示す。デバイス検査の電圧は、全て動作電圧領域中の最小電圧で行なう。条件を厳しくして厳密に判定するためである。温度は、熱放置ステップST110は150℃、他のステップは高温である。放置時間は、熱放置ステップST110は10時間、ステップST140は5秒である。モニタ検査の電圧は、動作電圧領域の中心電圧である。温度は熱放置ステップST110では150℃、他のステップでは室温である。放置時間は、熱放置ステップST110は10時間、ステップST140は30秒である。デバイス検査、モニタ検査のそれぞれにおいて、データ書き込み、読み出しの工程の電圧、温度は一定である。
【0026】
FeRAMの構成、製造方法は、例えば引用により本願に取り込む、USP5,953,619に開示されている。FeRAMの検査方法は、例えば引用により本願に取り込む、USP6,008,659に開示されている。
【0027】
FeRAMで特に問題となるのは、インプリントの検査である。特開2001−67896号公報は、高温保存の前後で逆極性のデータの動作加減電圧を測定し、その差からインプリントの起き具合を検査することを提案する。特開2002−8397号公報は、第1データを最大動作電圧で書き込んで(実施例では所定のインプリントが起こる回数だけ書き込んで)インプリントを生じさせた後、逆極性の第2データの書き込み、放置、読み出しを行なってインプリントを反映した検査を行なうことを提案する。
【発明の開示】
【0028】
本発明の目的は、インプリント特性を短時間で評価できる半導体記憶装置の検査方法を提供することである。
本発明の1観点によれば、強誘電体キャパシタを用いた不揮発性メモリを有する半導体記憶装置の強誘電体キャパシタに対して、
(a)第1の分極状態を第1の書き込み電圧で書き込む工程と、
(b)前記第1の分極状態を熱放置する工程と、
(c)前記第1の分極状態を第1の読み出し電圧で読み出す工程と、
(d)前記工程(c)の後、前記第1の分極状態と逆の第2の分極状態を第2の書き込み電圧で書き込む工程と、
(e)前記第2の分極状態を放置する工程と、
(f)前記第2の分極状態を第2の読み出し電圧で読み出す工程と、
を含み、書き込み、読み出しの電圧、温度の少なくとも一方が工程により異なり、前記工程(a)、(b)、(c)でリテンション性能を検査し、引き続く前記工程(d)、(e)、(f)でインプリント性能を検査する半導体記憶装置の検査方法が提供される。
【0029】
本発明の他の観点によれば、強誘電体キャパシタを用いた不揮発性メモリを有する半導体記憶装置の強誘電体キャパシタに対して、第1の分極状態で放置した後、
(a)前記第1の分極状態と逆の第2の分極状態を書き込む工程と、
(b)前記第2の分極状態を放置する工程と、
(c)前記第2の分極状態を読み出す工程と、
を含み、前記工程(a)の温度または電圧が前記工程(c)の温度または電圧と異なる半導体記憶装置の検査方法が提供される。
【0030】
インプリントを大きく見せるか、加速することにより短時間でインプリント特性を評価できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0031】
まず、従来の検査方法で本発明者らがFeRAMデバイスのライフ評価を行なった結果を示す。
図9Bは、図8Bに示す検査フロ−を繰り返し行なって不良ビットのライフ評価を行なった結果を示すグラフである。横軸は積算時間を示し、縦軸はリテンション特性(SS)とインプリント特性(OS)の不良ビット数を示す。SS不良ビットは、504時間のライフ評価で1ビットも出ていなく、良好である。OS不良ビットは、短時間で1ビットあり、100時間を越える頃から増加し始め、504時間で5ビットになった。不良ビット数は極めて少ないのでインプリントの発生を検出するのに500時間以上もかかっている。インプリントが生じることが判明した場合、主に強誘電体層の製造プロセスを改善することになる。検出に500時間以上もかかると、フィードバックがなかなかかからず、開発時間が長くなり、開発コストも上がってしまう。
【0032】
図1は、強誘電体キャパシタを有する半導体記憶装置の検査方法のフローを示すフローチャートである。基本的には図8Bに示した検査方法と同様のSS書き込みステップST100、熱放置ステップST110、SS読み出しステップST120,OS書き込みステップST130、OS放置ステップST140,OS読み出しステップST150を含むが、データ書き込みとデータ読み出しの電圧、温度を変更してインプリントを大きく見せたり、加速することを試みた。
【0033】
図2は、OSの書き込み、読み出しの温度を代えた実験を説明する表とグラフである。図2Aは実験条件をまとめて示す表である。最上段に示すように、SS書き込みステップST100、OS書き込みステップST130、OS放置ステップST140、OS読み出しステップST150について説明する。SS書き込みステップST100は、従来の最低電圧、高温に代え、3.6V,室温(約25℃)で行なった。高電圧で書き込む方が強誘電体により強く癖をつけるであろうと期待したものである。熱放置ステップST110,SS読み出しステップST120は従来同様に行なった。
【0034】
OS書き込みステップST130は、2.7Vで、温度を−45℃、−5℃、25℃で行い、放置ステップST140は、15分と長めにし、85℃の高温で行い、OS読み出しステップST150は、2.7Vで温度を−45℃と85℃で行なった。書き込み温度、読み出し温度の組合せは、(−45℃、−45℃)、(−45℃、85℃)、(−5℃、85℃)、(25℃、85℃)の4種類である。−45℃は最低動作温度、85℃は最高動作温度である。
【0035】
図2Cは、強誘電体を低温にした時に期待されるヒステリシスの変化を示す。低温にするとヒステリシスは破線から実線で示すように変化し、横方向(電圧方向)に拡がる。高電圧Vcが高くなり、書き込みにくくなるであろう。
【0036】
図2Dは、強誘電体を高温にした時に期待されるヒステリシスの変化を示す。高温にするとヒステリシスは破線から実線で示すように変化し、縦方向(分極方向)が縮小する。分極が減少(減磁)することにより、読み出しにくくなるであろう。
【0037】
図2Bは実験結果を示す。−45℃で書き込み、読み出しを行った場合、欠陥ビット数は0であった。最低動作温度でも書き込み、読み出しが正常に行えると考えることができよう。ところが、読みだし温度を85℃に変更すると、欠陥ビット数は1471に増加した。インプリントが大きく見えたことになるのであろう。書き込み温度を−5℃に昇温すると欠陥ビット数は0となった。書き込み温度を25℃(室温)に昇温しても、欠陥ビット数は0であった。
【0038】
詳しい理由は不明であるが、OSを低温で書き込み、高温で読み出すと、インプリントが強調されて検出できると考えられる。デバイス検査の欠陥判定結果を説明したが、モニタ検査を行い、電荷量を検出すれば、書き込み温度、読みだし温度の温度差の影響がより明瞭となろう。この結果のみからは、90℃の温度差ではインプリントは大きく見えず、130℃の温度差ではインプリントが著しく大きく見えることになる。100℃以上の温度差が好ましいであろう。
【0039】
図1のステップST130,ST150をそれぞれ低温、高温で行なうのはこのようなインプリント強調効果を期待するものである。
図3は、OS書き込み後の放置を高温にし、放置時間を変化させた場合の実験を説明する表とグラフである。図3Aは実験条件をまとめて示す表である。SS書き込みステップST100は、電圧3.7V、室温(約25℃)で行なった。OS書き込みステップST130は2.6V、室温で行い、その後の放置ステップST140の放置時間を0、1,10,20,60(分)、90℃で行なった。OS読みだしステップST150は、2.6V、室温で行なった。
【0040】
図3Bは、OS放置時間依存性を示すグラフである。横軸はSS熱放置時間の積算値を示し、縦軸はOS読みだし時のキャパシタCxからの電荷量PとキャパシタCyからの電荷量Uの差を示す。OS放置時間0,1,10,20,60(分)の各サンプルについて、測定結果をプロットしてある。どの条件でも、熱放置時間の増加と共に、OS電荷量は減少している。OS電荷量の減少は、インプリントが進んでいることを示すと考えられる。
【0041】
図3Cは、熱放置時間が24時間の時のOS電荷量に対し、熱放置時間が1000時間の時のOS電荷量がどの程度減少したかの比率(OSレート)を%で示したグラフである。OS放置時間ごとにOSレートを示す。各サンプルでインプリントが発生すると考えられるステップST100,ST110は同一であるので、OSレートの絶対値が大きいほど、インプリントの影響が強く表れていると考えられる。OS放置時間が長くなると、OSレートの絶対値が大きくなる傾向が示されているが、OS放置時間が10分を越えると増加の傾向は飽和しているようである。
【0042】
インプリントを大きく見せるには、OS放置時間は10分以上にするとよいことが判る。なお、OS放置温度を最高温度85℃としているが、それより低い温度で放置した時は、放置時間をさらに長くすることが好ましいであろう。図1のステップST140の高温、10分以上はこのことを示す。
【0043】
図4は、OS書き込み電圧を変化させた時の実験を説明する表とグラフである。図4Aは、実験条件をまとめて示す表である。SS書き込みステップST100、OS読みだしステップST150は、図3Aと同様である。OS書き込みステップST130の書き込み電圧を2.2V、2.6V、3.0Vに変化させた。温度は室温である。さらに、OS放置ステップST140を20分と十分長くし、温度もさらに高く90℃とした。
【0044】
図4Bは、OS書き込み電圧依存性を示すグラフである。横軸はSS熱放置時間の積算値を示し、縦軸はOS読みだし時のキャパシタCxからの電荷量PとキャパシタCyからの電荷量Uの差を示す。OS書き込み電圧3.0V、2.6V、2.2Vの各サンプルについて、測定結果をプロットしてある。どの条件でも、熱放置時間の増加と共に、OS電荷量は減少している。OS電荷量の減少は、インプリントが進んでいることを示すと考えられる。
【0045】
図4Cは、熱放置時間が24時間の時のOS電荷量に対し、熱放置時間が1000時間の時のOS電荷量がどの程度減少したかの比率(OSレート)を%で示したグラフである。OS書き込み電圧ごとにOSレートを示す。各サンプルでインプリントが発生すると考えられるステップST100,ST110は同一であるので、OSレートの絶対値が大きいほど、インプリントの影響が強く表れていると考えられる。OS書き込み電圧が低くなると、OSレートの絶対値が大きくなる傾向が示されている。例えばOS書き込みは最低動作電圧で行うのが好ましいであろう。図1のステップST130の低電圧はこのことを示す。
【0046】
図5は、SS書き込み電圧を変化させた時の実験を説明する表とグラフである。図5Aは、実験条件をまとめて示す表である。SS書き込みステップST100の書き込み電圧を4.4V、3.7V、3.0Vと変化させた。温度は室温である。OS書き込みステップST130は、電圧2.6V、室温で行なった。即ち、SS書き込み電圧はSS読み出し電圧より高く設定した。OS放置ステップST140、OS読みだしステップST150は、図4Aと同様である。
【0047】
図5Bは、SS書き込み電圧依存性を示すグラフである。横軸はSS熱放置時間の積算値を示し、縦軸はOS読みだし時のキャパシタCxからの電荷量PとキャパシタCyからの電荷量Uの差を示す。SS書き込み電圧4.4V、3.7V、3.0Vの各サンプルについて、測定結果をプロットしてある。どの条件でも、熱放置時間の増加と共に、OS電荷量は減少している。OS電荷量の減少は、インプリントが進んでいることを示すと考えられる。
【0048】
図5Cは、熱放置時間が24時間の時のOS電荷量に対し、熱放置時間が1000時間の時のOS電荷量がどの程度減少したかの比率(OSレート)を%で示したグラフである。SS書き込み電圧ごとにOSレートを示す。OS書き込み、放置、読み出しは同条件なので、OSレートの絶対値が大きいほど、インプリントが強く発生していると考えられる。SS書き込み電圧が高くなると、OSレートの絶対値が大きくなる傾向が示されている。例えばSS書き込みは最高動作電圧で行うのが好ましいであろう。図1のステップST100の高電圧はこのことを示す。
【0049】
以上、実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組合せが可能なことは当業者に自明であろう。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】 図1は、 強誘電体キャパシタを有する半導体記憶装置の検査方法のフローを示すフローチャートである。
【図2】 図2A−2Dは、OSの書き込み、読み出しの温度を代えた実験を説明する表とグラフである。
【0051】
【図3】 図3A−3Cは、OS書き込み後の放置を高温にし、放置時間を変化させた場合の実験を説明する表とグラフである。
【図4】 図4A−4Cは、OS書き込み電圧を変化させた時の実験を説明する表とグラフである。
【0052】
【図5】 図5A−5Cは、SS書き込み電圧を変化させた時の実験を説明する表とグラフである。
【図6】 図6A−6Fは、強誘電体キャパシタを説明する断面図およびグラフである。
【0053】
【図7】 図7A−7Cは、強誘電体キャパシタのインプリントを説明するグラフである。
【図8】 図8A−8Cは、強誘電体キャパシタの検査を説明する等価回路図、フローチャート、ダイアグラムである。
【0054】
【図9】 図9A,9Bは、強誘電体キャパシタの検査方法を示す表、およびデバイス検査のライフ測定結果を示すグラフである。
【0055】
【符号の説明】
SS 同一分極状態
OS 逆極性分極状態
ST100 SS書き込みステップ
ST110 SS熱放置ステップ
ST120 SS読み出しステップ
ST130 OS書き込みステップ
ST140 OS放置ステップ
ST150 OS読み出しステップ
P 分極
V 電圧
Vp 正極性パルス電圧
Vn 負極性パルス電圧
101 下部電極
102 上部電極
105 強誘電体層
BL ビット線
WL ワード線
PL プレート線
Vc 抗電圧
Tx,Ty スイッチングトランジスタ
Cx,Cy 強誘電体キャパシタ
SA センスアンプ
Claims (10)
- 強誘電体キャパシタを用いた不揮発性メモリを有する半導体記憶装置の強誘電体キャパシタに対して、
(a)第1の分極状態を第1の書き込み電圧で書き込む工程と、
(b)前記第1の分極状態を熱放置する工程と、
(c)前記第1の分極状態を第1の読み出し電圧で読み出す工程と、
(d)前記工程(c)の後、前記第1の分極状態と逆の第2の分極状態を第2の書き込み電圧で書き込む工程と、
(e)前記第2の分極状態を放置する工程と、
(f)前記第2の分極状態を第2の読み出し電圧で読み出す工程と、
を含み、書き込み、読み出しの電圧、温度の少なくとも一方が工程により異なり、前記工程(a)、(b)、(c)でリテンション性能を検査し、引き続く前記工程(d)、(e)、(f)でインプリント性能を検査する半導体記憶装置の検査方法。 - 前記工程(d)の温度が前記工程(f)の温度より低い請求項1記載の半導体記憶装置の検査方法。
- 前記工程(d)の温度が前記工程(f)の温度より100℃以上低い請求項2記載の半導体記憶装置の検査方法。
- 前記第2の書き込み電圧が、前記第1の書き込み電圧より低い請求項1〜3のいずれか1項記載の半導体記憶装置の検査方法。
- 前記第1の書き込み電圧が、前記第1の読み出し電圧より高い請求項1〜3のいずれか1項記載の半導体記憶装置の検査方法。
- 前記工程(e)が、前記第2の分極状態を10分以上放置する請求項1〜3のいずれか1項記載の半導体記憶装置の製造方法。
- 強誘電体キャパシタを用いた不揮発性メモリを有する半導体記憶装置の強誘電体キャパシタに対して、第1の分極状態で放置した後、
(a)前記第1の分極状態と逆の第2の分極状態を書き込む工程と、
(b)前記第2の分極状態を放置する工程と、
(c)前記第2の分極状態を読み出す工程と、
を含み、前記工程(a)の温度または電圧が前記工程(c)の温度または電圧と異なる半導体記憶装置の検査方法。 - 前記工程(a)の温度または電圧が工程(c)の温度または電圧より低い請求項7記載の半導体記憶装置の検査方法。
- 前記工程(a)の温度が前記工程(c)の温度より100℃以上低い請求項8記載の半導体記憶装置の検査方法。
- 前記工程(b)が、10分以上の放置である請求項7〜9のいずれか1項記載の半導体記憶装置の検査方法。
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